Spotifyの初オリジナルビデオは期待はずれな音楽史アニメ

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パッとしないオリジナルビデオ制作では、SpotifyがApple MusicやYouTubeに対抗することはできないだろう。ニューメディア企業ATTNとのコラボレーションで制作された3分間のビデオは、ウェブ上に溢れている無料動画となんら変わりないものだった。

「Deconstrucing」と名付けられたSpotify初となるこのビデオシリーズは、古臭い国歌や、LGBTラッパー、魔女のような振る舞いのアーティストなどについての短編アニメで構成されている。ハウスミュージックの誕生に関する最初のエピソードが、本日(米国時間8月11日)SpotifyアプリのVideos & Podcastsタブでプレミア上映され、今後さらにコンテンツが増えていく予定だ。以下がこの度発表されたビデオ。

5月にSpotifyはアプリ内のビデオコンテンツを充実させるため、12種類のオリジナルシリーズを制作予定だと発表した。以下が各シリーズの概要だ。

  • Rush Hour – バンに乗った2人のヒップホップアーティスト(伝説的なアーティストと新人)の話
  • Landmark – 音楽史を変えた出来事についてのドキュメンタリー
  • Drawn & Recorded – 音楽史のマイルストーンに関するアニメ(恐らくこれがDeconstructingになった)
  • Life in Short – 謎に包まれたアーティストの略歴紹介
  • Trading Playlists – 二人のセレブがお互いのSpotifyプレイリストを交換して音楽について教え合う
  • Singles – 様々なアーティストの代表曲をローファイなスタジオ録音音声で紹介
  • Rhymes & Misdemeanors – 音楽史に残る凶悪犯罪の検証
  • Ultimate/Ultimate – EDMアーティスト志望者のモキュメンタリー
  • Generations – 異なる世代のアーティストを組み合わせたパフォーマンス
  • Public Spaces – 歴史的建造物でのパフォーマンス
  • Flash Frame – Spotify版の音楽ビデオ
  • Focus On… – Spotifyのデータをもとに割り出された次世代の大型アーティストを追う

問題点として、オリジナルコンテンツはユニークで視聴者に見なければいけないと感じさせ、さらには話のネタにならない限りウケない。Game Of ThronesやHouse Of Cardsを思い浮かべてみてほしい。視聴者はこのような素晴らしい番組を制作者のプラットフォーム上でしか見ることが出来ないため、HBOやNetflixに利用料を払っているのだ。

しかし、Deconstructingの最初のエピソードは、どちらかというとアニメ化されたインフォグラフィックのようだった。ただの歴史を超越したドラマやストーリーがそこには感じられないのだ。ナレーションもわざとらしく媚をうっているように聞こえ、まるで法外な値段で制作されたスタートアップのローンチビデオと、バイラル化を狙いつつも内容の浅いBuzzFeedビデオの混ぜあわせのようにさえ感じる。

Spotify Deconstructed

実際のところ、元々Spotifyは3つのエピソードを公開する計画で、古い国歌がいかに差別・暴力的かという何ともつまらないエピソードからスタートしようとしていた。しかし昨夜急に計画が変更され、当初公開が予定されていた3つのエピソードには触れず、「How EDM Changed The World(電子音楽がどのように世界を変えたか)」という安っぽいビデオだけが公開されることとなった。どうやらSpotifyもビデオのクオリティに完全には満足していないようだ。

少なくとも来週中にはMetallicaに関するシリーズが公開される予定で、Napsterを廃業に追い込んだバンドという意味ではもっと面白いものを見ることができるかもしれない。さらにはApple Musicのビデオサービスとも対抗できるものになるだろう。なお、Apple Musicは最近権利を購入したCarpool Karaoke(米人気番組The Late Late Show with James Cordenの1コーナー)もビデオサービスの中に組み込む予定だ。

しかし、インターネット上の他のビデオを差し置いて、Spotifyの新しいビデオを見なければならない理由はどこにも見当たらない。つまり、この新たなサービスには、1億人のアクティブユーザーと3000万人の有料登録ユーザーを抱えるSpotifyのコミュニティに新たなユーザーを呼びこむ力がないのだ。Spotifyはビデオに手を出すのではなく、音楽という自らの強みを強化するような製品開発に集中すべきだ。新機能のRelease Raderプレイリストがその好例と言える。

Spotify Original Series

ビデオサービスへのリブランドは、未だビジネスモデルの安定化に取り組んでいるSpotifyにとってはとてつもなく大きな課題だ。ビデオ業界は既にYouTubeやNetflixなどの大手企業に支配されている上、既に忘れた人もいるかもしれないが、成功を左右する時期にVdioというサービスを立ち上げたことで軸がぶれてしまい廃業に追い込まれたRdioの例もある。

もしもSpotifyが音楽を聞いている人に視覚的なサービスを提供したいなら、再生されているアーティストの写真で構成されたスライドショーをループ再生すればいい。さらに、有名なバンドであれば個別にビジュアライザーを作ることもできるだろう。また、Geniusとのコラボで生まれたポップアップビデオ風の歌詞や曲の意味を表示する機能を強化してもいい。少なくともDeconstructingのような家でもつくれるようなアニメではなく、アーティストとのコネクションを利用して、Spotifyが今後他社とは違う映像を生み出していくことに期待したい。

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(翻訳:Atsushi Yukutake/ Twitter

AWSの新サービスKinesis AnalyticsはリアルタイムストリーミングデータをSQLで分析できる

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AmazonのクラウドコンピューティングプラットホームAWSが今日(米国時間8/11)、リアルタイムのストリーミングデータをSQLのクェリで容易に分析できるツール、Kinesis Analyticsを立ち上げた。Kinesis Analyticsは、AWSのリアルタイムストリーミングデータプラットホームKinesisを利用するユーザー向けだ。デベロッパーは、Kinesisを使ってストリーミングデータを取り込み、それを自分たちのアプリケーションで使用する。

Kinesis Analyticsを使えば、入ってくるデータを継続的なSQLクェリでフィルタしたり操作することによって、データをアプリケーションがすぐにでも使える形にできる。

AWSのチーフエヴァンジェリストJeff Barrが今日書いているところによると、通常のデータベースクェリは基本的に静的なデータを見る。しかしストリーミングデータに対してKinesis Analyticsでクェリするようになると、このモデルは二義的になる。“クェリは長期にわたって行われ、その間にデータは、新しいレコードや観察結果、ログのエントリーなどとして毎秒何度も々々々変わる。データをそんな動的なものとしてとらえるようになると、クェリによるそれらの処理がとても理解しやすいことが、分かるだろう。パーシステントな(持続的な)クェリを作って、次々と到着するレコードを処理するのだ”、と彼は語る。

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Kinesis Analyticsの主な対象はリアルタイムデータだが、ときには、ちょっとした遅れを挿入したり、到着したデータを集めてバッチ処理した方が、その集まったデータに見られるトレンドを見つけやすくなる。そんなユースケースのためにKinesis Analyticsでは、“ウィンドウ(窓)”をセットできる。窓には三種類あり、周期的なレポート用にはタンブリングウィンドウ、モニタしてトレンドを見つける用途にはスライディングウィンドウ、この二つでだめなときには、時間間隔を任意に設定できるカスタムウィンドウを作れる(何らかの対話性に基づく間隔でもよい)。

Kinesis Analyticsは、AWS Lambdaのように、サーバーレスで処理を行うAWSのプロジェクトの一環だ。このサービスの標準的なユースケースはIoTのアプリケーションだと思われるが、そのほかに、オーディエンス追跡システムや、広告の取り替え処理、リアルタイムのログ分析などにも好適だ。しかもSQLがそのまま使えるので、特殊なSDKをインストールしたり、新しい言語を勉強する必要はない。

このサービスは現在、AmazonのEU(アイルランド)、US East(ノース・ヴァージニア)、US West(オレゴン)の各リージョンで使える。料金は処理量に応じての従量制だ。処理量の単位は、仮想コア一つ、メモリ4GBの仮想マシン一台相当とする。それは、アメリカのリージョンでは1時間あたり11セント、アイルランドのデータセンターでは12セントだ。ただし料金は可変であり、たとえば追加のデータをバーストで処理するような場合には変わる。デフォルトの料金は、毎秒1000レコードというデータ取り込み量を想定している。サービスのスケールアップ/ダウンは、必要に応じて自動的に行われる。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

Microsoftがゲームのライブ配信サービスBeamを買収

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Microsoftがシアトルに拠点を置くゲームストリーミングサービスBeamを買収した。Beamでは、ゲームをプレイするストリーマーと一緒に視聴者もゲームをプレイすることができる。Beamの形式は、ストリーミングのファンにとってTwitchやYouTubeといったサービスでおなじみの受動的なインタラクションをベースに、さらに視聴者はクラウドソースのコントロール経由でストリーマーと交流することができる。

Beam経由のプレーヤーは、ストリーミングしている人を誘導し、例えばマルチプレイのショーティングゲームで戦いに持っていく武器の種類を設定したりすることが可能だ。BeamはTechCrunch Disrupt NY 2016でローンチし、Startup Battlefieldで優勝した。ヴィジュアルコントロールで視聴者は、プレーヤーのゲーム場面選択を助けたり、さらには通常にはない、ゲームを大きく変えるような設定をすることもできる。

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BeamはMicrosoftのXboxチームに加わる。「プラットフォームを超え、ユーザーとストリーマーを惹きつけるというこれまでのミッションを追求します」とMicrosoftは伝えている。

BeamのファウンダーでCEOを務めるMatt Salsamendiは、Xboxのコミュニティーに注力している点が、彼ら若い企業にとって良い相性であるとメールで答えた。

「Xboxがコミュニティーに注力している点にとてもわくわくしています」と彼は記している。「Beamは根本的に、熱心なゲーム好きの個人をグループにつなげています。Xboxはその理念に合致しています」。

このニュースを伝えるブログ投稿でSalsamendiは、すぐにBeamのプラットフォームが変わることはないと伝えたが、Microsoftの買収によりBeamはプラットフォームを成長させ、大企業のサポートのもと新機能やゲームの実装を進めるという。

「今のところ通常通りのビジネスです」とSalsamendiはプロダクトプランについて説明する。「私たちは3つの新しいインタラクティブな機能を実装したばかりで、今後もBeamのプラットフォームが視聴者と関わりたいと思うゲームコミュニティーにとって最適な場所になることに注力していきます」。

買収の詳細は公表されていない。Beamは今年の1月5日にローンチし、正式にこのインタラクティブなツールをデビューしたのは5月のDirsruptイベントでだった。 Salsamendiは、Microsoftのレドモンド本社でBeamのチームを率い、そこではXboxのエンジニア部門の下でサービスを運用する。

TechCrunch Disruptの優勝の他に、Beamのチームはシードラウンドで42万ドルを調達し、Techstarsのシアトル2016年のクラスに参加している。

Microsoftにとって、Beamを買収することはインハウスでプレーヤー参加型のストリーミングサービスを構築する助けとなるだろう。買収を発表したブログ投稿でMicrosoftは、Beamのソフトウェアがよりソーシャルなゲームプレイを促進する例としてMinecraftを挙げた。MinecraftはBeamが提供するインタラクティブな機能にもってこいのゲームだ。MicrosoftがLet’s Play動画が大好きな若いユーザーにコミュニティーの間でエンゲージメントを促進することができるなら、今回の買収はとても価値あるパートナーシップになると言えるだろう。

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(翻訳:Nozomi Okuma /Website

NetflixのiOS/Androidアプリでモバイル上のインターネット接続のスピードが分かる

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Netflixは、ユーザーが自分のインターネット接続のストリーミングの速度を、自分で調べられるサイトFast.comを、5月に立ち上げた。そして今度は、モバイルでもそれができるために、iOSAndroidのアプリをリリースした。それを最初に見つけたのは、9to5Macだ

その“Fast Speed Test”アプリは、デスクトップ用のWebサイトFast.comと同じく、ユーザーが今の自分の接続でNetflixを見たときのスピードを教える。スピードを記録している間、グレーのカウンターが変化し、最後にはSpeedtestであなたの接続のスピードを見よ、と言われる。リンクをクリックするとそのページへ連れて行かれるので、そこでSpeedtestのモバイルアプリをダウンロードする。

スピードを調べることだけが目的のアプリだから、広告も何もない、さっぱりとしたUIのアプリだ。

Fast.comのときに説明したように、調べるのはNetflixのサーバーから直接ダウンロードするときのスピードで、Speedtest.comなどそのほかのサイトからのスピードではない。だから、実際にNetflixを見るときのスピードが分かる。

もちろんこのサービスは、Netflixが自分のストリーミングサービスのクォリティを訴求するための、格好の宣伝素材でもある。

同社はデータを集めることにとても熱心だ。そしてそれらのデータを使って、ユーザーにおすすめするコンテンツを決めたり、これまで見たコンテンツの関連コンテンツを勧めたり、そして、インターネット接続のスピードを調べたりしている。

またNetflixが独自に作った ‘ISP Speed Index’ は、大量のデータを駆使して各ISPの平均スピードを調べ、ユーザーに推奨するISPを決めている。そして、ストリーミングをモバイルで見るユーザーの増加とともに、重要な変数がまた一つ増えた。それは、モバイルのキャリアのサービスの質だ。今度のアプリでは、それもほぼ分かるから、とくに会費を払ってNetflixを見ているユーザーには、有意義なアドバイスができるはずだ。どこが、映画をストリーミングで見るのに最適のキャリアか…。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

ライブ動画配信の「LINE LIVE」、ユーザー向けに配信機能を解放——ライバルは「Snapchat」?

