噂では、AppleがTuriを買収したらしい。Turiは、同社自身の言葉によると、“デベロッパーとデータサイエンティストのための機械学習プラットホーム”だ。
Appleに問い合わせたら、同社が買収を確認するときの、昔からワンパターンの、あまり内容のない答が返ってきた:
“Appleは小さなテクノロジー企業をときどき買収するが、一般的に、その目的や計画については議論しない”。
Appleは買収の財務的条件についてもコメントしなかったが、Geekwireは2億ドル以上、と言っている。
AppleがAIや機械学習の分野で買収をするのは、これが初めてではない。2015年には、機械学習と画像認識のPerceptioを買収している。
Turiは、機械学習関連のプロダクトを作っているだけでなく、Data Science Summitというカンファレンスも主催している。その名のとおり、データサイエンスのカンファレンスだ。
Turiは、前の社名が“Dato”、さらにその前は“GraphLab”だったが、商標争いが原因で今年の7月に今の名前になった。
Turiは顧客たちに、同社のプロダクトが可利用なのは7月末まで、と通知していた。それが、買収のサインだったのだ。またTuriのブログは、今やロードしない。
しかしTuriのチームは、クパチーノのAppleの本社へ移るのではなく、シアトルにとどまるらしい。