OPPOのOnePlusもMWCで5Gプロトタイプをデモ、今夏発売へ

2019年に入って、中国のスマートフォンメーカー、OnePlusは5Gハンドセットを近く発表すると予告していた。今週バルセロナで開催されているMWCカンファレンスで同社は約束を半分だけ果たした。MWCではLG始め5Gデバイスのラッシュが続いているが、OnePlusのデバイスはプロトタイプで、内容の詳細はまだ明かされなかった。

今年のMWCでのOnePlusはクローズドな招待オンリーのイベントが主だったため、デモ機が展示されたのはQualcommのブースだった。QualcommからするとAndroidの大群の中で自社のチップがいかに広く使われているかを示す好機だったのだろう。

同社は次のように説明している。

OnePlusは、われわれのチップを利用して、未来的な5Gクラウドゲームをシミュレートした。プレイするためにはこのスマートフォンとゲームパッドしか必要としない。5Gの高スループットと高速な応答性により、強力なクラウド処理能力を利用することでプレーヤーは大規模なゲームをオンラインでプレイできる。これまでこうした大規模なゲームはパソコンにアプリケーションをダウンロードしなければプレイできなかった。Snapdragonの比類ないゲーム能力と最適化を利用して、プレイヤーはこれまでにない高精細度、低レイテンシーのクラウドゲームを体験することができる。

これまでのリリースの例からすると、5G OnePlusは夏のアップデートで正式に登場することになりそうだ。過去のリリース・サイクルが参考になるなら、さらにその後一回程度のアップデートが行われるかもしれない。ただしOnePlusは急速な規模の拡大に伴って親会社のOPPOとの差別化を含め、市場のメインストリームに食い込むために製品のシフトを進めている。

デモされたデバイスはOnePlus 7と呼ばれることになるはずだが、第2四半期に発売されるだろう。残念ながら5Gバージョンはアメリカでは発売されない

一方、今年5Gへのアップデートが行われることで、OnePlusが既存のテクノロジーを使ってデバイスの価格を引き下げるより、最新のテクノロジーをいち早く採用する方向に動いたことが判明した。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

Android新端末にはGoogleアシスタント起動ボタンがつくようになる

現在、AndroidスマートフォンGoogleアシスタントを起動するにはホームボタンを長押していた。今日(米国時間2/24)のバルセロナで開幕したMWCカンファレンスでは間もなくLG、Nokia、Xiaomi、TCL、Vivoが新製品を発表するが、各社の製品は専用のGoogleアシスタント起動ボタンを備える。これはSamsungのスマートフォンに以前から同社のアシスタント、Bixbyの起動ボタンが備えられていたのに似ている。

今週発売されるボタン付きの新しいスマートフォンは、LG G8 ThinQとK40、Nokia 3.2と4.2だ。近くXiaomi Mi Mix 3 5GとMi 9、Vivo(Vivo V15 Proを含む)、TCLにも専用のアシスタントボタンが装備される。Googleは1億台を超えるデバイスが近くアシスタント起動ボタンを備えるようになると期待している。

GoogleはAndroid OSに専用ボタンを利用する新機能を組み込むことができる。これにより現在数回タップしなければならない機能が簡単に利用できるようになるはずだ。

専用ボタンを1回タップするとアシスタントが表示さるのは(現在のスマートフォンでホームボタンを長押しするのと同じ効果)。ダブルタップすると、アシスタントの今日のスナップショット機能が表示される。天気、予定、予定、位置情報などユーザーのコンテキストに応じた情報が得られる。長押しすると「ウォーキートーキー機能」が呼び出される。これにより、アシスタントは長いセンテンスjを最後まで聞き取るようになるという。Googleでは「メールなど長いテキストを音声入力するのに最適」としている。

GoogleがこのボタンをAndroidスマートフォン自体に組み込んでいることは興味深い。Google自身の次期Pixelスマートフォンや、発表が期待されている低価格版のPixel 3にも組み込まれるだろう。アシスタントを発見しやすくなれば利用の頻度もアップするに違いない。すくなくともGoogleはそう期待しているはずだ。

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滑川海彦@Facebook Google+

今日発表されたGalaxy S10、4モデルのスペックを比較する

今日(米国時間2/20)のイベントでSamsungは一挙にS10を4モデル発表した。フラグシップのGalaxyファミリーに追加されたのは、S10e、S10、S10+、S10 5Gだ。全モデルのスペックを簡単にチェックしたいという読者も多いだろう。下記を参考にしていただきだい。

こちらは現地で取材したBrian Heater記者のS10各モデルの詳しい比較記事だ。下の表はごく簡単なものだが、各モデルのスペックを一覧して比較するには便利だろうと思う。

スペックの各項目は見ればわかるものばかりだが、PowerShareというのは何だろうと不審に思ったかもしれない。これはS10各モデルにSamsungが追加した他のワイヤレス充電可能なデバイスを充電できる新機能だ。つまりPowerShare機能のあるデバイスはワイヤレス充電パッドの役割を果たせる。もっとも供給できる電力は限られているのでSamsungが発表したGalaxy Budヘッドフォンの充電などに向いているかもしれない。

5G対応モデルの価格は未定。

TechCrunchのSamsungのS10イベント関連記事はこちら

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滑川海彦@Facebook Google+

Samsung、Galaxy携帯の販売台数20億台を突破

今日(米国時間2/20)最も高価なスマートフォンを発表したSamsungは、これまで大量に販売したGalaxy携帯の発展過程についても話した。

壇上、Samsung Electronicsのプレジデント、DJ Kohは、過去10年間に同社が販売したGalaxy端末が20億台を超えたことを明らかにした。

同社のGalaxyブランド製品はスマートフォンだけではないが、この華々しい数字は彼らがこのブランドで成し遂げてきたことすべてを物語っている。SamsungはGalaxy端末のアクティブ・インストール数に関する詳細には触れなかったが、スマートフォンの販売台数については全詳細を公表した。

本日同社はGalaxy S10Galaxy Foldをはじめとする数多くの端末の情報を公開した。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

TCLのリーク画像、折りたたみスマホの奇妙な将来を示唆?

「折りたたみ」と名がつくプロダクトは、奇妙なものになりそうだ。CNETが入手した、中国TCLのリークされたレンダリング画像を見てほしい。これらの奇妙かつ興味深い、2つのタブレットと3つのスマートフォンは折りたたみ可能で、そのうち一つは腕に巻き付けることができる。また、タブレットもスマートフォンも外向き、あるいは内向きにも曲げられる点も注目だ。

確かに、これらのレンダリング画像の折りたたみ端末が製品化されれば、スマートフォンのデザインを新しく興味深い方向へと進化させるだろう。もちろん、現段階で確定している情報はなく、また初期の折りたたみスマートフォンが顧客の関心を引くことができるかどうかも、まだわからない。

我々は、来週から開催されるMWC 2019(モバイル・ワールド・コングレス)や、今週水曜日に開催されるサムスンのイベントにて、より多くの動向に触れることになるだろう。また、サムスンはGalaxyシリーズの折りたたみスマートフォンの詳細を公開すると期待されている。現時点で市場に投入された折りたたみスマートフォンは中国Royaleの「FlexPai」だけで、その完成度も高くはなかった。

TCLはあまり一般に知られているブランドではないが、TV製品やアルカテル、Palm、BlackBerryブランドの端末の製造などで、ディスプレイ業界にて経験のあるメーカーだ。

今回のレンダリング画像は、折りたたみ製品を開発しているすべての企業が、現在検討しているスタンダードなものだろう。現時点でわかることは、スマートフォン業界は定番となる折りたたみ端末のデザインをまだ見つけておらず、またその定番も時代と共に変化するということだ。

 

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(翻訳:塚本直樹 Twitter

明日のS10イベントで公開されるSamsungの折りたたみスマホの名前がリーク

Samsungは明日サンフランシスコで開催されるビッグイベントで魅力的な外観の折りたたみスマートフォンを公開すると約束している。 昨年の11月のデベロッパー・カンファレンスですでに短い動画が披露された。しかしこのプロダクトがどういう名前になるのかについては今まで情報がなかった。

これはSamsungにとってまったく新しいカテゴリーの製品だ。したがってこれまでの製品命名システムを踏襲する必要はないはずだ。一時、Galaxy Fという製品名が候補として挙げられたが、評判が悪かった。しかし今日(米国時間2/19)、有力なツイートがあった。

リーク情報提供の常連、Evan Blass(最近ではS10のリークが記憶に残る)によれば、新製品はGalaxy Foldと命名されるという。悪くないかもしれない。Galaxy Fよりましなのは確かだ。正直、Glaxy FではFワードを連想させ、下品なからかいの対象にされるに決まっている。

ではたぶん製品名はGalaxy Foldとなるのだろう。どんなプロダクトなのか、詳しいことは明日判明する。来週バルセロナで開催されるMWCも折りたたみスマートフォンの新製品のラッシュになるのは間違いない。

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滑川海彦@Facebook Google+

スマートフォンはますます面白くなろうとしているが、成長を維持できるほど十分に面白いだろうか?

売上が停滞する中、折り畳み可能携帯と5Gは救世主となれるのか?

スマートフォンの売上は落ちている 。2018年には、世界の出荷台数は3%減少した。長く待たれてきた5Gの到来によって、その数字が再びに上向きになることも期待できるものの、IDCの予想によれば、仮にそうだとしても成長は1桁台の低いものに留まりそうだ。

わずかな例外を除いて、各携帯電話メーカーは様々な影響によって、停滞の痛みを感じ始めている。中国では経済成長が鈍化しており、国際的には、買い替え需要サイクルの長期化や、高価格化が進み、迫り来る貿易戦争による関税も課される。

しかし多くの消費者たちにとっては、結局気になることはシンプルな1つの点だけなのだ。それは買い替えに値するほど十分に魅力的なものなのか。現在のほとんどの携帯電話は、既に十分に優れたものであるために、製造業者たちはそれらを、毎年あるいは2年に一回買い替えさせるための、説得力のある理由の捻出に苦しんでいる。だが前述の多くの外部要因とは異なり、この問題は電話メーカー自身が実際に何かを行うことができる部分だ。

もちろん、今年こそがその変化の年なのかもしれない。長年のマイナーアップグレードや、古びたコンセプトデザイン、そして収益の減少によって追い詰められて、携帯電話メーカーたちは強気の攻めに出ている。2019年になって1ヶ月も経たないうちに、今年はスマートフォンにとって近年稀に見る革新の年になりそうな勢いだ。

Samsung、Huawei、Xiaomi、そしてRoyoleは、みな折り畳み式の携帯電話に取り組んでおり、おそらくMotorolaもその一群に、新しいRazrで加わろうとしている。一方Googleは、Androidへのアップデートを行うことで、新しい流行である折り畳み式に対応することを約束している。そして5G携帯電話も、今年から少しずつ始まる予定だ。

そして今週は、MeizuVivoが、それぞれ業界の動向(ワイヤレス充電、Bluetoothヘッドフォンなど)に沿う形で、ポートを全く持っていないハンドセットを発表した。そして、それが何かはまだわからないが、このLGの新製品がある

全てが素晴らしいとも、そしてヒットが保証されているとも限らないが、Mobile World Congressを1ヶ月後に控えて、2019年は既に、興味深いデバイスやコンセプトの年だと言っても過言ではなさそうだ。売り上げが伸び悩んでいるため、各企業は目立つように奮闘を続けている ―― HTCでさえもExodus Oneを使ってブロックチェーン携帯に取り組んでいる。

これら全てが、私の仕事をより面白くしてくれる筈だ。しかし、こうした斬新なコンセプトが、本当に成長を助けてくれるのだろうか?折り畳み型は既に混沌とした様相を示している。たとえば長年期待されてきた折り畳み型スクリーンを、最初に現実のものにした会社として注目をあびるために、方針転換をしたRoyoleについてみてみよう。作られた製品は最終的に、ある種望まれていたものにはなった。しかしながら、 Xiaomiが垣間見せた三連折り畳み式のようなデバイスが、この世界の可能性に対するさらなる期待を高めてくれた。

一方5Gは、それ自身の長引いた誇大宣伝サイクルで苦労することになりそうだ。業界に注意を向けている人なら、その最終的な可能性について、何年もの間聞かされている。主流メディアは、その間の話題を、CESでの展示や、携帯電話メーカーやキャリアなどからの口約束でつないできた。

しかし、キャリアはすでに5Gの定義に多くの暗雲を投げかけてきた。例えばAT&Tの5G Evolutionを見てみると良いだろう。キャリアはそれを「5Gへの道への第一歩」と呼んでいるが、実のところそれは高性能化したLTEなのだ。それはキャリア間の分断をもたらし、既に曖昧になっている技術のための水をさらに濁ったものにしてしまう。年末までには多くの5Gデバイスが市場に出回ることになるだろう。しかし使っているキャリアによって自分の街がカバーされるかどうかは全く別の問題だ。

価格も大きな要因になるだろう。これまでOnePlusのような企業が、安価な携帯電話がどれだけ素晴らしいものかを示してきたが、一方高級機の価格は上がり続けている。SamsungとAppleのモデルは現在、1000ドル前後から価格が始まるのが普通になっている。そして折り畳み型の平均価格は1500ドルを超えるものになると思われる。そのような価格では、お金を惜しみなくつぎ込めるアーリーアダプター以外の人たちを引き寄せるのは難しくなってしまう。本当の主流への採用のためには、より低い価格と、製品を純然たる目新しさ以上に真に使いやすい機能セットが備わっていることが大切だ。

モバイル業界は岐路に立っている。それは成熟し、一部の市場では飽和している。この世界はまだ活力を失わないのか、それとも家電製品の次のヒット作を待ちながら停滞が続くのか。2019年はこの先のスマートフォンの運命を決定する重要な年になるだろう。

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(翻訳:sako)

「ジャックなし」スマホがまた一つ登場

未来には、あらゆるものがディスプレイになる。メガネ、帽子、靴、窓。蛇口をひねってお湯をためるのも画面でできるようになる。もちろん多くの人はそういうものごととは愛蔵半ばする関係にあるだろうが、おそらくやめることはできない。

Apex 2019は、中国のスマートフォンメーカーVivoが繰り出した全画面端末への新たな挑戦だ。このコンセプトモデルは前面カメラを廃止して、同社が以前披露したことのある ポップアップ方式を採用している。前にも書いたが、私は前面カメラを捨てることに反対ではないし、どうやらこれは、モバイル世界に生まれつつあるもう1つのトレンド、「シームレス・スマートフォン」を支えるものらしい。

