Wear OS(元Android Wear)のGoogle Assistant機能がI/Oを前にして充実

今年のI/O(Googleの開発者大会)はまだ一週間先だが、すでにGoogleは、ちょろちょろとニュースを小出しにしている。それは来週のビッグイベントへの呼び水か、それとも、当日のわずか二つのキーノートには盛りきれないものが多いからか。いずれにしても今日(米国時間5/3)は、Android OSのウェアラブル用バージョンWear OS(旧名Android Wear)のアップデートが発表された。

来週Wear OSがどんな扱いをされるのか、それまはだ未知数だが、今回はそのAssistantアプリが本格的に更新された。スマートウォッチとアシスタントアプリは、まるで当然のような組み合わせだ。SiriはApple Watchの人気を押し上げたし、それに音声アシスタントならウェアラブルの小さな画面が気にならない。

Googleは昨年、独自のAssistantをAndroid Wearに導入し、その後何度も重要なアップデートをしている。中でもとくに良いのは、状況に応じて追加質問をしてくれるスマートサジェッションだ。たとえば天気予報を尋ねると、そのほかの日も知りたいか、と言ってくる。

Assistantの手首用バージョンでは、音声による答をインターネットに接続されたヘッドフォンでも聞ける。来週展開されるこのアップデートでは、ウェアラブル上でActions*が使えるようになり、サードパーティ製の機能を楽しめる。たとえば自分の手首から、LGのスマートオーブンを余熱できたりするだろう。〔*: Actions, Amazon AlexaのスキルやApple Siriのコマンドに相当。〕

ささやかなアップデートだが、GoogleがI/Oの前からWear OSを気にかけている様子は微笑(ほほえ)ましい。ウェアラブルへの関心はApple以外では鎮静しているから、このオペレーティングシステムも伸び悩んでいる。来週Googleが、この分野でも斬新な何かを見せてくれることを、期待したい。

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ウェアラブルオペレーティングシステムAndroid Wearが‘Wear OS by Google’に改名

Android Wearは、Googleが4年前の今週ローンチしたときに期待したような大成功には至らなかった。

この遅いスタートをきったウェアラブルオペレーティングシステムは、2017年の初めに2.0がリリースされた。しかしそれはかなり小さなアップデートで、目立つ変化を何も生まなかった。そのニューバージョンの発表から数か月後には、グローバルなマーケットシェアでTizenがWearを上回り、オープンなオペレーティングシステムを採用したSamsungの影響力を見せつけた。

たぶん、Wearに必要なのは新しいドレスだ、いや、少なくとも、新しい名前だ。そこで今日(米国時間3/15)後者を選んだGoogleはそのブログ記事で、Android Wearは今やWear OSだ、と発表した。もっと正確に言うと、Wear OS by Googleだ。

Wear OSのDirector of Product, Dennis Troperは、そのブログ記事でこう言っている: “ここで発表する新しい名前は、私たちの技術とビジョンと、そして何よりも重要な、私たちのウォッチを身につける人びとを正しく反映するものである。これからの私たちはWear OS by Googleであり、それは万人のためのウェアラブルオペレーティングシステムだ”。

時計メーカーの複合企業Fossil Groupが、ブランド名を変えることを示唆したようだ。

Fossil GroupのCSDO(Chief Strategy and Digital Officer) Greg McKelveyが、本誌TechCrunchにくれた声明文でこう述べている: “2017年にFossil Groupのウェアラブル事業はほぼ倍増の3億ドルあまりに達し、Q4の売上の20%はウォッチだった。そしてわれわれは、このカテゴリーの成長が今後も続くと予想した。われわれのスマートウォッチの顧客は多くがiOSのユーザーだが、2018年にはAndroidとiOS両方のスマートフォンの全世界のユーザーが、Wear OS by Googleの展開により、新しい魅力を体験することを、確信し熱望するものである”。

このニュースは、来週スイスで行われるウォッチとジュエリーのビッグショーBaselWorldの直前に発表された。今のところ、変わったのは名前だけだが、中身の詳細はショーの会場で発表されるのだろう。Android Wearは近年、Googleの注力の対象外だった。しかし2015年にはiOSとの互換性が加わり、客層は広くなったと思われた。Android Wearのウォッチは全部で50機種以上発売されたが、どれも、ウェアラブルの世界を席巻するほどの成功を経験しなかった。

しかしブランド名を変えたことによって、再びGoogleの注力の対象となり、ウェアラブルの全体的な不振の中で、スマートウォッチだけは少なくとも、明るい光に包まれるのかもしれない。しかし、あくまでも、改名で変わったものは名前だけである。同社によると、今後の数週間にわたり、Wear OSの名前がアプリやウォッチ製品に付随する形で展開されていく予定だ。

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スマートウォッチの出荷台数が急落

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スマートウォッチが自分にとって必要だと感じている人は少ないのだろうか?今朝(米国時間24日の朝)発表されたばかりのスマートウォッチ業界に関するIDC社のレポートによれば、2016年第3四半期のスマートウォッチの出荷台数が「急激に」減少したようだ。昨年の第3四半期に比べ、業界全体の出荷台数は51.6%減少している。昨年の3Qにおける出荷台数が560万台だった一方で、今年の3Qはたったの270万台だ。IDCはこの出荷台数の激減の理由として、製品発売のタイミングが悪かったこと、Android Wearのリリースが延期されたことなどを挙げている。だがその一方で、この数字は大半の消費者がスマートウォッチに魅力を感じていない証拠であるとも言えるだろう。

もちろん、Apple Watchがスマートウォッチ業界のマーケットリーダーだということは留意しておく必要がある。今年の3Qにおける業界全体の出荷台数の大半を占めるのがApple Watch Series1の出荷台数だ(出荷台数1100万台、昨年比72%ダウン)。つまり、業界全体の出荷台数の増減はApple Watchの出荷台数の増減に大きく左右されるということだ。

まず第一に、それまでオンライン販売のみだったApple Watchが昨年初めて店頭でも販売されるようになったことをIDCは指摘している。これが昨年に販売台数が急増した要因となったのかもしれない。

また、情報のリークやレポートのおかげで消費者は今年の9月にApple Watchの第2世代が発売されることをそれ以前から知っていた。そのため、Appleのウェアラブル端末を待ち望む人々はその第2世代が発売されるまで購入を控えていた可能性がある。しかも第2世代のApple Watchの購入が可能になったのは9月後半に入ってからのことだとIDCは説明している。

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言い換えれば、新型のApple Watchがスマートフォン市場全体に与えているインパクトを私たちはまだ知らない。このApple Watchには防水加工が施されており、それによって同製品が幅広い消費者層から受け入れるようになった可能性もある。また、新型Apple Watchでは第1世代の数々の問題点が改善されている。アプリの起動速度の改善や新しいインターフェイスのデザイン、GPSの追加などがその例だ。

それに、年末商戦がすぐそこに迫っていることを踏まえれば、Apple Watchがギフトして選ばれることで第4四半期の販売台数が回復する可能性も考えられる。

しかし、GoogleがAndroid Wear 2.0のリリース時期を遅らせたことが業界全体の出荷台数に悪影響を与えていることは確かだ。メーカーは年末に合わせて新しいデバイスを発売するか、または古いOSを搭載した既存の端末で消費者を満足させるべきかどうかまだ決めかねている。今年9月に発表されたSamsungのGear S3もいまだ発売されていないことをIDCは指摘している。

Apple Watch Series 2によってApple製スマートウォッチの販売台数が回復する可能性は残されているものの、IDCがたどり着いた結論は、スマートウォッチは大多数の消費者から受け入れられていないというものだった。

IDC Mobile Device Trackersのシニア・アナリストであるJitesh Ubraniは、「この結果は、スマートウォッチが現時点ではすべてのユーザーに受け入れられていないという証拠でもあります」と話す。「デバイスの目的や用途を明確にすることは最も重要であり、それが多くのメーカーがウェアラブル端末のシンプルさを利用してフィットネス用途に特化してきた理由でもあります。しかし、そこから一歩踏み込んでスマートフォンとスマートウォッチの違いを明確にすることが鍵となります。その初期兆候として電話機能が統合されたウェアラブル端末が生まれつつあり、企業はその種のデバイスの試作を始めています」。

その他の重要なスマートウォッチ業界の動向として、ConnectIQを搭載したスマートウォッチとfenix Chronosの好調な売れ行きから、Garminの販売台数が昨年比で最大の増加率を記録したことが挙げられる。一方で、新型がいっこうに発売されないままのLenovoの販売台数は昨年比で最大の下落率を記録している。

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(翻訳: 木村 拓哉 /Website /Facebook /Twitter

Apple Watch、2015年スマートウォッチ市場の過半数を占める

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ウェアラブル市場への遅い参入にもかかわらず、Appleは販売台数でトップの地位を築いたことが今週のJuniperの最新調査でわかった。Apple Watchは2015年のスマートウォッチ販売台数の50%以上を占めたと同調査は報告している。さらに印象的なのは、Apple Watchが発売されたのは昨年4月になってからだという事実だ ― 即ち、1年に満たない期間に市場の過半数を獲得したことになる。

一方、スマートウォッチプラットフォームのライバル、Android Wearは、Huawei、Motorola、Sony、ASUS、LG、Fossilその他多くのメーカーに採用されているにもかかわらず、2015年の市場シェアはわずか10%以下だった。

またSamsungのTizenベースのGear S2は、評判は上々だが、11月の発売以来の販売は好調とはいえない、と同報告書は言っている。

「その他のスマートウォッチは、殆どが低価格、低機能の機種で、Martian、X、Razer等の小規模メーカーの製品だ。Razerは最近、Nabu Watchを発売した」と、Juniperが詳細報告の中で付け加えた(ちなみに、Nabu Watchはスマートウォッチと呼べるかどうか微妙なところで、メーカーでさえこれを「スマート」機能付きデジタルウォッチと説明している)。

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スマートウォッチ市場におけるAppleの存在は、ライバル会社の競争をもいっそう困難にしていることが、今週のFitbitの暴落からも見てとれる。

フィットネストラッカーメーカーの同社は、CESでスマートウォッチ、Fitbit Blazeを発表したが、Appleと競争しようという大胆さを直ちにウォール街から咎められた。発表のほぼ直後、Fitbit株は18%下落し、ハイエンドにApple、対極にPebble等の既存スマートウォッチメーカーが控える市場での、Fitbitの競争力に対する投資家の不信が露になった。

Fibtitの株価は今週も下がり続け、ホリデー後の高値からわずか数週間で史上最安値をつけた(以前の高値は、FitbitアプリがApp Storeのトップに踊り出たニュースによる ― これはホリデー期間の販売が好調であったことを示している可能性が高い)。

しかし、Appleが市場シェア52%でリードしているからといって、スマートウォッチ市場が確立したと言うにはほぼ遠い、ともJuniperは言っている。

「現在スマートウォッチは、市場を待っているカテゴリーの一つ」とJuniperの調査アナリスト、James Moarは言う。「新しい機種は洗練された外観と微妙に異なる機能を持つが、全体的機能や用途を変えるような大きな変更はない。スマートウォッチの機能が確立すれば、それを欲しいかどうかを決めるのは消費者であり、テクノロジー企業が購入理由を増やすことではない」

言い換えれば、市場の将来は消費者の手にかかっている ― 腕に着けたテクノロジーが自分の生活に侵入する必要を感じるか否かだ。

Juniperの発見は、IDCによる以前の調査とも一致している。IDCの調査でAppleは、2015年のスマートウォッチ分野をリードし、Android Wearが大差の2位だった。具体的には、Appleのシェアを61.3%、Androidを15.2%と予測していた。

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IDCはPebbleについて、AndroidとApple watchOSの両プラットフォームに市場を浸食されるだろうが、消えることはないと予測している。ちなみに、SamsungのTizenは、Androidスマートフォンとの互換性およびアプリ選択肢の大きさから、業界の「ダークホース」と目されている。

またIDCは、ウェアラブル端末市場が2016年に1.111億台となり、2015年の8000万台から44.4%増えるとも予測している。

JuniperとIDCの報告書は主としてスマートウォッチに集中しているが、Appleのシェアはウェアラブル市場全体でも拡大している。IDCの昨年8月の調査は、Appleは全世界ウェアラブルのナンバー2で、Fitbitを目前に捕えつつあるとしている。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

Android Wear、セルラー通信に対応してスマートフォンに依存しない利用シーンを拡大

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Googleの提供するスマートフォンおよびウェアラブル向けのOSであるAndroid Wearが、セルラー通信に正式対応した。スマートフォンがない状態でも利用できるシーンが増えるわけだ。

これまでもAndroid WearはBluetoothおよびWifiを使った接続には対応していた。しかしこれからは他デバイスに接続するのではなく、直接に通信を行うことができるようになる。

たとえばSMSの送受信やGoogleでの検索結果の表示などといった作業が、スマートフォンやWifiでネットワークに接続していない状態でも行えるようになるのだ。Googleのブログ記事には、ランニングにいったり、ちょっとした買い物に出かけるようなときにはスマートフォンを置いて出かけても大丈夫だと書いてある。もちろん、外出時間が数分以上になるのなら、スマートフォンを置いて出かけようかと考える人はほとんどいないのだとは思う。

今回の変更を有効に活用できるのは、これからリリースされるAndroid Wearデバイスということになる。最初の適用事例となるのはLG’s new Urbane 2nd Edition LTEだ。こちらのデバイスはアメリカではすでにAT&TおよびVerizonから入手できる。諸外国でも数ヶ月のうちに発売を開始したいと考えているとのことだ。

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(翻訳:Maeda, H

GoogleがAndroidの実験的前衛的アプリをオープンソースで展示するAndroid Experimentsを開設

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Googleが今日(米国時間8/12)、Android Experimentsを立ち上げた。これは、同社のChrome Experimentsのモバイルアプリ版、のようなものだ。

Chrome Experimentsと同じく、Android Experimentsの目的も、最先端の新しい技術やデザイン、およびインタフェイスを使っているアプリをここに‘展示する’ことだ。そのギャラリー、Android Experiments Galleryに登場するアプリはすべてオープンソースで、デベロッパがその内部を詳細に知ることができる。

すでにおよそ20の実験作品があり、それらはAndroid Wear用の斬新な文字盤、Androidタブレットが駆動する簡易壁掛けプロッター(作図器)IOIO Plotter(上図)などだ。後者はフリップチャートの制作などに使う。

Googleによると、今そこにあるアプリは、Android SDKやNDK、Android Wear、IOIOボード、Cinder、Processing、OpenFrameworks、Unityなどを使って作られている。“どのプロジェクトも、日常使っているデバイスで何かもっとおもしろいことができないか、という挑戦の産物だ”、と、GoogleのデザイナーRoman NurikとGoogle Creative LabのRichard Theが言っている。Nurikの作品Muzeiも、ギャラリーにある。

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自分の作品を展示したいデベロッパは、今日からでも提出できる。

ここの実験的作品は、Google Playからではなく、このサイトで検索してダウンロードできる。

Androidの可能性を追究した前衛的な作品が、いきなりアプリストアではなく、それら専用の場所に登場するのは、なかなかおもしろい。しかもすべてオープンソースだから、ほかのデベロッパたちがそれらから学ぶことができる。すでにオープンソースのアプリケーションは多くあり、オープンソースのフレームワークを使ってアプリケーションを作っているデベロッパも少なくない。でも、モバイルの世界はまだまだこれからだ。オープンソースがもっと普及し、勉強の障壁がなくなれば、アプリ開発への参入者も大幅に増えるだろう。

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IntelおよびGoogle、タグ・ホイヤーと高級Android Wearデバイスの製造について合意

どうやらTAG HeuerブランドのAndroid Wearウォッチが登場してくるらしい。IntelとGoogleは、TAG Heuerと手を組んでAndroid Wearデバイスを製作することになった旨をアナウンスしたのだ。

このアナウンスは、スイスのバーゼルで行われているBaselworldという有名な時計見本市にて行われたものだ。この見本市ではTAGやSwatchなどがシェア拡大を目指して積極的な商談を行ったりもする。今回の提携話は、Fossilや、Luxottica Groupとの提携と同じ流れにあるものと言ってよいだろう。どのような時計を製作する予定なのかなどについての情報はいまのところ入手できていない。また、実際にどのような時計の製作を目指していくのかが決まっているのかどうかについてもよくわからない。

現状では具体的な話が一切わからないわけだが、ともかくIntelは、ウェアラブル市場に打って出るために消費者ブランドの力を借りるべきだと考えているわけだ。また、LVMHグループの一員であるTAG Heuer側も、Apple Watchが将来の脅威となり得ると考えているのだろう。現在のAndroid Wear商品群に満足できない贅沢指向の利用者向けにスマートウォッチを提供することで、TAG Heuer、Intel、およびGoogleもスマートウォッチマーケットの中で、存在感を示したいと考えているのだ。

「技術革新の担い手と、高い信頼をえている時計ブランドが手を組むことになったわけです。強力なシナジー効果を発揮できるものと思っています。私たち3社にとってもウィンウィンの関係であるといえるもので、大いなる発展が期待できるはずです」と、LVMH Watch GroupのPresidentであるJean-Claude Biverは言っている。

今回の提携は突飛なものでもないはずだ。高価なAndroid Wearを待ち望む層もいるはずだ(大馬鹿者かもしれないが)。また、スペックばかりに気を取られるのではなく、腕時計市場でポジションを得ようと考えるのなら、時計市場での振る舞い方を教えてくれるパートナーが必要となるはずなのだ。TAG Heuerならマーケティング面からみても何の不満もない相手であり、今後の動きには大いに期待しても良いのかもしれない。

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(翻訳:Maeda, H


MotorolaのスマートウォッチMoto 360はMoto Makerサイトで幅広い個人化を提供

MotorolaのAndroid WearスマートウォッチMoto 360は、発売された最初の年にAndroid Wearデバイスのトップセラーになり、そして今日(米国時間3/10)は、ユーザがハードウェアのデザインをカスタマイズできるプラットホームMoto Makerに登場した。Moto 360のカスタム化の要素は、外装が3種、バンドが9種、そして盤面(文字盤)いろいろ、となっている。そしてもちろん、これがAppleの月曜日のビッグなWatchイベントにタイミングを合わせた発表であることを、疑う人はいない。

まず外装の仕上げは、ダークなメタル、明るいメタル、ローズゴールドの3種だ(ローズゴールドは30ドル高い)。バンドは、革製が3種、金属のリンクブレスレットが3種で、後者は色違いが数種ある(革製よりも50ドル高い)。盤面はもちろんソフトウェアの機能だが、品物が届いたときすでに、ユーザが指定したフェイスになっている。

Motorolaは製品の個人化(パーソナライゼーション)の幅を広げて、誰もが自分好みのウォッチを作れるようにして、Moto 360の魅力とアピールをさらに高めようとしている。それはApple Watchの売り方にやや似ていて、こちらもやはりケースの外装、ケースのサイズ、バンドのバラエティなどの可変要素を提供している。

カスタマイズの幅はAppleの方が大きいと思われるが、Motorolaのやり方は、わりと簡単にユーザが自分のウォッチを個人化できるから、なかなかうまいやり方だ。簡単とは言っても、競合他社が真似をするのは、たぶん一朝一夕では無理。

ぼくは今だに、Moto 360の完全な円形の盤面の下部に黒いバーがあるのが、目障りだし気障りだ(この記事最上部のカット写真)。どうもそれは、センサの配置など、デザイン上の制約らしい。でも、これからはカスタマイゼーションでたとえば上の図のような盤面を指定すれば、ぼくみたいな下部の黒いバーが嫌いな人は救われる。これで、Android WearにおけるMoto 360のリードは、さらに続くだろう。

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Microsoft、ウェアラブル用OneNoteを公開

ウェアラブルは、クロスプラットフォームのツールやサービスが必要な新しい場面なのだと私は思う。今日(米国時間9/16)Microsoftは、Android Wearデバイス用OneNoteを発表した。これからはOneNoteを腕時計でも使えるようになる。もしそうしたければ。

利用イメージはこんな感じらしい。

というわけで、人前でウォッチに向かって叫びたい人は、できるようになった。すごくクールに見えるだろう。スマートウォッチをはめていると。時々あなたの声を理解するだろう。外がうるさくなければ。そしてたぶんあまり仕事ははかどらないだろう。

IMAGE BY FLICKR USER KENNETH LU UNDER CC BY-SA 2.0 LICENSE (IMAGE HAS BEEN MODIFIED)

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook


AsusのAndroid WearウォッチZenWatchは中身が濃くてややお高い

Asusが同社の初のAndroid Wearスマートウォッチを披露した。6月のGoogle I/Oのときに報じたとおりだ。そのAsus ZenWatchは、Androidウェアラブルとしてはやや変わったデザインで、プレロードされたソフトウェアがいくつかと、ジェスチャーコントロールがあり、とくに後者はLG G WatchやSamsung Gear Liveなどの類似デバイスと一線を画している。

ZenWatchはサンドウィッチ的なデザインで、真ん中の具がローズゴールド色、上下のパンの部分がステンレスだ。盤面のまわりはつや消し加工である。ディスプレイは1.63インチ320×320のAMOLEDで、やや曲面になっている。プロセッサは1.2GHz Qualcomm Snapdragon 400、RAMは512MB、Bluetooth 4.0ありだ。裏側には心拍センサがあり、幅22ミリのバンドはユーザが交換できる。IP55の防水防塵性能は、急な雨や水はねのとき助かるだろう。そして9軸の運動センサがある。

ジェスチャーコントロールやプレロードの機能がいろいろあり、これまでのAndroid Wearデバイスとは毛色が違う。たとえば、ウォッチの面をタップしてスマートフォンやタブレットをアンロックしたり、自分がセットした機能をダブルタップで開いたり、ウォッチをミュートにしたり、スマートフォンを見つけたり、カメラのリモート操作、スライド映写機能、などなど。これらを有効にするためには、Asusが作ったウォッチマネージャアプリをAndroid Wearだけでなくお相手のデバイス(スマートフォンなど)にもインストールする。

ZenWatchの価格は6月のときと違っていて、199ユーロ(約260ドル)で年末近くに発売される。このお値段も、これまでのAndroid Wearスマートウォッチのレベルではなく、お高い。

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Android WearがGPS機能とBluetoothによる対話機能を持つ、Appleイベント前の先制パンチ?

Androidチームの発表によると、GoogleのAndroid Wearプラットホームは今後継続的かつ頻繁にアップデートを行い、機能や性能を強化していくそうだ。中でも至近に予定されている新たな機能は、GPSのサポート(スマートフォン等に依存せずデバイス自身が)、そしてBluetoothによるウェアラブル同士の対話機能だ。おもしろいのは、とくに後者かもしれない。

この前Googleは、サードパーティが盤面を自由にデザインできるためのAPIを公開すると述べたが、最近のCNETのインタビューでは上記の二つの新機能に加え、これについてもあらためて言及した。GPS機能はAndroid WearスマートウォッチにGPSチップがあることが前提だが、初期のハードウェアにはない。でもこれからのデバイスでは、朝のランニングで家にスマートフォンを置いたまま、どこをどう走ったかなどを記録できるのだ。

Bluetoothによるコミュニケーション機能についてあまり詳細は語られなかったが、Android WearデバイスとBluetoothハンドセットが対話する例を見せた。たとえば音楽プレーヤーなどの場合は、スマートフォンが仲介しなくても直接、ウォッチが音楽を鳴らせるようになる。つまり一般的に、“スマートフォンがどこかに・なにかに接続していなければならない”、という制約がなくなり、Android Wearデバイスが自立する。逆にスマートウォッチの方からスマートフォンをコントロールしたり、またキーボードからの入力を直接受け取れるようにもなる。

Android Wearチームの予定では、年内にさらにいくつかのアップデートを加えるという。ナビゲーションの改良や音声コントロールの部分的実装は、早くも今週に予定されている。全体としてチームは、Wearプラットホームのアップデートを今後“激しく”やっていくつもりだ。スマートフォンやタブレットに比べるとシンプルな製品なので、それが可能なのだろう。Androidはスマートフォンやタブレットでベンダによる多様な実装という分裂が批判されたが、ウェアラブルではそれを避けたい、という意図もきっとある。

Android Wearが自分の脚だけで立てる・歩けるようになることは、デベロッパにとってもOEMにとっても歓迎だ。出足の悪かったプラットホームだが、そのペースの遅さは、成功のために堅実さを選んだGoogleの作戦だったかもしれない。来週の火曜日以降、Appleのブランドイメージにウェアラブル市場を席巻される前に、Android Wearはできるだけのことをして、地歩を築いておきたかったのだ。

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Asus、9月3日IFAにてAndroid Wear搭載スマートウォッチを発表予定

今年のGoogle I/Oのにて、AsusはAndroid Wear搭載のスマートウォッチを開発中であると話していた。9月にリリース予定で、既に市場に出回っているものよりも安価なものとしたいということだった。その「9月」が目前にせまる中ASUSは、ベルリンで9月3日に開催されるIFAにて新プロダクトをリリースする予定であるとのティーザー広告を世に出した。写真をみれば、これが予定されていたスマートウォッチであることは間違いない。

入手した情報によれば、このASUSデバイスは99ドルないし149ドルであるそうだ。アクティブマトリクス式有機EL(AMOLED)を使っているとのこと。スペック的には、やはりAndroid Wearを搭載するLG G WatchおよびSamsung Gear Liveと同等のものであるようだ。

秋といえばいろいろと新しいハードウェアが登場する季節であり、とくに9月頭にはさまざまなものがリリースされる。Motorolaは9月4日に新たなハードウェアプロダクトをいろいろと発表する予定であるようだし、一番の注目を集めるに違いない新iPhoneも9月6日にリリースされる。

Asusは、丸型ボディーでなかなかの期待を集めているMoto 360と比べられることになるわけだが、もちろん相応の自信を持っているわけなのだろう。

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(翻訳:Maeda, H


優れたデザインのAndroid WearウォッチMoto 360のクローズアップ写真が多数リーク、たしかに目の快楽

Android Wearは、すでに世に出て、人びとの手首や、もしかして人びとの心*にもあるはずなのだが、Motorolaの円形のスマートウォッチMoto 360は、心よりもファッション指向の消費者の目をとらえたようだ。発売は今月中と思われているが、でも最新のリーク写真を見ると早くも活発な稼ぎどきに入っているのかもしれない。〔*: だじゃれ的に心拍計とかけている。〕

AndroidWorld.itに載ったこれらの画像はイタリアのブロガーLuca Viscardiがポストしたもので、6月にGoogle I/Oカンファレンスで見たのよりもデザインがやや洗練されている。今回の写真の中には同機のQi規格によるワイヤレス充電が、実際に使われている様子もある。また最終デザインにおけるLG Gとのサイズの違いもだいたい分かる。光学式の心拍センサも見えるし、ラベルからはIP67の防水防塵性能であることも分かる。


〔ここにスライドが表示されない場合は、原文を見てください。〕

これらの写真を見るかぎり、デザイン的には最良のAndroid Wearウォッチであるというぼくの最初の印象が、いよいよますます濃くなる。ワイヤレス充電は、うまくいけば、既存のWearウォッチの最大のめんどくささを取り除いてくれるだろう。専用の充電器は要らないし、Qi規格のパッドならどれでも使えるはずだから。

今ぼくがAndroid Wearウォッチを一つ選ぶなら、純粋にデザインのみで、こいつだ。もちろん、性能も最高であってほしいけど。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


Android Wearスマートウォッチにはとても便利なアプリがある、という個人的体験

ぼくはPebbleを持っているけど、自分の手首に通知が来るのが気に入っている。ブザーが鳴るたびにいちいちスマートフォンを取り出すなんて、ほんまに面倒だ(重要でない通知も多いし)。だから、Pebbleで十分、LG Gのような重くて電池寿命の短いスマートウォッチは要らない、とずっと思っていた。でもCapitaine Trainの今度のスマートウォッチアプリを見ると、Android Wearのウォッチが欲しくなってきた。

Capitaine Trainは、列車の切符の予約が便利にできるアプリを提供しているフランスのスタートアップだ。同社はヨーロッパでいちばん便利な切符予約サービスを目指している。UI/UXのデザインが良くて、使いやすいアプリだ。

地味と言えば地味なサービスだけど、これを何回か利用したあとは、Web上の切符予約サービスを二度と使いたくなくなる。そいつらは、使いづらいし、遅いし、しかも必ずレンタカーを押し売りするのだ。

Capitaine Train Androidを作ったCyril Mottierが、同社のスマートウォッチ用Androidアプリのエクステンションに取り組んできた。そのアプリは単に通知を表示するだけでなく、それ以上のこともする。ただしスマートウォッチ用のアプリには、Androidアプリのすべての機能があるわけではない。それは、主な機能を三つに絞り込んでいる。

まず、思いバッグを抱えて駅に着くと、ウォッチのブザーが鳴って列車の情報を表示する。列車番号、手荷物や座席の情報などが、自分の手首を見るだけで分かる。車掌がデジタル切符の検札に来たら、画面をスワイプしてバーコードを出し、車掌に見せればよい。もっと詳しい情報が必要なら、スマートフォンを取り出してAndroidアプリをタップすればよい。下のビデオで、その一部始終が分かる。

革命的なアプリでもなんでもないし、誰もが使うアプリでもない。でも、とっても使いやすいアプリだ。残念ながら、Pebbleにはできない。それは、Android Wearが優れている部分の一つだ。スマートフォン用のAndroidアプリを、ウォッチの小さな画面にうまく適応させている。完全なアプリが必要なら、スマートフォンを取り出せばよい。列車に乗る時の基本的な機能だけ必要なら、Android Wearアプリだけで十分だろう。Androidのデベロッパなら、ウォッチのためのコードを書くのも簡単だ。

なお、Google MapsもAndroid Wearウォッチ上でなかなか便利に使える。交差点などで、曲がるべき方向を教えてくれるのだ。自転車に乗ってるときなんか、便利だろうなぁ。Google MapsのAndroid Wearアプリはまだ出たばかりだが、今後ウォッチが高性能になりサードパーティのアプリが増えれば、Androidスマートウォッチは本当の大衆製品に育つかもしれない。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


Android Wear SDKにウォッチの盤面を自由にデザインできるAPIが登場…それまでは盤面アプリを作るなとGoogleが懇願

GoogleのスマートウォッチプラットホームAndroid Wearは、すでに消費者製品もデベロッパのためのSDKもあるが、盤面のカスタム化がまだ公式にはサポートされていなかった。でも、デベロッパが相当苦労すれば独自の盤面は作れる、という状態だった。そして今日は、9to5Googleの記事によると、Googleのデベロッパヘルパー部門(Developer Advocate)のWayne PiekarskiがGoogle+で、ウォッチの盤面を容易に作るための盤面API(watchface API)がもうすぐ、WearのSDKに加わる、と発表した。

Googleのウェアラブルのプラットホームの中では、Android Wearはぼくの[好き]の一つで、中でもStar Trek LCARSにヒントを得たような思い切ったデザインの盤面がすでに作られていることが、おもしろい。レトロな、文字盤だけのデザインもある。

矩形、円、サイズいろいろ、そして電池寿命に貢献してカードによる通知を正しく行う…Piekarskiによれば、Android Wearがその境地にまで達するためには、Android Lへの移行が必要だそうだ。それは今年の終わりごろだから、盤面APIもそれまで待つのだ。

待つことを、Google自身もお願いしている。Google+の記事の中でPiekarskiは、独自の盤面アプリをGoogle Playストアに出さないでくれ、と懇願しているのだ。盤面APIの公式ローンチまでは、アルファやベータにお付き合い願いたい、と。でもこれまですでに、おもしろいのがいろいろ登場しているのだから、デベロッパたちがおとなしくGoogleの言うことを聞くとは思えないね。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


Android Wearに1番乗りでやってきたゲームはやっぱりアレだった

Android Wear端末に最初にやってきたゲームは何だろう。DoomやTetris、あるいはFar Cry 3などになると思った人も多いかもしれない。

いずれも間違いだ。やってきたのはFlappy Bird(のようなもの)だった。

Flappy Birdについてはいろいろと話したいこともあるが、しかし読者のほとんどが、Flappy Birdについてはよくご存知のことだろう。ともかくスマートウォッチ版Flappy BirdであるFlopsy Droidがやってきた。鳥の代わりにドロイドくんが飛ぶ。パイプにぶつかればゲームオーバーだ。

完成度はどうか。実のところ、まだまだといったレベルだ。製作者のSebastian Mauer自身も試行段階のものであるとしている。ドロイド君の動きにおかしなところがあるし、ゲームの開始方法もとてもスマートとは言えない。ひとつは「Okay Google — start Flopsy Droid」と声に出して命じる方法(実際に命じてみてもたいていは失敗してしまう)で、もうひとつはスマートフォン側で操作して開始する方法だ(それであればスマートフォンで遊べば良いのに)。

しかし、いろいろ不満はあるものの、Android Wearにゲームがやってきたわけだ。Android Wearが成功を納めれば、ゲーム開発者にとって魅力的なプラットフォームが新たに誕生することになるわけだ。これから「スマートウォッチ独自の魅力を活用するにはどうすれば良いのか」といったことを試行錯誤しつつ、さまざまなプロダクトが出てくることになるのだろう。

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[翻訳:Maeda, H


長年腕時計嫌いだったぼくがAndroid Wearスマートウォッチを常用したくなった理由

今年のGoogle I/Oはいろんなプロダクトの寄せ集めみたいで、しかもその多くは早くて今年の終わりごろでないと可利用にならない。でも、来た人がいちばん知りたかったのはAndroid Wearのことだ。Googleのそのスマートウォッチ用オペレーティングシステムはほとんどAndroidそのものだから、デベロッパは比較的容易にアプリを作れると思うが、でもその現状の姿は、Google Nowのいろんな通知をユーザの手首に持ってくるためのシステムだ。

ぼくのスマホにはかなり前からGoogle Nowがあるけど、Wearのウォッチをしばらく使っていると、こいつはまさに、Google Nowのための専用機だ、と思えてくる。というか、Nowをこんなに身近に感じるのは、スマートウォッチの上で使うようになってからだ。Androidの上では以前から、かなり出しゃばりの、よく目立つアプリだけど、じっくり付き合うようになったのはウォッチに載ってからだ。

もちろんAndroid Wearには、スマートフォンからの通知もすべて来る。対話的な通知でもWearはなんとかこなせる。でも、スマホの通知が全部ウォッチに来るのはやり過ぎだ。嬉しいことに、通知がウォッチに来てもよいアプリをユーザは指定できるが、でもAndroid Wearの断然便利な機能といえば、Google Nowへの容易なアクセスなのだ。

今では誰もがGoogle Nowを知ってると思うが、でもそれをスマホの上で使うのと、手首の上で使うのとでは、基本的な違いがある。情報を正しいタイミングで伝えてくれるのはどちらも同じで、仕事中ならそろそろ家に帰る時間だと教えてくれるし、誰かとのアポイントがあるなら、そろそれそのために出かけろ、と教えてくれる。空港にいたら、搭乗ゲートを通るためのバーコードを表示する。これらの情報はすべて、スマホにも提供されるのだけど、腕時計の上だと、情報へのアクセス性、というか情報の利便性が、ぐんと高まるのだ。

もちろんそれは、Google Nowが正しいときにかぎるけど、だいたいいつも正しい。Nowが提供する情報の種類はかなり多いし、今でも新しい情報やカードが増え続けている。中には、スマホでは意味があるがWearの上では無意味な情報、たとえば検索の履歴などもあるが、しかしそんな情報は腕時計には来ないから大丈夫だ。

ただし、Nowは正しくてもWearが正しくないとがある。たとえば天気予報のカードを間違えてスワイプして画面からなくしてしまうと、それを取り戻すのが難しい。それはWearというオペレーティングシステムのUIの問題点の一つだが、ぼくを実際に困らせる唯一の問題でもある。ウォッチの小さな画面上でのカードの操作を、もっと簡単容易にしていただきたい。

Google NowはGoogleのいろんなサービスを一箇所に詰め込んでいるのだが、Wearにもそんな感触がある。それは、Androidとそのエコシステムから学んだこと、プラス、進歩した音声認識、プラス、まったく新しいデザインのデバイスだ。

そんな新しいデバイスのシステムが、Google Nowをユーザの手首へ持ってくる。それは、一見つまらないことのように思えるかもしれないけど、現実の使い心地としては、スマートウォッチ上のGoogle Nowほど便利なものは、今の世の中に、ちょっとほかにない。それだけに200ドルの価値がある、とまでは言えないにしても、Wearを一週間も使ってみれば、これからも使い続けたいという気持ちになってしまう。何を隠そう、ぼくなんか、もう10年以上、腕時計不使用の人間なのだ。

数か月後からGoogleは、MicrosoftやApple、それに数社のスタートアップと、スマートウォッチで競争することになる。でも、Google Nowみたいにユーザのことをよく知っているアプリを他社が作るのはたいへんだろう。だからiWatchがよっぽどすごい・すばらしい製品でもないかぎり、スマートウォッチの競争では、Google Nowのおかげで、Android Wearがかなり有利だろう。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


ウェアラブル市場の分かれ目は「妥協」

フィットネスアプリとウェアラブルが牽引力を増す中、Android Wearの発表によって、消費者は初めて〈使えるであろう〉スマートウォッチを提示された。これからの数ヵ月や数年、この新カテゴリーは、MicrosoftのOSに対する統一アプローチ〈対〉AppleのiOSとMac OS Xの意図的な多様化、に似た決断を消費者に迫るだろう。

Windows 8は、「妥協なき」オペレーティングシステムとして設計されたことがよく知られている。タブレット、ノート、デスクトップを含むあらゆるカテゴリーのデバイスに統一された体験を提供する。これは、キーボード、マウス、タッチ、スタイラス等の複数タイプの入力、およびコートのポケットに入る小さなダブレットから、テレビ兼用にも使えるオールインワン機までの様々なフォームファクターを扱えるインターフェースをデザインすることを意味している。

Appleは正反対のアプローチを採用した。自社デバイスはそれぞれのフォームファクターに合わせて正しく妥協してデザインする。iPadのラインアップはタッチに、Macのハードウェアとソフトウェアはキーボードとマウスに、それぞれ最適化されている。

これまでのところ、二つの哲学の間に起きている矛盾は、伝統的PCにおけるWindows 8に対する緩やかな反応と、iPadがライバルのWindows 8タブレットたちを ― Microsoftがゴールをずらして、Surface 3タブレットの本当にライバルはMacbook Airだと言うところまで ― 圧倒しているという結果を招いている

SurfaceがノートPCとタブレットの融合体であるように、Android Wearデバイスは、フィットネス中心のウエアラブルとスマートフォン、それぞれから機能を取り入れている。歩数や心拍数を測定することができるスマートウォッチに、将来メーカーはさらに健康情報を得るために、あらゆるセンサーを投入するに違いない。センサーとバッテリーと画面を詰め込み、さらに道順を値るなど複雑な対話に必要なインターフェースを備えるために、彼らは大きさを犠牲にするだろう。

ウエアラブル界のもう一方の端には、Jawbone UPのように、センサーとワイヤレス機能以外をすべて剥ぎとったデバイスがある。これらの製品はより快適で、バッテリー寿命も長く、デバイス自身には事実上ユーザー体験がない。市場が拡大し、センサーが小さく安くなるにつれ、こうしたデバイスは安くなる一方だ。

どちらの哲学が消費者に受け入れられるかは興味深い。人々は、携帯電話を1台しか持たないのと同じように、1種類のデバイスを腕に巻き、最小限に妥協したデバイスを使うのか? それとも、固有の興味や健康への気遣いのために、減量用にリストバンドを1つ、睡眠習慣の監視にもう一つという具合に選ぶのか。

あるいは、ださいと思われることを乗り越えて複数のデバイスを身に付けるのか。片腕に通知と音声検索のためのスマートウォッチ、もう一方の腕にはセンサー満載の様々なデバイスを、用途に応じて取っかえひっかえするのかもしれない。

Android Wearが今日初めて市場に現れたばかりで、Appleの “iWatch” は来たる10月に発表されるであろうという今、予言するにはまだ早すぎる。どちらの会社とも両面作戦をとっているようだ ― GoogleはAndroid WearとGoogle Fitを提供し、Appleは自社独自のウォッチを作りつつ、Healthアプリで複数デバイスのデータを管理しようとしている。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook


Android Wearに専用のコンパニオンアプリが登場、Google PlayにWear専用売り場が

スマートウォッチのためのGoogleのプラットホームAndroid Wearは、今すでにLG GSamsung Gear LiveMoto 360などの、腕時計ならぬ腕コンピュータを動かしているが、このほど、専用のコンパニオンアプリケーション(ユーティリティ)が登場した。このアプリケーションの名前も単純にAndroid Wearで、Google Playのアプリストアで入手できる。そしてこのアプリケーションを使ってウォッチの設定や音声アクションなどを、カスタマイズできる。

といってもその機能はごくベーシックで、通知の方式や、アラームやタイマーなどの音声アクションを指定できるぐらいだ。ただし今後のAndroid Wearプラットホームの成長に合わせて、コンパニオンにできることもより豊富になるのだろう。

 

このアプリケーションの立ち上げと合わせて、Google PlayのストアにはAndroid Wear専用の売り場設けられた。今そこには、メッセージを送る、フライトを調べる、地域のイベントを知るなど、およそ20あまりのアプリケーションが陳列されている。

またGoogle MapsやGoogle Hangoutsなどの定番アプリのほかに、Pinterestのアプリもある。腕時計の画面を見ながらpinする人って、いるのかしら。

 

サードパーティアプリとしては、この専用ストアにこんなものが並んでいる: IFTTT、Level Money、Contacts+、Bandsintown、Banjo、Duolingo、Eat24、Onefootball Brasil、Highlight、Glympse、Talkray、Player FM、The Guardian、Thomson Reuters、Person Capital Finance、Allthecooks Recipes、Pinterest、American Airlines、Fly Delta、1Weather: Widget Forecast、Zumper。

Googleによると、サードパーティアプリは今後どんどん増えるそうだ。

アプリストアのAndroid Wear専用売り場の品揃えは、ここで確認できる。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


Android Wearスマートウォッチ三機種を比較する: Moto 360、LG G Watch、Samsung Gear Live

初めてのAndroid Wearスマートウォッチは、まだ消費者の手に渡っていない(二つは7月7日発売)が、われわれは、それらをしばらく触ってみることができた。まだ、電池や本体の寿命など、詳細についてはよくわからないけど、それぞれの印象ぐらいなら語ることができる。あなたの腕によく似合うスマートウォッチは、Moto 360か、LG G Watchか、それともSamsung Gear Liveか? この記事とビデオを、参考にしていただけたら幸いだ。〔ASUSはまだ見本機なし。〕

まず最初に: ソフトウェアや機能性の面では、大きな違いを期待できない。Android Wearと名付けられた規格は、デバイスのルック&フィールをメーカーの違いを超えて統一することがその目的だ。少なくとも現時点では、Androidのスマートフォンやタブレットが経験した、OEMたちの勝手なカスタマイズによる分裂現象を、Googleは避けたいようだ。

でもハードウェアのデザインは、大きく違う。たとえばSamsungは、自社のソフトウェアとGoogle Fitの両方に対応する心拍計を搭載している。Google FitはGoogleの健康チェックプラットホームで、いずれはサードパーティアプリのためのAPIも提供されるのだろう。そこで、健康マニアの方はSamsungに惹かれるかもしれない。

快適性も、重要な比較要素だ。どの機種も軽量で、終日着用をねらっているようだが、しかしSamsung Gear Liveには面倒な留め金と独特のバンドがある。ゴムの感触が嫌いな人は、まずだめだろう。ただし、本体背面の貝殻状のデザインのため、手首へのなじみ具合はとても良い。LG G Watchは、ストラップをユーザが交換できる(最初からついてるシリコン製のもなかなか快適)。ただし背面も角ばっているから、ストラップをきつく締めると手首の骨に当たるかもしれない。

Moto 360は、ステンレス製なのに意外と軽い。円形のディスプレイは大きくて明るい。ほかの二つよりも大きく見えるが、円形であるために細い腕にもよく合う(下図)。下の方にセンサ用の小さな窓があるので、完全な円ではないが、でもデザイン的には群を抜いている。デザインで選ぶなら、Moto 360かな。

ぼく自身も、第一印象としてはMoto 360が好きだけど、でもそれは、SamsungやLGの矩形が、スマートウォッチのデザインとして平凡に見えるからかもしれない。それに、Moto 360の発売はこの夏の終わりごろになるし、価格も決まっていない。Android Wearウォッチを今すぐ必要でない人は、それまで待って自分で比較するのが、よいかもしれない。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))