[ビデオ]Airoboticsの完全自動運航ドローンのデモを見る

テルアビブに近い、倉庫と壊れた歩道だけという荒涼とした地域の低空を、ドローンが飛んでいる。そいつはゆっくりと、自分の家に接近する。それは金網のフェンスの中にある冷蔵庫サイズの箱だ。ドローンはその上でホバリングし、着地に備える。まるで、大きな虫が、ブンブン鳴きながら下降するようだ。基地に戻ったドローンはきれいにされ、充電されて空に戻る。このドローンはしかし、不可能に近いことをする: 離陸も着陸も自動的に行い、人間がコントロールしなくても、何度でも離陸着陸充電離陸…を繰り返す。そしてそのためのシステムは外付けの装置ではなく、本機に内蔵されている。そのため、とってもクールなマシンに見える。

この自動運航ロボットを作ったAiroboticsが、本誌取材陣を本社に招待し、製品のデモを見せてくれた。このビデオでは、自動運航ドローンの仕組みや、人間がなかな行けない地域での地図作りや監視などへの利用、ひいてはドローンの自動飛行の未来について同社の人たちが語っている。そのうち、ジャングルや砂漠や戦場などで、これらのドローンが活躍するようになるだろう。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa

Android Pではスマホの使い方をユーザーがコントロールできる機能を充実

Googleは今日のデベロッパーカンファレンスI/Oで、今度のAndroid Pオペレーティングシステムのための一連の新しいツールを発表した。それらはユーザーが使用時間をよりしっかり管理できるためのツールで、たとえばより強力なDo Not Disturb(邪魔しないで)モードや、アプリの使い方の現状を調べる方法などだ。

最大の変化は、Android Pで初めてダッシュボードが導入されることだ。ユーザーはその上で、自分のAndroidがどんな使われ方/使い方をしているかを一望できる。ちなみにその画面のバナーは“dashboard”ではなく“digital wellbeing”(デジタルの幸福)だ。そこで分かることは、自分のスマートフォンを何回アンロックしたか、通知を何回受け取ったか、どのアプリを何時間使った、などの数値だ。アプリの使われ方に関する情報は、デベロッパーがいろいろ盛り込むことができる。たとえばYouTubeでは、その特定のAndroidデバイスだけでなく、すべてのデバイスでYouTubeを見た合計時間が分かる。

Googleによると、ダッシュボードを導入したのは、デベロッパーたちが“意義あるエンゲージメント”と呼んでいるものを盛り上げるためだ。必ずしも健康的とは言えない、スクリーンのアイドルタイムを減らすこと。これからベッドへ行って寝るためにソファなどから立ち上がったら、お尻の下に自分のスマートフォンがあった、とか。このほか、Android Pでは、こんなことが新しくなる:

  • Do Not Disturbモードで通知を無視できる–スマートフォンを裏返すと自動的にDNDモードになる。このジェスチャをGoogleは“shush.”(シーッ)と呼んでいる。またテキストの通知だけでなく、ビジュアルの通知や電話の呼び出しも減らせる。
  • 寝る前にはスマートフォンを“wind down”モード(うとうとモード)にできるd–画面がグレースケールになり、明るさを徐々に減衰する。スマートフォンをふつうの活性状態のままベッドに持ち込まないための、工夫だ。
  • アプリのタイムリミットを設定できる–設定した時間が近づいたらユーザーに知らせ、実際にタイムリミットになったら画面をグレーにしてそのことを教える。.

これらの機能は以前、The Washington Post紙が報じた。テクノロジーのネガティブな側面への懸念、とくにその依存症的/中毒的な性質を取り上げた記事だ。Googleはすでに、子どものデバイスを管理するFamily Linkというツールを提供している。これはアプリへのアクセスをコントロールしたり、時間制限を設定したり、夜間の使用不能を設定したりできる。AmazonのFireタブレットも強力なペアレンタルコントロールを提供しているし、Appleも今年後半にはiOSのペアレンタルコントロールを強化するようだ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa