ディズニー、スター・ウォーズ・ランドのドローン撮影ビデオ公開――「銀河外縁」エリアは広大だった

アナハイムでもオーランドでもいいが、ディズニーランドに行ったら、 ある地点である方向を見るといい。あるいはアトラクションに乗ったときにある方向を何度か見るのでもいい。ディズニーが建設中のスター・ウォーズ・ランド(正式な名前はStar Wars: Galaxy’s Edgeというのだそうだ)が見えるはずだ。もちろんほんの一部がちらりと見えるだけだが、それでも「うん、たしかに足場が組んであった」という報告はできるだろう。

ディズニーはこの新しいアトラクション・エリアをドローンで空撮したビデオを公開した。これなら現状が十分よくわかる。もちろん建築物はまだ基礎工事ないし足場に覆われている状態だ。それでもスター・ウォーズ・ランドが非常に広大な面積を占めていることに驚かされる。

去年ディズニーが公開したコンセプトモデルとドローン・ビデオを比較してどこがどの部分になっているのか推理してみるのも面白い。ゲストごとに異なるストーリーが提供されるという没入的スター・ウォーズ体験ホテルはどのあたりだろう?

Star Wars: Galaxy’s Edgeアトラクション・エリアは2019年オープンの予定だ。

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Google Mapsのストリートビューでアメリカのディズニーランドを歩き回れる

Googleの、子どものための機能は、もちろん子どもの親にとっても重要だ。これからはGoogleの上で、ディズニーランド訪問の計画を立てられる。お金は一銭も使わない。Google MapsのStreet View機能のおかげで、11のDisney Parks※を訪ねられるのだ。

この機能はまだアメリカだけだが、それでも、思い出に浸ったり、初めて行くところを調べたりできる。

Google Mapsがこうやって、観光のためのツールにもなるのは、おもしろい。とくにアジアでは、各国政府とその観光局がGoogleと協力して、人気の高い文化的遺跡などを同社のサービスに載せている。しかし西側諸国では、プライバシーの侵害としてGoogle Mapsは敬遠されている。実際に2010年には、GoogleのStreet Viewの撮影車が個人情報を拾ったことがあった。

ディズニーのいろんなパーク(“〜ランド”や“〜シー”などなどを含む)は、世界的な奇観でもないし、文化遺産でもない。でもそれらのパークがGoogle Mapsで見られるのは、とっても良いことだ。

心配はご無用。本誌TechCrunchの編集長Matthew Panzarinoに近い、信頼できる筋によると、彼は今後も、iPhoneの最新機種の現用テストのために、年に一度はディズニーランドへ行くそうだ。そう、あそこには、デジタル化できないものがいっぱいあるからね。

〔※: ディズニーの屋外エンタテイメント施設とその事業部門の総称は“パーク&リゾート”(公園とリゾート)、その中の遊園地っぽいのを、ディズニーランドと呼ぶ。この記事の原タイトルは、“ランド”ではなく“パーク”だった。〕

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ディズニー、フォックスの映画・TV部門買収を正式発表――価格は524億ドル

間もなくエンタテインメント界の巨人2社が1つになる。ウォルト・ディズニー・カンパニーは21世紀フォックスと正式に契約を結んだことを発表した。この契約により、ディズニーはフォックスの映画スタジオ部門とTV事業の大部分を買い取る。支払いには520億ドル以上の価値の株式が充てられる。

ディズニーにはナショジオ・ネットワーク、Star TV、フォックスの映画とテレビのスタジオ、またSkyとHuluの持ち分も取得する。同時に地域スポーツ中継番組放映の権利も得る。この契約でDisneyはHuluの過半数の株主となる。Foxの全国テレビネットワーク、Fox Newsと保有するスポーツ・チャンネルについてはスピンオフして新会社となる。

ディズニーがエンタテインメント・ビジネスで現在のような圧倒的な存在になった理由の一つはCEOのボブ・アイガーによる大型買収にある。アニメーションのピクサー、コミックのマーベル、さらに最近えはルーカスフィルムがディズニーの傘下に加わった。こうした買収により、ディズニーのコンテンツ数は膨大なものとなり、2019年に予定されているディズニーのストリーミング・サービスの開始にむけて強い追い風となっている。ディズニーは自社のオリジナル・コンテンツを自社のストリーミング・サービスにいち早く流すことができる。これはNetflixのビジネスにとって深刻な脅威を与える存在となってきた。

Foxが所有するコンテンツの中にはアバター・シリーズやスターウォーズ・シリーズの記念すべき第一作(エピソード4)が含まれる。

ディズニーはマーベル・コミックを買収したことでスーパーヒーローものでも順調に成功を収めている。その上今回の取引でマーベルが過去にフォックスにライセンスしたX-メンやファンタスティック・フォーも自社に取り戻すことになった。アベンジャーズとX-メンの夢のコラボ映画なども期待できるかもしれない。ディズニーの公式声明の中にはそれを示唆する箇所もある。

今回の合意により、ディズニーはX-メン、ファンタスティック・フォー、デッドプールなどマーベルのスーパーヒーロー全員を一つの屋根の下に戻すことに成功しした。これにより人気のキャラクターとストーリーが複雑にからみあったみのり豊かな世界を創造できるようになるだろう。
【略】

この買収を別の面から見ると、今日までの統計ではディズニーとFoxはアメリカにおける2017年の興行収入でそれぞれ2位と4位のエンタテインメント企業だ。 両社の興行収入を合算するとアメリカ国内の興行収入総額の30%を占めることとなる〔ディズニーはBuena Vistaとして掲載〕。

この数週間、ディズニーのフォックス買収については大量の情報が飛び交っていた。CNBCは「正式発表は今日出るだろう」と報じていた。ディズニーのCEO、ボブ・アイガーは取引が成立したことを報告すると同時に、この契約の一部として同社の会長、CEOに2021年まで留まることを発表した。アイガー自身はこれまで2019年にディズニーを去ることを予定していたという。

ディズニーによれば、この買収が完了するには1年から1年半程度かかるだろうという。今後、反トラスト法を初めと政府の承認をクリアする必要がある。司法省がAT&Tとタイム・ワーナーの合併に待ったをかけたことを考えると、今回の取引も承認が得られるかどうかはまったく予断を許さない。

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iOSのビデオ作成アプリ「Clips」に、ディズニーとピクサーのキャラクターが登場

Appleの超簡単ビデオ編集アプリのClipsが、4月の公開以来初めて大きく改訂された。追加された中で最大の目玉はコンテンツだ ―― 何といってもDisney/Pixarの世界から数多くのライセンス付きキャラクターが加わった。あのミッキーやウッディーがオーバーレイやトランジションのアニメーションになって登場する。

コンテンツは、簡単で失敗のないUIと並ぶClipsの大きなセールスポイントであり、Appleは常に新しいコンテンツを追加して鮮度を保つことを約束していた。ディズニーを始めトイ・ストーリー、インサイド・ヘッドなどの映画から伝説的キャラクターを多数迎えたことで、昔ながらのフィルターやオーバーレイのアプリより多くのユーザーを引き付けることができるだろう。これは、Apple Watchの文字盤にミッキーマウスが加わったことに続く、Apple、Disneyの大物二社による最新のコラボレーションだ。

開発チームは、踊るミニーマウスや、インサイド・ヘッドの弱虫ビビリのアニメーションを見事にオーバーレイに取り入れた。私自身はアップデート版をまだ試していないが、作られたビデオに加えられたダイナミックなタッチはすばらしく感じた。

DisneyとのタイアップはClipsにとって良いタイミングだった(ただし先週のスターウォーズ満載のD23イベントには間に合わなかった)。公開当初の関心は時間がたつにつれ薄れていたようで、本誌も報じたように、Clipsは公開直後の4日間で100万ダウンロードを記録したが、App Annieによるとその後は急激に順位を落としている。

競争の激しい写真・ビデオのカテゴリーでアプリの牽引力を高めるには、継続的なアップデートが効果的だ。Appleは5月に小さなアップデートを実施したが、ちょっとした機能変更や安定性向上などが主なものだった。

今回の1.1アップデートでは、Apple製のオーバーレイやポスターが追加されたほか、Clipsで最も強力な機能ともいえる音声変換字幕機能を使いやすくするLive Tile編集ボタンもついた。なおディズニーキャラクターはアップデートをインストールするだけでメニューに現れるが、音楽データは個別にダウンロードする必要がある。これはアプリのサイズを小さくするためだ。

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Disneyが大人の塗り絵市場に参入、たくさんのディズニー・キャラを楽しめる、もちろん

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大人(おとな)の塗り絵が大流行だから、ついにDisneyもやり始めた。それはColor by Disneyというモバイルアプリで、下絵はもちろんDisneyやPixar、そして彼らの映画の人気キャラクターやシーンだ。

最初から数百種類ものデザインが提供されているので、好きなのを選ぶ。最新の映画“Frozen”や“Moana”もあれば、“The Lion King”や“The Little Mermaid”などのクラシック、それにPixarの作品“Brave”や“Monsters, Inc.”もある。

ちょっと待って。大人用って言ったわよね。まるで、幼児用みたいだけど…。

でも、“Color by Disney”の売り方はまさに大人向けで、塗り絵をやるとストレスが取れる、と言っている。科学の裏付けはないかもしれないけど、最近の数か月でApp StoreはRecolor, Pigment, Colorfy, Heycolorなどなど、塗り絵アプリでいっぱいになった。たぶん、数十種はありそう。

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それらの塗り絵アプリとDisneyのを比べても、それほど大きな違いはない。アプリの使い方は、テンプレート(下絵)とペンのタイプ(鉛筆、クレヨン、マーカーなど)と色を選び、それから好きなようにタップしていく。Disneyのアプリには映画に基づくカラーパレットがあり、いくつかのエフェクトもある(妖精の粉を描くなど)。

作品はFacebookやTwitter, Instagramなどでシェアでき、自分のデバイスに保存できる。

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Color by Disneyには会員制サービスもあり、入会するとDisneyのアートコレクションに無制限でアクセスできる。しかも毎週、新しいのが加わるそうだ。入会申し込みはアプリの中からするのだが、1週間のオールアクセスが2ドル99セント、1か月プランは7ドル99セント、1年プランが39ドル99セントだ。

アプリはApple App Store, Google Play Store, そしてWindows App Storeで無料でダウンロードできる。

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映画見放題のHuluに『ラマになった王様』などディズニー作品50本がやってくる

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Huluは動画配信サービスでNetflixと激しくシェアを奪い合っているが、このほどディズニーと新たなライセンス契約を結んだことを発表した

新しい契約によりHuluはユーザーに対して相当数のディズニー映画の新作を独占配信する権利を得た。 今後数ヶ月の間に公開されるディズニー映画は合計50本に上る。これには『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』、『ムーラン』、『ポカホンタス』、『ヘラクレス』、『リロ・アンド・スティッチ』、『ターザン』などの人気作品が含まれる。

『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』、『ムーラン』、『ポカホンタス』、『ヘラクレス』に加えて『天使にラブ・ソングを…』、『Air Bud』はすでに公開されている。

2017年に公開が予定されているのは『コン・エアー』、『ステップアップ』、 『60セカンズ』、『パール・ハーバー』、『ロミーとミシェルの場合』、『飛べないアヒル』、『リロ・アンド・スティッチ』、『ターザン』、『ラマになった王様』、『マペットの宝島』、『プリンセスと魔法のキス』などだ。

ディズニーはHuluの30%の株主であり、ディズニー・ABCテレビが権利を持つコンテンツの一部はすでにHuluで配信されている。これにはDisneyのテレビ向けチャンネルのコンテンツも含まれる。

今回のHulu-ディズニーの独占ライセンス契約により、Disneyのコンテンツは複数のサービスに分割されることになる。今回の契約に先立って、2012年にNetflixはディズニー、ウォルト・ディズニー・アニメーション、マーベル、ピクサー、ルーカスフィルムなどのディズニー・グループの製作になる映画を配信する権利を得たことを発表している。 配信の期間、内容はケーブルテレビのHBOと同様。

Netflixは今年5月にこの契約をユーザーに告知した。コンテンツのストリーミングはこの秋から開始されている。【略】

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ビデオ中のモノと音の関係を自動的に把握するAIシステム

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Disney Researchの新研究についての情報が入ってきた。ビデオに登場するさまざまなオブジェクト(牛、車、小さな石など)と、そのオブジェクトが発する音(「モー」とか「ブルンブルンッ」など)を自動的に結びつけるというものだ。目的の音以外はノイズとして無視する。あるオブジェクトが発する特定の音のみを記録して、サウンドエフェクトとしても利用できるようになるわけだ。

このシステムの素晴らしいところは、ビデオを流せば自動でオブジェクト+音の結びつきを把握するところだ。茶色と白の大きなモノが、いつもうめくような音を出していたとしよう。AIがそれを認識して、茶色と白の一定の大きさのオブジェクトは同様な音を発するものであると認識するのだ。

「さまざまな音声入りのビデオから、オブジェクトと音のつながりを学習していくことができるのです」と、Disney Researchでリサーチアソシエイトを務めるJean-Charles Bazinが言っている。「ビデオカメラで映像と音を記録すれば、基本的にはそれらがすべて学習教材として利用できるようになるのです」。

大した技術ではないと思う人もいるかもしれない。しかし実は特定のオブジェクトと音を結びつけて把握するのは、それほど易しいことではないのだ。Disney Researchが開発したシステムではビープ音や動作音、あるいはクラクションのような音を、音を発したオブジェクトと自動的に結びつけて把握するのだ。

「ビデオ映像から流れてくる音を特定の物体と結びつけるのは、かなり難しいことなのです」とDisney ResearchのバイスプレジデントであるMarkus Grossも言っている。「特定の音にのみ注目する仕組みを作り出し、コンピュータービジョンを活用する応用分野に新たな可能性を開いたと言えます」。

「車を扱ったビデオがあり、そこにエンジン音も収められているとしましょう。同じ音がいつも聞こえてくるのなら、システムはその音が車と結びついたものであると判断します」とBazinは説明する。「ビデオには、いつも聞こえてくるわけではない音も収められているでしょう。あるビデオでは聞こえるものの、他では聞こえないような音があった場合、それはノイズであると判断して排除するような判断を行なっているのです」。

このプロジェクトはまだ始まったばかりのものであるとのこと。しかしたとえばビデオに登場するものに自動的にサウンドエフェクトを加えるような仕組みも、間もなく登場してくるのかもしれない。映画スタジオにおいても利用できるようになるかもしれないし、またピクチャーブックなどにも新しい可能性を与えられるかもしれない。Disney Researchの研究レポートはこちらから入手できる。

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(翻訳:Maeda, H

DisneyがTwitter買収を検討中―コンテンツ配信の相乗効果はあるが言論の自由との関係は課題

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DisneyがTwitter買収の可能性を検討していることをわれわれは確認した。Disneyはこの買収のビジネス上の意味を銀行と協力して調査中だという情報をTechCrunchは複数の情報源から得た。

一部ではTwitterの買収価格は300億ドル〔3兆円〕に近いと伝えられているが、われわれの情報ではそれよりずっと低い。Twitterの現在の時価総額は買収の可能性を受けて上昇している一方、Disneyは下落した。先週末、Salesforceによる買収の可能性が浮上する前、木曜の終値の時価総額は130億ドル弱だった。現在は200億ドルにアップしている。つまり投資家は300億ドルも可能だという楽観的な見通しを抱いているらしい。

Disney全国テレビ・ネットワークのABC、スポーツ・チャンネルのESPNをは傘下に持つ巨大メディア・グループであり、ソーシャルメディアのプラットフォームを加えることによって影響力を大きく伸ばせる。Twitterはコンテンツに関してNFLなどと提携を模索している。こうしたパートナーシップが成功するならTwitterのメディアとしての価値はアップし、Disneyのようなメディア・コングロマリットにとっても買収の意味が増大するだろう。

Periscopeなどを含むプラットフォーム上でNFLなどと協力してスポーツ試合をライブ・ストリーミングするTwitterの計画は買収を検討している企業の関心をかきたてているという。DisneyのESPNは、現在売上の確保に関して問題を抱えているとはいえ、Disneyグループの価値のきわめて大きな部分を占めている。TwitterがのNFLのフットボール試合ウェブ、アプリでの中継はDisneyが10億ドルを投資したBAMTechのテクノロジーを用いる。BAMTechはMLBからのスピンアウト企業で、 メジャーリーグ野球中継のMLBAMを開発したことで知られている。

そこでTwitterの買収は単にテクノロジーそのものの買収に留まらず、Twitterが実施している木曜夜のフットボール試合の中継の実験が良い例だが、テクノロジーと解説や法的関係も含むライブストリーミングのソフト面とのコンビネーションとなることは間違いない。

ケーブルテレビの加入者数の減少が止まらないため、Disneyのようなメディア・グループは視聴者にリーチするために新たなプラットフォームを必要としている。ESPNとABCはTwitter買収によって当たらなデジタルビデオ・プラットフォームを得るだけでなくソーシャルメディアとの統合も果たせる。

最終的にこうした組み合わせは、デジタル・コンテンツのプラットフォームの再定義をもたらす。コンテンツの新しいリアルタイム配信の世界を支配するためには的確な長期的視野が必要だ。

Disneyの買収検討のニュースは、Twitterの共同ファウンダー、CEOのジャック・ドーシーがDisneyの取締役でもあるという事実によっていっそう関心を呼んでいる。

DisneyがTwitterの買収に関心を抱いているというニュースは、Bloombergが今朝初めて報じた。われわれが知るかぎり、Twitter買収に対してのDisneyの関心はしばらく前から始まっていたようだ。

もちろんこうした大型買収の実現には数多くのハードルがある。Twitterの場合、一部のユーザーによるTwitter不正利用の問題に加えて、一時期Twitter自身が言論の自由の砦を自認していた点も大きなハードルになりえる。Disneyは過去に言論の自由に関していくつかの問題を起こしてきた。Disneyは1997年にクンドゥンの公開の妨害を図っている。これは中国によるチベットの植民地支配を強く非難してきた14世ダライ・ラマの半生を描写したマーティン・スコセッシ監督の映画だ。クンドゥンの配給を妨害したのはDisneyだけではなく、Universalも中国本土での映画配給に影響が及ぶことを恐れて契約を破棄した。しかしこの事件はメディア企業と言論の自由の間には困難な関係があることをよく表したものとして記憶されている。

TwitterはまたNFLなど各種の有力コンテンツを生成者するパブリッシャーのための橋渡しのネットワークとしても機能しようとしている。ニュース配信やスポーツ試合の中継と解説のプラットフォームとしてのTwitterの強みは、少なくともその一部は、既存のメディア企業とは異なる中立性にある。Disneyのような世界最大のメディア・グループの傘下に入った場合、Twitterのこの強みはどうなるだろうか? DisneyがTwitterを買収しようとするなら、これが重要な問題になることは間違いなさそうだ。

TechCrunchはTwitterとDisneyにコメントを求めている。

画像: chrisdorney/Shutterstock

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

Spheroの新しいリストバンドは、BB-8をジェスチャーで制御できる ― フォースでも

「私たちはすべてのスターウォーズファンにフォースの力を授ける」とSpheroのCEO Paul Berberianは言った。

彼は今日(米国時間1/6)CESでTechCrunchのステージに立ち寄り、Force Bandを披露してみせた。同社のロボット、BB-8をジェスチャーで制御できる装置だ。どうやって使うかを聞かれて、Berberianは最初、「フォースが不思議な形で働く」と答えたが、最終的にもう少し詳しく話した。

「実際に何が起きているかと言うと、[ユーザーの]体のあらゆる動きを検出し、その動きをBB-8の中のセンサーと同期している ― 両者は完全に一致している」と彼は言った。

Force Bankは今年の秋には提供される予定だが価格は未定だと彼は付け加えた。

本誌は、このロボティックスタートアップが、どうやってDisneyと協力して、最新の映画スターウォーズのBB-8をベースにしたスマホ制御ロボットを作るに至ったのかについても話を聞いた。彼はBB-8がこれまでに何台売れたかは明かさなかったが、Spheroの製品ライン全体で2015年に100万台以上のロボットを売ったと言った。「〈以上〉を強調して」。そしてもちろん、BB-8がトップセラーだった。

CES 2016

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Disney Researchが壁をよじ登り天井を這うロボットを開発

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Disney Researchとチューリッヒ工科大学の研究グループが、走行し、飛行し、ジャンプし、そして壁をよじ登る車を作った。車輪で走行し、プロペラを回転して障害物を飛び越え、壁にぶつかると垂直方向に動く。

vertical(垂直)をもじってVertiGoと名付けられたこのロボットは、実は車輪を駆動する動力がない。動きはすべてプロペラに由来し、それが、地上では車を走行させ、壁に当たれば車体を壁に押し付ける。

ホワイトペーパーより:

VertiGoロボットの設計における中心的な研究課題は、推力出力と車両重量の比を最大化することだった。中央の底板にカーボンファイバーを使うことによって重量を最小化し、車輪のサスペンションや車輪本体のような複雑な三次元構造には、3Dプリントした部品とカーボンロッドを併用した。底板には、二つのスラスターモジュールと車輪のサスペンションをマウントした。電子部品や配線も底板に載せた。スラスターは二輪のカルダン懸架装置を使ってマウントした。サーボモーターの内蔵により、外輪と内輪は互いに独立して動く。以上により、床の上と壁の上を走行するために必要十分な力が生成されたが、理論的には天井を走行することもできただろう。

 

このようなものは、その必要性をすぐには思いつかないが、たとえば壁や天井、あるいは人間の手の及ばない場所における修理作業のためには、優れたソリューションと言えるだろう。ダフィー・ダックに装着したら、あのおなじみの鴨くんが、ついに飛べるかもしれない。

出典: Spectrum

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これが『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の最新予告編だ

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『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の公開が近づいてきた〔日本では 12/18(金)18:30より〕。まだこのスター・ウォーズ・エピソードVIIの予告編を見足りない向きにディズニーからの贈り物がある。昨夜、最新の予告編がAmerican Music Awardsの授賞式でABCテレビに流された。ごく簡潔な30秒のCMビデオだが、よく出来ている。

このビデオに登場するシーンや人物の大部分は以前の予告編ですでに目にしていると思う。しかし新しい予告編には短いが今回初めて登場する要素もある。予告編の内容に関するネタバレを嫌う場合はここで読むのを止めていただきたい。

今回のビデオは女性のナレーションで幕開けする。女性の声は「ディア、チャイルド…」と子供に宛てた手紙を読み上げている。「あなたの探して求めているものは背後には存在しない。それは前方にのみある」。これは初期の3部作の登場人物が最新作にも勢揃いし、新しいキャラクターたちとからみあって新しい物語を作るという映画の全体図に沿うものなのだろう。

昨夜のAmerican Music Awards授賞式にはPentatonixというアカペラ・グループが登場し、 ジョン・ウィリアムズ作曲のスター・ウォーズの曲を歌った。ビデオ・クリップではタトゥイーンでの激しい銃撃戦からジョン・ボイエガのフィンとデイジー・リドリーのレイが懸命に走って逃げる。しかし2人がクオドジャンパーにたどり着く前にタイファイターがそれを攻撃して爆破してしまう。

さてここで重大な疑問に突き当たる。これまでに一体、何種類の予告編が公開されているのだろう? 現在ルーカスフィルムはディズニーの子会社なので、12月18日の映画の世界公開に向けたマーケティングの津波を避けることは誰にもできない。上記ビデオを含めてABCには各種の予告編が公開され、チケットの前売額も記録的だという。豪華なできばえの新しいAAAビデオ・ゲームからSpheroのBB-8のドロイド・フィギュアまで揃って登場だ。

ひとつだけ確かなことがある。このマーケティングの大波はすぐに止まることはない。公開日はまだ何週間も先だから、読者はさらに新しい予告編、新しいグッズのリリースを目にすることになるだろう。

〔日本版:日本の公式サイトはこちら

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ディズニー、どこにでも付くスマホ用マウントを作るシステムを発明

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DisneyのReseach Hubは、インターネットで一番好きな場所の一つだ。新しく公開されるビデオはいつも、(利用場面は)直ちに理解可能で、しかし(実現方法は)非常に複雑だ。

彼らがつい最近デモしたこのソフトウェアを見てほしい。ユーザーは3Dプリンターを使ってほぼどんなもの(携帯電話、コントローラー、ティーカップ等)でも、ほぼどんな場所(デスク、車、ギター)にでも付けられるマウントを作ることができる。

なぜこれが重要かって?

それは、もし3Dプリンティングが一般大衆にとって意味のあるものになるとすれば、2つの巨大なハードルを越える必要があるからだ:まず、殆ど使い道のないプラスチックのガラクタ以上の物を作る(例えばVolteraのような電子回路基板)。そして、今よりはるかに利用しやすくなる。3Dプリンターを使うだけのために、誰もCAD/Blender/等々の使い方など勉強したくない。

こんなソフトウェアがあれば、「このテーブルとこの携帯電話がある。マウントを作ってくれ!」と言えば、その通りのことを起きる。モデリングも、自分のスマホで本当に使えるかどうかわからないマウントをThingiverseで探しまくる必要もない。

あるいは、「私はこのティーカップを持っていて、これをギターにマウントしたい。なぜ?質問などするな、コンピューター!だまって作れ」と怒鳴ると、まるでプラスチック射出魔術師になったかのように、天空から降ってくる。

こいつはすごい。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

手を切断した子どもたちのためにディズニー映画のキャラクターを模したバイオニック義手を作るOpen Bionics

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バイオニックハンズ(bionic hands, 生体工学で作る手)のOpen Bionicsが、手術で手を切断した子どもたちのために、Iron Man的やElsa的な手と腕を作っている。〔アイアンマンとアナ雪のエルサ。〕

Open Bionicsは、義手のデザインがMarvel(コミック)やFrozen(「アナ雪」)、Star Warsのデザインなら子どもたちが喜ぶ、と期待している。

“子どもたちは退屈な理学療法が嫌いだけど、ヒーローになるための訓練なら楽しいだろう”、とOpen BionicsのWebサイトの声明文は述べている。“単なる医療器具ではなくて、彼らの大好きなキャラクターを模したバイオニックハンズを子どもたちはもらうのだ”。

Walt Disney Companyが美術チームを同社に無償で派遣し、またMarvelとFrozenとStar Warsの無料ライセンスが、このプロジェクトのためにOpen Bionicに提供された。

“子どもたちは理学療法を受けるのではなくて、ジェダイのトレーニングを経験する。すばらしいと思うね”、とDisneyの人が本誌TechCrunchに語った。

このスタートアップは、Techstarsが今展開しているDisney Acceleratorプログラムから生まれた。本誌TechCrunchはチームにインタビューできたので、下のビデオをご覧いただきたい。

 

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ディズニーのスタートアップ養成所、第2期には3Dプリント人形やジェダイ念力装置も

Disneyのスタートアップアクセラレーター第1期は、SpheroのBB-8ドロイドや、Snapchatと手を組んだマーケティングプラットフォームのNaritivという成功を生んだ。

SpheroはBB-8ドロイドを、次期スターウォーズ作品『フォースの覚醒』を当て込んで開発した。しかし、Spheroのロボットチームにオモチャドロイドを作るアイデアを与えたのは、DisneyのCEO Bob Igerとの出会いだった。現在リモコンBB-8は、Best Buy等の店舗やAmazonで購入できる。

そのアクセラレーターが2年目を迎え、この学年にはDisneyらしい魔法も加えられている。カスタム3Dプリント人形を作るMakieLab、バーチャルリアリティーコンテンツ収集のLittleStar、物体を念力で動かせるジェダイ風ヘッドセットのEmotiv等のスタートアップがいる。

このアクセラレータープログラムはTechstarsとの提携で実施されており、各スタートアップには3ヵ月間の指導と12万ドルのシード資金を提供する。われわれはTechstarsのマネージングディレクター、Cody SimmsとDisneyの最高戦略責任者、Kevin Mayerおよび新学年のスタートアップ数社と共に、カリフォルニア州ロサンゼルスのDisneyアクセラレーター本部で話をした。

Disneyの第2期アクセラレーターの全容を上のビデオでご覧あれ。

【訂正:当初の記事にはTargetもSpheroのBB-8を取扱っていると書いていた。TargetのBB-8リモコンロボットは外観こそ似ているが、こちらはHasbroが作ったものだ。】

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

ディズニーがスターウォーズをテーマにしたアトラクションの建設を発表―フォースが我らと共にあらんことを

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ディズニーはアメリカの2つのテーマパークにスターウォーズをテーマにしたアトラクションのシリーズを加えることを発表した。14エーカー(5万6000平方メートル)のエリアには「人類が初めて目にする惑星」や「交易所(お土産のTシャツが買える)」などが建設される。ミレニアム・ファルコンにも乗れるという。CEOのボブ・アイガーは次のような声明を発表した。

ディズニーの遊園地とスターウォーズの間にはすでに長い関係がありますが、われわれはそこに新たな章を付け加えることができることを喜んでいます。われわれは単一テーマによるアトラクションの拡張としてはディズニーの歴史で最大となるプロジェクトを準備中です。これはみなさんを呆然とさせるでしょう。ゲストをスターウォーズの世界に運ぶアトラクションはディズニーランドとディズニーワールドに建設されます。 ゲストは反乱軍と帝国のファースト・オーダーとの戦いの驚くべきクライマックスを目の当たりにすることができるでしょう。

スターウォーズ・エリアはディズニーのテーマパークでももっともハイテクでもっとも人気あるアトラクションになるはずだ。2013年にLucasfilmを買収して以降、スターウォーズ・ファンはディズニーがこのシリーズをどのように利用していくのかに強い関心を抱いていた。そして、新しい映画の製作と新しいアトラクションの建設となったわけだ。 ファンはいよいよハン・ソロ、ヨーダ、レイアたちの冒険を現実に体験できる。フォースが我らと共にあらんことを!

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Disneyの研究所が完璧な濡れ衣証言の偽造技術を発明…ほんとに言ったことはどこかに消える

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Disneyの研究所からまた常軌を逸した成果が登場した。これまでは、ビーチの砂の上に絵を描くロボットがあったし、プラスチックでなくフェルトから、抱きしめたくなるようなオブジェクトを作る3Dプリンタがあり、不可能と思える形のものでもコマのように回転させられる特技があった。

そして彼らの最新の秘技は何か? アルゴリズムを使って、人が実際には言っていないことを言わせる技術だ。

読唇術というものが昔からあるし、ビデオの吹き替えで声と合ってない唇の形は、誰もがいつも見ている。読唇術が難しいのは、二つの違う言葉が、口の形はほとんど同じ、ということが多いからだ。だから脳が行う言葉の理解は、視覚と聴覚の合成なのだ。音がなくなると、”bah”も”vah”も”gah”も、口の形だけからは正確に区別できない。

そこで、下のビデオのような、McGurkの錯覚というものが生まれる:

このことから、Disneyの研究員は、人が実際に言っていることとは違う言葉に聞こえることもある、語句のリストを作った。

たとえば、誰かが”clean swatches”(きれいな布地見本)と言ってるのを録画すると、その映像に、その映像を見ながら聞く人が違和感を感じないようにダビングできる、オリジナルとは違う語句が9000種類もある。その9000の中には、意味のない語句もある。というか、そのほとんどは、意味不明だ。その、実際には”clean swatches”と言っているビデオに、”need no pots”(マリファナは要らない)をダビングしても合うし、かなり気持ち悪い”like to watch you”(あなたを見張っていたい)も合う。完全に合ってると見えれば、そのときには、まさにその人がそう言っている、と聞こえてしまう。完璧な濡れ衣だ。

下のデモビデオでは、効率化のために声はロボットの声を使っているが、実際に人間の声だったら、もっと“ずっと自然な”完成度の高い錯覚になるだろう。

これは、人間の脳の気まぐれぶりを表しているだけでなく、実用化の可能性もある。たとえば、映画の中の差別語の発言などを、これまでのかなり無理なやり方より、もっと自然に別の言葉に言い換えさせることができるだろう。でも、この研究成果そのものが、すごくクールだけどね。

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テディベアを「編み出す」3Dプリンター。カーネギーメロンとディズニーより登場

カーネギーメロン大学の研究者とDisney Researchが、布製のテディベア人形を作ることのできる3Dプリンターを開発した。製作にかかる時間は数時間だとのこと。3Dプリンターはついにサンタクロース的な役割も担い始めたのかもしれない。素材は毛糸で、糸を撚りあわせることで表面をフェルト状にして形を作り出す。

カーネギーメロン大学のHuman-Computer Interaction Instituteに所属するScott E. Hudsonによるリサーチペーパー(PDF)に詳細な仕組みが記述されている。この論文によれば、世に普及しつつあるプラスチック素材を使う3Dプリンターのように、どのような形のものでも作り出すことができるようだ。縫いこんだ糸を、針を使って形を整えていくような仕組みとなっている。

上に掲載しているビデオを見ればわかるように、できあがりは完全に立体的なテディベアとなるわけではないらしい。片面が平面となった、ブローチのような形状のものができあがる。しかし繊維素材はあとで組み合わせるのも簡単だ。すなわちいくつかのパーツを組み合わせるという手法を使えば、ふつうのぬいぐるみのような形も作れるし、服やキルトのようなものを作ることもできるだろう。

もちろん糸を撚ってフェルト化したものなので、一般のぬいぐるみなどと比べれば、耐久性には劣る面もあるだろう。しかし毛糸の柔らかさが、身につけたり、あるいは抱きしめたときの良い感触を与えてくれるというメリットもある。

「素材的には、肌に接するようなところで使うのに適しているように思います」とHudsonは言っている。「3Dプリントで使える素材のバラエティを増やしていくことで、可能性を広げていくことに繋がると考えています」。

プリンター制御に使っているのは標準的なオープンソースソフトウェアだ。上のビデオから一目瞭然であるように、子供向けプロダクトの可能性を拓くものということができよう。

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(翻訳:Maeda, H


ディズニー、Techstarsとの協力で独自のスタートアップアクセラレータープログラムを開始

ウォルト・ディズニーがインキュベーションビジネスに乗り出すこととなった。その名もThe Disney Acceleratorというのだそうだ。

まずは10社ほどを対象としたい考えで、コンシューマーメディアおよびエンターテインメント関連のプロダクトを扱うスタートアップを育てていきたいとのこと。選ばれたスタートアップは12万ドルの出資を受け、ディズニー社および各部門のリーダーたち(Pixar、Marvel、Lucasfilm、ESPN、およびWalt Disney Imagineeringなど)や、ディズニーのCEOであるBob Igerからの指導を受けることができることになる。

ディズニーの説明によると、このインキュベーションプログラムは「powerd by Techstars」であるようだ(他にもBarclaysMicrosoft、およびSprintなどがTechstarsと協力してインキュベーションプログラムを展開している)。ディズニーのコーポレートディベロップメント部門エグゼクティブ・バイスプレジデントであるKevin Mayerによると、Techstarsと密に連携しながらアクセラレーターとしての活動を展開していきたいとのこと。ディズニーとしては経営資源、知的財産などの各種リソースの活用も行っていく予定であるそうだ。

ディズニーのアクセラレーター活動のゴールは金銭的なものなのか、それとも企業戦略的なものなのかについてMayerにたずねてみた。「革新的アイデアを持つスタートアップの企業戦略策定に協力し、またメンターとしての活動を行いつつ、メディア関連およびエンターテインメント関連ビジネス全体の成長を促していくことが大きな目的です」とのこと。

「尚、ディズニーは1928年に音声と画像がきちんと同期したアニメを世界最初に送り出しました。また1932年には最初のフルカラーアニメを世に出しています。そして1937年には長編カラーアニメ映画を公開し、1955年にはテーマパークというものを、他に先駆けて開園しました。エンターテインメント関連テクノロジー開発の面でもトップを走り続け、マルチプレーンカメラ、オーディオアニマトロニクス、サークルビジョン360°、およびファンタサウンド方式などを世に送り出してきました。Disney Acceleratorはこうした伝統に続くものとして、メディアおよびエンターテインメントの世界の中で、さまざまなクリエイティブな発想を現実化し、イノベーションを生み出せるようにしたいと考えているのです」とも語ってくれた。

昨年末にはTwitterおよびSquareの共同ファウンダーであるJack Dorsey(Twitterのチェアマンであり、SquareのCEOである)を取締役に迎えるなど、ディズニーとテック業界との接近ぶりはあちこちで見ることができるようになっている。取締役メンバーには他にもFacebookのCOOであるSheryl Sandbergや、前Sybase CEOのJohn S. Chenなども名を連ねている。

アクセラレータープログラムは、本拠をロサンゼルスに構える。4月16日まで応募を受け付け、そして6月30日よりインキュベーション活動を開始したい考えだ。投資家向けのデモデーは9月に予定されている。

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(翻訳:Maeda, H


注目のプライベート・ソーシャルネットワーク分野にディズニーが参入。写真やビデオを編集共有する「Story」、米国で公開中

大規模ソーシャルネットワークであるFacebookに対抗する形で、プライベートな情報共有を実現しようとするサービスがまた登場してきた。但し今回は「スタートアップ」ではない。メディア界の巨人であるディズニーが参入してきたのだ。ディズニーはそもそも「ストーリー」との親和性が高いと言えるだろう。そうしたイメージも背景に、ゲームやサイト、「Where’s My Water?」、「Temple Run: Brave」、「Club Penguin」などの仮想現実風アプリケーションで注目を集めるディズニーのInteractive部門が、名前もそのままずばりのStoryという思い出管理ツールをリリースした。

このアプリケーションは、まずiPhoneアプリケーションとして登場してきた(訳注:今のところ、日本では扱っていないようです)。iPhoneで撮影した写真やビデオをアルバム化して、友だちと共有できるようにするアプリケーションだ。但し、初期状態ではすべてのデータがプライベートとして扱われる。また、共有する前にキャプション、説明文、一連のデータに適用するテーマやレイアウトを指定することもできる。コンテンツはiCloudにも保存することができるので、所有する他のAppleデバイスで処理することも簡単に行える。

尚、写真や動画をアルバム化するアプリケーションは、これまでにもいろいろなものが登場してきている。実際のところ、Appleの標準アプリケーションでもある種のアルバム化を行うことができる。ただ、ディズニーのアプリケーションを利用すれば、撮影の時間と場所を判断して、自動的に分類してくれるのだ。

デジタルで保存した記録には、日付や時刻、そして位置情報なども付随していることが多い。Colorは少々データの扱いを間違ってしまった感じがあるが、FlockClusterTracksFlayvrMoment.meEverpixなど多数がさまざまな機能を提供して人気を集めている。

また、Storyには付随するデジタル情報を活用するだけでなく、いろいろと情報を付け加えたりするカスタマイズ機能も搭載されている。その点で言えばMosaicSimplePrints、あるいはKeepShotなどと似ているとも言える。現在のところ、Storyでは作成したアルバムの印刷をオーダーすることはできない。しかしDisney InteractiveでEngineering部門のSenior Directorを務めるScott Gerlachは、将来的には何らかのサービスを追加する予定であると述べている。

「Storyのベータテスト段階時点から、綺麗に印刷したアウトプットがあれば、保管用ないしプレゼント用などにぜひ購入したいという声がありました」とGerlachは言っている。「さまざまな目的に利用できるように、いろいろなオプションを考えて行きたいと思っています」とのこと。写真を使ったガジェットのようなものも想定しているようだ。

そうしたオプションを備えれば、さまざまなアイテムがアプリケーション内販売の形で提供さえっることになるのだろう。その他にも様々なテーマを利用できる有料オプションなどの準備も進めている様子。とりあえず現在のところは無料で、広告表示もない形で提供されている。

Storyの使い方は非常に簡単だ。Storyが自動的に作成したアルバムの編集作業は、ボタンタップひとつで行える。写真、ビデオ、テキスト情報を追加したり、またはアルバムのテーマを変更したりすることもできる。登録済みの写真などをクリックすると、そこにキャプションを加えたり、サイズの変更を行ったり、あるいは削除してしまうこともできる。さらにドラッグ&ドロップで画像の位置などを変更することもできる。これはKleiner Perkinsが出資していたErlyがウェブ上で展開していたサービスにおけるインタフェースを思い起こさせるものだ。ちなみにErlyは2012年3月、Airtimeに売却されている。

Storyで「ストーリー」の作成が完了すれば、メールで家族や友人に通知することができる。あるいはFacebookに投稿して共有することもできる。またウェブに埋め込むこともできるようになっている。

不満があるとすれば、いくらでも投入できる資源がありそうなのに、やや中途半端な段階でリリースしたという点についてだろう。たとえばStoryはiPadで使った方が楽しめると思う。しかしiPad版やAndroid版はまだ存在しないのだ。またプリントアウトサービスの提供や、他のアプリケーションには標準で搭載されていることの多い写真加工機能やステッカー機能などがないのも寂しい。

しかしDisneyも不備については重々承知で、Storyを徐々に家族ないし親しい友人間向けの「マイクロソーシャルネットワーク」ツールとして進化させていこうと考えている。「ソーシャル面やコラボレーションの面での進化を考えています」とGerlachも言っている。コメント機能や「いいね!」風の機能、ないし共有アルバムなどを実装して、FamiliarTweekabooなどのような機能も加えていくのだろう。

とりあえず今のところは、このStoryも他の類似アプリケーションに比べて大いに優れているというわけでもない。いずれの面でも突出した機能を実現しているわけでもない。フォトブックを作ろうと考えたり、プライベートな、家族で利用するソーシャルネットワークが欲しいと考えているのなら、他にもいろいろと使い勝手の良い物がありそうだ。今後に期待したい。

Storyはこちらから入手できる。

(訳注:日本語版はまだありませんが、注目分野へのディズニーの参入ということで訳出しておきました)。

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(翻訳:Maeda, H)


ディズニー、ルーカスアーツを買収後わずか154日で閉鎖

わがゲーマーの友たちよ、今夜はGold Guyに一献を。業界の聖なる柱が倒れた。

Lucasfilmから40億ドルでLucasArtsを買収してからわずか154日、Disneyはこの伝統的ビデオゲーム開発会社を消滅させた。

今日(米国時間4/3)からDisneyは、LucasArts作品(即ち〈スターウォーズ〉)のライセンス供与は継続するが、社内プロジェクトの開発をすべて中止する。いくつかのプロジェクト(例えばあの驚くべきStar Wars 1313は、他の開発会社に行き先を見つけるかもしれないが、その状況も現在は宙に浮いている。

この動きは予想されていなかったわけではないが(同社の最近のいくつかのゲームは必ずしも成功しておらず、買収以来プロジェクトの閉鎖が噂されていた)、それでも今日のニュースによる落胆が和らげられることはない。私の子供時代、いやあらゆる世代のゲーマーの子供時代の一部は、LucasArtsと共にあった。

今日解雇されたであろう150名の人たちと、これまでLucasArtsの歴史を作ってきた人たちに感謝したい。

ガイブラッシュ・スリープウッドとモンキーアイランドの世界にぼくたちを送り出してくれてありがとう。

マニアックマンションとデイオブザテンタクルは、ビデオゲームに「ユーモア」を持ち込めることを証明したゲームだった。

グリムファンダンゴとフルスロットルにありがとう。みんなが10年以上待ち望んでいる続編を見ることはもうないだろうが、これらのゲームはプロジェクトリーダーのTim Schaferにゲームの世界を紹介し、彼が自分の会社、Double Fine Productionを作るきっかけになった(この会社は、Psychonauts、Brütal Legend、およびKickstarters史上最大級のヒットを生んだ)。

The Digをありがとう。このゲームは、小学校3年生でひどいインフルエンザにかかった私を慰め、当時萎えかけていた私のコンピューターへの興味を再び燃え上がらせてくれた。

Sam and Maxをデジタルワールドに連れてきてくれてありがとう。彼らはTelltale Games(Double Fineと同じく、LucasArats出身者が立ちあげたチーム)の中に住んでいるが、Sam and Maxに単なるインディーズ・コミック以上のポテンシャルを見出したのはLucasArtsだった。

Star Wars: Battlefront(Pandemic Studiosと共作、この会社も消えた)、The Force UnleashedX-Wingシリーズ、そしてKnights Of The Old Republicへの関わりをはじめとする数えきれない思い出をありがとう。

LucasArtsにはヒットも外れもあったが、その遺産はどのゲームやブランドやシリーズだけにも留まらない。彼らのゲームは新たなジャンルを生みだし、LucasArtsが90年代を通じて育て上げた多くの才能は、業界全体を動かす力となった。

さらば、LucasArts。そしてあのSCUMMのすべてに感謝している。

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(翻訳:Nob Takahashi)