【大阪】おすすめしたいテレビCM制作会社20選!

CM制作にあたっては、ある程度の映像制作の技術が必要となります。その一方で、予算との兼ね合いもあるでしょう。数多くある映像制作会社から、どこを選ぶべきなのか、さまざまな角度から検討しなければなりません。

そこで、この記事では大阪にあるCM制作会社について、ご紹介していきたいと思います。

CM制作会社を選ぶときのポイント

CM制作会社を選ぶには「過去の実績」「編成スタッフ」を確認することをおすすめします。過去の実績は、会社のウェブサイトに掲載されていますので、自社でイメージしているようなCMを作成したことがあるのかどうかを確認しましょう。できるだけCM制作の経験が豊富な会社のほうが安心できます。

また、CM制作には、演出家、脚本家、カメラマン、美術デザイナー、音響と各方面のプロフェッショナルの力が必要です。どのようなチーム編成になっているのか、こちらもウェブサイトで情報が公開されている場合は、チェックしておいてください。

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CMの制作会社の選定ポイントは?おすすめの制作会社6選【2021年版】 - www.seohacks.net

 

大阪にあるCM制作会社

どのようなCM制作会社があるのか、大阪にあるCM制作会社20社をご紹介します。

株式会社アッシュ

CM 制作会社 大坂

株式会社アッシュは、大阪市北区にある映像制作会社です。映像が持つマーケティング力にも早くから注目しており、YouTubeなどのウェブ広告にも対応。集客を意識した映像制作を行っています。また、地方CMから全国CMまで多数手がけており、株式会社ポニーキャニオン、FM802、株式会社関西コレクションなど、多くの取引先との実績を持っています。

株式会社アッシュ

株式会社アンスリック

CM 制作会社 大坂

「未来のビジュアルの創造」をミッションとするのが、大阪市北区の映像制作会社である株式会社アンスリックです。映画やテレビCMで使われているハイクオリティな映像を提供。大阪だけではなく、京都、関西各地域をはじめに、全国に事業展開しています。CG制作やコンピューターグラフィックスに定評があり、過去には、京都大学 iPS細胞研究所の紹介動画なども制作しています。

株式会社アンスリック

株式会社ヴァンズ凸(デコ)

CM 制作会社 大坂

株式会社ヴァンズ凸(デコ)は、大阪市中央区の映像制作会社です。3,000本を越える映像制作のノウハウと実例を元に、依頼から納品までを対応してくれます。経験豊富なスタッフと機材・設備がそろっているため、自社一貫制作ができるのが強みです。パナソニック株式会社、ダイキン工業株式会社、日本ハム株式会社といった企業のほか、国土交通省、大阪航空局、大阪府警本部などの官公庁の取引実績も豊富です。

株式会社ヴァンズ凸(デコ)

株式会社エルズ

CM 制作会社 大坂

大阪府大阪市の映像会社が、株式会社エルズです。最初に「利用シーン」「何を伝えるか」「本当に映像が必要か」といった丁寧なヒアリングを行うので、CM制作を初めて依頼する企業でも安心です。依頼する企業側が、簡単な企画構成を行う「10万円!映像制作プラン」など、格安で依頼できるプランもあります。

株式会社エルズ

株式会社キャップス

CM 制作会社 大坂

実写動画の制作経験を多く持つのが、株式会社キャップスです。広告デザインがメイン事業ですが、動画制作も、企画・撮影・編集・納品までを、社内で対応することができます。大手企業から個人店まで幅広くジャンルを問わず対応しています。ドローンを使った空撮も可能。「動画の一番のポイントはシナリオ」というモットーのもと、クライアントの立場に立って、ヒアリングに十分な時間をかけた上で、動画シナリオを練ってくれます。

株式会社キャップス

株式会社クレフ

CM 制作会社 大坂

株式会社クレフは、大阪府大阪市を拠点とする映像制作会社で、京都、兵庫、奈良、滋賀、和歌山と関西全域に対応しています。ウェブ制作やマーケティングを得意としており、制作実績は500社以上。ドキュメンタリー風やアニメーション・CGの技術も持つので、幅広いニーズに応えることができます。取引先には、大阪教育大学、京都大学、近畿大学、鹿児島大学と教育機関も多いです。

株式会社クレフ

株式会社シードアシスト

CM 制作会社 大坂

株式会社シードアシストは、大阪市北区の映像制作会社で、「クリエイティブ事業」「報道情報事業」「タレント事業」の3本柱で事業展開を行っています。創立30年を迎え、年間制作本数は220本以上にのぼります。マーケティングやブランディング思考を用いた、企業紹介・商品紹介の動画を制作することが可能です。

株式会社シードアシスト

株式会社思創堂

CM 制作会社 大坂

大阪市天王寺区の株式会社思創堂では、動画制作だけではなく、ウェブ制作、パンフレットの各種デザインも手掛けています。年間約100件を超える動画を制作し、ドローンを使用した空撮を得意としています。店舗紹介や採用求人の動画も取り扱い可能。

ウェブサイトでは、制作参考見積書や動画制作に関する資料などのダウンロードを行うことができます。

株式会社思創堂

株式会社ファーストトーン

CM 制作会社 大坂

「洗練された感性の提供」をコンセプトとする株式会社ファーストトーンは、大阪市中央区に本社がある映像制作会社です。得意分野は、企業や商品・サービスの「魅力を引き出す」こと。採用プロモーション動画を年間60社、学校プロモーション動画を年間200校、ブライダル動画は年間1000件という実績を持っています。

株式会社ファーストトーン

株式会社ブレファ

CM 制作会社 大坂

株式会社ブレファは、大阪府堺市の動画制作会社です。テンプレート動画を活用する「テンプレートカスタムプラン」では、3万円からの低予算での映像制作を請け負っています。予算に応じた動画制作が可能です。ドローンによる空撮のほか、セスナ機を使った空撮も対応できます。

株式会社ブレファ

株式会社ミラタス

CM 制作会社 大坂

株式会社ミラタスは、VR技術を使った映像制作にも定評がある、大阪市西区の動画制作会社です。VRを使用した体験型コンテンツを得意としています。実績として、スパワールドのナイトプールのテレビCMを撮影して編集も行っています。

株式会社ミラタス

株式会社ワールド

CM 制作会社 大坂

3DCG・VR・医療動画などを得意とするのが、大阪市都島区の株式会社ワールドです。最先端の映像制作技術とともに、脳科学、心理学、マーケティング行動学の理論なども積極的に取り入れて、訴求力の高い映像を作り上げてくれます。内閣官房や法務省などの官公庁や、東京大学病院や京都大学病院といった医療分野でも活躍の幅を広げています。

株式会社ワールド

CAMEL株式会社

CM 制作会社 大坂

CAMEL株式会社は、「e映像制作.com」という動作サービスを展開している、大阪府大阪市の制作会社です。取引先は、パナソニック株式会社、株式会社フジテレビジョンといった大手企業のほか、国土交通省、環境省、大阪府、京都府と行政からの依頼実績も持っています。撮影から編集までワンストップで迅速な対応が可能です。会社案内や展覧会用の動画にも対応しています。

CAMEL株式会社

株式会社CapWorks

CM 制作会社 大坂

株式会社CapWorksは、大阪市西区の映像制作会社です。ただ映像を制作するのではなく、何のために制作するのかを掘り下げた上で、視聴や利用シーンに合わせた動画を制作します。取引実績に、関西テレビ放送株式会社、株式会社セレッソ大阪、エイベックス通信放送株式会社など。アニメーションから実写・CG制作まで、多種多様な幅広い動画に対応しています。

株式会社CapWorks

合同会社CROCO

CM 制作会社 大坂

合同会社CROCOは、兵庫県神戸市の映像制作会社で、音楽PVや企業CMといった動画を制作しています。企画・各種手配・撮影・編集・MA・納品までを対応。動画を初めて依頼するクライアントの困りごとを解決してくれます。過去実績に、パナソニック株式会社、株式会社村田製作所、神戸大学などがあります。

合同会社CROCO

有限会社タイムリー

CM 制作会社 大坂

有限会社タイムリーは、大阪市北区の映像会社です。報道番組や情報番組、バラエティー番組、スポーツ番組といったテレビ番組の制作実績があります。企業向けのPVやCMの実績も豊富で、クオリティの高いCM作品を撮ることが可能です。大阪国際空港(ITAMI)がリニューアルオープンしたときのPVも手がけています。関西だけではなく、全国各地、海外でもフレキシブルな対応を行ってくれます。

有限会社タイムリー

合同会社OCEANS

CM 制作会社 大坂

合同会社OCEANSは限られた予算内でも、映像制作に対応してくれる、大阪府和泉市の制作会社です。スピードプランは1万8,000円からとコストを抑えられます。打ち合わせ、コンテ作成、カメラ撮影、編集などを原則1人のクリエイターが担当するので、一貫したテーマでのCM制作が可能です。最短2日で納品できるスピードも、急ぎのときには頼りになりそうです。

合同会社OCEANS

株式会社 OFFICE MINAMIKAZE

CM 制作会社 大坂

株式会社OFFICE MINAMIKAZEは、大阪府大阪市に本社がある、芸能プロダクションおよび映像制作の会社です。1社で企画からキャスティング、撮影、その他の編集などの工程すべてを請け負っています。併設するタレントプロダクションを使うことによって、制作費を大幅にコストダウンできるのが強みです。さまざまなSNSに対応したCMの制作も行っています。

株式会社 OFFICE MINAMIKAZE

株式会社Sand Sun Creative

CM 制作会社 大坂

株式会社Sand Sun Creativeは、大阪府大阪市でさまざまな規模・業種に対応している映像制作会社です。ベンチャー企業のセミナー動画から、大手企業のテレビCMまで幅広く対応しています。ウェブサイトでは、初めての動画作成における「あるある」の悩みや、「会社紹介動画」も工夫すれば、魅力的なものになるという実例が紹介されています。これまでにない切り口で、インパクト重視の動画を作りたいときには、ぴったりの制作会社といえるでしょう。

株式会社Sand Sun Creative

株式会社SUNFLAP

CM 制作会社 大坂

株式会社SUNFLAPは、大阪市北区に本社を置く映像会社です。テレビ番組制作で培ったノウハウを用いて、数々の広告動画も作成しています。テレビ番組制作のプロデュースを長年やってきたプロが制作にたずさわっているので、クオリティの高いCM動画を制作することが可能です。Instagramなど、SNS用動画の企画作成も合わせて対応できます。

株式会社SUNFLAP

訴求率の高いテレビCMを活用しよう

テレビCMのメリットは何といっても、商品やサービスがうまく認知されれば、顧客への営業活動もスムーズに行えるということ。いかに会社や商品の特徴をうまく伝えられるかが、テレビCMではより重要になります。動画制作会社がそれぞれ持つ得意分野や予算をふまえた上で、大事なビジネスパートナーを探してみてください。

もし、CM作成について制作会社選びに悩んでいる場合は、ナイルにご相談ください。テレビCMについて最適な内容をご案内いたします。

テレビCMについて無料相談!

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Kairos3(カイロス スリー)とは?特徴や機能を解説

Kairos3とは、営業のための商談を作るMA(マーケティング・オートメーション)ツールです。低コストながら、必要充分な機能を備えており、SFAツールのオプションも用意されています。

ここでは、Kairos3の特徴や機能について、詳しく解説していきます。

商談につながるお客様の抽出するMAツール

Kairos3とは、カイロスマーケティング株式会社が提供するMAツールです。正式名称は「カイロス スリー」なのですが、単に「カイロス」と呼ばれることもあるようです。

Kairos3は、直感的に使える操作性で、商談につながるお客様を抽出できることから、1,500アカウントを超える導入実績があります。月額15,000円から導入できるというハードルの低さも魅力でしょう。

また、オプションを追加することで、SFAの機能をプラスでき、外部のシステムと連携して情報の受け渡しを行う、APIの機能を持たせることも可能です。

Kairos3(カイロス スリー)の特徴

Kairos3にはどのような特徴があるのか、3つに絞って詳しくご紹介します。

カイロス ma 170

シンプルなUIで操作しやすい

MAは、毎日のように利用するツールですから、使いやすいかどうかは気になる点です。Kairos3のユーザーインターフェースは見やすくシンプル。MAツールとして十分な機能を備えながら、初心者でも直感的に使うことができます。

マーケティングに注力したいが、専任スタッフを充てられない。十分なスキルを持つ人材を確保できない…。そうした企業にとっても、導入しやすい設計となっています。

営業とマーケティングが連動しやすい

Kairos3は、営業業務を効率化するSFAの思想を反映したMAツールになっています。マーケティングと営業は、ひとつながりで連動してこそ、ビジネスの成果につながるもの。オプション設定の「Kairos3 SFA」を組み合わせることで、リードの獲得から商談、成約まで、切れ目なくサポートすることが可能になります。

サポート体制が充実している

Kairos3は、サポート体制が充実しています。ツールの使い方や活用法を学べるヘルプページのほか、電話窓口や質問フォームが用意されており、専任スタッフによるアドバイスを受けることが可能です。

さらに、カイロスマーケティング社の経験事例をもとにしたオンラインセミナーが、定期的に無料で開催されています。

Kairos3(カイロス スリー)の主な機能

Kairos3の機能は、「データ管理機能」「分析・評価機能」「マーケティング機能」の大きく3つに分けられます。それぞれどのような機能なのか、ご紹介します。

カイロス ma 170

データ管理機能

MAツールを導入したなら、さまざまな形で保存されているリード情報を整理し、MAツールで一元管理することが大切です。それを実現するために、Kairos3には多くのデータ管理機能が備わっています。

リード管理

リード管理とは、獲得したリード情報を管理する機能です。リードのセグメント分け、属性に応じたコンテンツの提供、リードの行動追跡など、マーケティング施策の基盤となる情報管理を行います。

名刺管理アプリ連携

企業名、役職、個人名が記載された名刺は、マーケティングにおいては、まさに宝の山。Kairos3は、名刺管理アプリとの連携も可能ですから、しっかり名刺情報を取り込んでおきましょう。マーケティングと営業が連携を密にし、眠っているリードを掘り起こせば、そこに多くの商機が生まれるかもしれません。

分析・評価機能

分析・評価機能は、各種のマーケティング施策の企画立案には、欠かせません。リードを属性によって分類したり、その行動から購買意欲を測定したり。また施策の結果を分析することで、どれほどの成果を上げられたのかを評価することも、マーケティング活動では大切なことです。

スコアリング

スコリングは、サイトを訪れたリードを追跡し、その行動によってスコアを加算していく機能です。サイトに何回訪れたか、どのページを閲覧したか、各ページでの滞在時間はどれほどか、e-bookのダウンロードや問い合わせフォームの利用はあったか。こうしたリードの動きを追跡し、数値化することで、購買意欲を探り、最適なコンテンツを提供していくというマーケティング活動が可能になります。

ホットリード抽出

スコアリングによって、購買意欲が十分に高まったと判定された「ホットリード」を自動抽出する機能です。ホットリードとして判定する条件はスコアリングとともに自由に設定でき、ホットリード判定したリードは、個別情報とともに営業担当者にメール通知します。

また、ホットリードの属性や流入経路、行動履歴を分析し、ホットリードになり得るリードがどこにいるか、どこからやって来るかを見きわめることもできます。

セグメンテーション

興味や関心、購買意欲の工程によって、リードを分類するセグメンテーションは、マーケティング施策の入口ともいえます。

Kairos3のセグメンテーション機能は、リードが持っている属性に加え、特定のウェブサイトページの閲覧や配信したメールへの反応、展示会やイベントでの反応など、動的な要素も加味して設定できます。そのため、購買意欲の高いリードには積極的なアプローチをかけ、休眠状態にあるリードには眠りを覚ます刺激を与えるなど、相手に合わせた施策を実行可能です。

マーケティング機能

マーケティング機能とは、実際のマーケティング施策の実行に関わる機能です。MAの機能の多くはここに分類されますが、その基礎となるのは、データの管理と分析・評価です。Kairos3には、多くのマーケティング機能が搭載されていますが、その一部をご紹介します。

メール配信

特にBtoBで役立つのが、メール配信機能です。Kairos3では、テンプレートのほか、効果の高かった過去のメールコンテンツを参考として、好反応が期待できるメールを編集することが可能です。

また、配信したメールに反応したリードのフォローや、段階的に送信するステップメール、開封率やクリック状況のリアルタイムでのレポート、複数の文面を使ったABテストなど、配信の効果を高める多くの機能が用意されています。

フォーム作成

各種の問い合わせやアンケートへの回答などは、リード情報を獲得できる大きなチャンスです。その窓口として不可欠の各種フォームも、Kairos3上で簡単に作成できます。マウス操作だけで、ほんの数分のうちに、スマートフォンにも対応したフォーム作成が可能です。

リードナーチャリング

リードの購買意欲を刺激し、商談・成約へと導く。そのためにはリードを知り、その興味や関心を惹くコンテンツを提供することが必須です。同時に、コンテンツの提供によってリードがどのようなアクションを起こしたのかを分析し、次の施策へとつなげていくことです。

Kairos3では、ウェブサイトへのアクセスやメールの反応のほか、展示会やイベントへの参加などのオフラインでの行動もナーチャリングのステップとして、継続的にリードをフォローしていきます。

シナリオ

リードの行動に合わせて、あらかじめ登録しておいたメールを自動的に送るのがシナリオ機能です。Kairos3ではオプションとして、別料金で設定されています。

シナリオ機能を使えば、フォームから登録したリードに返答を返したり、展示会やイベントへの参加者、欠席者に対するフォローメールを送ったりということを、自動で行えます。

Kairos3(カイロス スリー)の導入方法・利用料金

Kairos3の導入は、いたってシンプルです。製品サイトに用意されている問い合わせフォームに、必要事項を記入して送信するだけです。オプション機能であるシナリオ、SFA、APIは、この時点で一緒に申し込むことができますし、利用を開始してから追加することもできます。

申し込み登録が完了すると、1〜2営業日でアカウントが発行され、利用できるようになります。

料金設定は、初月のみ必要な初期費用が1万円、その先は月額1万5,000円から始められます。また、扱えるメールアドレスや送信可能なメール本数によって、料金設定が細分化されていることや、最短利用期間が6ヵ月であることもあり、あまり多くのコストを割けない中小企業にとって、導入しやすいMAツールといえます。

<Kairos3の利用料金>

月額費用 保有メールアドレス数 月間PV数 月間メール送信数
15,000円 〜100件 〜5,000pv 〜1,500通
22,000円 〜1,000件 〜15,000pv 〜15,000通
34,000円 〜3,000件 〜45,000pv 〜45,000通
46,000円 〜10,000件 〜150,000pv 〜150,000通
60,000円 〜15,000件 〜225,000pv 〜225,000通
75,000円 〜20,000件 〜300,000pv 〜300,000通
95,000円 〜30,000件 〜450,000pv 〜450,000通
120,000円 〜50,000件 〜750,000pv 〜750,000通

※すべて消費税別

※2021年8月時点

<オプションの料金設定>

  • シナリオ:月額2万5,000円
  • SFA:月額2万5,000円
  • API:月額2万5,000円

※すべて消費税別

※2021年8月時点

導入コストのハードルが低いMAツール

必要充分な機能を備え、マーケティングの初心者でも使いやすく、しかも導入コストが安い。こうした特性を持つKairos3は、中小規模の企業を中心に活用される場を広げています。

MAを導入したいが、コストや人材の点での負担が大きく、決心がつかない…。そうした企業にとっては、まさにぴったりなMAツールでしょう。

Kairos3(カイロス スリー)とは?特徴や機能を解説【SEO無料相談実施中!】ナイルのSEO相談室で公開された投稿です。

Pardot(パードット)とは?特徴や機能を解説

Pardot(パードット)は、日本で広く使われているMA(マーケティング・オートメーション)ツールです。開発元のセールスフォース・ドットコム社の他の製品との連携ができることもあり、多くの企業で導入されています。

ここでは、Pardotの特徴や具体的な機能、使い方、料金などについて解説します。

トップクラスのシェアを誇るMAツール

Pardotとは、セールスフォース・ドットコム社が提供している、MA(マーケティング・オートメーション)ツールです。日本国内で利用されているMAツールの中では、トップクラスのシェアを誇り、多くの企業で導入されています。

BtoBに適した高い機能性を持ち、営業支援を行うSFAツール「Salesforce」と密接に連携できるのが、大きな強みです。

Pardot(パードット)の特徴

Pardotには、いったいどのような特徴があるのでしょうか。4つの特徴に絞って、ご紹介します。

パードット

スピーディな成約に導く

Pardotは、リード(見込み顧客)を属性に応じて分類し、それぞれに最適化されたアプローチを行うことができます。その中でリードの行動を追跡し、必要なタイミングでフォローしていきます。十分に購買意欲が高まったところで、必要な情報とともに営業と連携。営業は、それまでのリードの履歴を踏まえて、効率的な商談ができますし、短期間で成約に導くことにつながります。

マーケティングと営業がスマートに連携することで、スピーディな成果を生み出せるのです。

確度の高いリードを獲得できる

Pardotは、マーケティングのあらゆる段階で、リードにスコアリングを施し、成約確度の高いリードを選別・獲得できます。リードの行動によってスコアは加算されていきますが、確度の高いホットリードへと育成することで、その後の営業プロセスを効率化していきます。

また、リード育成のために必要なウェブページや、キャンペーンなどへの申し込みフォームも、Pardot上で簡単に作ることが可能です。さまざまなリードに対して、最適化されたコンテンツを提供できますから、施策そのものの効率を大きく高めることにつながるわけです。

ビジネスの成長に集中できる

マーケティング業務には、多くの作業が山積みです。しかし、Pardotを活用することで、作業の効率化を図ることができます。

マーケティング担当者は、戦略立案や分析に時間を割けるようになるため、ビジネスの成長を力強く推進できるようになるでしょう。

常に重要なデータを確認できる

Pardotには、カスタマイズ可能なダッシュボード機能があります。ダッシュボード機能を使えば、必要なデータのレポートを表示して、確認することができます。

例えば、マーケティング施策ごとの収益を表示しておけば、効果の高かった施策内容を分析し、次に活かすことができるようになります。各種フォームへの登録状況を見れば、サイトの改善による流入数アップにつなげることもできるでしょう。

Pardot(パードット)の主な機能

ここからは、Pardotの機能について、解説します。それぞれの機能の特性や使いどころを把握して、マーケティングに活用していきましょう。

パードット

ウェブトラッキング

ウェブトラッキングとは、自社サイトにアクセスしたリードを追跡し、どのような行動をしたのかを記録していく機能です。どのリンクからどこへ移動したのか、その行動経路はもちろん、ページ内での滞在時間も記録されます。長時間、滞在したページは、リードが興味と関心を抱いているコンテンツであるというわけです。

これはCookieの技術を応用したもので、各種フォームで企業名や個人名を入力したリードや、メールマガジンのリンクをたどってアクセスしたリードならば、誰からのアクセスなのかを特定できます。

また、自社サイトと製品サイトなど、ドメインの異なる複数のサイトにまたがったトラッキングも可能です。

スコアリング

スコアリングは、サイト内での行動に応じて、自動でリードに点数をつけていく機能です。サイトへの訪問に始まり、どのページを閲覧したか、複数回の訪問はあったかといった行動に応じて、あらかじめ配点しておいた点数が加算されます。複数回の訪問や資料のダウンロードがあれば、それだけ関心があるということになります。料金プランのページを何度も訪れているなら、購買の可能性はさらに高いと考えていいでしょう。

こうして一定以上の点数に達したリードに対して、営業から電話を入れたり、説明会の案内を送ったりと、次のステップに進めていきます。

グレーディング

グレーディングは、「そのリードが自社のターゲットとして適切かどうか」を判断するための機能です。すでに登録されている企業情報から属性を割り出し、業種や事業規模なども勘案しながら、自社製品がフィットするリードを抽出します。つまり、成約の可能性が高いリードをピックアップすることで、マーケティングから営業までの一連のプロセスを効率化しようとするものです。

スコアリングと合わせて活用すると、成約確度のより高いリードを抽出することができます。

メールシナリオ設定

Pardotでは、豊富なテンプレートを使い、シナリオ設定に基づいたメール送信を自動化できます。また、メールの内容やシナリオが適切だったかどうかを検証し、シナリオを改善することができます。

BtoCでは、SNSやスマホアプリも活用されていますが、BtoBでのコミュニケーションはメールが主流です。リードの行動に合わせてタイミング良く、適した内容のメールでのアプローチすることは、リード育成に欠かせない施策になります。

フォーム作成

資料請求やメール会員登録など、各種のフォームをPardot上で作成できます。フォームの項目やレイアウトは自由に設定できますし、直感的に操作できますから、専門知識がなくても、問題ありません。

また、PardotはLP(ランディングページ)の作成機能も搭載されています。こちらも、ウェブに関する専門知識が不要で、ドラッグ&ドロップで操作して、LPが作成できます。

レポーティング

レポーティングは、収集したさまざまなデータを、リアルタイムで集計・加工し、視覚的に表示できる機能です。メールの開封率やクリック率、自社サイトのアクセス情報など、こと細かに表示されます。また施策ごとの効果測定もできるため、全体の費用対効果をチェックすることもできます。

ダイナミックコンテンツ

リードに合わせて最適化されたコンテンツを提供するのが、ダイナミックコンテンツです。サイトの特定のページを閲覧したリードにだけ、特定のコンテンツを表示する「動的ページ」、特定の条件を満たした相手にだけ送信するメールの内容を差し換える「差し込み文書」などの機能があります。

サービス連携

他の領域で使われるツールと連携し、より広い範囲での情報共有と業務の効率化を実現するのが、サービス連携機能です。MAツールは、営業業務で使われる「SFAツール」、アフターセールスやカスタマーサービスで使われる「CRMツール」と連携することで、より大きな効果を発揮してくれます。

Pardotの場合、開発元のセールスフォース・ドットコム社の製品「Sales Cloud」「Service Cloud」と組み合わせることで、ひとつのツールのように使いこなすことができるでしょう。

Pardot(パードット)を導入方法・利用料金

Pardotの提供元であるセールスフォース・ドットコム社は、代理店網を持っています。ですから、導入の相談は、セールスフォース・ドットコム社あるいはPardotを扱う代理店に問い合わせを入れるのが第一歩です。

Pardotの利用料金は、4つのエディションが設定されています(2021年8月現在)。エディションが上がるほど、使える機能も増えていきます。基本的に扱えるメールアドレスは1万件ですが、最上位の「Premium」のみ、7万5,000件に拡大されています。いずれも月額課金で、年間契約です。

<Pardotの利用料金>

  • Growth:月額15万円
  • Plus:月額30万円
  • Advanced:月額48万円
  • Premium:月額180万円
※すべて消費税別 ※2021年8月時点

Pardot(パードット)を導入して成果に結びつける

Pardotは、国内で広く使われているMAです。豊富な機能、直観的に使えるインターフェース、手厚いサポートに加え、ユーザーが多いためにちょっとした小技や便利な使い方などが、ウェブ上で数多く発信されています。セールスフォース・ドットコム社の他製品の連携がしやすいという点もメリットです。ぜひPardotを活用して、成果に結びつけてください。

Pardot(パードット)とは?特徴や機能を解説【SEO無料相談実施中!】ナイルのSEO相談室で公開された投稿です。

SEOのよくある20の都市伝説

SEOにおいて、ランキングの判定要素を明確に把握することは、不可能と言えます。Webサイトの状況や時期的な要素などを含め、「効果的な施策」を日々探している方も多いでしょう。そういった状況の中、真偽の程は定かではない「効果的な施策」がさも事実であるかのように語られることは多いです。今回はそうした施策を「都市伝説」と名付け、それらを検証したSearch Engine Journalの記事を紹介いたします。

この記事では、SEOの専門家が繰り返し否定しているにも関わらず、未だに存在している20のSEOの都市伝説を紹介する。

SEOについてのアドバイスは様々だ。

実際に役に立つものもあれば、従ってしまうと道を踏み外してしまうアドバイスもある。

難しいのは、それらを見分けることだろう。

事実に基づいた正確なアドバイスと、誤って引用された記事やGoogleの声明に対する不十分な理解に基づいたアドバイスを見分けることは難しい。

それゆえ、SEOの都市伝説は未だに存在しているのだ。

こうした都市伝説を奇妙な場所で耳にすることもあるだろう。

重複コンテンツのペナルティを受けていると、自信を持って話してくれるクライアントもいるだろう。

ページタイトルを60文字以内にしなかったことで怒ってくる上司もいる。

多くの都市伝説は明らかにフェイクであるとわかる。しかし、検知することが難しい場合もある。

SEOの都市伝説の危険性

そもそもの問題は、我々は検索エンジンの仕組みを正確に把握できないということだ。

その結果、SEO担当者が行う施策は、試行錯誤や経験に基づく推測に終始してしまうことも多い。

SEOを学習している過程で耳に入った話の全てを検証することは不可能だ。

こうした状況の中、SEOの都市伝説が定着する。

気が付くと、自身のWebサイトのキャッチコピーを「BERT最適化」にすると、ラインマネージャーに誇らしげに話してしまう。

SEOの都市伝説の多くは、冷静に考えれば、すぐに打ち破れるものが多い。

具体的に、Googleはどうやって測定するのか?

実際に、エンドユーザーへのメリットは存在するのか?

SEOにおいては、「検索エンジンは全能である」と考えてしまう危険性がある。そのため、検索エンジンがWebサイトを理解し、測定する方法について、明らかに無理のある理論がまかり通るようになる。

SEOの都市伝説とは何か?

よくあるSEOの都市伝説を否定する前に、そもそもそれらがどのような形式であるかを理解しよう。

検証されていない知識

SEOの都市伝説は、検証されることなく、伝え聞いたものであることが多い。

その結果、質の高いオーガニックトラフィックの獲得に全く影響しないことが、さも重要であるかのように語られる。

些細な要素が大きな割合を占める

SEOの都市伝説の中には、オーガニックのランキングやコンバージョンに大きな影響を与えないにも関わらず、非常に重要なものとして扱われることもある。

SEOの成功に必要な要素としての「チェックボックス」の場合もあるし、競合サイトとあらゆる条件が同一の場合に限り効果を発揮するものもある。

時代遅れのアドバイス

都市伝説の中には、かつてはランキングやコンバージョンに効果があったが、現在では全く効果がないことが、真剣にアドバイスされることもある。

以前は効果的であったかもしれない。

しかし、時が経つにつれ、検索エンジンはより有能になっていく。

一般ユーザーはマーケティングされることを嫌うようになった。

単純に、かつては有益なアドバイスであったものが、現在では廃れてしまっているのである。

Googleへの誤解

多くのSEOの都市伝説は、Googleから始まる。

不幸にも、Google社員が与えた、多少曖昧で、単純ではないアドバイスが誤解されることがある。

気がつくと、Google社員が冗談で行ったコメントに基づく、新しい最適化サービスが販売されるようになる。

SEOの都市伝説は事実に基づいている場合もあるが、正確には、SEOの伝説と表現すべきかもしれない。

Googleから始まった都市伝説の場合、SEO業界の解釈によって事実が歪められ、もはや有益な情報ではなくなっている場合も多い。

都市伝説と呼ばれるようになったのは、いつからか?

自身のWebサイトで効果的でなかったからという理由で、とあるSEOのテクニックが都市伝説として他者から聞くことがある。

あらゆるWebサイトが、独自の業界、競合他社、テクノロジーなどの要素があることを忘れてはならない。

全てのWebサイトに対し同一の手法を施すとその結果も同じになる、と思うことは、甘い考えだ。

本当は効果的なテクニックであるにも関わらず、非常に競合性の高い業界で試したところ成功しなかった、といった場合も考えられる。

このテクニックが、競合性の低い業界の場合、成功しないということにはならない。

因果関係と相関関係を混同してしまう

施行された施策とオーガニックでのパフォーマンスとの関係性が不適切であることによって生まれる都市伝説もある。

SEO担当者として、自身が行った施策の効果があった場合、他のSEO担当者に同じ施策を行うべきとアドバイスすることは理解できる。

不幸にも、我々は因果関係と相関関係をしっかりと区別することがそこまで得意ではないのだ。

新しい施策を行ったタイミングでランキングやCTRの上昇が見られたとしても、その施策が理由とは限らない。

その他の要因があるかもしれないのだ。

非常に熱心なSEO担当者が、誤って信じてしまっている黄金のチケットを共有することで、SEOの都市伝説が生まれることもある。

SEOの都市伝説に惑わされないために

SEOの都市伝説を見破り、適切に行動することで、頭痛や収益の損失、また、多くの時間を節約することができる。

テスト

SEOの都市伝説に惑わされないためには、人から聞いたアドバイスは、可能な限りテストをすることが重要である。

仮に、ページのタイトルをとある方法で記載すると順位が上昇する、といったアドバイスを受けた場合、まずは1つか2つのページで試してみよう。

こうすることで、多くのページに対して実行する前に、それを行う価値があるかどうかを判断することができる。

Googleはテストをしているだけなのか?

Googleが検索結果の表示方法や順番を変えることで、SEO業界が大騒ぎすることがある。

こうした変更は、検索結果全体に適用される前に、自然な状況でテストされることがよくある。

大きな変更が一人や二人のSEO担当者によって発見され、その変更に対する最適化のアドバイスが広まってしまう。

デスクトップの検索結果にファビコンが表示されたことを覚えているだろうか?

この時、SEO業界(また、Googleの一般的なユーザー)が受けた衝撃は相当のものであった。

そして、ユーザーを惹きつけるために検索結果にファビコンを表示させることが重要である、という記事が突如として公開されたのだ。

しかし、ファビコンがクリック率に与える影響を調査する時間はほとんど無かった。

なぜなら、Googleはすぐに元に戻したからである。

Googleによる変更がTwitterで拡散され、それが最新のSEOアドバイスとなる。しかし、それらに飛びつく前に、本当に有益かどうかを確認しよう。

現在は有益なアドバイスであったとしても、Googleがその変更を元に戻してしまえば、すぐに都市伝説となってしまうかもしれない。

よくあるSEOの20個の都市伝説

SEOの都市伝説の原因と根拠について理解したところで、よくあるSEOの都市伝説の真相を探ってみよう。

1.Google Sandbox

一部のSEO担当者の間では、新しいWebサイトが適切にランキングされるようになるまで、自動的に一定期間、順位が抑制されるという考えがある。

しかし、多くのSEO担当者が、これは真実ではないと述べている。

では、正しいのは誰だろうか?

長年SEOに携わってきた者の中には、Sandboxの考えを支持したり、否定したりする根拠を示してくれる。

Sandboxに対して、Googleが与えてくれた唯一のガイダンスは、ツイートによるものだ。

前述した通り、Google社員のソーシャルメディアでの発言は、しばしば誤解を招くことがある。


画像内翻訳:
「通常、新しいWebサイトがGoogleのSandboxから解放されるまでにはどのくらいかかりますか?」
「Sandboxなど存在しません。」

判定:公式には(?)都市伝説とされている

非公式ではあるが、Googleが新しいWebサイトのページを理解し、順位付けするまでには、一定の期間が必要であるようだ。

これは、Sandboxに似ている事象かもしれない。

2.重複コンテンツによるペナルティ

非常によく耳にする都市伝説である。自身のWebサイト内で、Web上のどこかにあるコンテンツと重複しているコンテンツがある場合、Googleがペナルティを与える、という考えである。

これを理解するためには、アルゴリズムによる抑制と、手動アクションの違いを知ることが必要だ。

手動アクションは、WebページがGoogleのインデックスから削除されてしまうことであり、Google内の人の手によって行われるアクションである。

Webサイトのオーナーには、Search Console経由で、その知らせが届く。

アルゴリズムによる抑制は、アルゴリズムのフィルターに引っかかった結果、上位に表示されない状況を指す。

チュック・プライス氏は、Googleが行う様々な手動アクションをまとめた記事を執筆しており、そこでこれら2つの違いを見事に説明している。

基本的には、他のWebページから引用した文章がある場合、そのWebページが上位に表示されることは難しいかもしれない。

検索エンジンは、その文章のコピー元のホストの方が、より検索クエリに関連していると判断するかもしれないからだ。

複数の同じ文章を検索結果に表示するメリットはないため、あなたのWebページの順位が上がらないことはある。これは、ペナルティでは無い。アルゴリズムがその役割を果たしているに過ぎないのだ。

プライス氏が紹介しているように、コンテンツに関連した手動アクションはいくつか存在する。しかし、他のWebページのコンテンツを1~2ページコピーしたところで、その要因となることはない。

しかし、そのWebページのコンテンツを利用する法的な権利がなければ、別の問題が生じることもある。また、あなたのWebサイトが提供するユーザーに対する価値を損なってしまうかもしれない。

判定:SEOの都市伝説

3.PPC 広告はランキングの助けとなる

これはよくある都市伝説であり、すぐに否定することができる。

これは、ペイパークリック広告で多くのお金を費やしているWebサイトを、Googleが検索結果において優遇する、という考えである。

これは、単純に間違えである。

Googleの自然検索結果の順位を決定付けるアルゴリズムは、PPC広告の掲載場所を決定付けるアルゴリズムとは、完全に別物である。

SEOと同時期にGoogleの広告のキャンペーンを行うことで、Webサイトの利益となる場合も考えられるが、これは全く別の理由であり、直接的な恩恵をもたらすことはない。

判定:SEOの都市伝説

4.ドメインエイジはランキング要素である

この考えは、「因果関係と相関関係の混同」の問題と言える。

Webサイトが長期間運営されており、上位に表示されていることから、ドメインエイジはランキング要素である、という考えである。

Googleはこの都市伝説を何度も否定している。

事実、2019年7月に、ドメインエイジを「200個のランキング要素」の1つである、と言及するツイートに対し、Googleのウェブマスター・トレンドアナリストであるジョン・ミュラー氏が、「ドメインエイジは何の助けにもならない」という返信をしている。

ドメインエイジはランキング要素ではない
画像内翻訳:
「ドメインエイジは信頼性を向上させるだけでなく、200以上あるランキング要素のうちの1つです。」
「いいえ。ドメインエイジは何の助けにもなりません。」

この都市伝説の背景にある事実は、古いWebサイトは長い時間をかけて良いものを作ってきた、ということである。

例えば、10年間運営されているWebサイトの場合、重要となるページに、大量の関連性のあるリンクを獲得しているかもしれない。

運営期間が6ヶ月以内のWebサイトが、こうしたWebサイトに対抗することは難しいだろう。

より長く運営されているWebサイトの方が順位が良いように見えるかもしれないが、ドメインエイジが決定要素であるとは考えられない。

判定:SEOの都市伝説

5.タブ付きのコンテンツはランキングに影響する

これは古くからある考えである。

前提として、Googleはタブやアコーディオンの裏に記載されているコンテンツには、大きな価値を与えない。

例えば、ページを最初に開いた場合には表示されないテキストなどである。

Googleは、2020年3月31日にこの都市伝説を再度否定しているが、多くのSEO担当者が何年間も議論している内容である。

2018年9月、Googleのウェブマスター・トレンドアナリストであるゲイリー・イリェーシュ氏は、コンテンツを表示するためにタブを使用することについて、Twitterのスレッドで回答している。

彼の回答は以下である。

「私が知る限り、何も変更はない。そうしたコンテンツを我々はインデックスするし、ランキングにも考慮される。しかし、スニペットでは太字で表示されないかもしれない。そのコンテンツがWebサイトによってどのように表示されるかについては、もっと別の、より技術的な問題である。インデックスには上限があるのだ。」

コンテンツがHTML内に表示されている限り、ページを読み込んだ際に最初にユーザーからは見えないからという理由で、そのコンテンツの評価を下げると考える理由はない。

これはクローキングに該当するわけではなく、Googleは簡単にコンテンツを取得することができる。

Googleに表示されることを妨げる要素が他にない限り、そのコンテンツは、タブではないコンテンツと同じように重み付けされるべきである。

さらに詳しい説明が必要だろうか?

そうであれば、この都市伝説を覆した、ロジャー・モンティ氏の投稿を確認してほしい。

判定:SEOの都市伝説

6.GoogleはGoogle Analyticsのデータを順位付けに使用している

これは、多くのビジネスオーナーに共通した考えである。

彼らはGoogle Analyticsのレポートを確認している。

Webサイト全体で、平均直帰率が高いと感じ、ページ滞在時間が短いと感じている。

これらの理由により、GoogleがそのWebサイトを低品質なWebサイトであると判断していると、心配になるのだ。

それが原因で、ランキングが上昇しないと考えているのである。

Google Analytics内のレポートをランキングアルゴリズムの一部として、Googleは使用しているという都市伝説がある。

これは昔からある都市伝説である。

Googleのゲイリー・イリェーシュ氏は、次のシンプルな言葉で、この都市伝説を否定している。

「我々は、Google Analyticsのデータをアルゴリズムに使用していません。」

論理的に考えれば、Google Analyticsのデータをランキングに活用することは非常に難しい。

例えば、フィルターを活用することでデータを操作し、実際には発生していないパフォーマンスを、発生しているように見せることは可能である。

そもそも、良いパフォーマンスとは何か?

「ページ滞在時間が長い」ということは、長文のコンテンツでは良いと言える。

しかし、「ページ滞在時間が短い」ということは、短いコンテンツにとっては適していると言える。

どちらが正しく、間違っているのか?

Googleは、各Google Analyticsの複雑な設定を理解する必要がある。

複数のボットを除外している場合もあれば、そうでない場合もある。

カスタムディメンションやチャネルグループを設定している場合もあれば、そうでない場合もある。

こうしたデータを信頼できるデータとして確実に使用することは、非常に複雑な作業となる。

また、他の解析プログラムを使用しているWebサイトも、何十万と存在している。

Googleはこれらをどのようのにして扱うというのだろうか?

判定:SEOの都市伝説

この都市伝説は「相関であり、因果では無い」の1つのケースと言える。

Webサイト全体の直帰率が高いということは、そのWebサイトの品質に問題があることを示している場合もあるし、そうでない場合もある。

ページ滞在時間が短いということは、あなたのWebサイトが魅力的でないことを意味する場合もあるし、あなたのコンテンツが素早く理解されていることを意味する場合もある。

これらの指標は、上位表示されていない理由を知る手がかりとはなりうるが、直接の原因とはなり得ない。

7.Googleはドメインオーソリティを考慮している

PageRankはWebページの重要度を測るための、Googleによるリンク解析アルゴリズムである。

かつて、GoogleはPageRankのスコアを、10を最大値として、ツールバーの上部に表示していた。

その後、2013年にツールバーの上部に表示されるPageRankのスコアを更新することを、Googleは停止した。2016年、Googleはツールバーの上部に表示されるスコアを今後は使用しないことを認めた。

PageRankが無くなり、多くのサードパーティ製のオーソリティスコアが開発された。

よく知られているものをまとめてみよう。

  • MozのDomain AuthorityとPage Authority scores
  • MajesticのTrust FlowとCitation Flow
  • AhrefsのDomain RatingとURL Rating

Webページの「価値」を判断するため、これらのスコアを使用するSEO担当者もいる。

しかし、これらの指標は、検索エンジンによるWebページの評価を正確に反映しているものではない。

一般的に、SEO担当者は、Webサイトのランキングパワーをバックリンクのプロフィールと共に言及することが多い。

これもドメインオーソリティとして知られている。

混乱の要因はここにあると考えられる。

Googleの担当者は、Googleが使用しているとされているドメインオーソリティという概念を否定している。

ゲイリー・イリェーシュ氏は次の言葉を用いて、この都市伝説を否定している。

「我々は、”全般的なドメインオーソリティ”は持っていない。」


画像内翻訳:
「全般的なドメインオーソリティにとって、jpgのURLへのバックリンクは、WebページのURLのバックリンクと同等の影響があるのですか?」
「我々は、”全般的なドメインオーソリティ”は持っていない。アンカーテキストのあるテキストリンクの方がより良くはあるが。」

判定:SEOの都市伝説

8.コンテンツは長ければ長いほど良い

長文のコンテンツの方が順位が高い、という話を一度は聞いたことがあるだろう。

より多くの単語を含んだページは、自動的に競合サイトのページよりも順位が良くなるという考えだ。

この考えは根拠がほぼ無いに等しいにも関わらず、SEOのフォーラムでしばしば「知恵」として共有される。

「検索結果で表示される上位10位のWebページでは、平均で1,450単語以上が含まれている」など、上位に表示されるWebページにおける真実として発表された調査は数多くある。

この情報だけを切り取り、1ページ目に表示されるためには1,500単語以上が必要である、と考えることは容易である。しかし、これはこうした調査が言わんとしていることとは異なる。

不幸にも、これは相関関係の例であり、因果関係を示すものではないのだ。

とある調査結果で、上位に表示されているページが、11位以下のページよりも文字数が多かったとしても、文字数がランキング要素であると言うことはできない。

Googleのジョン・ミュラー氏は、この都市伝説を否定している。


画像内翻訳:
「上位に表示されている記事と同じ単語数を用いたとしても、それだけで上位に表示されることはない。USBの充電器を大量に保持したところで、月に行くことはできないのと同じだ。」

判定:SEOの都市伝説

9.LSIキーワードは上位表示の助けとなる

LSIとは、正確には何を指すのであろう?

LSIとは、”潜在意味解析:latent semantic indexing“の略である。

テキスト内の概念を分析し、それらの関係性を明らかにするという、情報検索の手法である。

言葉は、その文脈によって、ニュアンスが変わる。”right”という言葉は、”left”という言葉と組み合わせた場合と、”wrong”という言葉と組み合わせた場合とでは、そのニュアンスが異なる。

人間であれば、テキスト内の概念を素早く判断することができる。しかし、機械にとっては、それは容易ではない。

機械が概念を理解するためには、エンティティ同士の文脈や関係性を理解する能力が必要となる。

LSIは、機械がテキストを理解する能力を前進させるための手法である。

しかし、LSIは同義語ではない。

不幸にも、同じような言葉やテーマとして関連している言葉を用いれば、テキスト内で明確に記載されていない言葉であっても、ランキングをあげることができるとSEO界隈では理解されている。

単純に、これは真実ではない。GoogleはLSIをはるかに凌駕する文章理解の技術を用いており、BERTなどはその例に該当する。

クラーク・ボイド氏による記事を読むことで、LSIとは何か、また、より重要なことである、LSIでないものは何か、ということについて、より深い理解を得られるだろう。

判定:SEOの都市伝説

10.SEOの効果を得るためには3ヶ月かかる

この都市伝説を用いることで、上司やクライアントとのしつこい会話から抜けだす事ができる。

約束した結果が出なくとも、十分な余裕を持つことが可能だ。

「SEOの効果が出るまでには、最低でも3ヶ月はかかる」

検索エンジンのボットが処理を行うための時間に変更が生じるのは当然のことだ。

もちろん、そうした変更がポジティブなものになるか、ネガティブなものにあるか、それを見極める時間も必要だ。そして、より多くの時間をかけて、あなたの作業を洗練させ、微調整する必要があるかもしれない。

しかし、それがSEOの名の下に行われるあらゆる作業が、3ヶ月間何も効果を生まないというわけではない。ランキングに変化が表れるのは、90日間が経過したタイミングであるとは言い切れない。

より多くの要素が絡んでいるのだ。

競争力が低く、ニッチなキーワードでの上位表示を狙っている場合、Googleが再クロールするだけでランキングに変化が見られることはある。

競合性の高いキーワードの場合、順位に変化が見られるまでにより多くの時間がかかる可能性はある。

200万キーワードを分析したAhrefsによって行われた調査では、Googleの検索結果で10位以内に表示されているWebページの平均年齢は、650日であったとのことだ。この調査では、新しいページが上位に表示されることは困難であることを示している。

しかし、SEOには、Googleの検索結果で10位以内に表示されること以上の意味がある。

例えば、Googleマイビジネスのリスティングを上位に表示させ、素晴らしいレビューを掲載することができれば、企業にとって大きなプラスとなる。

Bing、Yandex、Baiduであれば、検索結果で上位表示させることはより容易であるかもしれない。

ページタイトルの些細な調整がクリック率に影響を与えるかもしれない。検索エンジンが再クロールすれば、その日のうちに改善が見られるかもしれない。

Googleの検索結果の1ページ目に表示されるまでには時間がかかるかもしれないが、SEOの成果をそれだけに留めることは賢明ではない。

そのため、「SEOの効果が出るまでには3ヶ月間かかる」と単純に言うことはできないだろう。

判定:SEOの都市伝説

11.直帰率はランキング要素である

直帰率とは、Webサイトへの訪問のうち、ページを閲覧しただけで終わる訪問の割合のことである。これは、Google AnalyticsのようなWebサイトの分析プログラムによって測定される。

SEO担当者の中には、それが品質の測定となるという理由で、直帰率をランキング要素を主張する者もいる。

残念ながら、直帰率は品質を測る指標として適切ではない。

Webページにアクセスした人が、そのWebサイトでは何もせずに去ってしまう理由は様々である。そのページで必要な情報が全て得られ、予約を取るために会社に電話するため、そのWebサイトを去ったのかもしれない。このケースの場合、そのWebサイトの企業にリードが発生したことになる。

Webページを訪問したユーザーがそのまま去ってしまうことは、コンテンツの質が低いことを示しているかもしれないが、必ずしもそうであるとは限らない。それゆえ、検索エンジンがWebページの品質を測る指標としては、十分な信頼があるデータとはなり得ないのだ。

検索結果に表示されるWebページをクリックし、その後、再び検索結果に戻ってくるという行動である「ポゴスティッキング」は、ランディングページの品質を測る為の、より信頼性のある指標となりうる。これは、そのページがユーザーが求めている情報を掲載していないことで、別のページを探したり、再検索することを意味している行動である。

Googleのジョン・ミュラー氏は、2018年の7月のウェブマスターハングアウトにて、この点について明らかにしている。

「検索においては、そのようなシグナルを用いないようにしている。ユーザーが行ったり来たりする事や、検索結果で色々なものを見たりする事や、Webページには僅かに滞在し、また戻ってきたりする事には、多くの理由があるためである。これらを活用し、”ランキング要素として用いよう”とするのは、本当に難しいだろう。」

判定:SEOの都市伝説

12.全てはバックリンクである

バックリンクが重要であることが議論されることはほとんどない。しかし、どの程度重要であるかについては、いまだに議論されている。

バックリンクは複数ある戦術の1つであり、ランキングに影響するが、最も重要なものではない、と伝えるSEO担当者もいるだろう。また、バックリンクこそが重要な要素である、と伝えるSEO担当者もいるだろう。

我々が把握していることは、リンクの効果は時間と共に変化しているということだ。以前は、リンクビルディングの戦術とは、可能な限り多くのリンクを自分のWebサイトに集めることであった。

フォーラムのコメントや無関係なディレクトリサービスでも、リンクの良いソースであった。

効果的なリンクを構築することが容易であったのである。

現在は容易ではない。Googleはアルゴリズムを変更し続け、質と関連性が高いリンクには恩恵を与え、「スパムな」リンクには効果を無視したり、ペナルティを与えたりしている。

しかし、リンクによるランキングへの影響は依然として高い。

SEOが成熟していない業界では、リンクビルディングに投資せずとも、コンテンツの品質や技術的な要素によって、Webサイトを上位表示できる場合もあるだろう。

しかし、ほとんどの業界では、それは当てはまらない。

もちろん、関連性の高いリンクはランキング上昇の手助けとなる。しかし、他の最適化の施策と連動する必要がある。

Webサイトには関連性の高いコンテンツが必要であり、クロールが可能でなければならない。

Googleのジョン・ミュラー氏は、「リンクは間違いなく、最も重要な要素ではない」と述べている。


画像内翻訳:
「リンクは間違いなく、最も重要な要素ではない」

Webサイトに訪問してくれるユーザーに実際に何かをしてもらいたいのであれば、バックリングが全てではない。

ランキングは、Webサイトに訪問したユーザーにコンバージョンしてもらうための、ほんの一部にすぎない。ユーザーエンゲージメントにおいては、コンテンツとユーザービリティは非常に重要なのである。

判定:SEOの都市伝説

13.URL内のキーワードは非常に重要

URLにキーワードを詰め込みましょう。きっと順位が上昇するはず。

残念ながら、それだけでは効果は見られないだろう。


画像内翻訳:
「URL内のキーワードは、GoogleのSEOにおいて、過大評価されている。URLはユーザーのために作成しよう。また、モバイルにおいては、URLを見る機会も少ない。」

ジョン・ミュラー氏は、URL内のキーワードは非常に軽微なランキング要素であると、何度も発言している。

URLを書き換え、より多くのキーワードを含めようとしても、良いこと以上に悪いことが起こるだろう。

Webサイトの再構築は常にリスクを伴う。URLを一斉にリダイレクトさせる作業は、必要な場合に限り、行うべきだ。

URLにキーワードを追加するために、それを行うべきか?いや、その価値はない。

判定:SEOの都市伝説

14.Webサイトの移行はリダイレクトが全てである。

SEO担当者によって、よく言われる言葉である。Webサイトを移行する場合、変更されるURLのリダイレクト設定を怠らないことだ。

本当にこれだけで良いのであれば、どれほど良かったか。

実際には、Webサイトの移行は、SEOの中でも最も複雑な作業が求められるものの1つである。

レイアウト、CMS、ドメイン、コンテンツなどの変更は全てWebサイトの移行とみなすことができる。

これらの例では、検索エンジンがターゲットキーワードとの関連性やページの品質を認識することについて影響しうる側面が複数ある。

その結果、該当のWebサイトのランキングとオーガニックトラフィックを維持したいのであれば、多くのチェックと設定が必要となる。

トラッキングに不備がないか確認する。コンテンツのターゲットを維持する。検索エンジンが適切なページにアクセスできることを確認する。

Webサイトが大幅に変更される際には、これらの全てが考慮されている必要がある。

変更されるURLのリダイレクトの設定は、Webサイトの移行において非常に重要な要素である。しかし、それが唯一のものではない。

判定:SEOの都市伝説

15.よく知られたWebサイトは、あまり知られていないWebサイトよりも、常に上位に表示される

大規模なWebサイトには、小規模なWebサイトにはないリソースがあることは、当然である。その結果、SEOへのより多くの投資が可能となる。

より魅力的なコンテンツが作成され、より多くのバックリンクを獲得することができる。ブランド名が知られることで、リーチ活動の信頼性がより高まる。

問題は、Googleはビッグブランドの知名度を、アルゴリズムや人の手によって、意図的に高めているのだろうか?ということである。

これについての議論は存在する。

Googleはビッグブランドを優遇していると主張する者もいる。Googleはそうではないと言っているが。

2009年、Googleは”Vince”というアルゴリズムをリリースした。このアップデートは、検索結果におけるブランドの扱いに大きな影響を与えた。

オフラインでよく知られているブランドは、競争の激しいキーワードで上位に表示されるようになった。

小規模なブランドは勝負を諦めるべき、ということではない。

Vinceアップデートは、権威性と品質を重視するGoogleの他の動きと合致したものである。

ビッグブランドは、小規模なブランドと比較し、広域のキーワードでより権威性があることは、よくある。

しかし、小規模なブランドにも勝機はある。

ロングテールのキーワード、ニッチな製品、ローカルでの露出など、これらは全て小規模なブランドの方が関連性を高めることが可能なものである。

もちろん、ビックブランドが有利な状況に変わりはないが、ビックブランドを凌駕することが不可能であるわけではない。

判定:全てが事実であったり、都市伝説であったりするわけではない

16.ローカルSEOで上位に表示されるためには、「近くの○○」をページに含める必要がある

この都市伝説がいまだに広まっていることは理解できる。

SEO業界では、いまだにキーワードの検索ボリュームが重視されている。その結果、ユーザーの意図や検索エンジンによる理解を疎かにしてしまうこともある。

検索者が「ローカルの意図」、つまり、物理店舗の場所やサービスなどを探している場合、検索エンジンはこの点を考慮した上で、検索結果を返す。

Googleにおいては、通常の検索結果に加え、Googleマップの結果が表示されることもあるだろう。

Googleマップの検索結果は、検索された場所を中心に表示される。しかし、検索クエリがローカルの意図を含んでいる場合は、通常の検索結果も同様である。

では、なぜ、「近くの○○」という検索は、混乱を招くのだろうか?

一般的なキーワード調査の結果は、下記のようなものだろう。

  • ピザレストラン マンハッタン – 110(月間検索数)
  • マンハッタン ピザレストラン – 110 (月間検索数)
  • マンハッタンで一番おいしいピザ屋 – 90回 (月間検索数)
  • マンハッタンで最高のピザレストラン – 90 (月間検索数)
  • 近くのピザレストラン – 90,500 (月間検索数)

検索ボリュームがこのような場合では、「近くのピザレストラン 」が上位に表示されるのでは?と考えるのも無理はない。

しかし、「ピザレストラン マンハッタン」と検索するユーザーは、現在マンハッタン周辺にいる人か、マンハッタンにピザを食べに行く予定の人であると考えることができる。

「近くのピザレストラン」は、全米で90,500回検索されている。これらの検索の大部分が、マンハッタンのピザレストランを探しているわけではないだろう。

Googleはこのことを理解しており、位置情報を用い、検索者がいる場所に関連したピザレストランを、検索結果に表示するようにしている。

そのため、「近くの○○」という検索においては、キーワード自体よりも、キーワードの背後にある意図が重視されるようになる。Googleは、検索者がいる場所だと考えるのみである。

では、「近くの○○」という検索で上位に表示されるためには、「近くの○○」というコンテンツを含める必要があるのだろうか?

いや、そうではない。検索者がいる場所に関連している必要があるのだ。

判定:SEOの都市伝説

17.コンテンツが良ければ上位に表示される

SEOのフォーラムやTwitterのスレッドでよく言われていることである。よくある不満としては、「私のコンテンツは素晴らしい。しかし、競合サイトのページが上位に表示されている。彼らのコンテンツはひどいものなのに」といったものだ。

強い不満を持っている。詰まるところ、検索エンジンは「素晴らしい」コンテンツがあるWebサイトに恩恵を与えるべきではないのだろうか?と。

これは都市伝説であり、妄想とも言える。

コンテンツの品質というのは主観的なものである。自分自身のコンテンツに対しては、客観的に判断することはより難しくなるだろう。

おそらく、Googleからすると、あなたがターゲットとしている検索ワードにおいて、競合サイトのコンテンツよりも、あなたのコンテンツの方が優れているとは映っていないのだろう。

おそらく、競合サイトほど、検索者の意図に合致していないのかもしれない。

もしかしたら、コンテンツを「過度に最適化」してしまい、結果として品質を落としてしまっているのかもしれない。

コンテンツの質が高ければ、順位が上昇するといったケースはある。また、サイトの技術的なパフォーマンスの低さや、ローカルの関連性の低さが要因となり、順位が下がることもある。

コンテンツは、ランキングアルゴリズムの中の1要素に過ぎないのだ。

判定:SEOの都市伝説

18.ブログを毎日更新すべき

この都市伝説は非常に残念なものである。なぜなら、SEO業界以外にも広まってしまっているからである。

Googleは更新頻度の高いコンテンツを好む。そのため、新しいコンテンツを追加したり、既存のコンテンツを調整したり、Webサイトの「新鮮さ」を保つために、毎日ブログを更新すべきである。

このような考えはどこから来たのだろうか?

2011年、Googleはアルゴリズムのアップデートを行い、より新鮮なコンテンツに恩恵を与えるようにした。

これは、一部のクエリにおいては、新鮮なコンテンツであるほど、正確性が増すからである。

例えば、2013年のイギリスで、「ロイヤルベイビー」と検索すると、ジョージ王子に関するニュース記事が検索結果に表示されていた。2015年に「ロイヤルベイビー」と検索した場合は、シャーロット王女に関するページが表示されていた。

2018年では、Googleの検索結果にはルイ王子に関する記事が上位に表示され、2019年では、アーチーちゃんの記事が上位に表示された。

もし、2019年のアーチーちゃんが生まれた直後で「ロイヤルベイビー」と検索した場合、ジョージ王子のニュース記事が上位に表示されても何の役にも立たないだろう。

この例では、Googleはユーザーの検索意図を判断し、最も新しいイギリスのロイヤルベイビーに関連する記事を上位表示するようにした。権威性などの要素から判断するよりも、より良い検索結果になる、という判断だ。

このアルゴリズムは、新しいコンテンツが古いコンテンツよりも常に上位に表示される、ということを意味するわけではない。Googleは、「そのクエリが新鮮さに値するかどうか」を判断するのである。

もしそうであれば、コンテンツの年齢がより重要なランキング要素となる。

つまり、単純に競合他社よりも新しいコンテンツを作成するだけで、常に上位に表示されるとは限らないのである。

例えば、「ウィリアム王子の2番目の子供はだれ?」といったクエリのように、ターゲットとしているキーワードが新鮮さに値しない場合、コンテンツの年齢は重要なランキング要素とはならないのである。

もしも、あなたが毎日コンテンツを書いており、その目的がWebサイトの鮮度を保ち、ランキングでの評価を高めることであれば、それは時間の無駄と言える。

よく練られ、調査され、有益なコンテンツを、頻度を少なくしてでも書き、権威性や共有性の高いコンテンツを作成するためにリソースを確保した方が良い。

判定:SEOの都市伝説

19.コピーは一度最適化すれば完了

「SEOに最適化された」コピーというのは、エージェンシーの世界ではよく使われるフレーズである。

これは、よく検索されるクエリに関連したコピーを作成するプロセスを説明する際に、よく使われる。

この表現の問題点は、一度コピーを書いて、検索者の質問に適切に答えていることを確認すれば、もう次に進むことができる、という考えに基づいていることだ。

残念ながら、検索者によるコンテンツの探し方は、時間と共に変化する。使用するキーワード、求めるコンテンツの種類なども変化することもある。

また、検索エンジン自体も、クエリに対する最も関連のある答えに対する考えを変更するかもしれない。そのため、キーワードの背後にある意図への認識も変化するかもしれない。

検索結果画面のレイアウトも変化するかもしれない。例えば、今までは通常のWebページが検索結果に表示されていたとしても、動画が最上部に表示されるかもしれない。

ページを一度見ただけで更新することはせず、ユーザーのニーズに合わせて進化させずにいると、相対的な遅れとなる可能性がある。

判定:SEOの都市伝説

20.SEOには正しい方法がある

これは複数の業界で言われていることではあるが、SEO業界では一般的なようだ。SEOのソーシャルメディア、フォーラム、チャットなどでは、多くのゲートキーピングが行われている。

残念ながら、話はそう単純ではない。

SEOについては、核となる考えがいくつか存在する。

通常、検索エンジンの代表者によって述べられたものは、分解され、テストされ、そして、最終的に真実だと宣言される。

それ以外は、個人的、もしくは、集団的なトライアンドエラー、テスト、そして経験による結果である。

SEOのビジネスの機能として、プロセスは非常に価値のあるものだ。しかし、それらは、進化し、適切に適用されなければならない。

異なる業界内の、異なるWebサイトが、他のWebサイトとは異なる方法で、変化に対応していく。メタタイトルを60文字以下の長さに変更することで、クリック率の向上の助けとなるかもしれないが、別のページではそうではないかもしれない。

最終的には、何らかのSEOにおけるアドバイスをもらった場合、その内容が自分のWebサイトに適しているかどうかを、事前に考える必要があるのだ。

判定:SEOの都市伝説

結論

都市伝説の一部は、何らかの論理によって発生したものもある。また、それ以外は、意味のないものもある。

今回の記事を読むことで、真実かそうでないか判断がつかない考えを耳にしたとき、その対処法が理解できたと思う。

全部で20個の都市伝説を紹介した、ボリュームのある記事でした。SEOに長く携わっていなければわからないもの、長く携わっているからこそ信じてしまうもの、それらは様々ありますが、「自身のWebサイトにとって必要かどうか?」はすべてのWebサイトで共通する考えだと思います。Googleの進化に併せ、都市伝説の進化(?)は今後も続くと思われますが、実装する前の考察と検証は、ぜひ行いたいと思います。


この記事は、Search Engine Journal に掲載された「How to Spot SEO Myths: 20 Common SEO Myths, Debunked」を翻訳した内容です。



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Google:タイトル生成アルゴリズムの変更

こんにちは!ナイル株式会社の青木です。

今年の2月から始めたSEOニュースですが、今回で第40号となりました。
続けてきた中で、ブログの更新で参考になりそうなポイントを2点紹介したいと思います。

  • キーワードの辞書登録を可能な限り行う
  • noindex、nofollowなどのSEOに関する用語は全て辞書登録するようにしています。
    その他にも、よく拝見するサイトのURLや、「本日のSEOニュース(2021年月日収集分)」のような頻出文章も辞書登録するようにしています。
    ブログ執筆以外でも役に立つので、ぜひ辞書登録を最適化してみて下さい!

  • 記事制作と入稿作業担当者を分ける
  • 当初はWordPressへの入稿も私がやっていたのですが、文章を考え、見え方を意識するのはなかなか大変でした。

    現在は別の担当の方にやっていただいておりますが、結果として、ダブルチェックにもなりますし、負荷分散にもなるので、とてもおすすめできます。

    メディア運営や継続的な記事制作を、長く続けるのはやはりとても大変です。頑張るだけでなく、スピードアップやそもそもの負荷を下げることもぜひ検討してみて下さい!


さて、本日は「Googleのタイトル生成の仕様変更」などの3つのニュースをお届けします!

※トピックは初級者~中級者くらいの方向けを想定して紹介します。

なお、本企画は取り上げるページを実際に読んでいただくことを想定しております。簡単なひとことコメントとお役立ち度(収集部隊の主観です)を参考に、該当ページを読んでみてください。

前回のニュース(2021年8月20日収集分)はこちらから

本日のSEOニュース

①Google:タイトルの生成アルゴリズムを変更

記事紹介:An update to how we generate web page titles

(Google 検索セントラル ブログ)

お役立ち度:★★★★☆

ナイルのひとこと
これまでは検索キーワードに対応し、検索結果に表示するタイトルを変更する場合があったそうですが、新しいシステムではページの内容を表したタイトルに変更するよう仕様を変更したとのことです。

また、これまでもtitleタグに設定した以外の文言が、検索結果に表示されることがありましたが、今回の仕様変更で、ユーザーがウェブページにアクセスしたときに視覚的に認知しやすい、H1などのテキストもタイトル生成に利用するようになったということです。
加えて、ページに含まれるその他のテキストや、リンク内のテキストも考慮されることがあるそうです。

とはいえ、タイトル生成時には、80%以上の割合でtitleタグを使用するそうなので、引き続き良いtitleタグを設定することには変わりはありません。

なお、この仕様変更により、一部検索結果ではわかりにくいタイトルになってしまうケースも見られていました。

日本語として意味が伝わりにくい文章になってしまっていますね。

その他にも、【2021年最新】などのテキストが省略されることもあり、検索キーワードによっては表示されないテキストもありそうです。

このように先週からタイトルは大きく変動しています。
コンバージョン貢献の高いページのタイトル表示を確認し、違和感のあるタイトルになっているようであれば、CTRに悪化しない範囲で、必要に応じtitleタグを調整し、様子を見て下さい。

②ファーストビューにおけるLazy-load利用に関して

記事紹介:Lazy-loadはLCPを悪化させる!? WordPressは2つ目の画像からネイティブLazy-loadを実装するように改良予定 (海外SEO情報ブログ)

お役立ち度:★★★★☆

ナイルのひとこと
コアウェブバイタルのLCPの数値改善のために、Lazy-loadを導入したという人は多いのではないでしょうか?
しかし、ファーストビューで表示するアイキャッチ画像などに、Lazy-loadを設定すると、LCPの値が悪化することがあります。
実際に、サイトによってはファーストビューのアイキャッチ以外が先に表示され、最後に画像が表示され、逆にLCPが悪化するという事例も見られました。

Lazy-loadを実装している、これから実装するという方は、記事を参考にしながら、サイトをチェックしてみて下さい。

③パーソナライズが順位に与える影響は軽微である

記事紹介:Google: Personalization In Search Is Extremely Light & Rare For Ranking

(Search Engine Roundtable)

お役立ち度:★★☆☆☆

ナイルのひとこと
順位を計測していると、個別に検索結果を変えているのではないかと思うことがあると思います。
しかし、実際にはパーソナライズがGoogle検索のランキングに影響を与えることは非常にまれであるようです。
位置情報などは、キーワードによっては検索結果を大きく変えることがありますが、パーソナライズはほとんど影響を考慮しなくても良さそうですね。

最後に

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Google:タイトル生成アルゴリズムの変更【SEO無料相談実施中!】ナイルのSEO相談室で公開された投稿です。

自然検索の順位とは?検索エンジン仕組みや順位を上げる方法を解説

流入を増やすために、自然検索の順位を上げたいと思っているケースは多いでしょう。

ここでは、自然検索の順位が決まる仕組みや、検索順位を上げる方法について解説します。

自然検索の順位を重視したい理由

そもそも自然検索の順位とは、Googleなどの検索エンジンに特定のキーワードを入力した際、検索結果画面に表示されるサイトの順番のこと。検索上位に表示されているサイトほど、自然検索の順位が高いということになります。

ウェブマーケティングにおいて、自社サイトのページの自然検索順位を上げるのは、重視したい施策のうちの1つです。自然検索からの流入を考えた場合、検索順位が訪問者の数を決めると言っても過言ではないからです。2020年にSISTRIX社が公開したデータでは、検索順位1位のサイトのクリック率が28.5%あるのに対し、2位は15.7%、10位に至っては2.5%という数字が出ています。つまり、自然検索の順位が低いままでは、誰からも見てもらえないサイトになってしまう可能性があるわけです。

ただし、自然検索の順位が高くて、たくさんのユーザーが訪れたとしても、そこから問い合わせや購入といったコンバージョンにつながらなければ、そのサイトは成果を生んでいるとは言えません。自社の商品・サービスとマッチしたユーザーとの接点を持つことで、コンバージョンにつなげる。自然検索の理想の形を目指して、施策を打っていきましょう。

自然検索の順位が決まる流れ

では、自然検索の順位は、いったいどのような仕組みで決定されているのでしょうか。Googleを例にすると、下記のような流れで、自然検索の順位が決定されていきます。

  1. クローラーと呼ばれるロボットが、世界中のサイトを巡回する
  2. 巡回したサイト情報をインデックス(登録)する
  3. 独自のアルゴリズムによって、サイト情報をランク付けする

クローラーがサイトを巡回し、新しいコンテンツや更新されたコンテンツを見つけることを、「クロール」と呼びます。そして、インデックスとは、クロールによって発見されたコンテンツを、データベースに格納する作業のこと。ユーザーがキーワードを検索した際、瞬時に検索結果を表示させられるように、整理された形式でページの情報が格納されます。

クローラーというロボットが、ウェブ上のコンテンツをクロールし、データベースに整理してインデックスしている、とイメージするといいでしょう。

検索順位を決めるアルゴリズムは公表されていませんが、コンテンツの内容はもちろん、サイト構造やモバイル対応、表示速度といったさまざまな要素を加味して、ランク付けがされていると言われています。

上位表示で重要なのはコンテンツの質

前述したように、Googleの検索エンジンのアルゴリズムは公表されておらず、検索順位で上位表示されるページを作ることができる確実な情報はありません。しかし、Googleはユーザーメリットのある検索体験をしてもらうために、オープンにできる情報は提供してくれています。

これらの情報のなかから、検索順位を決める要素で重視したいのが、下記の2点です。

  • 被リンク
  • コンテンツの質

被リンクとは、他のサイトから自社サイトのページのリンクを貼られること。簡単に言ってしまえば「他の人から良い内容だと認定されて紹介される」ことです。被リンクに加えて、「コンテンツの質」も重要だと公表されていることから、いかにユーザーを満足させられるコンテンツを用意できるかが、自然検索の順位を決める重要な要素になっていることは間違いありません。そのため、検索ユーザーの悩みや課題を解決するような、情報を提供することを考えるべきです。「とにかくキーワードをたくさん入れておけばいい」「とにかく文字量が多いコンテンツを作っておけばいい」と言われることもありましたが、現在ではコンテンツの量よりも質が問われるようになっているのです。

すでに検索エンジンに評価されている上位表示されているコンテンツを参考にしながら、「ユーザーが知りたいことはなにか?」を常に意識して、競合コンテンツとはまた違う情報を盛り込めないか、検討してみてください。

自然検索の順位を上げるための施策

ここからは、自然検索の順位を上げるための具体的な施策について確認していきましょう。

自然検索 順位

キーワードを選定する

自然検索の順位を上げるためにまず行うことは、キーワードを正しく選定することです。検索キーワードには、ユーザーの考えや悩みが大いに反映されており、これを読み解くことが、コンテンツ作りのファーストステップと言っても過言ではありません。キーワード選定に関しては、無料あるいは有料のさまざまなツールがあります。

  • Google Search Console:自社サイトに流入しているユーザーが、どんなキーワードで検索をして辿り着いたのかを見ることができる
  • Ahrefs:競合サイトを訪れるユーザーがどのようなキーワードで検索をしているかを見ることが可能
  • キーワードプランナー:特定のキーワードの検索回数を把握することができる

ツールも活用していきながら、狙うべきキーワードを定め、そのキーワードに即した求められるコンテンツとは何かを検討していきましょう。

質の高いコンテンツを作成する

キーワードを決めたら、いよいよコンテンツ作りを行っていきます。ここで重要になってくるのが、ユーザー心理を深く読み解くこと。

例えば、「地名 ランチ」のようなキーワードがあれば、このユーザーはその土地で美味しいランチを提供してくれるお店を探している、ということが予測できるでしょう。そのようなユーザーの思いに対し、「その土地のランチをするのは是か非か?」のようなコンテンツを作ってしまっては、サイトを訪れたユーザーはがっかりしてしまいます。「地名 ランチ」であれば、その土地のおすすめランチ情報が網羅されているコンテンツを求めているはずです。料理の種類はもちろん、店内の雰囲気、料金、地図など、知りたいと思える情報を盛り込むべきです。

このように、どのようなキーワードを狙っていくのかしっかりと定めた上で、それに合ったコンテンツを作っていくことが、検索上位に表示される可能性を高めることになります。

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内部施策を行う

ページやサイトの構造を改善する内部施策は、検索上位を目指すには重要です。検索エンジンおよびユーザーが、どういった情報なのか、わかりやすく整理するようにしましょう。

<ページ単位の施策>

  • タイトルやディスクリプションを正しくつける
  • 階層化がわかるように見出しのhタグを正しくつける
  • 画像にaltタグをつける
  • 内部リンクを設置する

<サイト単位の施策>

  • スマートフォンといったモバイル端末でも読みやすいサイトにする
  • ページスピードに気を配る
  • 重複コンテンツを精査し、評価してほしいURLを示すためにcanonicalを行う
  • クロールしてほしくないページにrobots.txtを設置する

細かなところにしっかりとこだわることで、ページ内容が伝わりやすくなり、検索エンジンやユーザーの評価が上がっていくことにつながります。

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正解はないからこそ常にユーザー心理を考える

自然検索の順位を上げる方法について解説してきましたが、一番に考えるべきはユーザーに求められる内容になっているかどうかです。検索エンジンに対する技術的な改善をしながら、ユーザーメリットがあるかどうかといった視点で、情報発信していきましょう。

なお、ナイルでは、集客だけではなく成果につなげるためのSEOコンサルティングが可能です。自社でSEOを実施するインハウスSEOに向かうためのサポートも可能です。ぜひ一度、ご相談ください。

自然検索の順位とは?検索エンジン仕組みや順位を上げる方法を解説【SEO無料相談実施中!】ナイルのSEO相談室で公開された投稿です。

自然検索で上位表示するには?SEOでやっておくべきこと

自然検索で上位表示を狙うためには、やるべきことが数多くあります。やみくもに手を付けても効果は望めませんが、検索順位が決まる仕組みを知れば、何をすべきかが見えてきます。

ここでは、自然検索上位を狙うためにやるべきことについて、解説します。

表示順位を決めるプロセスを知ろう

自然検索によって上位表示されるためには、そもそも検索エンジンがどのように表示する順番を決めているのかを知らなくてはなりません。現在、日本で利用されている検索エンジンは、GoogleとYahoo!がほとんどを占めます。Yahoo!は、Googleの検索技術を利用しているため、ここではGoogleの仕組みを前提に解説します。

クローラーで情報収集する

検索エンジンは、クローラーという巡回ロボットを使って、世界中のウェブページを見回っています。そして、サイト全体の構造やページの内容などをチェックし、情報収集しています。これが「クローリング」と呼ばれる作業です。

インデックスして情報を保管する

収集した情報は内容を整理し、データベースに保存されます。これが「インデックス」という作業です。そして、ユーザーが検索ワードを入力すると、インデックスされた情報が呼び出され、検索ワードとの関連度やコンテンツの質の高さなどに応じて順位付けされて、検索結果として表示されます。

アルゴリズムで評価が決まる

インデックスされた膨大な数のページは、検索エンジンによって評価されることになります。この評価基準をアルゴリズムと言いますが、Googleはアルゴリズムの詳細な内容を公開していません。ただし、検索エンジンで評価される指標については、ガイドラインが公開されています。自然検索で上位を狙うなら、このガイドラインに沿ったウェブサイトにすることが重要になります。

Googleのガイドラインは、Google検索セントラルで確認することができ、学習プログラムとしては「クイックスタート」「初心者向けSEO」「上級者向けSEO」が用意されています。

Google検索セントラル

ガイドラインからは、Googleがユーザーに役立つ情報を提供することを重視していることがよくわかります。なぜそこまでユーザー第一主義なのかといえば、Googleの利益になるからです。Googleに限らず、ほとんどの検索エンジンは検索サービスをユーザーに無料提供する代わり、広告収入を得て運営されています。ユーザーが多ければそれだけ多くの広告収入が得られ、検索エンジンの利益になります。そのため、ユーザーの役に立ち、使いやすい検索サービスを提供することが、最重要課題となるのです。

自然検索の上位を狙うためにできること

ユーザーに役立つ情報を提供するという前提で、自然検索の上位を目指す方法をご紹介します。それぞれ、具体的な方法を見ていくことにしましょう。

ユーザーが求めるコンテンツを作る

サイト内にコンテンツを作ることで、自然検索からの上位表示を目指す方法です。この場合、特定の検索キーワードに対応した内容で、コンテンツを作ることが必須です。特定のキーワードで検索するユーザーが、何を知りたいのかを正確に読み取る必要があります。

例えば、「時計 選び方」という検索キーワードであれば、「自分に合った腕時計の選び方を知りたいのだな」と推測できます。ですから記事の内容としては、「腕時計の種類」「自分に合った時計の選び方」「中古品のチェックポイント」などが適している、と判断できるのです。ここで「時計の歴史」や「日時計と水時計」といった内容が出てきたら、ユーザーの意図とは違った、的外れな記事になってしまうでしょう。自分自身が検索するつもりになって考えてみると、ユーザーがどんな情報を求めているのかが見えてくるはずです。

質の高いコンテンツを作る

コンテンツ制作においては、質の高さが求められます。

例えば、Googleはコンテンツの質を高める要素として、E-A-Tを重視しています。E-A-Tとは、専門性(Expertise)・権威性(Authoritativeness)・信頼性(Trustworthiness)を表す言葉です。専門性のある内容になっているのか、権威性のある執筆者や監修者なのか、信頼性がある情報なのか、このあたりは精査すべきです。

また、お金や生活に関するコンテンツは、より慎重に情報発信する必要があることも把握しておいてください。Googleは、YMYL(Your Money or Your Life)の領域、すなわち「将来の幸福、健康、経済的安定、人々の安全に潜在的に影響を与えるページ」は、情報の正確性をより重視していると明言しています。

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内部施策を行う

ページ内の構成やサイトの構造も、重視したいポイントです。ユーザーだけではなく検索エンジンにとってもわかりやすくすることは、自然検索の順位を上位に押し上げる要素になります。理解しやすいサイトやページにするための方法について、その一部をご紹介しましょう。

タイトル、ディスクリプションを正しくつける

各ページのタイトルおよびディスクリプションは、正しい内容を短い文字数で伝えるようにしましょう。タイトルは、検索エンジンがページ内容を参考にする要素であり、ユーザーが興味を引くようにする効果もあります。ディスクリプションは、検索結果にタイトルとともに表示される、そのページの記事の概要です。ページ内容に対応させる検索キーワードを入れて、できるだけ具体的でわかりやすい内容にしましょう。「ここには、自分が知りたい情報がありそうだ」とユーザーに思わせることができるかどうかがポイントです。

ユーザビリティを向上させる

ユーザーにとってわかりやすく、使いやすいサイトにすることも、欠かせない要素です。内部リンク構造を最適化したり、スマホユーザーが読みやすいようにしたり、ページスピードに気を配ったりすることが必要になります。

こちらも合わせてごらんください。

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外部施策を行う

外部施策は、検索エンジンがページを評価する際に、直接・間接的に影響します。一部になりますが、確認しておきましょう。

外部からの被リンク

被リンクとは、自社サイトのページが、他サイトでリンクされる状態を指します。「このページはリンクするに値する」と認められた証といえます。検索エンジンは、どのくらい被リンクがあるかを、ページの質が高いかどうかの判断に取り入れています。

被リンクが「自然発生的であること」「リンク元との関連性が強いこと」「リンク元サイトのコンテンツが良質であること」といった条件を満たせば、良質な被リンクといえるでしょう。

SNSで拡散する

SNSでのリンクのシェアは、検索エンジンの評価に直接つながるとは公言されていません。しかし、SNSの拡散によって、新たに被リンクが生まれる可能性は十分にあります。

厳密には外部施策に入るわけではありませんが、SNSでの拡散は考えておきたい施策となるでしょう。

自然検索の順位や状態を把握しておこう

自然検索からの上位表示は、すぐに効果が表れるものではありません。早くても数ヵ月、場合によっては数年かけて、コンテンツ制作を行い、サイト構造を改善しながら、結果が出ることもあります。また、上位表示ができたとしても、そこで安心して放置してしまうと、情報鮮度が落ちて、検索順位が下がってしまうことがあります。

ですから、常に各ページの順位や状態を把握しておくことをおすすめします。定期的に情報を更新して、最新情報を発信しながら、サイトやページ改修を行うことで、ユーザー満足が高く、検索エンジンからも評価されるサイトになっていくのです。

自然検索の上位表示を目指そう

自然検索で上位表示を実現するには、多角的な施策と、ある程度の時間が必要です。しかし、自然検索の上位表示には、新たなユーザー接点が生まれるという集客面での大きなメリットがあります。試行錯誤を繰り返しながら、上位表示を目指してください。

なお、ナイルでは、集客だけではなく成果につなげるためのSEOコンサルティングが可能です。自社でSEOを実施するインハウスSEOに向かうためのサポートも可能です。ぜひ一度、ご相談ください。

自然検索で上位表示するには?SEOでやっておくべきこと【SEO無料相談実施中!】ナイルのSEO相談室で公開された投稿です。

自然検索キーワードとは?調べ方や分析方法について解説

自然検索キーワードとは、検索エンジンに入力する言葉です。ここでは、自然検索キーワードの意味やウェブマーケティングにおける重要性、調べ方などについて、詳しく解説します。

自然検索キーワードとは検索エンジンに入力する言葉

自然検索キーワードとは、簡単に言ってしまえばGoogleやYahoo!といった検索エンジンに、入力する言葉のことです。例えば、旅行の計画を立てるとき、Googleで「地名 観光」といった言葉を入力して検索をしますが、この「地名 観光」が、検索キーワードになります。

そして、このように自然検索キーワードを用いて検索を行い、検索結果画面に表示されるサイトのことを、「自然検索」または「オーガニック検索」と呼びます。「自然検索で1位を狙う」ということは、特定の自然検索キーワードの検索結果画面において、最も上位に表示されるサイトを目指すということです。

また、自然検索キーワードのことを「検索クエリ」と呼ぶこともあります。検索クエリとは、ユーザーが検索エンジンの検索窓に入力した語句を意味しています。

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ちなみに、自然検索の対となる「有料検索」という言葉があります。Googleの検索結果画面において、表示されているURLの左側に「広告」と表記されているサイトを見かけたことがある人も多いでしょう。この広告と書かれたサイトが有料検索であり、Googleなどの検索エンジンに対して広告料を支払うことで表示できる、広告スペースの一種と考えてもらえれば相違ありません。

 

SEOとは自然検索キーワードの対策を行うこと

自然検索からの流入を増やして、自社のビジネスの成果につなげるのが、SEOといわれる施策です。SEOとは、Googleなどの検索エンジンを利用したマーケティング活動を指し、検索エンジン最適化と訳されます。

検索エンジン最適化と聞くと、なかなか具体的なイメージをつかみにくいかもしれませんが、自然検索キーワードに対する対策を行い、検索結果画面に表示される順位を上げていく試みのことです。「SEOにもっと力を入れて…」などとよく言われますが、これは、自然検索キーワードをしっかりと分析して、サイトやページの改善を行い、自然検索の順位を上げていくという意味になります。

自然検索キーワードの調べ方

自然検索キーワードを調べる方法について紹介していきましょう。自然検索キーワードは、「Googleアナリティクス」と「Google Search Console(グーグルサーチコンソール)」を使うことで、調べることができます。

Googleアナリティクスで検索キーワードを調べる

Googleアナリティクスで自然検索キーワードを調べる方法は、下記になります。

メニューバーの「集客」→「キャンペーン」→「オーガニック検索キーワード」をクリックすることで、自然検索キーワードを表示させることが可能です。

どのような検索キーワードでサイトに訪れているのかが、把握できます。予想通りのキーワードや意外なキーワードが確認できるかもしれません。

しかし、気をつけなければならないのが、Googleアナリティクスでは、(not provided)や(not set)と表示されるワードが多いこと。(not provided)、(not set)の表示の意味は、下記になります。

・(not provided):暗号化通信によってユーザーの検索キーワードが暗号化されてしまい表示できない

・(not set):ユーザーの検索キーワードを拾えずに表示できない

近年、プライバシー保護の対策によって、自然検索キーワードを拾うことができず、(not provided)や(not set)で表示されるワードがかなり多くなってきています。そのため、より詳細なキーワードを知るためには、Google Search Consoleを使う必要があります。

Google Search Consoleで検索キーワードを調べる

Google Search Consoleで自然検索キーワードを調べるには、下記の方法になります。

メニューバー「検索結果」→「クエリ」をクリックするだけです。また、上部にある絞り込み条件を設定すれば、期間やクエリ、ページなど、さまざまな条件で絞り込みをかけることができます。

特定のページで獲得しているキーワードを確認するときに利用すれば、より深く、自社サイトを訪れているユーザーの自然検索キーワードを分析することが可能です。

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自然検索キーワードを分析する意義

自然検索キーワードを分析する最大の意義は、「ユーザーの求めているものを知ることができる」という点です。例えば、前述した「地名 観光」のような自然検索キーワードは、入力した人はその土地の観光スポットを探しているのだと、想像することができるでしょう。また「SEOとは」という自然検索キーワードであれば、SEOとはどういう意味なのかをユーザーは知りたいと考えていると予測できます。

このように、自然検索キーワードには、ユーザーの求めているものや知りたいこと、悩んでいることが色濃く反映されます。そして、「地名 観光」で調べているということは、観光スポットが知りたいはずだ。観光スポットを知れば、その近隣のお土産屋さんや飲食店の情報も知りたいはず。泊まりを想定している場合、ホテルの情報もあった方が喜ばれるだろう。こういった発想で、ユーザーが求める情報を考えていくことで、サイトに訪れるユーザーの満足度を高めることができるのです。

自然検索の順位が上昇するメリット

自然検索キーワードを分析・対策するSEOによって自然検索の順位が上がれば、サイトにさまざまな恩恵をもたらしてくれます。

ここからは、自然検索の順位が上昇するメリットについて解説していきましょう。

自然検索キーワード google アナリティクス

サイトの訪問者数の増加

検索順位の上昇は、そのままサイト訪問者数の増加につながります。例えば、検索ボリュームの月間平均が5,000のキーワードに対して、サイト上にページを作って、検索順位が1位になっているとします。検索順位1位のクリック率を20%とすると、月間の訪問者数は、下記の計算式のとおりです。

5,000(検索ボリューム)×20%(クリック率)=1,000(訪問者数)

さらに、ほかの検索キーワードからの流入も考えられますので、検索上位になることで、サイトの訪問者が増えることが時間できるでしょう。

継続的な流入でブランディング強化

検索順位が上がれば、それだけ多くのユーザーが、自社サイトに訪問してもらうことになります。継続的にサイトを訪問してくれることで、サイトや企業が認知されるきっかけになり、ブランディングにつながっていきます。

広告費の削減になる

自然検索での順位が上がり、ユーザーが検索してサイトを訪れてくれるようになれば、有料広告を行う必要がなくなり、広告費の削減になります。もちろん、自然検索の順位を上げるのは簡単なことではなく、ユーザーを喜ばせるコンテンツを制作するための人件費や制作費は必要にはなってきます。

しかし、広告だけで訪問者数を稼いでいるだけだと、費用対効果が悪くなってきたときに、打ち手がなくなります。そのためにも、自然検索からの流入を確保しながら、広告を仕掛けるといったように、バランスを考えて施策を打つことが大切なのです。

自然検索キーワードを分析してみよう

自然検索キーワードを調べることで、自社サイトに訪れているユーザー像をつかむことになります。ユーザーは、日々さまざまな考えや思いを持って、情報を探すために検索行動を起こしています。自然検索キーワードと真剣に向き合い、ユーザーの思考をより深く理解していくようにしましょう。

なお、ナイルでは、集客だけではなく成果につなげるためのSEOコンサルティングが可能です。自社でSEOを実施するインハウスSEOに向かうためのサポートも可能です。ぜひ一度、ご相談ください。

自然検索キーワードとは?調べ方や分析方法について解説【SEO無料相談実施中!】ナイルのSEO相談室で公開された投稿です。

自社ECサイトに集客するには?SEOノウハウをプロが公開!

ECサイトを運営する上で、たくさんのユーザーに、自社の商品・サービスを知ってもらうために、まずは集客が課題になります。そして、集客のために有効なのがSEOです。

ここでは、自社のECサイトに集客するためのSEO施策について、プロの視点で解説していきます。

ECサイトの運営で課題になるのは?

ECサイトの運営では、「売上が伸びない」「コンバージョン率が低い」といったことに悩みがちですが、そもそもECサイトにお客さんは訪れているでしょうか。まずECサイトの運営で課題になるのは、集客となります。

集客の課題を考える上で、真っ先に検討したいのがSEOです。SEOとは「Search Engine Optimization(検索エンジン最適化)」を意味します。ECサイトのSEOを強化し、GoogleやYahoo!といった検索エンジンに評価されて、検索上位にECサイトのページを表示させることが、売上につなげる近道といえるのです。

自社 ec サイト 集客

SEOにはどんなメリットがある?

ECサイトの運営において、SEOに注力することで、どのようなメリットがあるのでしょうか。ユーザーを集客することで、さまざまなメリットを得ることができますので確認していきましょう。

自社 ec サイト 集客

中長期的に安定した集客が見込める

SEOでキーワードの検索順位を上げることができれば、その効果は一過性ではありません。安定した集客を実現できるため、中長期でECサイトにユーザーを呼び込むことができます。また、複数のキーワードで、ECサイトのページが検索上位に表示されれば、それだけ安定的な集客につながっていきます。

さらに、新商品・サービスがリリースされた際、その関連キーワードでSEO施策を実施すれば、新規の見込み顧客にリーチし続けることができるのです。

成果に結びつけることができる

検索行動を考えてみると、ユーザーは自分の意思で、調べたいキーワードについて検索し、表示されたページを見てアクセスするかを決めます。すべては自分の行動に基づいたものです。

それだけにSEOによって、自社ECサイトに訪れたユーザーは、購買意欲を持っている可能性が高く、成果に結びつきやすいといえるでしょう。

ブランドの認知向上につながる

SEOにより、検索上位にページを表示することができれば、アクセス数が増加すること以外にもメリットがあります。それは、自社ECサイトの認知度が高まることです。

SEOによってユーザーと何度も接点を持つことで、ECサイトを認知してくれることにつながるため、ブランディング効果が期待できるでしょう。

自社ECサイトを3パターンから分類する

ECサイトの商品ラインナップによって、実行すべきSEOは異なってきます。

まずは、自社ECサイトが、3つのパターンのうち、どれに分類されるのか、確認してみましょう。

自社 ec サイト 集客

パターン1 商品点数が多い

自社ECサイトの商品点数が多いパターンになります。商品点数が多いかどうかについて、調べる方法があります。例えば、ECサイトでソファーを扱っている場合、「ソファー」で検索してみてください。商品点数が多いECモールが上位に表示されるはずなので、それと同じくらい商品点数があれば「商品点数が多い」に分類することができます。

パターン2 商品点数が少ないが独自性がある

商品点数が少ない場合でも、検索上、必ずしも不利になるとはいえません。ポイントは、商品やサービス、あるいは自社の取り組みに、独自性があるかどうかです。独自性を打ち出すことできるならば、有効なSEO戦略となります。

例えば、独自性がある商品がソファーだとすれば、ソファーの生地やデザインへのこだわりをアピールできます。独自性と関連するキーワードを選定して、コンテンツを作って集客することで、ユーザーから注目される可能性が高まるでしょう。

パターン3 商品点数が少なく独自性がない

商品点数が少なく、かつ商品やサービスに独自性がない場合は、ECサイトに集客する段階ではないと考えるべきでしょう。

まずは、自社の商品・サービスの強みを見直すことをおすすめします。自社がこれまで取り組んできたことを振り返りながら、原点回帰をするいい機会かもしれません。

【SEOノウハウ】パターン1 商品点数が多い場合

商品点数が多い場合、SEOの戦略としては、王道の方法をとるのが効果的です。具体的には、自社ECサイトのカテゴリーページを、検索結果で上位表示させることを狙っていくのがベストです。

例えば、インテリア家具のECサイトであれば、「ベッド」「ソファー」「テレビ台」「収納」といったカテゴリーページで、検索上位を狙うということです。カテゴリーページで検索上位に表示されれば、直接、流入してきたユーザーがさまざまな商品を目にすることになります。また、検索ユーザーは、購買意識が高い場合が多いため、売り上げにつながりやすくなります。「商品の点数が多い」ということは「ユーザーの多様なニーズを満たすことができる」ことに、ほかなりません。

カテゴリーページの検索上位を狙うなら、下記のSEO施策がおすすめです。

  • titleタグ、descriptionの最適化
  • モバイルフレンドリー対応
  • サイトのリンク構造の最適化
  • パンくずリストの最適化
  • コンテンツ内のリンク設計の最適化

それぞれのSEO施策について、詳しく解説していきましょう。

titleタグ、descriptionの最適化

カテゴリーページで検索上位を狙う場合には、検索エンジンの評価をより高めていく必要があります。SEO施策として、まず行っておきたいのが、titleタグ、descriptionの最適化です。

 

ページのタイトルとなるtitleタグには、対策キーワードを入れておくこと。また、ページの概要を説明するdescriptionは、検索結果で表示されるため、ユーザーがページをクリックするかどうかに大きく影響します。対策キーワードを入れながら、PCとスマートフォンの両方の検索結果で、確実に内容が伝わるように、文字数を調整しながらdescriptionを作成してください。

自社 ec サイト 集客

モバイルフレンドリー対応

モバイルフレンドリー対応も、SEO施策には欠かせません。モバイルフレンドリーとは「モバイルサイトがユーザーにとって使いやすい」ことを意味しています。

スマートフォンでECサイトを問題なく閲覧できるようにしておけば、Googleによって「モバイルフレンドリー」と評価されるはずです。スマートフォンといったモバイル端末で表示したときに、読みやすいフォントサイズ、画面幅に適したサイズ、タップしやすいリンクになっているかどうか、チェックしましょう。

自社 ec サイト 集客

サイトのリンク構造の最適化

ECサイト内の情報を分類して、適切なリンク構造を設計することでも、検索エンジンからの評価が高まりやすくなります。これを「サイトのリンク構造を最適化」と呼びます。

例えば、「ソファー」というカテゴリーページに、「ソファー 1人掛け」「ソファー 2人掛け」「ソファー 3人掛け以上」といったページがぶら下がる構造にしておきます。さらに、「ソファー 1人掛け」の具体例は、「ソファー 1人掛け 白」「ソファー 1人掛け 茶」といったページを続けてもいいでしょう。

気をつけてほしいのが、リンク構造は「トップダウン型」ではなく、「メッシュ型」のリンク構造にするということ。メッシュ型構造とは、どのページから見ても上下の階層や同列横階層へのリンク設置されている状態をいいます。ユーザーにとってより利便性が高くなるため、メッシュ型構造のほうが、検索エンジンに評価されやすくなります。

自社 ec サイト 集客

パンくずリストの最適化

パンくずリストの最適化も、SEOの内部施策として有効です。パンくずリストとは「そのページがウェブサイトのどの階層にあるのか」を示す内部リンクのこと。例えば、「TOP > 家具>ソファー」といったものが、パンくずリストです。

パンくずリストをページに設置することで、検索エンジンが正確な情報を受け取ることにつながります。また、パンくずリストの構造をしっかり設計することで、下層ページから多くの関連リンクを重要ページに集められます。

自社 ec サイト 集客

コンテンツ内のリンク設計

検索エンジンがページ内容を把握するための重要な情報の一つが、「コンテンツ内のリンク」です。例えば、商品内容を説明するページに対して、関連する商品ページのリンクを設置することで、ユーザーのニーズにより応えられる設計になります。発リンクできるチャンスでもあるため、アピールしたい商品ページについては、様々なページにリンクを入れるようにするといいでしょう。

自社 ec サイト 集客

【SEOノウハウ】パターン2 商品点数が少ないが独自性がある場合

商品点数が少ない場合は、商品やサービスの独自性を打ち出していくことが、SEOの戦略になります。具体的に解説していきましょう。

自社 ec サイト 集客

キーワードを精査して検索上位を狙う

商品点数が少ないけれども独自性がある場合は、商品やサービスの強みを明確にし、キーワードを選定します。キーワードは大きく分けて、2つあります。検索ボリュームが多い「ビッグキーワード」と、検索ボリュームは少ないものの一定数の検索ニーズがある「ロングテールキーワード」です。ビッグキーワードは、競合が多いため、自社の強みと紐づけたロングテールキーワードを狙っていくことがおすすめです。

キーワードが決まれば、そのキーワードで検索するユーザーのニーズを満たす、コンテンツを作ります。ECサイトに商品やサービスとの関連性が深いコンテンツを発信することで、集客を目指していくのが効果的です。

ただし、コンテンツを公開してからすぐに検索上位に表示されるわけではありません。少なくとも2~3ヵ月はかかるため、それを見込んでスケジュールを組むようにしましょう。

質の高いコンテンツを作る

ECサイトにコンテンツを置いて集客するには、競合サイトにはないオリジナルの情報を入れて、質の高いものを作ることが重要です。ターゲットを明確にするだけではなく、読んだユーザーにどんな行動をとってほしいのかも、イメージした上でコンテンツ制作を行います。

コンテンツのテーマの決め方としては、検索結果の上位にある記事を見ながら、ユーザーにどういった課題があるのかをまず把握します。そこから、自社の強みを踏まえて、できるだけ独自性のあるコンテンツを作ること。どんなコンテンツを読みたいのか、というユーザーニーズを知るために、アンケート調査を行うのもおすすめです。

コンテンツの設置方法を工夫する

良質なコンテンツを作るだけではなく、設置方法が大切です。コンテンツから誘導し、自然な流れでECサイトでの購入につなげられる導線を作っておくようにしましょう。また、コンテンツは、ECサイトのドメイン配下に設置して、公開するようにしてください。別のドメインでコンテンツを作成して公開してしまうと、既存ドメインのSEO効果を引き継ぐことができなくなるので、注意が必要です。

ユーザーとの信頼関係を構築する

商品やサービスに独自性がある場合、誰が売っているのか、どのような思いで作っているのかといった情報を発信することで、ユーザーとの信頼関係をより強固なものにできます。スタッフ紹介など、作り手や売り手の顔が見えるコンテンツを作成すれば、新たなユーザーにも関心を持ってもらえるでしょう。

また、購入してくれた人がどのような評価をしているのかを、ユーザーは気にする傾向があります。特に商品に独自性が高いほど「面白そう」「新しい!」というポジティブな感情とともに「特徴はあるけれど、使いにくくないかな」「実際の使用した人は、どんな感想を持っているんだろう」という不安や疑問も生まれることが多いです。

こうした不安を払拭するためのFAQページを用意するといいでしょう。ユーザーファーストなサイトであることをアピールしつつ、よりスムーズな購買へとつなげやすくなります。基本的なFAQを最初に用意して、運営の中で見えてきたユーザーからの不安や疑問に対する回答も、積極的に追加してください。

売上アップの施策はほかにもいろいろ

EC サイトの売上をアップする方法は、ほかにもいくつかあります。SEOを行うと同時に「決済方法の選択肢を増やす」「購入までのステップをなるべく減らす」「セキュリティ対策をアピールして安心感を与える」といった施策も実施して、使い勝手を改善して、売上アップにつなげていってください。

ナイルでは、集客だけではなく成果につなげるためのSEOコンサルティングが可能です。自社でSEOを実施するインハウスSEOに向かうためのサポートも可能です。ぜひ一度、ご相談ください。

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オーガニック検索からの流入が減少!チェックすべき点と改善策を解説

自社サイトやオウンドメディアの運営をしていると、オーガニック検索からの流入が減少していることに気づくことがあります。それは長期にわたって少しずつ減っていることもあれば、一時的に大きく落ち込む、ということもあります。さまざまな原因が考えられますが、放置しておくわけにはいきません。

ここでは、オーガニック検索からの流入が減少した際、早期に原因を突き止めて、改善する方法を解説します。

オーガニック検索からの流入が減少したときの対応方法

オーガニック検索からの流入が減少したとき、まずは慌てないこと。オーガニック検索の流入の減少は、さまざまな要因で起こりますし、複数の要因が絡んでいる場合もあります。やみくもに対処しても、改善できるものではありません。

また、一時的に減少しても、しばらくすると元に戻る、ということもあります。原因が分からないまま対処して、それで流入数が改善したとしても「何が減少の原因だったのか」「なぜ回復できたのか」は不明なままです。対応方法はシンプルです。

オーガニック検索 減少

それぞれの工程で何をすべきか、確認していきましょう。

1 数字が正しいか確認する

流入数が急激に減少したとき、まず「その測定値は正確か」を確認しましょう。

解析担当者の測定方法が間違っていただけということもありえます。滅多にないことですが、解析ツールがエラーを起こし、異常な値を表示するということもあります。アクセス解析ツールとして広く使われているGoogle アナリティクスでも、アクセス数が実際よりも少なく表示されるというトラブルが過去にありました。また何らかの理由で、サイト内のGoogle アナリティクスのタグが外れてしまったということもありえるでしょう。 複数の解析ツールを併用し、サイトの設定をチェックするなどして、その測定値は正確かどうかを確認してください。

2 原因を特定する

測定値に間違いがなければ、ここからはどういった変化が起こったのかを特定していく作業に入ります。チェックすべき項目は、下記になります。

<チェックすべき項目の例>

  • 検索ボリューム
  • 検索結果の表示回数
  • 検索順位
  • クリック率
  • 検索エンジンのクロールの頻度
  • 検索エンジンからのペナルティの可能性

チェックすべき項目を踏まえながら、「いつと比べて減少したのか」「どこが減少したのか」「内外の変化があったか」の3点をリサーチしていきましょう。

いつと比べて減少したのか

いつと比べて減少しているのか、単に先月比だけで数字を見るのではなく、昨年の実績と比べてみることも大事です。

例えば、オーガニック検索では、時期や季節によって検索ワードの偏りが起こります。12月になれば「クリスマス」「プレゼント」などの検索が増えるでしょうし、年度替わりの前には「歓迎会」「引っ越し」「入学」などの検索が増えるでしょう。昨年の数字と比較すれば、オーガニック検索からの減少が、季節性のものか、その他の原因によるものかが推測できます。

どこが減少しているのか

次に「どこが減少しているのか」を洗い出します。サイト全体の流入数が減っているのか、あるいはPC版・モバイル版のいずれかが落ち込んでいるのか、特定のページあるいはページグループが減っているのか、減少している箇所を特定していきます。また、特定の検索ワードからの流入が大きく落ち込んでいる、ということもあるでしょう。

もちろん、流入の減少を起こしている箇所は、ひとつとは限りません。ですからデバイス別、検索エンジン別、ページグループ別に実際の流入数を書きだして表にして、例えば前年同月と比べてみれば、どこがどの程度落ち込んでいるか把握できるようになります。

<オーガニック検索からの流入数比較表の例>

項目 2020年8月 2021年8月 前年比
サイト全体 70,000 50,000 71%
PC 45,000 30,000 66%
SP 25,000 20,000 80%
Google 40,000 28,000 70%
YAHOO! 25,000 17,000 68%
その他 5,000 5,000 100%
ブログページ 50,000 32,000 64%
その他 20,000 18,000 90%

 

内外の変化があったか

オーガニック検索が減少したタイミングで、内外に何らかの変化があったかを確認します。サイト内のページ追加や改善、構造の改変などがあったかどうかをチェックしましょう。1日単位の流入変動を、作業履歴と照らし合わせれば、原因の推定に役立ちます。

また、Googleは年に数回のアップデートを実施しています。その前後は検索順位が大きく変動することがあり、オーガニック検索からの流入が激減して影響を与えている可能性があります。

3 原因に合わせて対策する

原因が特定できたら、それに合った対策を講じます。その手法は多種多様で、ひとつの原因に対しても複数の対策が考えられます。ここでは、いくつか具体例を挙げておきましょう。

該当記事をリライトする

検索順位の低下によって表示回数が減り、オーガニック検索の流入が減少するというのはよくあるケースです。また、サイト内に内容が重複するページが複数存在すると評価が分散され、やはり検索順位に影響します。このような場合は、該当記事をリライトすることをおすすめします。記事の質を高めることで、検索エンジンの評価を高めるとともに、ユーザーが読みやすい内容にしていきましょう。

新たに記事を作る

新たに記事を作る方法は、類似する内容の記事が多いと、リライトだけでは対応できないかもしれません。その際は、キーワードを整理した上で、新たに記事を作成したほうがいい場合があります。

また、キーワードの選定そのものに漏れや取りこぼしがないかをチェックし、必要であれば新たなキーワードを設定して、対応する記事を作成しておきましょう。より多くの検索ワードに対応して、自社サイトに訪れてくれることにつながる可能性があります。

SEOの内部施策を徹底的に改善する

SEOの内部施策を徹底的に改善する方法も、検討する価値があります。すぐにできる改善策としては、titleおよびdescriptionの修正です。既存記事のtitleを調整して、対策キーワードを盛り込むことで、検索エンジンへ記事の内容を伝えやすくします。descriptionは、検索結果画面で表示されますので、ユーザーのクリック率に影響を与えます。

ほかにも内部施策を改善するポイントがないか、確認しておきましょう。

SEOの内部対策で確認すべき24のSEOチェックリスト

複数のチャネルから集客する

オーガニック検索からの流入が減少に対して、対策を講じるべきですが、原因が特定できない場合や対策しても効果が見られないケースもありえます。その場合は、引き続き対策を続けながら、ほかのチャネルからの集客を検討してみましょう。

SNSやメールマガジン、ウェブ広告といったチャネルから、流入を促すことができます。オーガニック検索だけに頼るのではなく、複数のチャネルがあると、集客において強みになります。ただし、無闇にチャネルを増やすのではなく、あくまで自社の商品・サービスの訴求につながるかどうかといった判断軸は持つようにしてください。

状況に応じて専門家のサポートも活用しよう

オーガニック検索からの流入減少は、実にさまざまな要因で起こります。その要因を特定することは簡単ではなく、そのまま放置していて、さらに流入が減少していくケースもあります。

状況を見きわめた上で適切な対策が必要ですが、成果を出すには専門的な知識が必要になります。SEO対策会社のサポートを利用するなどして、早期の復帰を目指すといいでしょう。

なお、ナイルでは、SEO施策からサイト分析まで、お任せいただくことが可能です。状況をヒアリングした上で、どういった施策が必要なのか、どのように進めればいいのか、ご提案させていただきます。ぜひ一度、ご相談ください。

オーガニック検索からの流入が減少!チェックすべき点と改善策を解説【SEO無料相談実施中!】ナイルのSEO相談室で公開された投稿です。

オーガニック検索からの流入を増やすための方法

ウェブマーケティングの施策において、オーガニック検索からの流入を増やす方法を検討すべきです。オーガニック検索からの流入を増やすことは、メリットだらけ。

ここでは、オーガニック検索からの流入を増やすための方法について解説します。

オーガニック検索からの流入はメリットだらけ

オーガニック検索は、GoogleやYahoo!といった検索エンジンで検索した際に表示される、広告枠以外の検索結果を指します。オーガニックサーチあるいは自然検索とも呼ばれます。このオーガニック検索からの流入を増やすことは、メリットだらけです。

まず、低コストで集客できるというメリットがあります。ウェブ広告は広告料がかかりますし、リスティング広告もユーザーがリンクをクリックするたびに課金されます。しかし、オーガニック検索からの流入には、直接的なコストはかかりません。

もう1つのメリットが、中長期に渡る流入が期待できるという点です。オーガニック検索からの流入を増やすためには、検索順位を上げることが重要ですが、一度順位が上がれば、継続的な流入を見込めます。もちろん検索エンジンのアルゴリズムが変更になることで、検索順位が変動することはありますが、それでも広告のように掲載期間が終わったら、流入が激減するということはないのです。

これらのメリットがあるために、オーガニック検索からの流入は、ウェブマーケティングの施策において重視されるのです。

オーガニックサーチ オーガニック検索 自然検索

オーガニック検索からの流入を増やす方法は?

では、オーガニック検索からの流入を増やすためには、どうすればいいのでしょうか?

前提として、オーガニック検索からの流入を増やすには、2つの視点を持っておく必要があります。まず、検索結果に表示される回数を増やすこと。より多くの人の目に触れることで、クリックされる回数を増やすという考え方です。もう1つは、クリック率を上げること。クリックされる確率を高めることで、流入数を増やすという発想です。流入を増やすためには、これら2つの視点を持っておくようにしてください。表示回数を増やし、多くの人の目に触れるようにして、さらにリンクをクリックされやすいように工夫するという、二段構えの施策を進めていきます。

オーガニックサーチ オーガニック検索 自然検索

表示される回数を増やすには?

検索結果で自社サイトの表示回数を増やすには、検索順位を上げていかなければなりません。

2017年にInternet Marketing Ninjas社が調査した、検索順位ごとのクリック率を見てみると、検索1位に表示された場合はクリック率21.1%ですが、10位に表示された場合はわずか1.6%となります。それだけ上位表示しなければ、意味がないことがわかると思います。

検索上位を狙うために実施すべきなのが、SEO(Search Engine Optimization=検索エンジン最適化)です。

SEO施策としては、まずは検索キーワードに対して適したページを用意することが基本です。自社と接点を持ってほしいユーザーが、どんなキーワードで検索するのかを、しっかりリサーチしましょう。例えば、「オーガニック検索」というワードで検索すると、「オーガニック検索とは何か」というページが上位表示されます。ですが「オーガニック検索 増やす」を検索すると、オーガニック検索での流入を増やすための情報を盛り込んだ、より具体的なページが上位に現れます。このように、キーワードごとに、検索ニーズが変わってきますので、ページの内容も変えて受け皿を用意する必要があります。

ほかにも、内部リンク構造を最適化する、スマホユーザーに対応する、ページスピードに気を配る、といった改善施策が考えられます。SEOについては、ぜひ下記の記事をご覧ください。

SEOとは?SEO対策の仕組み、技術対策、コンテンツ制作まで解説

クリックされる回数を増やすには?

クリック回数を増やす、クリック率を高めるためには、ユーザーの注意を惹き、「役に立つ情報がありそうだ」「このページを見てみたい」と思わせることになります。具体的な方法について解説しましょう。

タイトル、ディスクリプションを工夫する

検索結果を見ると、タイトルとディスクリプションが表示されます。タイトルの下に小さく表示される概要文が、ディスクリプションです。タイトルとディスクリプションで、ページの内容を伝え、ユーザーの興味を惹ければ、クリックされる確率は高まります。

例えば、「オーガニック検索をどのように活用すべきか」というタイトルだと、漠然としたイメージしか湧きません。しかし「オーガニック検索で流入を増やす4つの方法」とすれば、より具体的に内容がわかります。さらにディスクリプションで補足することで、「どんなことが書かれているのか」「自分に役立つページかどうか」ということを、ユーザーが判断しやすくなります。

構造化データのマークアップを行う

構造化データのマークアップも、検討したいSEO施策です。構造化マークアップとは、決まったルールに従って、ページ内のデータに印をつけることです。こうすると検索エンジンが「そのデータが何であるか」を理解しやすくなります。そして状況によって、検索結果の画面に「リッチリザルト」と呼ばれる追加情報が表示するようになります。

よく、検索結果に「よくある質問」が表示されることがありますが、これも「FAQ」というリッチリザルトです。FAQは検索結果に表示されるとユーザーの目を惹きますし、その場で疑問を解決できるため、クリック率が高いといわれます。

リッチリザルトには、FAQのほか、パンくずリストやレビューなど、30種ほどがGoogleによって規定されています。ページの内容に応じて活用することで、検索結果画面での差別化を図り、流入を増やすことにもつながるでしょう。

オーガニック検索の流入を増やすためのブランディング

ほかにも、オーガニック検索での流入を増やす方法はあります。自社のブランド名の露出を増やし、認知度を上げるという方法です。

これは「オーガニック検索の流入を増やすため」だけに行うものではありません。しかし各種の広告やプロモーションで、自社や主力商品が人々に知られることで、社名やブランド名、商品名で、指名検索されるケースが増えていきます。結果として、オーガニック検索からの流入を増やすことができるでしょう。

テレビCMでの展開、SNSでの情報発信、展示会への参加、プレスリリースなど、自社ブランドの認知を高める手法はさまざまあります。手間やコストなどを勘案しながら、自社に合った手法を探してみてください。

オーガニック検索の流入を増やすには中長期的な視点で

オーガニック検索からの流入を増やすことは、ウェブマーケティング担当者であれば、誰もが考えておきたいこと。そのためにできることは数多くあります。ただし、いずれもすぐに効果が表れるものではありません。

試行錯誤を繰り返しながら結果を検証して、中長期的な視点から取り組んでください。

なお、ナイルでは、集客だけではなく成果につなげるためのSEOコンサルティングが可能です。自社でSEOを実施するインハウスSEOに向かうためのサポートも可能です。ぜひ一度、ご相談ください。

オーガニック検索からの流入を増やすための方法【SEO無料相談実施中!】ナイルのSEO相談室で公開された投稿です。

【初心者向け】自然検索とは?どうすれば流入を増やせるのかを解説

自社サイトやオウンドメディアを運用している企業にとって、自然検索からの流入はとても重要な意味を持ちます。しかし「自然検索ってなに?」という人も少なくないでしょう。

ここでは、初心者向けに自然検索の意味を説明するほか、自然検索から流入を増やす方法について解説します。

自然検索とは

自然検索とは、検索結果画面に表示される中で、広告枠でない部分を指します。オーガニック検索、ナチュラル検索とも呼ばれます。

検索結果の上部あるいは下部には「広告」と表示されたリンクが並びます。これが広告枠です。検索ワードに関連づけられた広告が表示され、リンクがユーザーにクリックされるたびに、あらかじめ決められた広告料が、広告主に請求されます。

なお、Googleの場合は、検索結果の上部に表示される広告は最大で4件です。入札単価や、所在地や使用端末といったユーザーが検索したときの状況によって、広告の掲載位置が決まります。

自然検索

自然検索は、広告枠と異なり、クリックされても、広告料が請求されることはありません。検索エンジンが、検索ワードとページの内容を照らし合わせて、「このページなら、ユーザーが求めているものにマッチする」と判断されると、検索上位に該当ページが表示されます。自然検索では、検索エンジンの評価が高いページほど、検索順位が上がり、人の目に触れやすい位置に掲載される、というわけです。なお、自然検索による検索上位に表示するための対策が、SEO(Search Engine Optimization=検索エンジン最適化)です。

自然検索

自然検索の順位はどのように決まる?

自然検索の順位は、どのように決まるのでしょうか?Googleを例にして、検索エンジンの仕組みを解説します。

検索エンジンは、常に世界中のウェブサイトを巡回し、サイト内のページをチェックしています。Googleの場合、チェック項目は200以上にものぼるとされ、独自のルールに基づいてランクが決められています。このランクを決めるルールが、「アルゴリズム」と呼ばれるものです。

アルゴリズムに基づいてスコアリングされたページは、ユーザーが関連するキーワードで検索した際に、評価順に並べられて検索結果として表示されます。つまり、アルゴリズムに沿ったページほど、それだけ検索上位に表示される、ということになります。

検索エンジンに評価されるためには?

Googleのアルゴリズムの詳細は、非公開です。ですがGoogleではウェブ運用担当者向けのガイドラインを公開しており、サイト内の構造やコンテンツの内容について、アドバイスしています。

これらの資料を読み解くと、どうすればGoogleから評価され、検索順位を高めることができるのかが見えてきます。そのひとつは「サイトの構造やページの内容が整理され、検索エンジンが理解しやすい形になっていること」。サイトの情報が、どこに何があるのか分からないようなサイトでは、高い評価はもらえない、ということです。あくまでも「検索エンジンが理解しやすい」というところが重要になります。

もうひとつは、「ページの内容が、ユーザーの役に立つものであること」。これはGoogleが最重視していることでもあります。コンテンツの内容が充実しており、信頼性や権威性が高いほど、そのページの評価が高まり、検索順位も上がる、というわけです。

Googleのアルゴリズムは、常に改善されて、変化しています。その影響は検索順位にも表れますが、多くはごく小さな変動ですので、一喜一憂することはありません。ですが年に数回、大規模な「コア・アップデート」が行われ、自然検索の順位が大きく変動する、ということが起こります。コア・アップデートのスケジュールは事前にアナウンスされることが多いため、その前後は自然検索の順位をチェックしておくようにしてください。

自然検索からの流入を増やすメリットは?

自然検索の順位を上げて流入を増やすと、広告による流入増加とは異なるメリットを得られます。どのようなメリットがあるのか、確認していきましょう。

低コストでの集客ができる

自然検索からの流入は、広告費を使うことがありません。流入に対して直接的なコストが発生しないのです。

もちろん、自然検索で上位表示されて流入を得るためには、効果的なSEOを行う必要がありますから、まったくのゼロコストではありません。しかし改善を重ねて検索上位に表示されれば、そのページは検索されるたびに多くの人の目に触れることになります。同じことを広告で行うためには、継続的に広告料を支払い続けなくてはなりません。この違いは、自然検索から流入を増やす大きなメリットです。

安定した流入が見込める

広告は、掲載期間が終了すれば、露出されることはなくなります。しかし、自然検索で上位表示されれば、そのポジションは簡単には動きません。

もちろん前述したように、検索エンジンのアルゴリズムが変わることで、順位が変動することがありますが、ユーザーメリットを満たしたページであれば、その影響を最小限に抑えることも可能です。そのため、中長期にわたり、安定した流入が見込めます。これも広告とは異なる、自然検索ならではのメリットです。

自然検索の順位を上げる方法とは?

自然検索の順位を上げるSEOの手法は、さまざまあります。自然検索の順位を上げる方法をご紹介します。

検索エンジンに評価されるコンテンツにする

Googleが公開しているガイドラインには、実に多くの項目が並んでいます。コンテンツの内容については、専門知識が乏しくても対応できるものがあります。これらの点を見直し、改善することで、検索エンジンからの評価を高めることが可能です。

・ユーザーの役に立つ

Googleは、ユーザーファーストの姿勢を明確に示しています。そのためユーザーに役立つ、十分な内容のあるコンテンツを用意すれば、検索エンジンからも高い評価をもらえるでしょう。まず何よりもユーザーに役立つ情報になっているかという視点を持って、コンテンツを作るようにしてください。

・専門性と権威性がある

専門性が高く、情報のソースがしっかりしているコンテンツは、信頼性が高まり、検索エンジンに評価される可能性が高まります。これはユーザーにとって、有益な情報だと判断されやすくなるからです。

例えばGoogleは、高品質なコンテンツかどうかを、E-A-Tという指標で判断しています。E-A-Tとは、Expertise(専門性があること)、Authoritativeness (権威があること)、TrustWorthiness(信頼できること)の頭文字をとった言葉になります。

Googleの検索品質評価ガイドライン内で「将来の幸福、健康、経済的安定、人々の安全に潜在的に影響を与えるページ」は、情報の正確性を重視していることが示されています。

・網羅性がある

コンテンツの内容に網羅性があることも、重要な評価ポイントになります。例えば、新しく車を買おうと思っているユーザーに対して、「今年の新車一覧」という内容だけでは、あまりに不親切です。自分に合った車の選び方やメンテナンスの方法、年間のコストの目安といった情報を盛り込むべきです。検索した動機を推測して、ユーザーの要求に十分に答えられる網羅性を備えたコンテンツを用意しましょう。

検索エンジンに伝わりやすいサイト構造にする

当然のことながら、検索エンジンにとっても、わかりやすいページにしておく必要があります。ですから、サイト構造やページ内容をチェックして、検索エンジンに伝わりやすいように整えておくべきです。

タイトルやディスクリプションを調整するほか、内部リンク構造を最適化する、スマホユーザーに対応する、ページスピードに気を配る、といった改善施策が考えられます。

こちらの記事も合わせてご覧ください。
SEOとは?SEO対策の仕組み、技術対策、コンテンツ制作まで解説

ユーザーが満足できる情報か精査しよう

自然検索で上位表示されているページは、検索エンジンのおすすめページです。何らかの情報を探しているユーザーに対して、検索エンジンが「あなたのお役に立つ情報が、ここにありますよ」とプッシュしてくれるのです。こう考えると、検索エンジンが自信をもって推薦でき、ユーザーも満足できる、良質なコンテンツを作ることが、自然検索の流入を増やす王道といえそうです。

なお、ナイルでは、集客だけではなく成果につなげるためのSEOコンサルティングが可能です。自社でSEOを実施するインハウスSEOに向かうためのサポートも可能です。ぜひ一度、ご相談ください。

【初心者向け】自然検索とは?どうすれば流入を増やせるのかを解説【SEO無料相談実施中!】ナイルのSEO相談室で公開された投稿です。

コアアップデートからの回復に関するアドバイス

こんにちは!ナイル株式会社の青木です。

LINEリサーチさんによる「スマホで検索するときに重視していることや調べるジャンルは?」という、検索に関する動向調査がとても興味深いので、ぜひみなさんも読んでみて下さい。

個人的には、すべての年代・性別において、「Google」が検索時に最も利用されているサービスであるというデータは、SEO従事者として勇気づけられました。

さて、本日は「コアアップデート」などの3つのニュースをお届けします!

※トピックは初級者~中級者くらいの方向けを想定して紹介します。

なお、本企画は取り上げるページを実際に読んでいただくことを想定しております。簡単なひとことコメントとお役立ち度(収集部隊の主観です)を参考に、該当ページを読んでみてください。

前回のニュース(2021年8月13日収集分)はこちらから

本日のSEOニュース

①コアアップデートからの回復に関するアドバイス

記事紹介:Google How To Know If You're On The Right Track To A Google Core Update Quality Recovery

(Search Engine Roundtable)

お役立ち度:★★★★☆

ナイルのひとこと
要約すると以下のようになります。

質問1
Googleがサイトの品質を再評価するのに、まだ数ヶ月かかるのか?

回答1
2、3ヶ月で改善が見られるサイトもあれば、6ヶ月で改善が見られるサイトもあり、もっと時間がかかるサイトもある。

質問2
次のコアアップデートでうまくいくための正しい道を歩んでいることを、どうやって知ることができるか?

回答2
回復に向けて正しい道を歩んでいるかを知ることは非常に難しい。
その代わりに、サイト滞在時間やコンバージョン数などのエンゲージメント指標を「代理測定基準」として設け、改善の先行指標とすることは意味があるかもしれない。
また、サイトの一部だけを変更するのではなく、改善するべき点は全面的に変更する必要があるとジョンは付け加えました。

滞在時間や直帰率が、そのまま順位に反映されることはありませんが、来訪したユーザーが使いやすいサイトにすることは、無駄になることはありません。
良いコンテンツを作るだけでなく、それを見る環境も良いものにしていきましょう。

②業界毎に最も使用されている構造化データ

記事紹介:Which Schema Types Are Used Most by Industry [Research] (Search Engine Journal)

お役立ち度:★★★☆☆

ナイルのひとこと
どのような構造化データを設定できるか、参考になるのではないでしょうか。
構造化データの実装を検討されている方はぜひ読んでみて下さい!

③サイトリニューアルの成功事例

記事紹介:The New Moz SEO Q&A: 100K URL Migration Case Study

(Moz)

お役立ち度:★★☆☆☆

ナイルのひとこと
Q&Aページのリニューアルの事例になります。
リダイレクト対応をミスなく行うだけでなく、サイトの使いやすさの改善も目指したところ、リニューアル後にパフォーマンスが下落することなく、むしろ上がったそうです。

繰り返しになりますが、使いやすいサイトにすることは無駄になりませんし、影響は今の所あまり大きくないですが、ページエクスペリエンスアップデートなどもあります。
サイトの速度改善、コアウェブバイタルの改善、デッドリンク(リンク切れ)の改善など、ぜひ取り組めるところからやってみてください。

最後に

みなさまのSEO施策にお役に立てるように、今後もSEOニュースまとめを平日数回更新する予定です。

また、SEO情報やセミナー情報などを配信しているメールマガジンもご用意しておりますので、よろしければご登録ください。

※もしSEOでお困りであれば、こちらのお問い合わせからお気軽にご相談ください!

前回のニュース(2021年8月13日収集分)はこちらから

また、ナイルではSEO内製化にも役立つ、「お役立ち資料」を公開しております。

今後も種類を増やしていきますので、よろしければご覧になって下さい。

コアアップデートからの回復に関するアドバイス【SEO無料相談実施中!】ナイルのSEO相談室で公開された投稿です。

SEOライティングを外注するには?成功させるためのポイントを解説

SEOライティングの外注を検討する場合、どのような外注先を選択すればいいのか、迷うことはないでしょうか。

この記事では、SEOラインティングを外注するメリット、デメリットを踏まえて、依頼する際の注意点についても解説します。SEOライティングの外注を成功させるポイントが詰まっていますので、ぜひ最後までお読みください。

SEOライティングとは?

そもそもSEOとは検索エンジン最適化を意味しており、検索エンジンからサイトに流入するユーザーを増やす対策のことです。そして、SEOライティングとは、Googleといった検索エンジンで上位表示を目指すために、SEOを踏まえた文章を書くことを意味します。

例えば、タイトルや見出しには必ずキーワードを入れるのは、SEOライティングの基本テクニックの一つです。SEOライティングでは、検索エンジンに見つけてもらうために文章を工夫していきます。

ただし、その一方、文章を読むのはあくまでもユーザーです。そのため、ユーザーにとってもわかりやすく、かつ興味・関心を満たす内容でなければなりません。検索エンジンもユーザーメリットを第一に考えて、記事を評価することを明言しています。ユーザーが検索して知りたいと思っている事項について、過不足なく説明することが必要です。

つまり、ユーザーと検索エンジンの両方にとってもわかるように書く技術が求められるのが、SEOライティングなのです。ただ単に、良質な文章を書くだけでは不十分なのが、SEOライティングの難しいところです。

そんな専門性の高いSEOライティングを外注すれば、ユーザーと検索エンジンの両方から評価を得られるような、経験に基づいたノウハウを学ぶこともできます。新規記事の作成だけではなく、既存記事の書き換えも含めて、SEOライティングにおける外注の活用を視野に入れておくといいでしょう。

seo ライティング 外注

SEOライティング外注先 5つの分類

SEOライティングの外注先には、大きく分けて5つに分類できます。どのような外注先があるのか、確認していきましょう。

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1 クラウドソース型

クラウドソース型は、クラウドソーシングを展開しているプラットフォームの登録ライターに外注する方法です。代表的なのは、クラウドワークスやランサーズになります。登録ライターのプロフィールや実績を見て、個別に発注していきます。

クラウドソース型のメリットは、価格の安いライターを選べば、コストを削減できること。ただし、クラウドソース型の場合、ライターによって品質のバラつきが大きいです。信頼して任せることができて、かつSEOの知識も豊富なライターと出会うのが難しい点は、大きなデメリットといえるでしょう。

2 ライティング代行型

ライティング代行型とは、制作会社に外注して、所属しているライターが執筆を代行してもらうという方法です。実績が豊富なライターに依頼ができ、専門性の高いライティングも対応してくれるというメリットがあります。

その一方で、やはりコストは高くなりやすい傾向があります。また、ライティングのプロは豊富ですが、SEOのプロがどこまでいるかは未知数であり、うまくマッチングしない可能性もあります。

3 SEO支援型

SEO支援型とは、SEOをトータルで支援するサービスの中に、SEOライティングが含まれている会社に依頼することをいいます。メリットはなんといっても、SEOを意識してライティングができること。ただし、その分、コストは高くなりがちです。SEOライティング代行のみの発注に対応していない可能性もありますので、事前に確認しておくようにしてください。

4 メディア運営支援型

メディア運営支援型は、オウンドメディアの新規立ち上げや改善をトータルで支援するサービスのなかに、SEOライティング代行が含まれているという形です。SEOだけではなく、ウェブマーケティング全体の改善が可能なので、本来の目的に沿ったSEOライティングを実施しやすいのは、大きなメリットになります。

5 マーケティング支援型

マーケティング支援型は、さまざまなマーケィング施策を行うことができ、その一部にSEOライティングを実施できるタイプの外注先を指します。そもそも、マーケティング施策のうち、記事の作成はごく一部であり、ホワイトペーパーやメールマガジン、ウェブサイト、ウェビナーなど、マーケティングの施策は幅広くあります。それだけにマーケティング施策を包括した視点を持ちながら、SEOライティングを活用できるのは、マーケティング支援型の強みです。

SEOライティングの外注費用・料金の相場は?

外注する場合、気になるのは、SEOライティングの料金の相場ではないでしょうか。SEOライティングの外注費用の相場は、制作会社によってピンきりです。1記事数千円から数万円まで、制作会社ごとに幅広い見積もりが提示されることになるでしょう。クラウドソーシング型であれば、質が高いかどうかは別として、1記事数千円から依頼することが可能です。

1記事あたりの料金は高いかどうかは1つの指標として大切ですが、それよりも実際に成果につながるかどうかといった視点を持つことが大切です。いくら外注費用が安くても、修正工数がかかり、検索順位もとれない記事を作っても意味がありません。外注先がどのような実績があって、どのような成果を出しているのか、といった点を加味して、外注先を選択してください。

ナイルならSEO支援、メディア支援、マーケティング支援が可能

ナイルの場合は、SEO支援、メディア支援、マーケティング支援といった視点を踏まえて、SEOライティングを行うことができます。もちろん、SEOライティングのみの発注も可能です。記事内容によって、詳細なお見積もりを提出させていただきますので、気軽にお問い合わせください。

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SEOライティングを外注するメリット

専門性の高いSEOライティングを外注することには、さまざまなメリットがあります。どのようなメリットがあるのか、それぞれ具体的に見ていきましょう。

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メリット1 時間を短縮できる

SEOライティングの大変さは、何といっても時間がかかることです。ユーザー目線でわかりやすい文章を書くだけでも、簡単なことではありません。SEOライティングの場合は、さらに、検索エンジンに評価される文法で書かなければなりません。キーワード調査や競合サイト調査なども必要なため、一つの記事を作成するのにも、多くの時間をとられることになります。

SEOライティングを外注できれば、制作にかかっていた時間を短縮することができます。その分、社内のリソースをサイト分析や今後の戦略立案に、時間を割くことができます。もちろん、SEOライティングの外注先との密なコミュニケーションが必要ですが、制作を重ねるに連れて、効率は向上するでしょう。

メリット2 品質が担保される

SEOライティングを行うには、専門知識が必要です。日々アップデートされる検索エンジンのアルゴリズムも頭の片隅に置きながら、検索エンジンに伝わり、かつユーザーに向けて読みやすい文章で書く必要があります。

SEOライティングを外注できれば、専門性の高い外部ライターが、これまで蓄積したノウハウと検索サイトの最新情報をもとに、質の高い記事を作成してくれます。また、わかりやすく、情報に過不足がない記事を書いてもらうことができるのも、外注のメリットです。

メリット3 記事を量産できる

オウンドメディアの運営においては、質の高い記事を作成することが重要ですが、同時に一定量の記事を発信し続けることも求められます。定期的に記事を発信することが、ユーザー接点を生み出すだけではなく、サイトのドメインの評価を高めることにつながっていくからです。しかし、更新を滞らせることなく、コンスタントに記事を作っていくのは、簡単なことではありません。

SEOライティングを外注すれば、専門のライターがSEOを意識した記事を、次々と量産してくれます。毎月、安定した記事数を公開することで、サイトの情報発信力が増していきます。

メリット4 ノウハウを得ることができる

SEOライティングを行うには、専門性の高い知識が必要ですが、外注することでSEOを意識した記事を作成することができます。そして、外注先とやり取りしているうちに、どういった点に気をつければ、SEOに沿った記事になるのかが、段々とわかってくるはずです。

つまり、外注することで、専門性の高いSEOライティングのノウハウを社内で得ることができるというわけです。その上、記事の成果を分析することで、どんな内容だと評価されるのかが見えてくるため、SEOライティングのノウハウを把握するのに大きなプラスになるはずです。

SEOライティングを外注するデメリット

SEOライティングを外注することは、メリットばかりではありません。いくつかのデメリットがあることを踏まえておきましょう。

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デメリット1 費用がかかる

外注することになれば、当然のことながら、費用が発生します。SEOライティングの場合は、1記事単位もしくは月額で、原稿料を支払うことになります。

また、オウンドメディアの場合は、定期的に記事を更新していく必要がありますので、外注費が継続して発生します。予算が十分ではなく、途中で外注が難しくなると、更新が滞ってしまい、オウンドメディアそのものの存在意義がなくなってしまいます。あらかじめ、SEOライティングに外注費がかかることを踏まえて、予算を確保しておくようにしましょう。

デメリット2 コミュニケーションのコストがかかる

外注先とコミュニケーションコストがかかるのは、デメリットとして把握しておくべきです。1つの記事ができるまでに、外注先とさまざまなやりとりが必要です。SEOライティングにはどんな目的があるのか、どのような要素を記事に盛り込むべきなのか、記事の執筆前からすり合わせていきます。外注先と密なコミュニケーションを取らなければ、良質な記事を作ることは不可能です。

さらに、自社がどんな業界でどんな位置づけにいるのか、どんな競合がいて、どんな課題があるのかについても共有しておくと、SEOライティングの方向性がよりはっきりしてくるのでおすすめです。

デメリット3 質にばらつきがある

SEOライティングでは、ユーザーと検索エンジンの両方から評価されるような記事を作らなければなりません。SEOとライティング、それぞれの習熟したスキルが必要であり、ともに兼ねそろえた熟練のライターが必要になってきます。SEOライティングのスキルがどのくらいのレベルなのか、発注前には明確に見えてきません。それゆえ、制作会社やライターによって、記事の質にばらつきがでやすいことは、外注のデメリットだといえます。

もし、質が低い記事が納品されてしまった場合、修正のやり取りで工数がかかり、記事の公開日を遅らせる必要が出てくるかもしれません。また、SEOに沿っていない記事になっていた場合、そのまま公開した場合は、集客にも失敗して、ただ費用がかかっただけという結果にもなりかねないので、注意しましょう。

デメリット4 成果が見えづらい

SEOライティングが実際に効果につながるまでには、数ヵ月の期間を要します。記事をコンスタントにアップし続けて、Googleに評価されたり、ユーザーに認識されたりするまでに、時間がかかるためです。成果がすぐに見えづらいのも、SEOライティングのデメリットといえます。

SEOライティングを外注する際のポイント

SEOライティングを外注する際には、いくつかのポイントがあります。それぞれ押さえておきましょう。

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過去の実績と経歴を確認する

SEOライティングを外注する前に、制作会社やライターにどんな実績があるのか、過去に書いた記事を必ず確認するようにしてください。文章がわかりやすいかどうかをチェックすると共に、実際に検索してみて、上位に表示されているかも確認しておきたいポイントです。

また、ライターの経歴にも着目します。何年くらいライター歴があり、どんな媒体で書いてきたのか、どんな分野を得意としているのか、あらゆる角度から検討することが大切です。

コミュニケーション力を測る

SEOライティングを外注するにあたっては、密なコミュニケーションが欠かせません。SEOライティングの目的を理解してもらった上で、記事の細部を詰めていくことが大切です。メールのやりとりなどを通して、コミュニケーションに問題がないかをチェックするようにしてください。

判断基準の一つが、レスポンスのスピードです。なかなか返事が来ないようだと、仕事が始まってからも、ヤキモキすることが多くなると思われます。外注して仕上がってきた記事に修正をお願いするような場面も出てきます。その都度、ストレスになることがないように、コミュニケーションがスムーズな外注先を選びましょう。

リソース状況を確認する

SEOラインティングを外注する場合には、制作会社やライターのリソース状況を確認すること。1ヵ月でどのくらいのボリュームの記事数が対応できるのか、1記事あたりどれくらいの日数が必要なのか、できるだけ詳細に詰めておきましょう。

SEOライティングを依頼時に伝えるべきこと

SEOライティングを外注する際には、伝えるべきことがいくつかあります。主に共有しておきたいことは下記になります。

  • 目的

  • ターゲット像

  • 最終的なゴール

  • 文体(です・ます調、である調)

  • 校正ルール

  • 表記統一

  • 文字数

  • 制作スケジュール

これらも要素を共有しながら、SEOライティングで、後々トラブルにならないようにしましょう。

SEOライティングの外注先はしっかり選ぼう

SEOライティングを外注することで、時間をかけることなく、質の高い記事をコンスタントに作成することができます。しかし、外注先の力量によっては、かえって記事作成に時間がかかり、記事の質が低いという問題が発生することが起きかねませんので、注意してください。よい外注パートナーを見つけることができれば、質の高い記事を安定的に更新することが可能になります。

なお、ナイルでは、SEOライティングの代行プランをご用意しております。さまざまな記事を作成したいけれど、記事を書くリソースがない場合は、お気軽にご相談ください。

SEOライティングを外注するには?成功させるためのポイントを解説【SEO無料相談実施中!】ナイルのSEO相談室で公開された投稿です。

SEOは外注すべき?メリット・デメリット、費用について解説

サイトのPV数やセッション数を伸ばすために、SEOは欠かせません。SEOの重要性と専門性の高さを踏まえると、外注を検討しているのではないでしょうか。実際にSEOを外注するには、どんな会社に依頼すればいいのか、どのくらいの費用がかかるのか、気になる点が出てくると思います。

この記事では、SEOの基礎知識を踏まえた上で、外注のメリット・デメリットや費用の相場、外注先を選ぶポイントについて、解説していきます。

SEOとは検索エンジン最適化を行うこと

そもそもSEOとは、検索エンジンからサイトに流入するユーザーを増やす施策のことをいいます。Googleといった検索エンジンから自然流入するユーザーを増やすには、検索を行ったときに、自社のページができるだけ上位に表示されることが重要です。

どれだけよいコンテンツを作成しても、検索エンジンでの表示順位が低ければ、ユーザーはその情報にたどり着くことすらできません。その一方で、ウェブ上の情報は膨大にある上、日々新たな情報発信が行われています。このような状況で、検索エンジンの上位に表示されることは簡単ではありません。そのため、SEOはウェブマーケティングにおいて検討すべき施策だといえるでしょう。

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SEOの外注先 3つの種類

SEOの外注先には、いくつかの種類があります。どのような外注先があるのか、それぞれ見ていきましょう。 seo 外注

1 月額固定型

月額固定型は、毎月一定額を支払って、SEO施策を行ってもらう形です。注意点として、依頼する業務範囲をしっかりと定めることがあります。月額の固定費で、どれだけのことを対応してもらえるのか、しっかりと確認しておいてください。プラス料金になるSEO施策も把握しておきたいところです。月額の固定費に対して、過不足なくSEOを実施してもらうようにしましょう。

2 一括支払い型

一括支払い型は、SEO施策に対して、一括で支払う形になります。例えば、サイトの立ち上げや改修では、内部施策を行ったり、記事を量産する体制を作ったりする必要があります。これらのSEO施策に対して、まとまった額を一括で支払うのが、一括支払い型です。

ただし、SEOは成果が出るまでに時間がかかります。一括支払い型でSEOを行う場合は、長期的にどのようにSEO施策を打っていくのかまで見据えておいたほうがいいでしょう。

3 成果報酬型

成果報酬型では、実際に上位表示ができた場合に、報酬を支払う形式です。成果報酬型のみというよりは、月額固定型や一括支払い型と合わせて契約することが多いでしょう。気をつけたいのは、悪質な方法で検索上位を狙おうとする外注先が存在すること。どのような方法で順位を上げようとしているのか、実際にどのような施策を打ったのかは、細かくチェックしてください。万が一、悪質な施策を行っていた場合、Googleから自社サイトがペナルティを受けてしまうこともあります。

SEOをプロに外注するメリット

SEOをプロに外注するメリットはいくつかあります。それぞれのメリットについて、解説していきましょう。

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メリット1 SEOの全体像を把握できる

SEOを外注することで、SEO施策の全体像をしっかりと把握した上で、流入を増やすためにどうすればいいのか、適切な施策を打ってくれます。

そして、何より重要なのは、集客した上で、ユーザーにどんな行動をとってもらうのかです。SEOの全体を把握しながら、売上や事業貢献につながる施策を進めてくれるのは、プロに外注する大きなメリットです。

メリット2 的確にターゲットユーザーを設定できる

SEOにおいては、どんなユーザーをサイトに集客するのか、的確なターゲット設定が重要です。SEOの外注先が、これまでの経験に基づいて、ターゲットユーザーを明確化するためのアドバイスをしてくれます。外注のアドバイスに従い、ターゲットのイメージを固められれば、情報発信すべき内容も定まっていきます。

メリット3 Googleのアップデートに対応してくれる

SEOを実践したことがなければ、ピンとこないかもしれませんが、Googleの検索アルゴリズムがアップデートされると、検索順位が大きく変動します。このとき、すぐに施策を打つべきなのか、それほど緊急性が高くないのか、冷静な判断ができるのは、SEOを外注するメリットです。SEOの外注先は、Googleアルゴリズムのアップデート情報には、常にアンテナを張っています。

何かしらの対策が必要な場合は、どのような施策を打つべきかを提案してくれるので、安心してサイト運営を行うことができるでしょう。

メリット4 サイトの現状分析と対策が可能になる

SEOを外注することで、アクセス分析のアドバイスをもらうこともできますので、正確に現状を把握したうえで、適切な対策をとることができるでしょう。自社サイトがどのような状況なのか、数字から分析できることは、実にたくさんあります。アクセスが減っているとしたら、どこからの流入が減ったのか、どんな検索キーワードで検索順位が落ちたのか、サイトの分析をすることで把握することが可能です。

もし、専門知識がなければ、なぜ検索順位が下がったのかもわかりません。また、万が一、サイトがGoogleからペナルティを受けていても、外注していなければそれに気づくことすらできないかもしれません。

SEOをプロに外注するときの注意点

SEOをプロに外注する際に、いくつかの注意点があります。実際に外注するときに、事前に把握しておきたい内容ばかりですので、確認してみてください。

外注する前にSEOの目的を決めておく

SEOを実施して、集客した上で、どんな目的を達成したいのかは、外注する前に決めておくことが望ましいです。「とにかくユーザーを集めたい」といった漫然とした目的では、SEOで集客したものの、売上につながらなかったとなる可能性が高くなります。

もちろん、目的の設計から外注先に入ってもらうことも可能です。SEOの目的を明確にすることが重要だと、認識しておくようにしましょう。

外注先の実績や評判をチェックしておく

SEOの外注を請け負っている業者は、実にさまざまあります。外注先の企業の規模感や得意分野、そして実績は必ず確認すること。また、どのような評判があるのかもチェックしておけると安心です。SEO施策は長期間にわたります。パートナー選びは慎重に行いましょう。

SEOの外注費用・料金の相場は?

SEOの外注で、どのくらいの費用がかかるのでしょうか。SEOの外注費用は、制作会社や施策内容によって大きな違いが出てきます。月額固定費の場合、月数十万円から数百万円かかることがあります。まずは複数の外注先に、見積もりを出してもらって、比較することをおすすめします。

なお、ナイルでは、サイトの規模感やトラフィック状況、課題の難易度、競合サイトの状態によって、費用は大きく変動するため、都度見積もりとさせていただいております。金額感のご確認だけでもかまいませんので、お気軽にご相談ください。

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どの領域を外注するのか?SEO手法を整理する

実際にSEOを外注するといっても、SEOの領域はかなり幅広くあります。いったいどの領域を外注に頼るべきなのか、SEOの手法について、内部施策、外部施策、コンテンツ制作に分けて整理しておきましょう。

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内部施策

SEOの内部施策とは、サイト内部の最適化を行うことをいいます。

検索エンジンに順位をつけてもらうには、サイトのページが検索エンジンでもわかりやすい構造になっている必要があります。例えば、サイトの階層構造を示す「パンくずリスト」の作成や、サイトの全体構造を示す「サイトマップ」の作成などを行っていきます。ほかにも、モバイルユーザーが読みやすくなるための工夫や、内部リンクの設置などが挙げられます。

外部施策

外部施策は、他のサイトで自社サイトのページリンクを増やす施策のこと。いわゆる、被リンクの獲得です。「誰かに知ってほしい」「情報のエビデンスとして参照したい」と思われるコンテンツならば、さまざまなサイトでリンクを張られることにつながります。被リンクが多いかどうかは、検索エンジンがコンテンツの質を図る上でも活用する指標です。

ただし、あくまでもリンクは自然に集めなければなりません。検索エンジンをあざむくために、関係のないリンクを集めることを「ブラックハットSEO」と呼びますが、現在はペナルティが与えられてしまいます。外部施策は、あくまでも「質の高いコンテンツを外部サイトに見つけてもらう工夫」と捉えてください。

コンテンツ制作

情報発信のためのコンテンツの制作も、重要なSEO施策です。コンテンツ作成においては、まず接点を持ちたいユーザー層を明確にします。そして「ユーザー層はどんなことに関心をもって、検索を行うのか」をイメージしながら、キーワード調査を行っていきます。その上で、SEOを意識したコンテンツを作成すれば、ターゲットとするユーザーとの接点を持てる可能性が高まります。

ただし、ただユーザーを集めることを目的とするのではなく、集客した上で、どんな行動につなげたいのかを明確にするようにしてください。「資料請求をしてほしい」「商品を注文してほしい」など、コンバージョンとなる行動を念頭に置きながら、SEOに沿ったコンテンツ作成を進めていきましょう。

外から見て初めて自社の強みが分かる

SEO施策を行い、ユーザーの関心を引くコンテンツを発信して、集客を行う。そのときにコアとなるのが「自社の強みは何か」ということ。

SEOを外注することは、外部から自社の商品・サービスの強みを発見してもらうことにもつながります。プロの力を借りて自社の魅力を存分に引き出してもらい、未知のユーザーとの出会いをサイト上で実現させましょう。

なおナイルでは、それぞれの企業の商品・サービスに合致した顧客を集客することを目的に、SEOコンサルティングを行っています。すべてSEO施策を依頼することだけではなく、自社でSEOを実施するインハウスSEOに向かうためのサポートも可能です。ぜひ一度、ご相談ください。

SEOは外注すべき?メリット・デメリット、費用について解説【SEO無料相談実施中!】ナイルのSEO相談室で公開された投稿です。

コンテンツSEOを外注するメリットは?注意点・選び方を解説

良質なコンテンツを発信することで、ユーザーを集客する――。いわゆるコンテンツSEOと呼ばれるマーケティング手法は、自社だけで行うのは難しく、外注を視野に入れている企業も少なくないでしょう。

今回は、コンテンツSEOを外注するメリット・デメリット、外注先を選ぶポイントを解説していきます。

コンテンツSEOとは?

コンテンツSEOとは、SEO(Search Engine Optimization、検索エンジン最適化)施策のうち、継続的に質の高いコンテンツを発信することで、検索エンジンからの集客を目指す方法です。

ユーザーのニーズに沿った良質なコンテンツを発信できれば、GoogleやYahoo!といった検索エンジンから評価を得ることができ、検索結果画面で上位に表示される可能性が高くなります。そして、コンテンツでユーザーの関心を引ければ、ユーザーとの接点が生まれるため、結果的に自社サイトやオウンドメディアへの流入が増えていきます。

検索エンジンからの流入を獲得するためには、コンテンツSEOの理解が必須。コンテンツSEOは、オウンドメディアにおいては、欠かせないSEO施策と言えるでしょう。

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コンテンツSEOを外注するメリット

コンテンツSEOを外注するメリットはいくつかあります。どのようなメリットがあるのか、一つずつ説明していきましょう。

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メリット1 時間を短縮できる

コンテンツSEOを実施するには、良質なコンテンツをコンスタントに発信していかなければなりません。ユーザーがどんな情報を求めているのか、分析を行いながら、そのニーズに応えるコンテンツを作成し続ける必要があります。

しかも、コンテンツ制作には、膨大な時間を要します。商品・サービスの売上につながるキーワードを抽出して、検索エンジンに評価してもらえるような構成を練り込んでいきます。当然のことながら、ユーザーの満足度を高めるコンテンツでないと、作る意味はありません。

これらコンテンツSEOの外注できれば、コンテンツ制作にかかる時間を短縮できます。その分、社内のリソースを新規企画やアクセスの現状分析に当てられれば、サイトの成果がより上がりやすくなるでしょう。

メリット2 品質が担保される

プロに外注すれば、コンテンツの品質が担保されます。

多くのユーザーに、コンテンツを読んでもらうには、書き方にさまざまな工夫が必要です。ユーザーが読みやすい文章にすることに加えて、SEOを意識したライティングを行うことで、検索エンジンの評価につなげていきます。外注することで、これらのSEOの考え方に即したコンテンツを、自社サイトで公開していけるのです。

メリット3 SEOの全体像を把握している

コンテンツSEOは、あくまでのSEO施策の一部になります。外注する場合、SEO施策の全体像を把握してもらいながら、コンテンツSEOを展開できるのは大きなメリットでしょう。

例えば、コンテンツSEOを実施したのに流入が増えない場合、サイト自体に問題がある可能性があります。サイト全体の分析を行って、どのようなSEO施策を打つことで改善できるのか、プロの外注ならば適切な提案をしてくれます。

メリット4 中長期的な戦略を立てられる

コンテンツSEOを自社で行うとすれば、コンテンツの更新をすることで精いっぱいで、アクセス数を確認する程度の分析にとどまりがち。プロに外注するならば、質の高いコンテンツを定期的に作成しながら、中長期的な戦略も提示してくれます。

自社でも分析を行いながら、成果に直結した施策を打ちやすくなるため、よい高いレベルでのマーケティング施策に取り組めるでしょう。

コンテンツSEOを外注する際の注意点

多くのメリットがあるコンテンツSEOの外注ですが、いくつか注意点があります。注意点を把握しながら、外注の依頼を検討してみてください。

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コストがかかる

コンテンツを作るには、当然のことながらコストが発生します。コンテンツの数を増やせば増やすほど、外注費は膨らんでいきます。

もちろん社内のリソースの負担が減るため、人件費は節約できるといえるので、外注費と人件費のバランスで、どのくらいのコストがかかっているのかを、定期的に把握するようにしましょう。

中長期で継続する必要がある

コンテンツSEOで成果につなげるには、中長期で施策を継続する必要があります。検索エンジンによって自社サイトが評価されて、検索上位にページが表示されるには、数ヵ月かかると考えなければならないからです。そしてSEOを意識したコンテンツを、自社サイトで蓄積すればするほど、ユーザーにとって価値の高いサイトになります。

最初に外注費の予算をしっかりとって、社内理解を得ながら、コンテンツSEOをスタートするようにしましょう。

集客の先にある目的を明確にする

漠然と「サイトの訪問者数を増やしたい」というだけで、コンテンツSEOを実施しても、うまくはいきません。訪問者数を増やすことは、あくまでも手段です。ユーザーを集客した上で、どういう行動を取ってもらうのか、目的を明確にしておきましょう。具体的には、商品を購入してもらう、メルマガ会員になってもらう、資料請求につなげる、といったことがコンテンツSEOの目的として考えられます。

外注先に、コンテンツSEOの目的から整理してもらうことも可能ですので、少なくとも目的を設定する必要があると認識しておくようにしてください。

コンテンツSEOの外注先を選ぶポイント

コンテンツSEOを外注することに決めたならば、どこに依頼するか、外注先を選択することになります。 外注先を選ぶ際に押さえておきたいポイントについて、ご紹介します。

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業界での実績と経験があるか

SEOの最新知識を常にアップデートしている会社でなければ、コンテンツSEOで成果を出すことは難しいといえます。これまでどんなコンテンツSEOを手がけてきたのか、サイト規模や業界、成果について確認しましょう。

戦略や分析まで網羅しているか

コンテンツSEOにおいては、コンテンツ制作だけで完結するわけではありません。コンテンツの制作力だけで外注先の実力を判断するのではなく、SEOに欠かせない戦略や分析まで網羅しているかどうかを確認してください。

その上で、自社サイトでコンテンツSEOを実施する場合は、どんな戦略が考えられるかを質問しておくと、依頼後にお互いにギャップを感じることは避けられるでしょう。

担当者と相性がいいか

コンテンツSEOの外注先を決めるにあたって、最終的にはやり取りする担当者との相性も大事です。疑問点への答えは明確か、アイデアはあるか、信頼できそうかといった点を確認しておきましょう。

コンテンツSEOは成果が出るまでに時間がかかるため、短期間の付き合いではありません。外注先の選択は、大切なパートナー選びだということを忘れないようにしてください。

コンテンツSEOによって新規ユーザーとの接点を作る

コンテンツSEOは、新規ユーザーとの大事な接点となる施策です。外注の力を借りながら、多くのユーザーと接点を持てる施策を打っていきましょう。

なお、ナイルでは、コンテンツSEOの支援を行っております。SEOの全体像を把握しながら、コンテンツSEOを実施したい場合は、お気軽にご相談ください。

コンテンツSEOを外注するメリットは?注意点・選び方を解説【SEO無料相談実施中!】ナイルのSEO相談室で公開された投稿です。

MA導入で失敗しない!注意すべきこと&導入の流れを解説

顧客の新規獲得や育成を効率的に行うために、マーケティング施策を自動化するMA(マーケティングオートメーション)。

効果的なマーケティングを実施するために導入する企業が増えていますが、導入すれば必ず成功するというわけではありません。MAの運用を成功させるためには、現状の課題を洗い出してリソースを確保するといった、事前準備をしっかり行う必要があります。

ここでは、MA導入で気を付けたい失敗パターンやMAの選び方、導入の流れについて解説します。

 

MA導入で気を付けたい失敗パターン

目的がないままMAを導入しても活用しきれずに、コストだけを浪費してしまう可能性があります。まずは、MA導入でよくある失敗パターンを確認していきましょう。

MA導入

目的が明確になっていない

意外と多いのが、MAを導入する目的が、あやふやになってしまっているケースです。MAのいろいろな機能の中から、自社の目的に合わせて活用することで、初めてその効果が発揮されます。

「売上が上がると聞いて…」「営業効率が上がると聞いて…」といった情報だけを頼りにMAを導入しても、目的に合わない機能ばかりになる可能性が高く、いわば宝の持ち腐れ状態になってしまいます。「売上を上げたい」のであれば、「どうすれば売上が上がるのか」を検討し、「MAをどのように使うべきか」をしっかり見定める必要があるのです。自社が抱える課題を明確にして、解決できるという見込みを立ててから、MA導入を決定しなければなりません。

リソースを確保していない

MAを使いこなすためには、専門の担当者を用意して、リソースを確保する必要があります。

MAに限らずツールを活用するには、継続性があってこそ、はじめてツールの本領を発揮できるようになるもの。担当者がMAツールを使いこなして、社内メンバーに共有して成果につなげていくことで、MAツール使用が浸透していきます。

理想としては、マーケティングの知識があり、自社サービスや顧客について理解度の高い人材が、担当者になるのがふさわしいでしょう。営業部をはじめとした社内の他部署との連携が必要になってくるケースもあるため、コミュニケーション能力も試されます。もちろん、はじめからすべての能力を備えている必要はありませんが、MAを扱う担当者を確保しないまま導入を進めても、形骸化してしまうので注意してください。

他のツールとの連携を確認していない

MAと似た性質を持つツールに、顧客との関係強化を狙うCRMや、営業をサポートするSFAがあります。これらのツールをすでに導入している場合、導入する予定のツールと連携が取れるかどうかは、重要なポイントになってきます。もし連携できないツールを導入してしまった場合、見込み顧客の獲得から育成、営業活動から受注、そしてその後のフォローが1本の線で繋がらなくなってしまいます。

これでは、それぞれのツールを管理する手間ばかりが増えてしまうことになるため、しっかり確認しておきましょう。

導入するMAツールを選ぶポイント

MA導入の失敗を防ぐために、どのようなMAツールを選べばいいのでしょうか。MAツールを選ぶ際のポイントについて、説明していきます。

MA導入

課題解決に必要な機能があるか

各社が提供するMAツールには、それぞれ得意とする領域や備わっている機能に違いがあります。

まずは、自社の課題をしっかりと棚卸し、その課題を解決できる機能が、MAツールに備わっているかどうかを確認しましょう。

自社のリソースで使いこなせるか

多機能なMAを導入しても、MAツールを使いこなせるリソースが社内になければ、その機能をフルに発揮させることはできません。MAツールを活用する担当者を用意した上で、解決しなければならない課題を抽出し、その解決に特化した機能を有したMAを選ぶようにしてください。限られた社内リソースで対応できる体制を整えることが必要です。

操作性やサポート体制は問題ないか

豊富な機能が備わっているMAは、それだけ操作も複雑になりがちです。また、海外製のMAツールだと、日本国内でのサポートが充実していない可能性もあります。MAは導入するだけではなく使いこなすことで、初めて効果を発揮するもの。MAツールのUIがどうなっているのか、サポート体制は充実しているのか、といったこともMAツールを選ぶ際に確認しておきたいポイントです。

MA導入の流れ

ここからは、MA導入の流れについて解説します。MAツールによって導入方法が異なる可能性がありますが、基本的には下記のような流れで導入を進めていきます。

MA導入

1 ツール選定

自社の課題やMAで実現したいこと、ターゲットとなる顧客、自社のリソース、予算などを明確にした上で、MAツールを比較検討します。ここで注意すべきなのが、自社の課題とミスマッチなMAツールを選んでしまうこと。機能が豊富なMAツールを導入したものの、オーバースペックになってしまったり、リソース不足で活用しきれなかったりすることは、よく起こります。自社にマッチするMAツールを選定するようにしましょう。

2 導入

MAツールを選定したら、ベンダーと契約を結んだ上でツールを使用できる状態にします。クラウド型のMAツールであれば、アカウントを発行することで使用可能になりますが、中には、ソフトウェアのインストールが必要なMAツールもあります。導入にあたってサポートを実施しているベンダーもありますので、導入に不安のある方は、サポート体制を事前にチェックしておくことをおすすめします。

3 初期設定

MAツールを導入した後は、初期設定を行います。初期設定の内容は、MAツールによって異なりますが、基本的にはサイトへのアクセス状況を分析できるようにするため、トラッキングコードを発行して対象のサイトに設置することになります。また、データベース設計や連携システム開発などが必要な場合は、ベンダーや外部企業への依頼が発生する可能性もあります。

4 データ登録

名刺やセミナー参加者情報、社内システムの顧客データなど、すでに見込み顧客のデータを保有している場合は、そのデータをMAツールに登録します。一般的に、MAツールにはcsvファイルなどをアップすることで一括登録できる仕組みと、一人ひとりの情報を個別に登録できる仕組みが備わっています。データ登録はせずともMAツールを使用することができますが、企業が保有する財産である顧客情報をフルに活用するためにも、データがある場合は登録しておくようにしましょう。

5 セグメントなどの個別設定

MAによって、「メールマガジンのリンクをクリックしたユーザー」や「購入ページで脱落したユーザー」といったセグメントを設定し、そのユーザーに対する個別アプローチを行うことができます。MAを運用して効果を最大限に高めるためにも、セグメントなどの個別設定を行い、きめ細やかなマーケティング施策を実施できるよう準備してください。セグメントの種類など、個別設定に関するサポートやアドバイスをしているベンダーも存在するため、疑問があれば問い合わせしてみてもいいでしょう。

MAを導入して売上増大につなげよう

MAは、見込み顧客にきめ細やかなアプローチをすることで、売上増大につなげることのできるツールです。MAで有効なマーケティング施策を実施するためにも、導入前に自社の課題やMA導入の目的を洗い出し、適切なツールを選定するようにしましょう。その上で、日々データを分析しながら、マーケティング施策を最適化していくことが重要になります。

なお、ナイルにお問い合わせいただければ、MAツールについて最適な内容をご案内いたします。ぜひお気軽にご相談ください。

MA導入で失敗しない!注意すべきこと&導入の流れを解説【SEO無料相談実施中!】ナイルのSEO相談室で公開された投稿です。

マーケティングオートメーション(MA)を深く知るために!おすすめ本12冊を紹介

顧客のデータを収集・管理し、適切なタイミングで自動的にアプローチをとることで顧客との関係性を深めていけるMA(マーケティングオートメーション)は、今やマーケティングには欠かせないツールの一つとなりました。しかし、MAについて深く理解できていなかったり、MAを導入することで何をすべきか明確にできていなかったりと、課題を抱えている企業やMA担当者も多く見られます。

