1月9日(米国時間)Nvidiaはセキュリティー情報を公開し、GoogleのProject Zeroが発見したいわゆるMeltdown CPU脆弱性に対応する、同社のドライバーソフトウェアのアップデートについて詳細を説明した。この情報は一部メディアによって、Nividiaが同社のGPUも影響を受けていると認めたものと誤解された。
「当社のGPUはこうしたセキュリティー問題の影響を受けていない」と、NvidiaのCEO Jensen Huangが記者との一般質疑で語った。「われわれが公開したドライバー・アップデートはCPUのセキュリティー脆弱性にパッチを当てるためだ。われわれがこのCPU脆弱性のパッチを当てるのは、Amazonと同じく、SAPと同じく、Microsoftやその他の会社と同じく、われわれもソフトウェアを持っているからにほかならない」。
Huangは、どんなソフトウェアを動かしている人でも、研究者らが発見したこのCPU脆弱性を修正するパッチを当てる必要があると説明した。同氏はNvidiaが自社ハードウェアに関する問題のためにパッチを当てていることは一切ないことを強調した。
「私は当社のGPUが影響を受けていないことを100%確信している」とHuangは言い切った。
またNvidiaは、セキュリティー情報を更新し、現在わかっている限り、同社のハードウェア製品が今回発見された脆弱性の影響を受けていないことを明言した」。
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(翻訳:Nob Takahashi / facebook )