量子コンピューター向けアルゴリズム・ソフトウェア開発のQunaSysが12.4億円のシリーズB調達、海外事業展開を加速

量子コンピューター向けアルゴリズム・ソフトウェア開発を手がけるQunaSysが12.4億円のシリーズB調達、海外事業展開を加速

量子コンピューター向けアルゴリズム・ソフトウェア開発を手がけるQunaSysは3月28日、シリーズBラウンドとして、第三者割当増資による計12億4000万円の資金調達を実施したと発表した。引受先は、リードインベスターのJICベンチャー・グロース・インベストメンツ、またANRI、HPCシステムズ、Global Brain、科学技術振興機構(JST) 出資型新事業創出支援プログラム、新生企業投資、日本ゼオン、富士通ベンチャーズファンド、三菱UFJキャピタル。

また、HPCシステムズ、日本ゼオン、富士通の各社と、同資金調達に伴い資本業務提携に向けて合意したと明らかにした。

調達した資金により、日本での事業拡大に加えて、海外での事業展開を加速させる。これまでの実績を礎としつつ、調達資金を活用し、圧倒的に便利でパワフルな、量子コンピューター上での化学計算用ソフトウェアの開発・欧州拠点の開設などを進める。また、数年以内に到来するとされる量子コンピューターの実応用を見据えて、QunaSysの量子コンピューター向け量子計算クラウドサービス「Qamuy」の世界的なデファクト化を目指す。

Google協力、QunaSysが量子プログラミングや量子アルゴリズムを学ぶイベント「Cirq Bootcamp」開催

Google協力、QunaSysが量子プログラミングや量子アルゴリズムを学ぶイベント「Cirq Bootcamp」開催

QunaSys(キュナシス)は、Googleの協力のもと、量子プログラミングや量子アルゴリズムを学ぶイベント「Cirq Bootcamp」を開催すると発表した。開催期間は6月26日午前9時から14時(JST)。参加費は無料。対象は、量子コンピューティングに興味がある大学生・大学院生だが、高校生や社会人も参加可能としている。開催形態はオンラインのみ(Zoom)。申し込みの際登録したメールアドレスにZoomの招待リンクを送付する。

同イベントでは、Googleがオープンソースで開発している、量子プログラミングフレームワーク「Cirq」を解説する。NISQ(Noisy Intermidiate Scale Quantum)デバイスに特化したPython用ライブラリーにあたり、基本的な使い方から研究事例まで採り上げ、量子アルゴリズムの理解を深めることを目的としている。

イベント前半ではCirqの使い方を学び、後半では「Google Quantum AI」の研究者がCirqを活用した実際の研究を紹介する。

NISQデバイスとは、中規模の誤り訂正無しの量子コンピューターを指す。2019年にGoogleがNISQデバイスによる量子超越性を示して以来、NISQデバイス上で実行可能なアルゴリズム開発や誤り訂正の実現に向けた研究が加速している。

「Cirq Bootcamp」開催概要

  • 開催期間:6月26日午前9時から14時(JST)。途中抜け・途中参加可
  • 対象:大学生・大学院生。高校生・社会人などの参加も可能
  • 参加費:無料
  • 開催形態:オンラインのみ。申し込みの際登録したメールアドレスにZoomの招待リンクを送付
  • 申し込みCirq Bootcampの「Cirq Bootcamp 応募フォーム」より行う

プログラム概要

関連記事
IBMと東京大学が量子コンピューター実用化に必要な部品の試験を行うハードウェア・テストセンターを開設
東京大学に量子ネイティブ人材を育成する「量子ソフトウェア」寄付講座が開設、2021年6月1日~2024年5月31日の3年間
IonQがIBMの量子コンピュータ開発キット「Qiskit」をサポート
「量子ネイティブ」育成に向けた「Q-LEAP 量子技術教育プログラム」公式サイトが公開
日本IBMが量子コンピューター「IBM Q」を神奈川県・かわさき新産業創造センターに設置、2021年中に稼働
マイクロソフトの量子計算機プラットフォーム「Azure Quantum」がパブリックプレビューに
最優秀者は東大・長吉博成氏、日本IBMが量子コンピューターの競技プログラミングコンテストの結果発表
QunaSysが量子コンピューター向け量子計算クラウド「QunaSys Qamuy」プライベートβ提供
凸版印刷・NICT・QunaSys・ISARAが量子セキュアクラウド技術の確立で連携
日本の量子コンピュータ系スタートアップQunaSysが2.8億円調達、量子化学計算を軸に研究開発加速へ
マイクロソフトは量子コンピュータ用開発ツールをオープンソース化

カテゴリー:EdTech
タグ:オープンソース / Open Source(用語)QunaSysGoogle / グーグル(企業)Google Quantum AI(用語)Cirq(用語)Python(製品・サービス)プログラミング(用語)量子コンピュータ(用語)日本(国・地域)

QunaSysが量子コンピューター向け量子計算クラウド「QunaSys Qamuy」プライベートβ提供

QunaSysが量子コンピューター向け量子計算クラウド「QunaSys Qamuy」プライベートβ提供

量子コンピューターのアプリケーション開発に取り組むQunaSys(キュナシス)は10月20日、量子コンピューター上で量子化学計算を行うためのクラウドサービス「QunaSys Qamuy」のプライベート・ベータ版を提供開始した。プライベート・ベータ版提供を通じて国内外ユーザー企業からのフィードバックを獲得し、研究開発方針に随時反映を行うことで、開発成果の社会実装を加速する。

同社は、令和元年度(2019年度)より内閣府総合科学技術・イノベーション会議の戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)「光・量子を活用したSociety 5.0実現化技術」(管理法人:量研)の研究テーマのひとつ「次世代アクセラレータ基盤に係る研究開発」に参画。

同研究テーマでは、今後重要な計算資源となる次世代アクセラレーター(イジング型コンピューター、NISQコンピューター、誤り耐性ゲート型コンピューターなど)を対象として、各々の得意・不得意を考慮し、適材適所で最適に活用することでアプリケーション全体を高速化・高度化するプラットフォームの構築を目指している。この研究開発において、QunaSysは、NISQ(Noisy Intermidiate Scale Quantum)コンピューター、誤り耐性ゲート型量子コンピューターのインターフェイス技術の開発を担い、主に量子化学計算を対象としたアルゴリズムエンジンの開発に注力しているという。

今回、開発を進めてきたアルゴリズムエンジンの基幹部分が完成したことから、今後のさらなる機能拡充に向けたフィードバックを得ることを目的として、同エンジンを組み込んだクラウドサービス「QunaSys Qamuy」の試験的な提供を開始したとしている。

同社は、QunaSys Qamuyについて、量子コンピューター向け量子化学計算クラウドサービスとしては世界最高性能・最多機能としている。QunaSys Qamuyを用いることで、古典コンピューター上での量子化学計算との性能比較・各種アルゴリズムの性能比較などの検証が可能となるという。

2020年度は、QunaSys運営の量子コンピューターの応用検討コミュニティ「QPARC」のプログラムにおいて、メンバー企業にプライベート・ベータ版として提供を開始する。また、量子化学計算活用においてすでに豊富な実績を持つ国内外の材料・製薬・エレクトロニクス・自動車領域の先進企業にも、先行的に活用してもらう予定。

QunaSysが量子コンピューター向け量子計算クラウド「QunaSys Qamuy」プライベートβ提供

2018年2月設立のQunaSysは、世界に先駆けた量子コンピューターの産業応用を目指し、量子化学計算を行うためのアルゴリズムエンジンなどの開発を手がけるスタートアップ企業。量子コンピューターの新しい使い方・アルゴリズムを提案し、それらアルゴリズムを実際の材料開発に活用するソフトウェアの開発などを進行。また、日本の量子コンピュータ業界のエコシステム形成にも取り組んでいる。

  • 量子コンピューター向けアルゴリズムの開発(自社単独・共同開発)
  • 量子化学計算向けクラウドサービスQunaSys Qamuyの開発
  • 量子技術に関するメディア「Qmedia」の運営
  • 量子コンピューターの勉強のための無料教材提供サイト「Quantum Native Dojo」運営
  • 量子コンピューターの応用検討コミュニティ「QPARC」の運営

関連記事
凸版印刷・NICT・QunaSys・QunaSys・ISARAが量子セキュアクラウド技術の確立で連携
日本の量子コンピュータ系スタートアップQunaSysが2.8億円調達、量子化学計算を軸に研究開発加速へ
日本発の量子コンピュータ系スタートアップQunaSysが数千万円を調達、第一線の研究を実用化へ

カテゴリー: ネットサービス
タグ: QunaSysQunaSys QamuyQPARC量子コンピューター日本

凸版印刷・NICT・QunaSys・QunaSys・ISARAが量子セキュアクラウド技術の確立で連携

凸版印刷・NICT・QunaSys・QunaSys・ISARAが量子セキュアクラウド技術の確立で連携

凸版印刷情報通信研究機構(NICT)QunaSysISARAは10月19日、高度な情報処理と安全なデータ流通・保管・利活用を可能とする量子セキュアクラウド技術の確立に向け4社連携を開始すると発表した。

量子セキュアクラウド技術の開発を4社連携のもと推進し、2022年度中に社会実装に向けたソフトウェアの実証実験を開始する。また、2025年に限定的な実用化を、2030年にサービス化を目指す。

量子コンピューティング技術とは、量子力学的な現象を持つ量子ビットを用いた計算処理技術であり、高い計算処理能力を有する次世代コンピューティング技術として期待されている。

量子セキュアクラウド技術は、量子暗号技術と秘密分散技術を融合し、データの安全な流通・保管・利活用を可能とするクラウド技術。量子セキュアクラウド技術の確立により、改ざん・解読が不可能な高いセキュリティ性を担保するだけでなく、例えば、医療、新素材、製造、金融分野で蓄積された個人情報や企業情報など秘匿性の高いデータの収集・分析・処理・利用を可能とする。

具体的な連携内容としては、システム設計や仕様検討、最新の量子暗号技術の実装、秘密分散技術を利用したバックアップやデータ保管の実装、耐量子-公開鍵暗号によるデジタル署名の開発などにより、データ保管・交換基盤および耐量子-公開鍵認証基盤となる量子セキュアクラウド技術を確立する。

またNICTは、戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)において、量子ICTフォーラム/量子鍵配送技術推進委員会やITU-T(国際電気通信連合/電気通信標準化部門)、ISO/IEC(国際標準化機構/国際電気標準会議)やETSI(欧州電気通信標準化機関)などの国際標準化組織へ、2022年度までにネットワーク要件、ネットワークアーキテクチャ、ネットワークセキュリティ要件、および鍵管理、量子暗号モジュールの評価・検定に関する提案を行い、国際標準化を推進。凸版印刷はICカードに関する知見を活かし、NICTをサポートする。

4社の役割

  • 凸版印刷: ICカードの開発・製造事業を通し培ってきた、暗号技術・認証技術・不正アクセス防止技術など、ICカードのセキュリティ技術に関する知見を活用。ICカードへの耐量子-公開鍵暗号の適用および量子セキュアクラウド技術の利用拡大に向けた導入支援、秘匿性の高い情報の安全なバックアップやデータ流通サービス、ソリューションの提供などに向けて取り組む
  • NICT: 内閣府主導の戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)「光・量子を活用したSociety5.0 実現化技術」の一環として、東京QKD(量子鍵配送)ネットワークなどを活用し、量子セキュアクラウド技術の研究を実施。これまでに量子暗号、秘密分散および次世代の耐量子-公開鍵認証基盤を搭載した、保健医療用の長期セキュアデータ保管・交換システム「H-LINCOS」(Healthcare long-term integrity and confidentiality protection system)を開発。これら知見と経験を活かし、H-LINCOSやさらに高度な計算エンジンを搭載した量子セキュアクラウド技術の確立とその国際標準化を目指して取り組む
  • QunaSys: 量子コンピューター向けアルゴリズムおよび量子コンピューターを活用した量子化学計算ソフトウェア「QunaSys Qamuy」の開発を通し、量子コンピューティング技術を蓄積。その知見と経験を活かし、量子セキュアクラウド技術を活用した材料開発のサービス提供、またユーザー視点での量子セキュアクラウド技術の構築に貢献する
  • ISARA: 長年にわたるサイバーセキュリティ技術の蓄積をもとに、現在のコンピューティングエコシステムを量子の時代まで守り続ける、アジャイルな暗号技術と耐量子セキュリティソリューション事業の世界的リーダー。また、NICTと構築した「H-LINCOS」では、保健医療分野のための耐量子-公開鍵認証方式を開発。これらの暗号実装技術と公開鍵認証技術をアジャイル方式で開発してきたノウハウを活かし、量子セキュアクラウド技術の国際標準化に準拠する耐量子セキュリティソリューション開発を目指す

関連記事
名古屋大発スタートアップAcompanyが暗号化したままの計算処理が可能なMPC秘密計算エンジンを独自開発
EAGLYSが東芝と協業検討、リアルタイムビッグデータ分析にセキュリティ・秘密計算を適用へ
量子コンピュータ対応の暗号化セキュリティ技術を擁するPQShieldが7.5億万円調達
日本の量子コンピュータ系スタートアップQunaSysが2.8億円調達、量子化学計算を軸に研究開発加速へ

カテゴリー: セキュリティ
タグ: ISARAQunaSys情報通信研究機構(NICT)凸版印刷 / TOPPAN量子暗号量子コンピュータ日本

日本の量子コンピュータ系スタートアップQunaSysが2.8億円調達、量子化学計算を軸に研究開発加速へ

量子コンピュータ向けのアルゴリズムとアプリケーションを開発するQunaSysは11月25日、グローバル・ブレイン、新生企業投資、ANRIを引受先とした第三者割当増資により総額2.8億円を調達したことを明らかにした。

同社にとっては2018年4月にANRIから数千万円を調達して以来の資金調達。今後はエンジニアを中心に人材採用を強化しながらアルゴリズム・ツールの開発を加速させるほか、量子情報・量子化学の研究者コミュニティの活性化など、量子コンピュータ技術の社会実装に向けたエコシステム作りも行っていく計画だ。

QunaSysは東京大学で機械学習分野の研究をしていた現CEOの楊天任氏や大阪大学で量子アルゴリズムの研究に携わっていた御手洗光祐氏らを中心として、2018年2月に設立されたスタートアップ。近年GoogleやIBM、Microsoftを始めとした世界的なIT企業が量子コンピュータのハードウェア開発に力を入れているが、QunaSysではそのパワーを存分に引き出すためのソフトウェアやアルゴリズム開発に取り組む。

量子コンピュータは量子力学の「重ね合わせ」の特徴を上手く活用することで特定の問題を解くのに必要な計算量を減らし、計算のスピードを高速化させるマシンとして将来的に様々な分野での応用が期待されている。応用先は機械学習や最適化計算、暗号解読など幅広いが、中でも実用化が近いと言われる領域の1つが量子化学計算だ。

たとえば化学メーカーが新しい材料を開発する場合、どんな素材をどのように組み合わせることで目的にかなった物質をなるべく低コストで生成できるのか。その緻密なシミュレーションには膨大な計算パワーが必要になり、そこに量子コンピューターを活用できないかという研究が進んでいる。

「化学メーカーの研究者からよく聞くのは、今まで実験を通じて材料開発に取り組んできたもののその方法でやれる範囲には限りがあり、ある程度やり尽くしたということ。今後新たな材料を開発していく上で、今までとは違った『計算パワーを拡張する』ようなアプローチとして期待されている」(楊氏)

最近ではデータと機械学習などのテクノロジーを組み合わせて材料開発を効率化するマテリアルズ・インフォマティクス(MI)なども注目を集めているが、MIとは異なるアプローチとして量子コンピュータへの期待も高まっているようだ。

QunaSysでもまずはこの分野に注力して事業を展開。すでに昨年のシードラウンド以降、JSRやJXTGホールディングス、三菱ケミカルといった大手の化学メーカーと共同研究契約を締結し、量子コンピュータの活用についての研究を始めている。

並行して基礎的なアルゴリズムや、主に化学メーカーの研究担当者が使うことを想定した量子化学計算ライブラリも開発中だ。これらは共同研究で用いるだけでなく、有償のツールとしてそれ以外の企業に提供していくことも計画しているという。

Google「量子超越」の意義

ここ数年、グローバル規模で量子コンピュータ領域の研究開発が急速に進み関連するニュースに触れる機会が増えたように思う。特に直近では10月にGoogleがNature誌において「量子超越」を発表したことで大きな話題を呼んだ。

量子超越(Quantum Supremacy)とは簡単に言うと、従来のコンピュータでは膨大な時間を要する計算を量子コンピュータであれば高速に計算できることを指す。楊氏によると「量子超越を示せるのであれば実生活では何の役にも立たない問題設定でもよいことがポイント」だ。

先日のGoogleの発表では「量子コンピュータを用いて量子コンピュータの動作をシミュレーション」した上で、従来のコンピュータであれば1万年かかる計算をGoogleの53量子ビットの量子コンピュータでは約10億倍速い200秒で解けることを示した(技術的な詳細はQunaSysのメディアで詳しく紹介されているので興味がある方はそちらをチェックしてみてほしい)

「(量子超越性が示されたからといって)現時点で産業上何かの役に立つわけではないが、この業界にとっては確実に大きなブレークスルーになる。これはいろいろな所でも言われているが、今回の成果はライト兄弟の有人飛行実験が初めて成功した時と同じようなもの。最初の段階では空中に浮遊している時間はほんの数秒だったかもしれないが、浮かないことには何も始まらない。そこから飛行機が大きな進化を遂げたように、今後量子コンピュータの社会実装を進めていく上でも重要な出来事になった」(楊氏)

各国が量子技術へ積極的に投資していることもあり、今後量子コンピュータ領域への関心はさらに高まっていくのではないだろうか

楊氏によると、次の大きなマイルストーンになるのは実際に量子コンピュータが産業上の役に立つ「量子加速(Quantum Advantage)」が達成されるタイミングだ。

これから数年で実現されると考えられている「NISQデバイス」と呼ばれる量子コンピュータは、サイズが数百量子ビット程度と中規模で誤り訂正機能を持たない。2022年ごろにNISQの最初の活用事例が生まれると予想されていて、まさに上述した量子化学計算は期待値が高い分野だ。

QunaSysとしても、当然それを見据えながら事業を拡大していく計画。調達した資金を用いてエンジニアを中心にチームを強化するほか、内閣府の戦略的イノベーション創造プログラムへの参画なども通じてコアとなる技術の研究開発を加速させる。

今後は世界初の量子コンピュータ実用例(量子加速)の確立を目指すことに加え、量子情報・量子化学の研究者コミュニティの活性化や、素材業界における計算科学活用の支援等を通じて、量子コンピュータ業界全体としての開発力の底上げも図っていくという。

QunaSysではアルゴリズムやソフトウェアの開発・共同研究などに加えてメディアを通じた量子技術の開発や、量子コンピュータの勉強教材の提供などにも取り組んでいる