そこで今回は、MAやデータマーケティングの理解が深まる本を12冊ご紹介します。

なお、ナイルにお問い合わせいただければ、MAツールについて最適な内容をご案内いたします。ぜひお気軽にご相談ください。

 

MAやデータマーケティングの理解が深まる本12選

MAを最大限に活用するためには、MAの基本やデータマーケティングに関する知識が必要になります。 ここからは、MAやデータマーケティングに関する入門編から応用編までの書籍をご紹介します。

『マーケティングオートメーション導入の教科書』

MA本

第一線で活躍するプロのマーケター陣のノウハウが結集した一冊。MAの基本から導入する際に注意すべきこと、マーケティング効率の上げ方などが、網羅的に解説されています。MA導入時の社内調整の方法やPDCAの回し方といった、具体的な業務に活かせるノウハウも盛り込まれています。また、BtoBとBtoCでの導入と、運用の流れや事例も記載されているため、自社のビジネスに当てはめながら具体的なイメージをつかんでいくことができるでしょう。MAの導入を検討しており、まずはMAのイメージをつかみたいという方におすすめです。

 

『マーケティングオートメーション導入の教科書』
著者:長谷川健人、住岡洋光、駒井俊一
出版社:日経BP
定価:2,640円

『マーケティングオートメーション入門』

MA本

本書によって、MAの基本的な概念や、見込み顧客を獲得するための活動であるリードジェネレーションの考え方など、MAに関連する幅広い知識を身につけることができます。見込み顧客の育成や評価、選別の手法という、MA導入後の欠かせない業務についても、4つのステップでわかりやすく解説されているのも、MAの全体像をつかむには最適です。ペルソナ設計やカスタマージャーニー設計、コミュニケーションシナリオ整理、スコアリング設計をはじめとする手法が網羅されていて、実際の業務に活用できる内容になっています。

 

『マーケティングオートメーション入門』
著者:電通イーマーケティングワン
出版社:日経BP
定価:2,200円

『できる100の新法則 実践マーケティングオートメーション』

MA本

MA導入の基礎知識や導入方法、リードの管理方法などが紹介された一冊です。また、MAが企業にもたらす価値や課題の乗り越え方について、著者自身の経験を元に記されているため、実践的な内容になっています。MA活用にあたり、学ぶべきことが順序立てて解説されているため、段階的にMAに関する知識やスキルを習得することができるでしょう。

なお、この書籍はオープンソースのMAツール「Mautic」を例に解説しているので、「Mautic」の活用を検討している企業や導入後の使い方を知りたいMA担当者にもおすすめです。

 

『できる100の新法則 実践マーケティングオートメーション』
著者:永井 俊輔
出版社:インプレス
定価:2,420円

『マーケティングオートメーション 最強の導入手法』

MA本

MAを活用するためには、CRM(カスタマーリレーションシップマネジメント)との連携が欠かせないという思想で書かれた本書。MAは、見込み顧客へのアプローチがメインであるのに対し、CRMは顧客との関係を育成してロイヤリティを向上させることが主目的のツールになります。これらを連携することで、どのようなシナジーが生まれるかといったことが解説されています。

また、サイト上で何らかのアクションを行ったユーザーである「アクティブプロスペクト」や、法人を対象としたマーケティング活動である「ABM(アカウントベースドマーケティング)」といった、ほかのMA関連書籍では、あまり解説されていない用語についての紹介が手厚いのも特徴です。

 

『マーケティングオートメーション 最強の導入手法』
著者:小池 智和
出版社:KADOKAWA
定価:1,584円

『BtoBのためのマーケティングオートメーション 正しい選び方・使い方』

MA本

BtoBマーケティングの第一人者による著作。MAの主要ツールベンダーに取材した上で、各商品の成り立ちや強みをわかりやすく紹介しています。

また、MAを導入した企業の事例も豊富に紹介されているため、MA運用時の参考にもなるでしょう。日本の企業のトップ営業マンによる座談会「営業が本当に欲しいリードとは」は、MA運用において理解すべき営業現場の考え方を知ることができます。

 

『BtoBのためのマーケティングオートメーション 正しい選び方・使い方』
著者:庭山一郎
出版社:翔泳社
定価:2,178円

『マーケティングオートメーション スペシャリストになるための教科書』

MA本

最終的にMAのスペシャリストになることを目標にした内容になっているため、基礎から実践まで幅広く知識を身につけることができます。MAの導入方法や運用ポイントはもちろんのこと、MA担当者に求められる役割についても記載されているので、どのようなスキルを身につけていくべきかの指針にもなるはずです。シナリオ設計をする際のターゲットの考え方やゴール設定、考慮すべきコンテンツの出し分けなど、具体的な手法に関する情報も掲載されています。MA担当者としてのスキルを伸ばし、実務に役立てる上で参考になるでしょう。

 

『マーケティングオートメーション スペシャリストになるための教科書』

著者:株式会社メンバーズ 、福島信、鶴田純也、村上大典、廣瀬竜也、吉田隼、松永美生(監修)
出版社:マイナビ出版
定価:2,739円

『マーケティングオートメーションに落とせるカスタマージャーニーの書き方』

MA本

MAを運用する上で重要になるカスタマージャーニーの作り方に関する書籍です。カスタマージャーニーは、MAで施策を自動的に実行するための設計図であり、効果的なコンテンツの企画につなげるための設計図でもあります。つまり、カスタマージャーニーの精度を上げれば上げるほど、MAの効果は最大限に発揮できるようになると言えるのです。

本書では、カスタマージャーニーの全体設計や施策設計について詳しく解説されており、カスタマージャーニーの事例も掲載されています。MAの効果をさらに高めたいというMA担当者におすすめです。

 

『マーケティングオートメーションに落とせるカスタマージャーニーの書き方』
著者:小川共和
出版社:クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
定価:1,738円

『BtoBマーケティングの基本』

MA本

BtoBマーケティングの施策が網羅的に解説された一冊です。MAをはじめ、コンテンツマーケティングやインサイドセールス、セミナーマーケティング、リードナーチャリングなど、BtoBマーケティングの手法を理解するのに役立ちます。

MA以外にどのようなマーケティング施策があるかを知ることで、MAに求められる役割や立ち位置を理解することができるでしょう。

 

『BtoBマーケティングの基本』
著者:ITproマーケティング
出版社:日経BP
定価:3,977円

『会社を強くする ビッグデータ活用入門』

MA本

本書は、データサイエンティストではない人に向けたビッグデータの入門書です。MAは、顧客に関する膨大なデータを扱い、最適なマーケティング施策を実施するためのツールです。そのため、ビッグデータに関する理解が必要不可欠と言っても過言ではありません。ビッグデータの概要やどのようなデータを分析すべきか、実際に分析するためには何をすべきかといった情報が網羅的に紹介されています。また、具体的な分析手法についても解説されているため、本書の内容をMA運用に役立てることができるでしょう。

 

『会社を強くする ビッグデータ活用入門』
著者:網野 知博
出版社:日本能率協会マネジメントセンター
定価:1,980円

『デジタルマーケティングで売上の壁を超える方法』

MA本

デジタルマーケティングの基本がまとまった一冊。企業と顧客がデジタルで直接対話する時代に、新規顧客と継続顧客、ロイヤルカスタマーを生み出していくための方法が、顧客心理を織り交ぜながら解説されています。MAで顧客にアプローチする際に、どのようなデジタルコミュニケーションをとるべきか、MA担当者にとって永遠の課題とも言えるこの命題に、一つのヒントを与えてくれる書籍です。

 

『デジタルマーケティングで売上の壁を超える方法』
著者:西井 敏恭
出版社:翔泳社
定価:1,980円

『データ・ドリブン・マーケティング』

MA本

データに基づいたマーケティングを実践して、業績を伸ばしたいと考えているマーケティング担当者は、必読の名著です。Amazon社員の教科書としても知られており、データ・ドリブン・マーケティングに必要な15の指標が示されています。

具体的には、「ブランド認知率」「お試し率」「解約率」「顧客満足度」「オファー応諾率」「正味現在価値」「内部収益率」「投資回収期間」「顧客生涯価値」など、それぞれのキーワードについて詳しく解説されています。これらの指標を組み合わせて、マーケティング施策を検討・実施することで、MAの効果を最大化できるでしょう。

 

『データ・ドリブン・マーケティング』
著者:マーク・ジェフリー
出版社:ダイヤモンド社
定価:3,080円

『やさしく学ぶ データ分析に必要な統計の教科書』

MA本

MAを活用する上で、統計の知識とスキルを身につけることでより高度な分析やデータ活用を実施できるようになります。本書によって、統計学の基本を理解することができるでしょう。そして、データを元にロジカルにマーケティング施策を検討するスキルを養えるはずです。

 

『やさしく学ぶ データ分析に必要な統計の教科書』
著者:羽山 博
出版社:インプレス
定価:1,760円

MAに関する書籍を読んでスキルアップしよう

MA担当者におすすめのMAやデータマーケティングに関する本を紹介してきました。MAに関する情報は、インターネット上にも多数出回っていますが、MAを体系的に理解するためにも、書籍を参考にすることをおすすめします。書籍を通して、身につけた知識やスキルを活用して、ぜひMAの効果を高めていってください。

ナイルにお問い合わせいただければ、MAツールについて最適な内容をご案内いたします。ぜひお気軽にご相談ください。

マーケティングオートメーション(MA)を深く知るために!おすすめ本12冊を紹介【SEO無料相談実施中!】ナイルのSEO相談室で公開された投稿です。

クイズでクロールに関する知識を確認しよう!

こんにちは!ナイル株式会社の青木です。

さて、本日は「クロールクイズ」などの3つのニュースをお届けします!

※トピックは初級者~中級者くらいの方向けを想定して紹介します。

なお、本企画は取り上げるページを実際に読んでいただくことを想定しております。簡単なひとことコメントとお役立ち度(収集部隊の主観です)を参考に、該当ページを読んでみてください。

前回のニュース(2021年8月6日収集分)はこちらから

本日のSEOニュース

①クロールについて正しく理解していますか?

記事紹介:クロールに関する誤解と事実
(Google 検索セントラル ブログ)

お役立ち度:★★★★☆

ナイルのひとこと
クロールに関する誤解と真実をまとめたクイズです。

100万ページ以上のサイトや、インデックスに課題のあるサイト、これまでまったくクローラビリティを考えたことなかったという方はぜひ解いてみて下さい。

例えば、

「サイトの速度とエラーがクロールの割り当てに影響する。」

YESかNOかわかりますか?

②YMYLの基本とNG表現事例

記事紹介:クヌギ・渋谷匡志が教える「SEOで外せない!YMYLの基本とNG表現事例」【ビタミンゼミレポート#10】(Marketing Native(マーケティング ネイティブ))

お役立ち度:★★★★☆

ナイルのひとこと
YMYLというのは意識しないといけないのはわかったけど、具体的にはどうすればいいのでしょうか?とお悩みの方は、ぜひこの記事のように「適切に伝える」ということを意識してみてはいかがでしょうか?
とりあえず監修者をつけるというよりも、個人的にはおすすめです。

③テスト?:meta descriptionの文字数に変動あり

お役立ち度:★★☆☆☆

ナイルのひとこと
7月17日以降、検索結果に表示されるmeta descriptionの文字数が、PCは少なく、SPはやや多くなっています。
※最初は一時的なものと思ったのですが、1ヶ月弱継続しているため、ニュースとして共有します。

検索結果の機能を測定するツールRank Rangerによると、期間内の平均的な文字数は

・PCの87~88文字前後(以前は110文字程度)

・SPの80~81文字前後(以前は71文字程度)

となっております。

参考:PC版「SEO」の検索結果 86文字

最後に

みなさまのSEO施策にお役に立てるように、今後もSEOニュースまとめを平日数回更新する予定です。

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※もしSEOでお困りであれば、こちらのお問い合わせからお気軽にご相談ください!

前回のニュース(2021年8月6日収集分)はこちらから

クイズでクロールに関する知識を確認しよう!【SEO無料相談実施中!】ナイルのSEO相談室で公開された投稿です。

Googleの特許。検索意図を満たすための、コンテキストに基づいたクエリの書き換え。

Googleより先日発表されたMUM(Multitask Unified Model)のように、Googleは次々と新しい検索技術の開発に取り組んでいるようです。Googleの検索精度には目を見張るものがありますが、その仕組みは非常に複雑でブラックボックスとなっております。そうした中、Googleが取得する特許の内容を見ることで、その仕組みを垣間見ることも可能です。今回は、ビル・スロウスキー氏による、Googleが取得した特許の解説記事を紹介します。

Googleの新しい特許によれば、検索者の意図をより良く満たすために、その検索におけるコンテキストに基づいたクエリの書き換えをGoogleは行っているようだ。

何年もの間、私は検索の背後にあるインテントについて議論している情報のソースを見てきた。検索エンジンの特許や、それらの特許について検索のエンジニアが述べていたことにも目を向けている。

Googleが「特定のコンテキストに対する検索者の意図の予測」という特許を新たに取得した際、この特許の著者を私は注目した。この特許は2021年2月に取得されている。

このような、検索意図についての特許に私は興味を持ち、「適切なクエリは検索エンジンがユーザーの検索意図を理解することに役立つ」や「なぜユーザーはGoogleを使用するのか?検索意図を測定するためのユーザーデータへの理解」といった記事を書いてきた。

これらは、検索関連のカンファレンスで私が出会ったプレゼンテーションのテーマでもある。こうしたプレゼンテーションでは、SEO担当者はターゲットキーワードの検索結果を見るべきだ、という主張がされている。

プレゼンテーションのスピーカーは、ターゲットキーワードで表示されているページの背後にある検索意図を見るべきだと勧めている。他の人がそのキーワードに対し、どのような最適化を施しているか、そのアイデアを得るためである。

検索意図に基づく、この新しい特許が意味するところは?

「特定のコンテキストに対する検索者の意図の予測」は、検索者は情報や事実を得るためにコンピューターデバイスを使用し、検索者が特定のタスクを完了する手助けをすることができる、という内容から始まる。

検索エンジンにとって、あらゆる検索は、情報を発見しようとする際に使用されるクエリ(または、キーワード)を推測することから始まる。

この特許では、検索者が探している情報にコンピューターデバイスが検索者を導くためには、検索者が十分な情報(つまりは、検索クエリ)を提供する必要があると伝えている。
検索クエリが十分に調整されていない場合、または、検索者がクエリ以外の追加情報を十分に提供していない場合、コンピューターデバイスが返す情報量が過多となる可能性に注意すべきだ。

これは、最も興味深い情報や関連性のある情報を検索者が見つけにくくなってしまうことを意味する。

他の多くの特許と同様、この特許の説明の冒頭では、検索者が抱える可能性のある問題について言及している。

これらは、検索者が情報を探そうとする際に出くわす問題である。

非常に詳細なクエリをコンピューターデバイスに入力し、コンピューターデバイスに複数の検索を実行させ、大量の検索結果をふるいにかけたりしながら、特定のタスクを完了させるために必要な情報を得ることに、検索者はストレスを感じたり貴重な時間を無駄にしてしまう可能性がある。

多くの特許は、その特許で特定されている問題を解決するための方法を提供するアルゴリズムについての提案をしているが、今回の特許はまさにその点を突いている。

この特許の技術は、コンピューターデバイスが特定のコンテキストに対するクエリの検索意図を予測することに役立つ可能性を示している。

検索エンジンは、コンテキストの情報を見ることで、クエリの背後にある検索意図を把握することができるかもしれないのだ。

この特許では、いくつかの例が挙げられている。

  • 場所
  • ユーザーのインテント
  • 時間帯
  • コンピューターデバイスは検索クエリに関連するコンテキストを定義し、その関連するコンテキストに基づいて、その検索で使われたクエリのインテントや目的を予測することができるとしている。

    この特許でのプロセスは検索結果を調整し、その検索から返される他の情報よりも、インテントを満たすための情報が強調されるようにする。

    この特許では、こうしたプロセスを説明するための実例が挙げられている。

    そのコンピューターデバイスのユーザーが映画館で公開されている特定の映画のチケットを購入した後、ユーザーはクエリの一部としてその特定の映画の名前を使用して、コンピューターデバイスに検索を実行させるかもしれない。

    この特許のプロセスでは、その特定の映画のチケットがすでに購入されているという情報を含むコンテキストを取得することができる。

    これに応答し、その特定の映画の名前を含む検索は、追加のチケットを購入する以外の目的を推測(例えば、他のコンピューターデバイスで実行されたユーザー主導のアクションを示すログデータに基づくなど)するかもしれない。

    これにより、このシステムは、検索結果を調整し、その特定の映画の情報(例えば、レビュー、記念品、豆知識など)よりも、映画の上映時間の情報を下位にランク付けすることができる。

    この特許の発案者は、コンテキストについての説明のために、なぜ映画を例に挙げたかを説明している。

    映画のチケットを購入した後という現状で、検索者が探している可能性が高い情報を強調するように検索結果を自動的に調整することで、このシステムは検索者のストレスを軽減し、貴重な時間やリソースを無駄にしないようにすることができる。

    (検索クエリに映画の名前を含めることで)検索結果の中から必要な情報を探す時間を短縮することができる。

    また、この特許では、クエリ内のコンテキストに関わる情報を使用することで、検索の背後にあるインテントに基づいたより良い検索結果を返す手助けとなるが、個人を特定できる情報を検索結果に表示させないようにしている。

    簡単な言葉に言い換えると、人々が望む情報を提供する、ということになる。

    また、個人のプライバシーについても真剣に考えている。

    例えば、ユーザーの位置情報は、そのデータを取得する際に(市区、郵便番号、州など)地理的な位置を一般するなどして、個人を特定できないような処理を行うことができる。

    この特許は、下記にて参照することができる。

    特定のコンテキストに対する検索者の意図の予測
    発明者:ユー・ジン・リム、ジョセフ・リン、ユーリン・リアン、カーステン・ステインベック、ウェイ・ロー・ルー、ドン・ヒュー・キム、ジェームス・カンズ、ローレン・コエフニック、ミン・ヤン
    譲受人: Google LLC
    米国特許: 10,909,124
    取得日: February 2, 2021
    出願日: May 18, 2017

    概要

    一連のコンピューターデバイスによって実行された、ユーザー主導のアクションに基づいて、コンピューターデバイスから返された特定のクエリを用いた、検索意図を決定するコンピューターデバイスについての説明。

    検索意図に基づき、少なくとも検索から得られた検索結果の特定の一部を、検索意図を満たす情報を強調するように、検索結果を調整する。

    コンピューターシステムは、調整された検索結果を、コンピューターデバイスに送信する。

    コンテキストを意識することで検索意図を予測する

    クエリを実行される際に考慮される可能性のある、コンテキストの情報の種類について、以下の情報が含まれる可能性をGoogleは示唆している。

  • ユーザーの興味のある事柄(例:ユーザーが気に入るもの、ユーザーの興味グラフや他の種類のデータ構造として保持されているもの)
  • ユーザーに関連する連絡先情報(例:ユーザーの個人的な連絡先、ユーザーの友人や同僚についての情報、ソーシャルメディアのつながり、家族)
  • 検索履歴
  • 位置情報の履歴
  • 長期、短期のタスク
  • カレンダーの情報
  • アプリケーションの使用履歴
  • 購入履歴
  • お気に入り
  • ブックマーク
  • コンピューターデバイスやインフォメーションサーバーシステムが取得できる可能性のある、ユーザーについての他の情報
  • コンピューターデバイスの動作状況についての情報
  • 様々な場所や時間における、ユーザーやコンピューターデバイスの、物理的や仮想的な環境
  • 検索者にとって有益で役に立つ情報を提供するクエリを予測するために、検索エンジンはどのようにしてコンテキストについての情報を活用しているのだろうか?

    これが、この特許が示すポイントである。

    予測モジュールは、機械学習モデル(例:ディープラーニングモデル)を実行し、検索クエリ(もしくは、検索クエリの一部)とコンテキストモジュールから受け取った現在のコンテキストを入力情報を受け取る。

    機械学習モデルは、現在のコンテキストに対する検索クエリを使用した、検索意図の表示(ラベルや他の指標)をアウトプットとして生成する。

    予測モジュールによって決定された検索意図は、事前に定義されているインテントのグループから選択されるかもしれない。

    事前に定義されているインテントの例としては、交通機関や旅行に関するインテント(例:ライドシェア、フライトの状況、チケットの購入、スケジュールなど)、エンターテインメントに関連するインテント(映画のレビュー、上映時間、チケット購入、キャストメンバーの経歴、アルバムや曲のレビュー、アーティストの経歴、アーティストのツアー日程)などが挙げられる。

    また、インテントに関連したスコアを決定することもある。

    そのスコアについて、この特許では下記のように説明されている。

    インテントのスコアは、インテントを満たす情報を得るために、現在のコンテキストに基づいた検索クエリを使用した検索を実行するにあたり、その確信の程度(例:確率やその他の可能性の程度)を示している。

    もちろん、そのスコアで特定の閾値を満たすという表現をすることもできる。

    そのスコアが十分に高くない場合、検索エンジンはそのインテントに基づく検索結果の調整を行わないかもしれない。

    反対に、その閾値を超えていれば、該当のクエリのインテントの影響をより強くするかもしれない。

    この特許では、検索者の状況に合わせたニーズや情報についてのニーズを満たす検索結果を提供するため、インテントをどのように活用するかについてを詳細に説明している。

    検索結果におけるインテントの拡大

    過去、検索のエンジニアがインテントと検索についての記事を書いた際、彼らはインテントについて下記のように語っている。

  • インフォメーショナル
  • コマーシャル
  • トランザクショナル
  • ナビゲーショナル
  • インフォメーショナルのインテントでは、ピザの歴史やピザのレシピなど、クエリについての情報を返す検索結果を提供する。

    コマーシャルのインテントでは、近くのピザ屋やピザの生地、ソース、オーブンなどを販売しているお店など、クエリに関連する何かを購入する方法を返す検索結果を提供する。

    トランザクショナルのインテントでは、ピザのデリバリーの注文など、何らかのアクションを行うことができる検索結果を提供する。

    ナビゲーショナルのインテントでは、検索者が過去に訪れたことがあるページや、存在を知っているページの検索結果を提供する。例えば、ドミノピザの発祥地や取締役の情報などが挙げられる。

    まとめると、この特許は検索のコンテキストに着目しており、それに基づいて検索の背後にあるインテントを推測しようとするものである。

    これにより、そのコンテキストに関連する情報を含むようにクエリを書き換えることも含まれる。

    検索技術の中でも、特にパーソナライズの領域の話であったという印象です。パーソナライズと言えばDiscoverが真っ先に頭に浮かびましたが、通常の検索でもそのような体験を組み込もうとしているのかもしれません。ますます便利になるGoogleですが、Webサイト側としては少しでも有益な情報を提供するよう、日々精進していきたいものです。


    この記事は、Search Engine Journal に掲載された「Google Patent: Rewriting Queries Based on Context to Meet Intent」を翻訳した内容です。



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