2013年11月に開催したTechCrunch Tokyo 2013のスタートアップバトルで優勝した指輪型ウェアラブルデバイス「Ring」が9日、ついに一般販売を開始した。価格は269.99ドル、日本国内での送料は一律15ドルとなっている。購入者の手元に届くまでには約1カ月がかかるという。RingはKickstarterで88万ドル(約9000万円)を集めて「魔法の指輪」と話題を呼んだが、出荷予定が当初の7月から8月末に延び、さらに9月末に延期。Kickstarterの支援者の中に返金を求める人も出ていて、製品化を不安視する向きもあった。
国際的謎の男の一人として、しばしば私は危険な場所に落下傘で着地する。持ち物は機転とiPhoneとiPad miniとプロテインバーと服でいっぱいのスーツケース、特製旅行用靴下、ヘアージェル、ハミガキ、何冊かの雑誌、そして私を守ってくれるイブプロフェン系鎮痛解熱剤だけだ。そして今私は、Division Furtive Type 50ウォッチが欲しくなった。
本サイトの読者の方なら、Kickstarterで展開されたポテトサラダ・キャンペーンのことをご存知だろう。キャンペーンは10ドルの目標額に対し、6911名から5万5492ドルを集めて成功裏に終了した。そして、この超有名プロジェクトを振り返るため、Kickstarterは「Potato Salad: By the Numbers」(数字で見るポテトサラダ・プロジェクト)というブログ記事を投稿している。出資した人の多くはカリフォルニアないしオハイオ州コロンバスに居住する人であるらしい(双方ともに全体の17%以上を占めている)。
The Atlanticもなかなかおもしろい分析を行なっている。この分析によると555名のポテトサラダ狂が、キャンペーン成功に大きな役割を果たしたのだとのこと。この555名は35ドルから49ドルを出資している。すなわちこの層が、集まった額の40%を担ったことになるのだ。また、キャンペーン初日に出資を決意した18人が、全調達額の61%を担っているという結果も出ている。これによりキャンペーンに大きな注目が集まり、そして大成功に繋がったことは間違い無いだろう。