SpaceX、1月に使ったFalcon 9の第一段ロケットを6月17日に再利用へ

SpaceXは1月14日の打ち上げに使ったFalcon 9の第一段ブースターロケットを次の打ち上げに再利用しようとしている。実現すればすばらしいターンアラウンドタイム(約6か月)だ。SpaceXは3月30日のSES-10ミッションで Falcon 9のブースターを1度だけ再利用したことがある。その時のロケット改装には1年近くかかっているので、半分に満たない6か月以下というのは劇的な改善だ。

SpaceXは最終的にFalcon 9を24時間以内に再打ち上げしたいと考えている。短い時間にできるだけ多く発射することで打ち上げ容量を最大化しスケールメリットを高めることができる。

[CRS-11の打ち上げから数時間後、この実証済みのブースターロケットは39A格納庫に収容され、6月17日のBulgariaSat-1の発射を目指す]

SpaceXがFalcon 9の再利用を予定している6月17日のBulgariaSat-1ミッションは、ケネディ宇宙センターで開始される。当初は昨年末に実施される予定だったが、昨年9月にSpaceXのロケットが発射前のテスト中に爆発した事故を受け延期されていた。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook