Dropboxは今日(米国時間6/24)、登録ユーザーが4億人を超えたことを発表した ― 最後にユーザー数を正式公開した昨年5月から大きく伸ばした。
従来同社はユーザー数を3億人と言っていた。そのうちの月間アクティブが何人かは公表していないが、少なくともDroptoxの登録ユーザー基盤が伸び続けていることは示している。Dropboxの優位性はその超シンプルなファイル共有サービスにあり、大量のユーザーを集めるには地味すぎるとさえ思える。Dropboxには、10万を超える有償企業顧客もいると同社は言っている。
In an Bloomberg WestのインタビューでDropbox CEOのDrew Houstonは、ユーザーの過半数が米国以外であることを話した。「海外ユーザーは2/3以上にもなる。これはサービス開始当初からだ。殆どの人々はサービスを無料で使っており、必要に応じて追加容量を購入している」とHoustonは言った。
さらに彼は、同社サービスが800万以上の企業に利用されており、1年半前は400万社だったことも話した ― そして、Fortune 500企業の「大半」がDropboxを「何らかの業務に」使っている。
今週Dropboxは、改訂版Androidアプリを公開した他、消費者向けサービスだけの会社を脱皮すべく、積極的に企業向けサービスを拡大している。ビジネス向け機能の一環としてDropboxは、ユーザーがDropboxを使っていないユーザーにメールを通じてファイルを要求できるツールを最近公開した 。
Dropboxは ― 1200人以上の従業員を持つ ― 今後も間違いなく数々の課題に直面するだろう。同社Dropbox for Businessは、様々なより大きくより経験のある会社と競合しており、益々多くの人々がモバイル端末を主として使うようになるにつれ、ファイル共有の方法も急速に変化している。
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(翻訳:Nob Takahashi / facebook)