自宅エクササイズのPelotonがAndroid TVアプリをリリース

米国内のジムが軒並み休業している中、自宅でエクササイズを可能にするPelotonのような会社に、予期していなかったような好機が訪れている。このオンライン・フィットネスの会社は、新規の顧客を獲得することを見込んで、プラットフォームのサポートを充実させている。米国時間4月2日には、何百万台というスマートTVが採用するOS,Android TV用のアプリをリリースすることを発表した。

Pelotonは先月、新型コロナのパンデミックに対応して、月額12.99ドル(約1400円)のエクササイズアプリの無料トライアル期間を、30日から90日に延長すると発表した。Pelotonも、ウイルスの影響を受けていないわけではない。先月、同社はビジターに対してスタジオを閉鎖し、インストラクターだけでクラスを開催することにした。また、オンラインのバイクとルームランナーの宅配事業を休止している。

Pelotonは、これまでもFire TV、Chromecast、AirPlayをサポートしていることを宣伝してきたが、今回のアプリの追加により、ほとんどの新しいスマートTVのユーザー向けサポートも加わることになる。アプリは、すでにAndroid TVのGoogle Playストアで入手可能となっている。

すでにPelotonのユーザーで、Android TVの画面にエクササイズを表示しようと考えている人は、知っておくべきことがある。このアプリは、心拍数モニターや、Peloton製以外のバイクのケイデンスセンサーなど、Bluetooth接続による外部センサーをサポートしていない。また同社は、最高のパフォーマンスを得るためには、Android 6以降でアプリを実行することを勧めている。

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(翻訳:Fumihiko Shibata)

グーグルはAndroid TVにデータ量節約機能を導入

Google(グーグル)は米国時間9月17日、Android TVにいくつかの新機能を導入することを発表した。特に、モバイルデバイスを利用したアクセスポイント経由で、大きなテレビをインターネットに接続しているユーザーにとってメリットが大きい機能がある。その機能は、GoogleのNext Billion Usersチームによって開発されたもの。最初にインドのユーザーに公開され、順次他の国々でも利用可能になる、と同社は述べた。

9月19日にニューデリーで開かれる予定の年次イベントでも、いくつかの発表があるはずだが、それに先立ってGoogleは、数百万人のユーザーが直面している問題を特定し、それに対処したことを明らかにした。その問題とは、Google TVがWi-Fiや有線のイーサネットを利用してインターネットに接続されていないことだという。

こうしたユーザーは、スマートフォンまたはタブレット上で作成したWi-Fiアクセスポイント(LAN)によってインターネットに接続している。「しかし、それには問題があります」と、GoogleのNext Billion Usersチームのプロダクトマネージャー、Joris van Mens氏はブログ記事に書いている。「モバイルデータ通信でHDTVを視聴すると、あっという間にデータプランの日毎の上限に達してしまうことになりかねません」。

この問題に対処するため、GoogleはAndroid TVに「データセーバー」と呼ばれる機能を導入する。モバイルデータ通信のデータ使用量を、最高で1/3にまで削減し、ユーザーが最長3倍だけ長くAndroid TVのコンテンツを観ることができるようにする、というもの。また、同時に「データアラート」機能も導入して、ユーザーがテレビを観るために消費したデータ量をより分かりやすく表示できるようにもする。

このデータセーバーはオプション機能として提供される

他にも、「ホットスポットガイド」と呼ばれる機能が追加される。これは、ユーザーがモバイルデバイスのアクセスポイントを使えるようにテレビを設定するためのガイドだ。さらに、Googleが導入しようとしている機能の中には、デバイス内に保存してあるビデオファイルを、「ファイル」アプリからAndroid TVにキャストするものもある。この場合、インターネットのデータは消費しない。「ファイル」は、Googleが2年前に導入したアプリで、ユーザーが簡単にデバイス内のファイルを整理できるようにするもの。同社は先月、ファイルアプリが、1億人以上のユーザーを獲得したことを明かした。

以上の4つの機能は、まずはXiaomi、TCL、Marq by FlipkartといったメーカーのAndroid TVデバイスから実装され始めるという。またこれらの機能は、近いうちに全世界に向けて展開される予定だということだ。

バンガロールで9月17日に開かれたイベントで、Xiaomiは、NetflixとAmazonプライム・ビデオをサポートする新しいAndroid TVのラインナップを発表した。この中国の大手家電メーカーは、インドではトップのスマートフォンベンダーでもある。同社は、新しいAndroid TVモデルが、Googleのデータセーバー機能をサポートすることを明らかにした。

今週の後半にGoogleは、毎年開催されるGoogle for Indiaイベントで、決済アプリや、その他のサービスなど、いろいろな発表を行う予定となっている。インドの新聞、The Economic Timesは、それらの発表の中には、求人情報アプリKormoも含まれていると、今週になって報じた。現在は、インド内の選択された発展途上市場でのみ利用可能となっているものだ。

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(翻訳:Fumihiko Shibata)

朗報! YouTubeがFire TVに、AmazonプライムビデオがChromecastとAndroid TVに相互乗り入れ

なんであれ皆が小異を捨て、力を合わせてサービスを改善するのはいいことだ。競争が激しいことで知られるテクノロジー業界にちょうどそういう珍しい現象が起きた。ストリーミングビジネスで冷戦状態が続いていたGoogleとAmazonだが、 YouTubeがFire TV、プライムビデオがChromecastとAndroid TVにやって来ることが発表された。

Amazonnの各種第2世代Fireテレビ、Fire TV Stick、Fire TV Stick 4K、Fire TV Cube、Fire TV Stick Basic Editionに加えてサードパーティーのメーカーがFire TV機能を内蔵したスマートテレビが全世界9で正式にYouTubeアプリのサポートを開始する。AmazonはYouTubeをサポートするハードウェアをさらに拡大する計画だ。YouTube TV、YouTube Kidsも近くAmazon Fire TVでサポートされる。

Google側ではGoogle自身のChromecastデバイスに加えてChromecast、Android TV機能を内蔵するサードパーティーのスマートテレビがプライムビデオをサポートする。さらにChromecast Ultraのオーナーは追加料金を支払うことなく、Prime Videoの4000本のビデオを見ることができる。これは今までAmazonプライムのメンバーだけの特典だった。

現在すでに一部のAndroid TVデバイスではプライムビデオを見ることができるが、今後はサポートするデバイスが拡大される。

このストリーミングの相互乗り入れは以前から要望されていた。正確にいえば何年も前からだ。しかし両社の小競り合いは最近まで続いていたが、この5月には消費者の便益を優先していさかいを棚上げすることに合意したという発表が行われた。今回の進展は5月の合意が実行に移された結果だ。

ストリーミングよ、永遠なれ。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook

見逃し番組配信アプリ「TVer」のテレビ版が登場、ソニーのブラビアやFire TVで視聴できる

民放公式テレビポータルの「TVer」(ティーバー)は4月8日、「TVerテレビアプリ」を4月15日に公開することを発表した。これにより、家庭用テレビで民放各局のドラマやバラエティーといった番組を好きな日時に楽しめるようになる。アプリは無料でダウンロードでき、利用料もかからない。

対応するのはAndroid TVとFire TVで、Apple TVには非対応。具体的な対応機種は、2015年以降に発売されたAndroid TV機能を搭載するソニーのブラビアとAmazon Fire TVシリーズとなる。

「TVer」は、在京民放5社の日本テレビ、テレビ朝日、TBSテレビ、テレビ東京、フジテレビが共同運営するテレビ番組のネット配信アプリ、現在は在阪民放5社の毎日放送、朝日放送テレビ、テレビ大阪、関西テレビ、読売テレビを含めた10社が参加しており、約200番組を広告付きで無償配信している。

