Pokémon Goのユーザー継続(再帰)率と一人あたり平均売上は業界平均の倍

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今朝(米国時間7/15)、オンラインアンケート調査のSurveyMonkeyが発表したデータによると、Pokémon Goはアメリカの史上最大のモバイルゲームであるだけでなく、収益化の能力とユーザーの継続率でもこれまでの記録を破った。その調査報告によると、Pokémon Goの継続率(retention rate, ユーザー引き止め率, 再帰率)は業界平均の倍以上で、また発売直後の売上もカジュアルゲームの平均の倍を稼いでいる。

この調査報告が出る前には、複数のユーザー追跡/アナリティクス企業が、このアプリのヴァイラルな広がり方と強力なユーザー吸引力を報告書で描いている。たとえばSimilarWebによるとこのアプリは、月曜日(米国時間7/11)一日のAndroid上のアクティブユーザー数がTwitterを抜いた。またSensorTowerの報告では、ユーザーが一日にこのアプリで過ごす時間はFacebook上の滞留時間よりも多い。

最新の数字が示しているのは、Pokémon Goのユーザーは今やもはや、新しいゲームを‘試している’のではなくて、‘のめり込んで’いることだ。

SurveyMonkeyの推計では、火曜日にiOSとAndroid上でこのアプリをプレイしたアメリカのユーザーは2600万弱である。モバイルゲームではこんな例は過去にない、と同社は言っている。また、地図を使う場合に直接Google Mapsへ行かずに、Pokémon Go上の地図(すなわちGoogle Maps)を使う人が、ますます増えている。

 

今でもPokémon Goのダウンロードの盛況ぶりは衰える気配がなく、毎日継続的に、400万から500万はダウンロードされている。もちろん、このペースが永遠に続くことはありえないから、今後はますます、継続率が重要性を増す。いまのところPokémon Goはこの競技種目でも快調で、発売初期にしては珍しい現象だ。

ちょっと興味を持った、程度の人でもすぐに、はまってしまうようだ。アプリをダウンロードした人の10人中7人が、翌日、帰ってくる、と報告書は言っている。ゲームの場合は、翌日にかぎらず、とにかくある日再帰する人は10人中3人、と言われているから、翌日7人はおそろしく多い。

3の倍は7でなく6だけど、なにしろ継続率でもPokémon Goは、今のところ業界平均の倍+増なのだ。

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しかもこのアプリは、売上かき集め能力もカジュアルゲームの平均の倍だ。SurveyMonkeyによると、一日のアクティブユーザー一人あたりの平均売上(average revenue per daily active user, ARPDAU)、つまりゲーム内での費消額は、0.25ドル(25セント)だ。

これは、稼ぎの大きかったCandy Crushより、さらに大きい。…そのすごさを、お分かりいただけただろうか。

カジュアルゲーム(下図で上から第4位)は、パズルやボードゲームやレーシングゲームに比べて稼ぎが低い。しかしPokémon Goは、これら上位ジャンルにも負けていない(下図のトップスリーと0.25ドルを対照)。第三位のパズルは、0.15ドルだ。ボードゲームとレーシングは強いが、圧倒的ではない(グラフ提供: SOOMLA)。

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では、Pokémon Go人気はいつごろポシャるのか? どんな人気ゲームにも下降期は訪れる。しかしPokémon Goの場合は、これらの数字を見るかぎり、少なくとも今のところは、何もしないでも大量のプレーヤーを確保し維持できている。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))