「LINE LIVE」のデモ

LINEが提供するライブ動画配信プラットフォーム「LINE LIVE」。LINEでは近日中にも一般ユーザー向けにライブ配信機能を開放する予定だとしていたが、アプリのアップデートにともなって、8月10日よりいよいよ一般ユーザーへのプラットフォーム開放が始まった(現状はiOS版のみ。Android版も間もなくアップデート予定)。

LINE LIVEはLINEが提供するライブ動画配信プラットフォーム。2015年12月にサービスを開始。この約半年間、LINEと組む制作会社やテレビ・ラジオ局などの企業、音楽アーティストやアイドルなどの著名人が配信する生中継番組を中心にしてコンテンツを拡大してきた。2016年6月末時点での延べ視聴者数は3億5000万人を突破。これまでに300人以上のアーティストやタレントがライブなどを配信している。

今回アップデートにより、そのライブ配信機能をユーザーに開放。LINE IDを持つユーザーであれば、誰でも動画の配信が可能になった。あらかじめアプリ上でLINE IDを連携しておけば、ボタン1つでライブ配信が可能になる。配信中はLINEが提供する自撮り動画アプリ「egg」でも実装されている「LIVE スタンプ」(顔認識を使って、配信者の顔をウサギにしたり、天使にしたりするスタンプ。最大3人まで認識可能)や色味を変えるフィルターでのデコレーションが可能だ。顔認識を使ったデコレーションと言えば「Snapchat」や「Snow」でもおなじみの機能ではあるが、ブラウンのようなキャラクターのスタンプも用意されているのはLINEらしいところ。ローンチ時点で45種類のスタンプを用意するが、今後は企業とのコラボなども含めて数を拡大する予定だ。

視聴者は配信者に対してコメントをしたり、面白ければ「ハート」を送ることができる。その他、仮想通貨を使ってさまざまなギフトアイテム(有料コンテンツ)を配信者にプレゼント可能。なおLINE LIVEではこのハートやギフトの数(厳密にはギフトごとに仮想通貨の額が決まっており、その額分のハートが配信者に贈られる)、視聴者数、配信時間などをもとに、配信者に対してLINEポイントをインセンティブとして付与する。ポイントの算出方法は「今後も非公開。体感して分かって欲しい」(LINE執行役員でエンターテイメント事業部の佐々木大輔氏)とのこと。なお現状はこの仮想通貨の購入がLINEの収益化手段となる。今後はLIVEスタンプの有料販売をはじめとして幅広いマネタイズ手段を検討しているという。

ライブの配信時間は最大30分。配信した動画は1カ月間アーカイブが残り、その後自動で消去される。設定によりアーカイブを非公開にすることも可能だ。ちなみに生放送とアーカイブでは、生放送の方が試聴されるという。例えば配信者が視聴者の名前を呼ぶ、質問に答えるなどインタラクティブなやり取りができるため盛り上がるのだという。僕はサービスのローンチに先駆けてサービスを体験する機会を得たのだが、やっぱりLIVEスタンプがあることでこれまでのサービスよりも配信ハードルは低い気がする。

ライバルは生配信よりSnapchat?

モイの「ツイキャス」にドワンゴの「ニコニコ動画」、ディー・エヌ・エーグループの「SHOWROOM」、海外を見ればTwitterの「Periscope」、最近ではFacebookアプリでも……ライブストリーミングのサービスはすでに多くある。佐々木氏はこれらのサービスに対して、「『競合は考えていない』というのではないが、(LINE LIVEは)コミュニケーションが中心のサービス」だと説明する。

それに加えて興味深かったのは、佐々木氏と2人で話した際に、ライブ配信サービスよりもSnapchatについて意識していた点だ。配信時に立ち上がるのはインカメラ——つまり外の世界ではなく自撮りを楽しむ前提のサービスであること、顔認識によって自撮りのハードルを下げていること、コミュニケーションだけでなく「ストーリー」というメディア機能を備えていること(前述のとおりLINE LIVEではローンチ時より企業や著名人のコンテンツが配信されている)——たしかにこれはSnapchatとLINE LIVEに共通する内容ではないだろうか。LINEの国内ユーザーは現在6800万人以上。このプラットフォームを生かして、LINE LIVEはどのように成長するのだろうか。

ディズニーがMLBのストリーミング中継ビジネスに10億ドルを投資

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さきほどディズニーが発表したところによると、同社は10億ドルを投じてMLBが創立したビデオストリーミング会社、BAMTechの株式の33%を取得した。

この投資により、BAMTechはMLBのデジタルメディア・ビジネス全般を統括するMLB Advanced Mediaからスピンアウトすることになる。

BAMTechがストリーミングする対象はメジャーリーグ野球には限られない。現在BAMTechの顧客にはHBO Now、アイスホッケーのNational Hockey League、プロゴルフのPGA Tour、WWE Networkが含まれる。 またディズニーはBAMTechのストリーミング・サービスの内容を独自に拡張していくという。これにはディズニーが所有するスポーツ・ネットワークのESPNの多チャンネル・スポーツ・ストリーミング・サービスの展開が含まれるようだ。

ディズニーのCEO、Bob Igerはプレスリリースで「BAMTechへの投資は急速な拡張を必要としているストリーミングのインフラをわれわれにもたらす。ESPNを始めグループ全体にストリーミング能力を与えることによってビジネスのマネタイズが促進される」と説明している。

ディズニーでは「数ヶ月以内にESPNブランドの新たなストリーミング・サービスの詳細を明らかにできる」としている。ただし新サービスは現在のESPNのテレビ・チャンネルとバッティングするコンテンツではないと強調している。

10億ドルの支払は2回に分けて実施される予定だ。1回目は今で、2回目は来年1月となる。ディズニーの発表によれば同社はBAMTechの株式の過半数を取得するオプションも得ているという。

Bloombergは1月前の記事でこの出資が検討されいることを報じていた。またIgerはESPNが〔テレビ局を経由せず〕消費者に直接サービスを提供することになるのは必然的な成り行きだとも語っていた。

画像: chrisdorney/Shutterstock

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

Yahooがテレビ番組視聴サイト「Yahoo View」をローンチ、Huluの動画を無料配信

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Yahooは今朝、コードカッター(訳注:ケーブルテレビからインターネットでのテレビ視聴に切り替えている人)向けに、新しいテレビ視聴サイトYahoo Viewをローンチした。このサイトではHuluの無料コンテンツを提供する。Yahoo Viewは、Huluの番組や映画を無料で視聴する方法の1つとなる。Huluは今回のYahooとのパートナーシップを締結する前から、有料サブスクリプションサービスを促進するために、無料バージョンを縮小する計画を立てていた。

YahooとHuluは、YahooがHuluのコンテンツの配信を請け負うなど、長期に渡るビジネス関係を築いてきた。今回の契約に関しては、半年ほど前から話し合われていたという。
[開示情報: 現在YahooとTechCrunchのどちらもVerizonが所有している]

YahooはHuluにとって「有力パートナー」であるものの、独占的な配信パートナーではない。HuluのコンテンツはComcastやPeople.com、EW、New York ManagizeなどHuluのプレイヤーを搭載するウェブサイトといった複数のソースから視聴可能だ。

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Yahoo Viewでは、ユーザーはABC、NBC、FOXなどのネットワークで配信されるお気に入りの番組の直近の5話分を視聴することができる。各回は放送日の8日後からYahoo Viewで視聴できるようになる。テレビ番組、アニメ、映画、韓国ドラマ、イギリスやラテンアメリカのコンテンツなど合計1000本以上が視聴でき、Huluでおなじみの動画クリップや舞台裏インタビューなどもある。

Yahoo Viewが興味深いのは、Yahooの名前がついたHuluを視聴するためだけのウェブポータルではないことだ。このサービスはYahooが所有するブログプラットフォームTumblrと紐付いている。このサイトは、オンラインでテレビ番組のファンが多く集う場所になっていて、ファンはブログを書いたり、動画クリップ、写真、GIFをリブログ(Tumblrの共有機能)したり、番組の公式ブログをフォローしたりしている。今回の連携で、ユーザーはYahoo View経由で好きな番組を視聴し、すぐにTumblrに飛び込むことができるようになる。

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またサイトには「Beyond the Episode」というセクションがあり、画面内の別枠で動画を再生するピクチャ・イン・ピクチャ機能がある。これで動画を視聴しながら、Tumblrも見ることができる。Yahoo Viewは番組公式Tumblr、ファンコミュニティーとユーザーをつなげ、そこでユーザーは画像を見たり、編集したり、GIFを楽しんだりすることができる。また、ネタバレを防ぐためにこのセクションはブロックすることもできるとYahooは伝える。

「素晴らしいサービスを構築する際にコミュニティーはとても強力です。YahooはTumblrでそれを知っています」とJess Leeは言う。彼女はファンション・スタートアップPolyvoreの共同ファウンダーで経営者だったが、Yahooに買収されたのを機にYahooに加わった。Leeは現在、Yahoo Viewを管轄しているライスタイルプロダクトのVPを務めている。これはMarissa Mayerの「MAVENS」戦略の一環で、その戦略の意図は「ネットワークにおける動画視聴を限りなく上昇させる」ことという。

Yahoo Viewはコードカッターを対象としているが、Yahooが他に配信しているテレビに似たコンテンツの全てがあるわけではない。例えば、Yahooは過去にNFLと試合をライブストリームする契約を取り付けたり、年に1度開催されるウォーレン・バフェットのBerkshire Hathawayをライブ配信している。しかし、これらのコンテンツはYahoo Viewには持ってこない。Yahoo SportsやYahoo Financeといったそれぞれにとって最適な場所で配信される。Yahoo Viewはテレビコンテンツだけを取り扱う。

Yahoo Viewに掲載されるHuluのコンテンツでは広告が表示され、両社はそれに関わる一般的なレベニューシェア契約を締結している。YahooはHuluの動画プレーヤーで独自の広告を掲載することはできないが、Yahoo Viewはウェブサイト自体に広告を掲載するなど他の方法でマネタイズすることができるだろう。

Huluは1200万人近い有料登録者向けの事業だけに集中するため、無料サービスは数週間後には廃止する予定だ。

Yahoo Viewは現在デスクトップから利用できるが、近いうちモバイル経由のウェブサイト、そしてiOSとAndroidのネイティブアプリでも利用できるようになる。

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(翻訳:Nozomi Okuma /Website

Apple Musicの最大の問題の一つが解決へ

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Appleは一部のユーザーから出されていたApple Musicへの強い苦情に対して対処を始めた。苦情が出ていたのは、Apple Musicのストリーミングサービスが利用者の個人ライブラリーとオンラインカタログのマッチングを行う際の機能の振る舞いである。この機能はAppleのiCloudを経由して利用者の音楽をクラウドからストリーミングできるというものだ。同社は現在、貧弱なマッチング技術をやめて、オーディオフィンガープリント(音紋解析)技術への移行を進めている。これにより、より正確な一致が可能となるのだが − おそらく最も重要なことは、このマッチング機能を利用者の個人ライブラリの音楽に適用する際に、Appleは音楽に対してDRMを適用しなくなるということだ。

これまでも、もし利用者が間違ってMac上の個人ライブラリ内の曲やアルバムを削除してしまった場合には、それをiCloudからダウンロードすることが可能だった。しかし、そのダウンロードされた曲には著作権が設定されてしまっていた。今回の変更によって、同様のシナリオで利用者が再ダウンロードを行った場合、ダウンロードされた曲はDRMフリーのままになる。

これは利用者の個人ライブラリそのものと、マッチングが行われる前に曲に対して利用者が保持していた権利を、より尊重するものとなる。

加えてApple Musicのマッチング技術自体も改善された。ストリーミングサービスの売りの機能の一つは、利用者は自分自身のライブラリの音楽を、サブスクリプションカタログに含まれる同じものからストリーミングできるということだ。しかしそれは、個人的に所有している曲への最善のマッチングとは言えない場合もあった。

なぜなら、以前はApple Musicは個人ファイルとのマッチを行うためにメタデータを使っていたからだ。これが間違ったマッチへつながったのである。Jim Dalrympleが彼のブログであるThe Loopで説明しているように 、ライブバージョンの曲がスタジオバージョンの曲とマッチするという経験をしている人たちがいる。これはApple Musicがより進んだマッチング技術ではなくメタデータを用いていたからである。

奇妙なことに、AppleはiTunes Matchサービスの中では、自身で自由に使えるより優れた技術を用いているのである 。

画面には、9.03.48 PMに2016年7月18日ショットApple Musicの代替サービスとして年間25ドルで利用できるiTunes Matchサービスは、利用者個人の音楽ライブラリを、CDからリッピングしたり他の手段で入手した音源も含めて、クラウドへ同期させることができる。しかしiTunes Matchは、ローカルの音楽をカタログとマッチさせる際に、Apple Musicのようにメタデータは使わず、遥かに正確なオーディオフィンガープリント技術を用いている。

iTunes Matchの機能は、利用者の個人ファイルとiTunes Music Store内の4300万以上の曲との比較を行うことによって実現されている。もし個人のファイルが、クラウド内のファイルと完全に一致しない場合は、それを直接クラウドにアップロードする。しかしまずはローカルファイルをオンラインにあるものとマッチさせようと努力する、マッチしないものだけをアップロードすることで、クラウドへの同期時間を大幅に節約できるからだ。

Dalrympleによれば、Apple Musicの加入者に対して現在1日に1から2%ほどの割合でこの優れたマッチング技術への切り替えが行なわれているが、まだ全部の切り替えは完了していない。更にDalrympleは(iTunes Matchを利用していない)Apple Musicの利用者は、Mac上のiTunesのiCloudsステータスカラムに「Matched」を意味する表示が出ることによって切り替えが終わったことを判断できると付け加えた。

Apple Musicも利用しているiTunes Matchの利用者は、今や事実上Matchサブスクリプションをやめても、個人的ライブラリをどこでも楽しめるという利点を失わずに済みそうだ。そしてもちろん、DRMフリーという利点も。