日本のテレビ局は欧米に比べるとネット配信においては後手に回っており、これまで視聴者が見たいときに見られるという環境をあまり整えてこなかった。ネット前提の時代にもかかわらず、注目スポーツの中継をライブ放映せずに、ゴールデンタイムに録画放映するという暴挙に出る局もある。

これまでTVerは、スマートフォンやタブレット端末では専用アプリ(iOSAndroid)で、PCではウェブサイト経由で視聴できたが、今回のAndroid TVやFire TVへの対応で、リビングにいながら家族や友人と見逃したテレビ番組を好きな時間に視聴する環境が整ったことは一歩前進だ。

Apple TV+

残念なのはApple TVのtvOS用アプリが配布されない点。アップルは、今秋に日本を含む世界各国で「Apple TV+」アプリの配布を予定しているので、ぜひともTVerのtvOS版の配布、もしくはApple TV+アプリ内のサービスとして対応してほしいところだ。ちなみに、TverだけでなくApple TV+アプリの対応機種に入っているFire TVは、国内で今後さらに存在感が高まるだろう。

Google、Nexux Playerを静かに終了

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Nexus Playerは、誰も買わなかった最高のTVメディアプレーヤーもしれない。GoogleとAsusは、去る2014年11月にNexus Playerを発売した。それは初期Android TVデバイスの一つであり、十二分によくできた製品だった。

しかし、Googleの後押しがあったにもかかわらず、主流製品として成功したとは言えなかった ― Chromecastと比べるとなおのこと。

他のNexus製品と同じく、GoogleはこれでOEMにAndroidプラットフォームで何ができるかを見せたかった。それはAndroid TVの代表的製品だった。ライバルは、Apple TV、Amazon Fire TV、および他のAndroid TVデバイス等だ。

私は数ヵ月間使っていたが、Netflixの番組やYouTubeビデオを見るすばらしい方法であり、スマートフォンのYouTubeアプリからビデオを操作したり、コンテンツを送ることができ。その後私は最新のApple TVに乗り換えた。

しかしこれは、Android TVがなくなるという意味ではない。Googleは今もTV OSのアップデートを続けている。そして、Android TV OSを塔載した新デバイスは次々と発売されている。

SonyのスマートTVでは、Android TVが動いている。Nvidia Shieldは、Android TVにできることの限界に挑戦している。フランスのISP、例えばFreeとBouygues Telecomは、顧客にAndroid TVのセットトップボックスを配っている。そしてXiaomiはごく最近、Mi TVを発表した ― この製品は4K Nexus Playerと同等の機能を持つ。

GoogleはNexus Playerをウェブサイトで売るのをやめたが、小売店には商品を引き上げるように言っていないので、あちこちで商品を見かける。Best BuysやTarget等の店にはまだいくつか残っているかもしれないが、それが最後の出荷分だ。

Via: The Verge

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

Google、ゲームデベロッパー向けの新しいアナリティクス、広告ツールを発表

今日(米国時間3/3)、GoogleはAndroidのゲーム・デベロッパー向けの新しいツールをいくつか 発表した。 これにはプレイヤーのゲーム中の行動を詳しくモニターできる新しいアナリティクス・ツールが含まれている。またAdMobプラットフォームを利用した新しい収益化手段も提供された。同時に最近生まれたGoogle版スマートテレビのAndroid TVにゲーム用のNearby Connections APIをリリースした。

アナリティクス・ツールはPlayer Analyticsと呼ばれ、数週間以内に公開される。この新しいツールはユーザーのプレイ時間やchurn rate(有料サービスの解約率)などを追跡することができる。またユーザー当たり平均売上やセッション数を計算する機能もある。Googleによれば、人気ミニゲームのBombSquadはこのツールをテストし、収集したデータを用いて売上のユーザー単価を倍増させることに成功したという。もっとも、Googleが売上の増加に失敗した例をPRに使うはずはないが。

