Twitter、迷惑行為を警察などに通知しやすくする報告書配信オプションを実装

Twitterは昨年末、Twitter上での暴言や脅しなどの嫌がらせに対応するための仕組みの充実に乗り出した。そして今回、対策を一歩進めて、嫌がらせを受けた利用者が警察などの法執行機関に対応を依頼しやすくするためのツールを実装した。

新しい機能は「手軽に利用する」ものではない。また、Twitter上での操作により、直ちに警察に通報するようなものでもない。Twitterに嫌がらせ行為などについてレポートする場合に、オプションがひとつ追加されることとなったのだ。すなわち、Twitterに対する報告処理の最終画面に、報告書のコピーを受信するための仕組みが追加されたのだ。

報告書のコピーを受信することにすると、Twitterから嫌がらせツイートの本文およびURL、およびツイートした相手のユーザー名、発言された時刻などの情報がメールで送られてくる。このメールには被害を受けた側のアカウント情報も含まれる。Twitterからの公式アナウンスはこちらのブログにある。

送られてくるメールの末尾にはTwitterの「捜査当局向けガイドライン」へのリンクが記載されている。このページには非公開アカウントの情報をTwitterに請求する仕方なども記されている。

「暴力に訴える旨の脅しなどについても、厳格に対処したいと考えています。適切であると判断すれば、関連アカウントの停止措置などを行います。但し、身体に危害が及ぶ可能性などを感じるようなケースでは、警察などに通報することを強くおすすめします」と、Twitterは言っている。「Twitterは、脅迫行為に関連する情報をまとめたレポートをお渡しします。そのレポートを警察に提示することにより、的確なアクションを迅速に行えるようにと考えています」。

Twitterでは匿名アカウントも認められており、これまでにも暴言や脅しをなくすためのさまざまな行動がとられている。先にも触れた通り、12月にも対策が強化されている。その際には他の利用者をブロックする仕組みに改良が加えられたり、迷惑行為の報告に対するレスポンスタイムの短縮を行なっていた。

また2月には、いやがらせ常習者の電話番号を入手して対応を行うというプランも発表された。もちろん迷惑行為を行う側は、簡単に登録された電話番号と紐付いていないアカウントを新たに作ることができ、対策としては不十分なものではある。さらに新規アカウントの登録時、電話番号の入力は必須ともなっていない。ただ、これらの方針について、今月頭くらいから対策の強化が行われているようではある。たとえば、匿名ブラウザであるTorの利用者に対してはアカウント作成時に電話番号入力う必須にするというようなこともあったらしい(Twitterによると、必ずしもこれは事実ではないらしい。Twitterとしては、さまざまな情報から判断して利用者の振る舞いがスパマー風であると判断した際に、電話番号の入力を必須としてもとめていたとのこと)。

Twitterはずっと迷惑行為に悩まされてきた。CEOのDick Costoloも、この件が成長の障害になっているという認識を示している。年初にリークされた内部メールでもCostoloは「Twitterは迷惑行為に対して適切に行動できておらず、しかもこれまでずっとそうだった」というようなことを発言している。「我々の対応力不足については世界中の人が指摘している。おかげで迷惑行為を受けた利用者がつぎつぎにTwitterを去るという事態になってしまった」と言っていた。

Twitterの迷惑行為に対する対応は、つい最近まで後手に回ることが多かったといって良いだろう。しかし有名人が被害を受けることで広く話題にのぼることともなり、Twitter側の対応が加速したようだ。たとえば#gamergate問題もあったし、ロビン・ウィリアムスの死後、氏の娘に対する嫌がらせ行為がはびこったこともあった。

Twitterによれば、メールによるレポート受信オプションは、全ユーザーに対して徐々に適用していくとのことだ。

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(翻訳:Maeda, H


Torのユーザは新しいTwitterアカウントを取得するとき電話番号を提供する必要がある

Twitterが先週発表した計画では、迷惑ユーザの本人性をモバイルの電話番号で同定する。この計画の一環として、匿名WebブラウザTorのユーザも、Twitterの新しいアカウントを取得するときは電場番号を提供しなければならないことになった。

これまでTwitterでは、電話番号の提供はオプションだったが、新たなセキュリティシステムでは、アカウントを停止した常連トロルのアカウント再取得を防止するために電話番号でその本人性をチェックする。パスワードやIDでは本人性を確認できないが、電話番号なら…、というわけだ。

Torから新たにアカウントを取得する者は、電話番号がTwitterのデータベースに直ちに記録される。新しいアカウント登録プロセスでは、そうなるのだ。

この問題に最初に言及したのはTwitterだが、下図のように、本誌でも確認できた:

GoogleのChromeブラウザからなら、メールアドレスだけで新しいTwitterアカウントを取得できた。Torで同じことをやってみると、電場番号の提供とSMSによる確認を求められる。