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(翻訳:Sako)

Netflixがお気に入り作品を共有するためのプレイリストサービスFlixtapeを立ちあげ、昔のミックステープのよう

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ウィークエンドに間に合わせるためにNetflixは今日(米国時間7/5(金))、Flixtapeという新しいサービスを発表した。同社の説明ではこれは、好きなNetflixタイトルの短いプレイリストを作るもので、“いわばNetflix用のmixtapeだ”、という。ジャンルやテーマに基づいてリストを作り、それをテキストメッセージやメール、FacebookやTwitterなどのソーシャルネットワークなどで、友だちや家族と共有できる。

Flixtapeのようなサービスは、いろんな目的に使える。好きなムービーや番組を単純にメモっておくのもよいし、もっと凝ったリコメンデーションを作って友だちに贈るのもよい。

ただし、ひとつのFlixtapeには最大で6つのタイトルしかリストアップできない。最初に3つの推薦タイトルが載っているが、それらは別のに変えられる。昔のmixtapeにはもっとたくさんの曲を並べられたが、長期間キープしておきたいお気に入りリストに6つしか載せられないのは寂しい。

しかしそれでも、Flixtapeは楽しくないことはない。Netflix自身のリコメンデーションシステムはユーザーのソーシャルから上手に情報を取ってこないから、その欠陥を埋め合わせる意味もある。Netflixは、今のトレンドや人気作品は教えてくれるが、これまでは、口コミ的で個人的な共有の方法がなかった。Flixtapeはその欠陥を補う。

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昔のmixtapeのように、Flixtapeはパーソナルでカスタマイズ可能、とNetflixは言っている。その表紙もカスタマイズできて、いろんなメッセージや友だちの名前などを書ける。そんな要素の配置は、ドラッグ&ドロップでできる。

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しかもNetflixは、FlixtapeのWebサイトで見本のリストをいろいろ提供している。「家族会のためのFlixtap」、「親友でない友だちのためのFlixtape」、などなど。ボタンを押すと、ヒントまでくれる。

Flixtapeをもらった人がNetflixの会員なら、もちろんクリック一発でそれらの作品を鑑賞できる。いっそのこと、Flixtapeは今のような別サービスでなく、Netflixアプリの機能になった方が便利かもしれない。

でもNetflixは前にも、プロモーションのためのスタンドアロンのサイトを立ちあげたことがある。たとえば今年の5月には、スピードテストのためのWebサイトFast.comを作った。それはどちらかというと、性能のお粗末なISPを反省させるためだったが、今回のFlixtapeはもっとソーシャルな取り組みだ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

Twitter、Bloombergと経済情報番組のライブ・ストリーミング契約を締結

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今日(米国時間7/12)、TwitterとBloomberg MediaはBoombergの経済番組と市場情報をライブでストリーミングする契約に署名したことを発表した。

契約の詳細は明らかにされていないが、事情に通じた人物の説明によれば、両者の間で広告収入を分配する取り決めがなされているという。両社はコメントを控えた。

契約の中でストリーミングの対象とされた番組には、テクノロジー・ニュースのBloomberg West、アメリカ市場の取引が終了する時間に開始されるグローバルな経済情報のWhat’d You Miss?、政治情勢の分析のWith All Due Respectが含まれる。

TwitterのCFO、Anthony Notoは「Bloombergとの提携により、Twitterはライブで最新のマーケット情報を得るのに最適のチャンネルとなった。番組で放送される解説により、事実ばかりでなく、その背景や影響も知ることができる」と声明で述べた。

Bloombergとの提携はTwitterがまとめてきた多数のビデオ・ストリーミング契約の最新の事例だ。 Twitterがこれまでストリーミングする契約を結んだ番組には今月開催される民主党、共和党の党大会のCBSによる中継が含まれる。ただしBloombergとの契約とCBSとの契約はまったく別個のものだ。

4月には、TwitterはNFLと契約し、木曜夜のThursday Night Footballをストリーミングする。また先週、テニス・ファンはWimbledonでの試合をTwitterで見ることができるようになった。これはESPNとの提携による。TwitterはまたNBA(バスケット)、Major League Soccer(サッカー)、Turner(ケーブルTV)とも提携の交渉中だという。

画像: @BloombergWest

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

Apple TVのさらなるSiri統合とシングルサインイン

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AppleのシニアバイスプレジデントのEddy Cue氏は、同社の開発者会議WWDCで、Apple TVを支えるOSにマイナーアップデートを行うことを発表した。

折に触れてAppleは「テレビの未来はアプリにある」としているが、今回のアップデートもその方向性を強めるものだ。より多くのアプリが登場し、Apple TVで簡単に使えるようになる。

Apple TVは、お気に入りのビデオチャンネルにアクセスするために、初めてストリーミングメディアプレイヤーをセットアップすることでより大きな課題を解決しようとしている。また、「シングルサインオン」という機能を導入し、所有者が1度ログインすれば、すべてのネットワークにアクセスできるようになる。この機能は、iOSにも導入されるという。

さらに、Apple TVとSiriの統合レベルも高くなる。SiriでYouTubeを検索できるようになるので、ユーザーは 「YouTubeでSteph Curryの3ポイントシュートを検索」あるいは「YouTubeでLeBron JamesがDraymond Greenをまたいだところを検索」などと言えるようになる。これまで、Siriの検索対象はApple TVアプリの同社製品に限られていた。

今朝方のCue氏の発表によると、Apple TVにはこれから数週間のうちにSling、Fox Sports Go、さらには100局以上のテレビ局を擁するフランスのMolotovなどの新しいアプリが利用できるようになるという。

本日行われたtvOSデモの開発者向けプレビューは、秋に消費者向けに公開予定だ。

Tim Cook氏は、tvOSが本日アップデートが行われたwatchOS、iOS、OS Xなどと並ぶAppleの主要なプラットフォームの1つであると強調した。

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(翻訳:Nakabayashi)

Netflix、インドで初のオリジナル連続ドラマを制作

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Netflixは、今年1月に100か国を超える新しい国々でサービスを開始して以来、新しい世界戦略を強調している。そのアプローチとは、単に世界中で利用可能にするだけではなく、国際的な視聴者のためにローカライズされた番組も含まれる。その流れで、初のオリジナル連続ドラマをインドで制作する計画が発表された

Netflixは、190か国に8100万人の有料会員を抱え、インドでは1月に利用可能になった。インドのユーザー数は明らかにされていない。Netflixの料金は同国内の競合サービスと比べて高価だが、人口が10億人を超えるインドに大きな商機があるのは明らかであるほか、世界中に1600万人いるとされる海外移民の存在も見過ごせない。

インドでの制作第一弾となるのが、Vikram Chandraがインドの犯罪地下組織を描いてベストセラーとなった2006年の小説「Sacred Games」の映像化だ。Netflixは、インド企業のPhantom Filmsと提携して現地で撮影を進めるとしている。配信日については未発表だが、米国の配信大手であるNetflixは、リリース後は世界中のNetflixユーザーが視聴可能であることを明らかにした。

「ここ数年、私はNetflixが革新的でジャンルの垣根を超えた番組によってテレビの世界を変えていくのを大きな驚きと喜びをもって見守ってきました」と、Chandra氏は言う。「私がこれまで思い描いてきた世界の色彩や活気や音楽が、Netflixが提供する広大なキャンバスの上に余さず描き出されることを確信しています」

Netflixの国際オリジナルシリーズ担当副社長のErik Barmackも「気鋭の制作会社Phantom Filmsと提携して、考えうる最高のインドおよび世界の映画制作陣とVikram Chandraの大ヒット小説を映像化できることをうれしく思っています」とコメントしている。


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(翻訳:Nakabayashi)

ユーザー主導の音楽ビデオサービスMusical.lyがライブストリーミングのlive.lyをローンチ

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Musical.lyが音楽ビデオの枠を超えて、ユーザーがビデオをライブストリーミングできるプラットホームlive.lyをローンチした。ユーザーはlive.lyアプリを使ってブロードキャストができ、友だちなどはそれを、musical.lyで見る(視る)ことができる。

昨年ローンチしたmusical.lyは急成長が続いていて、今ではこの地球上の約8000万人のティーンが利用している。このアプリを使うと音楽ビデオを簡単に作れるし、またRihannaやMeghan Trainorといった人気アーチストの曲に自分の声をダビングすることもできる。

そして、live.lyが加わったことによって、“録画した(された)ビデオ”だけがコンテンツではなくなった。ライブのストリーミングはFacebookがFacebook Liveをローンチし、またTwitterのPeriscopeの絶えざる進化により、人気が爆発している。Musical.lyもこのトレンドに乗って、ライブビデオのビジネスでも強力なプレーヤーになりたいのだ。

musical.lyは最初、‘口パク’サービスとしてティーンたちの人気アプリになった。でも副CEOのAlex Zhuによると、やがて人びとは“自分たちが予想もしなかったやり方でmusical.lyを利用するようになった”。コメディや動物のビデオなど、音楽以外の利用が増えたためlive.lyは、そういう多様なビデオを軸に、ユーザーが互いにリアルタイムで対話する手段になるだろう、と彼は期待している。

live.lyはすでに一部のユーザーに提供されているが、数週間後には全ユーザーが利用できるようになる。

Musical.lyは、数年前にSnapchatが大人気になって以来初めての、急成長のソーシャルネットワークの一つだ。

本誌TechCrunchは、この上海生まれの企業の巨額の資金調達について報じたが、そのときの評価額は約5億ドルで、投資にはGGV CapitalやGreylockなどが参加した。

 

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

Netflix、独自の速度テストサイトFast.comをローンチ

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Netflixは本日(米国時間5月18日)、ユーザーがインターネット接続速度を把握するための新しいウェブサイトFast.comローンチした。基本的に、ビデオの画質を決定する指標となるダウンロード速度のみに特化した簡易的なスピードテスト用のウェブサイトである。このサイトの目的は、Netflixの接続に問題があった場合に、その責任の所在を明らかにする手立てとなることだ。原因はNetflixではなく、ISPの速度低下かもしれない。

サイト自体は極めてベーシックなものだ。ウェブページを開くと、すぐにテストが開始する。クリックさえ不要だ。テスト実行中は、灰色の文字が増えていき、完了すると黒くなる。

Web上の他の速度テストサイトと異なるのは、Netflixのサイトには使用感を悪くする広告がないことだ。

サイトでリンクをクリックすれば、Speedtest.netの数字と比較することもできる。おそらく、本気で接続速度を知りたい人には、サーバを選択したり、ダウンロード速度、アップロード速度、Pingなどを表示できる、もっと適したサイトがあるだろう。

きっと、多くの一般消費者には、NetflixのFast.comで測定される数字が良いのか悪いのかもわからないだろう。ISPと契約したインターネットパッケージの内容すら覚えていないかもしれない。この新しいサイトは、自分の接続が通常より遅いかどうかがわかる類のものではないのだ。

しかし、問題があるかどうかを判断するためにサイトを訪れている人ならば、おそらくテスト後はISPに問い合わせる用意があるだろう。

少なくとも、Netflixはそう願っている。FAQには、支払っている金額に見合った速度を得ていない消費者は、「ISPに結果について問い合わせることができる」と書かれている。

Fast.comと汎用的な速度テストサイトの間にあるもう1つの違いは、テスト内容がNetflixのサーバーからのダウンロード速度だという点だ。また、ウェブ上で機能するので、タブレットや電話端末、ブラウザがあればスマートTVであっても利用できる。

Netflixのユーザーベースと使用量は年々増加しており、同社はISPが謳う接続速度について競争力を保持しつつ正直であるように働きかけてきた。すでに同社が世界中のISPをパフォーマンスに応じてランキングしたISP Speed Indexを管理している。

しかし、NetflixのFast.comはこのSpeed Indexとは異なる、と同社は言う。Speed Indexは、ピーク時間帯に行われる実際のNetflixのストリーミング配信の月間平均速度を測定するのに対し、Fast.comでは任意の時間帯にユーザー個人のインターネット接続速度を測定する。

サービスの品質を維持する上で、速度は非常に大きな影響があるため、Netflixにはこのようなツールが欠かせない。Fast.comに加えて、同社は先頃、消費者がNetflixのモバイルアプリで使用するデータ使用量を設定できる携帯端末のデータ制御ツールも提供を開始した。

Fast.comはすでにオープンし、世界中の誰でも(Netflixの会員でなくても)サイトを利用できる。

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(翻訳:Nakabayashi)

BBCが会費制ストリーミングサービスBritflixでNetflixと競合へ

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Telegraphの今朝(米国時間5/16)の記事によるとBBCは、Netflixのような会員制ストリーミングサービスの創設を検討しているらしい。

このサービスはBBCと競合する民放大手ITVとの共同事業になり、ストリーミングを送出するインフラとしてはBBCのiPlayerが使われるようだ。

これまでのBBCの主な収益源は、政府が決めている受信料で、これはテレビ放送を受診ないし録画できる機器を持っている世帯や企業が必ず払わなければならない。

世界最古の(そして最大の)国営放送企業であるBBCは、コンテンツのストリーミング提供に、未来の風を感じ取っているようだ。私たちは今徐々に、あらゆるコンテンツが一括提供される形から、見たいものだけを自由に選んで見るオンデマンドの時代へ移行しつつある。

BBCの定款の更新を概説している、先週発表の白書の中で文化大臣のJohn Whittingdaleは、新たな会員制サービスなど、そのほかの収益源の導入を要求している。

白書の発表後のTelegraphのインタビューでWhittingdaleは、会員制サービスの拡張はBBCの考えであり、政府はそれを奨励する、と言っている。

Telegraphから引用しよう:

彼らがその種のものを探求したいのなら、われわれはそれを奨励する。未来には、すべてのテレビがオンラインで提供されるようになるかもしれないし、そうなれば任意の会費制への移行がより現実的な可能性になる。そのため、世界の変化の方向性を見据えているBBCは、‘iPlayerから本放送以外の新しいコンテンツを配布するのではなくても、そのようなオンライン化の未来に備えるべきだ’、と言っているのだ。

記事は、サービスの名称が’Britflix’になるかもしれない、と言っている。まさしく、Netflixとの競合を意識したネーミングだ。

Telegraphの情報筋によると、BBC放送のコンテンツだけでなく、NetflixがOrange Is The New BlackやHouse Of Cards、Making A Murdererなどでやってるように、オリジナルコンテンツのストリーミング提供も今後はありえる、という。House Of Cardsは元々90年代のBBCの番組だ。

BBCからの公式発表はまだないが、あらゆる兆候から見て、会員制ストリーミングサービスの開始はほぼ確実なようだ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

リアルタイムビデオでソーシャルネットワーキングできるPeriscopeがドローンからの映像送信も可能に

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[筆者: Stefan Etienne]
一年余り前にTwitterが買収した、(主に個人が使う)ライブビデオストリーミングサービスPeriscopeが、最新のアップデートでドローンへの対応と、検索機能と、ライブのストリームを保存する機能を加えた。友だちと一瞬を共有し*、ライブのストリーム上のコメントで対話する、という単純素朴なソーシャルネットワークが、今大きく進化しようとしているようだ。〔*: リアルタイムの自撮りビデオが多い。〕

保存機能は、単純明快だ。ストリームを開始するとき”#save”とタイプすれば、ストリーミングしたビデオが保存されて、あとで利用できる。

ドローンやGoProのカメラとの統合は、アプリでカメラと接続するだけだ。ブロードキャストしながら、スマホの前/後カメラ、GoProカメラ、ドローンと、‘放送’を切り替える芸当もできる。

ビデオにナレーションやスケッチを加えることもできるから、あの動物ドキュメンタリーの名手David Attenboroughのような人が、今後はPeriscope上に何人も登場するだろう。

PeriscopeのCEOで協同ファウンダーのKayvon Beykpourが、今回のアップデートについてこう言っている:

“Periscopeを立ち上げた同時は、個人がライブビデオをやる風習がまだなかった。われわれはその体験を、送信者にとってできるかぎり楽しくて安全なものにしようと努力した。そのための方法の一つが、コンテンツを短命にすることだった。でもそんな時代はすぐに去り、コミュニティはビデオの保存を求めるようになった。われわれはそれを、Periscopeらしいやり方で実現した。つまり、すべてのコントロールを送信者の手中に委(ゆだ)ねた”。

これは、本物のライブのソーシャルネットワークへ向かう大進化だ。地上のスマートフォンからでも、空中のドローンからでも‘実況’できるし、オーディエンスと共有して対話もできるのだ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

Facebook Liveに対抗、#SaveでPeriscopeの動画配信も保存可能に

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Periscopeはブランドやソーシャル上のスターにとって好ましいサービスにするため、そしてFacebook Liveと対抗するため、これまで抜けていた重要な機能を追加した。今後は、配信タイトルに#Saveと入力することで、配信を永久に保存することができるようになる。もちろんあとで削除することも可能だ。これまで配信動画は24時間後に消去されていた。

PeriscopeのCEOであるKayvon Beykpourは、Periscope上でこの新機能を発表した。これはパブリックベータ版であるとし、Periscopeは継続的に表示する配信動画のためのより良いネイティブな操作を構築するため、ユーザーのフィードバックを求めていると伝えた。この操作は例えば、配信動画が終わったあと、保存しておくかどうかを決めるオプションなどだ。

Beykpourは他にも永遠に保存しておくのではなく、配信動画を短期間だけ保存しておきたい人のための機能も現在開発しているという。#Saveで保存した配信動画はユーザーのプロフィールや他の表示場所でも見ることができ、Twitterなどの外部サイトで共有したリンクも継続的に機能する。

CEOは、Periscopeの配信を保存して他の場所に共有するためのサードパーティーツールであるKatchにさよならの挨拶を送った。このスタートアップは先月資金が底をつき、シャットダウンしている。

これまでプロのコンテンツクリエイターやブランドの多くはPeriscopeの刹那的な性質に意欲を削がれていた。24時間に限定することで、ユーザーが言葉に詰まることや配信が完璧でないことに対する心配が軽減され、カメラの前で自然に振る舞うことを促した。しかし、同時にクリエイターにとっては労力をかけた作品が消滅することを意味し、真剣に取り組む意味が薄まっていた。

今回の機能追加でクリエイターも一般のユーザーもカメラの前に登場することに前向きになるかもしれない。また、保存機能はあくまで選択肢の一つであり、これまでの短期的な動画や準備なしの動画配信も引き続き撮影できる。そして、この機能はFacebook Liveの強みである機能と対抗するものだ。Facebook Liveは永久に再生できるオプションがあることでリーチを伸ばすことができると主張してきた。

その点で2つのプラットフォームは等しくなったため、今後の差別化はオーディエンスのサイズになるだろう。PeriscopeはTwitterとその3億人のユーザーベースとつながっている。しかし、Periscopeの配信はTwitter内ではなく、Periscopeからしか始めることができない。Facebook Liveは16億人が広く使うFacebookのアプリ内に埋め込まれている。

リーチを求めるクリエイターはPeriscopeよりFacebookを利用するかもしれない。ただTwitterとPeriscopeのリアルタイム配信の性質上、現在進行中のイベントには適しているだろう。そしてその配信動画はその瞬間も、未来にでも再生することが可能になった。

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(翻訳:Nozomi Okuma /Website/ twitter

デコレーションとライブ配信コンテンツへの直接課金が特長、「Bocci」が本日ローンチ

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「ユーチューバー」という言葉が世間に広まったことは、一般人でも知名度を上げたり、動画配信から利益を得たりすることができるという認識が広まったことを示しているように思う。Facebook Live、TwitterのPeriscope、日本ではツイキャスなどのサービスの普及でライブ配信でも同じように利益が得られるようになるのは時間の問題だ。すでにYouTube Liveやニコニコ生放送では再生数に応じて広告収入を得ることができるが、本日ローンチしたSNS型ライブ配信アプリ「Bocci」はそれとは違う形で配信者にライブ配信の収益化の手段を提供する。Bocciで配信者はライブ配信、そして視聴者との1対1のライブチャットから直接利益を得ることができる。また、Bocciのマスクやフィルター機能でライブ配信を簡単に自分流にデコることができるのも特長だ。今回Bocciを展開するFACTORSの代表楠田雄己氏にこのアプリの狙いについて聞いた。

まずBocciの概要を説明すると、Bocciはストリーミング配信と視聴のどちらもできるプラットフォームだ。画面下にある3つのタブの一番右ではフォローしたいユーザーを探すことができる。左のタブは配信中のストリームの一覧だ。真ん中のタブからライブ配信を始めることができる。この画面では、ライブ配信のデコレーションを選ぶことができる。自分の顔に仮面やうさぎの耳などのマスクを付けたり、BGMや画面全体に色フィルターをかけたりすることができる。顔認識技術でマスクは顔を動かしても外れない。

Bocci GIF

Bocciのマスク機能を試してみた

ストリーミングを開始するとフォロワーに通知が飛ぶ。もちろんFacebookやTwitterにも通知を出すことが可能だ。

Bocciの最大の特長は、ライブ配信から直接収入が得られることだ。これまでのライブ配信サービスでは、配信者は動画の再生数に応じて広告収入を得るのが主流だった。一方Bocciでは1分単位でライブ配信の視聴者に課金することができる。視聴者がアプリで使用できる「ポイント」を購入して、配信者に支払う仕組みだ。配信者にギフトとしてポイントを贈ることもできる。また、Bocciでは1対1のライブチャットも可能だ。視聴者は配信者にライブチャット依頼を送り、配信者が承認すればライブチャットが始まる。その場合でも配信者は視聴者に1分当たりの料金を自由に設定することができる。

「Bocciでまず、ライブ配信のハードルを下げたいと考えています」と楠田氏は話す。仮面などで顔を隠したり、面白いマスクを付けることでライブ配信の恥ずかしさを減らすことができるだろうと楠田氏は説明する。配信者と彼らのファンを獲得し、続いてライブのコンテンツ配信、そしてフォロワーのファンとの交流から収入が得られるプラットフォームとしてBocciを確立させていきたい考えだ。Bocciではインフルエンサーとファンとの交流や占い師が1対1で相談に乗るような使い方を想定していると話す。

楠田氏は2015年2月から本格的にFACTORSの活動を開始したと言う。それまで楠田氏は元Klab Venturesのベンチャーキャピタリストだった。仕事を通じて多くの起業家と出会い、リスクを取って新しい事業を立ち上げている姿勢に感化され、起業を決意したと楠田氏は言う。FACTORSは現在、楠田氏とエンジニアの2名体制で、個人投資家から数千万円規模の資金調達を行ったという。会社を立ち上げる際に様々な事業アイディアを考えたが、今後スケールする可能性を感じたライブ配信を手掛けることにしたという。現在、複数のライブ配信のプレーヤーがいるが、この市場はいくつか異なるプレーヤーが共存できるほど大きいものになると楠田氏は考えている。

Bocciは本日からiOSでダウンロード可能だ。今後Androidとウェブ版を提供する予定だと楠田氏は話している。

誰もが自分のビデオストリーミングサイト(&アプリ)を作れるサービスUnreel.me、アナリティクスも提供

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Unreel Entertainmentがこのほど立ち上げる新しいプラットホームUnreel.meは、ユーザーが自分のビデオストリーミングサイトやアプリを作るためのツールを提供する。

ビデオはUnreel.meにアップデートしたビデオだけでなく、ソーシャルネットワークにポストしたコンテンツでもよい。また、それは広告収入を得るための広告や、有料料金制(paywalll)の案内、会員勧誘、商品の売り込みなどでもよい。

この立ち上げと併せて同社は、100万ドルの”Creator Appreciation Fund”(ごほうびファンド)を発表した…Unreel.meで稼いだ最初の100万ドルは、全額がクリエイターの収入になる。そのあとは、Unreelが15%を取る通常のマージン制になる。プラットホームの利用そのものは、完全に無料だ。

クリエイターがYouTubeやソーシャルネットワークを使わずにファンを獲得し収益を得る方法を、いろんなスタートアップが実験している。たとえばVictoriousでは、クリエイターが自分のモバイルアプリを作れる

Unreel.meは、それらとどこが違うのか、協同ファウンダーでCEOのDan Goikhmanは曰く、“Unreel.meではどんなコンテンツオーナーやアグリゲーター(集積者)でも自分のストリーミングサイトや、どんなプラットホーム上のアプリでも持てる。つまり、誰でも今日からすぐ利用できるし、セットアップは1分弱でできる”。

モバイルの広告ネットワークMojivaの協同ファウンダーで営業のトップでもあったGoikhmanによると、Unreel.meを利用するサイトは、同社製のビデオアナリティクス技術を利用してビジュアル検索やコンテンツのリコメンデーション、個人化(パーソナライゼーション)などができる。

Unreelは150万ドルのシード資金をDigital Ignition Entertainmentとエンジェルたちから獲得している。Unreel.meのホームページへ行くと、初期の利用者の一部と彼らのサイトが分かる。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

Facebook LiveがAPIを公開、早速パートナーしたライブビデオカメラMevoのLivestreamに話を聞く

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Facebook Liveは、ライブビデオを一気に大々々大衆化した。そしてこれからは、サードパーティのデベロッパーもその波に乗れる。

FacebookのデベロッパーカンファレンスF8で今日(米国時間4/12)、Facebook Liveを利用したいデベロッパーのためにそのAPIを公開する、と発表された。発表の中で、すでに決まっている最初のパートナーの名前…Livestream(Mevoカメラのメーカー), BuzzFeed, Vidpresso, ドローンメーカーのDJI…も明かされた。

FacebookのChris Cox(上図)によると、その目標は“何百人もの人たちが同じ瞬間を同じタイミングで経験できること”、だ。Coxは、このAPIによってハードウェアメーカーもソフトウェアメーカーも共にFacebook Liveを自己のプロダクトに統合できる、とも言った。

Livestreamから、Facebookとの関係について聞いた。同社のMevoカメラは最初、Moviという名前だったが、まるで複数のカメラで撮ったかのようなイリュージョンを作り出す。iPhoneの上でビデオを現場でエディットできるし、特定の部分だけを取り出す自動編集もできる。

Movi iPhone

Mevoは、ライブのブロードキャストしかできないデバイスではないが、ライブで使うとなったらFacebook Liveが恰好の場所だろう…Livestream自身のWebサイトもあることはあるけど。CEOのJesse Hertzbergによると、Livestreamのねらいは、企業がビデオを簡単に共有できるようになること、しかもLivestreamのサイトに限定されずに。

しかも彼によると、ユーザーからの要望でいちばん多いのが、“あのね、FacebookとかTwitchとか、自分の好きなところへストリーミングしたいんだけど”、だった。Livestreamも、この要望は無視できない。

“カメラはできるだけたくさん売りたいから、Facebook Liveを使えることは、拡販の良い機会だよ”、とHertzbergは語る。

さらにHertzbergによると、アーチストや企業などにとって、Facebookはライブイベントをファンや顧客に通知するための絶好の場所だ。LivestreamはすでにパブリッシャーのTastemadeとパートナーして、初のMevoによるブロードキャストをFacebook Live上に作った。そのビデオはこのページの下にあったけど、ライブだから今はない。上のビデオは、このブロードキャスト機能の使い方の宣伝だ。

Mevoカメラは今は予約販売のみで、値段は299ドルだ。発売は、7月を予定している。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))