ゲームのマネタイズに関しては、 Googleはネイティブ広告、ハウス広告に加えてaudience builderというツールを発表した。メディアの世界でもネーティブ広告が次第に普及してきたが、Googleはこれをゲーム市場にも応用しようと考えている。こうした新しいフォーマットの広告はゲームのビジュアルにマッチするようデザインされる。つまりプレイヤーは一見しただけでは広告と気づかない(これがネイティブ広告の大きなメリット。われわれは長年培われた習慣で広告と分かれば自動的に無視してしまう)。ネイティブ広告は現在ベータテスト中だ。

次のハウス広告はデベロッパーがゲーム中でアプリ内購入を促す広告だ。アプリ内購入に関して有望なユーザーをAdMobが選別する。デベロッパーはこの情報に基いてカスタマイズされたアプリ内有料アイテムの広告を表示する。ハウス広告もベータテスト中だが、数週間以内に全てのAdMobユーザーに公開される予定だ。

最後の新機能はAudience Builderと呼ばれ、ゲームの新たなユーザーを発見するツールだ。Googleによれば、「AdMobがプレイヤーの行動を分析し、デベロッパーに潜在的顧客のリストを作成する」のだという。 デベロッパーはこの情報に基いて別のゲームをこうしたユーザー向けにカスタマイズし、プロモーションを行うことができる。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook <A href=


Google TVのデベロッパサポートを終了してGoogleはAndroid TVへ全面移行

Google TVのずるずる引きずったさよならもやっと終わりに到達し、今日(米国時間1/6)Googleは、その後継者であるAndroid TVのローンチを機にGTVのサポートを終了する、と発表した

Googleは声明文の中で、既存のGoogle TVデバイスとアプリは今後も動作するが、Google TVデバイスのごく一部はAndroid TVにアップグレードされ、そのほかの多くのGoogle TVデバイスは新たなプラットホームをサポートしない、と言っている。この春にはSonyとSharpとPhilipsからAndroid TV内蔵のテレビが発売されるので、それを買ってください、ということだ。

Google TVのデベロッパリソースはもはや提供されないが、Googleは、Android TVとChromeCast対応機への移行はきわめて容易である、とゴリ押し的に言っている。

Google TVがローンチしたのは2010年だが、ユーザ数は一貫して少なかった。その理由の一端としてHulu Plusなどのストリーミング屋さんが、テレビの独自の有料ストリーミングサービスに固執したことが挙げられる。Android TVもその成功を左右するのはデベロッパたちからの支持と、十分な数のOEMが存在することだが、ストリーミングビデオアプリを内蔵、ゲームをサポート、Google Playのいろんな(有料/無料)コンテンツへのアクセスなど、GTVになかった魅力もいくつかある

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


GoogleのスマートテレビはAndroid TVで前よりずっとスマートになった

Googleのテレビに関する野望は、今週発表のNexus Playerで“テイクツー”を迎えた。Android TVはセットトップのストリーミングデバイスで使われるが、重要なのはハードウェアよりもソフトウェアだ。Googleはそのソフトウェア、すなわちメディアプラットホームを、テレビ受像機やそのほかのメーカーのセットトップボックスに内蔵させることによって、モバイル市場を制覇した実力をスマートテレビでも再現しようとしているからだ。ぼくはすでにGoogle TVで試してみたが、この第二波は前よりもずっとお利口だし、これまで同社が、モバイルのOTTソフトウェア市場の進化とそれへの参加から学んだことが、十二分に生かされている。

ぼくは、まだ幼児期とはいえAndroid TVが大好きで、特定のプレーヤーつまりNexus Playerは不出来でAndroid TVの評価にも影響したとは思うが、基本的にソフトウェアはまだその表面的な部分しか知られていない。サードパーティがいろんなサポートをするようになって、真価が現れてくるだろう。生まれたばかりの今でさえ、Chromecastデバイスとして使えることはスグレモノだ。

さまざまなソフトウェア機能も、よくできている。とくにGoogleがシンプルであることにこだわったのが、最大の強みだ。リーンバックのインタフェイスを、今のモバイルデバイスみたいに複雑高度にしたって、意味ないからね。

