Googleは今日(米国時間8/18)、パートナーであるTP-LINKの協力の下、新たにルーターを発表して世間を驚かせた。199.99ドルのルーター、OnHubは、既存のルーターで多くの人々が経験している問題を解決しようとしている:WiFiの速度低下、ビデオバッファリングや接続が突然切れることなど。それらの意味するところは、電源を切り、1分ほど待って、再び電源を入れ、最善の結果を期待することだった。
Googleは、OnHub が「速く、安全で、簡単に使えるWiFi」を提供すると言っている。同社によると、設定は容易で、装置が自動的に近くの電波を探して最適なチャンネルを見つける。「独特なデザインのアンテナとスマートなソフトウェアが舞台裏で働き続け、OnHubが衝突を避け最大のネットワーク性能を保つよう自動的に調整する」とGoogleは言う。
ルーターは、アップデートや新機能も自動的にインストールする。
OnHubをAndroidまたはiOSのアプリから制御することは驚くにあたらない。そこからネットワーク上のあらゆるデバイスを管理、テストすることができる。アプリを使って、友達にWiFiパスワードを簡単に送ることもできる。
類似品とは異なり、このルーターはデザイン的にも優れ、見た目はふつうのNetgearの装置よりも、評判は悪いが美しい、Nexus Qを彷彿させる。
新ルータは現在米国のGoogle Store、およびAmazonとWalmart.comで販売中。近いうちに、米国およびカナダの小売店舗にも登場する。Googleによると、ASUSとも同様のデバイスを発売する予定だという。
ほぼ200ドルという価格から、OnHubがちょっとした贅沢品であることは間違いなく、どれだけ売れるかはわからない。しかし、少なくとも他のルーターメーカーに競争心を起こす動機を与えることはできるかもしれない。ちなみに、AppleのAirPort Extremeは、同じような価格帯だが、Appleが第6世代の機種を発売してから2年が経っている。