iPhone 6/6 Plusの売れ行きは新記録―発売直後の週末で1000万台

AppleはiPhone 6と6 Plusの発売開始後、最初の週末ですでに1000万台を販売したことを公式に確認した。これは昨年の iPhone 5sと5cの900万台を上回り、iPhoneの発売直後の週末のセールスとして新記録となった。2012年のiPhone 5の場合は500万台だった

アナリストの予測は、BernsteinのToni Sacconaghiの7-800万台からWells FargoのMaynard Umの千数百万台までまちまちだったが、多くは供給能力の制限を考慮に入れて1000万台前後と予測していた。今回のiPhone 6/6 Plusの世界同時発売開始は前回に比べて1カ国少なかった―中国だ。最近のAppleにとって稼ぎ頭となっている国だけに、この影響はかなりあったはずだ。

iPhone 6/6Plusの予約は受付開始後 24時間で400万台を超えた。2年前のiPhone 5のときは200万台だったから倍増したことになる。発売開始時に世界のAppleストアの前に出来た行列の長さも新記録だった。Apple自身、需要が供給能力を上回っていることを認めた。今日(米国時間9/22)発表されたプレスリリースで、CEOのティム・クックは新世代のiPhoneに対する需要について、「われわれの製造能力がもっと大きければはるかに多くの台数が売れただろう」と述べた。

今週末にはAppleは6/6 Plusの販売を新たに次の20カ国で開始する予定だ。オーストリア、ベルギー、デンマーク、フィンランド、アイルランド、マン島、イタリー、リヒテンシュタイン、ルクセンブルグ、オランダ、ニュージーランド、ポルトガル、カタール、ロシア、サウジアラビア、スペイン、スウェーデン、スイス、台湾、トルコ、アラブ首長国連邦。

Appleはデバイスの種類別の売れ行きを公表しないのが常だが、アナリストは一致してiPhone 6が6 Plusより売れていると考えている。しかし6 Plusの供給も需要に追いついていないようだ。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+


iPhone 6 vs. iPhone 6 Plus、販売初日は6が6 Plusを圧倒?!

馴染みのサイズに近いiPhone 6と、かなり大きなiPhone 6 Plusとでは、どちらが多くを売り上げるのだろうか。

発売開始となってまだ間もないのだが(本記事は発売開始18時間の時点で執筆されている)、すくなくとも現段階ではiPhone 6が6 Plusを大幅に上回っているようだ。

下に掲載しているグラフはMixPanelのものだ。データは1時間毎に更新されている。ご存じない方のために補足すれば、MixPanelとはモバイルアプリケーションやサイト向けのGoogle Analyticsのようなものだ。App Storeに登録されているアプリケーションの多くも、このMixPanelのSDKを利用している。これによりiOS 8へのアップデート率などといったデータも取得できるようにもなっている。

データの解釈についてはいろいろな可能性があるが、取り敢えず現在のトレンドを把握することができる。

協定世界時(UTC)の20日0時の段階のデータでは、iPHone 6が2.45%で、一方のiPhone 6 Plusの方はわずか0.31%という数値になっている。残りの97.4%は、これまでのiPhoneシリーズが占めている。

今後、この数値がどのように推移していくのかは大いに注目に値する。グラフの様子を見ると、両者の差はさらに広がっていくようにも見える。但し、双方のデバイスともに品薄の状態となっているわけで、iPhone 6 Plusの出遅れは単純に製造台数が少なかったのだという可能性もある。もしそうであるのなら、製造が追いつき始めた段階で、双方の数値が近づいていく可能性もあるわけだ。しかしその場合でも、もしかすると6 Plusを望みながらも、仕方なく6を購入したというケースもあるかもしれない。

Appleからのアナウンスなどにも注目していきたい。

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(翻訳:Maeda, H


世界でも最初期に買われたiPhone 6、開封後ただちに地面に落下

かなり驚いたのではなかろうか。

どうやら深刻な被害はなかったように見える。

まあ、画面にヒビが入ったりしても、取り敢えずU2のアルバムを聞くことくらいはできそうだ(*)。

[* もちろん冗談だ。申し訳ない。強制配布にあまり良い印象を持っていないのだ。]

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(翻訳:Maeda, H


Amazon、FireタブレットおよびKindleの新モデルを正式アナウンス

Amazonが新たに6つのデバイスをリリースした。出荷は10月中の予定で、ホリデーシーズンにも間に合う。新たに発表されたのは別の記事でも紹介したe-inkタブレットのVoyageとfire HD、そして8.9インチでKitKatベースのFire OS 4.0を搭載して読書のみならずゲームや仕事をも意識したfire HD8.9だ。

尚、fire HDには、25ドルのラバーケースを装着して特別にパッケージングした子供向けのモデル(訳注:日本では未発表の様子)もあり、ペアレンタルコントロールのためのソフトウェアやアプリケーションが同梱されている。

細かくみていこう。まず新しいKindle Fire HDには6インチモデルおよび7インチモデルがあり、以前のFireより薄くなっている。デザイン的には以前のものと変わらないのだが、薄くなりつつパワーは増しているのだ。クアッドコアプロセッサーを搭載し、フロントおよびリアの両面にカメラを備え、ブラック、ホワイト、ブルー、レッド、およびイエローのカラーバリエーションがある。値段の方は6インチモデルが99ドル(訳注:日本では発売記念価格9,980円)で、7インチモデルが139ドル(訳注:日本では16,280円から)となっている。

新しいHDXモデルの価格は379ドル(訳注:日本では40,980円から)となっている。2.5GHzのプロセッサーを搭載し、ディスプレイ解像度は339ppiとなっている。これがフラッグシップ機となるもので、別売りで59ドルでワイヤレスのFire Keyboardというものを使うこともできる。これをつなげば、キーボードからドキュメントの編集を行ったり、画面を操作することができるようになる。

Fire for Kids(子供向け版)はラバーケースを装着していていて、1年間のFreeTimeサブスクリプションも含まれている。これは映画、ゲーム、アプリケーション、書籍などが見放題、使い放題となるサービスだ。6インチモデルが149ドルで7インチモデルが189ドルとなっている。ちなみにこちらの方の保証期間が2年間となっているのも嬉しいところだろう。期間内に何らかの理由で不具合が生じた場合、デバイスを送り返せば新しいモデルと交換してもらえる。子供というのは落としたり叩いたり、あるいは踏みつけてしまったりするものだ。そういう場合にも対応してもらえるようだ。

e-inkファンはやはりVoyageに注目するのだろう。驚くほど薄く、そして軽い。価格は199ドルと高くなっているが、解像度などの面で改良が加えられている。まるで1枚の金属板の上に文字が表示されているような印象を受ける。デバイスの左右にはページ送りのためのセンサーが配置されている。もちろん画面はタッチ対応で、1度の充電で6週間使うことができる。従来のKindleは79ドル(訳注:日本では6,980円から)の新デバイスに収斂させることになるのかもしれない。

デバイスはすべてAmazonが買収したGoodReadsのサービスを使えるようにもなっている。友人と読書の進捗を共有したりすることができる。またWord Wiseという機能も搭載され、これにより難しい言葉などの語釈を画面に表示させることもできる。これは学生や、あるいは英語学習者にとって嬉しい機能だろう。

すべてのデバイスは既にプレオーダーできるようになっている。出荷時期は10月の予定となっており、クリスマスプレゼントにも使えるようになっている。

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(翻訳:Maeda, H


Apple、iPadとOS Xのイベントを10月開催か

AppleはiPhone 6の派手な9月発表イベントを終えたばかりだが、新しいiPadとMac、さらにはOS X Yosemiteを披露する10月イベントの準備も進めている。Bloombergは、発表イベントの時期を「10月中旬」と報じAppleInsiderもこれに倣っているが、Daily DotのMichah Singletonは、10月21日がその日であると特定している。本誌は他からも21日に注意という声を聞いており、さらに新しいiPadが一部のアプリデベロッパーのところ送られているという噂もある。

昨年Appleは、iPadに焦点を絞ったイベントを10月22日に行い、iPad AirとRetina iPad mini、およびOS X Marvericksを発表した。今年はより薄く、より軽くなったiPad Airを開発中との噂を聞いている(少なくとも1人のアナリストは9月イベントでの披露を予想していた)。本誌はさらに、Appleが12.9インチの大型iPadを発表するという情報も得ている。スーパーサイズ5.5インチiPhone 6 Plusの発表を踏まえると、Appleが大型化をはかっているとしても不思議ではない。Daily Dotは、第3世代のiPad miniが出てくるとも予想している。

Yosemiteの発表はほほ間違いない。なぜならこのMac OSは、Appleが既に公開を始めたiOS 8が描く世界の、残り半分を描くものだからだ。OS X Yosemiteでは、「連係」(continuity)によって、ウェブ閲覧、メール作成等の作業途中でも、モバイルからデスクトップへスムーズに移行できるようになる他、iMessege以外のテキストメッセージや音声通話を、iMac、MacBook、Mac mini、およびMac Proに転送することもできる。

イベントはまだ確定してはいないが、得られている情報と過去の発表サイクルに加え、これでホリデーシーズンを前に製品ラインアップが全面リフレッシュされることを考えると、開催は間違いないだろう。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook


Amazon新Kindleの名前は「Voyage」、ベゼル部分にはページ送りのためのセンサーを搭載

Amazonは、専用の電子書籍リーダーであるKindleの次世代版を世に送り込む準備を整えたようだ。ドイツおよび日本のAmazonサイトにて、新製品のデータが漏れでてしまったようなのだ(via The Verge)。どうやら名前はKindle Voyageになるようで、高解像度ディスプレイを備える。またベゼル部分にページ送りのためのセンサーを配置する。漏洩した情報によればリリース日は(少なくともドイツでは)11月4日となっている。もしかするとアメリカではもう少し早めのリリースになるのかもしれない。

Voyageには、従来通り3G対応版とWi-Fi版があって、両者で価格が異なる(繰り返しになるが、リーク情報に基づく話だ)。現行のPaperwhiteと比較すると、両モデルともに価格は上がっている。ディスプレイサイズは6インチで変わらず、しかし解像度が300ppiとなっており、これまでよりもより精細なフォントで電子書籍を楽しめるようになる。

KoboのAura HDおよびAura H2Oの解像度は265ppiとなっている。Aura H2Oのレビュー記事にも書いたように、それくらいの解像度があれば、AppleのiPhoneなどがリードするRetina時代にふさわしい解像度となっている。見やすいe-inkでレティナ解像度を実現することで、さらに見やすく感じもする。

昨年末でも報じたように、Voyageの魅力は300ppiの解像度のみではない。その頃から言っていたように、さらに薄く、そして軽くなっているのだ。日本サイトの情報から見るに、厚さは8mmで重さは186gであるとのこと。これら数値はいずれもPaperwhiteを凌いでいる。リークしたとされるマニュアルによれば、ベゼルの左右部分にセンサーが備えられており、ここでページ送りの操作ができるようにもなっているらしい。画面まで指を伸ばす必要がなくなるわけだ。ちなみに、初代Kindleにはページ送りのためのボタンがあったが、タッチスクリーンモデルとなってからは、このボタンは廃されていた。

どうやら漏れでた情報もかなり確度の高いもののように思える。そのような中、Amazonからはまだ正式なアナウンスはない。ただ、リリース日に関する情報から考えるに、正式なアナウンスもさほど遠くないものと思われる。

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(翻訳:Maeda, H


Seatylockは自転車ロックに変身するサドルだ

自転車を大切に思っている人へ。Seatylockが協力してくれる。ブルックリン拠点のこのKickstarterは、サイクリストの2大問題を解決しようとしている。頑丈かつポータブルな自転車ロックがない、そして他人のサドルをいたずらしたり盗んだりする連中がいること。

このロックは、折り畳むと特別にデザインされたサドルに変わり、サドルを外すと飛び出してくるので、近くの柱に金属チェーン(とサドル)巻きつければロック完了だ。

チェーンの長さは90 cmで鋼鉄製。考案者のOren Livneと製造担当のMichael Shenkermanによると、この鋼鉄バーはあらゆる手荒な扱いにも耐えるという。

価格は75ドルから。スタイルはコンフォートとトレッキングの2種類ありサドルの幅も選べる。カラーバリエーションも用意されており、カスタマイズが可能だ。

チームの目標は4万ドルで、プロジェクトはスタートしたばかりだ。

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Microsoft、ウェアラブル用OneNoteを公開

ウェアラブルは、クロスプラットフォームのツールやサービスが必要な新しい場面なのだと私は思う。今日(米国時間9/16)Microsoftは、Android Wearデバイス用OneNoteを発表した。これからはOneNoteを腕時計でも使えるようになる。もしそうしたければ。

利用イメージはこんな感じらしい。

というわけで、人前でウォッチに向かって叫びたい人は、できるようになった。すごくクールに見えるだろう。スマートウォッチをはめていると。時々あなたの声を理解するだろう。外がうるさくなければ。そしてたぶんあまり仕事ははかどらないだろう。

IMAGE BY FLICKR USER KENNETH LU UNDER CC BY-SA 2.0 LICENSE (IMAGE HAS BEEN MODIFIED)

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook


MITの電動四足ロボットはチータのように駆ける

上のビデオでご覧のとおり、MIT(マサチューセッツ工科大学)のフットボール競技場を電動の四足ロボットが軽快に走り回っているというのは驚くべき光景だ。Cheetah(チータ)と名付けられたこのロボットは、Boston Dynamicsが開発したBig Dogの弟分というところだが、外部動力源なしに時速48kmで走ることができる。

CheetahはMITのバイオミメティクス(生体模倣)・ラボが開発中の複雑な地形を自由に移動できる軽量で強力かつ電動の四足ロボットだ。このグループが開発した高トルク高密度アクチュエーターというテクノロジーにより金属骨格に損傷を与えることなく脚を精密に高速駆動することが可能になったという。このロボットの外骨格は本物のチータの骨格をモデルにしているという。本当に生体模倣テクノロジーであるわけだ。

ガソリンエンジンを動力とするBig Dogと違って、電動のCheetahは非常に静かで、軽快に見える。幸い、爪と牙は装備されていない―少なくとも、今のところは。

via ieee

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+


Panasonic、超高機能カメラフォンを発表

カメラフォン、Panasonic DMC-CM1を紹介する。その中には、最高級コンパクトデジカメ匹適する巨大イメージセンサーを備えながら、パッケージ全体はむしろ細身だ。DMC-CM1によって、Panasonicは重要な方法でスマートフォン市場への復帰をはかる。

2年前、PanasonicはEluga端末の期待外れの結果の後、市場から手を引いた。正直なところ、あの端末には競争の激しいスマートフォン市場を勝ち抜くための新規性はなかった。発表されたばかりのDMC-CM1は、Panasonicのデジタル写真業界リーダーとしての強味をうまく生かしている。

DMC-CM1は、20メガピクセルセンサーと、f2.8のライカDCエルマーレンズを塔載し、機械式シャッターとマニアル制御リングも備えている。1インチのカメラセンサーは、従来のスマートフォンカメラの域を越え、Sony RX100やNikon 1シリーズ等、コンパクトデジカメのセンサーに匹適する。

その他の部分も、スマートフォン上位機種に十分対抗可能で、4.7インチ、1080pスクリーン、16GBメモリー、2GB RAM、2600mAhバッテリーを塔載し、Android 4.4が2.3GHzクアッドコアSnapdragonプラットフォームで動作している。micorSDカードによるストレージの拡張も可能だ。

Samsung Galaxy Cameraと同じく、Panasonic DMC-CM1は、沈滞気味のコンパクトデジカメ販売を強化すべく、豪華なカメラプラットフォームをスマートフォンと組み合わせた。Panasonicがこれを大量に販売することを期待しているでない限り、DMC-CM1は同社にとって安全な賭けになるはずだ。

Panasonicは、DMC-CM1を今年フランスおよびドイツで販売する予定で、一般販売については明らかにされていない。

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Apple、iPhone 6/6 Plusを400万台予約受付(開始24時間で)

Appleは、週末のiPhone予約で過去最高となる売上を記録し、金曜日の午前に開始した予約注文は同日中に400万台に達した。店頭では注文の多さに起因する技術的問題も発生したが、それでも6 Plusに続いてiPhone 6も午前中に売り切れた。Appleは、9月12日のうちに予約が「新記録」であることを公表し、今日米国時間9/15)正式に総数が発表された。

これは、2012年にiPhone 5が達成した、初日24時間の記録、予約200万台の2倍だ。昨年Appleは、iPhone 5sおよび5cの初日予約数を正式発表しなかったが、一部アナリストの推計によると、220万台程度と言われている。

Appleは、iPhone 6および6 Plusを、9月19日の現地時刻8 AMから、同社の小売店および提携キャリア等で販売開始する。同じ時期に販売される国は、米国、オーストラリア、カナダ、フランス、ドイツ、香港、日本、プエルトリコ、シンガポール、および英国。9月26日には、オーストリア、ベルギー、デンマーク、フィンランド、アイルランド、マン島、イタリア、リヒテンシュタイン、ルクセンブルグ、オランダ、ニュージーランド、ノルウェー、ポルトガル、カタール、ロシア、サウジアラビア、スペイン、スウェーデン、スイス、台湾、トルコ、およびアラブ首長国連邦で発売される。

たとえあなたが今年は新しいiPhoneを買うつもりがなくても、iPhone 4S以降を持っているなら、今週、9月17日水曜日からiOS 8をダウンロードしてインストールできる。

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Tissot T-Touch Solar Expertは、ギークのためのハイキングウォッチ

Tissot T-Touch製品ラインは、長年、スイスが出したクォーツ製ハイキングウォッチのユニークな答えだった。Tissotは、カシオ、セイコー、シチズンらの作る高度計気圧計スーパーウォッチに対抗している唯一の会社だ。そして、これまで素晴らしい仕事をしてきた。

最新モデルのTissot T-Touch Solar Expertは、T-Touch Expert直系の後継機で、充電式バッテリーとソーラー文字盤を備え、電池交換なしで何年も動き続ける。

名前から想像できるとおり、T-Touchの文字盤はタッチセンサー付きで、ベゼルに沿ったラベルをタップすることによって様々な機能を起動できる。このモデルは、コンパス、タイマー、高度計、気圧計を内蔵し、そこそこ正確な温度計もある。タップして機能を有効にすると、2本の針が驚くような速さで回転する。何と言ってもいちばんクールな機能はコンパスで、針がクルクルと回った後、方角を示し始める。

T-Touchは、長年優れたトレッキングウォッチとして知られているが、ラバーベルトモデルが1150ドル、金属ベルトが1250ドルというのは、高価な提案だ。ちなみにCasio Pro Trekの最高価格品が、200ドルで機能はほぼ同等で、SuuntoやCitizenといった会社も同じような機能 ー GPS時刻設定を含む ー の優れた製品を1000ドルをはるかに下回る価格で作っている。