Android TVはいわゆるソフト(==コンテンツ)でも、すでにこのビデオに見られるよりは充実している。テレビ受像機のメーカーをはじめ、今後ハードウェアパートナーが増えれば、デベロッパたちも無視できなくなる。でも今のところは、上のビデオを見て、Googleのテレビ進出の第二ラウンドがどんな結果になるか、ご自分で占うのもおもしろいだろう。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


インターネットテレビの総据え付け台数は10億台、2018には20億、Googleは二股デバイスAndroid TVで市場支配をねらう

Strategy Analyticsによる最近の調査報告によると、インターネットテレビの世界中の据え付け総台数は今や10億台を超えている。ここでの‘インターネットテレビ’という用語は、狭義の、インターネット接続機能のあるテレビ受像機だけでなく、Apple TVのようなセットトップボックスや、インターネットに接続するゲーム機やブルーレイプレーヤーなどもカバーしている。この総台数は4年後の2018年には倍増して20億台に達し、いわゆるスマートテレビが最も多い利用デバイスとなる。

セットトップボックスも成長を引っ張る。そしてGoogleが発表したAndroid TVは、テレビメーカーによる受像機内蔵と、消費者が利用するセットトップボックスの両カテゴリにまたがる。Googleは数年前に発表したGoogle TVがインターネットテレビの初挑戦で、今回は二度目だ。Google TVはSonyなども製品化したが、消費者の反応は鈍かった。そこでインターネットテレビのコンセプトをゼロから再検討したプロダクトが、Android TVだ。

Android TVはコンテンツを最優先し、YouTube、Netflixなどなどお好みのコンテンツプラットホームへのアクセスを消費者に提供する。アプリは二の次三の次となり、ゲームはあくまでもコンテンツの一環となる。しかしAndroid TVが他製品との競合上いちばん意識しているのは、インタフェイスの単純化と、これまでのテレビ受像機と変わらない安易で怠惰な使い方をそのまま温存することだ。

Strategy Analyticsの調査報告では、今のマーケットリーダーはApple TVで、2013年のマーケットシェアが約35%だ。GoogleとRokuが共に10%台だが、報告書は今後のGoogleの伸びを予想している。それはChromecastの成功と、この秋RazerやAsusから出るAndroid TVのボックスがもたらすであろう成長によるものだ。ただし、気軽に買えるお値段であることも重要だが。

結局のところGoogleはGoogle TVとChromecastから多くを学び、学んだことをAndroid TVにつぎ込んだのだ。今後数年間で上げ潮に乗れるかどうかは、価格と使いやすさ、この二点にかかっている。なんか、新しいテレビを買ったらAndroid TVもあった、というインストール努力ゼロの形が、いちばん理想的だ。 Chromecastの人気の原因も、その使い方の簡単さにある。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


Google、Android TVを発売か(The Verge報道)

Googleは、もう一つ別のスマートTV製品を計画しているらしい。The Vergeが報じた。

このセットトップボックスは、同社の以前からの取り組みであるGoogle TVほど野心的ではなく、使いやすいものらしい。The Vergeが入手したとされるGoogle文書には、「Android TVは、エンターテイメント・インターフェースであり、コンピューティング・プラットフォームではない」と書かれている。

その狙いは、ユーザーにエンターテイメント系コンテンツや、軽量アプリを使うためのシンプルなUIを与えることにある。最も特徴的、と思われるも機能はリコメンデーション・システムで、電源を入れた直後、ユーザーにお薦めコンテンツが表示される。

発売日についての詳細情報はないが、文書によるとGoogleは現在Android TV向けアプリを開発するデベロッパーを募集しているらしい。これらの計画が、これもGoogleのTVプラットフォーム構築の取り組みの一つである、Google Chromecastに影響を与えることはなさそうだ。
このニュースが報じられたのは、Amazonが独自のデバイス、Fire TVを発表してから間もない時だった。

Googleに確認のメールを送ったので、情報が入り次第続報する予定だ。

[image via Flickr/Rob Bulmahn]

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook