これら、Azure上に作られる仮想WANなどの新しいネットワーキング機能に加えてMicrosoftは、そのAzure Data Boxサービスの新しいリージョンを二つ発表した。このBoxはAWSのSnowbollアプライアンスのMicrosoftバージョンで、アプライアンスを物理的に送ることによってデータをクラウドにロードする。その二つのリージョンはヨーロッパとイギリスだが、イギリスはまだヨーロッパの一部だ、という議論はここではやめよう。なお、数ペタバイトのデータを移動する必要のないユーザー向けには、Data Box Diskというオプションがある。最大5つまでのディスクをオーダーすると40テラバイトのデータを載せられるが、現在これはまだプレビューだ。
Dockerのチーフプロダクトオフィサー(CPO) Scott JohnstonによるとDocker Enterprise Editionに新たに導入された連合的(federated)アプリケーション管理機能により、オペレーションは複数のクラスターを管理でき、それらのクラスターはオンプレミスでも、クラウド上でも、そして複数のクラウドプロバイダーに散在していてもよい。この連合的アプリケーション管理は、アプリケーションがどこにあってもよく、そして三大クラウドプロバイダーのマネージドKubernetesツール、Azure AKS, AWS EKS, Google GKEをサポートする。
同社はKubernetesとAmazonのElastic Container Service for Kubernetes(Amazon EKS)をネイティブでサポートする。Kubernetesのユーザーお気に入りのオープンソースのモニタリングツールPrometheusもサポートする。Sumoの目標は、顧客が問題を早く修復し、ダウンタイムを減らすことだ。
Zuulの現在のコントリビューターは、BMW, GitHub, GoDaddy, Huawei, Red Hat, そしてSUSEだ。BMWのソフトウェアエンジニアTobias Henkelは語る: “ソフトウェアプロジェクトがCD/CIを幅広く採用することは、高品質なソフトウェアをタイムリーにデリバリするための基盤だ。それにより、個々のコミットチェックからフルリリースに至るまでの、開発サイクルの重要な部分を、すべて自動化できる。弊社BMWのCI/CDチームは、Zuulコミュニティの一員であることを誇りとし、オープンソースのZuulプロジェクトの積極的なコントリビューターであり続けたい”。