電動自転車のSocial Bicyclesが1000万ドル調達、Jump Bikesに再ブランド

Social Bicyclesは、正式名称をJump Bikesに変え、1000万ドルのシリーズAラウンドを完了した。Menlo VenturesのリードでSinewave Ventures、Esther Dysonらも参加した。

「われわれMenlo Venturesの投資チームは、世界を変える使命を担う起業家を支援している。人々が移動する方法を変えることもその一つだ」とMenlo VenturesのManaging Director、Shawn Carolanが声明で語った。「当社は2011年のUberへの投資で、都市交通テクノロジーの課題と可能性について重要な教訓を得た。JUMPとパートナー関係を結べたことはMenloの誇りであり、同社のドック不要の電動自転車ネットワークは、パズルを完成させるための決定的なピースの一つだ」。

Jumpは、ドッキングステーションを必要としない電動アシスト自転車を作っている。調達した資金は新規市場への参入、追加雇用、既存ハードウェア・ソフトウェアの改善などに活用する。

このわずか数日前、同社はサンフランシスコ市営交通局から同市で最初のステーションレス自転車サービスの認可を受けており、3月までに250台のドックレス電動自転車を市内に配置する予定だ。

「電動自転車には、自転車と車のギャップをつなぐ需要がある」とJumpのCEO Ryan Rzepeckiが声明で語った。「JUMPの電動自転車は、利用者がより遠くへより速く移動することを可能にし、しかも驚くほど楽しい。これは初期の調査結果が証明している。当社の電動アシスト技術は、人々が市内を移動、探索する方法に革命を起こすと信じている。Menlo Venturesというパートナーにラウンドをリードしてもらったことは、われわれのアプローチを同社が信頼していることを裏付けるものだ」。

JumpはすでにワシントンDCで電動自転車ネットワークを開設し、今年中にカリフォルニア州サクラメントおよびロードアイランド州プロビデンスにも進出する予定だ。同社のハードウェアとソフトウェアは、都市、キャンパス、企業などの第三者を通じて、ポートランド、ニューオリンズ、アトランタを始めとする40の地域で運用されている。

ニューヨーク拠点のJumpは、2013年に設立された。今回のラウンド以前には、2013年のシードラウンドで110万ドルを調達している。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

自転車シェアサービスを展開するSocial Bicycles、事業拡大のために110万ドルの資金を調達

自転車共有サービスを展開しているSocial Bicyclesをご存知だろうか。このSocial Bicycleがこの度、さらなる業務展開を行うために、110万ドルの資金を調達した。ちなみにSocial BicyclesはRyan Rzepeckiが指揮を執る企業だ。

ラウンドをリードしたのはNew York AngelsのDavid Roseで、Esther Dyson、Amol Sarva、そしてKarl Ulrichも参加している。David RoseおよびBrad Higginsは取締役に就任する。

サービスを開始したのは2011年のことだった。当初はKickstarterプロジェクトとして始まった。そして12月にサンフランシスコ空港地域でもサービスを開始。翌3月にはUniversity of Buffaloにもサービスを展開している。

以来、Social Bicyclesはニュージャージー州のホーボーケン(Hoboken)における自転車シェアシステムの構築をサポートしている。またフロリダ州のセントピーターズバーグ(St. Petersburg)にてもサービスを展開するために、300台の自転車を調達しているところだ。

自転車にはGPSシステムが内蔵され、ロック解除は携帯電話を利用して行う仕組みとなっている。自転車はたいていの場所に乗り捨てることができ、必要な場所で登録自転車を見つければいつでもアプリケーション経由からロックを外して利用することができる。こうした仕組みにより、貴重な歩行者スペースを奪ってしまう自転車共有のためのハブを用意する必要もなく、システムを運用できるようになっている。

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(翻訳:Maeda, H)