しかし、ウォッチスノブの一人として、私はやはり、T-Touchの控えめな文字盤とユニークなインターフェースを好む。文字盤をタッチすると小さな針たちが素早く、正確に動く。針は1分刻みで進み、世界時計の設定では1秒あたり1時間進むので、時刻設定は簡単だ。すこく楽しくもある。ソーラー機能が素晴らしい、Tissotはソーラー無しモデルもあまり価格を下げていない。残念なからスイスのきまぐれなプライシングによって、非ソーラー版でさえ価格は1200ドルであり、これは、安く手に入れるためには、ネットで中古品を探すしかないことを意味している。

45 mmという大きさは、以前の43 mmよりもすこし大きめで、小さな手首には合わないかもしれない(妻は私の前世代モデルを着けているが)。私は、このシリーズのオレンジ色のベルトも恋しい。あれは、元のT-Touchを特にクールにしていたた要因だった。しかしこれらは些細なことであり、全体的なサイズ、軽量、耐久性はおおいに魅力的だ。

本格的ハイキングを考えている人は、おそらくもっと高機能の腕時計が欲しくなるだろうし、この製品は間違いなくランニング用ではない。これは、スーツ姿で着けられるCasioだと思えばよい。Tissotはこの時計で最先端技術を進歩させてはいないが、シンプルな高度気圧コンパスウォッチとして、十分投資に値する。方角に弱く、蜂の巣模様のソーラー文字盤を楽しそうに回る針たちを見るのが好きな人には特におすすめだ。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook


金のApple Watchは、1200ドルになるかもしれない

事情に詳しいある宝飾関係者がTechCrunchに伝えところによると、18金モデルのApple Watchは小売価格が1200ドル程度になるかもしれない。これは、AppleがApple Watch Editionモデルの製造に使っている材料に詳しい宝石商が、サイズと重さに基いて推測したものだ。ただし、あくまでもこれは推定価格であり、実際の商品はこれよりずっと安くなる可能性もある。

この腕時計が、金メッキ(あるいは金側)か、それとも金無垢なのかはまだわからないが、その宝石商によれば、時計を金無垢で作らないのは最善の選択ではなく、それが価格を押し上げている理由という。その見積は、今週報じられたiWatchのリーク画像に基づいている。

ペンシルベニア州ピッツバーグの腕時計専門家、Chad Rickickiは、Apple Watchのサイズ、形状のケースを18金で作ると、価格は600ドル程度になると言っていた。それにエレクトロニクスと利益を加えれば価格はその倍になる。

これは、Apple Watchすべてが高級腕時計の高尚な空気の中に置かれるという意味ではない。低価格のスポーツモデルは349ドルからであり、単にApple Watchと呼ばれる標準モデルには多少の上乗せがあると思われる。Editionモデルが高価なのは、たとえ18金でApple合金と混ざっていても、やはり金は高価だからだ。

これが何を意味しているか? それは、この会社がApple Storeを贅沢な行き先に変えるという興味深い動きを示唆している。私は、プラダとルイヴィトンがAppleのユニークなベルトコネクターを使いたがっているに違いないと信じている。よりファッショナブルで高級志向のApple Watchがストアに並ぶということは、Appleが品質を管理するとともに、より重要な、ベルトのアップグレードに関わる利益も管理することを意味している。

Appleは、Android Wearデバイスのメーカーと何らかの提携関係を結ぶかもしれないという、魅惑的な新世界へ入ろうとしている。今後消費者は、(上品に)輝くApple Watchのショウケースの横には、武装した警備員が立っていることに慣れる必要があるだろう。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook


「大きすぎるか?」と心配する皆様へ

Appleが新しい(大きい)iPhoneをリリースしてすぐに、世界中から声が聞こえてきた。曰く「ぴったりのジーンズに収まるだろうか」、「自分の小さな手で操作できるだろうか」、「倍ほども大きくなっているのではないか」などなどといったものだ。個人の感覚にもよるものなので、実機が出まわるようになるまでは回答も得にくい疑問だろう。

と、そんな中で注目すべきが3Dプリンターかもしれない。

MakerbotのThingiverseでも無料の3Dデータが提供されており、実際に大きなiPhoneを手に持ってみることができる。データを入手して3Dプリンターで印刷すれば、いろんな不安にもかたがつく。大きなiPhoneも、「巨大」というわけでもなさそうだと安心できるかもしれない。手持ちの3Dプリンターがなくても、近所の印刷サービスショップなどで3Dプリントに対応したところを見つけることができるかもしれない。

尚、DIY(?)できない場合にも、Amazonなどでモックアップを買うことができる。価格は10ドル程度だ。(動かないけれど)iPhone 6やiPhone 6 plusを手に入れて、実機のようにいろいろと弄んでみることもできる。

