保守派が集うアプリParlerがGoogle Playで削除、AppleのApp Storeも削除予定と報道

Twitter(ツイッター)が米国時間1月8日午後にトランプ大統領のアカウントを永久停止すると発表してからほどなくして、Google(グーグル)は保守派のソーシャルメディアアプリParler(パーラー)をGoogle Playからただちに削除することを明らかにした。声明文の中でGoogleは、デベロッパーがプラットフォーム上の不快なコンテンツに対処するモデレーションと取り締まりについての規約を遵守するまでアプリを停止すると述べた。

TechCrunchへの声明文で、Googleの広報担当は以下のように述べた。

Google Playユーザーの安全を守るため、長年展開されている当社の規約では、ユーザー生成のコンテンツを表示するアプリにモデレーション規約の整備と、暴力を扇動する投稿のような言語道断のコンテンツの削除を求めています。すべてのデベロッパーはこうした規約の遵守に同意していて、当社はここ数カ月、Parlerにこの明快な規約についてリマインドしてきました。米国で続いている暴力を扇動しようとしているParlerアプリに引き続き投稿があることを当社は把握しています。コンテンツ規約について合理的な議論があり得ること、すべての暴力的なコンテンツをただちに削除することはアプリにとって難しいかもしれないことを当社は認識しています。しかしGoogle Playを通じてアプリを配信する当社にとって、アプリが言語道断のコンテンツに対して確固たるモデレーションを適用することは不可欠です。現在も続く喫緊の安全への脅威の観点から、当社はこれら問題が解決されるまで、このアプリをPlay Storeから排除します。

ParlerのGoogle Playページは現在、非表示となっている。

保守派のプラットフォームは、暴力の脅迫を詳細につづり、議事堂の警官を含む5人の死者につながった議事堂でのひどい暴動の計画について投稿があった後にかなりの注意を集めた。主要なソーシャルメディアサイトが暴動に関連する暴力的なコンテンツを争うようにして取り締まった一方で、Parlerのプラットフォームは殺害の脅しや暴力が溢れていた。

Parlerアプリはさまざまな保守派人物のアカウントを案内しており、ここにはトランプ大統領一族の多くのアカウントが含まれるが、大統領自身のものはない。

1月8日にBuzzfeed Newsは、モデレーション改善計画を提出しなければ24時間以内にApp StoreからParlerアプリは削除されるという通知をParlerがApple(アップル)から受け取ったと報じた。ParlerのCEOであるJohn Matze(ジョン・メッツ)氏はAppleからの通知のスクリーンショットを自身のParlerアカウントに投稿して通知を受けた事実を明らかにした。

「貴サービス上のすべてのユーザー生成コンテンツ、そしてコンテンツがApp Storeの安全とユーザー保護についての要件を満たすことについてParlerは責任を負っていることを明確にしておきます」とスクリーンショットにはある。「危険で有害なコンテンツを表示するアプリは配信しません」。

ParlerアプリはApp Storeにまだ存在するが、技術上の問題が現在あるようだ。

TechCrunchはAppleにコメントを求めている。

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(翻訳:Mizoguchi

2020年のアプリ消費額は過去最多の約12兆円、ダウンロードは1300億回

モバイルデータ分析会社App Annieの年末推計によると、2020年に消費者はApple(アップル)のApp StoreとGoogle Playで前年比10%増の1300億回アプリをダウンロードした。この2つのアプリストアでの消費額は、年末までに前年比25%増の1120億ドル(約11兆7000億円)に達するとApp Annieは予想している。

通常、ダウンロード回数の増加は主に新興マーケットが主導するが、2020年は状況が異なる。

新型コロナウイルス(COVID-19)パンデミックのために、モバイルの浸透が2、3年分加速した。その結果、消費者は仕事、教育、エンターテインメント、買い物などのためのデジタルソリューションとしてアプリに向かった。これが、モバイルマーケットの成熟にもかかわらず、ダウンロード回数やモバイル使用時間、消費額の増加につながった。

画像クレジット:App Annie

Google Playの2020年のダウンロード回数はiOSを160%上回った。しかしいずれも10%の増加だ。一方、ダウンロード回数におけるゲームのシェアは40%増えた。Google Playでは全ダウンロード回数におけるゲームの割合は45%で、前年より5%増えた。しかしiOSでのゲームの割合は30%を維持した。2つのアプリストアでの消費額に関しては、1ドルあたり0.71ドルがゲーム関係だった。

また新型コロナのために消費者はこれまで以上にデバイスを使用した。Androidの使用時間は2019年比25%増の3兆3000億時間だった(App AnnieはiOSデバイスの使用時間は測定できない)。

画像クレジット:App Annie

デバイス使用時間の増加は消費額の増加につながり、2020年は過去最多の1120億ドル(約11兆6800億円)となった。1ドルあたり65セントがiOSでのものだが、Google Playでの支出額は引き続き増えている。今年は30%近くになるとApp Annieは予想している。

iOSでの消費額が多かったマーケットは米国、日本、英国だ。このリストは2018年と2019年のものと異なる。過去2年は米国、中国、日本だった。Google Playの方のリストは米国、韓国、ドイツだった。過去2年と比較すると、成長という点で韓国とドイツは日本と英国の座を奪った。

App Annieのレポートではまた2020年のトップアプリのリストも紹介され、TikTokがダウンロード回数において第1位、消費額で第2位だった。しかし、月間アクティブユーザー数においてはFacebook(フェイスブック)には敵わなかった。ロックダウンにもかかわらず、デートアプリTinderが消費額で第1位だった。

InstagramやMessenger、WhatsAppといったフェイスブックのほかのアプリはダウンロード回数やアクティブユーザー数のチャートで上位を維持した。新型コロナのおかげでZoomはダウンロード回数のチャートで第4位に入った。Appleがこのほど発表したように、iOSではZoomはダウンロード回数第1位で、TikTokがその後に続いた。Google Meetもランクインし第7位だった。

画像クレジット:App Annie

App Annieが発表したこうした数字がモバイルマーケット全体を表しているわけではないという点は注意すべきだろう。というのもこのレポートは中国のサードパーティのアプリストアをカバーしていないからだ。中国の数字は、年初めに発表されるApp Annieのより広範をカバーしている「State of Mobile」レポートに含まれている。

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画像クレジット:TechCrunch

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(翻訳:Mizoguchi

今冬AndroidにGoogleマップの簡単ルート検索やEmoji Kitchenなど6つの新機能追加

米国時間12月3日、Google(グーグル)は、この冬、Androidスマートフォンに6つの新機能が追加されれるアップデートがあると発表した。これによってGboard、Google Playブックス、Voice Access、Googleマップ、Android Auto、Nearby Shareといったアプリが改良される。

Androidスマートフォンは現在、毎年行われるOSのメジャーアップデート以外でも、数々の新機能が随時追加されている。今回のリリースはその最新のものだ。これらのアップデートでは、Androidの主な機能が最新版に更新されるわけではないかもしれないが、しかしより頻繁に、着実な改良が提供されている。

今冬のアップデートで、最も楽しいちょっとした機能の1つが、Gboardキーボードアプリに追加される「Emoji Kitchen」だ。ユーザーはお気に入りの絵文字を組み合わせて新しい絵文字を作り、それをシェアすることができる。グーグルによると、この機能が2020年初めに導入されて以来、ユーザーはこれまでに30億回以上も絵文字をリミックスしてきたという。今回のアップデートでその選択肢は広がり、デザインできる組み合わせは従来の数百から、1万4000以上に増えることになる。2つの絵文字をタップすると、それらを組み合わせた絵文字がいくつか提案されるので、その中から1つを選んで使用することができる。あるいは1つの絵文字をダブルタップすると、それをもとに「さらに感情を高めた」絵文字が提案されるという。

画像クレジット:Google

このアップデートされた機能は、Gboardアプリのベータ版で配信されていたが、今後数週間のうちにAndroid 6.0以上の端末で使えるようになる予定だ。

そのほかGoogle Playブックスでは、オーディオブックの利用が広がるアップデートが施される。オーディオ版が提供されていない書籍でも、ナレーションが自動生成されるようになるのだ。グーグルは、Google Playブックスにこれらの自動ナレーション付き書籍を追加するため、米国と英国の出版社と協力したと述べている。この機能はいまのところベータ版だが、2021年初頭にはすべての出版社で展開される予定だという。

音声コマンドを使って携帯電話を操作できるアクセシビリティ機能「Voice Access」も改良される。今回のアップデートで、この機能は機械学習を活用し、スクリーン上の各アプリにインターフェースラベルを追加することが可能になる。ユーザーは追加された「戻る」や「詳細」などのボタンを参照し、音声でそれらを使ってナビゲートできる。

現在はベータ版となっているVoice Accessの新バージョンは、Android 6.0以上を搭載した世界中のすべてのデバイスで利用できるようになる。

Googleマップのアップデートでは、人々が最も利用しているアプリの1つに新機能が追加される。

新しい (おそらくWazeにインスパイアされた) 「Goタブ」を使うと、 ユーザーは頻繁に訪問している場所、たとえば学校や食料品店などを、1タップするだけでナビゲーションの目的地として設定できる。そこまでの道順や渋滞情報、通行止めなどの情報が表示され、実際の住所を入力しなくても正確な到着予定時刻がわかる。お気に入りの場所や、公共交通機関を使用するユーザーは特定のルートを「Go」タブに保存しておけば、簡単にアクセスできる。公共交通機関で乗り換えが必要な場合は、正確な発着時間、地元の鉄道会社やバス運行会社からのアラート、そして随時アップデートされる到着予定時刻を見ることができる。

画像クレジット:Google

この新機能の便利な使い方としては、目的地への公共交通機関を使ったルートとドライブルートの両方をピン留めしておき、それぞれの到着予定時間を比較してより早いオプションを選択するという活用法も考えられるだろう。

この機能は、Android版だけでなくiOS版のGoogleマップにも、数週間以内に搭載される予定だ。

Android Autoは、今後数カ月間でより多くの国で利用可能になる予定だ。グーグルは当初、36カ国になると述べていたが、その後、予定が白紙に戻されたとして発表を訂正。現在は具体的な数字は挙げておらず、どこの国に導入されるということも明らかにしていない。楽しみにしていたユーザーは、今後のニュースに注目しながらしばらく待つ必要がありそうだ。

画像クレジット:Google

そして最後に紹介するアップデートは、携帯電話会社の電波やWi-Fiが使えない環境でも、近くにいるユーザー同士でリンク、ファイル、写真などを共有できる「Nearby Share」についてのもの。主に新興市場を念頭に置いて設計されているこの機能は、新たにユーザーが周囲の人とGoogle Playからアプリを共有できるようになる。

これを行うには、Google Playアプリを開いて「マイアプリ&ゲーム」に追加される「アプリの共有」メニューから、共有したいアプリを選択する。この機能は今後数週間で導入される予定だ。

これらの機能の中には、すでに導入が開始されるものもあるので、「数週間」というフレームより早く利用可能になるかもしれないが、進捗はそれぞれのアップデートによって異なる。

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画像クレジット:Google

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(翻訳:TechCrunch Japan)

アップルがApp StoreのBest of 2020とダウンロードランキングを発表

米国時間12月1日、Apple(アップル)はお待ちかねの2020年ベストアプリとゲームを発表した。例年と同様に、App Storeのエディターがアプリの品質、クリエイティブデザイン、ユーザビリティ、アップルのテクノロジーの活用などに基づいて受賞者を選出した。Best of 2020には、家で過ごすようになった人々を支えるアプリが多く含まれている。たとえば自宅でワークアウトができる「Wakeout!」はベストiPhoneアプリを受賞し、「Zoom」はベストiPadアプリに選ばれた。

新型コロナウイルス(COVID-19)の影響で外出が制限された子供たちを楽しませて家族の助けとなった「Disney+」は、ベストApple TVアプリになった。Disney+は、米国時間12月1日に発表されたGoogle Playのユーザー選出部門でもベストアプリだった。

画像クレジット:Wakeout!

2020年のトップゲームには、ファンタジーの世界などに逃避したいという私たちみんなに共通の欲求を表す結果となった。2020年のベストiPhoneゲームは「原神」(これはGoogle Play Storeのベストゲームでもある)、ベストiPadゲームは「レジェンド・オブ・ルーンテラ」、ベストMacゲームは「Disco Elysium」、ベストApple TVゲームは「Dandara Trials of Fear」、ベストApple Arcadeゲームは「忍び足のサスクワッチ」が選ばれた。

画像クレジット:Fantastical

一方、生産性向上アプリの「Fantastical」がベストMacアプリに選ばれたのは、在宅勤務という新しい生活様式を反映している。

リラクゼーションと睡眠のためのアプリ「Endel」がベストApple Watchアプリを受賞した。

画像クレジット:Endel

リラクゼーションアプリが2020年のトップアプリに選ばれたのは納得できる。Google(グーグル)も睡眠アプリの「Loóna」を2020年のベストアプリに選出した

2020年は、ストレスを感じる出来事の多い厳しい年だった。新型コロナウイルスの感染拡大だけではない。Donald Trump(ドナルド・トランプ)大統領の弾劾裁判と波乱を起こしている11月の大統領選挙、1987年以降最悪の株価暴落、人種差別に対する抗議行動、オーストラリアと米国西部の森林火災、映画プロデューサーのHarvey Weinstein(ハーベイ・ワインスタイン)の有罪判決、ブレグジット、ベイルートの大爆発、デリーの暴動、香港の抗議行動、東アフリカでのバッタの大量発生、そしてRuth Bader Ginsburg(ルース・ベイダー・ギンズバーグ)やKobe Bryant(コービー・ブライアント)、Chadwick Boseman(チャドウィック・ボーズマン)といった有名人の死。

アップルが発表の中で説明している通り、アプリは文化を反映している。2020年は、セルフケアとメンタルヘルス、リモートワークやリモート学習、家族や友人とのつながり、インタラクティブでソーシャルなゲームなどに人々が注目したことを反映している。

画像クレジット:Pokémon GO

アップルは「2020年のトレンドとなったアプリ」として、セルフケアアプリの「Shine」、リモート学習アプリの「Explain Everything Whiteboard」、家族でメッセージをやり取りするアプリの「Caribu」、寄付アプリの「ShareTheMeal」、そして屋内でも楽しめるゲームにシフトした「Pokémon GO」を選んだ。

AppleフェローのPhil Schiller(フィル・シラー)氏は発表の中で「今年はこれまで以上に、最もクリエイティブかつ、人々がつながる瞬間がアプリケーションの中で生まれました。これは1年を通じて、新鮮で、本当に役立つ体験を提供してくれたデベロッパーのみなさんの素晴らしい偉業のおかげです。私たちは世界中で、数多くのデベロッパーのみなさんが並外れた活動を行うのを目の当たりにしてきました。これらBest of 2020を受賞した15本は、彼らが生み出したイノベーションを最も際立ったかたちで表している例といえるでしょう」と述べている。

画像クレジット:Apple

2020年のベストアプリ受賞者には、初めて製作されたモノとしてのアワードが贈られる。これはApp Storeのロゴをデザインして100パーセント再生アルミニウムで作られており、側面に受賞者の名前が刻印される。

アップルは、2020年に最もダウンロードされたアプリとゲームも発表した。これはエディターが選ぶベストアプリとは異なり、消費者のリアルな需要を示すものだ。

リモートワークに欠かせない「Zoom」や「Gmail」、現実逃避できるゲームがトップランキングに入っているのは当然だろう。パンデミックシミュレーターの「Plague, Inc.」が入っているのは偶然ではない。口コミでヒットしたAOCことAlexandria Ocasio-Cortez(アレクサンドリア・オカシオ=コルテス)下院議員のライブストリーミングでも話題になった「Among Us!」(未訳記事)、MinecraftやRobloxのような子供向けプラットフォームの「metaverse」(未訳記事)、そしてソーシャルアプリの常連たちもランクインしている。ただし今年はFacebook(フェイスブック)傘下のアプリではなくTikTokがソーシャル系のトップとなった。

2020年に最も多くダウンロードされたアプリとゲームは以下の通りだ(訳注:日本のトップAppランキングトップゲームランキングも公開されている)。

トップ無料iPhoneアプリ

1. ZOOM Cloud Meetings
2. TikTok
3. Disney+
4. YouTube
5. Instagram
6. Facebook
7. Snapchat
8. Messenger
9. Gmail
10. Cash App

トップ有料iPhoneアプリ

1. TouchRetouch
2. Procreate Pocket
3. Dark Sky Weather
4. Facetune
5. HotSchedules
6. AutoSleep Track Sleep
7. The Wonder Weeks
8. SkyView
9. Shadowrocket
10. Sky Guide

トップ無料iPhoneゲーム

1. Among Us!
2. Call of Duty: Mobile
3. Roblox
4. Subway Surfers
5. Ink Inc. – Tattoo Drawing
6. Magic Tiles 3: Piano Game
7. Brain Test: Tricky Puzzles
8. Brain Out
9. Coin Master
10. Cube Surfer!

トップ有料iPhoneゲーム

1. Minecraft
2. Plague Inc.
3. Heads Up!
4. Monopoly
5. Bloons TD6
6. Geometry Dash
7. NBA 2K20
8. Grand Theft Auto: San Andreas
9. The Game of Life
10. True Skate

トップ無料iPadアプリ

1. ZOOM Cloud Meetings
2. Disney+
3. YouTube
4. Netflix
5. Google Chrome
6. TikTok
7. Amazon Prime Video
8. Gmail
9. Hulu
10. Google Classroom

トップ有料iPadアプリ

1. Procreate
2. GoodNotes 5
3. Notability
4. Duet Display
5. Teach Your Monster
6. LumaFusion
7. Affinity Designer
8. Toca Hair Salon 3
9. 9: Toca Life: Hospital
10. Toca Kitchen 2

トップ無料iPadゲーム

1. Among Us!
2. Roblox
3. Magic Tiles 3: Piano Game
4. Ink Inc. – Tattoo Drawing
5. Call of Duty: Mobile
6. Subway Surfers
7. Dancing Road: Color Ball Run!
8. Tiles Hop – EDM Rush
9. Mario Kart Tour
10. Save The Girl!

トップ有料iPadゲーム

1. Minecraft
2. Monopoly
3. Bloons TD 6
4. Plague Inc.
5. Geometry Dash
6. The Game of Life
7. Five Nights at Freddy’s
8. Human: Fall Flat
9. Stardew Valley
10. Terraria

トップArcadeゲーム

1. Sneaky Sasquatch
2. Hot Lava
3. Skate City
4. Sonic Racing
5. PAC-MAN Party Royale
6. SpongeBob: Patty Pursuit
7. Oceanhorn 2
8. Crossy Road Castle
9. WHAT THE GOLF?
10. LEGO Brawls

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タグ:AppleApp Store新型コロナウイルスCOVID-19アプリ

画像クレジット:TechCrunch

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(翻訳:Kaori Koyama)

Googleマップに地域のニュースを表示する独自のニュースフィード導入、Facebookに対抗

人々はストーリーズがあらゆる所にあることにうんざりしている(Axios記事)が、Googleマップは昔ながらのスタイルを守り続けている。アプリの画面の上部に小さな円を追加する代わりに、Googleマップは独自のニュースフィードを導入する。技術的にはローカルエリアからの投稿が含まれるというもので、グーグルはその新機能を「コミュニティフィード」と呼んでいる(Googleブログ)。しかし、それは他のニュースフィードと同じような仕組みだ。垂直方向にスクロール可能なフィードで、そこに表示される投稿にユーザーは小さな親指のアイコンをタップすることで「いいね!」できる。

このフィードは、Googleマップアプリの「スポット」タブで見つけることができ、信頼できる地元の情報源から最新のニュース、更新情報、おすすめ情報が簡単に見かるように設計されている。これには、ビジネスオーナーがGoogleマイビジネスを使用して作成した投稿が含まれており、新しいお得な情報やメニューの更新、その他のオファーを顧客に通知することができる。これによって飲食店からの投稿が強調されると、グーグルはこの機能の発表時に述べている。

何年も前から、ビジネスオーナーはGoogleのツールを使用してこの種の投稿を作成することができた。しかし、従来はユーザーが更新情報を受け取るためには、その店のプロフィールをタップしてフォローする必要があった。

しかしこの新機能の導入によって、Googleマップのユーザーが一手間かけてわざわざ特定の店をフォローをしなくても、この種の投稿がユーザーの目に付くようになる。この露出の増加は、投稿の閲覧数に影響を与えるとグーグルはいう。一般公開前に行われたコミュニティフィードの先行テストでは、商店の投稿がフィード導入以前の2倍以上も閲覧されることがわかったとのことだ。

画像クレジット:Google

商店からの投稿に加え、新しいコミュニティフィードにはフォローしているGoogleユーザー(Googleブログ)が投稿したコンテンツや、Googleローカルガイドの最近のレビューも掲載される。ローカルガイドは、ユーザーが地元の場所に関する知識を共有することで、プロフィールバッジやグーグルの新機能への早期アクセスなどの特典を獲得することができるボランティアプログラムだ。コミュニティフィードには「The Infatuation」などの厳選された出版社や、Google Newsを含むニュースソースも参加し、地域に関連した情報を提供する。

コミュニティフィードで発見される情報の多くは、米国時間12月1日発表されたコミュニティフィードの導入前にも、Googleマップの他の機能で利用することができた。

たとえばGoogleマップの「最新」タブでは、同様のフィードが提供され、ニュース、おすすめ情報、ストーリーなどの発見を促すようにデザインされた機能に、商店からの投稿も含まれていた。一方、「おすすめ」タブでは、業種をテーマ別にグループ化して(たとえば屋外レストン、カクテルバーなど)画面上部に表示し、他のリストを閲覧したり、エリアの写真を表示したりすることができた。

今回のアップデートでは、カテゴリーごとの業種のグループはこれまで同様、画面上部に表示されるが、タブの残りの部分はスクロール可能なフィード専用となる。これによってタブが以前よりも明確な感じを与えるようになった。また、InstagramやSnapchatが真似したTikTokスタイルの短い動画フィードが人気である現状を考えると、この機能を使って将来的にグーグルが動画投稿の事業に乗り出す可能性もある。

画像クレジット:Google

しかし、現在のところこのコミュニティフィードは、より標準的なフィード機能だ。下にスクロールしていき、興味を引かれた投稿に「いいね!」をタップすると、それが今後のおすすめ情報の参考になる。また、もっと多くの情報を知りたいと思ったら「フォロー」をタップすれば、「最新」タブに通知が送られてくる。ありがたいことにコメントを付ける機能はない。

グーグルはこの変更により、ユーザーが自分の地域で何が起きているかを知るために、アプリをより頻繁に利用するようになることを期待している。たとえばお店からの新しい投稿や、日帰り旅行や新しいハイキングスポットのような、楽しい地元のアクティビティについて詳しく書かれた他のユーザーによるレビューなどだ。

この機能は、旅行や他の地域を調査する際にも利用できる。コミュニティフィードは自分の住んでいる場所や現在地ではなく、地図上のどこを見ているかに基づいて指定されるからだ。