今Twitterにコメントを求めているが、まだ何も得られていない。

Torの、ユーザの本当のIPアドレスを隠す機能が、トロルの温床だとTwitterは見ているのだろうか。それとも、また新しい登録方法を考えついて、それをテストしているのだろうか。

しかしTorは、一部に悪評はあるものの、基本的には不法行為のための道具ではない。その、他のブラウザにないセキュリティ機能は、人権活動家や犯罪防止活動家など、いろんな合法的目的で使われている。一律に電話番号の提供を要求すると、彼らが必要とする匿名性がリスクにさらされる。

またプライバシーの問題だけでなく、Twitterなど一般的なソーシャルネットワークがブロックされている国などでは、Torが重要なアクセスポイントになる。昨年のトルコが、その好例だ(下図)。

トルコ政府(など)が、気に食わないやつのTwitterアカウントを閉鎖したとき、Torに関する今回の新しいユーザ登録プロセスは、検閲されたユーザがTwitterに再加入しようとしたとき、厄介な問題を引き起こす可能性がある(ユーザに対する政府の検閲が持続/再発しているのなら)。

〔訳注: Torは今年のredditの寄付対象団体でもある。〕

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa


Twitter、撮影&シェアしたビデオをサイトにエンベッドする機能を追加

TwitterがTwitter上で公開したビデオを他サイトに埋め込む機能を実装した。これによりTwitterは、アプリケーション内でビデオ撮影から投稿、そして他サイトへの埋め込みまでを行うことができるようになったわけだ。

ツイートを表示しているところで「…」と表示されているメニューの「動画を埋め込む」をクリックすると、そのビデオを埋め込むためのHTMLコードが表示されるようになる。これをコピーしてHTML編集画面ないしCMSで用意されている入力画面にペーストすれば作業は完了だ。試しに1本、埋め込んでみる。

お気づきのように、ビデオはTwitterのネイティブラッパー内で表示されるようになっている。タイムラインバーなどのコントロールメニューもあり、Twitterのロゴボタンをクリックすると、投稿者のプロフィール画像およびフォローボタンと並んで、ビデオがシェアされたオリジナルのツイートが表示されるようになっている。お気に入りのビデオがあれば、ビデオを表示したままでフォローすることもできるわけだ。

Twitterは少し前からアプリケーション内でビデオ撮影ないし公開ができるようにしたいる。今度は、そのビデオを見た人がより積極的にTwitterに参加してくれるようになることを狙っているわけだ。

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(翻訳:Maeda, H


ISISの支持者たちがTwitterのJack Dorseyらを殺すと脅迫

ISISを支持する人たちが、JustPaste.itにポストした投稿で、Twitterの社員を殺すと脅している。それはTwitterが、このテロリスト集団に関連したアカウントを削除したからだ。そのポストの画像では、Twitterの協同ファウンダJack Dorseyの顔の上に十字線(銃の標的)がある。

アラビア語で書かれているこのポストを最初に報じたBuzzFeedは、“DorseyとTwitterの社員がカリフの兵士たちと、あなたたちの中にもいる支持者の標的になった”、と書いている。

これを投稿した人びとが実際にどういう人たちか、まだそれは分からないが、Twitterは真剣に受け止めている。同社はBuzzFeedで、“弊社のセキュリティチームは関連の法執行機関の人びとと共に、これらの脅しの信憑性を調べている”、と声明している。同じ声明が、本誌TechCrunchにも寄せられた。

Twitterのサービス規約は、“人びとの反感を喚ぶかもしれない”コンテンツをポストすることを認めているが、“ただし他人に対する直接的な暴力の脅迫”は許容しない、としている。また同社はイギリス政府と協力して 同国のテロ関連法に違反しているコンテンツは削除している。

しかしISIS関連のコンテンツをブロックしているのはTwitterだけではないから、Twitterだけが名指しされている理由が分からない。YouTubeもイギリス政府と協力してISISによる人質の殺害動画を取り下げている。Facebookも、ヨルダンのパイロットMuadh al-Kasasbehがいけにえにされるビデオを削除した。

6月にイラク政府は、インターネット上のソーシャルメディアがISISの宣伝メディアとして利用されることを防ぐために、FacebookとYouTubeとTwitterへのアクセスを制限しようとした。でも全世界的なブロックは不可能だから、取締りはなかなか難しい。

彼らはコンテンツ本体だけでなく、それらを指すリンクを広めることもできる(今回のTwitterへの脅しもそうだった)。とりわけ、JustPaste.itのようなサイトは、匿名の投稿も認めている。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa


Twitteが常連トロルの取締りを強化、電話番号で本人を同定

Twitterにはトロルという問題がある。CEOもそのことをよく知っている。そこで同社はこれから、ユーザを暴言や脅しなどから守るための対策に乗り出す。

Twitterが今日まず発表した対策は、ユーザの安全性に関わる懸念を報告するプロセスを拡張し、またいやがらせの常習犯が新しいアカウントを作るのを、電話番号を利用して防ぐことだ。

The Vergeの記事によると、Twitterはこれまでに分かっているトロルたちの、電話番号の調査を開始する。これまでは、Twitterが彼らのアカウントを閉鎖してもすぐに新しいアカウントを作られて、いやがらせが再開していた。電話番号が分かれば、彼らのアカウント再取得の試みを摘出できる。そして最終的には、彼らのしつこい行為を排除できるだろう。

Twitterの現在のアカウントは、電話番号の記載がオプションだ。でもThe Vergeによると、誰かにいやがらせをしているユーザを見つけたら、そのアカウントを一時的に停止し、電話番号の提供を求める。電話番号およびアカウントの登録に使ったメールアドレスが、Twitterが作成したブラックリストに載っていれば、アカウント取得を拒否する。トロルは停止されたアカウントを捨てて、電話番号を提供せずに新しいアカウントを持てるから、それは完璧なソリューションとは言えない。でも、とりあえず対策の第一歩とは言える。

またTwitterは昨年から、これまでは被害者だけにできた暴言の報告を、目撃者でもできるようにした。そしてこれからは、その方式を、自傷行為やなりすまし、個人情報の公開などにも適用する。

同社はセキュリティを強化するため、サポートチームの人数をこれまでの三倍にした。とりわけ、Twitterによると、当事者以外でも暴言を指摘できるようになってから、報告の量が従来の五倍になった。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


Kickstarter、2時間のダウンはPebbleのせいではないと発表

Kickstarterは、今日(米国時間2/25)発生した約2時間にわたるシステム停止は、記録更新中のPebbleスマートウォッチへの支援による巨大トラフィックとは無関係であると発表した。同社広報担当者によると、サイトがダウンしたのは単なる偶然であるが、昨日がKickstarterにとって「過去最大のトラフィック」であったと話した。

同社は今日の東海岸時刻正午付近、サイトの問題をツイートで正式に認めた。Twitter上では多くのユーザーが、人気クラウドファンディングサイトが反応せず、kickstarter.comドメインを訪問すると、”503 Service Unavailable” ページが表示されると苦情を訴えていた。

本誌が見た最も人気の高かった説は、前日からのPebble支援者によるトラフィック負荷にサービスが耐えられなかったというもので、CNBCを含む複数のニュースサイトさえそれをほのめかしていた。

ご存じない方のために書いておくと ― スマートウォッチメーカーのPebbleは、昨日新しいハードウェアをひっさげてKickstarterに帰ってきた。Pebble Timeは、同社の旗鑑スマートウォッチの薄型軽量版で、カラーEインク画面、省電力、音声制御を備え、アプリでは通知機能を中心に据えた。

この新しいウォッチへの反応を熱狂的と呼ぶのは控え目すぎる。

Pebbleは目標の50万ドルをわずか17分で達成した。キャンペーン開始9時間後には、650万ドルを集め、調達金額歴代トップ5プロジェクトに名を連ねた。ちなみに他のキャンペーンは1ヵ月以上かかってそれぞれの記録を達成した ― Pebbleのように1日以内ではなかった。

今日、本稿執筆時点で、Pebbleはクラウドファンディングの金額を930万ドルまで伸ばし、今も刻々と上昇を続けている。

Kickstarterのウェブサイトは、EST 2 pmすぎに通常運用に戻った。同社のツイートおよびKickstarterステータスページによる。

現在同社はシステム停止の詳しい原因について詳細を語っておらず、エンジニアらは今も「集中」しており、Pebbleのキャンペーンとは無関係であるとだけ言っている。トラフィックの嵐だった火曜日のシステム性能は安定していたという。

Kickstarterは、この種の出来事のあと、同社エンジニアリング・ブログで事後分析を行う場合があるが、今日それがあるかどうかは不明だ。情報が入り次第続報する予定だ。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook


Twitter、やっと公式WordPressプラグインをリリース―ツイート・ボタンの設置などが可能に

こちらを見ればわかるが、WordPress向けのTwitterプラグインはすでに山のように出まわっている。

ところがローンチ以来9年もたつというのに、TwitterはWordPressとTwitterの連携を図るプラグインを作らなかった。それが今日(米国時間2/25)やっと変わった。

TechCrunchの読者であればWordpressとTwitterがどんなものか知っていると思うのでその説明は省く。

WordPressプラグインのデフォールトの機能は以下のとおり。

  • WordPressを利用して作成された記事内に、その記事についてワンクリックでツイートできるボタンを設置する
  • 記事内へのツイートのエンベッドのカスタマイズ。サイトのデザインに合わせてカラースキームを変更できる。また「明るい」、「暗い」を選択できる
  • Twitterで記事を共有する際にTwitter Cardsを自動的に作成
  • 記事内にフォローボタンを設置する
  • WordPressブログについてTwitterで広告キャンペーンを行っている場合、コンバージョン結果をモニタする

もし読者がすでにサードパーティーのWordPressプラグインを利用している場合、公式プラグインには特にメリットを感じないかもしれない。それどころかこの公式プラグインよりずっと多機能なプラグインも存在する。

一見したところ、今回の公式プラグインに欠けていると感じる機能の一つは、WordPressブログ内への運営者のTwitterフィードのエンベッド、少なくとも最近の何回かのツイートのエンベッドだ。個別のツイートはもちろんエンベッドできるが、フィードのエンベッドはできないようだ。すくなくともTwitter側からの説明はない。フィードのエンベッドはサードパーティーのWordPressプラグインでもっとも人気のある機能の一つだ。

とはいえ、この公式プラグインで基本的な連携はできるし、インストールも簡単だ。公式プラグインなら、便利に使っていたがある日突然運用を停止されて慌てるなどということはない。

公式プラグインのダウンロードはこちらから。WordPressによると、初日ですでに15万8000回のダウンロードがあったという。

画像: Bryce Durbin

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+


Twitterの「While You Were Away」、iOS版に続きAndroid版にも登場

iOSアプリケーションに登場して1ヶ月、「While You Were Away」(見逃した重要なツイートを再提示する機能)がAndroid版にもやってきた

Twitterが「While You Were Away」の機能を最初にテストし始めたのは昨年秋のことだった。コミュニケーションの「リアルタイム性」で人気を集めてきたTwitterとしては、かなり思い切った変更であると見ることもできる。「While You Were Away」では、見逃したツイートをすべて遡って表示するわけではなく、ツイートの人気具合などから「ベストツイート」を選んで表示するものだ。重要であると見做されたツイートは、アプリケーションを開いた際トップに表示されることとなる。最新のツイートをリアルタイムに見たいと思っている人にとっては、邪魔モノとなるケースもあるかもしれない。

Twitterのアナウンスに対する反応を見てみれば、フィードを汚すものであり、最新のツイートを見るまでに無駄な労力を強いるものであるという意見も多いようだ。TwitterをFacebook風にしてしまうものだという反対意見もある様子。

ただし「While You Were Away」機能をオフにすることはできないが、「リアルタイム性」を云々するヘビーユーザーには表示されないものなので、実際上の問題は少ないのかもしれない。Twitterアプリケーションを「たまに」開いてみるような利用者が、この「While You Were Away」の想定利用者であるわけだ。

TechCrunchのAnthony Haが書いていたように、フィードをあまりチェックしておらずアプリケーションを起動したときやウェブを覗いたときに話が見えなくて困るというような利用者には、便利なものとして受け入れられる可能性もあるだろう(twitter.comにも「While You Were Away」の機能は実装される予定)。あまり熱心でない利用者にも有用性を示すことができれば、株価に悪影響を与えている利用者数の伸び悩みに対する解決策となることも考えられる。

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(翻訳:Maeda, H


とうとうパスワードを共有せずにチームでTwitterアカウントを運営できるようになった

チームでTwitterのアカウントを運営した経験があれば、その仕組みが最悪だということが分かる。

チーム全体で一つのパスワードを共有しなければならないのだ。つまりチームの1人が交代すると全員が新しいパスワードを覚えねばならない。チームの誰かがパスワードをポストイットに書いてノートパソコンに貼っていてアカウントが乗っ取られるかもしれない。チームアカウント運用のためのサードパーティーのサービスもあるが、そのサードパーティーが倒産したり、買収されたり、サービスを閉鎖したり、セキュリティーが破られたりするかもしれない。

Twitterがスタートして10年になるというのにこの欠陥はずっと放置されてきた。それが今、ようやく正された。

他のパワーユーザー向け機能と同様、新しいチーム・ツールもTweetDeckの一部として提供される。

使い方は以下のとおり。

  • TweetDeckをダウンロードするかアップデートして最新の状態にする。新機能は今日(米国時間2/17)、ウェブ/Chrome/Windows版がリリースされる(Macアプリはまだリリースされない)。
  • メインのパスワードを管理するアカウントマネージャーを決める。このパスワードはアカウントマネージャー以外には秘密にされる。もしすでにチーム・メンバーとパスワードを共有している場合は、アカウントマネージャーは直ちにパスワードを変更する必要がある。
  • アカウントマネージャーはTweetDeckでログイン
  • 左カラムのナビゲーションから“Accounts”をクリック
  • チーム・アカウントを選択
  • 入力窓からチームメンバーを追加し、権限を設定する。 投稿者(Contributor)は ツイート、リツイート、削除、フォロー、アンフォローができる。アカウント・マネージャー(Admin)だけがチームメンバーの追加、削除ができる。
  • ユーザーがチームかが去った場合は、チームマネージャーがそのユーザーをリストから削除するだけでよい。大勢のメンバーが一斉に新しいパスワードを覚える必要はない。

ひとつだけ注意点がある。上でも述べたようにこの機能を利用するにはチーム全員がTweetDeckを使わねばならない。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+


侵入されたニューズウィーク誌Twitterアカウント、オバマ大統領一家への脅迫をツイート


NewsweekのTwitterアカウントがCyber Caliphateと名乗るグループによってハックされたようだ。

およそ20分前、NewsweekのTwitterアカウントが、DCITA(国防サイバー捜査トレーニングアカデミー)から漏洩したと思われる画像をツイートし始めた。ミシェル・オバマ大統領夫人と家族のバレンタインデーに対する脅迫ツイートも送られた。

Cyber Caliphateは比較的知られていないハッカー集団だが、ISISとつながりがあることを主張し、自らをサイバージハードと呼んでいる。画像テキストでツイートされた主要なメッセージは以下の通り。

米国とその手下たちはわれわれのシリア、イラク、およびアフガニスタンの兄弟を殺しているが、われわれはお前たちの国家サイバー安全システムを内部から破壊する。

メッセージはさらに「イスラム国は既にここにある」、ISISは「お前たちが思っているよりずっと近い」と続けている。

現在Newsweekは、アカウントの制御を取り戻した模様。

Cyber Caliphateグループは、1月末のマレーシア航空へのハッキングにも関与したと主張している。

この事件は、オバマ大統領が米国のサイバーセキュリティー防衛および捜査を強化するための新たな機関を設置しているというニュースの直後に起きた。

[IMG via BuzzFeed News Twitter]

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook


Vine、キッズセーフなコンテンツを表示するためのVine Kidsを公開中

Vineがリリースした「Vine Kids」はもう使ってみただろうか。安全なコンテンツのみを表示する、キッズフレンドリーなVineアプリケーションだ。

コンテンツは、Vineに登録される数多くの投稿からキッズフレンドリーなものを選んで表示されるようになっている。インタフェースも子供が喜びそうな具合に変更されていて、左右にスワイプするたびに新しいコンテンツが表示されるようになっていて、スクリーンをタップした際には子供の気をひきそうなサウンドが鳴るようにもなっている。

オフィシャルブログから引いておこう。

1月に入って間もない頃、オフィス内でのちょっとした会話から生まれてきたプロダクトです。同僚の1人が、2歳になる自分の娘がVineのことをとても気に入っているのだと話していたのです。その同僚が、子供向けコンテンツが表示されるようなアプリケーションがあればよいと思うと言ったのでした。その言葉をうけて、直ちに社内ハッキング大会が始まりました。日常業務を片付けたら、嬉々としてプロダクトの形を考えたりしていたのです。そのような中、一緒に開発していた2名が、このVine Kidsを生み出しました。

もちろんご存知のことと思うが、Vineとは、Twitter社の所有するビデオサービスだ。アプリケーションを使って短いループビデオを作成して投稿したり、あるいは他の人の投稿をシェアしたりすることができる。

面白そうなコンテンツを発見しやすさを考えて、Vineはこれまでもコンテンツをさまざまなチャネルに分類して整理してきてはいる。しかし、子供にふさわしくないコンテンツなどが多く投稿されていることもまた事実だ。Vineをそのまま子供に使わせていれば、どうしてもそのような不適切なコンテンツも目に入ることになる。

そのようなことを避けようと登場してきたのがVine Kidsだ。このアプリケーションを開いて子供に渡せば、子供が次々にコンテンツを表示させても安心していられるというわけだ。

Vine Kidsについては、冒頭でもリンクしたブログ記事に詳細が記されている。

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(翻訳:Maeda, H


Facebook発セレブ用ツールのMentions、アップデートしてTwitterにも投稿可能に

Facebookには「セレブ専用」である「Facebook Mentions」なるアプリケーションがあるのをご存知だろうか。昨年リリースされたもので、セレブがファンや他のセレブと交流しやすくするための機能を持っている。このMentionsに驚きの機能がついて新しいバージョンがリリースされた。セレブが利用するソーシャルツールとしては双璧をなすTwitterなどにも投稿できるようになっているのだ。

これによりMentionsを使えば、メニューから選択するだけでFacebook、Instagram、そしてTwitterにも投稿できるようになった。また投稿の削除機能もついている。Facebookに投稿する場合と同様に写真なども投稿することができる。また各ソーシャルネットワーク毎にメッセージを編集したり、あるいは投稿時に写真を最適なサイズに調整してくれる機能もついている。

さらに自分がメンションされている投稿のみでなく、特定のトピックスに関するフィードもフォローできるようになった。すなわちハッシュタグや特定の個人を指定して、そこに関する情報を集めることもできるようになっているのだ。自分個人のみでなく、自分の関係する団体やイベントについての情報も得られるようになったということだ。

