Google Pixelはメンタルヘルスの観点から「美化フィルター」に狙いを定める

Google(グーグル)は、特にメンタルヘルスの専門家が自信を歪めると考えている顔写真フィルターやその他の美化(ビューティファイイング)技術に狙いを定めている。特に若いユーザーに紹介するときに。

同社によると、今後はPixelスマートフォンのAndroidカメラアプリで使用される写真フィルタの設計原則を適用する際、専門家のガイダンスに頼る予定だという。

Pixel 4 aでは、Googleはすでに顔のレタッチをデフォルトでオフにしており、近い将来にはインタフェースがアップデートされ、同社によると「価値判断の影響を受けない」顔のレタッチ効果を表す、アイコンやラベルが追加されるという。

つまり「ビューティーフィルター」のような言葉を使用しないことを意味する。これらの変更はまた、アップデートを通じてほかのPixelスマートフォンのAndroidカメラアプリに適用される。

この変更は、おそらくエンドユーザーには気づかれないかもしれないが、時間をかけて変化を生み出すかもしれない。

同社によると、Android上の写真の70%以上が前面カメラで撮影されており、Googleフォトは240億枚以上の写真が「自撮り」と表示されているそうだ。

しかし、我々がスマートフォンで見せられている画像は、より多くの人の外見に不満にさせている。米国の顔面形成外科学会(American Academy of Facial Plastic and Reconstructive Surgery)の昨年の調査によると、会員の72%が患者が自分の自撮りを改善するためにフィルターを求めたと答え、前年比15%の増加となったという。

また、親の80%がフィルターの影響を心配していると答え、10代の若者の3分の2が写真の中の自分の容姿についていじめられたことがあると答えている。

同社は、フィルターが人々の幸福に与える影響をよりよく理解するために、子供と精神衛生の専門家の助けを求めたと説明している。

写真フィルターが適用されていることを認識していなかった場合、結果として得られる写真は精神的な幸福に悪影響を与える可能性がある。人々は静かに美しさの基準を設定し、時間の経過とともに自分自身と比較するようになるからだ。

また、「美容」「美化」「強化」「タッチアップ」などの用語を使ったフィルターは、修正が必要な人の外見に問題があることを示す。同社によると、これは見た目の悪さを示唆しているという。「痩身」 という言葉にも同じことが言え、これは体を改善する必要があることを意味する。同社はまた、使われているアイコンでさえも問題を引き起こす可能性があることを発見した。

例えば、顔のレタッチオプションに 「ナチュラル」 というラベルを付ける代わりに 「微妙」 というラベルが付く。アイコンの代わりに顔のアイコンが表示され、どのボタンを押せば機能が有効になるかが編集ペンで示される。調整レベルも新しいガイドラインに従い、数字や記号、または 「低」 や 「高」 などの単純な用語を使用し、美しさを示すものにしない。

グーグルは、カメラアプリでもフィルタが有効になったときに、リアルタイムのキャプチャとその後のフィルタとの違いを明らかにすべきだと述べている。例えば、画面上部のインジケーターはフィルターがオンになったときにユーザーに知らせることができるので、ユーザーは自分の画像が編集されていることを知ることができる。

Pixel 4a以降のPixelスマートフォンでは、顔のレタッチ効果を使用する際に、各設定がどのように適用されているか、画像に具体的にどのような変更を加えるかについて、より多くの情報が表示されるようになった。例えば「微妙な」効果を選択すると、肌の質感、目の下のトーン、目の明るさを調整することが説明される。適用される効果について透明性を持たせるのは、顔のレタッチフィルターが私たちの写真に加えている微妙な調整を理解しやすくするのに役立つ。

米国時間10月1に発表されたPixel 4a 5GやPixel 5を含む新しいPixelデバイスでは、フェイスレタッチがシャットオフされている。そして、ラベルや説明文の変更は、Pixel 2以降のデバイスをサポートする次期アップデートで適用されるとグーグルは公表している。

