うちのアパートには入らないバーベキューグリルの広告を、何度も何度もスマホやタブレットやノートパソコンや職場のデスクトップパソコンで見せられる苦痛は誰もが経験している。こうした重複は不快なだけでなく、広告主にとっても金の無駄だ。
サンフランシスコで行われたGoogleのMarketing Nextカンファレンスで、同社はある広告を同じ人が見た回数を数える新しい測定ツール、Unique Reachを発表した。Unique Reachはデバイス、キャンペーン、表示形式を横断して表示回数を集計する。
Unique Reachはディスプレイ広告やビデオ広告が何人に対して表示されたかを測定し、ユニークユーザー数やユニークユーザーあたりの平均インプレッションを計算する。
すでに広告を見たターゲット顧客を再エンゲージする場合があることは、マーケターも納得しているが、再エンゲージであると知ることは重要だ。意図を明確にすることが広告費を効率的に使い高いコンバージョン率を得ることにつながる。
Googleは、Unique Reachレポートは今日からAdWordsで利用できると言っている。DoubleClickは今年中に対応する予定だ。この機能によって広告主のスパム攻撃が止むとは限らないが、少なくとも罪悪感を持つための指標になるはずだ。
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(翻訳:Nob Takahashi / facebook )