コミュニティフィードは、GoogleマップがライバルのFacebook(フェイスブック)を超えるためにデザインされた一連のアップデートの最新のものだ。過去数年間にわたり、Googleマップはユーザーが商店をフォローすることができる機能を追加してきた。その多くはフェイスブックが行っているものと同様で、例えばアプリから商店に直接メッセージを送信する機能は、Messengerと同じだ。一方で商店はGoogleマップに独自のプロフィールを設定(未訳記事)することができ、ロゴやカバー写真を追加したり、短い名前を選ぶことができる。これらも現在、フェイスブックのページが提供しているものとよく似ている。

今回のニュースフィードスタイルの新機能導入で、グーグルがフェイスブックをコピーしようとしている企てはさらに明白になった。

グーグルはこの機能をiOSとAndroid用のGoogleマップでグローバルに展開していくという。

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(翻訳:TechCrunch Japan)

米Google Playが選んだ2020年ベストアプリは睡眠改善のLoóna、コロナ時代を反映

その年に人気を集めたアプリを毎年発表しているGoogle(グーグル)は12月1日、ベストオブ2020アワード発表した。賞が贈られるゲーム、映画、本のアプリのリストだ。驚くことではないが、Google Playのユーザー、そしてエディターが選んだ最優秀アプリには2020年がストレスの多い年だったことが反映されている。睡眠アプリのLoóna(ルーナ)が米国の2020年「ベストアプリ」のタイトルを獲得した。その一方でGoogle PlayユーザーのみではストリーミングサービスのDisney+(ディズニープラス)を選出した。

Loónaは今年受賞するにふさわしいアプリだ。睡眠を改善するこのアプリは、日中から溜まって睡眠中に増幅するネガティブな感情にユーザーが対処するのをサポートする気分転換体験を約束する。不安やストレスが大きくなるにつれ、睡眠パターンやレム睡眠の調子が狂う、とLoónaは説明する。これに対処するために、Loónaは活動ベースのリラクゼーション、ストレスを除くのに役立つストーリーテリングとサウンドを組み合わせた毎晩の「sleepscapes(スリープスケープス)」を提供する。

ユーザーが目を閉じたり居眠りしたりする他の睡眠アプリや瞑想アプリと異なり、Loónaはスマホを使いながら人々を落ち着かせることを目的としている。Loónaはまた今年「soundscapes(サウンドスケープス)」という音楽プレイリストも導入した。

画像クレジット:Loóna

10月にLoónaは、サブスク利用者の毎日のアプリ(iOSでも利用できる)の平均使用時間が34分だと明らかにした。トライアルから有料サブスクへの平均コンバージョン率は52.5%だった。しかし今ではユーザー数は50万人に達し、ユーザーのこれまでのLoóna使用時間は3500万分を超える。バージョン2.0でLoónaは、現在ベッドタイムのリラックスに完全にフォーカスしているアプリから、より広範なムード管理アプリに変更する計画だ。ムード管理アプリとして睡眠や起床サイクルをサポートする。またパーソナライズされたコンテンツレコメンデーションも加えることにしている。

Loónaの他に、Google Playのエディターたちは、ミステリーを解き明かしながらの「探検すべき素晴らしい世界」をプレイヤーに提供しているとして無料のアクション・ロールプレイングゲームGenshin Impactを選んだ。miHoYoの初のオープンワールドゲームは単純なマジック、キャラクター切り替え、そして新しいキャラクターや武器、他の追加物を入手するためのガチャゲーム収益化の機能を搭載している。

しかしGoogle Playユーザーは今年のベストゲームにSpongeBob: Krusty Cook-Offを選んだ。

新型コロナウイルスによるロックダウンの恩恵を受けた別のアプリとしてはDisney+がある。ユーザーのベストアプリに選ばれた。このストリーミングサービスは、外出がままならなくなった家庭が子供を楽しませるのに役立った。加えて「The Mandalorian」といった新しいコンテンツにより大人の間でもヒットした。

賞を獲得したアプリの他に、Googleは特筆すべきいくつかのアプリを紹介した。Chris Hemsworth(クリス・ヘムズワース)氏のトレーニングアプリCentr、行動修正アプリIntellect、それからThe Gardens BetweenHarry Potter: Puzzles & SpellsSky: Children of the Lightといったゲームなどだ。

Play Storeはまた、ベスト競争ゲーム、ベストインディーズ、ベストピックアップ&プレイ、ベストゲームチェンジャーといった独自の賞をさまざまなゲームのサブジャンルに贈った。これらの賞を獲得したアプリはBrawlhalla、Bullet Echo、GWENT: The Witcher Card Game、Legends of Runeterra、The Seven Deadly Sins: Grand Cross、Cookies Must Die、GRIS、inbento、Maze Machina、Sky: Children of Light、Disney Frozen Adventures、DreamWorks Trolls Pop、EverMerge、Harry Potter: Puzzles & Spells、SpongeBob: Krusty Cook-Off、Fancade、Genshin Impact、Minimal Dungeon RPG、Ord.、The Gardens Betweenなどだ。

その他に人気だったアプリは、ベスト毎日のエッセンシャル、ベストパーソナル成長、ベスト隠された宝、ベストファン、ベスト永遠のアプリといったカテゴリーで受賞した。Calmaria、Grid Diary、The Pattern、Whisk、Zoom、Centr、Intellect、Jumprope: How-to Videos、Paired: Couples App、Speekoo、Cappuccino、Explorest、Loóna、Paperless Post、Tayasui Sketches、Bazaart、Disney+、Dolby On、Reface、Vita、GreenChoice、Medito、ShareTheMealなどだ。