余談ながら付け加えれば、印刷したり購入したりを面倒だと感じる人は、身近なAndroid利用者に尋ねるという手もある。おそらくは、新型iPhoneレベルでは「大型」と呼ぶにも値しないと言われることだろう。結局はそうして、大きなデバイスが席巻していくのかもしれない。

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(翻訳:Maeda, H


Samsung、新CMでAppleの新製品発表を風刺

Samsungは、今週のAppleの発表を激しく風刺するビデオシリーズを公開した。かつてこの会社に良く見られた意外とは言えない行動だ。全部で6本あり、その一つは画面サイズがテーマだ。シリーズ名は「天才じゃなくてもわかる」。上に全部集めたので続けてご覧あれ。

何年もの間卑屈で見当外れのCMを続けてきこの会社も、少し爪を伸ばしたようで、上のビデオではAppleのあの途切れ途切れのライブビデオまで笑いのネタにしている。さらにはお約束の「わぉ大画面だ!」というセリフと共に、2人のナードが新製品を欲しがる場面まである。

Samsungには、iSheep CMの古い歴史があるので、すぐに引き下がるとは思えない。Appleは伝家の宝刀を抜く必要があるのか?ジョン・ホッジマン[*]、あなたはどこへ行ったの?みんな寂しそうに待っているよ。
[* 下のビデオのPC役]

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook


スイスにとてつもないライバルが現れた

さて、Apple Watchの公式発表から何時間かが過ぎた今、スイスにとって時計が何を意味するかについて触れておかねばならないだろう。

最初にApple Watchを見た時、私は、スイス腕時計業界がどれほど破壊されているかに関するJony Iveの考えは正しかったと思った。しかし、Apple Watchの本質を知るにつれ、私はより微妙な結論に達した。

要するに、Apple Watchは普通のウォッチを置き換える。これは、今あるタグホイヤーやロレックスを積極的に置き換えるという意味ではない。そうではなく、現在私たち殆どの腕にある空白を埋めるだろう、という意味だ。近年このスペースは、FitbitやPebbleなどの安住の地になってきたが、殆どの人にとって腕時計は必須アイテムではなかった。それが今、そうなろうとしている。

Appleは腕時計を再びクールにした。これまで腕時計を着けていてもいなくても、新しい時計を買う人たちが最大の顧客だ。数百万は売れるだろう。それが、スイスが恐れるべき理由だ。なぜなら、彼らはAppleと競争しなくてはならなくなり、それは不可能だからだ。彼らは、自分たちの製品を改善し、機械式やクォーツの時計をより魅力的にしなくてはならない。私は、Apple Watchを毎日24時間着けているつもりはない。今でもオメガ・シーマースターやベルアンドロスの方が好きだ。しかし、旅行に行く時や、メッセージを待っている時はApple Watchを着けるつもりだ。

それが、スイスが安心していられる理由だ。いくらバンドがファンシーでも、やはりギークっぽいおもちゃだ。私には、Appleがローエンド市場に食い込むことが予想できるがハイエンドには届かないだろう。消費者は高価な時計を、Apple Watchを買うのとは違う理由で買う。それが、スイスが安心な理由だ。

では、Appleは何を正しくやっているのか? 第1に、あのベルトシステムは驚異だ。ボタンでベルトを外せるシステムは新しくない ― ジャガー・ルクルトが以前採用していた ― しかし、ベルトのコマも小さなボタン一つで外すことができる。これでは腕時計修理屋は商売上がったりだ。ベルトは精巧に出来ていてかなり美しい。

カスタムベルトが作れることも、全く新しい市場の可能性を開く。バーバリーやルイヴィトンが自社ロゴを付けたベルトに時計自身より高い値を付けるところが想像できる。

私はさらに、Appleは価格決定理論を完全に変えたと思っている。多くの人々が、349ドル出せばちょっといい低価格クォーツ時計を買えると言ったが、そういう低価格ウォッチはやはり心配した方がいい。強力なスマートウォッチ/スマートフォンのコンビを実質600ドルほどで売ることによって、最ローエンドウォッチの望みは断たれてしまう。

そして、Appleは、一撃することすらなく、ほぼすべてのAndroid Wearデバイスを陳腐化させてしまった。Motorolaなどが、まだ誰も動いているの見たこそすらない機能をコピーするのに、どれほど時間がかかるだろう。

思うに、一番打撃を受けるのは、世界の化石たちだろう。財布の中身より購入者の気まぐれに依存している、あのデパート等で売られているファッションウォッチだ。高級腕時計は、ジュネーブの澄んだ空気の中で安閑としていられるだろうが、安い物を売る連中はApple Watchの影が現れ自分たちの市場に割り込んでくるにつれ、慌てることになるだろう。