この方向性は正しいものと言って良いのではないかと思う。Twitterなど他のネットワークとの連携も深め、こうした方向にさらに進化していくのであれば、セレブたちのオンラインプレゼンスの場として圧倒的な地位を築いていくことになるかもしれない。そしてセレブ利用者が増加することにより、一般の利用者も増えていくというスパイラルを狙っているのだろう。

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(翻訳:Maeda, H


Twitter、2014年Q4の収支は予測以上、ユーザー数は伸び悩み

今日(米国時間2/5)の株式市場終了後、Twitterは第4四半期の決算を報告し、1株当たり利益は0.12ドル(調整後ベース)、売上は4.79億ドルだった。同社の1株当たり利益は、調整後純利益7900万ドルに基づく。

ウォール街の予想は、1株当たり利益0.06ドル、売上4.53億ドルだった。時間外取引におけるTwitter株は、決算発表直後に下落したが、その後取り戻し現在3%以上の高値をつけている。

同社は月間アクティブユーザー数が2.88億人となり、前四半期の2.84億人から増加したことも報告した。対前年比では20%増。

Twitterは、上場以来財務状況は好調だが、サービスの中核である月間アクティブユーザー数は、一部投資家を満足させる速さでは伸びていない。同社は、様々な収益化チャネルによって、リーチを拡大していると主張している。しかしながらTwitterのユーザー数増加の鈍化は、様々な場面で株価に影響を与えている。

「一般に認められた会計原則(GAAP)」に基づくと、Twitterは同四半期に1.25億ドルの損失を出している。1年前の同期、TwitterはGAAPベースで5.11億ドルの損失だった。第4四半期末時点で、Twitterの保有現金および現金相当物は36億ドルだった。

通年では、Twitterの売上は14.03億ドル(11%増)、調整後純利益は1.01億ドル、GAAP経常損失は5.78億ドルだった。

現四半期、2015年1Qに向けてTwitterは、4.4~4.5億ドルの売上を見込んでいる。一方アナリストの予測は、調整後1株当たり利益0.04ドル、売上4.4968億ドルだ。

Twitter CEOのDick Costoloは、最近そのリーダーシップ不足について公に非難されている。今日の決算報告も、過去の語りを引きずっている:財務状況は好調だがユーザー数の伸びが低調。長期キャッシュフローは、もちろん後者の挽回にかかっている。それでも、この売上と利益の数字はCostoloに一息つかせるに違いない。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook


このグラフでTwitterの成長減速が一目瞭然

売上でも利益でもアナリストの予想を上回る好調な第4四半期決算を受けて、Twitterの株価は7%ほど上がった。しかし同時に成長が大きく減速していることもはっきりした。

前四半期にTwitterはわずか400万人の新規月間アクティブ・ユーザーしか加えることができなかった(電話会見でさらに説明があるだろう)。この400万人を加えて、Twitterの月間アクティブ・ユーザー数は2億8400万人から2億8800万人となった。

対前年同期比では20%のアップだが、直前の第3四半期からはわずか1.4%の増加にすぎない。

ただ奇妙なことに、Twitterは第4四半期のユーザー数増加が目立って低い傾向がある。上のグラフでも分かるように2012年第4四半期を例外として、他の四半期はその前後の四半期より伸びが低い。この点を考慮に入れると、2014年第4四半期のユーザー数の伸びの低下も、Twitte特有の季節変動が一因となっているのかもしれない。

とはいえ、前四半期の伸び率は危険なほどゼロに近い。もしTwitterの成長がゼロ、ないし縮小するような事態になれば、投資家はパニックを起こして現経営陣に襲いかかるに違いない。

ユーザーの伸びの低下にもかかわらず売上と利益をアップさせるのに成功するというのはTwitterにかぎらず、他のソーシャル・ネットワークでも最近多く見られる傾向だ。しかしTwitterのキャッシュフロー予測は新規ユーザーの加入を当てにしている。ユーザー数が変わらないままでいつまでも売上の増加を続けることができないのはわかりきったことだ。ユーザー数の増加はやはり決定的に重要な要素だ。

グラフ作成:Bryce Durbin

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+


Twitter、テレビ見ながらつぶやく人向けの広告を日本で正式スタート

Twitterでは日々、テレビに関する会話が盛んだ。つぶやきながらテレビをセカンドスクリーン視聴するユーザーに向けてTwitterが2月4日、日本で「テレビターゲティング」広告を正式スタートした。つぶやきをマッピングするTwitter独自の技術を利用し、テレビ番組に関心を持つユーザーのタイムラインに、広告主のツイートを流す「プロモツイート」を配信するサービスだ。

Twitterは2014年4月にベータテストを開始。その間は番組のターゲティングのみが可能だったが、正式サービス開始に伴い、新たにチャンネルとジャンルを特定してプロモツイートを流せるようになった。

これにより、例えばキー局やNHKの特定チャンネルで放送されている番組についてツイートする人にリーチしたり、ドラマやバラエティといった特定ジャンルの番組に興味を持つユーザーにリーチできる。実際に、フリマアプリの「フリル」は女性に人気のドラマをターゲティングし、自社アプリを訴求した事例がある。

マクロミルが2014年5月に実施した調査によれば、テレビ視聴者の5人に4人が、Twitterを使いながらテレビを見たことがあると回答。このうち、75%はテレビ番組に関してツイートしたことがあるのだとか。ちなみに、昨年末に放映された「NHK紅白歌合戦」に関するつぶやきは、486万ツイートを記録したのだという。


Googleにツイートのリアルタイム検索が戻ってくる!