この分野を最初に切り開いたことで知られているのがMeuzuで、今週始めにZeroをデビューさせた。MWC(モバイル・ワールド・コングレス)を間近に控え、今後数週間にはさらに多くの製品が登場するだろうが、ここでは「コンセプト」という単語の意味が重要だ。そしてEngadgetが指摘しているように、この端末にはUSBポートもスピーカーグリルもヘッドホンジャックの類もついていないが、マイクロホンのためのわずかな隙間がある。そう、完璧な人などいない。

改めて、こうしたものすべてが避けられなくなる方向へと進んでいる。完璧なスマートフォンを作るにあたっては、ワイヤレス充電のスピードや、従来型スピーカーと比較した共鳴ディスプレイの音質など、それなりの妥協も必要になるだろう。

しかし、だからこそコンセプトモデルを作るのだ。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

iPhoneがOLED化するのは2020年、ジャパンディスプレイは台湾・中国ファンドと交渉中

日本の有力電子部品メーカー、ジャパンディスプレイは台湾と中国のファンドからの出資受け入れの交渉中だと Wall Street Journalが報じて注目を集めている。日本の部品サプライヤーが苦境に陥った原因の一つはiPhone XRの販売不振にあるという。この記事でわれわれが注目したのは、AppleがiPhoneをOLED化するのは来年になるという部分だ。これは(驚きとまではいえなくても)興味深い。

WSJの記事は情報源として「事情に詳しい人々」としか述べていないが、大筋で納得できるものだ。OLEDディスプレイの製造テクノロジーが進歩するにつれて価格は低下し、多くの人々が手にしやすくなる。Appleが部品のコストカットを止めてOLEDを採用することになるかどうかはともかく、LCDディスプレイのXRの売れ行きがAppleが望むようなものでなかったのは確かだ。

Appleは失望が大げさに伝えられるのを警戒し、廉価版モデル(XSより250ドル安い)が iPhoneの中でいちば人気があると述べている。しかし廉価版であろうとなからろうと、スマートフォン市場は全体として縮小傾向にある。これはAppleに限った現象ではない。

また常に最新のテクノロジーを採用し続けねばならないというのもこの業界の必然だ。たただし、Appleの場合採用は今年ではないようだ。この秋に発表されるXRの後継機はこれまでどおり通常LCDディスプレイとなる。ライバルの多くはすでにOLEDに移行しており、さらに「折り畳める」ディスプレイの採用に取り組んでいる。ただし実機が市場に登場するまでにはまだ時間がかかるようだ」。

2020年にAppleは5G iPhoneを発表するという。

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滑川海彦@Facebook Google+

Samsung Galaxy S10は標準、大型、廉価の3モデルになるらしい

Evan Blassがツイートしたリーク画像によると、 Samsungの新しいフラグシップ機は3モデルになるようだ。Samsung Galaxy S10、Samsung、Galaxy S10+、Samsung Galaxy S10Eが準備されているという。

Blassは数週間前にも新Galaxyのリーク写真を発表しているが、今回はさらにバリエーションが加わった。写真で分かるように、S10は各モデルとも画面トップの切り欠きがない。S10ではセルフィーカメラをホール・パンチ(画面の裏側から撮影する)方式に変えたようだ。指紋センサーもこの方式で前面のスクリーンの裏に配置されるかもしれない。

前モデルと同様、S10でもメイン機種に加えて大型スクリーン版がS10+として用意される。リーク写真だとS10+はセルフィー・カメラも2台になるようだ。

S10Eは今回新たに追加されるラインナップで、SamsungではS10の発売を機に廉価版を出すことにした。 上級モデルのメイン・カメラは3台だが、S10Eでは2台に簡略化されている。おそらくS10EのディスプレイはAMOLEDではなく普通の液晶だろう。

SamsungではS10の発表イベントを2月20日にサンフランシスコで開催する。われわれも現場からレポートするのでご期待いただきたい。

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滑川海彦@Facebook Google+

Doogeeのスマホは暗視カメラにもなる――タフなモジュラー式でKickstarterに登場

Doogeeは中国のメーカーだが、製品には面白いアイディアが豊富だ。S90はニッチなメインストリームを狙うスマートフォンではないかもしれないが、(もともと控えめだった)ゴールの何倍にもなる金額をKickstarterでプレッジすることに成功している。

モジュラー式というアイディアはMotorolaのMoto Zシリーズがパイオニアだろう。外付けモジュールはピンコネクターで本体の裏側に取り付けることができる。多彩なモジュールが用意されており、機能を大きく拡大する。

モジュールの大半はゲームパッドやバッテリーのように馴染みのある機能だが、たとえばバッテリー・モジュールは5,000mAhと大型だ。しかも屋外使用を前提にした頑丈なモデルだけに、それに特化したモジュールも用意されている。ナイトビジョン・カメラやウォーキートーキーもリストアップされている。セルラー網がカバーしていない地域でもウォーキートーキーを装備したS90同士ではコミュニケーションが可能だ。上のビデオでモジュールの取り付けや操作の様子を見ることができる。

