世界的な障害が続く中、フェイスブックの株価も下落を続ける

Facebookの株価は米国時間10月4日、急落した。これは、Facebookが過去10年間で最悪の障害に見舞われたためだ。

株価は5%近く下落し、Facebookはサービス停止の原因を分析するための要素を整理し、投資家はサイトへの継続的なダメージがどのようなものかを計算しようとした結果、時価総額を数百億ドル(数兆円)減らした。Facebookの株価は2021年に急騰し、7月初旬には時価総額1兆ドル(約110兆円)に達したが、ここ数カ月は停滞しており、時価総額は9200億ドル(約102兆円)をわずかに下回っている。

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数時間から1日程度のダウンでも、一部のユーザーを競合サービスに移行させるには十分であり、現在、投資家は同社の株価が下落する中、この脅威を重く見ている。

画像クレジット:Jakub Porzycki/NurPhoto / Getty Images

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(文:Lucas Matney、翻訳:Katsuyuki Yasui)

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TechCrunch Japan

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