米国時間2月16日、Bitcoin(ビットコイン)が初めて5万ドル(約530万円)の大台を突破した。ピーク時の価格は5万500ドル(約535万5000円)強だった。
世界で最もよく知られている仮想通貨であるBitcoinの価格は、仮想通貨業界における消費者の関心と、ブロックチェーンベースの資産の取引活動における合理的な代理であることを歴史的に証明してきた。Bitcoinの価格は最高値以降下降しており、本稿執筆時の価値は4万9000ドル(約519万5800円)強となっている。
Bitcoinは2021年に入って急騰しており、2021年初めの3万ドル(約318万1100円)台から最近の5万ドル(約530万1900円)の節目まで上昇し、66%前後の高騰となった。1年前には1万ドル(約106万円)前後だったBitcoinは、400%上昇したことになる。
投資家や他の分散型トークンの信者にとっては幸運なことに、評価額の上昇を享受しているのはBitcoinだけではない。CoinMarketCapによると、最も高く評価されているブロックチェーン資産の1つであるCardanoは先週に約27%上昇し、時価総額は270億ドル(約2兆8600億円)の大台に近づいている。
急成長する仮想通貨市場に関連した企業は、Bitcoin価格の上昇にともないブームを享受している可能性がある。取引活動や消費者の関心はBitcoinの価格とともに上昇する傾向があり、Coinbaseのような企業は取引活動や消費者の利用から利益を得ていることから、2021年は力強くスタートを切ることができた。
Coinbaseは株式公開を申請しており、近日中での直接上場を目指している。
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何がBitcoinや他の暗号通貨の価格を短期的に上昇させているのだろうか?市場が過熱している中で、正確に指摘するのは難しい。ただ1つ言えることは、ほぼすべての暗号通貨が最高値を更新しているのなら、Bitcoinも同様なのではないだろうか。
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(文:Alex Wilhelm、翻訳:塚本直樹 / Twitter)