カテゴリー:ソフトウェア
タグ:Google、Google Pixel、フィルター

画像クレジット:Google

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(翻訳:TechCrunch Japan)

Twitterはスパムといじめに対抗するDMのフィルター機能をテスト中

Twitter(ツイッター)は、望まないメッセージをフィルタリングして、DM(ダイレクトメッセージ)の受信トレイから取り除く新しい方法をテスト中だ。

現在Twitterでは、誰からのメッセージでも受信するよう、DMの受信トレイを設定できる。しかしそうすると、嫌がらせなどの望まないメッセージを大量に受信してしまうことにつながる。1つの解決策は、自分がフォローしている人からのメッセージだけを受信するように設定することだが、それでは都合が悪いという人もいる。例えば、記者のような人は、プライベートな対話や、情報提供を受け取るために、受信トレーをオープンにしておきたいものだ。

今回の実験では、攻撃的な内容のものやスパムなど、望まないメッセージを別のタブに移動するフィルターをテストする。

すべてのメッセージを1つのビューにまとめてしまうのではなく、フォローしていない人からのメッセージは「メッセージリクエスト」セクションに分類する。その中には、フィルターされたメッセージにアクセスする方法が用意されている。

そうしたメッセージを読むためには、ユーザーは「表示」ボタンをクリックしなければならない。それにより、受信トレーをオープンに設定していることによって流れ込んでくる大量の望まないメッセージを、そのまま目にしてしまうことから、ユーザーを保護することができるのだ。

また、こうしてフィルタリングされたメッセージのリストを開いても、それらの中身がすべて自動的に表示されるわけではない。

Twitterは、読む人を不快にさせる可能性のあるコンテンツを認識すると、メッセージのプレビューには、不快な内容を含む可能性があるため、そのメッセージの内容は表示していないという通知を出す。ここでユーザーは、そのメッセージをあえて開くか、削除ボタンをクリックして消してしまうかを選べるというわけだ。

こうした変更により、DMは、オープンな受信トレイを好む人にとっては、より便利なツールになる一方で、ネット上の嫌がらせを撲滅する有効な手段を提供することもできそうだ。

これは、FacebookのMessenger(メッセンジャー)がリクエストを扱う方法に似ている。友達ではない人からのリクエストは、自動的に「メッセージリクエスト」という別の場所に移動される。そして、スパムっぽいものや、いかがわしい感じのものは、さらにその中の「フィルター済みメッセージ」に分類されて、目に触れにくくなる。

ところで、なぜこのような機能が事前のテストを必要とするのか、よくわからない。ほとんどの人は、迷惑メールや嫌がらせのメッセージを除外したいと思っていると考えて、ほぼ間違いないだろう。そして、何らかの理由によって、そうしたくない人は、単に設定によってフィルターをオフにすればいいだけの話だ。

これは、ネット上の嫌がらせに対抗するための変更を加えることに対して、いつものようにTwitterが消極的に見える例の1つとしか思えない。FacebookMessengerは、2017年の末あたりから、同じような方法でメッセージをフィルタリングしてきた。Twitterは、こうした変更をテストするのではなく、今すぐ導入すべきだろう。

それはそうと、このように疑わしいコンテンツをいきなり削除してしまうのではなく、非表示にするというアイデアを、Twitterは他の領域でもテストしている。たとえば先月にはカナダで、「返信を隠す」という新機能の試験的な運用を開始した。それによってユーザーは、自分のツイートに対する望まない返信を非表示にすることができ、他の誰からも見えなくすることができる。この場合も、ツイート自体は削除されないが、今回のDMのフィルターと同様に、明示的にクリックしないと読めなくなるのだ。

またTwitterは、他の点についても、DMのアップデートを検討している。

今回の記者会見では、Twitterのプラットフォームに今後導入されることになる変更が、いくつか発表された。たとえば、トピックをフォローする機能DMの受信トレイの中を検索するツール、iOSのLive Photos(ライブフォト)をGIFでサポートする機能、さらに写真の並び順を変更する機能などだ。

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(翻訳:Fumihiko Shibata)

Facebookがプロフィール写真用にオリジナルフレームが作れるツールをリリース

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Snapchatはカメラを中心に、写真や動画によるソーシャルなやりとりを全面に押し出している。FacebookはSnapchatに対抗するため、ユーザーが写真や動画をカスタマイズするための新機能をいくつかリリースした。本日Facebookは、Facebook Pageのオーナーを含め、ユーザーがプロフィール写真に適用できるオリジナルフレームを作成するための新ツールを発表した。他にもテストマーケット地域のみでだが、写真や動画用のエフェクトやフレーム機能を「アプリ内カメラ」で提供する。

Camera Effects Platform(カメラエフェクトプラットフォーム)の解放で、誰でもFacebookのプロフィール写真用のフレームを作成できるようになる。

シンプルなオンラインツールを使うのに、技術的なスキルは必要ない。必要なのはグラフィックデザインのセンスだけだ。誰でもフレームを作って、承認申請することができる。承認後は他のFacebookユーザーもそのフレームを利用することができるようになる。フレームでチームや団体、企業、イベントなど宣伝したいことを載せることができる。

フレームを作るには、まずお気に入りのソフトウェアプログラムでデザインを作成し、各要素の背景を透過した上でPNGファイルに書き出す。フレームをFacebookにアップロードして、プレビュー画面でサイズを調整し、その他の詳細を埋める。最後にフレームの承認申請をするという流れだ。

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フレームは、Facebookのポリシーと規約に準拠している必要がある。承認プロセスがあるため、攻撃的な内容や違法な内容のフレームを投稿することはできない。また、承認されたと後でも、違反が判明した場合、Facebookにはフレームを取り下げる権限がある。

カメラエフェクトプラットフォームが最初にローンチするのはアメリカでない。このツールはコロンビア、メキシコ、台湾、イギリス、アイルランドのユーザーにまず解放する。Facebookは、これらのマーケットを選んだ理由について、プロフィールフレームが最も利用されているマーケットだからとTechCrunchに説明した。

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現在あるフレームの多くはスポーツ関連のものだ。アメリカではNFL、NHL、 大学のスポーツチームなどのスポーツに関連したフレームは人気があるが、それを除くと他の市場よりフレームの勢いはないようだ。フレームをパーソナライズしたり、スポーツや大きなイベント以外でも使えるようになるなら、この流れは変わるかもしれない。

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アイルランドがローンチグループに選ばれたのは、この地域がFacebookの新しいアプリ内カメラのテストマーケットでもあるからだ。

この秋にローンチしたアプリ内カメラは、端的に言えばSnapchatのクローンだ。アニメーションのセルフィーマスク、画面に覆いかぶさるグラフィック、Prisma風アートフィルター、ジオフィルター、被写体の動きに合わせて動くフィルターなどがある。

このカメラにアクセスできる市場は今のところアイルランドだけだが、五輪開催中にはカナダとブラジルでも短期的に検証を行っていた。

カメラエフェクトプラットフォームも利用できるようになったことで、アイルランドのユーザーはフレームの利用率などが分かる機能などにもアクセスすることができる。

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他のマーケットでもフレームはニュースフィードに流れるが、アイルランドのユーザーはアプリ内カメラで使えるフレームも作ることができる。

住宅街や都市、ランドマークといった特定の地域だけに現れる「位置フレーム」を作ることも可能だ。これは写真や動画で利用することができ、アプリ内カメラでシェアできる。

このジオフィルター付きのフレームは、その場所に行った時だけカメラに登場する仕掛けだ。例えば、レストランといったプライベートな場所やビジネスを訪れ、写真を撮ろうとした時にだけ現れ、そのレストランオーナーが作成したフレームを写真に付けることができる。他のロケーションフレームに関しては、その場所を訪れたフレーム作成者の友人しか見ることはできない。

