ハードウェア・バトルフィールド第4回の競争は非常に厳しかった。13組の驚くほど優れたハードウェア・スタートアップが、誰もが欲しがるメタルマン・トロフィーの獲得を目指して競いあった。
参加チームはSands Expoのステージで複数グループの審査員を前にして発表するという、非常に特別なCES体験を味わった。スタートアップたちは5万ドルの賞金とハードウェアバトルフィールド勝者の名を賭けて戦った。
慎重な審査を重ねた結果ファイナリスト4組が決定した。妊婦のためのウェアラブル機器、 Bloomlife、建築現場のためのスマート・センサー、Pillar、衣類に電子センサーを織り込む、Siren Care、および錠剤識別装置のStratioの4つだ。
この4組が、最終審査団の前でデモを行うフィナーレへの切符を把んだ。審査員は、CyPhy Worksファウンダー・CTOのHelen Greiner、米国特許商標庁審査官、Michelle K. Lee、Intel Capitalのプレジデント、Wendell Brooks、およびTechCrunchシニアエディターのMatt Burnsが務めた。
TechCrunch Disrupt NYのスタートアップ・バトルフィールドは来月申し込み受付を開始する。本誌のスタートアップ・バトルフィールド・ページで詳細を読んで無料申し込みしよう。
それでは、TechCrunchハードウェア・バトルフィールド2017の勝者を発表する。
最優秀賞:Siren Care
Siren Careは人の健康状態をモニターするために、衣服に電子センサーを織り込む。最初の製品は糖尿病患者のために足の温度変化を追跡する靴下で、不調が始まったことをいち早く検知して医者に診断してもらうのに役立つ。
Siren Careを紹介した本誌記事に詳しく書かれている。
次点:Bloomlife
Bloomlifeは、妊婦のためのウェアラブル機器で、妊婦が陣痛の状態を追跡しやすくする。今後はデータの種類を増やし、妊娠中に身体が発する様々な信号を妊婦が理解するのを助ける。
詳細はBloomlifeの本誌個別記事で読まれたい。
[原文へ]
(翻訳:Nob Takahashi / facebook)