あなたを自動的に追尾するカメラドローンLilyが予約販売で巨額$34Mを売り上げ

自動運転ドローンLilyは、まだ発売されてないのに、予約販売で6万台、3400万ドルもすでに売れている(2015末現在)。

初日で120万台売れたApple Watchの予約販売にはかなわないが、とにかくLilyがただ者ではないことをうかがわせるには、十分だ。

この小さな空飛ぶロボットはとてもかわいいデザインで、丸い体に付いている青いLEDが、目で微笑んでいる。直径10.29インチ高さ3.22インチの体躯に1080pのHDカメラを載せ、50フィートの上空を飛ぶ。

Lilyは、あなたをどこまでも追い続けるビデオカメラマンのロボットだ。空中に放り投げたときから撮影を開始し、被写体がプールに入ることもありえるから、防水だ。

小さな追跡装置がLilyを誘導し、特殊な技術でつねにベストショットを捉える。

しかし、Lilyをドローンと呼んではいけない。協同ファウンダでCEOのAntoine Balaresqueは、CESが行われているラスベガスのCourtyard Marriottホテルのロビーで、このドローンカメラのデモを見せてくれたが、そのとき彼は“これはカメラだよ”と言って、私の言葉を訂正した。それを聞いてFAAのお役人は、どんな顔をするだろうか? 無人の航空機であるこのデバイスは、やはりFAAの規制に従うべきだ(だってこれはドローンなんだもの)。

ドローンの、というか自動飛行カメラのLilyは、今でも800ドルという比較的リーズナブルなお値段で予約販売をしている。同じくカメラ内蔵の自動飛行ドローンHexo+は、1350ドルもする。Lilyも、この夏正式発売されると1000ドルになる。

Lilyのユニークな機能と、予約販売の大成功についてCEOに話を聞いたので、上のビデオをご覧いただきたい。この楽しい上空ホバリングカメラは、そのうち本誌TechCrunch TVの撮影クルーも使うかもしれない。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa)。

未来を描く短編ムービー‘Uncanny Valley’はVRに起こりうる予期せぬ結果を探究する

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われわれは日に日に、仮想現実(virtual reality, VR)に深入りしつつあるが、それの、遠い未来の、‘予期せぬ結果’はどういうことになるのだろう。

“Uncanny Valley”(不気味な谷)と題する短編ムービーが、それを探究している。ストーリーと雰囲気は、“Ender’s Game”的だ。作者のFederico Hellerが、概要を述べている:

未来のスラムでは、仮想現実ジャンキーたちがネット上のエンタテイメントで自分たちの暴力衝動を満たしていた。一人の名人プレーヤーが、ゲームと現実の境界がなくなろうとしていることに、気づく。3DARの最新の短編ムービーは、われわれの次の技術革命の恐るべき可能性を探究する。それは予告なくやってくる! ずっとネットに接続していよう。でも、のめり込みすぎないように。 ;)

一見の価値は、あるよ。

遠い未来っていつのこと? あまりにリアルってどんだけリアル?

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa)。

ビデオを検索してマッチするシーンの短いクリップを見つけ、メッセージングでシェアできるすぐれものアプリYarn

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2015年はGIFをシェアする年だった。と少なくともYarnは思いたいだろう。同社の最新のモバイルアプリは、友だちとのメッセージングを一桁も二桁も楽しくする。なにしろ映画やテレビや音楽ビデオなどから短いクリップを検索して見つけ、それを会話の中に挿入できるのだ。今のところYarnがサポートしているのはFacebook Messengerだけだが、今後はもっといろんなメッセージングアプリで使えるようにしたい、と同社は言っている。

しかしMessengerのアドオンとしても、Yarnは十分に楽しい。それに、Facebookのインスタントメッセージングアプリをあまり使わない人にとっても、使えるクリップが山のようにあるYarnのWebサイトは便利だろう。そこでは、人気上位のクリップを見たり、言葉でクリップを検索できる。友だちと共有したい引用句や歌詞などがあれば、それらに合ったクリップを見つけることもできる。

自分のメッセージの中に映画の名(迷)セリフとか、キャッチフレーズなどを散りばめる趣味のある人は、Yarnを人一倍楽しめるだろう。

クリップを見つけたら、そのWebページには、Messengerで送る、FacebookでLikeする、ツイートする、Pinする、Google+にポストする、などのオプションがある。もちろん、そのクリップのURLをメールなどでシェアしてもよい。

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Messenger用Yarnのモバイルアプリからも、クリップの閲覧や検索ができ、ボタンをタップすればそのクリップをFacebook Messengerへ送れる。絵文字で検索すると、見つかったビデオクリップをその絵文字の代わりにメッセージに挿入できる。

たとえば、いつものスマイリーフェイスの代わりに、Beyoncéの”Halo”の、”I got my angel now”を歌ってる箇所のクリップはどうだろう?…つまりこんな使い方。

途中でちょちょ切れているクリップもたまにはあるけど、できたてほやほやのアプリにしては、良くできている。

Yarnを作ったのは、MITの仲良し同窓生たちだ。前にPolar(Googleが買収)とIntelにいたChris Butler、同じくIntelにいたJeffrey Krauseは、共にIntelの”RealSense 3D camera”のWebインタフェイスを2014年に作った。だから二人とも、メディア関連のアプリケーションやプロダクトのデザインと開発の経験があるわけだが、彼らの最大の不満が、ビデオの検索だった。

“ビデオコンテンツを取り込んで分析するための、いろんな技術を今研究している。それらにAIとユーザの対話と、ユーザの年齢性別や好みなどの特性を加味して、‘スマートな’ビデオタイムラインを作りたい”、とKrauseは語る。“ビデオ検索ならYarn、という評価を確立したい”。

YouTubeなどのビデオサイトと違って、Yarn自身はオリジナルのビデオコンテンツをホストしない。元の素材を指し示すだけだ。同社自身がホストするのは、小さなクリップと、タグなど関連のメタデータのみ。要するに一種の画像検索エンジンだが、対象はビデオクリップだ。

“このツールを作るにあたっては、YouTubeも大きなヒントになった。つまり、YouTubeの最大のフラストレーションが、ビデオ中の特定の瞬間を見つけて取り出すことが、簡単にできないことだ。スクラビングは、かったるいたいへんな作業になるしね”、とButlerは語る。“しかも、そのままショートクリップとして使える短いビデオは少ない。ほとんどのビデオが、長い。15秒〜30秒以上あるビデオは、もう長いよ。たとえばDonald Trumpの出馬声明ビデオから、あの珍発言のシーンだけをクリップとして取り出したい。ユーザが見つけて、気に入ってしまうシーンは、どれもそれぐらい短い。そこだけを、1/100秒の精度で正確に切り取るのが、われわれの仕事だ”。

今後付け加えるべき機能として、いろんなものが同社の予定表に載っているが、その中の一つ、政治オンリーバージョンは今非公開ベータ中で、Messenger以外のプラットホームにも提供していくつもりだ。またYarnの技術をビデオ企業(ないしビデオを利用する企業)にライセンスすることも構想していて、今二社でパイロット中だ。それにより企業は、自分のビデオのアップロードや分析、検索などが迅速にできるようになる。

“コンテンツ企業がうちの技術を利用すれば、ユーザを特定のコンテンツやサイトに誘導することができる。彼らは、Yarnの技術で作ったクリップを、広告のようなものとして利用できる。ユーザがコンテンツを検索したら、それにマッチするクリップを提示すればよい”、とKrauseは述べる。

同社はまだ、自己資本だけでやっている。アプリは、iOS用Android用も無料でダウンロードできる。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa)。

Discovery ChannelのビデオクリップがVideoBlocksのマーケットプレースに置かれ、安い利用が可能に

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ストックビデオサービスのVideoBlocksが今日(米国時間12/22)、同社が最近立ち上げたマーケットプレースで近々、Discovery ChannelのコンテンツライブラリDiscovery Accessのビデオを売る、と発表した。

Discovery Channelのおよそ30000本のコンテンツを収めたこのライブラリには、文化や動物、ライフスタイル、エンジニアリングなど多様な分野にわたるドキュメンタリーがあり、それが実質的に今後のVideoBlocksの提供在庫にもなる。

DiscoveryがVideoBlocksに関心を向けたのは、後者のユニークなビジネスモデルのせいだろう。ユーザは会員制/会費制でこのサービスを利用し、その大きなビデオライブラリから、払った会費ぶんのビデオをダウンロードできる。マーケットプレースでビデオを売りたいコンテンツプロバイダからは、コミッションを取らない。収益は全額、コンテンツのオーナーへ行く。そのために、多くのコンペティタに比べて安くビデオを売ることができる。VideoBlocksでは、標準的なHDのビデオクリップのライセンス料が50ドル。4Kなら199ドルだ。

VideoBlocksのCEOでファウンダのJoel Hollandによると、現在の有料会員は約12万名/社、TV局(全国ネットワーク)もあれば、メジャー級のクリエイターたちもいる。最近同社は、クリエイターへの支払額が初めて100万ドルに達し、売上は毎月、前月比で倍増している。

彼によると、同社のこのような勢いが、Discoveryの目にとまったのだろう、と。“これまでなら、こういう話は料金の高いGettyへ行く。でも今や彼らは、うちのマーケットプレースで売ろうとしている”。

同社は今、ほかのスタジオ(複数〕とも、コンテンツ提供(マーケットプレースでの販売)の商談を進めている。ただし、それらの名前はまだ言えないそうだ。

しかし当面のあいだDiscoveryのコンテンツは、無制限会員(年会費99ドル)用のライブラリには置かれない。

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Google、360度没入型ムービーの「スポットライトストーリー」をYouTubeアプリケーションで閲覧可能に

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GoogleがYouTubeで「スポットライトストーリー」を閲覧可能にした。「スポットライトストーリー」とは、360度を見渡せる没入型インタラクティブムービーのことだ。米国時間の22日朝にアナウンスされた。まず投入されたのは「Special Delivery」と題されたクリスマスムービーだ。「ウォレスとグルミット」を製作したアードマン・スタジオが制作したものだ。多くのAndroidデバイスで、YouTubeアプリケーションを使うことで閲覧することができる。スマートフォンの向きを変えたりすることで、ムービー内のシーンをさまざまな角度から楽しむことができるようになっている。

この「スポットライトストーリー」のフォーマットは当初、Motorola MobilityのAdvanced Technology And Products(ATAP)部門が開発していた。Googleは同社を2011年に買収して以来、自社内での開発を続けていたというわけだ。もともとはMotorolaのMoto Xなどのデバイス用に開発されていたため、直ちにAndroidに移植することはできなかった。現在でも完全な互換性を有するわけではなく、動作しないAndroidデバイスもある。

Googleは今年、YouTubeのAndroidアプリケーションに従来型ビデオを閲覧させるだけでなくVR機能を投入したり、360度見渡すことのできるビデオフォーマットなどを導入してきた。今回の「スポットライトストーリー」も「機能拡張」の一貫と見ることはできるが、ただしこれまでのものとは異なると言えよう。すなわちスマートフォンに内蔵されたセンサーを活用した新しいインタラクティブ・エクスペリエンスを提供することができるからだ。

「スポットライトストーリー」の形式でビデオを制作する場合、ジャイロスコープや加速度センサーなどからのデータを使って、2Dないし3Dで、360度を見渡すことのできる没入型エクスペリエンスを提供できるのだ。専用のアプリケーションを使えば、2013年からこうしたエクスペリエンスを体感することはできた。今年にはiPhone用のスポットライトストーリーズ・アプリケーションも投入していた。

Googleの発表によれば、「Special Delivery」はさまざまな角度から閲覧することができ、またスマートフォンを動かしていくことで、隠れたストーリーをアンロックすることもできるのだとのこと。10種類のサブプロットが隠れているのだそうだ。ストーリーの分岐点は60シーンに隠されているらしい。見るたびに何度も違うはストーリーを楽しむことができると言っても良いかもしれない。

「スポットライトストーリー」は今のところ限られたAndroidスマートフォンでしか動作しない。Googleは対象ユーザー以外にも楽しんでもらうためにYouTube 360版を用意して、今回非対応となったAndroidデバイスやiOSデバイスでも閲覧できるようにしている。またGoogle Cardboardでも楽しむことができるようになっている。

来年にはより多くの「スポットライトストーリー」を公開し、またiOS版のYouTubeアプリケーションでも閲覧することができるようになる予定なのだそうだ。

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(翻訳:Maeda, H

Windows上のFirefoxユーザはプラグインなしでNetflixを見られるようになった

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みなさまは、MicrosoftにFlashに対抗するSilverlightというものがあったことを、まだおぼえておられるだろうか? Microsoft自身がかなり前に放棄したから、今の人は知らないかもしれない。でも、FirefoxブラウザでNetflixを見るためにはSilverlightが必要、という年月は長かった。しかし今日(米国時間12/17)からは、Windows上のFirefoxで、プラグインのインストール一切不要でNetflixを見られる

今それは、Firefoxの最新バージョンを32ビットと64ビットのWindowsで使う場合のみだが、FirefoxとNetflix両者によると、OS XとLinuxのサポートは来年になるそうだ。

非常に長期にわたってMozillaは、FirefoxにDRMソリューションを組み込むことを拒否してきた。それがなければ、NetflixはビデオをHTML5のプレーヤーで再生できない。しかし今年になってからMozillaは実用性重視を決断し、Adobeらと協働してDRMありのコンテンツをFirefoxで見られるようにした。

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そこでFirefoxの最新バージョンでは、HTML5がPremium Video Extensions(有料ビデオを見るためのHTML5の拡張)をサポートしている。それによりNetflixは、コンテンツプロバイダにDRMによる保護を提供できる。またビデオのストリームを可利用な帯域に合わせることもできる。同社はAdobeと密接に協力し、Mozillaの<video>タグがAdobeのPrimetime Content Decryption Module(CDM)を使って、Netflixを視聴できるようにした。

というわけで今のFirefoxはDRMソリューションありになったが、DRMのないバージョンをインストールすることもできる。しかし今やPrimetime CDMがデフォルトでインストールされるのだから、よっぽどのDRM批判者でないかぎり、わざわざそうする人はいないだろう。

このアップデートにより、Netflixはすべてのメジャーなブラウザの上のHTML5プレーヤーをサポートすることになる。それらは、Internet Explorer、Safari、Firefox、そしてChromeだ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa)。

YouTube Gaming for Androidに“Cardboard Mode”が加わり、劇場の大画面感覚を楽しめる

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GoogleバージョンのTwitch、YouTube Gamingは、新しい機能を素早く取り入れることで競争の先頭に立とうとしている。今回のは残念ながらAndroidオンリーの機能だが、”Cardboard Mode”(カードボードモード)と呼ばれ、ビデオを映画館の大画面のような状態で見ることができる。

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Google Cardboardをまだ持ってない人は、そのスターウォーズバージョンを無料でもらおう(合衆国のみ)。

劇場の椅子に座って、大画面を見ているような気分になる。ゲームプレイの録画はまだ2Dのみだが、360度の立体VR画像で可能になるのも、そう遠くはないだろう。

要するにGoogleとYouTubeは、よそで実現し進歩したVR技術を自分たちも利用する、という姿勢ではない。自分でフェンスをぶち壊して、前進したいのだ。

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ピアツーピア方式でビデオストリームを低コスト化するStreamrootがシード資金$250Mを獲得

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ビデオをストリーミングで提供するWebサイトをやっている技術者にとって、“ピーク時”は恐怖の言葉だ。Streamrootは、ビデオストリーミングの帯域や所要時間、ビットレートなど重要要素を、常時正常に維持するサービスを提供する。具体的には、Streamrootは通常のストリーミングサービスに加えて、ピアツーピアによる他の視聴者からのダウンロードも行う。

同社はこのほど250万ドルのシード資金をPartech Venturesから獲得、そのラウンドにはWalnut Venture Associates, Cherrystone Angel Group, Jean-David BlancそしてBpifranceらが参加した。

ビデオストリーミングの効率化といえば、Joost, Miro, Pandoなどなどすでに耳タコだと思うが、でもこれまでのそれらはもっぱら、デスクトップやモバイルのアプリ、あるいはブラウザのエクステンションだった。

Streamrootが他と違うのは、Webサーバがそれを使うことだ。Webのエンドユーザは、何もダウンロード/インストールする必要がない。WebサイトがStreamrootを使っていれば、それでよい。分かりやすく言うと、YouTubeが明日からStreamrootを使い始めても、エンドユーザは何一つ気づかない。

タイミング的にも、これからのWebはピアツーピアのビデオストリーミングの時代になるだろう。StreamrootはそのためにWebRTCと、独自のピアツーピアモジュール、HTML5によるビデオ埋め込み、適応ビットレート、などの技術を使っている。ライブのストリームも扱える。

ビデオを見ているエンドユーザは何も気づかないが、Streamrootはその楽屋裏で、そのビデオを今見ているほかのユーザから送信する。そしてそれによって、送信を高速化し、コストを下げる。

Streamrootがサーバをリプレースするのではなく、サーバの帯域負荷をやや軽くするのだ。違いは、Streamrootを使っていないサイトで人気のライブストリームを見ようとしたときに、たぶん分かるだろう。

Streamroot portal

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa)。

自作のビデオに音楽をつけたい人、作曲サービスJukedeckが著作権のない曲を一瞬で作ってくれる

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【抄訳】
ビデオは誰でも撮れるけど、それに音を付けるのは難しい。しかも、のちのち著作権などの問題が起きない音を。そこで、Jukedeckの人工知能を使った作曲サービスを利用すると、そんな音楽を安く作ってくれる。ユーザは、音楽的才能ゼロでもよい。下図のように、ムードとスタイルとテンポと長さ(時間)を指定するだけだ。短い動画でも、YouTube上の連作でも、あるいは6秒のVineでも、何でも対応できる。

長年ステルス(お忍び)でやってきたJukedeckが今日(米国時間12/7)、本誌主催のスタートアップコンペTechCrunch Disrupt LondonのStartup Battlefieldで、そのサービスを一般公開した。料金プランは一曲7ドルから150ドルまで何段階かあるが、1か月5曲までなら無料だ。非公開ベータのときのユーザには、Googleやロンドンの自然史博物館、それにイギリス王室のご家族もいる。

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“今は個人がメイクしたりクリエイトする時代だから、それをサポートするサービスが必要だ”、とJukedeckの協同ファウンダデベロッパCEOのEd Rexは語る。YouTubeだけでも、毎分300時間ぶんのビデオがアップロードされているから、Jukedeckの顧客は無限だ。音楽がしろうとビデオの表現力や訴求力を高めるなら、Jukedeckは人間のコミュニケーション能力を高める、とも言えるだろう。

【中略】

 

Screenshot_2

Jukedeckのコンペティタとしては、まず、古典的な既存の曲のライブラリとしてPremiumBeatやAudio Networkなどがある。これらのサービスは、しろうとが自作のビデオ用に使いこなすのは難しい。またJukedeckのように作曲してくれるサービスには、デスクトップ用の複雑なソフトウェアAthTek Digibandや、メロディをユーザが提供するLudwigなどがある。

Jukedeckの最大の欠点は、指定できるオプションが少なすぎることだが、これについては、Rexによれば、おいおい増やしていくつもりだ。ぼくが個人的にどうしても欲しいのは、イントロやアウトロが「徐々に始まる/終わる」と「突然始まる/終わる」の、曲調の指定なんだけど。曲のタイプが4種類しかないのも、さみしいね(「パンクロック」は指定不可!)。

【中略】

Screenshot_3

下のTwitter投稿ビデオでは、RexがDisruptのステージ上で、自分のピッチ(売り込みスピーチ)にJukedeckで即席に作った曲をつけ、ラップ仕立てにしている:

【後略】

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イギリスのYears & YearsがGoogleのニューラルネット技術DeepDreamを使った幻覚的音楽ビデオを制作

数か月前にGoogleがリリースしたDeepDreamは、ニューラルネットワークの技術を利用して既存のビデオから幻覚的な映像を作り出す、オープンソースのツールだ。Googleは長年、画像認識や発話認識のためにソフトウェアによる人工ニューラルネットを研究しているが、今度登場したのは、初めての、DeepDreamで加工された音楽ビデオだ。

それはイギリスのエレクトロニックポップグループYears & Yearsの最新シングル”Desire”のリミックスのビデオで、元の荒涼とした映像にDeepDreamによる狂ったような効果が、うまく加わっていておもしろい。

Years & YearsのリーダーOlly Alexanderは、こう言ってる、“音楽ビデオにAIを使うことは、おもしろいと思っただけでなく、(いい意味で)ちょっと怖いとも思った。最先端の技術に触れたことは嬉しかったし、このクレージーな映像を、ぼくらだけでなく、ファンにも楽しんでもらいたいと思う”。

監督のBrian Harrisonによると、それは撮影にカリフォルニア南部の複数の場所(Montaña de Oro州立公園など)で4日もかけた労作だ。編集の終わったビデオをArtificial ExperienceのエンジニアSamim WinigerとRoelof Pietersに渡し、一緒に加工を行った。その過程で新しいビデオ編集ソフトが生まれ、それをDeepUIと名づけた。それは今回のような映像加工工程をガイドし助けてくれるソフトウェアだ。

Harrisonは最初この技術を知ったとき、クールだ、と思っただけだが、深入りするにつれて、これは新しい映像アート技術の誕生だ、と思うようになった。“まるで、マシンが意識を持って、夢を見たり、想像したりしているようだ。今回ささやかながら、新しいアート技術の誕生に貢献できたことが、嬉しい”、と彼は語る。

Years & Yearsのデビューアルバム”Communion”は、Interscope Recordsから出ている。

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Google Play Gamesにゲームプレイの録画共有機能が登場、自撮りビデオの添付も可能

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もうTwitchは要らない。今日(米国時間10/28)Google Play Gamesが、ゲームプレイを録画して共有できる機能を発表した。それは長時間のストリーミングが目的ではなくて、難しいレベルをクリアしたとか、ハイスコアを更新したときなどに、それを自慢することが目的だ。それをYouTube Gamingにポストして、ビューを稼いだり、売上を得ることもできる。

以下は発表声明からの引用だ:

本日Google Play Gamesアプリでローンチする新しい機能により、お気に入りのゲームの最高の場面を容易に録画して共有できるようになります。

使い方は簡単です。Play Gamesアプリで、プレイしたいゲームを選びます。そして[record]ボタンを押します。ゲームプレイの録画は720pまたは480pで行われ、デバイスのフロントカメラとマイクを使ってご自分のビデオやコメントをつけられます。録画が終わったらそれを手早くエディットしてYouTubeにアップロードできます。

ニューバージョンのChromecastを使って、テレビをゲームのディスプレイにしている人は、この機能が嬉しいだろう。ビデオはまずYouTubeにアップロードするのだが、共有はいろんなソーシャルチャネルの上でできる。

だから、まあ、TwitchというよりTwitch Lightかな。YouTube上では1440億分ぶんのゲームビデオやライブストリームが見られているそうだけど、この機能によって、それがさらに増えるんだよね。

Google Play Gamesのアップデートは、合衆国とイギリスを皮切りに、今後数日以内に行われる。

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YouTube Gamingがモバイルからの直接ストリーミングをサポート、Twitch的機能を一層充実

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ゆっくりと、しかし確実に、YouTubeは本格的なTwitchコンペティタを構築中だ。YouTube Gamingへ行けば、今自分がプレイしているゲームをライブでストリーミングでき、お気に入りのゲーマーたちのプレイを追うこともできる。YouTubeが8月に立ち上げたこのゲーミングサイトが、このほど初めての大型アップデートを発表した。

まず、Mobile CaptureというAndroidアプリが提供され、これを使うとモバイルデバイス(スマートフォンなど)からの直接のストリーミングができる。誰かがプレイしているCandy Crushを見たい人はいないと思うが、でもHearthstoneのファンならこの機能を気に入るだろう。プレー中に、フロントカメラで捉えたプレーヤーの顔が画面の隅に表示されるから、ライブ感がなお一層リアルだ。

Twitchのパートナーシッププログラムと同じように、月額会費を払って好きなゲーマーのスポンサーになると、バッジやら何やらをもらえる。Twitchの4ドル99セントに対してこちらは3ドル99セントだ。Twitchは現在、ストリーミング提供者(‘放送者’)が170万、そのうちパートナーは12000名だ。YouTubeは、新たに始めたばかりだ。サードパーティのアプリを使えば、Twitch上のチップスをYouTube上でも有効にできる。

これは、Twitch Turboのような広告を排除する有料オプションではない。またYouTube Gamingでスポンサーになっても、広告は消せない。

サイト上とモバイルアプリには、そのほかのマイナーなアップデートもある。ゲームを自分のコレクションに加えるのがより簡単になり、それらのライブストリーミングをやってればすぐに見られる。YouTubeの「あとで見る」機能はYouTube Gamingでも有効だ。Webサイトの観戦ページはデザインを一新、モバイルアプリは前の検索を覚えている。

同社の発表によると、YouTube上でライブや録画でゲームを見ている人たちの総視聴時間は1か月で1440億分だ。すごいけど、ライブストリーミングの比率が分かれば、もっとおもしろいデータだね。

今回のアップデートでTwitchと肩を並べただろうか? ライブストリーミングにはYouTubeの”Let’s Play”ビデオもミックスできるから、コンテンツの量はすでに膨大だ。今後もっと新しい機能が増えたら、‘Twitchに追いつく’段階を卒業できるだろう。

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iPhone 6sのLive PhotosをGIF化して共有できるアプリLive GIF

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それは時間の問題だった。しかも、たいした時間じゃなかった。あるデベロッパのおかげで早くも、iPhone 6s/6s PlusのLive Photosを、インターネットじゅうにばら撒けるようになったのだ。どんなにかわいい猫や子どものクリップでも、自分のカメラロールの中に永遠に閉じ込めておくなんて、無意味よね。

Live Photosの’Live’とは、写真を撮ったらそれが自動的に短い動画にもなること。Appleのスマートフォンの、最新の機種だけの機能よ。カメラロールの中ではふつうのスチル写真だけど、iPhone 6s/6s Plusの感圧画面に表示して写真をタップすると、その前後1.5秒ずつのビデオが映り、まさに‘ライブ’なる。

Live GIF

Live PhotosはiPhone 6s/6s Plusの上でしか見られないから、ほかの人に共有するときはふつうのスチル写真をシェアするしかない。…ところが、今日登場したLive GIFアプリを使うと、その悲しい状況が一変する。

Live GIFを作ったデベロッパは写真編集アプリPriimeも作っている。CEOのArthur Changははじめ、感圧タッチ機能(3D Touch)などiPhone 6sの新しい機能でいろいろ実験をしていたのだが、そのとき、“Live Photosにみんなが望んでいることを簡単にできるアプリを作ろう”、と思い立った。

“最初は、Live Photosのことが詳しくドキュメントされているiOS 9.1用に作ろうと思ったが、でもそれはまだベータだから、多くの人が使ってない。そこで、iOS 9.0でも使えるアプリを作ろう、と決めたのだ”。

しかも、これはみんなが作りたがっているアプリだから、早いもの勝ちだ。スピードが勝負。

Live GIF cat attack

しかも、Live GIFはたしかに、とっても使いやすい。

どうやるか…

まず、あなたがGIF化したいLive Photosを撮る。いや、もちろん、すでにあるLive Photosでもよい。この際、猫か子どもがよいだろう。

猫や子どもはじっとしてないから撮りにくいが、この際重要なのは‘動き’だから。

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Live GIFアプリをロードすると、そいつはカメラロールからLive Photosだけを取り込む。写真をタップすると、GIF形式のプレビューが見られる。そして‘Share GIF’を指定するとGIFが出来上がるし、‘Share video’なら.movファイルができる。どちらも簡単に、メールやメッセージングなどで友だちと共有できる。

これであなたのLive Photosは(オーディオ抜きだが)、iPhoneのハードウェアから解放され自由になった。

このアプリには、写真をPriimeで編集するオプションもある。それは、自分とこの別のアプリの宣伝の意味もある。

“Live GIFを作りながら、6sの感圧タッチなどの使い方も分かってきたから、Priimeの次のバージョンは感圧タッチ対応にできるだろう。今Live GIFに編集機能はないけど、Priimeでうまくいったら、それをLive GIFにも応用したい”。

Live GIF
Live Photosをインターネットの全域と共有できるようになるのだから、このアプリのお値段1ドル99セントは安いよ。

ただしみんながまだ、GIFの氾濫にうんざりしていなければね。

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Live GIFは、App Storeのここで買えます。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa)。

Facebook、ビデオ発見機能をテスト中―YouTube、スマートTVに対抗、収益化も視野に

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Facebookのニュースフィードでは友達が投稿した思いがけないビデオを見るチャンスが多い。Facebookは現在、各種の新機能をテスト中だが、この中にはビデオクリップ共有専用のチャンネルのようなビデオ発見機能を大幅に強化するものも含まれている。

iOSアプリのホームスクリーンの場合、最下部のメッセンジャー・ボタンの代わりにビデオ・ボタンが表示される。現在この機能は比較的少数のユーザーを対象に表示されており、おそらくはこのスタイルのままで実用化されるわけではないだろう。

新しいビデオ・フィードはノンストップでクリップを表示し続ける。寝転がってずっとFacebookを眺めているポテトカウチ族には絶好だ。時折、友達がメインのニュースフィードに投稿したビデオも表示される。 ユーザーはチャンネルクをスクロール・ダウンして好きなクリップを見ることもできる。Facebook側では「われわれはスマートTVのようなまったく別のプラットフォームも(このフォーマットで)実現できる」としている。

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Facebookはこのビデオ機能にここ2年ほど実験してきたいくつかの発見機能を組み込んでテスト中だ。たとえば、 お勧めにビデオマルチタスクが有効な場合、ピクチャー・イン・ピクチャーでドッキングしたビデオの表示「後で見る」オプションのサポートなどだ。

Facebookではこうした実験を「テキストと写真からビデオへの拡張の自然な道筋」としている。つまり将来のFacebookの仮想現実(AR)化への通過点というわけだ。ビデオの発見機能の強化のテストと同時に、 360度のVRビデオ著名人のビデオのライブストリーミングビデオ・クリエーターに対する権利保護、さらにはクリエーターへの支払機能なども実験される。

Facebookで表示されるビデオは4月時点で1日40億本とされている。現在はおそらく1日50億本になっているだろう。オーガニックな、つまり自然な投稿だけでなく、Facebookはこの強力なビデオ機能を現行各種テレビと張り合えるような収入源に育てていくつもりのようだ。

視聴方法

「お勧めビデオ」は現在、大部分のiOSアプリ・ユーザーに対して表示される。Facebookではこの機能をさらにウェブとAndroidアプリに拡張しようと準備しており、テスト自体は2014年から開始されている。

現在はもっと便利なフル・スクリーン機能がテスト中だ。ニュースフィード中で背景を暗くしたライトボックス・モードに移行してクリップを見た後、ユーザーはそのままスクロール・ダウンするだけで他のビデオを自動再生できる。Facebookではこのようにして「お勧め」による新ビデオの発見とスマートTVのような「連続視聴」の間の橋渡しを試みている。

Suggested videos

面白そうなクリップを見つけたが、ずっと見ている暇がないユーザーのために、Facebookではこの6月からクリップをサムネイル・サイズに縮小してニュースフィード・スクリーンの隅で再生を続ける 機能も提供している。この機能は音楽ビデオの場合、ことに有効だろう。

Watch while multitasking

また「後で見る(Save)」ボタンのデザインも改良されて見やすくなった。「後で見る」ボタンを押すとビデオはユーザーのプロフィール・ページに保存され、後で簡単に再生が可能だ。

Saved

ビデオ・クリエーターの権利を最大限尊重

Facebookは今後も「ただ乗り屋」を厳しく取り締まっていく考えだ。一部のパブリッシャーが他のクリエーターのビデオを勝手に利用して金を儲けようとすることはFacebookでは許されない。これまでもAudible Magic のビデオ指紋抽出ソフトなど、ビデオのただ乗りを防ぐためのサードパーティーのツールは市場に出ていたが、被害を防ぐという点で実効性が低いという不満が出ていた。そこでFacebookが直接乗り出したきたわけだ。Facebookのツールは極めて強力で、内部的構造としてはYouTubeのコンテンツIDに匹敵するという。

こうした措置が取られれば、クリエーターが興味あるクリップやミニ・ムービーをFacebookに投稿するインセンティブは大きく高まるだろう。実はYouTubeやVineがティーンエージャーの間でこれほど人気が高く、運営者にとって大きな収入源になっている理由の一つはこうした権利保護措置にもある。

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ただし、Facebookのビデオ・フィードはYouTubeが行っているような「検索してサブスクリプションする」というインターフェイスに直接対抗するものではない。Facebookがビデオを強化するのはあくまでメインのニュースフィードの邪魔にならない範囲であり、ソーシャル・ディスカバリーが機能する範囲においてだ。

Facebookが実験中のビデオ強化は、自然にビデオ機能をユーザーに浸透させるという点でYouTubeのように特定のテーマを積極的に検索するモデルの対極にあり、Facebookの本質によく合致していると思われる。ひとたびビデオ機能が受け入れられればFacebookが広告をそこに挿入する余地は無限にあるに違いない。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

YouTubeのiOSアプリがアップデート、レビューで不満が殺到、評価は★一つ

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YouTubeがiOSアプリのアップデートを発表したが、それはGoogleの“Material”デザインを採用し、新しいビデオ編集機能をいくつか加えるなど、注目すべきアップデートではあるけど、評価は二分されている。ビデオ編集機能はiMovieのツールにやや似ていて、ビデオのトリミングや、フィルタリング、音楽の添付などができる。しかし批判する人たちは、上部の真っ赤なバーがいやだ、とか、iOS 9の新しい機能(マルチタスク、重ね画像など)をまったく使ってない、などと文句を言っている。

Googleは、デスクトップやモバイルのWeb、iOSやAndroidなどモバイルのネイティブなど、複数のプラットホームにまたがる統一的なルック&フィールを目指していて、それは良いことかもしれないけど、あまりにもAndroidフレンドリーな”Material”デザインは、iOSの上ではぱっとしない。YouTubeのiOSアップデートも、その例だ。