2020年ベストの映画に選ばれたのは「Bill & Ted Face the Music」「Just Mercy」「Miss Juneteenth,」「Onward」「Parasite」など。ベストのにはBarack Obama(バラク・オバマ)氏の「A Promised Land」、N.K. Jesmin(N.K. ジェスミン)氏の「The City We Became」、Tochi Onyebuchi(トチ・オンエブチ)氏の「Riot Baby」、Allie Brosh(アリー・ブロシュ)氏の「Solutions and Other Problems」、Alexis Daria(アレクシス・ダリア)氏の「You Had Me at Hola」などが選ばれた。

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(翻訳:Mizoguchi

Apple Silicon MacではiOSアプリも動作する

米国時間11月10日、Apple(アップル)は新しいApple Silicon Macが従来より幅広い範囲のアプリを実行する能力を持つことについて詳しく話した。iOSデベロッパーがモバイルアプリのMac互換バージョンを公開していない場合でも実行できる。同社によると、新型Macに搭載されたmacOS Big Sur(ビッグ・サー)は、ユニバーサルアプリ(Apple SiliconとIntel Macの両方に対応するように作られたネイティブバイナリーを含む)だけでなく、ユニバーサルにアップグレードされていないその他のアプリも動作させることができる。

これは、新型Macが史上初めて、ユーザーのiPhone / iPadアプリを実行できることを意味している、とアップルは語った。この変革によってMacで利用できるアプリの選択肢は大きく広がる。

アップルはどうやってこれが可能になったのかをイベントで説明した。Rosetta 2(ロゼッタ2)と呼ばれる新技術が、IntelベースMac向けに作られたアプリがM1(Apple Siliconファミリー初のメンバー)上で動くのを助ける、と同社は語った。アップルは、グラフィック志向のアプリはRosetta 2を使った時のほうがIntelで動いたときよりも性能が向上するとまでいっている。

さらにアップルはイベントで、HBO MacとAmong UsといったiPhone / iPadアプリが新型シリコンMacで動作するところを披露してみせた。


アップルは他のデベロッパーが自社アプリを新型Mac対応にする計画を話しているところをビデオで紹介した。Panic、Cinema 4D、Baldur’s Gate 3、Hopscotch、mmhmm、Shapr3Dなどだ。

しかし9to5Macの記事によると、アップルはデベロッパーが新しいユニファイドアプリストアからオプトアウトすることを認めるらしい。Apple Silicon向けの新しいMac App Storeに自社アプリを提供しないデベロッパーとして9to5MacはGoogle(Gmail、Googleドライブ、Googleマップ)、Facebook(Facebook、Instagram、Messenger、WhatsApp)、Amaaon(Prime Video)、Snapchat、およびDisney+の名前を挙げている。

ただし、このオプトアウトは一時的な方策かもしれない。

アップルはユニバーサル・アプリ(Apple SiliconとIntelプロセッサーの両方に向けて作られたアプリ)について、さらに詳しく語った。ユニバーサルアプリを最初に公開する企業には、Omni GroupとAdobeが入っている。AdobeはユニバーサルバージョンのLightroomを2020年12月に、Photoshopを2021年に公開する予定だ。

ユニバーサルアプリのダウンロードは、App Storeでもウェブからでも可能になるとアップルはいう。。

もちろんアップルは自社アプリをすべてM1に最適化しており、macOSに含まれるアプリだけでなく、Pages、Numbers、Keynote、GarabeBand、iMovie、LogicPro、Final Cut Proなど、同社が提供している他のアプリも対象だ。

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タグ:AppleApple SiliconMacApple Mac Eventアプリ

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

第3四半期のアプリ消費額は過去最多の3兆円、コロナ禍で利用増

新型コロナウイルスパンデミック下でも、モバイルの使用は変わらず多い。新型コロナによりソーシャルディスタンス維持やロックダウンが導入され、消費者は仕事、学校、社会交流のためにオンラインに移行した。これは過去最高のアプリ支出額につながり、使用時間も急増した。App Annieの新たなレポートによると、消費者は第3四半期に世界で330億ものアプリを新たにダウンロードし、アプリで280億ドル(約3兆円)使った。この額は前年同期比20%増だ。消費者はまた、2020年7月から9月にかけて計1800億時間超をアプリで費やし、これは前年同期比25%増だ。

App Annieはこれより前に、新型コロナパンデミックが消費者のモバイル行動に長期的な影響を与えるかもしれないとの分析を示していた(App Annieレポート)。少なくとも新型コロナでモバイルの使用が2、3年先に進んだ。この傾向は第3四半期でもみられ、モバイルの使用は主要アスペクトで増えている。

画像クレジット:App Annie

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第3四半期に330億回のアプリダウンロードがあり、うちGoogle Playのダウンロードは250億回で前年同期比10%増だった。一方、iOSは90億回で前年同期比20%増だった。Google Playでのアプリダウンロードの55%は非ゲームアプリで、iOSではもう少し多い70%だった。

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ダウンロードが多かったマーケットは、Google Playではインドとブラジル、iOSでは米国と中国だった。インドとブラジル、メキシコがGoogle Playのダウンロード回数を押し上げ、iOSではインドと韓国が成長要因となった。

ダウンロード回数の増加は、部分的にはパンデミックと直接結びついている。

例えばメキシコでは学生がリモート学習を余儀なくされ、教育アプリのダウンロード回数は25%増え、ライブラリー&デモのアプリは270%増となった。米国の消費者はロックダウンや事業閉鎖の期間中にアクティビティを求めてアウトドアに目を向け、旅行アプリのダウンロードが50%増え、ナビゲーションアプリは25%、天気アプリは15%増えた。

全体をみると、最もダウンロードが多いゲームを除くとゲーム、ツール、エンターテインメントのカテゴリーで増加がみられた。そしてiOSのゲーム、写真・ビデオ、エンターテインメントが5四半期連続で上位を占めた。

消費者は第3四半期に過去最多の280億ドル(約3兆円)をつぎこみ、これは四半期としてこれまでで最も大きな額でもある。

支出額はiOSで前年同期比20%増の180億ドル(約1兆9000億円)、Google Playでは35%増の100億ドル(約1兆600億円)だった。支出額に占める非ゲームアプリの割合はiOSでは35%、Google Playでは20%で、これは主にサブスクリプションのおかげだ。

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iOSとGoogle Playの両方で消費者の支出額が最も多かったマーケットは米国と日本で、Google Playだけみると韓国の支出額も多かった。

アプリでの消費者支出額の増大はパンデミックとその影響に密接に結びついているとみることができる。例えばゲーム、ソーシャル、エンターテインメントが消費者がGoogle Playで最も金を使ったカテゴリーだった。エンターテインメントの中では、Disney+、Twitch、Globo Play、HBO Maxなど消費者が家にいながらして楽しめるストリーミングアプリが支出額を押し上げた。

iOSではゲーム、エンターテインメント、写真・ビデオでの支出額が最も多かった。米国ではスポーツがテレビに戻り、スポーツアプリでの支出額は前四半期から55%増えた。一方、TikTokはゲーム以外のカテゴリーで消費者支出額が2番目に多かった。しかしゲーム以外のカテゴリーで過去最多の支出額増加に貢献したのは、コミックアプリのpiccoma、YouTube、Tinder、AbemaTVだった。

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Tinderは第3四半期に回復力を見せた。パンデミックにもかかわらず、Tinderは消費者支出額で第1位の座を獲得した。Disney+も第4位へと躍進した。

しかし月間アクティブユーザーの点では、Facebook(フェイスブック)がまだ上位を牛耳っている。第1位から第4位までがフェイスブック、WhatsApp、Messenger、Instagramの順だった。次いでAmazon(アマゾン)、Twitter、Netflix、Spotify、TikTokそしてTelegramがくる。Telegramは第2四半期からランクを2つ上げて今回初めてトップ10入りした。

ゲーム部門はパンデミックの影響で引き続き利用が多い。ロックダウン中の消費者がエンターテインメントを求め、週間ダウンロード回数は約10億回を維持し、これは前年同期よりも15%多い。

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消費者はまた、第3四半期に過去最多の200億ドル(約2兆1000億円)をゲームに費やした。年末までにモバイルゲーミングはデスクトップの2.8倍、コンソールゲームの3.1倍になるとApp Annieは予想している。

第3四半期のゲームのダウンロード回数は140億回に達し、うち110億回がGoogle Playでのもので、これは前年同期比20%増だ。iOSでは26億回のダウンロードがあった。このダウンロード回数を反映して、ダウンロードが最も多かったゲームの45%がGoogle Playのもので、iOSは30%だった。

今回のApp Annieのレポート内容は、2020年10月初めに発表された調査会社Sensor Towerの第3四半期レポートとほぼ同じ傾向を示している。Sensor Towerはアプリの売上高が第3四半期に290億ドル(約3兆600億円)を超え、アプリのダウンロードは365億回だったと推定した。

カテゴリー:ネットサービス
タグ:新型コロナウイルスiOSApp StoreAndroidGoogle Playアプリ

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(本訳:Mizoguchi

夏気分が味わえるレトロな音楽プレイヤーPoolside.fmのiPhoneアプリが登場

心地良い夏の音楽、思わず吹き出してしまうような「ザ・80年代」という感じの画像、そしてレトロな技術をマッシュアップすると、「インターネット上で太陽の光が最もまぶしい場所」と言われる、気軽で楽しいウェブラジオサービスPoolside.fmが生まれる。昔のMacOSのような画面でビーチ音楽、リラックス音楽、ディスコ音楽などのストリーミングを楽しめるこのウェブサイトは昨年リローンチされ、インターネットにちょっとした楽しみをもたらした。そして今日、Macの美学と初期のWindowsのタッチをうまくミックスしたMacアプリがリリースされた。 このPoolside.fm iOSアプリは、昔懐かしいNokia 3310携帯端末からインスピレーションを得て開発されたという。

実は、Poolside.fmプロジェクトが始まったのは2014年のことだ。この年、創業者であり連続起業家でもあるMarty Bell(マーティー・ベル)氏はバーチャルでリラックスできる方法を探していた。ベル氏はスコットランドの高地に住んでいるが、そこはどんよりと曇る日や雨の日が多いのだという。そのせいで憂鬱な気分になることがある。そこで同氏は、気持ちを高めるハッピーな音楽をSoundCloudで聴き始めた。そして他の「幸せな場所」、つまり「VHSで見た、まるでアメリカのサマードリームのような80年代のビーチ映画」を思い出させてくれる遊び心に満ちた環境でそのような音楽を聴けたら楽しいに違いないと思った、と同氏は説明する。

そこでベル氏は、開発者のGrant MacLennan(グラント・マクレナン)氏と協力して、2014年にPoolside.fmウェブサイトの初期バージョンをリリースした。当時はPoolside Radio(プールサイドラジオ)という名称だったPoolside.fmは、一部から称賛を受けて一時的にTwitter上で拡散され、ちょっとしたカルト的な人気を得た。

このサイトは当初、シンプルなCMS(コンテンツ管理システム)上で運営されており、訪問者のためにランダムに再生されるSoundCloudのトラックやYouTubeのビデオをベル氏が投稿できる仕組みだった。

ここ数年ベル氏は他の事業に取り組んでいた。その事業は、洋服の販売を行うDJビジネスから、サングラスの会社、若者が最初の家の購入資金を貯められるようにサポートするNudeと呼ばれる金融会社まで多岐にわたる。Poolside.fmのインスタグラムの更新は続けていたが、ラジオサービスのウェブサイトは何年も更新していなかった。しかし、ベル氏があまり手をかけていなかったのにもかかわらず、毎月何千人、時には何万人もの訪問者があった。

