Googleが今日(米国時間9/5)、モバイルのWebデベロッパーを認定する事業Mobile Web Specialist Certificationを立ち上げた。デベロッパーは、これまでどうやって学習したかにかかわらず、この認定により自分にモバイルWebの開発スキルがあることを、世の中に対して示せる。この事業は、Androidデベロッパーやクラウドアーキテクト、データエンジニアなど、Googleの既存の資格認定事業の一員になる。
試験は辞書参考書など持ち込み自由で、受験料は99ドル、インドでは6500インドルピーだ。さまざまなコーディング(プログラミング)の問題があり、最後に10分間の面接がある。面接では、試験の問題に対し自分が選んだ解の根拠や理由を述べる。制限時間は4時間で、最大三回までトライできる。問題の範囲は、Webサイトのベーシックなレイアウト、スタイリング、先進的なWebアプリケーション、パフォーマンスの最適化、キャッシング、試験とデバッグなどだ。
Googleはこの試験のための学習案内を提供している。これで、受験勉強をしよう。
試験に合格したらバッジをもらえるので、それを履歴書やソーシャルメディアのプロフィールなどに表示できる(資格証明のため)。説明には、バッジはGoogle+のプロフィールでも使える、と書いてあるるが、いちいちそれを書く理由がよく分からない。もちろんこれは、いわゆるデジタルバッジではない。主な目的は、求職の際などに自分のスキルを強調するためだ。まだGoogle自身のテストを経ていない事業だから、この資格が求職の際の本人評価にどんな影響を及ぼすか、それは現時点ではまだ分からない。