Essential Phoneが360度ライブビデオを簡単にFacebookへストリーミングできるようになった

Essential Phoneとその360度カメラのオーナーは、カメラソフトのアップデートにより、今撮っている360度ビデオを、ライブでブロードキャストできることになった。そのほかのソフトウェアは不要で、なにしろEssential Phone本体に360度カメラを取り付けるだけで、撮影中の動画を送信できるようになる。

前と同じく、カメラを取り付けるとカメラアプリが360度モードで起動し、”Liv”ボタンをタップするとユーザーのFacebookアカウントにログインして、動画はそのアカウントへポストされる。そして二度目からは、画面を左へスワイプするだけで、360度ライブ動画のFacebookアカウントへの投稿が始まる。

さらに、Facebookの共有オプション“Only me, Friends, Friends of Friend, Public”(自分だけ、友だち、友だちの友だち、一般公開)のどれかを指定して、ブロードキャストの範囲を選べる。最初に、これから送る動画の説明文を送信することもできる。今後の動画送信には、Facebookの認証過程は要らない。

Essentialは、360度カメラの将来性にすごく自信を持っているようだ。本体への独特な接続方式をはじめ、360度カメラが最初から標準アクセサリになっていることについてチームに聞いたら、360度カメラの大衆化で先行することによって、今後のスマートフォン市場で優位に立ちたい、ということだ。今回のソフトウェアのアップデートで、360度ビデオを撮るだけでなく、それをライブでストリーミングすることも容易になった。はたして、消費者の反応はどうだろうか。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa

Google、誰でもストリートビュー画像を追加可能に。まずはInsta360 Proカメラに対応

Googleは新たなプログラム “Street View ready” を開始した。通常はGoogleの公式ストリートビューカーの360度カメラで収集されているストリートビュー画像データベースに、対応ハードウェアを持っている人なら誰でも寄与できる。”Street View ready” に正式認定された最初のカメラは、Insta360のProモデルだ。8K対応の360度カメラは最大秒間5フレームの静止画像を撮影可能で、リアルタイム手ぶれ防止機能も内蔵している。

Googleは、Insta360 Proをストリートビューアプリから直接制御できるようにする計画で、取り込んだ画像と映像は公式Insta360 Stitcherアプリを使ってアップロードできる。Insta360 Proの5 fpt、8K の撮影モードは、ソフトウェアアップデートでストリートビューコンテンツ専用に追加された新機能。同時に新しいUSBハードウェアアクセサリーも発売されGPSデータを自動的に画像データに付加できるようになった。

これは、冒険心旺盛なユーザーがストリートビュー画像データベースに貢献できる非常に楽しみな方法だ。Google自身では必ずしも撮影が容易でない地域の画像を、研究目的で記録する専門組織から入手することができる。Googleはこれまでにも限られた範囲でサードパーティーの協力を仰いできた。フェロー諸島の “Sheep View”プロジェクトもその一つだが、今回はずっと広く網を広げようとしている ―― ただし、協力者は高価なInsta360 Proを持っている必要がある。

カメラの価格は3499ドルで、現在Googleが “Street View ready” と公認しているハードウェアはこれだけだ。しかしGoogleは、要件を満たした個人または団体にカメラを貸し出す予定なので、かなり手の届くところまできていると言えるだろう。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

ストック画像/ビデオサービスのVideoBlocksが360度ビデオをレパートリーに加える、VRにはまだ懐疑的

会員制やふつうのマーケットプレースとして、使用料有料でさまざまな画像やビデオを提供している“ストック画像サービス”のVideoBlocksが今日(米国時間4/18)、その提供品目に360度ビデオを加えた。

VideoBlocksのファウンダーで常勤会長であるJoel Hollandによると、同社はコンテンツを(主に会員制用のライブラリのために)自分で作る場合と、Ovrture, DeepVR, 360labsなどのパートナーからのプロの作品を利用する場合がある。そしてパートナーからの作品に、最近では都市や風景、ビーチなどの360度ビデオがある。また無制限のダウンロードができる会員制のライブラリには、主にニューヨークやロサンゼルスなどの都市の360度映像がある。

そのほかのコンテンツプロバイダたちも、同社とパートナーしてビデオを提供したがっている。VideoBlocksの収益は会員制サービスからなので、マーケットプレースにおける一回かぎりの利用は売上が全額、コンテンツプロバイダへ行く。

Hollandによると、同社の有料会員は今14万名/社を超えている。そして、今年の、コンテンツプロバイダへの支払い額の予想は約600万ドルだ。

Hollandは、自分はVRコンテンツに対しては懐疑的だった、と認める。同社は今でも3Dビデオを完全に無視しているが、まあ賢明な判断だろう。Hollandは語る: “VRには懐疑的だったが、装置のメーカーたちがカメラも作り始めたようだから、そろそろ市場も本物になるかな、と感じている”。顧客からはすでにVRコンテンツの要望はあるが、もうすこし様子を見たい、と彼は言っている。

しかし、360度ビデオには、今からすでに、さまざまな商用利用があるだろう、と同社は見ている。プロモーション用にYouTubeにポストするだけでなく、自社のアプリで使うこともありえる、と。Hollandによると、同社の提供コンテンツを直接利用するのではなく、自分で360度ビデオを作るための参考にする、という使われ方も多い。しかし、360度ビデオの自作は、企業にとってまだまだ、難しいし費用もかかるのだ。

今のところ同社のマーケットプレースには40〜50本、会員制ライブラリには10本あまりの360度ビデオがあるが、今後は急速に増やしたい、という。マーケットプレースでは、単眼ビデオが399ドル、立体映像なら499ドルだ。360度ビデオにはまだ標準フォーマットがないので、同社はいろんなコンテンツプロバイダから各種のフォーマットのビデオを集めている(あらかじめフォーマットを特定・指定しない)。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))