Google MapsのiOSとAndroidアプリに、画面をやや暗くした”Night Mode”が導入され(下図)、夜のドライブでナビ代わりに利用するのが楽になった。もちろん、運転しながら見なさい、という意味ではないが。
夜は、路上が暗くてディスプレイが真っ白に明るいと、明るさの変化に対する目の調節が忙しくなりすぎるのだ。ささいなアップデートだけど、交通安全に貢献することは確実だ。
今回のアップデートではさらに、ユーザが場所にラベルをつけておくと、今後地図上や検索結果で、それらのラベル付きの場所が表示されるようになった。最近流行(はや)りの、“ユーザ体験の個人化”というやつだ。またGoogle Mapsにユーザがアップロードした写真のキャプションを、あとから編集できるようになった。
でも、もちろん、ユーザにとっていちばん嬉しいのはNight Modeだ。iOSのユーザは、何年も前からこれを求めていた。完全に自動的だから、ユーザは何もしなくてよいが、ただし、実際に夜の時間帯にならないと起動しないから、昼間のトンネルの中などは無理だ。暗い部屋の中で実験してみたが、やはりだめだった。
また、ふつうに地図を見ているモードでは起動しない。曲がり角誘導機能のあるナビモードだけだ。そして、えー、ユーザがやるべきことと言えば、Google Mapsアプリを最新バージョンにアップデートするだけだ。
(画像クレジット, ありがとう: iClarified)