Googleが今日(米国時間8/1)、Androidユーザーのための新しいセキュリティ機能を発表した。それは、そのユーザーのGoogleのアカウントに新しいデバイスが加わったら、今使っているAndroidデバイスに通知が来るのだ。その通知は、“Did you just sign in?”(今サインインされましたか?)、と尋ねる。そしてそれが不審な行為であれば、ユーザーはただちに対応できる。
まず、通知の画面にある“Review Account Activity”(アカウントの活動を調べる)をタップすると、最近そのアカウントで使われたデバイスの一覧が出る。そこには、使われたデバイスの種類、日時、位置、IPアドレス、そしてサインインに使われたブラウザーも表示される。
そして、そのアクセスが確かに自分のものなら、[YES, THAT WAS ME](はい、それは私でした)をタップし、誰かがパスワードを盗んでアクセスしたのなら、[NO, SECURE ACCOUNT](違います、アカウントを守ってください)をタップする。
デバイスの通知は、昨年からメールで行われている。しかしGoogleによれば、今回のようにデバイス本体のプッシュ通知を使った方が、ユーザーのアクションに結びつきやすい。実際に、メールのときよりも4倍多くのユーザーが情報を見ているそうだ。しかも通知はリアルタイムで送られるから、ユーザーは自分のアカウントを悪用される前にただちに対応できる。
Googleは今日、そのほかのセキュリティ機能として、二段階認証とシングルサインオンを導入した。でも、デバイスの通知は、これまでなかった機能だ。Appleには何年も前からこれと同じようなデバイス通知機能があり、不審なサインインや、最近かなり長くサインインしてない場合は、メールまたはプッシュ通知で知らせる。
この機能の全Androidユーザーへの展開には、二週間かかるそうだ。
〔訳注: まだ日本語化されていないので、訳文中の日本語メッセージは正規のものではありません。〕