そういうわけで、スイスは破壊されない。しかし、他の多くは危ない。そして、今はまだ始まったばかりだ。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook


GIFやシネマグラフの表示に最適化した壁掛けフレームのCanviz

美しい写真や楽しい写真もあるが、いつも同じものばかりではつまらなく感じるという人もいるだろう。そんな人のために登場してきたのがCanvizだ。GIFやシネマグラフなど、動きのあるコンテンツを表示する「美術館クオリティ」の壁掛け用スクリーン(フォトフレーム)を標榜している(もちろん普通の写真も美しく表示できる)。

制作したMM Watersの発言を引いておこう。

このプロダクトについいてのアイデアを最初に思いついたのは妻の方です。自分たちの姿や訪問した場所やいろいろな思い出、あるいは友だちや家族、そしてペットなどの「動きのある写真」を壁に飾りたいと考えたのでした。たとえば、ハリー・ポッターに登場してくるものを思い出して貰えれば良いと思います。一見写真のように見えて、ちょっとした動きをもたせたものです。その少しの動きで、写真が途端にいきいきとして見えてくるのです。もともと、デジタルアート関連を仕事としていますので、動きのあるGIFやシネマグラフ自体を作るのは難しいことではありませんでした。しかしコンテンツを作ってみてから、フレーム(スクリーン)こそが問題だと気づいたのです。それから1年半をかけて最適なフレーム製作に取り組んできたのですが、興味を持ってくれる人も多く現れました。そこで、ハードウェアやコンテンツをシェアしてみようと考えたわけです。そうして生まれたのがCanvizなのです。

このCanvizには、スマートフォンからGIFないしシネマグラフ、そして写真などを送信することができる。送ったデータはCanviz内に保存され、22 x 14インチで1080 x 1920のLCDディスプレイで表示される。このメモリ内蔵フォトフレームであるCanvizは、製作メンバーによる手作り作品となっている。

現在はKickstarterキャンペーン中で、調達目標額は5万ドルだそうだ。なかなかおもしろそうで、グリフィンドールの廊下(ハリーポッター)にあったような喋る肖像画風の作品を壁にかけておくのは楽しいかもしれない。

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(翻訳:Maeda, H


TechCrunch Disrupt:日本から参加のアイ・トラッキングVRヘッドセットのFOVEがプレゼン

FOVEはアイ・トラッキング・テクノロジーを採用してより優れた没入型体験を与えようとするVRヘッドセットだ〔TechCrunch Japan記事〕。消費者向けVRプロダクトにアイ・トラッキングを利用したのはFOVEがおそらく世界初だろう。FOVEは東京に本拠を置くスタートアップで、小島由香CEOとロックラン・ウィルソンCTOがTechCrunch Disruptサンフランシスコのステージでプレゼンを行った。

FOVEという名前はfield of view(視野)とfovea( 網膜中心窩)という網膜の中心にあってもっとも感度の高い部分を意味する単語から来ている。Foveヘッドセットは、アイ・トラッキング、頭の位置のトラッキング、方向センサーを組み合わせ、視線の動きだけで360度を見渡せる。FOVEのバーチャル・リアリティーは画面全体に焦点が合っている他のシステムとは異なり、ユーザーが注視した部分に焦点を合わせてレンダリングする。これによってさらに現実に近い奥行き感が得られる。これもアイ・トラッキングによってユーザーが画面のどこを見ているかを認識することによって可能になっている。

FOVEを利用すればユーザーは、たとえばゲームのキャラクターと目を合わせてアイコンタクトを取ったり、武器の狙いを素早くつけたりすることが可能になる。敵の姿を見た瞬間にもう狙いがついているわけだ。

特許出願中であるため、共同ファウンダーたちは詳細に触れることを避けたが、FOVEのアイ・トラッキングには人間の目に感じない赤外線を用いており、精度と反応速度を上げているという。

「重要なのは、ユーザーの視野をまったく妨害せずに精密なアイ・トラッキングを可能にした点だ」とCTOのウィルソンは説明した。

FOVEのライバルとなり得るのは、Oculus Riftを始めとして、ソニーのProject Morpheusなどがある。しかし共同ファウンダーたちはFOVEはこれらのライバルと競争して市場シェアを奪おうとは考えていないという。FOVEはOculus Riftが開いた市場をさらに拡大し、消費者に映画アイアンマンのスーツを着たような体験を居間にいながらにして与えようとしている。FOVEでは、当初、高い没入体験を与えることが必要なハイエンドのゲームをターゲットと考えている。

現在このスタートアップはMicrosoftのロンドンに本拠を置くベンチャー・アクセラレーター・プログラムに選定されて資金援助を受けている。まだ具体的な交渉に入っているわけではないが、将来MicrosoftのXboxにFOVEのテクノロジーを提供する可能性もある。ウィルソンCTOは「一つの問題は価格だ。ゲーマーはコンソール機以外のアクセサリーに金を出したがらない」と述べた。FOVEではまだ価格を決めていない。

ただしFOVEが狙っているのはゲーム分野だけではない。ALS〔筋萎縮性側索硬化症〕や脊椎の負傷などにより重度の運動障害を負っている人々に手を使わず、視線だけで文字を入力したり、さまざまな機器を操作したりする能力を与えることができる。

日本の大学では、さらに自閉症のような症状に対してもFOVEが応用できると考えて研究が行われている。またロンドンの企業はFOVEを利用して四肢まひ障害のある人々が他人の手を借りずに周囲を見回すことができるようにしようとしている。またアスペルガーや自閉症の人々は他人とアイ・コンタクトを取ることが困難なばあいが多い。FOVEはこうした人々が恐怖を感じずにキャラクターとアイ・コンタクトが取れる仮想現実を構築するのにも役立つという。

FOVEは現在、プロトタイピングの最終段階にあり、量産型の開発に入っている。来年にはKickstarterでゲーム開発者向けSDKのキャンペーンを行う予定だ。消費者向け製品は、早ければ2016年に出荷できるという。FOVEは日本でエンジェル投資家から支援を受けているが、さらに本格的な資金調達を計画している。.

〔スライドショーは原文参照〕

審査員とのQ&A

Q: ゲームの開発をどうやって進めていくつもりか? 卵とニワトリの関係で、ユーザーベースが広がらないとデベロッパーを引きつけることが難しい。いまのとろFOVEにはユーザーベースがない。

A: われわれのテクノロジーは強い興味を引き起こすと考えている。アイアンマン・スーツのようた体験を居間で体験できるテクノロジーだ。消費者とデベロッパーともに関心を示してくれるものと考えている。

Q: この分野でFOVEがコントロールできない技術的障害はどんなものがあるのか?

A: われわれがコントロールできないような大きな技術的障害は少ない。頭の位置のトラッキング精度を改善するためにソフトウェアの改良を続けている。これがいちばん大きな課題かもしれない。しかし近く十分な解決ができると信じている。

Q: すると主要な課題はどうやってデベロッパーにこのテクノロジーを売り込むという点ということか?

A: イェス。われわれはFOVEが驚くべきクールな体験を与えられることをデモしてユーザー、デベロッパーを説得していく。また応用分野やゲームだけでなく、ALSのような重度の運動障害を負った人々を助けるための研究が日本で行われている。

Q: FOVEの価格は?

A:Oculus Riftよりはやや高価となりそうだ。FOVEはより高度なユーザー体験を提供する分、ハードウェアのコストも高くなる。

Q: ハードウェアから上がる利益は規模の拡大に対応できるのか?

A: 十分な利益率が確保できると考えている。われわれはハードウェアを日本国内で調達しているが、調達先は極めて優秀な企業で、十分に競争力のある価格を出してもらっている。

Q: 10から30%くらいの利益率を確保できるか?

A: それより高くできるだろう。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+


世界を変えたiPod classic、ついにその役割を終了

がっかりする人も大いに違いない。古くからのファンの心を掴んでいたiPod classicが姿を消すこととなったのだ。新製品の発表に賑わう裏で、iPod classicはiPod製品リストからひっそりと姿を消した。shuffle、nano、そしてtouchなど、世界を変えたデバイスの根本を引き継ぐデバイスだった。

確かに、もう古くなったものだとは言えるのだろう。昔ながらのホイール操作式デバイスは、確かにフラッシュストレージを搭載し、ストリーミングを主体とするデバイスから見ると時代遅れなのかもしれない。しかし容量の大きなデバイスに、存在価値を感じていた人も多いはずだ。しかし、そうした人も、もはやごく少数派となってしまったわけだ。

しかし覚えておこうではないか。白いイヤホンをつけて楽しげに踊るシルエットのことを。ここから、世界が変わったのだった。

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(翻訳:Maeda, H


Apple新製品発表イベントのキーノート公演で使われた全ビデオ

Appleファンにとってはお祭りのような日だ。新しいiPhoneは大きなものも含めて2台がアナウンスされた。Apple Watchも登場し、電子商取引ではなく、実際の店舗で利用できるスマートフォンないしスマートウォッチを使う決済方法もアナウンスされた。

発表内容は多岐にわたり、Appleは数多くのビデオを用意していた。しかしライブストリーミングを、うまく見ることができなかった人も多いようだ。したがって、まだ見ていないというビデオがたくさんあるというのが現状らしい。

Appleは発表で使ったビデオをすべてひとつのプレイリストにしてYouTubeにアップロードしている。なので見逃したビデオのある人もキーノート公演全体を見直す必要はない。下に、キーノート用ビデオをすべてまとめたものを埋め込んでおく。

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(翻訳:Maeda, H