サムスンのGalaxy Watchの血圧測定アプリが韓国で規制をパス

Samsung Electronics(サムスン電子)が今日(4/21)、Galaxy Watch用の血圧測定アプリが韓国の規制当局に承認された、と発表した。Samsung Health Monitorと呼ばれるそのアプリは、第三四半期中に少なくとも韓国で、Galaxy Watch Active2で利用できるようになり、そして今後のGalaxy Watch製品にも加わる。

TechCrunchは、Galaxy Watch Active2の高度なセンサー技術を利用しているそのアプリが韓国以外ではいつごろ提供されるか、問い合わせている。

それは韓国の食品薬品安全省より、一般市販のカフレス血圧測定アプリとして認められた。このアプリは最初に、従来からある血圧カフで調整する必要がある。そしてその後は、脈波分析で血圧を測定する。調製は少なくとも4週間に一度行う必要がある。

IDCの最近の記事によると、2019年の最後の四半期ではSamsungのウェアラブルの売れ行きはApple(アップル)とXiaomi(シャオミ)に次いで第三位だった。その量を支えたのは、Galaxy Activeウォッチだ。Samsung(サムスン)は、スリープトラッカーなど、健康とフィットネスにフォーカスしたモニタリング機能で、同社のスマートウォッチを差別化したいようだ。

関連記事: サムスンのGalaxy Watch Active 2はAndroidユーザーに最適なスマートウォッチ

画像クレジット: Samsung Electronics

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa

手洗いをリマインドするGalaxy Watchの新アプリ

数カ月前なら、手洗いアプリのアイデアはどう見てもつまらないものだっただろう。我々は皆大人だし、これまでずっと手を洗ってきた。しかし、状況は変わった。2020年4月中旬現在、我々は外に出て、他人と関わることを恐れている。そして徹底的な手洗いは、我々が持つ数少ない武器の1つである。

Samsung(サムスン)によると、「Samsung Research Institute-BangaloreそしてSRI-BのUXとウェアラブルチームのデザイナーと開発者の小規模なグループが、健康と安全を保つのに役立つソリューションを考案するために、この2週間は24時間体制で取り組んだ」という。

Galaxy Watchアプリの 「Hand Wash」 は、着用者に少なくとも20秒間は手を洗うよう促すものだ。リマインダーの間隔はあらかじめ設定されているが、着用者がカスタマイズすることもできる。アプリは手洗いを始めて25秒後に通知を出す。5秒間は石鹸を使うためのものだ。

アプリは手洗いをトラッキングし、最後に行ってからの経過時間を表示する。普通の状況なら理解に苦しむアプリだろうが、現状においては至極当たり前のものだ。アプリは現在、Galaxy Storeからダウンロードできる。

新型コロナウイルス 関連アップデート

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(翻訳:塚本直樹Twitter

Googleのレーダー技術によるジェスチャー入力方式SoliをFCCが認可、電波妨害問題をクリア

数年後にはタッチスクリーンを陳腐化するかもしれない、Googleのレーダーを利用するモーションセンサー技術を、アメリカの規制当局が認可した。Soli Projectと命名されたそのイニシアチブは2015年に、Googleの最先端の技術開発部門Advanced Technology and Projectsでスタートした

それ以降私たちは、Soliの技術的成果をいくつか見てきた。それはオブジェクトを認識でき、レーダーセンサーの消費電力を少なくできた。いちばん最近では、規制当局からの指示がきっかけで、もっと実用的な段階へ移行した。アメリカの連邦通信委員会(Federal Communications Commission, FCC)は今週初めに、Project Soliに対し、現在許されている以上の高い電力レベルでの運用を認めた。この政府機関はさらに、そのデバイスが“他のスペクトルのユーザーを妨害する可能性が極微なので”、航空機の中で使用してもよい、とした。

Soliのレーダーセンサーは25ドル硬貨サイズの小さなチップで、手や指のわずかな動きを高速高精度で追える。これによりたとえば、オーディオ装置ではボリュームのつまみを回さなくても、スピーカーの前で指をすり合わせるだけで音量を調節できる。FCCの今度の規制なら、スマートウォッチのボタンをエアプレスすることもできるだろう。

FCCは、安全性の懸念が一掃されればこのセンサー技術が公共の利益にも奉仕する、と言っている: “スマートフォンなどのデバイスをタッチをしない手のジェスチャーでコントロールできるようになれば、運動能力や発話能力、触知能力など多様な障害を持つ人びとを助けることができる。それにより、アメリカ社会のより多くの成員の生産性と生活の質が向上する”。

今本誌TechCrunchはGoogleに詳細を問い合わせているので、返事が得られ次第この記事をアップデートしたい。

FCCのこの認可の数か月前には、Facebookが、Soliのセンサーが高い電力レベルで運用された場合の電波妨害、という問題をこのお役所に持ち込んでいた。しかし両社は9月に合意に達し、 Soliは政府が許容したよりも高いがGoogleが求めたよりも低い電力レベルで運用される、という合意内容をFCCに届け出ていた。その合意内容が認可された、というわけだ。

この新しい分野でFacebookがルールを設けようとしたことは、理にかなっている。同社もまた、Oculusで同様のモーション技術を展開しようとしているからだ。Facebookはたとえば、腕の動きを作り出すデバイスで、ハグなどの社会的ジェスチャーをシミュレートする技術開発に投資している。

Googleのこの技術開発のアップデートはしかし、ある種の‘頭隠して尻隠さず’でもある。そう言いたくなるぐらい、最近の同社は問題含みの行為が多い。まず、Google+の大量のデータ漏洩、その前の、オンラインゴーストタウンの閉鎖。児童ポルノ対策の失敗。そして中国への再進出が、検索エンジンの検閲を伴うという報道

画像クレジット: Google

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CasioのEdifice EQB501はがつん!と来る力作、しかもスマートフォンで機能を拡張

Casioが作る肉体派のウォッチは、いつも肉体派であるとは限らないふつうの人に向いている。その最新のEdifice EQB-501は、形と機能とハイテク装備、三者が合金状に一体化していて、たくさんのダイヤルとボタンとセンサーが、ジャングルでも大都市でも、あなたの旅路を‘接続良好’に維持してくれる。

この化け物のようなウォッチは、幅が44.4mm、耐水性は深度100メートルまでだ。スマートフォンに接続してそのCASIO WATCH+アプリを開くと、お望みのタイムゾーンで時刻を知らせる(各地の夏時間にも対応)。ストップウォッチ、アラーム、電話番号見つけ、そして速度計モードまである。電源はソーラーのみで、充電不要。時刻合わせはウォッチが自分でやる。

速度計は、実はストップウォッチの現在までの経過時間と、そこまでの移動距離を利用するタキメーターだ。その装置とGPS機能のためには、スマートフォンが必要である。

Fossil Qみたいに、二つの世界の良いとこ取りをしているのがいいね。スマートウォッチの機能は厳選された少数だが、スマートフォンがなくても使える。トレッキングや冒険旅行には、それが欠かせない。またスマートフォンと違って、濡れても傷だらけになっても、十分に使える。

EQB501の発売は、4月だ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

第2四半期のスマートウォッチ出荷台数は前年比32%ダウン

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IDCが発表したデータによると、スマートウォッチの出荷台数は第2四半期に減少した。これはこの分野で初めてのことだ。しかも下げ幅は小さくない ― 1年前の510万台から350万台へと32%急落した。

原因は明快で、Appleが元凶だとIDCは指摘した。ハードウェアの巨人はこの分野でトップの座を維持したものの、上位5社中唯一前年比マイナスだった(360万台から160万台に55%減)。Samsung、Lenovo、LGおよびGarminはいずれも前年より伸びている。

2015年Q2はApple Watchが発売された時期であり、大きな需要があったことが理由だとIDCは説明している。また、年内に発売が予想される後続機種を期待しての買い控えも要因だとしている。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

スマートウォッチの盤面デザインをWeb上でもできるFacerアプリが、AndroidだけでなくApple Watchにも対応

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Androidスマートウォッチのカスタム化で人気のFacerが今日(米国時間3/3)、iOSとApple Watchにその手を広げた。Apple Watchのホーム画面を個人化するユーティリティはApp Storeに山ほどあるが、Facerの良いところは、無料の盤面デザインが大量にあることと、Facerにしかないコンテンツもかなりあり、その中には有料ブランドのものや、Web上で盤面をデザインできるツールなどがある。

Facerは、かなり初期のAndroidスマートウォッチのころから、盤面制作アプリケーションの上位製品のひとつとして、いつもリストに載っていたので、ご存じの方も多いだろう。このアプリのコミュニティはウン十万人の規模だ、と同社は言っている。Google Playのダウンロード数がそれぐらいだから、ウソや誇張ではないだろう。

1か月前にこのアプリケーションはアップデートされ、提供コンテンツ数もぐんと増えた。新たに加わった無料の盤面デザインは数千もあり、またGarfield, Betty Boop, Popeyeなどのブランド品も多くなった。そして今度からは、これらがすべてApple Watch用にも入手できるのだ。

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Apple Watch用のアプリケーションでは、最新の盤面画像をInstagramやTumblrのフィードで見ることができる。そのほかのテーマやチャネルもあり、その中にはUnsplash, Superfamous, Gratisography, Vecteezy, NASAといったパートナーからのもある。

教育的なのが好きな人向けには、フラッシュカード的なやつもあり、手首を振るたびに新しい星座や新しい単語、太陽系上の各惑星、などが表示される。

そのほかの盤面制作ユーティリティと違ってFacerでは、自分の個人化盤面をWeb上で作り、Web上で共有できる。そのためのWeb上のデザインツールfacer.io/creatorがあり、そこではテキストや図形や画像をオンラインのライブラリからHDのキャンバスへドラッグ&ドロップできる。ただしAppleは壁紙しか編集できないから、Androidの盤面ほどいろんなことはできない。

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Facerは、Little Labsの最新のプロダクトだ。ここはNEAから資金を得ており、自らを“‘スマートウォッチファーストの’アプリスタジオ”、と称している。iOSやAndroid用のモバイルアプリではなく、スマートウォッチやウェアラブルに専念する、という意味だ。

Little Labsのファウンダーたちは、 Jamdat MobileやEAなどでモバイルの開発経験を積んでいる。昨年同社はNEA, Lightspeed Ventures, Lowercase Capitalなどから300万ドルを調達した。

Facer以外のプロダクトもいろいろあり、その中にはApple Watch用の小さなスロットゲームや、オスカーにノミネートされた映画に由来するThe Martian Gameなんかもある。

Facerは、iTunes App Storeで無料でダウンロードできる。

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Samsungは来月のCESで‘スマートベルト’など奇抜な新製品3種を披露

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CESは、昔のモーターショーにやや似ている。当時の自動車メーカーは、実際に売るための製品というより、技術力を誇示するための新奇な製品ばかりを、自慢気に展示していた。それと似てSamsungは、来週から行われるCES 2016で、三つの新(珍)製品を披露するようだ。

中でももっとも奇抜なのは、WELTと呼ばれる‘ヘルスケアのためのスマートベルト’(smart wearable healthcare belt)WELTだ。

WELTだって*。〔*: weltには別の意味がある。〕

(長い沈黙)

ベルトとしてはふつうのベルトに見えるけど、(きっと)ユーザのウェストサイズを測ったり、食生活をチェックしたり、一日にやるべきエクササイズなどを指示したり、椅子に座っていた時間を計ったりするのだ。そしてそれらのデータがアプリへ行き、健康改善のためのアドバイスが作られる。

次の製品はVRヘッドセット用のハンドモーションコントローラ(hand-motion controller, 手の動きでVRをコントロールする)だ。VRのゲームで、Wiiのような対話をする。たとえば手の動きだけで、実際にテニスをプレイしている仮想現実(VR)を体験できる(下図)。

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最後の三つ目の製品は、スマートフォンやスマートウォッチに付ける不思議なストラップ(ひも)だ。これをデバイスに接続しておくと、下図のように、自分の指を耳に当てるだけで、スマホ(など)からの音が聞こえる。シークレットサービスが盗聴用に使うとよいね。

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いずれの製品も好奇心をそそることはそそるから、CESで実際に体験したら結果をご報告しよう。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa)。

Samsung、Apple Watchに対抗するGear S2のビデオをリリース

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Samsungは先週、ニューヨークにて大々的なイベントを行った。Galaxy Note 5およびGalaxy S6 Edge+を発表するためのものだった。しかしその場でSamsungは「Samsung Gear S2」のリリースが間近となっていることもアナウンスしていた。このS2だが、どうやらSamsung Gear Sとは全く別物となっているようだ。サイズは(もちろん)小型化し、よりファッショナブルなデバイスとなった。ライバルはもちろんApple Watchを想定しているのだろう。

デバイスの詳細についてはまだ明らかになってはいないが、SamsungのYouTubeチャネルにティーザービデオが投稿されたので紹介しておきたい(上に掲載しているものだ)。詳細については9月初旬のIFAプレスカンファレンスで明らかにするとのことで、ビデオ以外に新しい情報はリリースされていない。ビデオからわかることだけを簡単に確認しておこう。

まず誰でもすぐに気づくのが外見が丸型となったことだ。ベルトもどうやらメタル製のものが用意される様子。ビデオ中で表示される天気予報、タイムゾーン、ストップウォッチ、スポーツトラッキングアプリケーションなどは、スマートウオッチ用にカスタマイズされている。ビデオを見る限りでは、心拍計機能もも搭載されているようだ。情報をスニペット化することで、たとえば下の画像のように心拍を確認しながら会議の予定を表示するなど、さまざまな情報を同時に把握できるようになっている。

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よくも悪くも、Gear Sから大きく変化しているところに注目しておきたい。Gear Sは3Gに対応し、スマートフォンの機能に頼ることなく、電話をかけることができた。画面に表示されるQWERTYキーボードを使ってチャットするようなこともできた。このQWERTYキーボードは、丸型となったGear S2には搭載されていないものと思われる。

画面に表示されるさまざまなデザインも新しくなっている。各種アイコンは丸くなり、よりおしゃれになっている。丸型アイコンについては、Appleも特許登録をしていない。Apple Watchのリリース後になって、Samsungも丸型アイコンを採用したことには何かウラ話があるのかどうかも気になるところではある。

このGear S2に搭載されるのがTizenなのか、それとも大幅にカスタマイズしてSamsungアプリケーションを載せたAndroid Wearなのかはまだよくわからない。また、上で「小型化された」と書いたが、実際のサイズも実はよくわからない。Gear Sの無骨さ(下の写真参照)が薄れていることを期待したい。機能はともかく、Gear Sは腕に装着するにはやや大きすぎたように思うのだ。

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(翻訳:Maeda, H

テキスト付き3秒動画、Apple Watchに最適化したWatchMe Messengerが面白い

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新しいメディアが登場する初期というのは、それに適したコンテンツを模索する時期が続き、当面は古いコンテンツをそのまま新メディアに乗せるということが起こる。例えば、テレビが登場したばかりのころ、この新しいメディアで何を流すべきかは誰にも分からなかった。だからオペラや演劇など既存の舞台芸術を正面カメラで撮って流すだけだった。

Android Wareを1年くらい使っていて感じるのは、「とりあえずスマートウォッチに載せました」というアプリの多さだ。明日の出張先の天気や、今日取りに行くレンタカーの予約番号をいきなり腕時計で通知してくれるGoogle Nowのように、ただ載せただけで便利なものが多いのは事実だが、結局のところスマートウォッチというのは通知の確認のためだけにポケットに手を伸ばさなくて済むというぐらいの話だと感じている。しばらくのうちは、それも効果が大きいと思っていたが、かさばるスマートウォッチを腕に巻き続ける理由にならず(そもそもクパチーノやパロアルトの連中は長袖を着る地域のことを忘れてるから分厚いウォッチに平気なのではないか?)、結局ぼくはあまりスマートウォッチを使わなくなっていった。

こうしている今もニュース系アプリなんかが次々とApple Watchアプリのプレスリリースを送ってきているが、まあ最初だけ、ニュースを腕時計でなんて見ないですよ。と、ぼくは思う。

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「ウォッチ上でのコミュニケーション」をゼロから考えた新鮮なアプリ

もしスマートウォッチが「通知表示」以上の何かを提供できるのだとしたら、それは何だろうか? それは、きっと従来からあるアプリを小さな画面に押し込みましたというようなものではないはずだ。ここでその可能性や方向性を分類しようとか予測しようとは思わないのだけど、東京を拠点にするスタートアップ企業のPocket Supernovaが開発した「WatchMe Messenger」のデモを見ていて、これはウォッチのために考えられた斬新なコミュニケーションツールかもれないな、と思った。

WatchMe Messengerを開発したPocket Supernova共同創業者のオスカー・ノリエガは、「Apple Watch向けに最適化した世界初のメッセージング・アプリ」だという。実はApple Watchの発表時にもWatchMe Messengerのアイコンが入っていた。アップル社とも緊密に開発を進めてきたようだ。

WatchMe Messengerは3秒動画に任意のテキストを載せて送信できる動画コミュニケーションのプラットフォームだ。応答のために6つのアイコンが用意されている。例えば「ビール飲もうぜ」と乾杯姿で動画を撮ってデコレーションをして送り、それに笑顔で「いいね!」と応える。送信側はiPhoneだが、受信側はウォッチをチラッと見て、それに反応するだけで、内容の理解が3秒で終わり、応答も数秒でできる。ぼくはまだデモを見ただけど、これはメールやメッセのテキストの先頭何文字かを表示するだけの通知とは意味がぜんぜん違うのではないかと思う。

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今後は応答メッセージとしてカスタムで自分で用意した3秒の動画を使えるようにする予定という。動画に載せるテキストはSiriで使われているのと同じ音声認識APIを使って入力することもできる。さらに、Pocket Supernovaが提携しているGIFアニメをマッチングするサービス「GIPHY」を使って、例えば「雨が降ってる」というメッセージに合わせて適当なGIFアニメを表示するということも今後やっていくのだそう。英語、中国語、日本語をサポートし、例えば日本語の「ヤバイww」というメッセージに対して、ピッタリのGIFアニメを付けてくれるようになるという。これらはiPhone側では実装済みで、Watchからの返信でも今後対応していくという。

watchme03動画なら3秒で伝わることはたくさんあるだろう。オスカーが例に挙げるのは、「例えば街を歩いていて、ウィンドウショッピングで靴を見たときに、黒がいいか赤かがいいかを妻に聞くようなケース」だ。「難しい会話じゃないので、文脈が自明。すぐに分かる」という。

Apple Watchにはカメラはおろか、動画再生やオーディオ再生機能すら搭載されていない。そこでどうしたかというと、唯一サポートされているPNGアニメーションを使い、テキストをオーバーレイさせたそうだ。撮影した動画をダウンサンプリングして、5fpsのパラパラアニメに変換した。受信側はバイブレーションが来て、腕を持ち上げると、ボタンが表示されるので、それを押して再生するという手順になる。

ユーザーの1回あたりの接触時間でみると、PCは「時間」、スマホは「分」、ウォッチは「秒」になるとオスカーは指摘する。コンテンツやメッセージの生成側がウォッチ(秒)を前提としない限り、ウォッチに適したものが生まれないのだとしたら、WatchMe Messengerはとても面白い試みだと思う。

別サービスのVideo Selfieも順調にスタート

WatchMe Messengerを開発したPocket Supernovaは、かつて「Unda」というiPhone向けの動画メッセージングアプリを開発していた。2012年にスタートして、2014年7月にはUndaのサービスをクローズ。Undaは立ち上げに失敗したが、そこで学んだことをいかして「Video Selfie」というサービスを提供している。

Video Selfieは1クリックでデコレーションができる動画自分撮りソーシャルアプリで、2014年11月のリリース以来、若い女性を中心に北米で50万DL、7万5000のMAU、1万5000のWAUとなっているというから、トラクションが出始めているようだ。Video Selfie自体でもパブリックなタイムラインがあって、若いユーザーは歌ってみた的なセルフィーをシェアしているそうだ。GIFアニメを使ったデコレーションがポイントの1つで、いちばん人気はInstagramにシェアすること。動画を含むランディングページが生成されるので、LINEでもリンクをシェアすることもできるという。Vineとの違いは、気負わずに投稿できることで、大多数が「見るだけ」になっている多くの動画プラットフォームと違って、本当に何でもない動画がどんどんシェアされているのだという。

Undaは立ち上がらず失敗だったとして終了したが、Pocket Supernovaはデコレーション付きセルフィー動画、そしてWatchMe Messengerと継続してモバイルと動画に取り組んできたことになる。現在Pocket Supernovaのチームには、4人の日本人と、オスカーを始めとしてメキシコ出身のデザイナーとエンジニアが計3人いる。

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Apple Watchでフォーム改善、Clipstroならリモートでスポーツの残像動画を撮影できる

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ここのところ毎日ように「○○○がApple Watch対応!」というプレスリリースを受け取っている。24日のApple Watch発売に向けて業界全体の盛り上がりを感じているわけだが、一方で1年近くAndroid Wareで通知系アプリやニュースアプリなど、ひと通り触って飽きたぼくとしては割と冷めた感じもあるのが正直なところ。

そんな中、なるほどこれはウォッチ向けだなと思うアプリが出てきた。

Splyzaが開発する「Clipstro」(クリプストロ)は、iPhoneやiPadで、残像動画(ストロボモーション動画)が撮影できる360円の有料アプリだ。5秒間撮影するだけで、体操やフィギュアスケート、陸上競技のテレビ解説に出てくるような残像動画を自動で生成してくれる。

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Splyza代表の土井氏によれば、テレビの解説で利用されるソフトウェアは数十万円する動作解析ソフトで、手作業による編集工程もあるのだとか。プロスポーツやオリンピックスポーツのコーチング、大学のスポーツ科学の研究室などで利用されているものも同様。それがiPhone/iPadのアプリでできる、というのがClipstroだったわけだが、それがApple Watchに対応すると以下のようになる。

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つまり、iPhoneを三脚にセットしてしまいさえすれば、友だちやコーチに撮影をしてもらわなくても残像間隔などパラーメーターの調整や撮影、撮影後の映像の確認といったことができてしまう。ウォッチの画面は小さいので、実際の映像によるフォームの確認はiPhoneやiPad上でやることになることになりそうだけど、1人でコツコツ取り組むスポーツでのフォーム確認とか、ソーシャルでシェアしたいエクストリーム系なトリックのセルフィー映像の撮影にはぴったりかも。

snowb例えばゴルフのフォーム確認だとか、スノボのトリック撮影だとか、そういった用途だ。こういうリモート操作・確認の手段がない状態だと、設定(iPhone)→撮影(iPhoneから離れる)→確認(iPhoneを見に行く)と撮影のプロセスが煩雑になる。単なるリモコン撮影だと、ちゃんと撮れたかどうかをやっぱり撮影デバイスで確認することになるので、これはスマートウォッチの応用として面白い。

もともとClipstroのウリはiPhoneのカメラをパンしてパノラマ映像を撮影したとき、手ブレや位置情報をソフトウェア的に補正して円柱に投射する、その画像処理技術にあったので、実は三脚に固定するとメリットが薄れる。とはいえ、Apple Watchは動画再生をサポートしないので、こういうユースケースを実現するアプリとしてのClipstroは、やっぱり良さそうだ。Clipstroでは残像動画を1枚の静止画にしてApple Watchで確認できる。

ちなみに、Clipstroは2014年7月末のリリースで、現在までに4万ダウンロードとなっている。子どもや動物を撮るといった想定していなかった使われ方も少なくないそうで、iPadの写真/ビデオカテゴリでは、日本、スペイン、オーストリア、デンマーク、チェコなどで1位を獲得したことがあるという。

人気沸騰のスマートウォッチにステンレス版登場―Pebble Time Steal、Kickstarterの資金集めで新記録

先週、Pebbleは新しいスマートウォッチ、 Pebble Time をKickstarter予約開始したばかりだが、今日(米国時間3/3)、もうひとつの新製品、Pebble Time Steelを同じくKickstarterに公開した。

Pebble Time Steelはその名のとおり、Pebble Timeのステンレス版だ。インターフェイスとソフトウェアはPebble Timeと同一だが、金属製ケースはゴールド、シルバー、ブラックの各色が用意される。またバッテリー駆動時間が3日間追加され、Pebble Time Steelのバッテリーは1回の充電で10日間保つという。これはスマートウォッチ市場でもライバル大きく引き離してトップの駆動時間だ。

Pebble Time Steelの全体の形状はPebble Timeだが、デザインはオリジナルのPebble Steelに似ているところがある。Pebble Timeと同様、防水、マイク内蔵、カラーのeインク・ディスプレイだが、PebbleによればTime Stealはターゲットとしてプロフェッショナル系の人々を想定しているという。今回のステンレス版には特に新しいセンサーなどは追加されていない。

またPebbleは今回、Pebble TimeとPebble Time Steelの双方で利用できるSmartstrapsという時計バンド式のモジュラー・アクセサリー・システムを発表した。これにより、サードパーティーのデベロッパーはアドオン機能を提供するアクセサリーを時計バンドスタイルで開発できるようになる。

Pebble Smartbandシステムはオープン・ハードウェア・プラットフォームだ。時計本体の裏側に設けられたポートにサードパーティーのスマートバンドを接続することができる。スマートバンドはPebble独自のクィックリリース機構で簡単に脱着できる。バンドには追加のセンサーや各種がジェッドだけでなくバッテリーも内蔵可能だという。たとえば心拍計などのフィットネス機能、大気の状態を測定する環境モニターに加えて数週間にわたってPebbleを駆動できる予備バッテリーなどを追加できる。

PebbleのSmartbandシステムが機能するかどうかはサードパーティーの反応次第だが、Pebbleには強力なパートナー・コミュニティーがあるようだ。Pebbleによれば、すでに複数のパートナーが開発を開始しており、今年中に最初の製品が市場に出るだろうという。Pebble TimeとPebble Time Steelの出荷が始まってからさほど間をおかずにスマートバンドもお目見えすることになるらしい。

今日までにPebbleはKickstarterで5万4500人の予約(投資)者から1200万ドルの資金調達に成功しており、予約数は6万5700個に上っている。Kickstarterプロジェクトとしては新記録だが、メーカーがスマートバンドのような複雑なデバイスを製造するためのターゲットとしてはそれでもまだ小さい。しかしPebbleには熱狂的なファンがついており、モジュラー・アクセサリーのようなデバイスを大いに好みそうなターゲットではある。

Pebble Time Steelの予定市販価格は299ドル(Apple Watchの349より依然として安い)だが、Kickstarterの初期の予約者には249ドルだ。すでにPebble Timeを予約している支援者は既存の出荷順位を維持したままPebble Time Steelにアップグレードできる。ただしPebble Time Steelの出荷は7月が予定されており、Pebble Timeの最初の出荷からはさらに2月ほど余計に待つことになる。(現在Pebble Timeを予約した場合の出荷は6月)。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+


ティム・クック曰く、Apple Watchは4月に発売


Apple Watchは4月から一般販売が開始される、とApple CEO Tim Cookは語った。Cookは今日の2015年Q1収支報告会見で、この目標とする発売予定時期を明かした。昨年9月にApple Watchが初めて発表されたとき、発売時期は「2015年初め」と説明されていた。

Apple Watchの発売日は、発表以来あらゆる噂の対象となり、最近では3月という報道もあった。Cookが実際の発売日を多少でも明らかにしたことは、通常は未発売製品の確実な発売日を決めないAppleらしからぬ行動だが、何ヵ月も前にこのハードウェアの予告発表をしたこと自体、既に標準的手順から外れていた。

しかし、Apple Watchのより具体的なスケジュールを決めることによって、噂された3月にこのウェアラブルが登場しなくても誰も驚かないことが約束される。さらにデベロッパーがソフトウェアの適切なリリース時期を決めるのにも役立つ。Watchのプラットフォームをターゲットにしたいデベロッパーは、今のところバーチャルシミュレーションだけが頼りで、デッドラインも設定されていなかったが、4月という出荷時期が発表されたことで明確な目標が出来た。

AppleがApple Watchを事前発表した決断の裏には、デベロッパーをプラットフォームに引き入れたいという事情もあったので、今回の発表はその点でも有効だ。製品発表にまつわる通常に秘密性もこのケースには必要ない。昨年の事前発表によって既にWatchへの期待は広く抱かれている。

「私は毎日使っているが、とても気に入っていて、これなしでは生きられない」とCookは会見で語り、同製品に対する彼自身の興奮を表した。さらに彼は、Appleはもっと早く出荷したかったのではないかというアナリストの質問に答えて、4月という時期はAppleが定義した「2014年初め」の範囲内であることを強調した。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook


Apple Watchのアクティブ使用時間が数時間でも十分な理由


Appleの来たるべきウェアラブル製品は未だに多くの疑問を呼び起こしているが、バッテリー寿命はその中でも最大の関心事だ。9to5Macの最新情報によると、Appleはこのスマートウォッチが、ゲーム等のプロセッサーを多用するアプリを2.5時間、標準的アプリを3.5時間、バックグラウンドのフィットネストラッキングを4時間、それぞれ連続使用できることを目標にしているらしい。殆どの時間表示がオフであるような平均的利用についてのAppleの目標値は19時間だが、初期ハードウェアはまだこの期待に答えていないと、同誌の情報源は言っている。

記事はさらに、Apple Watchチームの当初の期待はもっと高く、それが発売時期が昨年末から今年にずれ込んだ理由の一つだろうとも指摘している。記事にある数字は一見、Appleウォッチャーの間で少々懸念を引き起こしそうに思える。アプリの連続使用3.5時間というのは、例えばiPhoneと比べてもかなりひどい数字だ。

しかし、たとえAppleがこれらの数字をある程度達成できなかったとしても、Apple Watchの商品としての成功に影を落とすことはないと考えられる理由がいくつかある。まず、このデバイスは現実的には、たまに使われるガジェットであり、それはデベロッパーに課した初期の制約からも見てとれる。Appleはデベロッパーに対して、WatchプラットフォームをiPhoneの情報を伝達するための経路であると位置づけ、迅速なアクションのためのデバイスであり、継続的な利用には向いていないことを示している。

Appleにとって、既存製品の能力も有利に働いている ― Android Wear端末のバッテリー寿命は大体同じくらいで、少し良いものも悪いものもある。重要なのは、利用時間は短かく毎日充電するものであることを、消費者が事前に納得していることだ。バッテリー寿命は、Appleが今後の製品世代で同等あるいはそれ以上に保たなければならない指標だが、スタート時点では、現在ウェアラブルに対して消費者が期待する水準を目安にできる ― 他の面の体験が秀でていれば。

これは、次に指摘するAppleの優位性へとつながる。初代iPhoneは「通話、ビデオ、およびブラウジング」をわずか5時間しか約束しなかった。それは競合する当時のスマートフォンBlackBerry等の長いバッテリー寿命と比べて貧弱なものだった。Apple Watchは、記事を見る限り、そこまでひどくはなく、はるかに短時間の利用が想定されているため電源への負担も少ない。

実際、初代iPhoneはバッテリーに関してライバルにかなり遅れをとっていたが、その体験は、毎日携帯を充電するなどという面倒なことをする人はいない、と言っていた否定論者たちを黙らせるに十分だった。もちろん、もっと長いバッテリー時間への期待はあるが、現実にはPebble以外に存在せず、そのPebbleも、Apple Watchがデビューした暁には、ユーザー体験において、かつてのBlackBerryとよく似た立場におかれるだろう。

様々な現行デバイスに対してバッテリーへの不満は多いが、特定のデバイスタイプ、あるいは特定のハードウェアの売れ行きに致命的影響を与えた例は見当たらない。Appleは今回賭けに出ることができるだろう ― それ以外すべての面で、新しいレベルの洗練と機能を提供する限り。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook


Tim Cook曰く、Apple Watchは毎日の充電が必要となる

Apple Watchのバッテリー持続時間について、ぜひともApple得意の現実歪曲能力を発揮して欲しいと期待していた人も多いことだろう。しかし既に各所で報じられているように、その願いは通じなかったらしい。AppleのCEOであるTim Cookが、Apple Watchは毎日の充電する必要があると話したのだ。言うならば、バッテリー面では既に市場に出ている他社製ハイエンド・スマートウォッチと変わらないということになる。

あるいは、毎日手巻していた機械式手巻時計と同じであるとも言える。

Cook曰く「きっと多くの場面で利用してもらえるでしょう。そして夜には充電しておくということになります」とのこと。WSJDライブカンファレンスでのインタビューに応えたものだ。「多くの場面で利用してもらえる」というところで、プラスに評価しようとしているようだ。

すなわち、スマートなApple Watchを身に着けていても、大して利用もしないのであれば、毎日充電することにはならないということだ。「使いたくなるデバイスだ」ということをアピールしているらしい。

ともかく、ウェアラブルにとってはバッテリーが悩みの種だ。スマートフォンでもバッテリーのもちが問題になっている。但し、AppleはiPhoneについてはバッテリー持続時間も十分だと考えているようでもある。デバイスを新しくするたびに厚みを削り「さらに薄くなった」と表現しているが、それによってバッテリー容量を増やす余地を自ら捨て去っているともいえる(利用者は自前の予備バッテリーを接続し、太くなったiPhoneを使っていたりもする)。

それでもスマートフォン利用者は、ことあるごとに充電しなければならないという事実を受け入れている(あるいは大容量バッテリーパックを持ち歩く)ようではある。しかし、さらにもう一台そうした準備をしなければならないデバイスが増えるということは、なかなか受け入れられないのではなかろうか。手首に装着して利用するデバイスであれば、とくに頻繁に充電することは避けたいと思う人が多いことだろう。

Apple Watchは、スマートではないものの、数年間もバッテリーの心配などしなくて良いデバイスと争うことになる。身体の動きによってネジを巻く自動巻き機能も従来の腕時計にとっては馴染みのものだ。確かにスマートウォッチはこれまでの腕時計と比べるものではないかもしれないが、それでもバッテリーが切れてしまえばなんの役にも立たないゴミのような存在になってしまうことは否定できない。

Apple Watchでは電磁誘導充電方式を採用し、さらにマグネットを利用したコネクタを使って簡単に充電できるようにと配慮している。そうした仕組みにより、日々の手間が軽くなるものかどうか。発売後の動きを見てみたいところだ。

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(翻訳:Maeda, H


Apple、パリコレでApple Watchイベントを開催。ファッション界に進出

Appleはパリ・ファッションウィーク(パリコレクション)に参加し、フランスの高級ブティック、ColletteでApple Watchスペシャルイベントを開催している。Appleは、9月のプレスイベント以降初めてこの新デバイスを一般公開した。まだ、完全動作品を手に取ることはできないが、期待されたガジェットの展示は、それでも多くの群衆を集めている。

Apple CEO、Tim Cookは、今日(米国時間9/30)午前このスペシャルイベントについてツイートし、Apple Watchの各モデルが並ぶガラスケースに群がる人々を撮った上の写真を披露した。複数の記事が、スポートツコレクション、ベーシックコレクション、および18金ケースのハイエンドコレクションからなる、Apple Watch全モデルが展示されていることを報じている。

何人かのファッションジャーナリストもイベントに参加し、ウォッチを試すことができたが、9月に記者たちが触った時と同じく、デモモードに固定されていたと伝えている。Appleは未だにApple Watchの発売時期を、2015年早期としか言っていないが、一部報道によると、当初は2014年末までに発売するつもりだったと言う。

Appleは、Apple Watchをファッションアイテムとして位置付けようとしていることを隠そうとしない ― ファッション中心地でこの種のイベントを開き、『ヴォーグ』編集長のアナ・ウィンターらのスペシャルゲストを招待することによって、来年この商品が発売された暁には、こうしたインフルエンサーたちをも巻き込もうとしている。

ウェアラブルをファッション・アクセサリーとして売り込むことは、この分野の成長を試みるデバイスメーカーの戦略として以前から見られたが、Appleほどの予算やハリウッドへの影響、あるいは、マーク・ニューソンを持つ会社は他にいない。ファッション界の支持を得ることは、腕時計を着ける習慣がなく、これまでのスマートウォッチ製品に魅力を感じなかった消費者にとってさえも、Apple Watchのために財布のひもを緩める理由が一つ増えることを意味している。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook


AsusのAndroid WearウォッチZenWatchは中身が濃くてややお高い

Asusが同社の初のAndroid Wearスマートウォッチを披露した。6月のGoogle I/Oのときに報じたとおりだ。そのAsus ZenWatchは、Androidウェアラブルとしてはやや変わったデザインで、プレロードされたソフトウェアがいくつかと、ジェスチャーコントロールがあり、とくに後者はLG G WatchやSamsung Gear Liveなどの類似デバイスと一線を画している。

ZenWatchはサンドウィッチ的なデザインで、真ん中の具がローズゴールド色、上下のパンの部分がステンレスだ。盤面のまわりはつや消し加工である。ディスプレイは1.63インチ320×320のAMOLEDで、やや曲面になっている。プロセッサは1.2GHz Qualcomm Snapdragon 400、RAMは512MB、Bluetooth 4.0ありだ。裏側には心拍センサがあり、幅22ミリのバンドはユーザが交換できる。IP55の防水防塵性能は、急な雨や水はねのとき助かるだろう。そして9軸の運動センサがある。

ジェスチャーコントロールやプレロードの機能がいろいろあり、これまでのAndroid Wearデバイスとは毛色が違う。たとえば、ウォッチの面をタップしてスマートフォンやタブレットをアンロックしたり、自分がセットした機能をダブルタップで開いたり、ウォッチをミュートにしたり、スマートフォンを見つけたり、カメラのリモート操作、スライド映写機能、などなど。これらを有効にするためには、Asusが作ったウォッチマネージャアプリをAndroid Wearだけでなくお相手のデバイス(スマートフォンなど)にもインストールする。

ZenWatchの価格は6月のときと違っていて、199ユーロ(約260ドル)で年末近くに発売される。このお値段も、これまでのAndroid Wearスマートウォッチのレベルではなく、お高い。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


Android WearがGPS機能とBluetoothによる対話機能を持つ、Appleイベント前の先制パンチ?

Androidチームの発表によると、GoogleのAndroid Wearプラットホームは今後継続的かつ頻繁にアップデートを行い、機能や性能を強化していくそうだ。中でも至近に予定されている新たな機能は、GPSのサポート(スマートフォン等に依存せずデバイス自身が)、そしてBluetoothによるウェアラブル同士の対話機能だ。おもしろいのは、とくに後者かもしれない。

この前Googleは、サードパーティが盤面を自由にデザインできるためのAPIを公開すると述べたが、最近のCNETのインタビューでは上記の二つの新機能に加え、これについてもあらためて言及した。GPS機能はAndroid WearスマートウォッチにGPSチップがあることが前提だが、初期のハードウェアにはない。でもこれからのデバイスでは、朝のランニングで家にスマートフォンを置いたまま、どこをどう走ったかなどを記録できるのだ。

Bluetoothによるコミュニケーション機能についてあまり詳細は語られなかったが、Android WearデバイスとBluetoothハンドセットが対話する例を見せた。たとえば音楽プレーヤーなどの場合は、スマートフォンが仲介しなくても直接、ウォッチが音楽を鳴らせるようになる。つまり一般的に、“スマートフォンがどこかに・なにかに接続していなければならない”、という制約がなくなり、Android Wearデバイスが自立する。逆にスマートウォッチの方からスマートフォンをコントロールしたり、またキーボードからの入力を直接受け取れるようにもなる。

Android Wearチームの予定では、年内にさらにいくつかのアップデートを加えるという。ナビゲーションの改良や音声コントロールの部分的実装は、早くも今週に予定されている。全体としてチームは、Wearプラットホームのアップデートを今後“激しく”やっていくつもりだ。スマートフォンやタブレットに比べるとシンプルな製品なので、それが可能なのだろう。Androidはスマートフォンやタブレットでベンダによる多様な実装という分裂が批判されたが、ウェアラブルではそれを避けたい、という意図もきっとある。

Android Wearが自分の脚だけで立てる・歩けるようになることは、デベロッパにとってもOEMにとっても歓迎だ。出足の悪かったプラットホームだが、そのペースの遅さは、成功のために堅実さを選んだGoogleの作戦だったかもしれない。来週の火曜日以降、Appleのブランドイメージにウェアラブル市場を席巻される前に、Android Wearはできるだけのことをして、地歩を築いておきたかったのだ。

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Asus、9月3日IFAにてAndroid Wear搭載スマートウォッチを発表予定

今年のGoogle I/Oのにて、AsusはAndroid Wear搭載のスマートウォッチを開発中であると話していた。9月にリリース予定で、既に市場に出回っているものよりも安価なものとしたいということだった。その「9月」が目前にせまる中ASUSは、ベルリンで9月3日に開催されるIFAにて新プロダクトをリリースする予定であるとのティーザー広告を世に出した。写真をみれば、これが予定されていたスマートウォッチであることは間違いない。

入手した情報によれば、このASUSデバイスは99ドルないし149ドルであるそうだ。アクティブマトリクス式有機EL(AMOLED)を使っているとのこと。スペック的には、やはりAndroid Wearを搭載するLG G WatchおよびSamsung Gear Liveと同等のものであるようだ。

秋といえばいろいろと新しいハードウェアが登場する季節であり、とくに9月頭にはさまざまなものがリリースされる。Motorolaは9月4日に新たなハードウェアプロダクトをいろいろと発表する予定であるようだし、一番の注目を集めるに違いない新iPhoneも9月6日にリリースされる。

Asusは、丸型ボディーでなかなかの期待を集めているMoto 360と比べられることになるわけだが、もちろん相応の自信を持っているわけなのだろう。

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(翻訳:Maeda, H


優れたデザインのAndroid WearウォッチMoto 360のクローズアップ写真が多数リーク、たしかに目の快楽

Android Wearは、すでに世に出て、人びとの手首や、もしかして人びとの心*にもあるはずなのだが、Motorolaの円形のスマートウォッチMoto 360は、心よりもファッション指向の消費者の目をとらえたようだ。発売は今月中と思われているが、でも最新のリーク写真を見ると早くも活発な稼ぎどきに入っているのかもしれない。〔*: だじゃれ的に心拍計とかけている。〕

AndroidWorld.itに載ったこれらの画像はイタリアのブロガーLuca Viscardiがポストしたもので、6月にGoogle I/Oカンファレンスで見たのよりもデザインがやや洗練されている。今回の写真の中には同機のQi規格によるワイヤレス充電が、実際に使われている様子もある。また最終デザインにおけるLG Gとのサイズの違いもだいたい分かる。光学式の心拍センサも見えるし、ラベルからはIP67の防水防塵性能であることも分かる。


〔ここにスライドが表示されない場合は、原文を見てください。〕

これらの写真を見るかぎり、デザイン的には最良のAndroid Wearウォッチであるというぼくの最初の印象が、いよいよますます濃くなる。ワイヤレス充電は、うまくいけば、既存のWearウォッチの最大のめんどくささを取り除いてくれるだろう。専用の充電器は要らないし、Qi規格のパッドならどれでも使えるはずだから。

今ぼくがAndroid Wearウォッチを一つ選ぶなら、純粋にデザインのみで、こいつだ。もちろん、性能も最高であってほしいけど。

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Android Wearスマートウォッチにはとても便利なアプリがある、という個人的体験

ぼくはPebbleを持っているけど、自分の手首に通知が来るのが気に入っている。ブザーが鳴るたびにいちいちスマートフォンを取り出すなんて、ほんまに面倒だ(重要でない通知も多いし)。だから、Pebbleで十分、LG Gのような重くて電池寿命の短いスマートウォッチは要らない、とずっと思っていた。でもCapitaine Trainの今度のスマートウォッチアプリを見ると、Android Wearのウォッチが欲しくなってきた。

Capitaine Trainは、列車の切符の予約が便利にできるアプリを提供しているフランスのスタートアップだ。同社はヨーロッパでいちばん便利な切符予約サービスを目指している。UI/UXのデザインが良くて、使いやすいアプリだ。

地味と言えば地味なサービスだけど、これを何回か利用したあとは、Web上の切符予約サービスを二度と使いたくなくなる。そいつらは、使いづらいし、遅いし、しかも必ずレンタカーを押し売りするのだ。

Capitaine Train Androidを作ったCyril Mottierが、同社のスマートウォッチ用Androidアプリのエクステンションに取り組んできた。そのアプリは単に通知を表示するだけでなく、それ以上のこともする。ただしスマートウォッチ用のアプリには、Androidアプリのすべての機能があるわけではない。それは、主な機能を三つに絞り込んでいる。

まず、思いバッグを抱えて駅に着くと、ウォッチのブザーが鳴って列車の情報を表示する。列車番号、手荷物や座席の情報などが、自分の手首を見るだけで分かる。車掌がデジタル切符の検札に来たら、画面をスワイプしてバーコードを出し、車掌に見せればよい。もっと詳しい情報が必要なら、スマートフォンを取り出してAndroidアプリをタップすればよい。下のビデオで、その一部始終が分かる。

革命的なアプリでもなんでもないし、誰もが使うアプリでもない。でも、とっても使いやすいアプリだ。残念ながら、Pebbleにはできない。それは、Android Wearが優れている部分の一つだ。スマートフォン用のAndroidアプリを、ウォッチの小さな画面にうまく適応させている。完全なアプリが必要なら、スマートフォンを取り出せばよい。列車に乗る時の基本的な機能だけ必要なら、Android Wearアプリだけで十分だろう。Androidのデベロッパなら、ウォッチのためのコードを書くのも簡単だ。

なお、Google MapsもAndroid Wearウォッチ上でなかなか便利に使える。交差点などで、曲がるべき方向を教えてくれるのだ。自転車に乗ってるときなんか、便利だろうなぁ。Google MapsのAndroid Wearアプリはまだ出たばかりだが、今後ウォッチが高性能になりサードパーティのアプリが増えれば、Androidスマートウォッチは本当の大衆製品に育つかもしれない。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))