Googleは今日(米国時間5/28)、ダンボール製キットのCardboardが静かにVRプラットフォームのリーダー(数においては)になっていることを発表した ― これまでに100万台のCardboard製品が出荷され、昨年12月発表時の50万台から100%増加した。
Cardboardの発展は、迫真性と高価格で高度なハードウェアよりシンプルさと低い参入障壁を優先するGoogleのアプローチを証明するものだ。Googleは昨年のI/Oイベントで初めてCardboardを発表した。Facebookによる巨額なOculus VR買収直後のことだった。
急速に拡大するユーザーベースは、ユーザーが何をVR体験に求めているかを知りたいデベロッパーにとって朗報であり、VRを広く低価格な製品に適用する方法を探る絶好の機会だ。
Cardboardおよびサードパーティー製の同等品は、現時点で消費者向けVR市場の圧倒的リーダーだが、そのためにGoogleがしたのはクールで安価な工作キットを作ったことだけだ。
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(翻訳:Nob Takahashi / facebook)