朝が嫌いな人は、マイクロソフトの新しいAndroid用アラームクロックアプリを大嫌いになる

Microsoft Garageは今日(米国時間1/21)、Android史上最も煩しいアラームクロックを公開した ― 特に、私のように朝が超苦手に人間にとっては。

Mimicker Alarmというこのアプリは、アラーム音を止めるために、特定の表情を真似する、アプリが決めたその日の色にマッチする物を写真に撮る、あるいは早口ことば(“All I want is a proper cup of coffee, made in a proper copper coffee pot”)を繰り返さなくてはいけない。

Mimicker-Alarm-games-screenshots

スヌーズボタンを押せば、5分間の猶予が与えられる。

30秒以内にゲームを完了できないと、アプリはあなたが二度寝したとみなしてアラームが再び鳴らし始める。

Microsoftはこのアプリを、機械学習システムのProject Oxfordを使ってデベロッパーに何ができるかを示す一例としてこのアプリを作った。サービスは驚くほどよくできていて、同社はこれを見せつけるべく少々奇妙な実験を行っている。例えば、第一号 ― a href=”http://how-old.net”>How-Old.net ― はMicrosoftのBuildカンファレンスで大きなヒットとなった。

「われわれはMimickerを使ってProject Oxfordの様々なAPIを紹介している」と、Project Oxfordのアプリ開発マネージャー、Allison Lightが今日の発表で言った。「Project Oxfordを使って簡単にユニークで面白いアプリを作りたかった。コードはすべてオープンソースなので、アラームアプリなら他のデベロッパーがコードを見て、われわれがどうAPIを使ったかがよくわかるだろうと思った」

Microsoftによると、「アプリの社内ベータテストでは、好意的なフィードバックがチームに寄せられている」。朝型の人間たちであることは間違いない。

なお、ゲームはいつでもオフにすることができ、普通のアラームクロックして伺うこともできる。でもそれの何が楽しいの?

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi / facebook

投稿者:

TechCrunch Japan

TechCrunchは2005年にシリコンバレーでスタートし、スタートアップ企業の紹介やインターネットの新しいプロダクトのレビュー、そして業界の重要なニュースを扱うテクノロジーメディアとして成長してきました。現在、米国を始め、欧州、アジア地域のテクノロジー業界の話題をカバーしています。そして、米国では2010年9月に世界的なオンラインメディア企業のAOLの傘下となりその運営が続けられています。 日本では2006年6月から翻訳版となるTechCrunch Japanが産声を上げてスタートしています。その後、日本でのオリジナル記事の投稿やイベントなどを開催しています。なお、TechCrunch Japanも2011年4月1日より米国と同様に米AOLの日本法人AOLオンライン・ジャパンにより運営されています。