Doogeeでは2月中の出荷を目指している。

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滑川海彦@Facebook Google+

Huaweiの孟晩舟CFO、逮捕容疑は詐欺――アメリカで有罪なら実刑30年の可能性

カナダのバンクーバーで12月1日に逮捕されたHuawei(華為)の孟晩舟(Meng Wanzhou)CFOに対する保釈審理が今日(米国時間12/7)開かれた。検察側はここでいくつか新しい主張を行った。

孟はHuaweiのファウンダー、 任正非(Ren Zhengfei)の娘だが、保釈審理をその場で取材したジャーナリストのツイートによれば、30年の実刑を言い渡される可能性がある。 アメリカ司法省は孟がHuaweiの秘密の子会社SkyComにアメリカの制裁措置に違反するイランとの取引を実行させた疑いを持っている。このとき、制裁を免れるためにアメリカの金融機関に虚偽の事実を告げたという。

アメリカ当局とHuaweiとの関係はオバマ政権の2016年当時から緊張を加え始め、近年の対中貿易戦争によって一層高まっていた。アメリカは以前からHuaweiと中国政府の極めて密接な関係を国家安全保障に対する脅威と見ていた。国家経済会議のラリー・クドロー委員長は今日のCNBCの番組に出演し、アメリカはHuaweiに対して以前から警告を繰り返していたと述べた。

対イラン経済制裁に関連してわれわれは(Huaweiに)いくども警告してきた … アメリカはイランに経済制裁を課している。イランはわれわれわの政策に反した行動を行っている。アメリカが制裁を課するのは当然だ。…ただしこの(逮捕)がトランプ大統領が決定した90日間の(対中制裁の)延期に影響を及ぼすとは思わない。

カナダ司法省は今日の審理で「カナダから逃亡するおそれがある」として保釈に反対した。孟CFOの弁護士は「彼女は裁判所の命令に違反して父親の顔に泥を塗るようなことはしない」と述べたとAPは報じている。

孟のアメリカへの引き渡しを認めるかどうかの審理は数週間から数ヶ月かかる可能性がある。アメリカ司法省はカナダの裁判所に対し60日以内に正式な引き渡しを申し立てる行う必要がある。

TechCrunch 孟の逮捕後、 TechCrunchの取材に対し、Huaweiは「当社はMs. Meng.がなんらかの違法行為に関与しているとは考えていない」と回答している。

CNBCによれば、中国政府外交部(外務省)は孟容疑者の釈放を強く要求しており、広報担当官は「関係者の本来的な人権を有効に保護するためのさらなる措置」が早急に必要だと述べた。

Huaweiは中国の深セン(Shenzhen)に本拠を置く世界最大のテレコム機器メーカーであり、スマートフォン・メーとしても2位だ。

Huaweiにコメントを求めているがまだ回答を得ていない。

画像:Bloomberg / Contributor

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滑川海彦@Facebook Google+

Samsungのデュアルスクリーン折りたたみスマホはいまいち

最初に言わせてほしい。折りたたみスマホ/タブレットのデバイスというアイデアはすごく好きだ。僕は、マイクロソフトが開発を試み、結局失敗に終わったCourierのファンだった。ユニークな形状や曲げられるものに僕は大賛成だ。しかしSamsungが初めて披露した折りたたみデバイスは不可解なもので、おそらく発売時には終わってると思う。新しいことにチャレンジするという姿勢は称賛したいが、この折りたたみデバイスに関してはもう少し開発に時間をかけるべきだった。

もちろん、僕はこのデバイスを使ってはいない。だからこの記事は十分な知識なしの僕の意見だ(教化のために記事化した)。しかしこのデバイスは本当に変だ。もちろん良い意味でではない。小さなスクリーンのまわりに大きなベゼルがある分厚い電話で、開くと小さなタブレットになる。誰もこんなの欲しくない!

考えてみてほしい。なぜ大きなスクリーンが欲しいのだろう?

多くの人がおそらくそうだろうが、ビジュアルメディアのためであれば、ほとんどのビジュアルメディアがいまワイドスクリーンであり、水平(YouTubeとNetflix)か垂直(InstagramとFacebook)だ。水平にするか、垂直にするかはかなり簡単に変えられる。基礎幾何学のために、このデバイスの中の“大きな”スクリーンは、ビジュアルメディアをたくさん見せることはできそうにない。フロントのスクリーンよりは大きいくらいだ。

(このデバイスの場合、これはフロントディスプレイのベゼルが本当に馬鹿でかいからだ。彼らがなぜ会場の照明をオフにしたと思う?ノーティフィケーションバーの位置を見てほしい)。

中のスクリーンは、2つの背の高いスクリーンを隣り合わせにしたようだ。1つのスクリーンを倍に広げることになるが、デバイスを横にした時はそれあまりに広い。この大きなスクリーンで得られるのは、たくさんのレターボックスかウィンドウボックスだ。それから、おそらく厚さは4分の3インチ、重さはハーフパウンド。まるで怪獣だ。

パワーユーザーなら生産性のために大きなスクリーンが欲しいかもしれない:電子メールとドキュメントの取り扱いはGalaxyノートのような大きなデバイスではかなりいい。すると、折りたたみタブレットにはエクセルの可能性がある(たとえばの話)。言葉だったりチャートだったりコントロールだったりをそこで扱うことはできる。素晴らしい! しかしこのスマホがパワーユーザー向けのものであれば、なぜフロントに小さなスクリーンを持たせる必要があるのだろう。ノーティフィケーションを素早くチェックしたり、あるいは無視したりするためのものかもしれない。しかし一体誰が欲しがるだろう。そうした使用体験は、デバイス全体にデザインされたものよりもいつも劣る。

僕はむしろ本スタイルのスクリーンが内部だけにくるスマホを歓迎するだろう。それだと、スマホを使いたい時に開けて広げるのを邪魔しない。大きなスマホを使っている多くの人がどのみちスマホに本みたいなカバーをつけているのだから! その数インチの四角形を、クレジットカード入れやそのほかの用途ではなくディスプレイとして使うことができたら素晴らしい。

他にもそのスクリーンのクリエイティブな使用法がある:左半分と右半分は異なるアプリ;上半分はコンポーズ、下はキーボード;上半分はメディアで下はコントロールとコメント。書くよりも早くそうした使用法が思い浮かんだ。

一方、“フロント”ディスプレイの意義ある関わり方や、決して同時に見ることのない第二のディスプレーとしての使い方が僕には思いつかない(それとも第一ディスプレイなのだろうか)。思うに、第一か第二のディスプレーどちらかを使うことになるが、それは結局デバイスの全能力を使えないことを意味する。

どんなものだったらクールだろうか。この形状で現Galaxyにあるようなベゼルディスプレイを使ったデバイスだ。スマホを本のように閉じることができ、しかし、バッテリー残量やメッセージなどを知らせる常にオンのノーティフケーションストリップが1つ(あるいは2つ!)付いているものだったらどんなに格好いいだろう。しかも、デバイスを1回タップすると、自動で物理的に開くとか! それは素晴らしいものになるだろう! しかもSamsungなら作れるはずだ。

なのに、彼らがつくったのがこれ。

私にとってはがっかりするものだった。それは、彼らがデザインしたデバイスが好きではなかったからだけではない。このスマホの必然的な誤りが、ユニークなデバイスをつくろうという業界の野望のようなものを冷ましてしまうだろうと考えたからだ。しかし、それは間違いだ! 人々はクールで新しいものを欲している。しかし人々はまた、そうしたデバイスに合理的なものであってほしいのだ。

僕はこのテクノロジーがいかに伸びるか期待を寄せている。そして数年内に折りたたみスマホを所有しているだろうと推測する。しかしこの初のデバイスは大きな踏み誤りで、いかようにもなる未来を発展させるどころか後退させるものに思える。

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(翻訳:Mizoguchi)

Samsungの折りたたみディスプレイの開閉動画はこちら

噂されていた通り、本日(米国時間11/7)Samsungは 折りたたみディスプレイのプロトタイプを披露した。たたむとスマートフォン。開くとタブレット。すばらしい!

あまりすばらしくないこと:Samsungは本当の意味で見せるつもりがなかった。プロトタイプがステージにいたのは45秒間で、意図的に背面から光を当てられてほぼシルエット状態になっていた。彼らは「デザイン要素を偽る」ことで、秘密の調味料がなんであるかを隠していた。

プロトタイプが開閉する映像を探すためには2時間にわたるSamsungのデベロッパー向け基調講演を掘り起こす必要があるので、読者のためにGIF動画にしたものを貼っておく。

これがスマホモードからタブレットモードに変わる瞬間だ:

そしてこちらがタブレットモードからポケットに優しいスマホモードに戻るところ:

これは初めての折りたたみ端末ではないが、最後でもないだろう。本日Googleが折りたたみディスプレイ対応機能をAndroidに追加したということは、複数のメーカーがこのコンセプトを試そうとしていると考えたに違いない——少なくとも、Androidのコードベース本体にこの変更を加える価値があると判断できる数のメーカーが。

Samsungが基調講演で話した関連部分を見たい人は、下に貼り付けたストリームの1時間25分の少し前から始まっている。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

Samsung、折りたたみスマートフォン「Infinity Flex Display」をチラ見せ

長らく噂されていた折りたたみスマートフォンの発表をほのめかしていたSamsungが、これを発表と呼べるのかどうか、折りたたみディスプレイ付き端末のプロトタイプを披露した。

「デバイス自身のサイズを大きくすることなく画面を大きくするにはどうすればよいだろうか?」とSamsungの幹部が壇上で問いかけた。

同社は折りたたみできるデバイス、”Infinity Flex Display”のプロトタイプを紹介した。真っ暗な部屋の中で幹部が披露したそのデバイスは、「フォームファクターを隠す」ために大きめのケースに入れられていた。外側には本体と比べて小さめの通常画面が置かれていたが、開くとそこには巨大な7.3インチディスプレイがあった。

折りたたみ画面が外側ではなく内側に置かれていたのには少々驚かされたが、画面の実際に折れ曲がる部分が端末の縁にならなくてすむ方が、ディスプレイの信頼性を高められるに違いない。

端末を開くと、動いていたアプリは前面ディスプレイからタブレットサイズのディスプレイへと移動する。Androidの最近のアップデートで初めて可能になった機能だ。

この「イノベーション」を大きく謳ってはいるものの、Samsungはこのタイプのデバイスを発売できる準備がまだ整っていない。新型ディスプレイの量産は数ヶ月のうちに開始すると言っていた。また2019年の次期Samsung Unpackedイベントでこのデバイス関連の発表をさらに行うことも同社は示唆した。

これがファブレットの未来なのかどうかはともかく、スマートフォンのフォームファクターの進化の一つであることは確かだ。Samsungは折りたたみディスプレイが「明日のスマートフォンの基礎をなす」と信じているが、果たしてギミック以上のものになるかどうか、もちろんまだわからない。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

Samsungのソーシャルロゴは折りたたみ画面のヒント?

ここ数ヶ月の間にあらゆる主要メーカーがイベントを開催したが、ハードウェアシーズンにはまだいくつか隙間が残っている。今週サンフランシスコで開かれるSamsungデベロッパーカンファレンスは、家電製品の大きな発表の場ではないが、同社は今後の新製品を垣間見る機会を準備しているようだ。

Samsungは以前から発表前にビッグニュースををチラ見せするのが好きだ。同社がソーシャルメディアで公開した折りたたまれたロゴによってベールは剥がさせた。Bloombergが報道し、後にThe Wall Street Journalが裏付けをとった記事によると、同社は折りたたみ式ディスプレーを搭載した携帯電話のプロトタイプを今週披露するらしい。

ハードウェア仕様の詳細はこの段階になっても未だに議論されていると言われており、見ることができるのはレンダリング画像かプロトタイプの形かもしれない。Samsungにとって、重要なのは同社がイノベーションを続けていることを世界に示すことにある。最近の同社のデバイスは、評論家からどっちつかずの評価を受けている。

Samsungは折りたたみ画面を最初に販売する会社にはなりそうにない。その称号は年内発売予定のRoyole Corporationの端末FlexPaiが手にしそうだ。ただし、状況を見る限り最高の第一印象を残す可能性は低い。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

Googleの社員グループ、会社の性的不品行への対応に抗議のストライキを計画

New York Timesの調査によって、Androidの開発者Andy RubinにGoogle社員との不倫や性的不品行があったにもかかわらず、会社が9000万ドルの退職金を与えたことが暴かれた。これを受け、検索巨人の社員200名がストライキを計画している。 BuzzFeed Newsが伝えた。

本誌はGoogleにコメントを求めた。

ストライキは社内フォーラムでは women’s walkと呼ばれており、木曜日(米国時間11/1)に予定されている。

NYT紙報道の後、GoogleのCEO Sundar Pichaiと人事担当VP Eileen Naughtonは連名の社内メモを発行し、過去2年間に48名がセクシャル・ハラスメントによって退職し、うち13名は上級経営陣だったことを認めた。メモによると、その中で退職報酬を受け取った者は誰もいない。

「今日のNew York Timesの記事は読むのが辛かった」と彼らは書いた。「われわれは安全で誰もを受け入れる職場を提供することに本気で取り組んでいる。セクシャル・ハラスメントや不適切な行動に関する苦情にはすべて必ず目を通し、調査のうえ行動を起こすことを約束する」

Rubinは2014年、彼の性的不品行に対する訴えが信用に足ることが内部調査によってわかった後Googleを去った。しかし、退職の詳細について公表されることはなかった。昨秋The InformationがRunbinの不法行為に関する独自の爆弾レポートを報道したことで、彼のセクシャル・ハラスメントの歴史が明かされ始めた。同誌の記事を受け、Rubinは「私事に対応する」ためにEssentialを休職した。

Google退社後、RubinはEssential Productsというスマートフォン会社を設立し、多額のVC資金を調達したものの、次期端末の開発は中止となり、社員の30%をレイオフし、報道によれば会社を売りに出したと言われている。

Rubinは先週のツイートで、NYTの記事には「不正確な内容」が数多く含まれていると主張した。

「中でも、私はホテルの部屋で女性に性行為を強要したことはない。こうした虚偽の主張は、離婚や親権争いで私の評判を落とすための中傷工作の一部だ。また、匿名のGoogle幹部が私の人事データについて事実を曲げたコメントをしていることに深く傷ついている」

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

Palmの小さな二台目のスマートフォンは11月2日に発売

自分のでっかい手でPalmのちっちゃい“ultra-mobile”に触(さわ)るのを待ちきれない人、到着は意外と早いようだよ。というか、来週の金曜日なのだ、それは。本誌TechCrunchのオーナーであるメディア・コングロマリット企業のオーナーである巨大通信企業Verizonの今日(米国時間10/25)の発表によると、その奇妙な新製品をローンチするのは11月2日だ。

この3.3インチのデバイスは、無契約なら349ドル、キャリア契約ありなら1か月14ドル58セントで2年間だ。キャリアのストアかBest Buyのキオスクで買える。Kate Spade, Zagg, LifeActiv, そしてVerizon自身などが、アクセサリが売れることに賭けている。

小さいから、スマートフォンとスマートウォッチの中間みたいで、センスが良い。小さな二台目のスマートフォン、というコンセプトも新しい。これを作って売ろうとしているスタートアップは、わざわざ、なつかしいレトロな名前をライセンスした。しかもそのサイズは、なつかしい初代のiPhoneを連想させる。というレトロ満載の製品だ。

正直言ってぼく自身も、ぜひ使ってみたい。ぼくの最初の印象からすると、しっかり作りこまれている。iPhoneの縮小版みたいなデザインだから、使い方もまごつかないだろう。特定一社のキャリアというコーナーに最初から自分を追い込んでいるのも、市場参入の難しさを自覚しているからだ。

この新しく生まれ変わったPalmに投資し、ブランドのアンバサダーでもあるStephen Curry(上図)が最近絶好調のようだから、こうなったらすべてがうまくいくしかないだろうね。

この記事に、スライド写真が11点あります(ウェアラブルでもある!)。〕

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa

モトローラ、ガジェット分解のiFixitと組んで「公式DIY修理キット」を発売

携帯電話の修理は必要以上に難しい。この10年端末メーカーは機体の薄さと契約期間だけもてばいいデバイスの開発に注力し、修理のしやすさはおよそ気にかけてこなかった。修理が必要だって? eBayで見つかりますように!

そんな中Motorolaは、公式修理キットをiFixitと提携して販売する。

おそらく読者はiFixitのことを、ほとんどの人気新端末を発売数時間後にはバラバラにしている連中だと知っているだろう。彼らの奥深いガジェット分解記事は、中でどうやって時が刻まれ、どうやってシリコンハムスターが車を回しているのかを、あなたの大切な端末を無事動かしたままの状態で覗かせてくれる。

しかし彼らは、道具が動かなくなったときのための道具もいろいろ売っている。古いiPodからゲーム機のコントローラーまで、あらゆる種類のデバイスを修理するための個別パーツを山ほど揃えている。そして今、多くのMotorola端末のために、彼らはMotorolaのお墨付きを得て商売を始めた。

このほど同社が販売開始した修理キットには、Motoralaから直接仕入れた交換部品が入っている。現時点で8種類の携帯電話に対応している(Moto Z、Moto X、Droid Turbo 2、Moto Z Play、Moto G5、Z Force、X Pure、およびG4 Plus)。同社は最もよく使われる2大交換部品——バッテリーとスクリーン——に焦点を合わせており、キットには端末を分解し、部品を交換して元に戻すのに必要なものがすべて入っている。バッテリー交換キットは40ドル前後、スクリーンキットは100~200ドル程度。

他社も追随するかって? それはなんとも言えない。しかし、ぜひそう願いたいものだ。次世代スマートフォンの魅力が益々薄れていく中(「カメラが少しだけよくなった! スクリーンが明るい? 硬い? 速い?  頑丈?)、多くの人が進んで修理するようになるのはすばらしいことだ。

(画像出典:iFixit’s Moto Z repair guide)

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

Googleマップが電気自動車オーナー向けに充電ステーション情報を強化

火曜日(米国時間10/16)Google Mapsは、充電ステーションに関する情報をユーザーに提供するEV Charging機能をアプリに追加したと発表した。Google Mapsは数年前から充電ステーションを掲載している。しかし今回Googleは、提携ネットワークを利用してさらに多くのステーションを表示し、利用可能な充電ポート数や充電速度などステーション自身の情報も提供する。

ユーザーは”ev charging”あるいは”EV charging stations”などのキーワードを入力して近くの対応するステーションを探すことができる。

EV充電検索機能はAndroidおよびiOSでは火曜日から、デスクトップでは数週間いないに公開される。

現在Google Mapsは世界各地で充電ステーションに対応しており、TeslaとChargePointは全世界でサポートされている。米国では、さらにSemaConnect、EVgo、およびBlinkも対象になる。ChargeMasterとPod Pointは英国のGoogle Mapsに含まれており、ChargeFoxのステーションはオーストラリアとニュージーランドで表示される。

Google Mapsは,充電ステーションが設置されている商業施設、利用可能なポートのタイプ、充電速度、ポートの数などの情報を表示する。さらにユーザーは、写真、評価、レビュー、質問などドライバーから寄せられたステーションに関する情報も見ることができる。

この種の情報を提供サードパーティーはPlugShareを始めほかにもあり、これまで多くの電気自動車オーナーにとって必携の情報源だった。最近InnogyはPlugShareの親会社であるRecargoを買収した。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook