今日(米国時間10/29)、TwitterはiOS、Android、ウェブの各アプリのアップデートを行い、ストリーム内でのビデオ再生と画像のプレビュー機能をサポートした。
従来は画像のリンクをタップしてTwiterかVineを呼び出す必要があった。今回、ストリーム内で直接表示されるようになった。記事末のアップデート参照
現時点でストリーム内プレビューが有効なのはTwitter自体にアップロードされた写真とVineのビデオだけだ。しかし将来は他のサイトのコンテンツにも拡大される可能性がある。誰もが歓迎する動きではないかもしれないが、私が昨年の記事で指摘したとおり、Twitterがしばらく前から向かっているのはこの方向だ。
今回のアップデートではこれ以外にも、お気に入り、リツイート、返信などをタイムライン中から直接実行できるようになった。もしすでにこれらが有効になっているなら、そのユーザーはTwitterからテストグループのメンバーとして選ばれている。Twtterは数週間前から限定公開でテストを行ってきた。
タイムライン中にビデオと画像が表示され、見た目が派手になった一方で、タイムラインのテキストの情報密度が低下するという副作用をもたらしている。もっとも「百聞は一見にしかず」という点では必ずしも情報密度が減ったともいえないのだろうが。Twitterのユーザー数の増加ペースは鈍化傾向にある。株式上場を控えて自己の有用性を改めてアピールする必要に迫られているようだ。最近の@eventparrotという実験もその一環だろう。
今回のアップデートは噂されていたテレビ番組との連動などを含む大掛かりなものではなかった。なおインラインでのプレビュー機能は設定でオフにできる(ウェブ版ではオフにできない)。
なお各アプリは、Androidアプリ、iOSアプリ、Twitter.comで入手できる。
アップデート: Twitterの広告主への影響について、Van Slembrouckは「Twitterは実質的にディスプレイ広告をスタートさせた」とツイートしている。
Oh, hey. Twitter just launched display ads. pic.twitter.com/f4WzsDo0Gy
— Justin VanSlembrouck (@jvanslem) October 29, 2013
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Image Credit: Alexandre Dulaunoy/Flickr CC
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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+)