Oreo(Android 8)は最初、ぱっとしないアップデートだったけど、8.1ではおもしろい仕掛けがいくつかある。とくに目立つのが、Speed Labelsと呼ばれる新しい機能で、ログオンする前にネットワークの信号を予測する。
8.1をインストールしているユーザーは今週から、使えるWi-Fi接続の横にこんな形容句がつく: 「Very Fast」(とても速い), 「Fast」(速い), 「OK」(まあまあ), 「Slow」(遅い)。とても分かりやすい。Googleによると、「Fast」ならビデオに十分、高画質のビデオなら「Very Fast」が望ましい。「OK」は音楽ストリーミングや長文の記事なら十分。「Slow」はWi-Fi上の通話やテキストメッセージングならよろしい。
実際にスピードを測定した結果ではないが、複数のネットワークの相対的な比較としては十分実用的だ。この機能は12月に発表され、今週ユーザーの手元に届き始めた。ただし8.1はまだ展開途上で、GoogleのPixel, Pixel 2, Nexus 6P, Nexus 5Xしかサポートされていない。
セキュリティで保護されているネットワークは、このスピード推測の表示がない。またオープンなネットワークについても、アドミンが個々に表示の可否を設定できる。