Uber Freightは、今年Uberがスタートしたオンデマンド・トラック運送サービスだ。このほど当初のテキサスに加えて、カリフォルニア、アリゾナ、シカゴ、ジョージア、サウスカロライナ、およびノースカロライナへとサービス対象地域を拡大した。Uberはアプリも改訂し、ドライバーアプリのカスタム設定によるパーソナライズや利用状況に応じた推奨機能が加わった。
Uber Freightアプリは、ドライバーの過去の作業履歴やよく使う経路に基づいて、受注可能な貨物を推奨するようになった。近隣の配達案件も簡単に表示できる。
Uber Freightは 今年5月にデビューし、独立ドライバーや小規模運送会社が、簡単に運送案件を探して受注できるようにした。 当時Uberがうたっていたもうひとつの利点は、迅速な支払いだ。輸送代金は「数日以内」に入金され、追加の手数料はかからない。
Uberにとってこの事業は、同社の野望である無人トラック輸送とは別物だが、人間ドライバーがこのアプリを使うことで収集できる貨物輸送や移動経路のデータが、そうした取り組みに役立つことは間違いない。
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(翻訳:Nob Takahashi / facebook )