Twitterは決算日前夜にGoogleと極めて大きな提携契約を交わしたようだ。Bloombergによると、両社はTwitterのリアルタイムツイートを、「今年の前半」にGoogleの検索結果に含める契約に合意した。

この提携によってGoogleは、Twitterの “fire hose”[消防ホース=全ツイートデータ]を再びアクセスできるようになる。検索のライバル、YahooとMicrosoft Bingは既にこれを享受している。TwitterとGoogleは同様の契約を2009年に交わしたが、2011年には更新しなかった。その結果Googleは、ツイートをインデックスするためにTwitterのサービスをクローリングしなければならなくなった ― 時間のかかるプロセスである。今回の契約条件の下、ツイートは投稿された直後から、Googleの検索結果で見られるようになる。

この提携は、いくつかの意味で非常に大きい。Bloombergの情報源によると、契約には広告収益に関する条項はないが、Googleが「データ・ライセンシング」収益を支払うとしている。これは、Twitterが昨年1600万ドルから4100万ドルへと伸びた収益科目であり、Googleが加わった今、さらに成長することが期待できる。

そして、今週Twitterは広告事業を拡大し、プロモーテッド・ツイートがサードパーティーのアプリやサイトにも表示されるようになった ― 最初はFlipboardおよびYahoo Japan。つまり同社はTwitterに登録していないユーザーの収益にも注力している。Googleの検索結果ページに目立って表示されるようになれば、同社のビジネスは著しく促進される。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook


Twitter、グループDM機能およびアプリケーション内ビデオ編集機能を実現

Twitterのダイレクトメッセージ機能(DM)が拡張され、一度に複数の人に対してDMを送ることができるようになった。すなわち、グループ会話機能が実装されたというわけだ。またアプリケーション内からビデオを撮影して、簡単な編集をして公開するための機能も備えられた。これまで未実装で、すなわち他アプリケーションに委ねられていた機能を自ら実現し、そしてエンゲージメントを高めていこうという意志が感じられる。

今回実装されたGroup DMの機能により、Twitterはインスタントメッセージ系アプリケーションのような使い方ができるようになった。フォロワーに対して一括してダイレクトメッセージを送ることもできるようになった。場合によってはフォローする相手を選ぶのにより新潮にならなければいけないケースも出てくるかもしれない。誰かをフォローするだけで、知らない人とのグループチャットの一員として扱われる可能性も出てくるわけだ。

グループDMを送る相手として指定できる最大の人数は20名だ。絵文字も含め通常のツイートメッセージを送ることができる。Twitterの適用範囲を増やすことにより、利用者がTwitterを利用する時間を伸ばすことにも繋がるだろう。これまでは面白い、あるいは刺激的なツイートを発見するとWhatsAppやiMessageなどで仲間に拡散するといったシーンもあったことだろう。これはからはTwitter自体でそうした行為が行えるようになるわけだ。

ビデオについての機能も加わり、Twitter内から30秒までのビデオを撮影できるようになった。さらには簡単な編集なども行えるようになっている。iPhoneを使っている場合には、カメラロールにあるビデオを利用することもできる。Android版も同様の機能が実装される予定となっている。ネイティブなビデオ撮影機能を使って投稿したビデオのサンプルを下に掲載しておく。

Twitterアプリケーションにてビデオ撮影/投稿をサポートすることで、(Twitterの所有する)Vineへの依存を減らすことにも繋がるだろう。Twitterとしてはともかく、アプリケーション内で利用できるコンテンツを増やし、さまざまな作業がTwitter内で完結するようにしたいと考えているわけだ。ビデオの長さは30秒に制限されているが、これはTwitter上で展開する広告ビデオのことも考えてのものであるに違いない。

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(翻訳:Maeda, H


TwitterにBingの翻訳が正式につく(Webサイトとモバイルの両方)

【抄訳】

Twitterは、これまで2年間試行してきたBing Translatorを正式に同サイト、iOSとAndroidのモバイルアプリ、そしてTweetDeckに加える。ユーザはアカウントの設定のところでこのツールを有効にし、そうすると外国語のツイートでは小さな地球のアイコンが出る。その地球をクリックしたら、元のツイートの下に翻訳が出る。