もちろんSnapchatでも、すでにジオフィルター付きのフレームを作成できる機能を提供している。Facebookが同じ機能を作るのは時間の問題だった。TechCrunchのライターJosh Constineが以前言及したように、Facebookは最終的に自社のカメラエフェクトプラットフォームが必要となる。ユーザーの求めるフィルターやレンズをFacebookがすべて作ることはできないからだ。

Facebookは世界中でこれらの機能を展開する前に、この他の部分でもアプリ内カメラの改善を行っているところだという。

将来的にはこのカメラエフェクトプラットフォームをアメリカや他の地域で利用できるようにする予定だが、グローバルでのローンチがいつになるかについては現段階では約束できないとFacebookはいう。

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(翻訳:Nozomi Okuma /Website

写真をアートに変えるアプリPrismaから動画フィルターが登場

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写真のアートフィルターアプリPrismaはiOSアプリに新機能をつける。今日から、動画フィルター機能を展開する。

このアプリは、機械学習アルゴリズムを用いて、自撮り写真をアニメ風などに変換することができる。写真を多用なグラフィックアートに変換するこのアプリは、夏にローンチして以来バイラルに広がって、何千万というダウンロード数を達成した。早くも、彼らの後を追うクローンアプリが次々と誕生している。

アートなセルフィーを作る以外に、PrismaのiPhoneアプリでは、15秒以内の短い動画をアニメーションに変換することができるようになる。現在、9つのスタイルのフィルターが利用でき、フィルターを選択すると、アプリのAIアルゴリズムが1フレームずつ動画を変換していく。

退屈な家の廊下の動画も、数分でまるで動くコミックのようになる(この動画クリップに関しては)。

動画はアプリから撮影するか、カメラロール内の動画を選択することができる。Prismaの動画フィルターを利用するためにはiOS 10が必要だ。また、動画の長さや解像度、使用しているiPhoneモデルによってはフィルターをかけるのに1分以上かかる場合もあり、それを待つ忍耐力が求められる。

Androidユーザーはもうしばらく待たなくてはならない。Androidアプリの動画対応はこれからだ。

Androidアプリにはまず、オフラインで写真にフィルターをかける機能を追加すると、共同ファウンダーのAram Airapetyanは言う。「その後動画開発をします」という。「Androidは手強いのです」と付け足した。

iOSのPrismaアプリで動画にフィルターをかけるには、iPhone 6で約2分、iPhone 6sで55から60秒、iPhone 7で30秒ほどとAirapetyanは言う。ただ、私が試した動画は、彼の言う平均時間よりたいてい少し早く完成した。

全ての処理は、デバイスのローカルで行うので、モザイク調、ムンク調、漫画風アニメ調など、色々な動画リミックスを楽しむとiPhoneのハードウェアが多少熱を持つことになる。

今後iOSアプリには、GIF作成機能を搭載するとPrismaはいう。これは、動画をループ再生するもので近々公開するという。今月後半という話だ。

荒削りな部分も

iOS版におけるPrismaの動画フィルター機能は、現段階ではベータローンチだ。Airapetyanは、動画の品質を改善させたバージョンを展開すること、そして動画クリップを彩るアートフィルターの種類も直に増やすと話す。Prismaの写真で使用できるフィルターを動画でも利用できるようにし、それに加え新しいフィルターも追加する考えだそうだ。

動画フィルターを展開しているのは、もちろんPrismaだけではない。写真加工アプリのPicsArtを手がけるスタートアップは、Prismaより先に動画フィルターを出した(ただ、PicsArtの場合、動画フィルター機能は、彼らにとって2つめのスタンドアローンアプリとなるMagic Videoとして展開している)。

