SEO初心者がセミナー・ウェビナーで学ぶメリットとは?

SEO 初心者 セミナー

ネット上にはさまざまなSEO関連の情報があふれていますが、すべてを独学で習得するには限界があるのも事実です。SEOについて効率的かつ専門的に学びたいなら、セミナーやウェビナーに参加するのもひとつの方法でしょう。

この記事では初心者向けのSEOセミナー・ウェビナーについて、メリットや学べる内容を紹介します。

SEOをセミナー・ウェビナーで学ぶメリットは?

SEOをセミナー・ウェビナーで学ぶことによって、どのような利点があるのでしょうか。ここでは、SEOセミナー・ウェビナーを活用するメリットについて確認していきましょう。

SEO 初心者 セミナー

短時間で効率よく学べる

セミナー・ウェビナーでは、SEOに関するさまざまな知識や技術を効率的に学べます。SEO初心者の人にとっては、SEOの基礎を一から押さえられるため、実践する際にスムーズに活用できます。一方、SEOをより深く学びたいという人にとっても、セミナー・ウェビナーは有益です。独学だけでは身につきにくい、専門的な部分を習得するにはセミナー・ウェビナーでプロから受講することが効率的でしょう。

SEOのセミナー・ウェビナーは、初心者向けのものから中級・上級者向けのものまで、幅広く存在します。受講者自身も、「SEOを体系的に知りたい」「SEOの質を向上したい」といったさまざまな目的があるはずです。自分のニーズにマッチしたセミナーを選ぶことで、SEOの知識や技術を効率的に習得する近道となるでしょう。

情報の信憑性・即時性が高い

SEOセミナー・ウェビナーの担当講師は、SEOの第一線で活躍するその道のプロです。インターネットでもSEOに関する知識・情報が発信されていますが、なかには信憑性の低いものも紛れています。また、本を読んで勉強していても、具体的な施策までは理解することができないという人も多いかもしれません。SEOセミナー・ウェビナーでは、プロがノウハウやテクニックなどの実例を紹介しながら講座を進めていくので、情報の信憑性は担保できます。

同時に、受け取れる情報の鮮度が高いという特徴もあります。特に、現在のSEO事情から今後のSEOの展望など、最新の情報を間近で見聞きすることができるのも、セミナー・ウェビナーのメリットです。

初心者向けのSEOセミナー・ウェビナーで学べること

初心者向けのセミナー・ウェビナーでは、実際にどのようなことを学べるのでしょうか。代表的なものを4つご紹介します。

SEO 初心者 セミナー

SEOの基本的な考え方

初心者向けセミナー・ウェビナーでは、SEOの基本的な考え方や仕組みから学ぶことができます。「何から勉強すればいいのか分からない」という人にとっても、必要なことを確実に身につけられるカリキュラムが組まれているので、効率的にSEOのスキルを習得できるでしょう。基礎をしっかり身につけておけば、SEOを深く学んでいこうとする場合にも活かすことができるはずです。

Googleの検索アルゴリズムの仕組み

Googleなどの検索エンジンでは、キーワード検索を行った際、結果のページに現れるサイトの掲載順位が変動することがあります。この掲載順位を決めるシステムのことを検索アルゴリズムといいます。

セミナー・ウェビナーでは、このような検索アルゴリズムに関する仕組みや、含まれている要素についても一から学ぶことができます。

Google アナリティクス・Google Search Consoleの使い方

SEOには、さまざまな分析ツールが存在します。Google検索における分析ツールで代表的なものが、Google アナリティクスと、Google Search Consoleです。

Google アナリティクスは、Googleが提供している無料のアクセス解析ツールです。アクセス状況を、ユーザーの行動や訪問ページ、広告効果など、さまざまな角度から分析します。Google Search Consoleも、Googleが提供している無料のウェブツールで、ユーザーのアクセス情報を収集し、検索結果でのサイトの掲載順位を確認するのに役立たせることができます。

効果が出やすいSEO施策

SEOによって、一定数以上の集客を期待するには、効果的なキーワードの分析などを行うことが大切になります。このようなテクニックは、本やインターネットだけではなかなか習得できないので、セミナー・ウェビナーで実践的に学ぶとよいでしょう。講師による、成功事例に基づいた指導で、成果の出やすいSEOとはどのようなものなのか、初心者の段階から知るができます。また、講師だけが知っているコツなども伝授してくれるかもしれません。

初心者向けのおすすめSEOセミナー・ウェビナー4選

実際に開催されている初心者向けのSEOセミナー・ウェビナーをいくつかご紹介します。ウェブ動画などで体系的に学べるセミナーも開催されているので、手軽に申し込むことが可能です。

SEOマスターProfessional(無料SEOセミナー)

SEOの内部対策ソフトを提供している企業、SEOマスターProfessionalが開講しているセミナーです。セミナーは、パソコンやタブレットなどの機器とインターネット環境が整っていて、Zoomが使用できれば場所を選ばずに参加できます。

SEOに関する基礎知識はもちろん、SEOを取り巻く現状、検索エンジン対策などに関する初歩レベルの内容を2時間かけて体系的に学べることが特徴です。

SEOマスターProfessional

全日本SEO協会 SEOセミナー

一般社団法人全日本SEO協会が主催する、SEOセミナーです。初級者だけでなく、中級・上級者向けのセミナーも開講しています。オンライン・オフラインどちらでも実施しているので、自分のライフスタイルに合った受講スタイルを選ぶことができるでしょう。

特徴としては、無料個別面談や無料診断提案、セミナー後のメールマガジンの配信などサポート体制が充実していることが挙げられます。資料は図解や事例が豊富に盛り込まれており、ダウンロードすることも可能です。「認定SEOコンサルタント」「SEO検定」といった資格取得もでき、SEOについてより深く学ぶことができます。

全日本SEO協会 SEOセミナー

ストアカ ウェブマーケティング講座・SEOセミナー

さまざまな講座を開講しているストアカが実施しているセミナーでは、SEOだけでなく、ウェブマーケティングに関する講座も実施しています。

大きな特徴は、講座が細かく分かれているため、自分のニーズに合ったセミナーが探しやすく、情報をピンポイントで得ることができるという点です。SEO初心者に向けたセミナーも数多く開講されているので、SEOのなかでも特に興味のある分野や、学びたい分野の講座で、専門的に知識を身につけることができます。

ストアカ ウェブマーケティング講座・SEOセミナー

ナイル:セミナー・ウェビナー

弊社でも不定期でセミナー・ウェビナーを開催しています。SEO、アクセス解析、コンテンツ制作などのセミナーを開催しています。マーケティング関係者の方におすすめです。

ナイル セミナー・ウェビナー

セミナー・ウェビナーは受講してからが本番

SEOセミナー・ウェビナーでは、独学では身につきにくい知識やスキルを、プロの視点から教えてもらえるだけでなく、SEO業界の今を知ることもできる場です。セミナー・ウェビナーを受けて終わりでは意味がありません。学んだことを実践し、効果を検証することが重要です。受講後も、SEOの精度や質を高めていけるように努めましょう。

SEO初心者がセミナー・ウェビナーで学ぶメリットとは?【SEO無料相談実施中!】ナイルのSEO相談室で公開された投稿です。

チャットボットの成功事例8選!業界別にポイントを紹介

チャットボット 事例

AIが自動で顧客の問い合わせに返答してくれるチャットボット。カスタマーセンターの人員が削減できる、顧客がいち早く自分が知りたい情報にアクセスできるといったメリットがあります。

しかし、導入を検討しているけれど、導入後の具体的なイメージを抱きづらいという人も少なくないのではないでしょうか?そんな方のために、この記事ではチャットボットを実際に導入した企業の成功事例をご紹介します。

チャットボット導入事例8選

各業界・企業による実際のチャットボット導入事例を見ていきましょう。

【事例】保険業界:ライフネット生命

チャットボット 事例ライフネット生命では、「コンタクトセンターの営業時間内にしか問い合わせができない」「チャットで気軽に質問したい」というお客様の声に応えてチャットボットを導入しています。

LINEやFacebook Messengerと連携したチャットボットで保険診断・見積もりサービスを提供し、ユーザーからの問い合わせに営業時間外でもスピーディーに対応できるようにしました。有人対応も継続しているため、より具体的な相談は保険プランナーとのチャットで行えるようになっています。

ライフネット生命

【事例】金融業界: 東京証券取引所

チャットボット 事例

東京証券取引所で、ユーザーからの多数の問い合わせにスムーズに答えるため、自社のFAQサイトにチャットボットを導入しています。キーワードではなく文章での検索を可能にしたため、回答候補の絞り込みの精度が増し、ユーザーは必要としている回答に早くたどり着けるようになっています。

JPXサービスデスク

【事例】運送業界:ヤマト運輸

チャットボット 事例

ヤマト運輸で、ユーザーの利便性を高めるため、公式LINEにチャットボットを搭載しています。

料金の確認や、再配達・集荷の依頼、お届け日までの日数のお知らせなど、従来コールセンターで対応していた内容をチャットボットが返答することにより、コストの削減につながっています。荷物の受け取りがスムーズになったことも大きなメリットです。

ヤマト運輸

【事例】交通業界:JR西日本

チャットボット 事例

JR西日本では、電車内や駅構内で落とした忘れ物への対応として、「お忘れ物チャットサービス」を設置しています。従来のセンター問い合わせでは対応できる時間・方法が限られていましたが、24時間スマートフォン・パソコンからの捜索が可能になったことで、忘れ物に気付いたときにいつでも連絡できるようになっています。

JR西日本

【事例】不動産業界:ハウスメイト

チャットボット 事例

ハウスメイトでは、サイトの物件探しページに、タレントをアイコンにしたチャットボットを導入しました。

チャット感覚で物件を探すことができるようになったため、「必要なことを問い合わせるチャットボット」から「問い合わせと一緒に、会話も楽しめるチャットボット」へと進化しました。さらに、希望条件に沿った物件だけでなく、生活で使えるお役立ち情報もサービス内で紹介しています。

ハウスメイト

【事例】SaaS業界:INVOY

チャットボット 事例

請求書・領収書・見積書の発行を無料で行うINVOYは、サイト内にユーザーに対するサービスの説明役としてチャットボットを導入しています。契約前の疑問をスピーディーに解決することで成約率アップへとつなげました。

INVOY

【事例】サブスク業界:Post Coffee

チャットボット 事例

月額制でお客様専用のコーヒーボックスがポストに届くサービスを提供しているPostCoffeeでは、それまで有人のみだったユーザー対応をチャットボットでもできるようにしました。シナリオ型チャットボットと有人対応を並行することで、ユーザーからの問い合わせ対応時間が3分の1にまで削減、契約前の相談件数アップにも貢献しました。

PostCoffee

【事例】自治体:東京都港区

チャットボット 事例

東京都港区では、居住する約2万人の外国籍の方からの問い合わせに対応するため、区のサイトにチャットボットを導入しています。対応言語は英語と「やさしい日本語(外国籍の人にも分かりやすく表現された日本語のこと)」で、内容は戸籍・子育て・健康・福祉・防災からゴミの捨て方まで、多岐にわたり充実しています。

東京都港区

チャットボットを賢く活用しよう

チャットボットはあらゆる業界で導入が進んでいます。うまく活用すれば、社内・社外を問わず、さまざまなメリットを得ることができるツールです。今回紹介した各業界・企業の事例を参考に、自社の課題に合った活用方法をぜひ見つけてください。

チャットボットの成功事例8選!業界別にポイントを紹介【SEO無料相談実施中!】ナイルのSEO相談室で公開された投稿です。

富士通のチャットボット「CHORDSHIP」とは?特徴や機能を解説

チャットボット 富士通

ユーザーからの問い合わせに自動的に返答をしてくれるチャットボット。今回は、富士通株式会社が開発した「CHORDSHIP(コードシップ)」の特徴やサービスについて紹介します。

CHORDSHIPとは?

そもそもチャットボットとは、「チャット(雑談)」と「ボット(ロボット)」を組み合わせた言葉で、自動的に会話を生成するプログラムのことを指します。業務効率化の観点から、多種多様な業界や自治体などで幅広く使われているツールです。

CHORDSHIPは、富士通株式会社が2017年11月8日に発売したチャットボットです。富士通が独自に開発した高性能AIを搭載しているのが特徴です。コンピューターがデータの反復学習によって会話のなかに潜むパターンを見つけ出し、自ら学んでいくので、事前のデータが少ない場合でも高い正答率を出すことが可能です。

CHORDSHIPは、コールセンターなど、企業のさまざまなチャネルの顔となり、業務効率化やユーザーとの接点拡大に貢献しています。また、CHORDSHIPはユーザーの声を集めてログの分析を行うことも可能なため、サービス改善に活用されています。

この記事もチェック

チャットボットは、ユーザーの問いに自動で回答してくれるマーケティングツールです。即時性の高い回答で、顧客満足度の向上につながる可能性があ...
【徹底知識】チャットボットとは?特徴をわかりやすく解説 - www.seohacks.net

CHORDSHIP(コードシップ)の特徴

ここからは、CHORDSHIPの特徴を紹介します。

チャットボット 富士通

特徴1 ハイブリッドAIによる精度の高い回答

CHORDSHIPは、人が会話するときの法則を見出す対話制御(ルールベース)による絞り込みと、機械学習を組み合わせた「対話・機械学習ハイブリッドAI」です。自らログの分析を行い、自動で学習していくため、使えば使うほどより高性能な返答が可能になります。

通常のチャットボットでは、事前に多量のFAQの入力が必要になります。一方、CHORDSHIPは学習能力が高いため、これまで自社で使用していたFAQだけでも運用が開始でき、企業側への大きなメリットとなっています。

チャットボット 富士通

特徴2 顧客体験価値を高めるデザイン

CHORDSHIPでは、コールセンター業務の負担軽減に取り組むだけではなく、ユーザーの体験価値を高められるようアバターデザインにもこだわっています。AIチャットボットキャラクターが、ユーザーの言葉や会話のタイミングに合わせて人間らしい細やかな動きをするため、ユーザーは感情に寄り添ってくれているという感覚が得られるでしょう。

また、運営者向けのチャット分析・管理画面にも工夫が施されています。チャットボットでは随時会話のスクリプトを編集する必要がありますが、専門用語が多く初心者には難易度が高いのがネックです。CHORDSHIPでは、スクリプト編集を初心者でも簡単に行えるよう、分かりやすいアイコンが設定されています。運営者向けのチャット分析・管理画面では、現状のヒット率が大きく表示され、いま何が問題なのかを一目で把握できる仕様となっています。

特徴3 高いメンテナンス性

CHORDSHIPには、ITの知識がない担当者でも簡単に対応できるよう、メンテナンスアシスト機能が備わっています。また、富士通ではチャットボットのチューニングポイントを公開しているため、AIの成長を意図的にコントロールすることも可能です。チューニングに特別なプログラミング技術は必要なく、感覚的に操作できる画面設計がなされている点も使いやすさにつながっています。

特徴4 オペレーターとの分業がしやすい設計

CHORDSHIPがユーザーの意図する回答をできなかった場合は、有人のオペレーターへ速やかに切り替えられます。ユーザーはストレスなくやり取りを続けることが可能です。

特徴5 幅広いサポートメニュー

CHORDSHIPでは、サポートメニューが充実しています。導入にあたり、本稼働する環境のセットアップや管理者向け研修をはじめ、運用に際しては利用状況のレポーティング、有人チャットBPO対応サービスなど、600社以上のコールセンターに関わった富士通ならではのノウハウを活かしたサポートがあります。

CHORDSHIP(コードシップ)でユーザー接点を強化しよう

富士通が提供するCHORDSHIPは、チャットボットの提供のみにとどまらず、コールセンターの外注サポートも請け負ってくれるシステムです。自社の問い合わせ窓口の負担が大きくなっている企業にとって使いやすいサービスとなっているので、業務の効率化やユーザーの満足度を向上させたい場合にぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

富士通のチャットボット「CHORDSHIP」とは?特徴や機能を解説【SEO無料相談実施中!】ナイルのSEO相談室で公開された投稿です。

リコーのチャットボット「RICOH Chatbot Service」とは?特徴や機能を解説

チャットボット リコー

人間に代わり、ユーザーの問い合わせに自動で返信してくれるチャットボット。現在ではさまざまな企業がチャットボットによるサービスを展開しています。

今回は、株式会社リコーが提供している「RICOH Chatbot Service」について紹介します。

RICOH Chatbot Service(リコーチャットボットサービス)とは?

チャットボットとは、「チャット(雑談)」を自動で行う「ボット(ロボット)」のことです。チャットボットサービス「RICOH Chatbot Service」を開発した株式会社リコーは、事務機器・光学機器などを製造するメーカーです。

RICOH Chatbot Serviceは、バックオフィスにおける社内からの問い合わせ対応や、販売サポートにおける顧客対応など、さまざまな問い合わせ対応業務を効率化するAI搭載チャットボットです。RICOH Chatbot Serviceは、専門的な知識がなくても導入・運用ができるというメリットがあります。

この記事もチェック

チャットボットは、ユーザーの問いに自動で回答してくれるマーケティングツールです。即時性の高い回答で、顧客満足度の向上につながる可能性があ...
【徹底知識】チャットボットとは?特徴をわかりやすく解説 - www.seohacks.net

RICOH Chatbot Serviceの特徴

RICOH Chatbot Serviceの6つの特徴をご紹介します。

チャットボット リコー

特徴1 導入がスムーズ

RICOH Chatbot Serviceの大きな特徴は、導入がスムーズなことです。通常のチャットボットでは自然な会話を行うために、事前にデータを学習させる必要があります。しかしRICOH Chatbot Serviceでは、リコーが独自に開発した初期学習技術を搭載しているため、事前に多くのデータを記憶させる必要はありません。

また、Excelフォーマットに質問と回答を入力してインポートするだけで利用可能なので、専門知識も不要です。チャットボットを複雑なシナリオ設計・登録作業なしで始められるのは、企業にとって大きなメリットとなるでしょう。

さらにRICOH Chatbot Serviceでは、スムーズに運用を開始できるよう業種・職種別のFAQテンプレートを用意しています。グラフィカルで見やすい管理画面と、直感的なインターフェースは、誰でも簡単に使用できるように設計されています。

特徴2 高性能AIによる精度の高い応答

RICOH Chatbot Serviceでは、リコーの独自技術によって作られた高性能なAIが、類義語・同義語・表記のゆれを自動で理解し、同一の単語と認識するので、精度の高い応答が実現しています。さらに、会社独自の言い回しを追加登録できるので、よりユーザーニーズに適した対応も可能となります。

特徴3 顧客ニーズの可視化

顧客ニーズを可視化できるのも、RICOH Chatbot Serviceの特徴です。管理画面のダッシュボードでは、問い合わせの多い質問やカテゴリ別の回答数など、問い合わせ状況が表やグラフでわかりやすく表示されます。どのようなニーズがあるのかを一目で理解できるので、適切な施策へつなげることに役立つでしょう。

特徴4 さまざまなツールとの連携

RICOH Chatbot Serviceは、さまざまなツールと連携することが可能です。Microsoft Teams、LINE WORKS、LINEなどのチャットツールと連携できる機能があります。

特徴5 サポートの充実

RICOH Chatbot Serviceでは、リコーのサポートセンターが電話・メールでのサポートで、クライアントのチャットボットの機能や使い方、運用に関する不明点を個別に解消しています。FAQ作成や導入後のメンテナンスサービスもあるため、運用開始時も運用後も安心です。

特徴6 無料トライアルが利用可能

チャットボットの導入を検討している企業には、無料トライアルが用意されています。30日間の無料トライアルでRICOH Chatbot Serviceの使用感を確認できるため、導入前に自社にマッチしているかどうかを判断することができます。

「RICOH Chatbot Service」の導入方法

ここからは、RICOH Chatbot Serviceの導入方法を説明します。

STEP1 操作説明・レクチャー

導入前にリコーのスタッフが、マンツーマンでRICOH Chatbot Serviceの操作説明やレクチャーを実施します。サポートがあるので安心して導入を検討できます。

STEP2 FAQの作成

次に、FAQの作成を行います。業種や職種別にすでにテンプレートが用意されていますが、「どのような質問を用意すればいいのかわからない」という場合には、「FAQ作成サービス」を使用することもできます。FAQ作成サービスでは、企業に特化したFAQを最大25個までリコーの専門スタッフが1ヵ月程度で作成してくれます。

STEP3 テスト稼働

用意したFAQと実際にユーザーが聞きたいことが異なるという現象はどうしても起こり得ます。そのギャップを埋めるため、まずは試しに社内の人に設定したチャットボットを使用してもらい、リアルな声を拾っていきましょう。実際に運用して生じたズレは都度調整し、カテゴリの追加や内容の修正を行います。

STEP4 運用改善・レクチャー

専任のサポートチームが運用改善のアドバイスやレクチャーを行ってくれます。アドバイスをもとにサポートチームと二人三脚で改善していきましょう。

STEP5 公開後の定期的なサポート

公開後は、運用が安定してからも定期的なサポートがあり、チャットボットの回答状況の分析や、改善ポイントのアドバイスが得られます。また、専任のサポート担当は、定期的に不明点解消やさらなる活用提案を行ってくれます。基本はメールでのやりとりですが、打ち合わせが必要な場合はリアルタイムでの打ち合わせも対応可能です。

RICOH Chatbot Serviceのプラン・価格​​

「RICOH Chatbot Service」の価格は、プランによって変動します。スタンダードなプランから、価格重視のプラン、手厚いサポートが充実しているプランなど、用途や予算に応じて選択することができます。詳しくは、公式サイトをご確認ください。

RICOH

この記事もチェック

人間に代わり、ユーザーの質問や疑問を解決してくれるチャットボット。問い合わせやカスタマーサービスにかかる負担を軽減してくれるため、さまざ...
チャットボットの費用はいくらかかる?相場と内訳を解説 - www.seohacks.net

リコーのチャットボットで問い合わせ対応を効率化

チャットボットを導入すると、社内外からの問い合わせ業務が効率化し、コア業務に人材を充てられるようになります。リコーのチャットボットでは、30日間の無料トライアルもあるため、導入を検討している企業はぜひ試してみてはいかがでしょうか。

リコーのチャットボット「RICOH Chatbot Service」とは?特徴や機能を解説【SEO無料相談実施中!】ナイルのSEO相談室で公開された投稿です。

LINEチャットボットとは?特徴や機能を解説

チャットボット line

ユーザーからの質問に自動会話で答えるチャットボット。さまざまな外部ツールとも連携し、ますます市場を拡大しています。

今回は、そんなチャットボットの中から、LINEで使えるチャットボットについてご紹介します。

LINEチャットボットとは?

チャットボットとは、「チャット(雑談)」と、特定の処理を自動化するためのプログラムである「ボット」がセットになった単語です。ユーザーからの質問に対し、機械が自動で返信することで人的リソースを削減できるため、コールセンターや社内ヘルプデスクなどで多く活用されています。

チャットボットはさまざまな外部ツールと連携できますが、なかでもLINEとチャットボットとの親和性の高さは別格でしょう。LINEはプライベートからビジネスシーンまで、幅広く利用されています。利用者数の多いLINEにチャットボットを設定することで、企業にとっては、ユーザーとの接点増加が期待できます。また、ユーザーにとっても、これまでコールセンターに電話しなければならなかった用件がLINE上で済むため、有益なシステムとなっているのです。

LINEを活用したチャットボットは、2016年にLINEが「 Messaging API」を一般向けに公開して以来、外部の開発者やチャットボット提供会社(ベンダー)の間で開発が進みました。「Messaging API」は、ユーザーとのコミュニケーションを行うアプリを独自で開発することができるサービスです。

LINE上でチャットボットを設定するには、LINE公式アカウントが必要となります。ただ、アカウントを取得さえすれば、「Messaging API」を使ってチャットボットが開発できるため、企業には手軽に始められるというメリットがあります。

この記事もチェック

チャットボットは、ユーザーの問いに自動で回答してくれるマーケティングツールです。即時性の高い回答で、顧客満足度の向上につながる可能性があ...
【徹底知識】チャットボットとは?特徴をわかりやすく解説 - www.seohacks.net

LINEチャットボットの機能

LINE公式アカウントで設定できるLINEチャットボットの機能は「応答メッセージ」「AI応答メッセージ」「MessagingAPIを利用したチャットボット」の3種類があります。それぞれの特徴について解説していきます。

チャットボット line

応答メッセージ

応答メッセージとは、ユーザーから送られてきたキーワードに反応して、あらかじめ設定した内容を自動返信する機能です。「反応するキーワード」「キーワードに反応して送信するメッセージ」の2つを設定することで、ユーザーが送信したメッセージに対して自動的に対応できます。

AI応答メッセージ

AI応答メッセージは、キーワードを設定しなくてもユーザーから送られてきたメッセージのタイプ(カテゴリー)をAIが判断し、適合する情報を返信する機能です。この機能のメリットは、タイプごとに返信メッセージを設定できる点で、タイプの種類は「一般的な質問」「基本情報」「業種別テンプレート」「予約情報」の4つに分けられます。

Messaging APIを利用したチャットボット

これまで紹介した応答メッセージやAI応答メッセージの機能は、基本的にテキストのやり取りのみです。一方、

MessagingAPIを利用したチャットボットは、メッセージに画像や動画、音声を使用することもでき、使い方の幅が広がります。

LINEチャットボットで利用できるメッセージタイプ

LINEチャットボットには複数のメッセージタイプがあります。そのため、ユーザーはメッセージを入力しなくても、あらかじめ用意されたテンプレートメッセージをタップするだけで特定のアクションが実行されます。

ここからは、どのようなテンプレートがあるのか見ていきましょう。

ボタンテンプレート

ボタンテンプレートは、画像やテキストと複数のボタンが組み合わさったテンプレートです。ボタンを選ぶことにより、電話をかけたり、URLに遷移したりすることが可能で、企業側は事前にそれらのアクションを設定します。

確認テンプレート

確認テンプレートは「はい」と「いいえ」など、2つのボタンを設定できるテンプレートです。ユーザーに、2つの選択肢のなかからどちらかを選んでもらいたいときに利用されます。

企業側は、ボタンテンプレートと同じように、各ボタンを選んだ後のアクションを設定できます。「問題は解決しましたか」という問いに対し「はい」を選択すると終了、「いいえ」を選択すると有人オペレーターへ誘導される、といったスタイルでよく使用されます。

カルーセルテンプレート

カルーセルテンプレートとは、カルーセル(=メリーゴーランド)のように複数の画像などを並べ、左右にスクロールして表示させる形式です。カルーセルテンプレートでは、ボタンテンプレートを複数並べて1通のメッセージとして送信することができます。

画像カルーセルテンプレート

画像カルーセルテンプレートは、カルーセルテンプレートの画像版で、複数の画像を一度に送信することができるテンプレートです。アパレルや食品系の商品紹介などに適しています。

LINEチャットボットの作成費用

LINEチャットボットは、フリープランは無料で作成可能ですが、メッセージの上限が1,000通・追加メッセージは送信できない、という規定があります。スタンダードプランでは、月額15,000円の費用で45,000通までは追加料金なしでメッセージを送ることが可能です。

詳しくはLINEの公式サイトをご覧ください。

LINE for Business

また、搭載するチャットボットの作成を外注する場合は、公式アカウントとは別に開発費用がかかってきます。

この記事もチェック

人間に代わり、ユーザーの質問や疑問を解決してくれるチャットボット。問い合わせやカスタマーサービスにかかる負担を軽減してくれるため、さまざ...
チャットボットの費用はいくらかかる?相場と内訳を解説 - www.seohacks.net

LINEチャットボット導入のメリット

LINEチャットボット導入におけるメリットを紹介します。

ユーザーと親密な関係を作れる

今や日常生活に欠かせないツールとなったLINE。身近なSNSにチャットボット機能を設定することで、ユーザーはまるで家族や友人とやり取りするかのような感覚で、企業と関わることができます。また、1対1のクローズドな環境でコミュニケーションが行われるため、親密感も増すでしょう。

LINEチャットボットは、ユーザーからブロックされない限りは、継続したコミュニケーションを取ることが可能です。そのため、ユーザーからのロイヤリティ向上も期待できます。

多数のユーザーにリーチできる

LINEは国内利用者数が多いため、多くのアクティブユーザーへ接触できます。普段展開しているサイトやECサイトなどではリーチできないユーザーにも情報を発信できる可能性が高く、新たな層の顧客獲得が期待できます。

LINEとチャットボットを活用しよう

LINEとチャットボットの組み合わせにより、ユーザーとの密なコミュニケーションが取れるだけでなく、業務の効率化にもつながるでしょう。自社の問題点を洗い出し、LINEチャットボットで問題が解決できるか検討してみてください。

LINEチャットボットとは?特徴や機能を解説【SEO無料相談実施中!】ナイルのSEO相談室で公開された投稿です。

チャットボットの市場規模や業界シェアは?急成長を遂げる理由

チャットボットの市場規模はどのくらい?

チャットボットとは、コンピュータ(ロボット)と自動的に会話を行うプログラムのことで、AI(人工知能)や言語処理技術の発展に伴い、さまざまなウェブサービスに利用されています。実際に、チャットボットにおける市場規模は右肩上がりになっていて、技術のさらなる発展による将来性の高さが注目されています。

ここでは、チャットボット業界のシェアや成長を遂げている理由について解説していきます。

チャットボットの市場規模は?

私たちが日々利用するサービスでチャットボットが使用されていることからもわかるように、チャットボットのシェアは拡大しています。

国内のチャットボットが本格的に市場で立ち上がったのは、2016年頃です。2018年に発表された矢野経済研究所の調査では、2022年までに国内対話型AIシステムの市場規模は132億円まで拡大すると予想されています。今後ますます、人間が対応していた処理や業務をチャットボットが行うケースが増えてくることでしょう。

チャットボットが注目される5つの理由

シェアを広げ、市場を拡大しているチャットボットは、なぜここまで注目されるようになったのでしょうか。チャットボットが注目される5つの理由について、説明します。

チャットボットが注目される5つの理由

成長が期待できる

チャットボットは、実用化できるようになってから日が浅く、技術面においても開発中の部分がまだまだ多くあります。今後はAIの精度が磨かれ、さらに利便性が高まることが予想できます。また、それに伴う企業の成長も期待できるでしょう。

ユーザーからの評価が高い

チャットボットを実際に利用しているユーザーからは、チャットボットについて肯定的な反応を示す割合が高いというデータがあります。

gooAI×DESIGNが2019年に発表した「チャットボット実態調査」では、「チャットボットを利用してみて便利だと思ったか」という質問に対し、7割以上が肯定的な回答をしたことがわかっています。時間に縛られずに利用でき、人と直接会話する必要がないという点が、主な要因として挙げられました。この結果から、ユーザーはパーソナライズ化された体験や、セルフサービスによる問題解決を望んでいる傾向にあることが見えてくるでしょう。

働き方改革に貢献している

2019年4月から働き方改革関連法案の一部が施行されるようになり、長時間労働が厳罰化されるようになりました。さらに、労働人口の減少により、企業では限られた従業員数と労働時間の中で、効率的に業務を執り行うことが課題となっています。

このような労働環境の改善や見直しのなかで、業務の自動化や機械化は避けられません。チャットボットの市場拡大もこの動きのなかのひとつといえるでしょう。従来は人が行っていた問い合わせ対応などをチャットボットが代用することで、人的コストの削減が期待できます。

多様な業界で応用できる

ひとくちにチャットボットといっても、機能によってシナリオ型とAI型と呼ばれる2種類があります。シナリオ型は、あらかじめ設定者がシナリオに沿って作成した質問にユーザーが回答し、解決策にたどり着くタイプです。一方、AI型は、その名の通りAI(人工知能)を搭載しているチャットボットで、ユーザーから得たデータを元に自動学習します。シナリオ型は定型的なコミュニケーション、AI型はまるで実際に会話しているような柔軟なコミュニケーションが得意です。さらに、サービスによって問い合わせに特化しているものや、マーケティング支援に特化しているものがあり、企業は自社の課題にマッチしたチャットボットを選ぶことができます。

社内外で活用できる

顧客からの問い合わせに対応するイメージが強いチャットボットですが、社内における課題解決策としても活用されます。例えば、部署間からの問い合わせに活用することで、社内の業務効率化が実現できるでしょう。ほかにも、勤怠管理や会議室の予約システムなど、紙ベースで行っていた業務もチャットボットに置き換えることが可能です。テレワークなど多様な働き方が進むにつれて、さらに社内用のチャットボットが普及していく可能性があります。

チャットボットのさらなる成長に期待大

チャットボットは技術開発により、さらにシェアが拡大されることが予想されます。今よりもさらに自然なコミュニケーションが取れるチャットボットも今後は開発されることでしょう。未来では、現在の私たちが予想できないような場面においても、チャットボットが活躍しているかもしれません。

この記事もチェック

チャットボットは、ユーザーの問いに自動で回答してくれるマーケティングツールです。即時性の高い回答で、顧客満足度の向上につながる可能性があ...
【徹底知識】チャットボットとは?特徴をわかりやすく解説 - www.seohacks.net
数あるチャットボットの中から、自社の課題解決に適したものを見つけたい場合は、それぞれのチャットボットの特徴をつかむことが大事です。今回は...
チャットボット15社を徹底比較!課題解決に応じたツールを選択する - www.seohacks.net

チャットボットの市場規模や業界シェアは?急成長を遂げる理由【SEO無料相談実施中!】ナイルのSEO相談室で公開された投稿です。

チャットボットの企業選びのコツ!課題ごとのおすすめツールを紹介

チャットボット 企業

ユーザーからの問い合わせに自動で返答してくれるチャットボット。ヘルプデスクやコールセンターの負担を軽減するため、さまざまな業界で導入されています。一方、チャットボットを提供する企業は数多くあり、「自社でも導入してみたいけれど、どのサービスを選んだらいいのか分からない」という方は少なくないのではないでしょうか?

ここでは、チャットボットを提供している企業選びのコツについて解説していきます。

チャットボット10社を徹底比較!

各企業が提供するチャットボットを、ユーザーからの問い合わせ対応を効率化する「問い合わせ対応型」、CVR(コンバージョン率)向上による売上アップが狙える「マーケティング支援型」の2つに分け、それぞれの機能やコストを紹介していきます。ぜひチャットボット選びの参考にしてみてください。

問い合わせ対応型

ユーザーからの問い合わせ対応を効率化できるチャットボットを3つ紹介します。

hitobo(アディッシュ株式会社)

チャットボット 企業

アディッシュ株式会社が提供する「hitobo」は、AI型チャットボットです。FAQを画面上で入力するか、CSVでアップロードするだけですぐにチャットボットが生成されるため、素早く運用開始できます。表記のゆれも自動で認識するため、運営担当者の大幅な負担軽減が期待できるでしょう。

hitobo

sAI Chat​​(株式会社サイシード)

チャットボット 企業

株式会社サイシードが提供する「sAI Chat​​」はAI型チャットボットです。「担当者の手間がかからない」をコンセプトに開発されており、導入時から高精度のAIチャットボットを運用できます。従来の学習手法に独自の学習方法を組み合わせることにより、少ないデータで回答できる学習能力の高さを持ち合わせています。

sAI Chat​​

KARAKURI(カラクリ株式会社)

チャットボット 企業

カラクリ株式会社が提供する「KARAKURI」は、カスタマーサポートに特化したAI型チャットボットです。東京大学大学院人工知能研究チームの開発した「学習アルゴリズム」を活用しています。この学習アルゴリズムはFAQデータに特化しているため、データが少なくても学習の精度を向上させることが可能です。

KARAKURI

マーケティング支援型

CVR向上による売上アップを目的としたチャットボットを3つ紹介します。

ChatBook​​(株式会社チャットブック)

チャットボット 企業

株式会社チャットブックが提供する「ChatBook​​」はAI型チャットボットです。業種や目的に合わせてテンプレートを選択するだけでチャットボットが作成できるため、プログラミングの知識がなくても導入可能です。独自のアルゴリズムを活用してユーザーとの会話履歴や行動を取得し、見込み顧客となるユーザーを管理できます。

ChatBook

AI.BiS​​(株式会社ジーニー)

チャットボット 企業

株式会社ジーニーが提供する「AI.BiS」は、自社サイトにアクセスした見込み顧客獲得のために作られています。サイトを訪問したユーザーの分析や、チャットの自動話し掛け機能により、特定のユーザーに営業活動することも可能です。

AI.BiS

​​

hachidori​​(hachidori株式会社)

チャットボット 企業

「hachidori」は、LINE、Facebook、ウェブページ上など複数のプラットフォームに対応可能です。特にLINE・LINEWORKSの認定パートナーであるため、LINEとの親和性が高いという特徴があります。国産初となるAIチャットボットで、自治体や企業への導入実績も豊富です。

hachidori

問い合わせ型×マーケティング支援型

問い合わせ型とマーケティング支援型の両方を兼ね備えたチャットボットを4つご紹介します。

chatplus(チャットプラス株式会社)

チャットボット 企業

「chatplus」は、他社製品と比較して低価格で始められるという特徴があります。使用できる機能が多く、タグを埋め込むだけですぐに利用できる手軽さも魅力です。

chatplus

AIさくらさん(株式会社ティファナ・ドットコム)

チャットボット 企業

株式会社ティファナ・ドットコムが提供する「AIさくらさん」は、AI型チャットボットです。社内のヘルプデスクや、会議室の予約、担当者への取り次ぎなど、会社内での業務負担を軽減するために多く用いられています。また、サポート体制が充実しているため導入後も安心です。

AIさくらさん

KUZEN(株式会社コンシェルジュ)

チャットボット 企業

株式会社コンシェルジュが提供する「KUZEN」は、エンジニアではない人でも直感的に操作でき、簡単に構築できる点が魅力です。ユーザーの用途に合わせてさまざまな外部ツールや外部システムとの連携ができたり、個別の情報に自動で対応したりすることも可能です。

KUZEN

chamo​​(株式会社ジーニー)

チャットボット 企業

株式会社ジーニーが提供する「chamo​​」は、シナリオ型チャットボットです。サイト訪問者の情報を収集・分析してユーザーごとに適切なチャットを表示できる機能があり、ウェブ集客に向いています。さらに、EFO(入力フォーム最適化)機能により、チャット上で申し込みや問い合わせ情報の入力ができるため、ユーザーの離脱を減らす効果も期待できます。インターフェースもシンプルで直感的に使用できるため、スムーズに運用を開始できるでしょう。

chamo​

自社の課題に適したチャットボット選びを

チャットボットを選ぶ際は、自社の課題を分析し、解決に向けて必要な要素と、各企業が運営しているサービスの機能が合致しているかを確認することが重要です。この記事で紹介したチャットボットで気になるものがあれば、ぜひ詳細を各社に問い合わせてみてください。

この記事もチェック

チャットボットは、ユーザーの問いに自動で回答してくれるマーケティングツールです。即時性の高い回答で、顧客満足度の向上につながる可能性があ...
【徹底知識】チャットボットとは?特徴をわかりやすく解説 - www.seohacks.net
数あるチャットボットの中から、自社の課題解決に適したものを見つけたい場合は、それぞれのチャットボットの特徴をつかむことが大事です。今回は...
チャットボット15社を徹底比較!課題解決に応じたツールを選択する - www.seohacks.net

チャットボットの企業選びのコツ!課題ごとのおすすめツールを紹介【SEO無料相談実施中!】ナイルのSEO相談室で公開された投稿です。

リスティング広告の費用や運用代行の手数料は?価格相場を解説!

リスティング広告 費用

「リスティング広告の費用の目安が知りたい」

「費用はどのように支払うの?」

「運用代行を依頼すると手数料はいくらかかる?」

この記事では上記のような疑問のある方に向けて、リスティング広告の費用相場や支払い方法、運用代行手数料の費用相場などについてまとめました。「適切な広告予算を決めたい」という場合は、ぜひ参考にしてください。

また、リスティング広告と同じく検索ユーザーの集客方法として「SEO」があります。リスティング広告と並行して実施すべき施策のひとつです。SEOについては本記事でも触れていますが、具体的な成功事例や実践ノウハウについては「SEOの成功事例・成功法則」の資料でまとめています。ぜひ以下からダウンロードしてください。

リスティング広告とは

リスティング広告とは、GoogleやYahoo!などの検索エンジンで検索したキーワードに連動して表示される広告です。インターネット広告の中でも代表的な広告と言えます。検索結果の上部などで「広告」と書かれている部分がリスティング広告です(下図参照)。

リスティング広告 費用

リスティング広告の概要については以下の記事で解説しているので、さらに詳しく知りたい場合はこちらを参考にしてください。

この記事もチェック

「リスティング広告って何?」「リスティング広告を導入しようか迷っている」「リスティング広告の運用に失敗したくない」この記事ではこのような...
【徹底解説】リスティング広告とは?特徴とメリット・デメリットを解説 - www.seohacks.net

リスティング広告の費用相場は月10~100万円程度

リスティング広告の費用相場は、多くの場合、中小企業は1ヵ月あたり10~100万円程度です。

リスティング広告は、基本的に「アカウント作成料」「登録費用」などは発生せず、初期費用は無料です。また、「広告を検索結果に表示するだけ」なら費用は発生しません。

では、どのタイミングで費用が発生するのかというと、「ユーザーが広告をクリックしたタイミング」です。1クリックあたりの金額はキーワードや他の広告出稿者の数など、さまざまな要因によって決定されます。リスティング広告は、基本的にユーザーが広告をクリックした回数だけお金がかかる仕組みなのです。

そのため、想定以上のクリックによって費用が広告予算や支払い能力を超えてしまわないよう、リスティング広告は設定限度額や、前払い(チャージ)金額の範囲内で運用することになります。

リスティング広告 費用

リスティング広告の費用の支払い方式

リスティング広告は、基本的に最低出稿金額は決まっていません。そのため、何円からでも配信を開始できます。

一方で、費用の支払い方式は媒体によって異なります。ここでは、リスティング広告の中でも代表的なGoogle広告とYahoo!広告、それぞれの支払方式を確認していきましょう。

Google広告の費用の支払い方式

Google広告の費用は使った分だけ請求される、後払い方式です。支払情報(カード情報)を登録しておくことで、利用金額が自動で決済されます。決済のタイミングは、「最後の決済から30日が経過する」または「あらかじめ設定した金額(限度額)に達する」のどちらかです。このどちらかが先に発生した時点で、自動的に決済が行われます。

Google広告の費用や始め方については、以下の記事でも詳しく解説しています。「まずはGoogle広告を始めたい」と考えている方はぜひ参考にしてください。

この記事もチェック

「Googleのリスティング広告について知りたい」「Googleのリスティング広告を配信するのにかかる費用は?」このような疑問を持つ方に向けて、本記...
Googleリスティング広告を始めるための全知識を解説 - www.seohacks.net

Yahoo!広告の費用の支払い方式

Yahoo!広告の費用は、利用する分を事前にチャージ(入金)する前払い方式となっています。広告がクリックされる(利用料金が発生する)と、料金がチャージ金額から消費されていく仕組みです。

またYahoo!広告では、チャージ金の不足を防ぐための、クレジットカードによる自動入金(月定額一括入金)サービスも用意されています。自動入金サービスを利用する場合の最低金額は、3,000円以上です(3,000円以上の金額であれば1,000円単位で設定可能)。

リスティング広告にかける費用の決め方

リスティング広告を始める際に、「1ヵ月の予算はどうやって決めるべきか」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。ここではそのような悩みを解決するために、リスティング広告にかける費用の決め方について解説します。代表的なリスティング広告の費用の決め方2種類を、以下から確認していきましょう。

リスティング広告 費用

決め方1 目標件数とコンバージョン単価から算出する

決め方のひとつは「目標件数とコンバージョン単価から算出する」という方法です。

  • 目標件数:広告で販売したい商品数や問い合わせ数などのこと。コンバージョンとも呼ばれる
  • コンバージョン単価:コンバージョンを1件獲得するのにかかった金額のこと

この目標件数とコンバージョン単価を使用して、以下のような計算を行います。

リスティング広告 費用

こうすることで、ざっくりと必要な予算を把握することが可能です。

ただ、配信を行う中で、目標のコンバージョン単価でコンバージョンを獲得できないケースもあります。その場合は、

  • 目標とするコンバージョン単価を見直す(予算を増やす)
  • 配信キーワードを精査する
  • 広告文などの配信内容を見直す

といった改善を検討しましょう。

決め方2 キーワードのクリック単価とクリック数から算出する

もうひとつの決め方は、「キーワードとクリック単価から算出する」という方法です。

  • 「キーワード」とは……広告を配信する検索ワード
  • 「クリック単価」とは……広告1クリックあたりにかかる金額

この場合は、Googleのキーワードプランナーというツールを利用して、キーワードの想定クリック単価と想定クリック数を確認します。その上で、以下のように計算を行います。

リスティング広告 費用

この方法で費用を算出する場合は、「コンバージョン単価が大体いくらになるか」まで考えて計算する必要があります。

そこまでシミュレーションを行わないと、想定以上にクリック単価が高くなってしまう可能性があるためです。業界の平均や自社サイト全体のコンバージョン率などから想定のコンバージョン率を見積もり、しっかりとシミュレーションを行いましょう。

リスティング広告の運用代行手数料の費用相場

自社での広告運用が難しいと感じた時は、運用代行を依頼することもひとつの方法です。

リスティング広告の運用代行にかかる費用の相場は、広告費の20%程度です。例えば、1ヵ月の広告費が50万円の場合、手数料は10万円となります。また手数料のほかに、初期費用を設定している会社もあります。これは、いちから広告運用を始める際にはアカウント開設やタグの設定、大量の広告入稿など、多くの作業が発生するためです。

リスティング広告の運用代行については、以下の記事でより詳しく解説しています。費用相場はもちろん、運用代行を検討している場合は、ぜひ参考にしてください。

この記事もチェック

「リスティング広告の運用代行のメリット・デメリットや費用相場は?」「どのような場合にリスティング広告の運用代行を利用するべき?」「依頼す...
リスティング広告の運用代行のメリット・費用相場・注意点を解説 - www.seohacks.net

大きな損失を防ぐために「撤退ライン」を決めよう

リスティング広告を始める際は、自社で運用を行う場合も、運用代行を依頼する場合も、具体的な「撤退ライン」を決めておくことが、大きな損失を防ぐことにつながります。

リスティング広告 費用

ただし、運用開始の初月から撤退ラインを適用することは危険です。理由として、以下の2つが挙げられます。

  • リスティング広告は「配信結果を見る→配信前の仮説と照らし合わせる→差分の原因を考える→改善する」、いわゆるPDCAサイクルの流れで効果を改善する工程が必要なため
  • Google広告やYahoo!広告の機械学習機能によって配信が最適化されるまでに、ある程度の期間と掲載実績(クリック数やコンバージョン数)が必要なため

場合にもよりますが、3ヵ月程度は様子を見ることがおすすめです。

長期的な集客には「SEO対策」がおすすめ

ここからは、リスティング広告とよく比較される集客方法「SEO」についてお伝えします。SEOとは、GoogleやYahoo!などの検索エンジンにホームページの内容を理解してもらえるように最適化することです。SEOを実施することで検索結果での順位が上がり、多くの人がホームページに訪れてくれる可能性が高まります。

リスティング広告は比較的短期で効果が出る集客方法ですが、SEOは中長期的に実施する集客方法です。効果が出るまでに数ヵ月以上の時間はかかりますが、「自社の資産となる高品質なウェブサイトが構築できる」「作れば作るほど右肩上がりに集客しやすい」といった、リスティング広告にはないメリットもあります。

「検索結果からの集客」という観点では同じではあるものの、「広告はそもそも見ない」というユーザーも存在するため、リスティング広告と並行して実施するのがおすすめです。リスティング広告とSEOの詳しい比較内容やそれぞれのメリット・デメリットなどについては、以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。

この記事もチェック

「集客を強化したいけど、リスティング広告かSEOか迷っている」「リスティング広告とSEOの違いがよくわからない」「どんなときにリスティング広告...
リスティング広告とSEOはどっちが効果的?その違いを徹底比較 - www.seohacks.net

また、「SEOに興味がある・試してみたい」と感じた方に向けて、弊社ではSEOの実践的なノウハウをまとめた「SEOの成功事例・法則」(無料)を配布しています。以下から、ぜひダウンロードしてみてください。

価格相場を把握して適切な予算を設定しよう

リスティング広告を始めるにあたって、「予算をいくらに設定するか」は広告の成功・失敗に関わる非常に重要なポイントです。少なすぎれば十分な結果が得られず、多すぎれば利益が少なくなってしまいます。一方で、まずは配信を実施して、結果から柔軟に調整・改善していくという心構えも大切です。費用相場をある程度把握したら、実際に配信しながら予算を調整していきましょう。

リスティング広告の費用や運用代行の手数料は?価格相場を解説!【SEO無料相談実施中!】ナイルのSEO相談室で公開された投稿です。

リスティング広告の仕組みとは?初心者にもわかりやすく解説

リスティング広告 仕組み

リスティング広告は検索エンジンの検索結果に表示できるテキストベースのインターネット広告であり、ウェブ集客の強化には必須の施策といえます。とはいえ、その複雑な仕組みをいまいち理解できない方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、リスティング広告の基本的な仕組みや、始める際の注意点などについて解説します。リスティング広告をこれから始める方に向けてわかりやすくまとめたので、ぜひ参考にしてください。

リスティング広告が表示されるまでの仕組み

まず、リスティング広告はどのような仕組みで表示されるのかを理解していきましょう。ユーザー視点では、リスティング広告は以下のプロセスで機能します。

リスティング広告 仕組み

リスティング広告では、広告主はまず、ターゲットとなる「キーワード」https://www.seohacks.net/?post_type=blog&p=11793&preview=trueと広告として表示されるテキストやリンク先、そして「上限クリック単価(入札単価)」を設定します。上限クリック単価とは、その広告がクリックされた際に支払う上限金額のことです。

例えば、広告主が「人気 スニーカー」のキーワードをターゲットに、上限クリック単価500円で設定をしたとします。そうすると、「人気 スニーカー」と検索したユーザーに対して広告が表示され、ユーザーが広告をクリックすると広告主のウェブサイトへ遷移します。

このとき広告がクリックされたタイミングで、設定した上限クリック単価500円を上限に広告主に対して広告費が請求される、といった仕組みです。

リスティング広告の掲載順位が決まる仕組み

続いて、リスティング広告の掲載順位が決まる仕組みについて解説します。

リスティング広告では「設定したキーワードが検索されれば広告が100%表示される」というわけではありません。広告枠は限られており、検索ボリュームの大きいキーワードや成約につながりやすいキーワードは、多くの広告主が掲載を希望し、広告枠が争奪戦となるからです。

ここでは、その掲載順位を決める仕組みについて解説します。

「広告オークション」によって掲載順位が決まる

Googleのリスティング広告では、検索結果の上下に最大4つずつの広告枠が用意されています。そこで、ユーザーの検索が行われるたびに、この広告枠をかけて「広告オークション」が発生します。オークションという名のとおり、広告枠を競りにかけて、表示する広告とその順位を決定するプロセスが自動的に行われるのです。

広告オークションは「広告ランク」によって競われる

ただし、広告オークションといっても「上限クリック単価(入札単価)」、つまり「お金」だけで上位の掲載順位が競われるわけではありません。Googleリスティング広告では、それぞれの広告に「広告ランク」という指標が割り当てられて掲載順位が決まります。この広告ランクは上限クリック単価のほか、後述する複数の要素によって決まります。

さらに、「広告ランク」は常に一定ではありません。広告オークションにかけられるたびに、その時点での競合状況やユーザーの検索背景が加味され、広告ランクは毎回変動します。そのため、同じキーワードを別のユーザーが検索すると、広告の掲載順位は大きく変わることもあるのです。

次の項では、複雑な要素で決まる「広告ランク」について解説しましょう。

上位表示に必要な「広告ランク」を決める4つの要素

リスティング広告で上位表示されるために必要な広告ランクは、以下の4つの要素で算出されます。それぞれ順番に解説していきます。

リスティング広告 仕組み

要素1 上限クリック単価(入札単価)

上限クリック単価を高く設定するほど、広告ランクは高くなります。上限クリック単価とは、広告主が設定する「その広告がクリックされた際に支払可能な上限金額」のことで、入札単価とも呼ばれます。上限クリック単価はいつでも変更でき、広告ランクの値を決定する要素のなかでもコントロールしやすい指標です。

要素2 広告とランディングページの品質(品質スコア)

「広告とランディングページの品質」も広告ランクの値を決定する要素の1つです。いわゆる「品質スコア」と呼ばれるもので、「広告の関連性」や「推定クリック率」、「ランディングページの利便性」により数値化されます。つまりユーザーの検索意図と外れた広告は表示されないように考慮されている、ということです。

品質スコアは1〜10段階で評価され、スコアの値はGoogle広告の管理画面で確認可能です。品質スコアが高いほど、広告ランクも高くなります。

要素3 ユーザーが検索に至った背景

広告ランクの算出においては、下記のようなユーザーが検索に至ったさまざまな背景も反映されます。

  • ユーザーが入力したキーワード
  • 検索時のユーザーの所在地
  • 使用しているデバイス
  • 検索が行われた時刻
  • 検索語句の性質
  • 同じページに表示される他の広告や検索結果

キーワードと広告の関連性は当然ですが、そのほかの要素が複雑に絡みます。例えば、日本国内で検索が行われた場合、当然ながらアメリカで配信している広告は除外されます。また、関西エリアをターゲットとした広告は、関東のユーザーにとって関連性は低いといえるでしょう。

そうした考慮がより細かいレベルでなされ、検索に至った背景と広告とのマッチング度合いによって、広告ランクが変動する仕組みです。

要素4 広告表示オプションの効果

広告表示オプションや広告のフォーマットも広告ランクに影響を与える要素です。広告表示オプションとは、広告文には書ききれないアピールポイントや電話番号などの追加情報を広告に掲示できる機能です。オプションを適切に設定することで広告ランクの向上が見込めます。

リスティング広告を始める際の3つの注意点

ここでは、リスティング広告を始める際の注意点を3つ、紹介します。

リスティング広告 仕組み

注意点1 リスティング広告は継続的な予算の投下が必要

リスティング広告は始めるとすぐに広告表示が可能ですが、裏を返すと停止すればその瞬間にサイトへの流入がなくなってしまいます。継続して効果を得るためには予算を投じ続けなければなりません。

また、リスティング広告は「配信結果を見る→配信前の仮説と照らし合わせる→差分の原因を考える→改善する」、いわゆるPDCAサイクルの工程を踏むことで効果が上がる施策です。

そのため、投じる予算が少なすぎると充分な配信量を確保できず、分析・改善が難しくなります。リスティング広告は分析するためにも必要な広告費をかけ続けることが重要です。

リスティング広告の具体的な予算の組み方について以下の記事で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。

この記事もチェック

リスティング広告は、GoogleやYahoo!といった検索エンジンの検索結果上に表示できる広告です。効果的な集客施策ですが、以下のような悩みを持って...
もう悩まない!リスティング広告のやり方・始め方完全ガイド - www.seohacks.net

注意点2 リスティング広告は専門的な知識が必要

リスティング広告で成果を出すためには、専門的な知識が求められます。本記事で解説している仕組みや広告ランクに関する知識はもちろん、アカウントの構成や配信キーワードの設定など実践と経験にもとづいた知識も必要です。

自社で運用者を育てる時間や予算の余裕がある場合は問題ないですが、そうでない場合は代理店への外注依頼をおすすめします。リスティング広告の運用代行を依頼する際に知っておきたいポイントは、下記記事にてまとめています。こちらもあわせて参考にしてください。

この記事もチェック

「リスティング広告の運用代行のメリット・デメリットや費用相場は?」「どのような場合にリスティング広告の運用代行を利用するべき?」「依頼す...
リスティング広告の運用代行のメリット・費用相場・注意点を解説 - www.seohacks.net

注意点3 リスティング広告は継続的な運用の改善が必要

リスティング広告を成功させるためには予算と知識だけではなく、継続的な運用の改善も必要です。特に運用初期の段階は成功パターンを確立できておらず、短期間で多くの施策を試行錯誤していかなければなりません。ある程度成果が出るようになったとしても、競合の増加や検索ボリュームの増減など、環境が変わることで成果が悪化することも考えられます。

そのため運用している間はずっと「予算と知識を持った人材」に稼働してもらう必要があります。

リスティング広告とSEOの違い

リスティング広告とよく比較される集客手法に「SEO」があります。SEOとは自然検索結果の上位表示を狙う対策のことです。どちらも検索エンジンからの集客施策ですが、ここでは両者の違いを解説していきます。

比較項目
リスティング広告
SEO
上位表示の即効性
開始と同時に上位表示が可能
上位表示に数ヵ月の時間を要する
上位表示の確実性
予算を投じれば上位表示は確実
上位表示は不確実
流入獲得の継続性
×
予算を投じなければ表示がされなくなる
一度上位表示されると上位表示が続く
費用対効果
費用対効果は一定
中長期的に費用対効果が高まる
運用コスト
×
配信している間運用しつづけなければならない
上位表示された後の運用の手間が少ない
施策実施の柔軟性
予算やキーワードなど柔軟に変更できる
×
対策ワードの変更などは困難
ブランディング効果
×
期待できない
期待できる

簡単にまとめると以下のとおりです。

  • リスティング広告……即時で確実に上位表示できるが、広告費がかかる
  • SEO……安定的・継続的な流入確保を無料でできるが、上位表示対策に時間がかかる

このように、リスティング広告とSEOは異なる性質を持つため、併用することで両者のデメリットを補えます。例えばリスティング広告で成果を短期~中期的に出しながら、その間にSEOで長期的な集客基盤を作っておくなど、得意分野を活かした進め方が効果的です。

下記記事にてリスティング広告とSEOの有効なシーンや相乗効果など、より具体的に解説しています。こちらも参考にしてください。

この記事もチェック

「集客を強化したいけど、リスティング広告かSEOか迷っている」「リスティング広告とSEOの違いがよくわからない」「どんなときにリスティング広告...
リスティング広告とSEOはどっちが効果的?その違いを徹底比較 - www.seohacks.net

また、「SEOの基礎知識や実践ノウハウを知りたい」という方に向けて弊社では無料で資料を配布しております。以下のボタンからお気軽にダウンロードしてください。

\右肩上がりの集客を目指すなら!資料ダウンロードはこちらから/

リスティング広告の仕組みを理解して活用しよう

リスティング広告は、上手に活用することで大きな効果を得られる可能性の高い集客方法です。今回紹介した内容は、リスティング広告を実施する方は必ず理解しておくべき基本的な知識といえます。ぜひ、本記事で得た情報をもとにリスティング広告を挑戦してみてはいかがでしょうか。

リスティング広告の仕組みとは?初心者にもわかりやすく解説【SEO無料相談実施中!】ナイルのSEO相談室で公開された投稿です。

セッションとは?意外と知らない計測方法について解説

セッション

ウェブサイトのアクセス状況を測る指標である「セッション」。アクセス解析の際には重要なものですが、PVやユーザー数など、他の指標とどのように違うのか、しっかり理解していない方もいるのではないでしょうか。

セッションについて把握できるように、わかりやすく解説していきます。

セッションとは

セッションとは、「そのサイトを何回訪れたか」を示す数値で、「訪問数」とも呼ばれます。

特定の期間内に同一のブラウザを用いてユーザーが同じウェブサイトに複数回訪れたら、その回数だけセッション数としてカウントされます。

また、セッション数は「最初に訪れたページ」に紐づけられます。一度の訪問で何ページ閲覧しても、カウントされるセッション数は「1」です。

セッションは30分放置すると終了と見なされる

あるサイトを訪問して、新たなページが開かれ続ける間、セッションは継続していると見なされます。しかし30分間放置されると、そこでセッションは終了したものと見なされます。そして30分以上経って、新たなページが開かれる、あるいはページを再読み込みした場合、そこから「新たなセッションが始まった」と見なし、セッションが加算されます。

なお、Googleアナリティクスでは30分でセッション終了とするのがデフォルトですが、この数値は変更することが可能です。しかしセミナーや講演会など、長時間におよぶ動画を置いてあるページでは、数十分以上にわたって操作しないことが多いはずです。こんな場合にセッション期限を短くしてしまうと、実際以上にセッション数が増えてしまうことになりかねません。

コンテンツの内容やユーザーの利用のしかたなどを踏まえて、セッション終了の時間を検討したほうがいいでしょう。

セッションの計測方法

セッションの計測方法について把握していきましょう。

ユーザーが「B→A→C」と閲覧した場合。最初にアクセスしたページBにセッション数1がカウントされます。「C→A→B」なら、ページCにセッション数1がカウントされます。

「B→A→(30分以上中断)→C」の場合、「B→A」と「C」の2つのセッションがあったと見なされますから、ページBにセッション数1、ページCにもセッション数1が、それぞれカウントされます。

セッション

セッションとそのほかの指標の違いは?

ユーザーのサイトへのアクセス状況、流入状況を示す数値は、セッション数のほかにもいくつかあります。それぞれどのような意味を持つのか、整理してみましょう。

PV(ページビュー)数

PV数はアクセス状況を示す数値として広く知られているもので、ページが表示された延べ数を表します。たとえ同じページでも、新たにページを開くたびにカウントされます。

PV数は多いほうがいいのはもちろんです。しかし、例えば同じ5,000PVでも「5,000人のユーザーが1回ずつ訪れている」というのと「500人のユーザーが10回ずつ訪れている」のとでは、意味合いが違ってきます。そのため、単純にPVだけで比較はできません。

PVの計測方法は、ユーザーが「B→A→B→C→A」と閲覧した場合、ページAとページBのPVはそれぞれ2、Cには1がカウントされます。

ページ別訪問数

ページ別訪問数とは、1回の訪問につき、そのページが1回以上表示された場合にカウントされる数値です。別の言い方をすれば「ユーザーの重複を除いたPV数」です。ページにどれほどの流入があったのかを表す、実状に近い指標といえます。

例えば、1人のユーザーがサイトを訪れ「A→B→A→C」と閲覧して離脱した場合、ページAのPV数は「2」ですが、ページ別訪問数では「1」となります。1回の訪問で同じページを何度閲覧しても、カウントはされません。

ユーザー数

ユーザー数は、ページにアクセスする個々のユーザー数を示す数値です。ユーザー数は、ユニークユーザー数(UU)とも呼ばれます。

どのような順序で、どれほどのページを閲覧しても、ユーザー数は1とカウントされます。ただし同一人物であっても、別のブラウザでアクセスすると、それは別ユーザーとしてカウントされます。ですから一人のユーザーがChrome、Edge、Firefoxとブラウザを換えてアクセスすれば、そこで「ユーザー数3」としてカウントされます。

セッション数を解析に活用するには?

セッション数はアクセス解析にあたり、いろいろな形で活用できます。その例を挙げておきましょう。

サイト内の回遊率を調査する

まずは、サイト内の回遊率を調査するときに、セッション数を活用する方法です。1人のユーザーがサイトを訪れ、離脱するまでに、どれほどのページを閲覧するかを表す数値が回遊率です。回遊率はGoogleアナリティクスでは「ページ/セッション」と表示され、平均PVとも呼ばれます。

例えば、3人のユーザーが次のようにサイトを閲覧した場合、回遊率はどうなるでしょうか?

<ユーザーのアクセス状況>

ユーザーA……3PV

ユーザーB……5PV

ユーザーC……7PV

<平均PV>

(3+5+7)÷3=5

一般に、回遊率は高いほうがいいといわれます。それはサイトを訪れたユーザーが「ほかのページも見たい」と思って行動した結果だからです。

回遊率の向上は、コンバージョン率だけでなく、検索順位の向上、ユーザーの再訪問が期待できます。そのためにはコンテンツの見直しやサイト内リンクの設定など、改善を加えようという行動にもつながっていきます。

こうしたアクションを導き出すためにも、セッション数による解析が重要なのです。

改善ページのあぶり出し

セッション数を把握することで、改善すべきページのあぶり出しに活用します。ユーザーが最初に開いたページを見ただけで、そのサイトを離脱してしまう割合が、直帰率です。直帰率と平均セッション時間との組み合わせによって、改善すべきページをあぶり出すことができます。

例えば「直帰率が高く、平均セッション時間が短い」というページは、課題があるかもしれないので調査を進めます。訪れたユーザーが他のページに移動することなく「ここは違うな」と判断していると考えられるためです。

セッションからさまざまな可能性を想定する

セッション数を解析に活用した、ふたつの例を説明しました。いずれの場合にも共通するのは、「さまざまな可能性を想定する必要がある」ということです。回遊率は高いほど良いとは限りませんし、直帰率は高いから良くない、とも言い切れないのです。

アクセス状況を測る指標は多々ありますが、それらが表すのはユーザーの行動です。なぜユーザーがそのように行動したのか、その理由は推測するしかありません。だからこそ複数の指標を使い、多くの可能性を想定して、仮説を立てることが大切になります。

セッション数の理解と活用でさらなる改善を

サイトのアクセス解析にあたっては、セッション数は重要な意味を持ちます。ほかの数値と併用することで、さまざまな解析を行うことができるからです。セッション数を有効に活用し、自社サイトの状況をより精密に把握して、さらに改善を加えていってください。

セッションとは?意外と知らない計測方法について解説【SEO無料相談実施中!】ナイルのSEO相談室で公開された投稿です。

Googleタグマネージャーの使い方は?データ取得の方法を解説

googleタグマネージャー 使い方

HTMLに手を付けず、ページに埋め込んだタグの編集を行う、タグマネージャーはいくつもの製品が登場しています。

ここでは、誰でも無料で利用できるGoogleタグマネージャーに絞って、その概要や使い方について解説します。

Googleタグマネージャーとは?