Twitterのユーザのなんと77%が合衆国以外だから、インラインの翻訳ツールがこれまでなかったのが不思議だ。Facebookは、2011年からある。Twitterをグローバルなマーケティングツールとして使う企業にとっても、これからは各言語ごとにアカウントを取らなくてもよくなる。

Twitterはこれまでの数年間、翻訳ツールに関するいろんな実験をやってきた。今月の初めには、TweetDeckに実装したこともある。

また昨年は、モバイルアプリに翻訳機能を加えたが、あまり質の良い翻訳ではなかったから2ヶ月後に黙って取り下げた。

今日の発表でもTwitterは、機械翻訳は正しくないこともあるから、訳文をオリジナルのすぐ下に出す、と言った。ただしその親切は、オリジナルの外国語がある程度分かるユーザでないと役に立たないね。

【後略】

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


Twitter、Instagramを使いすぎないでくれとパワーユーザーに懇願


Twitterは、同サービスの超ヘビーユーザーらに対して、写真は直接Twitterにアップロードして、Instagram経由でシェアしないよう依頼するメッセージを送っているようだ。

Mashableが入手したスクリーンショットには、Instagramのリンクとしてシェアした場合と、直接写真をTwitterに投稿した場合の、審美的相違が示されている。2012年、InstagramはTwitterカードの統合を終了した。これは、写真がTwitterフィードに直接表示されなくなることを意味した。以来、Instagramの写真をTwitterでシェアすると、Instagram.comへのリンクだけが表示され、ユーザーをウェブサイトで見るよう誘導するようになった。

当時多くの人々が、InstagramはTwitterのユーザー体験を阻害していると怒りを表した。ちなみに、親会社であるFacebookはInstagramの写真を引き続きフィード中に表示している。

InstagramがTwitter統合を中止したことに対する当初の反発ははるか昔に忘れられ、様々な意味でInstagramが勝利を収めた。昨年12月、Instagramはアクティブユーザー3億人を突破し、Twitterの2.84億人を上回ったことを発表した。

Instagramよりも古いTwitterは、メディア分野において若き勢力を相手に苦戦を強いられている。Twitterは無数のアップデートをウェブおよびモバイルアプリに施し、画像やビデオへの注目を高めようとしてきた。ユーザープロフィールには、メディアのみを見るためのタブが追加され、プロフィール画面の写真にも力を入れ、Facebookスタイルのヘッダー写真を追加し、プロフィール写真も大きくした。

同社はさらに、早い時期に写真用フィルターと編集ツールを導入して、2012年に起きたInstagramのフィード脱出に対抗した。

今回Twitterが、ヘビーユーザーに写真を直接投稿するよう依頼するメッセージを送ったことは、消費者が益々マルテメディアコンテンツを切望するようになったことによる同社の苦闘の大きさを浮き彫りにするものだ。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook


Twitter、未読まとめ機能の「While You Were Away」を正式に運用開始

Twitterが「While You Were Away」の機能を公式にスタートした。見逃した大事なツイートを再生してくれる機能だ。まずはiOS版に搭載され、そしてAndroid版やウェブ版にも間もな実装されることになっている。

この機能は昨年11月にプレビュー版が発表され、12月に一部利用者に対し公開されていた。

Twitterのブログ記事には次のような記述がある。曰く「While You Were Awayは、まさにその名の通りの機能を持つものです。しばらくぶりにアプリケーションを開いた際、見逃してしまった”best tweets”をトップにまとめて表示するものです」とのこと。

見ていないうちにいろいろなことが起こるものです。アプリケーションを最後に立ち上げた時間などから判断して、きっと見逃してしまっているであろう「ベスト」ツイートを表示します。直近の出来事を確認するために、ときどきTwitterを立ち上げるという人には、まさにそのために役立つまとめが多く表示されることとなります。既に頻繁にTwitterをご利用いただいている方には、このまとめ表示はあまり行われないことになります。

この機能については、以前から疑問の声があり、そしてもちろん公式リリースとなった今回も不満の声があがっている。Twitterの「新しい順」の記事表示が乱されてしまうと考える人もいるわけで、不満があるのも当然のことだろう。気になっている現在の出来事についてのツイートを見る前に、過去記事から読めと強制されるような実装形式であることに注文を付ける人も多い。

ただし、個人的にはなかなか面白い機能だと感じている。エンゲージメント率を高める機能があるのかどうかはわからない。しかし、数時間おきないし、もう少し長めのギャップをとってアクセスするときに感じる「どれくらい遡って読まなくちゃいけないんだろうか」とか「わかんなくなっちゃった」というようなストレスを軽減してくれるのではないかと思うのだ。「すごく面白いツイートを思いついたけれど、夜中で誰も読んでくれないから朝まで待とう」なんてことを考える必要もなくなるのかもしれない。

ときに迷惑にも感じられる「In case you missed it!」という押し付けがましいツイートが減るなら、それだけでも有益なのではないかとも思うのだ。

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(翻訳:Maeda, H