なんとしても今すぐGoogle Glassが手に入れたい? ―友だちの実験参加者に招待してもらおう(ただし枠は1人だけ)

GoogleはGoogleお得意のやり方でGlassの実験参加者を拡大しようとしている。つまり既存の参加者に友だちを招待させるというものだ。 インターネットのベテラン・ユーザーはGmailが当初「招待のみ」でスタートしたことを覚えているだろう。

Glassのオーナーは友だちを1人だけ実験に招待することができるようになった。Zaggのコミュニティ・ブログによれば、現行オーナーには友だちの招待の手順を詳しく説明したメールが届いている。

招待を受けられるのは18歳以上でアメリカに住所があり、サンフランシスコ、ニューヨーク、ロサンゼルスのGoogleオフィスに本人が受取に出向ける者に限られる。この点は最初の実験の参加資格と同じだ。.

Glassは依然1500ドルと高価だが、こうして実験範囲が拡大されるというのは、一般公開に向けて一歩進んだというサインと考えてよいだろう。いずれにせよ一般公開は早くても2014中ということだ。今回の実験範囲拡大はGoogleがベータテスターからのフィードバックをさらに広く収集しようとする努力なのだろう。

接続するスマートフォンとは独立にGlassデバイス上で作動するネーティブ・アプリ開発のためのSDKもさきごろ発表された。いわゆるGlass Development Kit (GDK)はまだ一般公開されていないが、Android SDKをベースにした環境だという。Googleは待ちきれないデベロッパーのためにアイディアをここで試すよう勧めている。Glassの実験参加者は近く多数の刺激的なアプリを試すことができるようになりそうだ。

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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+