しかし、Airapetyanはライバルの施策は特に気にしていないという。「私たちのアプリはより早く、良い仕上がりです。現段階でローンチする動画フィルターはまだベータ版で、最終的な品質はもっと良くなります」とPrismaの動画フィルターはPicsArtとどのように対抗するかについて聞いた時、彼はそう答えた。

「また、数週間内に写真フィルターの品質も向上させる予定です」と彼は言う。

売り言葉に買い言葉だが、Prismaは最初にバイラルな広がりを獲得したものの、今は競合の機能展開に追いつかなければならない。

Prismaのベータ版の動画フィルターは、品質にまだ荒削りの部分もある。Magic Videoではより洗練された動画が期待できる。ただ、個人的にはたくさんの設定やレイヤーを選択するMagic VideoよりPrismaのシンプルなインターフェイスの方が好みだ(もちろん動画編集の選択肢やツールは多い方が良いと思う人は反対意見だろう)。

ローンチ前にPrsimaの動画フィルターを試してみたところ、いくつかの仕上がりはまだ多少荒く、Prismaの写真のアートフィルターに比べると一目で惹かれるような結果ではなかったように思う。動画もややチカチカする印象だ。

とはいえ、写真のアートフィルター同様、フィルターによって動画の仕上がりがかなり違うので、良い仕上がりになったフィルターもある。いくつか違うスタイルを試して遊んでみるといいのが見つかるだろう。

私の場合少なくとも1つは満足できたり、面白いと思えるフィルターを見つけることができ、動画加工を楽しめた。ただ、撮ったセルフィーにすぐにアートフィルターをかけてシェアする楽しさに比べると、一気にバイラルで広がる力は劣るかもしれない。

ここにいくつか作ったテスト動画を載せた。上から「Gold Fish」と「Scream」のフィルターを使用している。


音楽グループTweedはPrismaの技術を使って長い動画を制作している(ただ、アプリでは15秒できっかり処理が止まる仕様なので、今の段階でPrismaアプリから直接長編動画を加工することはできない)。

Prismaのアプリは動画でも写真でも、PicArtの2つのアプリが提供するような細かい設定はできない。しかし、私が思うにPrismaのシンプルさがバイラルな広がりを実現した要因であると思う。また、いくつか写真を加工するのに登録する必要もない。ただ、これも好みによるもので、もっとたくさんの機能を備えた写真加工アプリが欲しいのならPrismaは適していないと言えるだろう。

写真のフィルター効果に関しても、私はPrismaの仕上がりの方が好きだ。PicArtの仕上がりは少し派手になりすぎると感じているからだが、これもまた個人の好みによる。

Prismaは1つの機能に特化したアプリにも関わらず(あるいは、特化しているからこそ)、ダウンロード数を引続き増やすことに成功している。TechCrunchに対し、ローンチから3ヶ月で7000万ダウンロードを突破したという。

8月の時点では5500万超のダウンロードだった。Prismaは開発を継続するためにVCからの資金調達を行うのではないか、あるいはInstagramやSnapchatといったソーシャルプラットフォームが自社のコンテンツ制作人材を強化するために彼らを買収するのではないかという噂が早くも流れていた。

現時点までにPrismaはどちらも行っていない。その代わり、彼らはアプリで利用できるスポンサードフィルターでマネタイズを図っている。

現在、1つのスポンサードフィルター「Gett」をローンチしている。また、他のフィルターも今月には追加する予定だ。Prismaのチームは大型の資金調達を行なっている様子もない。

「調達しなくても大丈夫だと思っています」とAirapetyanは、資金調達は検討していないのかという単刀直入な質問に対して回答した。数千万ダウンロードを達成した新入りアプリは、自社のソーシャルプラットフォームを持っておらず、他のパクリアプリが彼らの牙城を狙っている。クールな機能を持つアプリが持続可能なビジネスに転換できるかはまだ分からない。

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(翻訳:Nozomi Okuma /Website