Googleタグマネージャー(GTM)は、その名の通りGoogleが提供しているタグマネージャーです。タグマネージャーとは、HTMLを編集せずにタグの追加、編集、削除ができるタグ管理システムのこと。

Googleタグマネージャーは、十分な機能を持ちながら誰でも無料で利用でき、サイトの規模による利用制限もありません。またGoogle製ということから、ほかのGoogleアナリティクスやGoogle広告などの連携がスムーズなのも、メリットのひとつです。

ウェブ広告からの流入状況やサイト内でのユーザーの動きを計測する場合、各種のツールが正確に計測できるよう、サイト内に指定されたタグを埋め込みます。しかしタグを追加したり削除したりするたびに該当ページを編集するのは、時間も手間もかかります。運営サイトがいくつもあり、使用するタグが増えていけば作業負荷は大きくなるばかりですし、管理もたいへんです。そうした事情から生まれたのがタグマネージャーです。

Googleタグマネージャーでできること

大きく分けると、Googleタグマネージャーでできることは次の3つです。それぞれについて、簡単に説明します。

googleタグマネージャー 使い方

HTMLを編集せずにタグの追加、編集、削除ができる

HTMLを編集せずにタグの追加、編集、削除ができるのは、Googleタグマネージャーの基本機能です。通常、ウェブページにタグを埋め込む場合、HTMLを編集しなくてはなりません。しかしGoogleタグマネージャーを使うと、ツールの管理画面からHTMLに手を入れることなく、タグの追加や編集、削除ができます。そのため手間と時間がかからず、入力ミスのリスクも抑えられます。

プレビューモードでタグ動作を確認できる

どのページに、どんなタグが埋まっているか、Googleタグマネージャーであれば、これらの情報を把握することができます。

公開前のページであっても、プレビューモードで、タグのGoogleタグマネージャーの管理画面で動作確認が可能です。エラーが出たら、タグを調整してから、ページ公開できるため、トラブルを事前に防げます。

権限付与できるので外部のコンサル会社などに依頼しやすくなる

Googleタグマネージャーを使えば、権限付与がしやすくなるため、タグの設定作業を外部のコンサル会社などに依頼しやすくなります。

タグの設定作業にかかる人的リソースを大幅に削減できることにつながるでしょう。

Googleタグマネージャーでスクロール率を計測する

Googleタグマネージャーを使うことで、それらのタグを効率良く管理でき、精密な計測ができるようになるのですが、代表的な2つの方法を解説します。

googleタグマネージャー 使い方

スクロール率を計測する

まずは、スクロール率の計測です。スクロール率とは、ユーザーがページ上部からページのどこまでスクロールしたかを示す数値です。そのページに遷移して最初に表示されるファーストビューの画面から、下に向かってどこまでスクロールされたかを「%」で示す数値です。つまりスクロール率が50%であれば、それは「ページの縦寸法の50%までスクロールされた」ことを表します。

スクロール率測定の設定は、スクロール率測定のタグを作成し、それを特定のページあるいはすべてのページに適用する、という手順になります。

手順1

まず、Googleタグマネージャーのワークスペース画面から「変数」を選び「設定」をクリックしてください。

googleタグマネージャー 使い方

手順2

「組み込み変数の設定」から「スクロール」の3つの項目「Scroll Depth Threshold」「Scroll Depth Units」「Scroll Direction」をチェックします。

googleタグマネージャー 使い方

手順3

次に「トリガー」をクリックして、新規で作成してください。

googleタグマネージャー 使い方

手順4

トリガータイプとして「スクロール距離」を選択します。

googleタグマネージャー 使い方

手順5

さらに「縦スクロール」「割合」を選びます。例えば「20,40,60…」と数値を入れると「縦方向のスクロール率を20%ごとに計測する」設定になります。

googleタグマネージャー 使い方

手順6

あとは、このトリガーをすべてのページに発生させるか、あるいは特定のページのみにするかを設定し、タグとして追加します。合わせて「タグ」に非イントタラクションヒットを「真」に設定してください。

googleタグマネージャー 使い方

クリックイベントを計測する

次に、Googleタグマネージャーで作成したタグを使って、クリックイベントを計測する方法を紹介します。クリックイベントは、ページ内に設置されたボタンが、どれくらいクリックされているのかを把握することができます。

クリックイベント測定の設定方法を確認していきましょう。

手順1

Googleタグマネージャーのワークスペース画面から「変数」を選び「設定」をクリックしてください。

googleタグマネージャー 使い方

手順2

組み込み変数の「クリック」にあるすべての項目「Click Element」「Click Classes」「Click ID」「Click Target」「Click URL」「Click Text」にチェックを入れます。

googleタグマネージャー 使い方

手順3

「トリガー」を新規作成します。ここではトリガータイプとして「リンクのみ」を選択します。「リンクのみ」はリンクのついたボタンのみ効力があり、画像やテキスト、リンク以外のギミックを発生するボタンは対象外となります。

googleタグマネージャー 使い方

手順4

さらに「タグの配信を待つ」にチェックを入れてから「一部のリンククリック」を選択します。それからトリガーの条件を設定し「特定のページ上で、指定したURLへのクリックが発生した場合、トリガーが配信される」という形にしておきます。

googleタグマネージャー 使い方

手順5

Googleタブマネージャーのワークスペースウィンドウに戻り、新規のタグを作成して、先ほど設定したトリガーを選択します。タグタイプを「Googleアナリティクス:ユニバーサルアナリティクス」、トラッキングタイプを「イベント」として、Googleアナリティクス設定を行えば完了です。 合わせて「タグ」に非イントタラクションヒットを「真」に設定してください。

googleタグマネージャー 使い方

タグの動作は必ず確認すべき

Googleタグマネージャーでは、タグを設置したページを公開する前に、動作確認ができる「プレビューモード」という機能があります。タグの追加や削除などを行った場合には、ページを公開する前に必ずこの機能で確認することが大事です。また公開してからも、正しく計測ができているかどうか、Googleアナリティクスで確認することを忘れないでください。

各種の計測タグは、測定したいトリガーによってきちんと動作することで、正しい数値を計測・記録することができます。作業の手間を無駄にしないためにも、プレビューと動作確認はしっかり行っておきましょう。

サイト改善のためには不可欠なツール

Googleタグマネージャーは無料で使え、十分な機能を持ち、しかもGoogleアナリティクスなど、他のGoogleツールとの相性も抜群です。常にサイトの改善を図り、コンバージョン率の向上を目指すなら、ぜひ活用してみてください。

Googleタグマネージャーの使い方は?データ取得の方法を解説【SEO無料相談実施中!】ナイルのSEO相談室で公開された投稿です。

Googleデータポータルのレポート作成方法をわかりやすく解説

データポータル 作成

Googleデータポータルは、使い勝手がいいBI(ビジネスインテリジェンス)ツールです。Googleツールとの相性がよく、無料ながら十分な機能を持っています。

ここでは、Googleデータポータルについて、レポート作成方法を中心に解説していきます。

Googleデータポータルのレポート作成手順

Googleデータポータルでのレポート作成の手順をご紹介しましょう。

トップページから設定する

まずは、Googleデータポータルのトップページから、設定作業を進めていきます。

手順1

まず、Googleデータポータルのトップページから「無料で利用する」をクリックします。Googleにログインしていない場合、ここでログインを促されますから、Googleアカウントでログインします。

Googleデータポータルのホーム画面に移動します。

データポータル 作成

手順2

画面左側の「Template」、あるいは右上の「テンプレートギャラリー」をクリックすると、豊富に用意されたテンプレートを一覧できます。手早くレポートを作りたい場合には、これらのテンプレートを利用すると良いでしょう。

ここではテンプレートを使わず、新規にレポートを作成することにします。

データポータル 作成

手順3

画面左上の「作成」をクリックすると、プルダウンメニューが現れます。ここでは「データソース」を選んでください。するとGoogleコネクタの一覧画面に移動します。

データポータル 作成

手順4

ここで、Googleデータポータルで連携したいデータソースを選択します。

データポータル 作成

手順5

例えば、Googleアナリティクスを選択すると、紐づけられているサイトのなかから選択する画面に移動します。選択し終えたところで画面右上の「接続」をクリックし、さらに次の画面で右上の「レポートを作成」をクリックします。これでGoogleアナリティクスに接続・連係し、指定したサイトのデータをデータポータル上で表示することができます。

データポータル 作成

グラフや表を活用してレポートを作る

ここから先は、レポート画面を構築していく作業です。

手順1

「グラフを追加」メニューに用意されている多種多様なグラフを使って連携しているデータを視覚化し、ページ上に配置していきます。

手順2

グラフや表は、さまざまな形で表示できます。レポート上に配置したグラフを選択すると、レポート画面右側にグラフ形式の選択肢のほか、どのデータを紐づけるかを決める「データ」、カラーや書体を変更できる「スタイル」などが表示されます。これらを指定していくことで、より見やすいレポートに仕上げることができます。

データポータル 作成

Googleデータポータルで視覚化できるデータの例

Googleデータポータルは、実に幅広いデータを扱い、視覚化できます。どのように使うかはアイデア次第ですが、多くの企業で活用できると思われる、3つの例について説明しておきましょう。

Googleスプレッドシートからレポートを作る

売上実績を管理しているGoogleスプレッドシートをデータソースにしてGoogleデータポータルに連携すれば、さまざまな切り口で売上状況を分析できます。

収集したデータをグラフ化する際には、「ディメンション」と「指標」を指定します。ディメンションとは「どの範囲でデータを区切るか」を指定するもので、たとえば指標を販売数にし、ディメンションを「日付」にすれば「日ごとの販売数」を示すグラフができます。ディメンションを「商品名」にすると「商品ごとの販売数」をグラフ化できます。このふたつを組み替えることで、さまざまなグラフを作成することができるのです。

Googleアナリティクスの解析情報をレポートにまとめる

GoogleデータポータルとGoogleアナリティクスを連携して、解析情報をレポートにまとめます。「ディメンション」と「指標」の組み合わせを選ぶことで、さまざまな解析情報をレポートにまとめることが可能です。

例えば、「ディメンション」に「ページ」を設定すれば、ページごとのデータが得られます。そして指標をセッションや離脱率など、知りたい情報に設定すれば、「ページごとのアクセスと離脱率」を視覚化したレポートを作れます。

Google Search Consoleで検索状況をつかむ

Googleデータポータルと、Google Search Consoleを連携して、検索状況をつかむ方法です。

マンスリーで各キーワードの掲載順位を追うには、ピポッドテーブルから、列のディメンション「Date」、行のディメンション「Query」、指標「Average Position」を選択してください。

データポータル 作成

また、各クエリの掲載順位とCTAを見たい場合、ディメンション「Query」、指標「Average Position」「CTA」を選択してください。

データポータル 作成

Googleデータポータルの共有設定を行う

レポートが関係者にも見られるように、共有設定を行う方法を確認しておきましょう。

手順1

データポータルでの共有設定には、いくつかの方法がありますが、画面右上の「共有」をクリックすると、5つの方法の中から選ぶことができます。

  • 他のユーザーを招待
  • メール配信をスケジュール
  • レポートへのリンクを取得
  • レポートを埋め込む
  • レポートをダウンロード

データポータル 作成

手順2

共有方法は、どれがいいかはケースバイケースです。常に閲覧・編集に関わってほしい相手であれば「他のユーザーを招待」、定期的にレポートをメールで送信したいなら「メール配信をスケジュール」がいいでしょう。

「レポートへのリンクを取得」は、このレポートを見てほしい人に対してリンクを伝えるだけですから、いちばん手軽で簡単な共有方法といえます。

まずはGoogleデータポータルを使ってみよう

Googleデータポータルは多くのツールと接続でき、幅広いデータを扱えるツールです。まずはシンプルなレポート作成から始め、Googleデータポータルの操作に慣れていきましょう。それとともに少しずつ複雑なレポートに挑戦していけば、やがて見やすく効率の良いレポートを作成できるようになるはずです。

Googleデータポータルのレポート作成方法をわかりやすく解説【SEO無料相談実施中!】ナイルのSEO相談室で公開された投稿です。

Googleデータポータルの使い方や閲覧方法をわかりやすく解説!

データポータル 使い方

サイトのデータ分析を行う上で、Googleデータポータルを活用することで、表やグラフなどを使ってデータをオリジナルにカスタマイズしながら可視化できるため、直感的にサイトの現状を把握できるようになります。

ここでは、Googleデータポータルの特徴と活用法について、解説します。

Googleデータポータルとは?

Googleデータポータルは、Googleが無料で提供しているBI(ビジネスインテリジェンス)ツールです。

Googleデータポータルならば、さまざまなツールと連携してデータを収集した分析が可能です。分析結果は、表やグラフで可視化できるため、誰もが視覚的にサイトの現状を把握できるようになります。Googleデータポータルは、多種多様なデータを収集し、統合して視覚化し、共有・管理することができるツールです。PDF出力ができますから、レポートとして残したり、クライアントに定期報告したり、といった使い方もできます。Googleデータポータルを活用することで、リアルタイムの分析結果をもとに、次の一手を迅速に打ち出すことができるでしょう。

Googleデータポータルでできること

Googleデータポータルは、無料ながら多くの機能を備えています。数多くあるGoogleデータポータルの機能の中から、把握しておきたい機能を紹介します。

データポータル 使い方

各サービスと連携できる

Googleデータポータルは、ほかのGoogleサービスとの互換性が高いツールです。

例えば、Googleアナリティクスからデータを引き出すことで、どのようなルートでどれほどのユーザーを獲得したか、どんなコンテンツがアクセスされているのか、Googleデータポータル上でまとめることができます。ほかにも、Google Search ConsoleやGoogle広告との連携が可能です。

また、Googleサービスだけではなく、MySQLやPostgreSQLといったデータベース管理システムとの連携もできます。これまで蓄積してきたExcelデータも、Googleスプレッドシートに読み込むことで、Googleデータポータルに持ち込めます。多くのデータソースと連携できるだけでなく、過去のデータ資産も活用して分析することができるでしょう。

データを統合しやすい

Googleデータポータルは、データを統合しやすいといった特徴があります。

例えば、商品情報や売上データなど、複数の部門で別々に管理されているデータがGoogleスプレッドシート上にあれば、Googleデータポータルにデータを取り込み、「商品ごと」あるいは「時系列」などの項目沿ってデータ統合ができます。

参考:データポータルのヘルプ データの統合について

データを共有しやすい

Googleデータポータルは、分析結果を共有しやすいといった特徴があります。

Googleポータルのデータを共有して、閲覧や編集を共同で行うことができるため、関係するメンバーが最新の情報をもとに、次のアクションを検討・判断・行動できるようになります。もちろん「閲覧のみ」「編集可」という具合に制限コントロールをかけることも可能です。

また、分析レポートはPDFで出力できますから「会議での配布資料にしたい」「印刷して保管しておきたい」というニーズにも対応できます。

Googleデータポータルの使い方

Googleデータポータルはどのように使い、活用すればいいのでしょうか。作成する・分析する・共有するといった項目に分けて解説します。

作成する

まずは、Googleデータポータルを作成する作業になります。

手順1

Googleデータポータルのトップページから「無料で利用する」をクリックします。

データポータル 使い方

手順2

「作成」をクリックすると、プルダウンメニューが現れますので、「データソース」を選んでください。するとGoogleコネクタの一覧画面に移動します。

データポータル 使い方

手順3

データポータルで連携したいデータソースを選択します。例えば、Googleアナリティクスを選択すると、紐づけられているサイトのなかから選択する画面に移動します。選択し終えたところで画面右上の「接続」をクリックし、さらに次の画面で右上の「レポートを作成」をクリックします。これでGoogleアナリティクスに接続・連係し、指定したサイトのデータをデータポータル上で表示することができます。

データポータル 使い方

手順4

メニューに用意されている多種多様なグラフを使って連携しているデータを視覚化し、ページ上に配置していきます。

データポータル 使い方

分析する

Googleデータポータルは、「どこから、どのようなデータを収集するか」「集めたデータをどのように可視化するか」という組み立てさえ作っておけば、リアルタイムで情報を集め、設計した通りに可視化・表示してくれます。

Googleデータポータルのダッシュボードにまとめておけば、関係メンバーがいつでも最新情報をチェックできます。図やグラフでビジュアル化されるため、サイトの現状をつかんで、施策を検討していきましょう。

データポータル 使い方

共有する

Googleデータポータルには、複数の共有方法が用意されています。あるレポートをメンバーと共有したい場合には、状況に応じて最適な方法を選択できます。

・招待して共有する

共有したい相手に招待メールを送り、メンバーになってもらう方法です。ただし、ここで使用する相手のメールアドレスはGoogleアカウントに紐づいていることが必要です。

複数のメンバーでひとつのファイルを編集する場合には、この方法が便利でしょう。

・レポートをメールで送信する

参加メンバーにレポートをメールで送信します。送信のタイミングを決めておけば、自動的にレポートが送信されますから、定期的なチェックが必要なデータを共有するには便利です。

・PDFに書き出す

レポートをPDFで出力する方法です。クライアントに資料として渡したり、会議の席上での資料としてプリントアウトしたりする場合に適しています。パスワード設定ができますから、セキュリティの面でも安心です。

・URLを通知する

共有したいレポートのURLを、共有したい相手に通知すれば、そのレポートのみを共有できます。ただしこの場合も、共有する相手のメールアドレスはGoogleアカウントに紐づいていなくてはなりません。

・ウェブページに埋め込む

作成したレポートをコードに変換して、特定のウェブページ内に埋め込む方法です。レポートの内容を広く公開するには適した方法です。ただしパスワードなどでガードできませんから、重要なデータを公開してしまわないよう、注意する必要があります。

Googleデータポータルを活用するにあたっての注意点

Googleデータポータルを活用する上で、注意すべきポイントもいくつかありますので、しっかり把握しておきましょう。

使用できるグラフ数には上限がある

Googleデータポータルは、1ページあたりのグラフの数は50個までに制限されています。条件によっては「ピボットテーブル」などは1ページに3個までの制限があります。円グラフや表組はもちろん、スコアカードを使っていると、すぐに上限に近づいてしまいますから、注意が必要です。

上限に達しそうな場合はレポートのレイアウトを工夫するか、使用するデータソースを絞り込むなど、対策を施してください。

データ量が多いと動作が重くなる

収集・統合するデータ量が大きいと、Googleデータポータルの動作が重くなります。これは単純にデータ量の大きさによるものですから、根本的な解決策はありません。少しでも軽減するなら、自動更新の頻度を長めにするといった方法を試してみてください。また、Googleデータポータルで分析すべきデータを絞るといったことを検討してみましょう。

閲覧権限を制限する

Googleデータポータルでは、レポートを共有し閲覧・編集できる権限を、細かく設定できます。共有のしかたによって違いはありますが、次のようにレベル分けされたアクセス制限を設けることができます。状況に合わせて、閲覧権限を制限しておきましょう。

<Googleデータポータルのアクセス制限レベル>

  1. ネット上に公開され、誰でも検索・閲覧・編集できる。
  2. ネット上に公開され、誰でも検索・閲覧できる。編集はできない。
  3. データのリンクを知っている者だけが閲覧・編集できる。
  4. データのリンクを知っている者だけが閲覧できる。編集はできない。
  5. 特定のユーザーだけがアクセスできる。ユーザーごとに、閲覧・編集権限が設定される。

Googleデータポータルを活用しよう

Googleの各種のツールとの相性がよく、必要充分の機能を備え、しかも無料で使えるGoogleデータポータル。ぜひサイト分析で、Googleデータポータルを活用してみてください。

Googleデータポータルの使い方や閲覧方法をわかりやすく解説!【SEO無料相談実施中!】ナイルのSEO相談室で公開された投稿です。

MAの効果を最大化するスコアリング方法を解説

MA スコアリング

見込み顧客に的確にアプローチし、マーケティングや営業活動を効率化するMA(マーケティングオートメーション)。MAの効果を最大限に発揮するためには、見込み顧客の興味・関心度合いを可視化するスコアリング機能を活用することが重要になります。

この記事では、MAのスコアリングの概要や使い方について解説します。

MAのスコアリングとは

MAにおけるスコアリングとは、見込み顧客の興味・関心度合いに応じて点数化し、状況を可視化するための機能です。スコアが高ければ高いほど見込み顧客の興味・関心度合いは高く、優先的にアプローチすべきといえます。スコアリングには「属性スコア」と「行動スコア」の2種類があり、それぞれ適切に点数づけを行います。

  • 属性スコア:どのような属性なのかを把握するためにスコアリングする
  • 行動スコア:興味・関心度合いの強い行動に対してより高くスコアリングする

「属性スコア」は「資本金1億円以上の企業は5点」「部長クラスは3点」といったように、ターゲットにマッチした属性の見込み顧客や決裁権を持つ見込み顧客をより高くスコアリングします。「行動スコア」は「資料請求は5点」「サイト訪問は1点」といったように、興味・関心度合いの強い行動に対してより高くスコアリングします。このように、見込み顧客を状況別に分かりやすくスコアリングし、点数によって的確なコンテンツでアプローチすることで、関係性の構築や育成につながるでしょう。

MA運用においてスコアリングが重要な理由

MAの効果を最大化するためには、スコアリングは重要になってきます。MA運用でなぜスコアリングが重要になるのか、その理由を見ていきましょう。

MA スコアリング

営業効率を高めることができる

見込み顧客の興味・関心度合いがわからなければ、営業は手当たり次第にアプローチしなければなりません。展示会でたまたま名刺交換した見込み顧客と、サイトから資料請求を行った見込み顧客では、アプローチの優先順位も方法も異なってきます。MAでスコアリングを行えば、興味・関心度合いの高い見込み顧客が一目瞭然なので、受注確度の高い見込み顧客から優先的にアプローチすることができ、営業効率を高めることが可能になります。

また、スコアが急速に伸びている見込み顧客は、現在積極的に情報収集していることが考えられるので、早急に商談につなげるなど適切なアプローチをとることができます。

顧客の取りこぼしを防ぐ

スコアの高い見込み顧客にアプローチするのが最優先ですが、スコアの低い見込み顧客を放置してしまっては、大きな機会損失を生んでしまいかねません。スコアの低い見込み顧客に対しては、継続的にMAでメールやコンテンツを配信するなど、育成してスコアを伸ばす施策を実施します。見込み顧客の興味・関心度合いを引き上げ、顧客化するという視点もスコアリングでは重要になります。

営業部門とマーケティング部門の連携強化になる

マーケティング部門がさまざまな施策で獲得した見込み顧客を営業部門に連携し、効率的に受注につなげるというのが理想のスタイルですが、現場での認識がそれぞれ異なりうまく機能していない組織は多く見られます。MAのスコアリングでは、営業部門とマーケティング部門が連携することが重要になります。それぞれの現場の意見をくみ取りながら、どのような状況の見込み顧客であれば受注につながりやすいのか明文化し、そこに至るまでの行動をスコアに落とし込みます。そして見込み顧客の定義を明確にした上で、「スコアが〇〇点以上の見込み顧客は営業がアプローチする」といったようにルール化することで、営業効率化につなげることができるでしょう。

効果的なスコアリングの方法

MAのスコアリングは戦略的に設定しなければ、見込み顧客の状況を正確に判断できなくなってしまいます。ここからは、効果的なスコアリングの方法について紹介します。

MA スコアリング

スコアの基準を定める

「属性スコア」と「行動スコア」のスコアの基準を定めます。受注に近い属性や行動であればあるほど、得点を高めるのが基本です。

属性は企業規模や所属部門、役職などがスコアリングの対象になります。役職に関しては、決裁権に近い人と導入決定の判断に近い人、どちらを重視するかによって配点が変わるため、営業部門とマーケティング部門で連携して決定する必要があります。

行動はサイト訪問やメール開封、導入事例の確認、資料ダウンロード、料金表ページへのアクセス、セミナーへの参加などがスコアリングの対象になります。受注に近い行動に対して得点を高くすることで、正確な状況を把握できるようになります。

スコアリングの期間を定める

商材や営業活動、マーケティング活動の傾向に応じて、自社にとって適切なスコアリングの期間を定めることが大切です。同じ50点であっても、1ヵ月で到達した見込み顧客と3年かけて到達した見込み顧客では、興味・関心度合いに大きな差があります。より正確に見込み顧客の状況を理解するためにも、スコアリングの期間を定めるようにしましょう。

効果検証を行う

スコアリングは一度設定して終わりではありません。営業部門とマーケティング部門で連携し、スコアと実際の受注確度に大きな差異がなかったか効果検証を行います。営業部門からのフィードバックを参考に、属性・行動の配点を見直すことで、MAの効果改善につながります。

MAに備わったスコアリングをサポートする機能

スコアリングをより効果的なものにするためのサポート機能が備わったMAが多数リリースされています。MA導入の際は、これらの機能が搭載されているかもチェックしておくことをおすすめします。

スコアリングする行動を細かく設定できる

スコアリングを運用していると、ホットリードに雑音が入ってしまい特定の行動を除外したくなるケースがあります。例えば、採用情報ページを閲覧する学生は見込み顧客ではないものの、「サイト訪問は1点」と配点しているせいで、学生ばかりがホットリード上位を占めてしまう、といったようなケースです。スコアリングする行動を細かく設定できるMAの場合、特定の行動をとったユーザーはスコアリングから除外することが可能です。また、「問い合わせページから離脱した」「メールからサイトに遷移して別ページも閲覧した」といったような、詳細な行動もスコアリングできるMAであれば、より戦略的なマーケティングを実施できるでしょう。

属性をフィルタリングできる

スコアリング画面から属性をフィルタリングできるMAであれば、どのような見込み顧客の情報を蓄積できているのかをすぐに把握でき、属性ごとにメールやコンテンツを配信することができます。スコアリングだけに頼らない、より幅広いマーケティング施策を実施することができるでしょう。

通知機能でホットリードを取りこぼさない

ホットリードに関する通知機能が搭載されたMAであれば、日々の活動に忙しい営業でも見込み顧客の取りこぼしを防ぐことができます。担当顧客をフィルタリングし、ホットリードを通知する設定にして、アプローチのタイミングを見逃さないようにしましょう。

MAのスコアリングを有効活用しよう

MAのスコアリングは受注件数増加の生命線ともいえる機能です。営業部門とマーケティング部門で連携し、現場に即したスコアを定めることで、見込み顧客の取りこぼしを防いで効果拡大することができるはずです。

MAの効果を最大化するスコアリング方法を解説【SEO無料相談実施中!】ナイルのSEO相談室で公開された投稿です。

MAの運用におけるコンテンツの重要性を解説

MA コンテンツ

マーケティング活動を効率化するMA(マーケティングオートメーション)は、見込み顧客に適切なタイミングでコンテンツを発信することで大きな効果を発揮します。MA運用の際に重要になるのがコンテンツマーケティングですが、どのような効果に期待できるのでしょうか。

ここでは、MAを活用した効果的なコンテンツを作る手順について解説します。

MAツールと相性がいいコンテンツマーケティング

コンテンツマーケティングとは、ターゲットである見込み顧客にとって役立つコンテンツを発信し、集客や受注、エンゲージメントの向上につなげるためのマーケティング施策です。MAは見込み顧客を属性や検討状況などに応じてスコアリングし、セグメントに対して適切なコンテンツを自動で配信できるツールなので、コンテンツマーケティングとの相性が非常にいいといえます。具体的には以下のようなコンテンツとMAツールを連動させることが考えられます。

  • メール
  • ブログ
  • ホワイトペーパー

MAツールによるメール配信で定期的に見込み顧客と接点を作ることができれば、企業や商材、ブランドを思い出してもらう機会を増やすことができます。メールの内容は新規で作成してもいいですし、定期的に更新するブログの内容を抜粋し、ブログへと誘導するのもいいでしょう。

ホワイトペーパーは、ダウンロードコンテンツとして活用できます。商材に関する詳細な情報やアンケート調査の結果、導入事例など、見込み顧客のニーズを満たす情報をまとめることで、資料ダウンロードにつながる可能性が高まります。メールやブログ、ホワイトペーパーといったコンテンツとMAツールを組み合わせれば、見込み顧客の商材に対する理解と好感度を高めて、顧客へと醸成することに期待できます。

MAツールにコンテンツマーケティングの活用方法

続いては、MAツールにおけるコンテンツの重要性や活用方法について具体的に見ていきましょう。

MA コンテンツ

見込み顧客の育成がしやすい

コンテンツマーケティングは即効性のあるマーケティング施策ではありませんが、見込み顧客との関係性を構築するという育成面では非常に効果の高い施策です。特にBtoBの場合、商材の価格は高額な傾向があり、検討に関わる人の数も多いため、検討期間が長期化しやすいものです。そのような中で、検討候補の企業から定期的に有益なコンテンツが配信されると、その商材に対する興味や理解が深まるでしょう。すぐに受注につながらなかったとしても「話を聞いてみよう」と商談機会が生まれるかもしれません。また、上司への説得材料としてコンテンツの情報を活用してもらえる可能性もあります。定期的にMAツールでコンテンツを発信するのは、見込み顧客を育成する上で必要不可欠であるといえます。

見込み顧客をスコアリングしやすい

MAツールには、見込み顧客の行動に応じて興味・関心度合いを点数化するスコアリング機能が搭載されています。「メール開封で2点」「資料ダウンロードで5点」「サイト訪問で1点」といったように、行動ごとに点数をつけてスコアリングすることで、見込み顧客の状況が一目で判断できるようになるのです。

スコアリングでは、閲覧したコンテンツによって点数に差をつけるのも有効です。例えば、業界一般の知識を記載したコンテンツよりも、商材独自の導入事例コンテンツを読んだ見込み顧客のほうが、興味・関心度合いが高いと判断できます。「一般的なノウハウコンテンツ閲覧で1点」「導入事例コンテンツで3点」といったように配点することで、より精度高く見込み顧客の状況を判断できるようになるでしょう。そして、スコアリングの状況に応じて最適なコンテンツを配信することで、さらなるアプローチを図ることができます。

MAでコンテンツ作成をサポートできる

多くのMAツールには、コンテンツ作成をサポートする機能が搭載されています。ブログのように簡単にコンテンツを更新できるコンテンツ作成機能や、問い合わせフォームや会員登録フォームなどをプログラミングなしで作成できるフォーム作成機能などがこれに該当します。コンテンツマーケティングは継続してコンテンツを更新することが重要になるため、MAツールの活用は効率化につながる可能性あります。

また、作成したコンテンツを見込み顧客に発信するメール機能やアプリプッシュ通知機能、SMSやLINEでの配信機能、サイト上でのポップアップ表示機能などもMAツールに搭載されていることがあります。配信対象は見込み顧客の属性や状況に応じて絞り込めるため、ニーズに応じてきめ細やかなコミュニケーションを実現できるでしょう。

効果的なコンテンツを作る手順

コンテンツマーケティングでは戦略的にコンテンツを作成することが重要になります。効果的なコンテンツを作るための手順を見ていきましょう。

MA コンテンツ

ペルソナを設定する

まずは、ペルソナを設定します。ペルソナとは自社の商材の典型的なユーザー像のことで、ペルソナに対してメッセージを書くイメージでコンテンツを作成します。

例えば「資本金1億円企業でチームリーダー職を務める35歳男性。会社としてはブランディングやリピート率に課題を抱えている」といったように、ペルソナを具体的に設定します。そうすることで、どのような情報を発信すべきなのか、どのような文体で構成すべきなのかといったコンテンツのイメージが明確になるのです。

カスタマージャーニーを描く

ペルソナが普段どのような情報に接し、どのような情報に興味を持ち、どのような経路で自社サイトやコンテンツに流入するのかを分析するために、カスタマージャーニーマップを作成します。カスタマージャーニーマップとは見込み顧客や顧客の感情や行動、企業との接点を図式化したもので、顧客の受注までの行動を俯瞰的に把握するのに役立ちます。

見込み顧客の感情やその時々で抱いている疑問・不安、求める情報などを分析したカスタマージャーニーマップをもとに企画を立てることで、より効果的なコンテンツを作成できるでしょう。

情報を順序立てて発信する

初めてコンテンツマーケティングに取り組む場合は、情報を順序立てて発信することも重要になります。商材に関するコアな情報も必要ですが、まずは業界における商材の立ち位置やメリット・デメリットなど、興味・関心度合いがライトな層も興味を持つ情報を発信することで、見込み顧客を拡大することができるでしょう。

MAでコンテンツマーケティングを活性化しよう

コンテンツマーケティングは見込み顧客の長期的な育成に効果的です。MAツールで見込み顧客の状況に応じたコンテンツを配信することで、見込み顧客の興味・関心度合いと受注確度を高めることができます。コンテンツマーケティングは自然検索からの流入も見込める資産となるため、MAツールと組み合わせて積極的に取り組むことをおすすめします。

MAの運用におけるコンテンツの重要性を解説【SEO無料相談実施中!】ナイルのSEO相談室で公開された投稿です。

インサイドセールスでMAを活用するメリットを解説

MA インサイドセールス

マーケティング活動全般を支援してくれるMAは、特にインサイドセールスとの相性がよく、相乗効果が生まれる可能性が高くあります。ここでは、インサイドセールスやMAの概要と、それらを組み合わせることで発揮できるメリットについて、詳しく解説します。

インサイドセールスの概要とメリット

インサイドセールスとは、従来の営業活動のようにクライアント先を訪問するのではなく、社内にいながら顧客へとアプローチしていく内勤型営業のことです。インサイドセールスの強みは、一人の営業担当で対応できる顧客の数が従来の外勤型営業に比べて圧倒的に多く、またほとんどの作業を社内で完結させることができるという効率性の高さにあります。

従来の外勤型営業では、ある顧客の成約確度を知ろうと思っただけでも、アポイントの取得や相手先への訪問といった一連の作業を行わなければならず、どうしても時間がかかっていました。場合によっては、Aの顧客に対応している間にBの顧客の成約チャンスを逃してしまう、などといった事態に陥ってしまうことも少なくないでしょう。しかしインサイドセールスであれば、訪問という営業担当にとって最も時間を割かれる作業をなくすことができるため、数多くの顧客に対応でき、また一つひとつの案件をしっかりチェックすることができるようになるのです。

インサイドセールスでのMA活用に期待できる効果

インサイドセールスの実施に際し、特に高い効果を発揮してくれるツールが、MAです。マーケティング活動全般をサポートしてくれるMAは、見込み顧客の獲得と育成を得意としており、インサイドセールスにおける重要なステップを強力に支援してくれます。ここからは、インサイドセールスでのMA活用に期待できる効果について見ていきましょう。

MA インサイドセールス

案件化率・受注率の向上

インサイドセールスがいくら外勤型営業に比べて効率的に数多くの顧客にアプローチできるといっても、保有リストを上から順に、ただ闇雲に攻めていくだけでは、効率的な営業を実現できているとはいえません。しかしMAを用いることで、見込み顧客を育成していき、アプローチする優先度を決めていけば、案件化率や受注化率を大きく向上させることができるでしょう。MAを活用してインサイドセールスを行うことで、特に優先順位の高い顧客を割り出すことが可能になります。

営業コストの削減

効率的な営業活動が実現できれば、営業コストそのものの削減にもつながります。この営業コストの削減は、特に単価が低い商材を取り扱う際などに有効であり、少ない人員でより多くの確度の高い顧客にアプローチできるようになれば、収益を大きく伸ばすことも不可能ではありません。また営業活動を少人数で回すことができるようになれば、そこに取られていたマンパワーを別の部分に使っていくことができるようになるため、企業として新たなチャレンジに乗り出しやすくもなるでしょう。

インサイドセールスを強力にサポートするMAの機能

最後に、インサイドセールスと相性のいいMAについて、その代表的な機能を紹介していきます。

リード管理機能

リード管理機能とは、見込み顧客の属性や行動履歴を細かく記録、管理できる機能のことです。このリード管理機能を活用し顧客の情報を細かく分析していけば、いま現在商品の購入を検討しているかどうかや、受注の確度が高いのかを判断することも不可能ではありません。インサイドセールスを効率的に行っていく際に重要になる、良質な顧客をいかに見つけ出すかを、強力にサポートしてくれる機能といえるでしょう。

スコアリング機能

スコアリング機能は、見込み顧客が行ったアクションに対して点数をつけていける機能のことです。メールを開封する、ホームページにアクセスする、資料をダウンロードするなど、見込み顧客が特定のアクションを行った際に点数をつけるようにすることで、見込み顧客の現在のニーズを可視化することが可能になります。直近で多くの点数を獲得している見込み顧客は、それだけ自社や商品・サービスに興味を持っているということであり、それだけ受注の確度が高い良質な顧客であるといえます。

メールマーケティング機能

相手先を直接訪問しないインサイドセールスにとって、メールでのアプローチは非常に重要な営業ステップとなります。このメールでの営業戦略をサポートしてくれるのが、メールマーケティング機能です。メールマーケティング機能を用いれば、特定の属性の見込み顧客に一斉メールを送ったり、特定のアクションを行った見込み顧客にリアクションメールを送ったりといった作業を自動で行うことができます。営業活動にかかるマンパワーを削減しつつ、相手の状況に合わせて密にアプローチをしていけるようになるため、案件化率を高めることができるでしょう。

インサイドセールスとMA導入で相乗効果を生み出す

インサイドセールスは非常に効率的な営業手法であることに間違いはありませんが、すべての作業を人の手で行ってしまえば、対応できる量や質にどうしても限界が出てきてしまいます。しかしそこにMAを導入し活用することができれば、作業負担を軽減しつつ、さらに営業効率も高めることができ、相乗効果が生まれるでしょう。インサイドセールスやMAの導入を本格的に検討していくのをおすすめします。

インサイドセールスでMAを活用するメリットを解説【SEO無料相談実施中!】ナイルのSEO相談室で公開された投稿です。

MA入門!マーケティングオートメーションの基礎知識を解説

MA 入門

企業のマーケティング活動を強力にサポートし、新規顧客の獲得や営業効率の向上に効果を発揮してくれるツールがMAです。しかし実際にMAを使ったことがない人にとっては、その機能や発揮できる効果を具体的にイメージするのは難しい部分もあるはずです。

そこで今回はMA入門として、マーケティングオートメーションの概要や機能、効果について網羅的に解説していきます。

MAとは

MAとは、マーケティングオートメーション(Marketing Automation)の略で、マーケティング活動を自動化したり、より効果を発揮させたりするためのツールの総称です。マーケティング活動は、新規見込み顧客を獲得して受注へとつなげていく、企業運営において非常に重要なステップです。そこには非常に多くの作業があるため、すべてを人の手で行おうとすると、相当なマンパワーと時間を必要とし、さらに作業の漏れやチャンスの見落としなどのヒューマンエラーとも戦っていなかければなりません。こうした課題を解決し、より少ない作業でより大きな効果を出すためのツールがMAです。

MA 入門

MAの代表的な機能

まずは、MAの代表的な機能について見ていきましょう。

図版

リード管理機能

MAの核ともいえる機能が、リード管理機能です。リードとは見込み顧客のことで、名前や役職といった属性はもちろん、ウェブサイトへのアクセスやメールの開封といった細かい行動履歴を記録・管理することができます。そしてこれらの情報を分析することで、見込み顧客が持っているニーズを明らかにしていくことが可能。その後に続くすべてのマーケティング活動の根拠資料として活用していくことができます。

スコアリング機能

スコアリング機能とは、リードの一つひとつのアクションに点数をつけ、評価する機能のことです。例えば「メールを開封したら1点」「サイトにアクセスしたら2点」といったように点数をつけることで、リードの興味・関心度を可視化します。この点数が一定の値を超えたリードに対してアプローチすることで、営業効率を高めることが可能です。

メールマーケティング機能

リードに対して一斉にメールを送ったり、リードの属性や状況に合わせた文面を作成したりできるのが、メールマーケティング機能です。マーケティング手法として、メールを活用するのは非常にメジャーな方法であり、その作業を強力にサポートしてくれる機能となっています。

コンテンツ作成機能

リードの獲得や育成、さらにはリードの状況を細かく把握し分析していくためには、豊富な量と高い質を備えたコンテンツが必要不可欠です。MAにはこのコンテンツの作成をサポートしてくれる機能も備わっています。制作会社などを介さず、スピーディーにコンテンツを制作することが可能になります。

CRM・SFAとの連携機能

MAはリードの獲得・育成を得意とするツールですが、その後のステップである営業活動を支援するSFAツールや、顧客のフォローやリピーター獲得を得意とするCRMツールもあります。MAには、こうしたCRMやSFAと連携できる機能があり、顧客の獲得からフォローまでを一気通貫で行うことが可能です。

MAのメリット

次に、MAを導入するメリットについて見ていきましょう。

新規顧客の獲得に効果を発揮

MAはマーケティング活動を強力に支援してくれるツールであるため、新規顧客の獲得に特に効果を発揮してくれます。まったく新しい顧客を獲得することはもちろん、顧客になる可能性があるにも関わらず眠らせてしまっていたリストを復活させ、より多くの受注につなげていくことができます。

効率的な営業活動を実現

MAを活用し、リードの状況を細かく把握することができるようになれば、確度の高いリードに対して集中的にアプローチすることが可能になります。営業活動を効率化させることで、非常に生産性の高いマーケティング組織を作り出すことができるでしょう。

コスト削減による収益の最大化

マーケティング活動にかかるマンパワーを軽減し、さらに営業効率も高めてくれるMAは、企業活動全体のコストを削減し、収益の最大化にも効果を発揮します。軽減されたマンパワーや削減されたコストを元に、新しいチャレンジに乗り出すこともできるかもしれません。

代表的なMA紹介

最後に、さまざまなMAツールのなかで、特におすすめしたいツールを紹介します。

この記事もチェック

さまざまなマーケティング施策を自動化できるMAツールは、国内外でさまざまなものが提供されています。ただし、自社の課題や予算に応じて選ばなけ...
【2021年】MAツール14選!特徴・料金を比較して最適なツールを選ぼう - www.seohacks.net

SATORI

MA 入門

SATORIは、海外製が多いMAツールの中で、日本製という強みを持ったMAツールです。操作や設定に関するマニュアルはもちろん、日本語でのサポートも充実しているため、使用に際して頭を悩ませてしまう心配がありません。またMAツールとしては、特にリードを育てることに重点を置いており、メールマーケティング機能やスコアリング機能の充実度に定評があります。

この記事もチェック

純国産のMA(マーケティングオートメーション)ツールとして、存在感を放つ「SATORI」(サトリ)は、日本のビジネス習慣に合った仕様や使い勝手の...
「SATORI(サトリ)」とは?特徴や機能を解説 - www.seohacks.net

b→dash

MA 入門

b→dashは、国産のMAツールで、グッドデザイン賞も獲得した優れたUIや操作性が魅力です。また機能性にも妥協なく、リードの管理からそれぞれに対するアプローチ、コンテンツの制作まで、幅広いマーケティング活動をサポートしてくれます。

この記事もチェック

国産のデータマーケティングツール「b→dash(ビーダッシュ)」は、データを活用したマーケティングをノーコードで実現することが可能です。b→dash...
b→dash(ビーダッシュ)とは?特徴や機能を解説 - www.seohacks.net

Marketo Engage

MA 入門

アメリカ発のMAツールで、世界中で導入実績を持つのがMarketo Engageです。リードの獲得から育成、受注まで、マーケティング活動のすべてをこれ一台で完結できるという点を強みとしています。海外製のツールではありますが、サポート体制が整っており、日本語で対応してもらえます。

この記事もチェック

アメリカで誕生したMAツール「Adobe Marketo Engage(アドビ マルケト エンゲージ、以下Marketo Engage)」は、マーケティングに関する豊富な機能...
Adobe Marketo Engage(アドビ マルケト エンゲージ)とは?特徴や機能を解説 - www.seohacks.net

List Finder

MA 入門

シンプルな設計かつ月3万円台から導入可能など、初めてMAを使用する企業におすすめなのが、List Finderです。BtoB向けのMAツールとしての基本的な機能も揃っており、また手厚いサポート体制も用意してくれているため、安心して導入することが可能です。

MAへの理解を深め、導入を検討しよう

MAを使いこなすことができるようになれば、単にマーケティングに関する作業を効率化するだけでなく、受注確度や営業効率の向上など、企業活動全体にプラスの効果を発揮してくれます。まだMAを導入していなかったり、検討していたりする段階であるならば、ぜひ前向きにMA導入に取り組んでみてはいかがでしょうか。

MA入門!マーケティングオートメーションの基礎知識を解説【SEO無料相談実施中!】ナイルのSEO相談室で公開された投稿です。

自動車販売・整備工場サイトでSEOを効果的に実施するためのポイント

自動車 SEO

ウェブサイトで成果につなげるには、効果的なSEO(検索エンジン最適化)を行うことが重要です。ここでは、自動車販売・整備工場サイトでSEOを行う際の基本的なポイントから、ウェブを通じた集客方法まで解説していきます。

\SEOで成果につなげる!資料ダウンロードはこちらから/

自動車業界サイトのSEOのポイント

自動車販売店や整備工場が自社サイトでSEOを行う場合には、どんな点に注意をするのがいいのか、確認していきましょう。

自動車 SEO

自動車販売サイト:「車種×エリア」のキーワード対策

ユーザーが自動車を購入するとき、どんな車種があるかはウェブ検索をしても、実際に購入手続きを行うのは「リアルなやり取り」というケースが大半です。ウェブ検索をして、めぼしい車種が見つかったとしても、店舗の場所が遠ければ、足を運ぶことはほとんどありません。

そのため「車種×エリア」を明確にしてキーワードを対策することが必要です。例えば、「車種 横浜」「中古車 横浜 軽自動車」といったように、キーワードを広げていきましょう。

整備工場サイト:自社サービスに合わせたキーワード対策

自動車の整備工場サイトの場合、自社サービスに紐づいたキーワードが有効です。例えば、車検整備をメインとするのであれば、「車検」「見積もり」「整備保証」「作業工賃」「費用総額」といったキーワード対策を考えるべきです。また、鈑金塗装サービスでの集客を目指すのであれば、「キズ修理」「ヘコミ修理」「保険修理」「交換工賃」「塗装費用」などが想定されます。加えて、車種やメーカー名、パーツの名称にエリアを組み合わせたキーワードを設定しておけば、より高い効果をあげられるでしょう。

この記事もチェック

SEOに取り組む上で、避けて通れない「キーワード調査」。「SEOに取り組もう!」と会社に言われ、なんとなくキーワードが重要と言われているものの...
SEOで「勝てる」キーワードの選び方!カスタマージャーニーを活用しよう - www.seohacks.net
コストや時間をかけて上位表示を目指すSEO対策の根幹となるキーワードの選定は、SEO対策を実践した際にどれだけのリターンをもたらすか左右するも...
キーワード選定方法のコツとは?利用すべき無料キーワードツールと4つのステップ - www.seohacks.net
SEOとは、“Search Engine Optimization” の略であり、検索エンジン最適化を意味します。WEBサイトが検索結果でより多く露出するために行う一連の取...
【2021年最新】SEOとは?SEO対策の仕組み、技術対策、コンテンツ制作まで解説 - www.seohacks.net

Googleビジネスプロフィールを活用する

Googleビジネスプロフィールとは、Googleが提供するさまざまなサービス(Google検索やGoogleマップなど)に、ローカルビジネス情報を表示して管理できる無料ツールです。社名で検索すれば表示されることに加えて、「軽自動車」や「中古車」といったビッグワードを用いても自動車販売店が並んで表示されます。

上位表示を目指すためには、キーワードを想定した上で、「会社プロフィールを作り込む」「投稿を行う」「画像をアップする」ことが求められます。加えて、来店を促すことができるように「口コミ」を充実させる必要が出てきます。口コミ数が多く、なおかつ評価が高ければ、「安心できる中古車販売店・整備工場」と認知されるでしょう。

画像検索に対応する

ウェブサイトの充実を考えたとき、ユーザーに興味を抱かせたり、ユーザビリティを向上させたりするのに画像で見せると効果的です。単純に見栄えがよくなるだけではなく、画像ファイル名や画像のalt属性の設定などを工夫することによって、SEOという観点からも高い効果を得られる可能性があります。

ちなみに、alt属性とは、画像表示の代替となるテキスト情報のことです。ユーザーだけでなく、検索エンジンも画像を認識する際に使用しています。画像をアップロードする際には、alt属性を必ず設置し、画像ファイル名にも具体的なキーワードを用い、「○○の画像」と“画像”までつけた表記は避けてください。

この記事もチェック

コンテンツ制作に画像は必須ですが、画像もクロール、インデックスされることを知っていましたか?本記事ではSEO効果を重視したサイト設計における...
SEOに効果的な画像の設定って?押さえておきたい6つのポイント - www.seohacks.net

自動車販売・整備工場サイトで用意しておきたいコンテンツとは?

自動車販売・整備工場サイトにおいて、どんなコンテンツが用意されていると高い集客効果を見込めるでしょうか。具体的にいくつかのコンテンツ例をご紹介します。

自動車販売サイト:比較検討段階の情報を用意する

高額である自動車を購入する際、ユーザーは時間をかけて比較検討を行います。例えば中古車を販売している場合、「買った後にトラブルが発生しないか?」など、新車以上に慎重な行動をとる傾向がみられます。さまざまな角度から情報を欲していますので、「優良な中古車販売店の選び方」や「中古車を選ぶとき、気をつけるべきポイント」といったコンテンツを用意し、専門家目線でわかりやすく解説すると有効です。

もちろん、コンテンツをただ充実させても、実際の購入につながるかをしっかり考えておく必要があります。リソースがない中で、コンテンツ制作を行う必要があるかどうかは判断が求められることになります。

この記事もチェック

オウンドメディア運営では、定期的に記事が更新されるようになり、アクセス数が安定してきたら、効果測定をしていくフェーズに入ります。その際に...
オウンドメディア運営におけるコンバージョンは、どう設定すべき? - www.seohacks.net
「オウンドメディアを始めてみたものの成果指標がわからない」という悩みをよく聞きます。最終CVまでの距離が長く、適切に評価しきれないというの...
そのコンテンツはいつ貢献した? アトリビューション分析を使って成果指標を見直そう - www.seohacks.net

整備工場サイト:事例記事を用意する

整備工場サイトの場合、事例記事を掲載することが有効な手段となるでしょう。自動車の修理は、車種だけではなく走行距離やさまざまな条件によって内容が変わることもあるため、自分が保有している自動車に近い事例があると、ユーザー心理として安心感を得られます。数理箇所や料金、修理にかかった日数など、できる限り詳細な情報を掲載することで、ユーザーの共感を生み出してください。

ビジュアル面でアピールしていこう

自動車という商材の特性上、画像や動画などビジュアル面でのアピールを行い、詳細な事例を紹介していきましょう。ウェブ集客をしながら、成果につなげていきましょう。

また、SEO成功事例・法則資料をまとめた資料もご用意しております。

  • SEOの基礎知識
  • 効果的なSEO戦略の立て方
  • キーワード戦略の考え方
  • ナイルのコンサルティングサービスのご紹介

具体的な内容については、ダウンロードの上、ご確認ください。

自動車販売・整備工場サイトでSEOを効果的に実施するためのポイント【SEO無料相談実施中!】ナイルのSEO相談室で公開された投稿です。

印刷業界のサイトでSEOを効果的に実施するポイント

印刷 SEO

インターネットの普及によって印刷の発注・受注がオンラインで行われるようになりました。そのため、自社サイトへの集客が売上向上のカギを握るケースがあります。

今回は、印刷会社のウェブサイトに効果的に集客するためのSEOのポイントを解説していきます。

\SEOで成果につなげる!資料ダウンロードはこちらから/

印刷会社のサイトがSEOを実施すべき理由とは?

印刷会社がウェブサイトを活用しようとする場合、印刷通販事業はすでに大手企業がシェアを押さえていて、後発のウェブサイトで勝負するのは厳しいと考えられます。印刷通販事業でシェアを広げていけるだけのリソースがあればいいですが、そこまでの体力がない場合、せっかくコストをかけてウェブサイトを立ち上げても失敗に終わる恐れがあります。

それでも印刷会社がウェブサイトを立ち上げ、SEOを実施して集客するメリットはあります。印刷会社がウェブサイトを活用して集客する最大の目的とは、潜在的な新規ユーザーとつながることです。紙の需要は減ってきているとはいえ、同人誌やチラシ、名刺など、紙の印刷物を求める人は数多く存在します。個人が印刷会社を探す場合、インターネットを使うことがほとんどですから、ウェブサイトで集客できれば、営業しにくいBtoC事業を広げていくことができるのです。ユーザーは、紙の印刷物は在庫がなくなれば再印刷をオーダーするので、リピーターが生まれることも期待できるでしょう。

印刷会社サイトのSEOのポイント

SEOの基本施策は、ユーザーが検索しそうなキーワードを想定して、自社サイトのコンテンツにそのキーワードを散りばめておくことです。印刷会社のウェブサイトがSEOを意識する場合、どのようなキーワードを対策するのがいいのかを解説します。

印刷 SEO

指名検索に対応する

まずは、指名検索に対応するようにしてください。指名検索とは、会社名や店名、サイト名そのものをキーワードとして検索すること。ユーザーが印刷会社のウェブサイトにアクセスする場合、検索エンジンで指名検索することは少なくありません。印刷物に自社名がクレジットされていて、印刷のクオリティに魅力を感じたユーザーがクレジットを見て検索する可能性も考えられます。

地域を示すキーワードを意識する

「地域名+印刷」でキーワードを組み合わせて設定しておくことはおすすめです。地域名は駅名や市区町村名レベルまで絞り込んでおくといいでしょう。タウン誌や地域の広報誌、お店やイベントのチラシ・フライヤーなど、地域に根ざした印刷物の需要があり、地域のお客様に支えられている中小規模の印刷会社も少なくないのではないでしょうか。また、同人誌を作っている人なら全国各地、身近なところにいますし、遠方の会社でも「展示会中にチラシが切れてしまい、急遽増刷する必要が出たので、会場近くの印刷会社を探している」といったケースがあります。

鉄板キーワード「印刷物+印刷サイズ」

キーワードを設定する場合、ユーザーはどのようなニーズを抱えているかを想定することが大切です。簡単な印刷ならプリンターで誰でもできてしまう現状を考えると、ユーザーは家庭や一般的なオフィスではできない印刷物をつくりたいというニーズを持って、印刷会社を探すと考えられます。

家庭やオフィスでできない印刷物の代表的な例が、ポスターやチラシなどの大型印刷です。そこで「ポスター 印刷 A2」など、印刷物の種類と印刷サイズを組み合わせてキーワード対策しておくのは、一つの方法になります。

重要キーワード「名刺」「チラシ」「同人誌」

ユーザーの需要が大きい名刺やチラシ、同人誌といった印刷商品名は、キーワード対策しておくといいでしょう。「名刺」「チラシ」「同人誌」と1ワード単位ではなく、「名刺+作成」「チラシ+印刷」など複数を組み合わせて設定するのが基本です。

ほかにも、自社のターゲットとなるユーザー像と自社が提供できるサービスから、ユーザーが検索しそうなキーワードの組み合わせを考えるのはおすすめです。例えば、デザイン力に自信がある場合は、「チラシ 印刷」だけでなく「チラシ デザイン 格安」といった組み合わせがキーワードとして考えられます。

自社商品・サービスに関連するキーワード

チラシや名刺、同人誌など一般的な印刷商品だけでなく、自社が対応できる特殊な印刷商品があれば、できるだけ細かくキーワードに設定しておきましょう。例えば、イベントで使用されるTシャツやスタッフジャンパー、同人誌即売会にて出展サークルが同人誌と一緒に販売するノベルティグッズなど、多様な商品を展開しているなら、それぞれキーワード対策を考えていきましょう。また、商品名だけでなく、「即日印刷」といった自社の強みとなるサービスがあれば、キーワードを意識したページを用意しておくといいでしょう。

この記事もチェック

SEOに取り組む上で、避けて通れない「キーワード調査」。「SEOに取り組もう!」と会社に言われ、なんとなくキーワードが重要と言われているものの...
SEOで「勝てる」キーワードの選び方!カスタマージャーニーを活用しよう - www.seohacks.net
コストや時間をかけて上位表示を目指すSEO対策の根幹となるキーワードの選定は、SEO対策を実践した際にどれだけのリターンをもたらすか左右するも...
キーワード選定方法のコツとは?利用すべき無料キーワードツールと4つのステップ - www.seohacks.net
SEOとは、“Search Engine Optimization” の略であり、検索エンジン最適化を意味します。WEBサイトが検索結果でより多く露出するために行う一連の取...
【2021年最新】SEOとは?SEO対策の仕組み、技術対策、コンテンツ制作まで解説 - www.seohacks.net

印刷会社のサイトで用意しておきたいコンテンツとは?

印刷会社のサイトで用意しておきたいコンテンツについては、ユーザーにとって有益である必要があります。どのようなコンテンツが必要なのか、確認していきましょう。

デザインテンプレを提供する

名刺印刷やチラシ印刷のサービスを紹介するページで、デザインテンプレを提供することで、ユーザーは手軽に注文でき、リピート率の向上が貢献できます。

デザインテンプレは、バリエーション豊かに作成しておくといいでしょう。名刺印刷であれば業種別におすすめデザインをカテゴライズし、チラシ印刷であればイベントやセール、習い事、求人など目的別にさまざまなデザインを用意しておきましょう。テンプレはウェブ上である程度編集できるようにして、ユーザーが来店することなく発注できるようにすると手軽でリピートしやすいです。

オンライン上で簡単見積もり

Google検索に「印刷」「印刷会社」と入力すると、サジェストワード(検索窓にキーワードを入力すると自動的に表示される検索候補)として「安い」と表示されます。言うまでもなく、ユーザーは希望する印刷に料金がどれくらいかかるかを決め手としていることがわかります。

料金は「○○円〜」というざっくりした表示だけでなく、ユーザーが希望する印刷にかかる料金をウェブ上で把握できるように、見積もりが出せるコンテンツを用意しましょう。用紙サイズ、用紙の銘柄、使用色数、印刷枚数など、フォームに入力して簡単に料金と納品日を出せるようにするとユーザーフレンドリーです。

注文方法を解説して離脱を防ぐ

注文にあたっては、ユーザーが注文作業中に離脱しないように注意したいところです。ユーザーが希望する印刷プランをわかりやすく提示し、注文方法をできるだけ簡略にするのはもちろん、ユーザーが悩むことなく注文を完遂できるように「注文方法ガイド」ページを作成しておきます。

「注文方法ガイド」では、注文完了までの基本的な流れや注文画面の操作方法について、図も交えて説明します。また、リピート注文の場合はどうするかなど、さまざまなケースを想定して説明しておくことも大事。よくある質問をQ&A形式のコンテンツも用意すると親切です。用紙サイズの実寸法や提供している用紙の特性や厚さについても忘れずに説明しましょう。

こだわりの印刷技術が強みになる

ユーザーの中には、印刷のクオリティにこだわる人もいます。例えば、箔押しなどのさまざまな加工ができたりすると、こだわりのある作り手に喜ばれます。自社で対応可能な印刷技術があれば、積極的に紹介しましょう。

印刷会社のサイトでSEOを実施しよう

印刷会社のサイトでは、これまで対面で行われていた接客を「ウェブサイト上で行う」と考えることが、SEOを強化し、ウェブサイトの成功につながるといえます。

また、SEO成功事例・法則資料をまとめた資料もご用意しております。

  • SEOの基礎知識
  • 効果的なSEO戦略の立て方
  • キーワード戦略の考え方
  • ナイルのコンサルティングサービスのご紹介

具体的な内容については、ダウンロードの上、ご確認ください。

印刷業界のサイトでSEOを効果的に実施するポイント【SEO無料相談実施中!】ナイルのSEO相談室で公開された投稿です。

マンション業界のサイトでSEOを効果的に実施するためのポイント

マンション SEO

マンションへの引越しを検討する場合に、多くのユーザーがまず行うのがサイトの検索でしょう。マンションを売る側からすれば、自社サイトで効果的なSEOを打ち出すことで、潜在ユーザーにリーチできることになります。ただし、マンション業界のサイトでSEOを実施するには、いくつかのポイントがあります。

マンション業界のサイトで、どのようなSEOを実施すべきなのかを解説していきます。

\SEOで成果につなげる!資料ダウンロードはこちらから/

マンション業界サイトのSEOのポイント

マンションサイトのSEO施策について、効果的に行うためのポイントを具体的に解説します。

マンション SEO

キーワードを具体的にする

マンションを探すにあたって、ユーザーの数だけ条件や金額などの要望があります。「どの駅から、どれくらいの距離が理想か?」「マンションの周辺に何があるとよいか?」など人によって希望の条件は異なります。また、予算や家族構成、勤務先へのアクセスなどによっても、答えは変わってきますが、いずれも「要望が具体的である」という点では共通しています。例えば、ペットを飼えるマンションを探していれば「○○駅 マンション ペット可」とキーワード検索をする可能性が高いです。

マンションを探す意欲が高い人ほど「具体的なキーワードで検索を行う」傾向があります。

口語体のキーワードに対応する

マンションサイトのSEOで、陥りがちなのが「不動産の専門用語でSEOを行っている」パターンです。業者間では慣れた言葉でも、大半のユーザーは「ほぼ使うことがない=検索しない」ことに注意が必要です。逆によく検索されるのは「家賃が安い」「住みやすい」など、ユーザーの気持ちが表れたキーワードです。検索キーワードが口語体になりやすいことを、念頭に置いておきましょう。

購入を決断する前のキーワードに対応する

マンションの購入や賃貸を決断する際のキーワードも、押さえるべきです。特に「家賃 内訳」や「分譲価格 比較」など、お金に関連したキーワードがよく挙げられます。マンションの購入にあたっては「この物件に決めて、本当に損をしていないだろうか?」という不安心理が生まれやすいです。購入価格や家賃を詳細に比較するのは、ユーザーの自然な反応といえるでしょう。

位置情報を考慮する

検索表示には、位置情報が活かされることがあります。例えば、渋谷区内で「マンション」というキーワードで検索します。すると渋谷区というキーワードを入れずとも、渋谷区内のマンション情報が上位に表示されることがあるわけです。

マンションサイトのSEOにおいて、位置情報の影響を受けることは考慮すべきポイントです。

マンションサイト業界で意識したいキーワード

マンションサイトで検索されるキーワードの具体例を見ていきましょう。ビッグワードに限らず、さまざまなキーワードで検索されていることを考慮し、対策を打っていく必要があります。

マンション SEO

ビッグワード「新築マンション」「中古マンション」「賃貸」

ビッグワードとは、検索エンジンで多く検索されるキーワードのこと。マンション業界のサイトでいえば、「新築マンション」「中古マンション」「賃貸」などが挙げられます。ビッグワードは、有名ポータルサイトが軒並み上位に表示される傾向にあります。難易度はどうしても高くなりますが、検索上位を獲得できれば、非常に大きなリターンを得られます。

ミドルワード「エリア 新築マンション」「エリア 賃貸」「エリア 中古マンション」

ビッグワードの検索数には及びませんが、スモールワードと呼ばれるほどには検索数は少なくないキーワードを「ミドルワード」と呼びます。ある程度、検索対象を絞り込める複数のキーワードの組み合わせが挙げられ、マンション業界のミドルワードですと、「エリア 新築マンション」「エリア 賃貸」「エリア 中古マンション」といったように、エリアとビッグワードの組み合わせが代表的です。 こちらも有名ポータルサイトが検索上位に表示されていますが、意識しておきたいキーワードになります。

検討段階のキーワード「子育てしやすい」「病院が近い」「買い物しやすい」

マンションの購入や賃貸を検討段階のユーザーを考慮したキーワード設定も有効です。例えば「子育てしやすい」「病院が近い」「買い物しやすい」といったキーワードを通じて住みたいエリアを絞り込む人もいるでしょう。価格相場を見るために「エリア 家賃」「エリア マンション価格」といった検索を行い、候補となるエリアやマンションの目星をつけることも考えられます。

絞り込んだ後のキーワード「固有マンション名」

具体的に買いたい・借りたいマンションが絞られると、キーワード検索の方法も変化します。固有のマンション名をダイレクトに打ち込んだ検索です。具体的かつ新たな情報を知りたいと考えるユーザー心理が、集客につながります。

また、Googleビジネスプロフィールを活用することも有効な手段です。Googleビジネスプロフィールとは、Google検索やGoogleマップなどに、ローカルビジネス情報を表示して管理できる無料ツール。登録しておけば、固有マンション名による検索の結果に、厚みを持たせることができます。

マンションサイトのSEOで気をつけるべきこと

マンションサイトのSEOを実行するのにあたっては、いくつか注意すべきポイントがあります。より効果的なSEOを行うために、意識しておいてください。

サイトのアクセス数より問合せ数が重要

マンションサイトを立ち上げる目的は、いかに潜在ユーザーからの問合せを増やすかにあります。いくらアクセス数を増やしても、問合せにつながらなければ意味を成しません。極端にいえば、月に10,000件のアクセスがあって1~2件の反響があるよりも、月に100件のアクセスで2~3件の問合せを獲得できれば、マンションサイトとしては成功といえるのです。

仮にビッグワードやミドルワードで検索上位されていなくても、複合的なキーワードでユーザーの目に留まることができれば、問い合せ獲得という目的が達成できるケースがあります。

詳細な情報を提供する

マンション購入・賃貸を考える大半のユーザーは、ひとつのマンションサイトだけを見て判断するのではなく、さまざまなサイトを回って「比較検討するための情報」を集めます。そのため、マンション業界のサイトは、ユーザーの欲求を満たす情報を提示できていなければなりません。ポータルサイトや他社ホームページにはない角度の物件写真かもしれませんし、より詳しく物件にコメントをしたレビューかもしれません。ほかにはない詳細な情報であればあるほど、効果的といえるでしょう。

マンション業界のサイトでSEOを活用しよう

潜在ユーザーにリーチしていくには、「マンションの特徴や強みはどこにあるのか?」「どんなユーザーが主要ターゲットになり、どんなマンション探しをしそうか?」「商圏や競合はどこにあるのか?」などを踏まえ、サイトを構築し、SEOを実施することを検討してもいいでしょう。

また、SEO成功事例・法則資料をまとめた資料もご用意しております。

  • SEOの基礎知識
  • 効果的なSEO戦略の立て方
  • キーワード戦略の考え方
  • ナイルのコンサルティングサービスのご紹介

具体的な内容については、ダウンロードの上、ご確認ください。

マンション業界のサイトでSEOを効果的に実施するためのポイント【SEO無料相談実施中!】ナイルのSEO相談室で公開された投稿です。