アーリーアダプターたちがApp Storeで‘一つ星’の評価を与えているが、とくに評判が悪いのは、“悪趣味な”赤いバーでスペースを無駄遣いしていることだ。しかも、ナビゲーションに必要なタップやスワイプの回数が前よりも増えて、前よりも目的のコンテンツを捉えにくくなっている。

左のサイドバーがなくなったことも、評判が悪い。購入済みや履歴、プレイリストなどの各種機能に容易にアクセスできなくなったからだ。とくに不評が多いのが、購入済みへ行きにくくなったこと。

“別のチャネルへ行くのにバックボタンを押さなければならない”、も、代表的な不平のひとつだ。“今度の改悪によって、大きくてきれいな色の成分だけが画面を占領し、いろんな機能にアクセスするための小さなコントロールがなくなってしまった”、というのだ。

“きれいな色”と感じなかった人も、もちろんいる。

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iOS 9にアップグレードした人たちは、YouTubeが新しいiOSの機能をサポートしていない、と文句を言っている。それらは、重ね画像/ビデオ、オーバレイ、マルチウィンドウなどのマルチタスク機能だ。

ビデオ編集はベーシックな機能だけだが、とりあえず便利だろう。でもレイアウトやナビゲーション、それにiOS 9の機能無視などに対する不満が大きくて、ビデオ編集機能は影の存在になってしまった。マルチタスク機能はすでに、MLB At Bat、Hulu、BBCのiPlayerなどのメジャーなアプリがとっくにサポートしているのだ。

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(hat tip/image credit, app: MacRumors)

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa

ユーザが作ったコンテンツのライセンス事務を代行するLobsterがYouTubeとパートナー、取り扱いコンテンツが一挙に増える

youtube

アーチストや(でない人)が作品をソーシャルネットワークなどにポストし、その再利用を有料にしたいとき、そのためのライセンシング事務をLobsterがやってくれる。このある意味便利なサービスLobsterが今日(米国時間10/1)、これまでで最大のパートナーシップ、YouTubeとの提携を発表した。これからのYouTubeユーザはビデオをダウンロードして利用したいとき、その作者からの有料ライセンスをYouTube経由でLobsterにリクエストできる。一回のダウンロード〜利用につき一回分の料金、という方式だ。バルク契約は(まだ)ない。

現状では、メディアやクリエイティブエージェント、広告代理店などには、クリエイティブコモンズの(もっぱら総称的な)コンテンツを作る、というライセンシング方式しかなかった。独自のコンテンツを作ることもあるが、ライセンス管理などでかなりの費用がかかる。Lobsterを利用すると、プロの出版社やプロダクション、あるいは一般消費者が、ソーシャルメディアで見つけたコンテンツを、正規にライセンスを得て使用できる。

同社は昨年Disrupt Europeでローンチし、ユーザがInstagramやFlickrなどに投稿したコンテンツを利用者にライセンスできるようにした。ライセンスをリクエストした者と権利保有者とのあいだのコミュニケーションを、同社がすべて取り扱う。今日ローンチしたYouTube上でも、やり方は同じだ。

YouTubeの投稿者が自分のコンテンツをLobsterに登録すると、それがクリエイティブエージェントによってライセンスされるようになる。しかしLobsterに登録されていないビデオをYouTubeで見て使いたいと思った消費者(等)は、ビデオのIDをLobsterに送ると、作者にコンタクトしてライセンス合意をまとめることをLobsterがしてくれる。

YouTube上のビデオのライセンス料金は5ポンド(7ドル)だ。Lobsterがライセンス料のごく一部を取り、残りを作者に渡す。

今Lobsterがライセンス事務を代行しているコンテンツは、InstagramとFlickrの上だけでも70万点。YouTubeが加わったことによって、2016年以降は飛躍的に増えるだろう。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa

新しいiPhone 6SとiPhone 6S Plusの使用体験ビデオ(6分)

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今日(米国時間9/9)行われたAppleのイベントでは、新しいiPhone 6SとiPhone 6S Plusに実際に触(さわ)ることができた。これらの新型機では画面のセンサがいわば‘3D化’して、指の圧力レベル(浅い〜深い)を検出できる。これによって、ホーム画面でもアプリの中でも(つまりネイティブでもサードパーティでも)新しいタイプの対話が可能になる。

またカメラの容量は4Kビデオを撮れる12メガピクセルになり、フロントカメラの方は夜の自撮りでも背景が暗くならないように、写真の背景に画面を使える‘フラッシュ機能’が導入された。

〔スチルで撮った写真がデフォルトで必ず超短編(音つき!)ビデオである、というLive Photo機能はこの記事。〕

下のビデオで、それらの新しい機能をご覧いただきたい。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa

AWSがビデオバックエンドを提供できるためにAmazonはElemental Technologiesを$500Mの巨額で買収

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Amazonが今日(米国時間9/3)の午後、モバイルのビデオサービスのためのバックエンドを提供しているElemental Technologiesを買収する、と発表した。

有料ニュースサイトThe Informationの最新記事によると、同社はキャッシュで5億ドルを払うことになるらしい。

今Amazonに問い合わせているが、価額等の確認はまだ得られていない。

この買収を計画したのは、Amazonの中でもとくに利益率の高いAmazon Web Services(AWS)部門だ。The Informationによると、ここはElementalの技術を利用して、そのクラウドインフラストラクチャサービス(IaaS)からモバイルのビデオ配信機能を(AWSのユーザであるデベロッパに)提供したいようだ。

Elementalは高速のビデオエンコーディングとトランスコーディングのソフトウェアにより、さまざまなスクリーンやデバイスに対するマルチスクリーンのコンテンツデリバリを可能にしている。オレゴン州ポートランドで9年前に創業した同社は、ABC、BBC、Comcast、Ericsson、ESPNなど多くの顧客を抱えている。

Crunchbaseによると、同社はこれまで、General Catalyst PartnersやVoyager Capital、Steamboat Ventures、Norwest Venture Partnersなどから計4400万ドルの資金を調達している。そのほか、オーストラリアの通信企業Telstra、ヨーロッパのペイテレビGiant Sky、そしてエンジェル投資家のグループOregon Angel FundやAlliance of Angelsも同社に投資している。

買収後もElementalの社名とCEO(Sam Blackman)はそのまま残る。Blackmanは、PixelworksのためのIC(集積回路)などを設計したことがある人物だ。

買収の完了は今年のQ4、と両社は言っている。

今回のElementalの5億ドルの買収は、Amazonの5大買収の仲間に入る。他の4つは:

・Zappo, 2009, 12億ドル
・Twitch, 2014, 9億7000万ドル
・Kiva Systems, 2012, 7億7500万ドル
・Quidsi, 2010, 5億4500万ドル

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa

Amazon、Netflix、Google、Microsoft、Mozillaなど大手7社が次世代のビデオフォーマットでオープンソース連盟を結成

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AmazonとCisco、Google、Intel、Microsoft、Mozilla、Netflixの7社が今日(米国時間9/1)、Alliance for Open Mediaと呼ばれる新しいオープンソース連盟を結成したことを発表した。その目的は、次世代のロイヤリティフリーのビデオフォーマットとコーデックと関連技術を開発することだ。

互いにライバルである企業がこれだけ集まって新しい技術を共同開発していくことはめったにないが、彼らによると、ビデオのスタンダードというものが各社共通の真に相互運用性のあるものであるためには、このような連盟がどうしても必要だ。発表の中では触れられていないが、当然ながら、その新しい規格を使うかぎり、もはや、今のMPEG LAのようなところにロイヤリティを払う必要はない。それが連盟の、もうひとつの大きな動機だ。

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Mozillaの注記によると、連盟の目的は共通技術規格の開発と共有だけでなく、“次世代のロイヤリティフリーなビデオコーデックを作るために必要なパテント分析”を悉皆的かつ効率的に行うことだ。せっかく作ったコーデックがどこかの特許に触れていたのでは、なんにもならない。

ロイヤリティフリーの次世代コーデックのプロジェクトとしては、すでに、MozillaのDaalaやCiscoのThor、GoogleのVP9と10などがある。だから連盟の最初の仕事は、メンバーたちのこれまでの成果を下地とする新しいビデオコーデックの仕様を作ることだ。

この作業は、オープンで相互運用的なコンテンツのフォーマットを作っていこうとする大きな取り組みの一環で、それらはWeb向けに最適化され、どんなデバイスや帯域に対しても対応できるスケーラビリティを有していなければならない。とくにビデオに関しては、リアルタイムビデオのデリバリをサポートするフォーマットで、商用と非商用のどちらのコンテンツでも利用できるものを目指す。この‘商用’の部分は暗号化の仕様も含まれるため、AmazonやNetflixのように、ライセンス料を伴う有料コンテンツの提供を主な業務とするところにとって、とくに重要だ。

この連盟のコードは、Apache 2.0のライセンスで公開され、W3Cのパテントルールに従う。すなわちメンバー各社は、コーデックの実装や、コーデックそのもののパテントに対する、ロイヤリティの請求を控えなければならない。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa

Chromeは9月1日からFlash広告をデフォルトで停止へ

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GoogleのWebブラウザChromeが、ますます良くなる。Google+のポストによるとChromeは9月1日から、デフォルトでは、広告中で使われているFlashを停止し、ブラウザとしてのパフォーマンスを上げる。この変更は6月に発表され、Chromeのデスクトップブラウザのベータに導入されていた。

当時Googleは、ユーザにとって重要でないと思われるFlashコンテンツをデフォルトでは停止するが、ユーザがそのビデオを見たければ見られる、と述べていた。Googleに止められていたビデオを見たければ、そのアイテムをクリックするだけで再生できた。

最近はAC電源につながれていないラップトップでWebを閲覧する人が多いから、Flashビデオを自動再生する広告などのFlashコンテンツ…電池急速消耗の犯人…を停止することは理にかなっている。停止すれば電池が長持ちするだけでなく、Web閲覧のスピードも上がる。

Flashの開発にはGoogleも関わっているから、ChromeでFlashコンテンツを封ずることは必ずしもAdobeへの敵対行為ではない。この夏の初めごろの記事でGoogleは、これからはブラウザが自分で当否を判断して、Webページ上のFlashアニメーションなどを停止するが、そのページにとって重要なビデオコンテンツは妨害しない、と説明している。これからは、ACアダプタを使わなくても長時間、Webを閲覧できる、というわけだ。

Flashコンテンツが表示されないと広告主は困るが、Googleは今週のポストで、AdWordsへアップロードされたFlash広告の多くは自動的にHTML5に変換される、と言っている。自分たちの広告が9月1日以降もGoogle Display Network上で表示されることを望む者は、そのためのちょっとした手続きをしなければならない。

Googleは、Appleなどと並んで、Flashの技術には距離を置いてきた。1月にGoogle傘下のYouTubeは、ビデオのストリーミングをデフォルトではHTML5に切り替えることを発表した。

そしてさらに最近ではFacebookが、今後はFlashをサポートしない、と発表した。FacebookはHTML5と並行してFlashもサポートしていたが、それはセキュリティの点で批判を浴びていた。なにしろFlashにはおそろしいゼロデイ脆弱性があるというのだから。

ビデオゲームをストリーミングするTwitchも先月、ビデオプレーヤーの設計を変えることによって、Flashに別れを告げた。でもKotakuが先月述べていたように、ゲームの世界では依然としてFlashが健在だ。ゲーム企業にとっての懸念は、今後ブラウザが完全にFlashのサポートを停止すると、何万ものオンラインゲームがごみになってしまうことだ。

自動再生を停止するというChromeの最新の決定は、そこまで極端な事態ではない。しかし一般的な方向性としては、Flashの命運は尽きつつある。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa