Twitter上場のベルを鳴らしたのは意外にもスタートレックのピカード船長とNPOリーダーの9歳の少女

ニューヨーク証券取引所でTwitterが取引開始されるときに慣例のベルを鳴らすのはファウンダーかCEOだろうと誰もが考えていた。事実、取引フロアにCEOとDickCostoloとBiz Stoneの姿があった。

ところが実際にベルを鳴らす人々が登場したとき、われわれは一瞬誰だかわからなかった。とうとう誰かがパトリック・スチュワートじゃないか?”と叫んだ。

その通り、スタートレック・シリーズのエンタープライズ号のピカード艦長だ。いっしょにベルを鳴らしたのはボストン市警の広報担当者、Cheryl FiandacaとVivienne Harrだ。この9歳の少女は、児童の奴隷労働を根絶するための運動、Make A Standの顔だ。Twitterはこの機会に重要な活動に携わっているユーザーにスポットライトを当てようとしたのだろう。

ベルが鳴った後、最初の値付けと最初の取引が行われるまでしばらく時間がかかった。私はHarrに感想を聞いてみた。

「今日は自由と希望のためにベルを鳴らしました。何かをするためには有名だったり権力があったりする必要はないんだとみんなに知ってもらいたいです。私だってできるのだもの」とHarrは語った〔ビデオでは1:55あたり〕。”

後では私はNYSEのエグゼクティブ・バイスプレジデントのScott Cutlerにインタビューした。Cutlerは最初の値付けまでかなりの時間がかかったことを認めた。

「これほど時間がかかったの10時17分になって取引が開始された2007年のVisaの上場以来だ。しかしわれわれは急いで取引を開始させる必要はない。需要と供給の自然なプロセスによってひとつの価格が決まる。大量の買い手が大量の株を買おうとするときにはある程度時間がかかる。その価格は時間外取引でも維持される」とCuttlerは語った。”

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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+


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TechCrunch Japan

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