最近になってPoolside.fmのプロジェクトに戻ったベル氏は、オペレーティングシステムのようなルック&フィールを備えたウェブサイトを新たにデザインすることを思いつき、適切なチームを探す間に、自腹で人を雇って3つの異なるバージョンのサイトを作成した。信じられないことだが、Poolside.fmのチームは空き時間にボランティアでプロジェクトに参加している。プロジェクトへの参加が有意義な体験であるとメンバー自身が考えているからだろう(そしておそらく、Poolside.fmブランドに長期的な可能性を見いだしているからだろう)。

Poolside.fmにアクセスする訪問者は、それぞれ独自の特徴を持つさまざまな「ステーション」を自由に楽しむことができる。デフォルトのPoolsdie.fmはプロジェクトが始動するきっかけとなった陽気な音楽を流しているが、他にも、インディーチャンネル「Indie Summer」、リラックス音楽チャンネル「Hangover Club」、そしてテンポの速いディスコチャンネル「Tokyo Disco」などのステーションがある。

昨年夏にリローンチされて以来、このウェブサイトは90万人以上の訪問者によって150万回視聴され、その多くは米国(32%)、日本(15%)、イギリス(8%)、ドイツ(4%)、カナダ(4%)からのものだった。一方、最近リリースされたMacアプリは過去3週間ですでに3万回インストールされ、Mac App Storeの「Apps We Love」セクションで取り上げられた。

そして今、Poolside.fmのクールなレトロ感とどこかあか抜けない80年代/90年代の美学がiPhoneでも楽しめるようになった。

しかしPoolside.fmチームは、ウェブからユーザーインターフェイスをコピーするのではなく、新しいものを作り出した。

開発者のJosh McMillan(ジョシュ・マクミラン)が作成したiOSアプリは、Nokia 3310のような古い携帯端末から着想を得ている。Nokia 3310は、手と手がつながって握手をする、粒子が粗くギザギザの画像が特徴だったが、Poolside.fmアプリのスタート画面では、同じような手がマティーニのグラスにさくらんぼを落としている画像が採用されている。

同時にアプリのメインインターフェイスも、昔風のフォント、ジャギーが出ている陰影、粒子の粗い画像が使われており、古い携帯端末を思い起こさせる。低ビットの「ビデオクリップ」がバックグラウンドで再生され、レトロな雰囲気を醸し出している。このビデオクリップでは、ボリューム感のある80年代風ヘアスタイルの女性、80年代のひどいダンス、クラシックカー、ビーチパーティーなどが見られる。

しかしこのアプリは、昔の携帯電話のような古典的なグレーとグリーンの配色ではなく、明るく元気が出るようなピンク色だ。また、お好みによりテーマ設定で他のジュエル風の色合いを選ぶこともできる。

アプリでも、Poolside.fmウェブサイトで聴けるすべてのチャンネルを利用でき、サインインすれば、再生、一時停止、スキップ、戻る等の機能が使えて、お気に入り登録もできる。Poolside.fmは、古風なスタイルにもかかわらず、バックグラウンドでの再生、AirPlay、またAirPodsとの連携などがサポートされたモダンなアプリである。

チームは現在6名で構成されている。創設者のマーティー・ベル氏、デザイナーのNiek Dekker(ニーク・デッカー)氏、開発者リーダーのLewis King(ルイス・キング)氏、iOS開発者のジョシュ・マクミラン氏、Mac開発者のWill Chilcutt(ウィル・チルカット)氏、そしてバックエンド開発者のNick Haddad(ニック・ハダッド)氏だ。ベル氏によると、この6名はあちこちで副業をして稼いでいるとのことだが、Poolside.fmの運営コストは驚くほど低い。

「コストがかかるのはFirebaseとホスティングだが、全部でおそらく月に100ドル(約1万円)まではいかないと思う」とベル氏は推測している。これは帯域幅の負荷にも対応できるYouTubeとSoundCloudからビデオとオーディオを提供するためだ。実際のサービス自体の負荷は非常に軽い。

ベル氏によると、投資家たちが彼のTwitterのダイレクトメッセージになだれ込んできたそうだが、チームはプロジェクトを直ちに収益化する考えはないようだ。「数多く起業してきた中で、特に成功を目指していなかったビジネスの1つ、実際には事業計画もなかったビジネスが最も注目を集めるようになったのは興味深い」とベル氏は付け加えた。

ベル氏は次のように説明する。「それこそが違いを生み出すのだと思う。お金のためではなく、楽しいからという理由だけで、他の多くの人たちと一緒に純粋な情熱を何かに注ぎこんでいるとき、そこから生まれる製品は、KPIや投資家のための指標を目指して作られる製品とはまったく違うものになる。投資家寄りの環境では、Poolside.fmのようなものは作り出せないPoolside.fmプロジェクトには、6人が空き時間に無償で取り組んでいる。なぜならPoolside.fmが6人にとって幸せな場所であり、それが楽しいからだ。このようなエネルギーをビジネス環境で生み出すのは簡単ではない」。

とは言え、ベル氏には、このプロジェクトの今後の方向性についていくつかアイデアがあるようだ。

チームはすでに帽子やTシャツなどのちょっとした商品を販売していた(ベル氏は今でもPoolside.fmをモチーフにした、モーテルで売っているようなキーチェーンを自宅で梱包している、と言っている)。また、例えば「Poolside.fmプレゼンツX」のように、チームが別の会社からプロジェクトを運営するのも可能性の1つだ。

COVID後は体験型イベントの開催も考えられる。さらにベル氏は、ポッドキャストスタジオとフィクションのポッドキャストシリーズの制作についての話も進めている。また、チームは当然ながら、プール用のアクセサリーなど、物理的な製品の販売を増やすことも考えている。

ところでベル氏は、「プールサイド」という名前の通り、これらの年月を経てついに自分のプールを手に入れることはできたのだろうか。気になってベル氏に尋ねてみたが、その夢はまだかなっていないようだ。

「スコットランドの高地でプールを持つことはないよ。今も、羊でいっぱいの草原を眺めている」とベル氏は笑って言った。

Poolside.fmのiOS版アプリは無料でダウンロードできる。

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(翻訳:Dragonfly)