CES 2017:GoProのリコールされたドローンは、粘着テープで修理可能

img_3262

昨年11月、GoProは同社のドローン製品Karmaを発売16日後にリコールした。バッテリーに問題があったためだ。CEO Nick Woodmanによると、粘着テープで修理できるらしい。

問題の原因はバッテリーが数ミリ飛び出してドローンの電源が遮断されることだったと、CESのTechCrunchのステージでWoodmanが語った。だから、まだドローンを送り返していないユーザーは(本誌の服従しない編集者、Matt Burnsはもちろんそう)、修理したければ電源が切れないようにするだけでよい。Burnsがバッテリーパックをテープで止めればいいかと尋ねたところ、どうやらそれでOKらしい。

「バッテリーが外れる機構的問題があるなら、バッテリーが数ミリメートル外れないようにする方法を見つければそれでいい」とWoodmanは壇上で言った。

ともあれ、Karmaドローンは〈今も〉リコール中であり、GoProは今年同機を再発売すると言っている。今回の騒ぎはGoProに壊滅的打撃を与えた。大切なホリデーシーズンを前に、看板ドローン製品を出荷できなくなったのだ。その結果と期待外れのホリデーシーズン売上があいまって、GoProは大きく株価を下げ上場企業としてよからぬ状態にある。

Woodmanにとってそれは、会社の目標をリセットし、少数の製品に集中せざるを得なくなったことを意味した。その一環として同社は従業員の15%をレイオフし、GoProで撮影した動画をスマートフォンに即座に転送できるツールを開発している。現在は分単位の時間がかかっている。

「GoProは成功している。公開株式としては成功していない」とWoodmanは言った。「ビジネス自体は非常に好調。みんなの期待に沿っていないだけだ。その違いは大きい」。

瞬間を切りとる新しい周辺機器が続々登場する今、これは致命的だ。一番はっきりとしたライバルはおそらくSnapchatのSpectaclesだろう。Woodmanは認知度が高まるのはいいことだと言ったが、直接的な脅威だとは認めていないようだ(明らかに脅威なのだが)。ドローンについてWoodmanは、ドローンに載った良いカメラを作ろうとしただけと言っている。

「ドローンを飛ばしたい人のための最先端技術を使ったドローンを作ろうとしたのではない。われわれが作ったのは、空中からスムーズな手持ち撮影がしたい人のための個人制作ソリューション」とWoodmanは話した。

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi / facebook

投稿者:

TechCrunch Japan

TechCrunchは2005年にシリコンバレーでスタートし、スタートアップ企業の紹介やインターネットの新しいプロダクトのレビュー、そして業界の重要なニュースを扱うテクノロジーメディアとして成長してきました。現在、米国を始め、欧州、アジア地域のテクノロジー業界の話題をカバーしています。そして、米国では2010年9月に世界的なオンラインメディア企業のAOLの傘下となりその運営が続けられています。 日本では2006年6月から翻訳版となるTechCrunch Japanが産声を上げてスタートしています。その後、日本でのオリジナル記事の投稿やイベントなどを開催しています。なお、TechCrunch Japanも2011年4月1日より米国と同様に米AOLの日本法人AOLオンライン・ジャパンにより運営されています。