今朝(米国時間2/23)Googleは、Google Assistantのマルチリンガルのサポートと対応言語の増加を発表したが、それと並んでさらに、このスマートアシスタントに二つの新しい機能、Routinesと位置対応のリマインダーが加わることも発表された。
Googleは前から、Routinesを開発中だと言っていた。その発表は、2017年の10月だった。
Google Assistantのユーザーはこの機能を使って複数のコマンドをつなげられる。つまりRoutinesを使うと、コマンドと応答を個人化できる。たとえば、“OK Google, I’m home”(今帰ったよ)と言ったら、電灯が点き、サーモスタットを調節し、音楽が鳴るようにできる。
この機能はライバルのAmazon Alexaが2017年9月に発表し、次の月にローンチした。Googleは今やっと追いついたが、まあ早い方だね。
しかしGoogle Assistantにはほかにもマルチタスクのやり方がある。“turn on the TV and what’s the weather?”(テレビをつけて、お天気は?)のように、一つのセンテンスに二つのコマンドがあると、両方をやってくれる。
しかしRoutinesでは、もっと多くのコマンドを合体でき、それに一つのトリガーフレーズをつけられる。
Googleによると、Routinesはまず数週間後にアメリカでローンチし、6つのルーチンを作れる。それらは、朝出かけるとき、帰宅時、自宅内の夜、などの機会用だ。
また近い将来、位置対応のリマインダーが新しい機能として加わる。
この機能はスマートフォン上のGoogle Assistantにはすでにあるが、これからはGoogle Homeデバイスでも使えるようになる。
と言っても、Google Homeのスマートスピーカーがあちこち移動するのではなくて、あなたのスマートフォンにリマインダーを知らせてくれるのだ。
たとえば、食料品店の近くに来たら、Google Homeデバイスが、ミルクを買うことを思い出させてくれるだろう。
どちらも順次段階的にローンチされるようだが、Googleは‘来週からスタート’と言うだけで、詳細スケジュールの発表はない。