Facebook、ビデオに映っている友達を自動的にタグ付け可能へ

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Facebookは、画像認識への人工知能システムの利用を大きく進めているが、これをビデオにも持ち込もうとしている。今日(米国時間4/13)サンフランシスコのF8カンファレンスで、ビデオに映っている人たちを自動的にタグ付けするしくみを開発中であることを発表した。

Facebookの機械学習担当ディレクター、Joaquin Quiñonero Candelaは今日の基調講演で、ユーザーが自分にシェアされたどのビデオからでも人物を探せるようにする考えであると話した。例えば、友達とライブビデオに出ている時に、別の友達がビデオに立ち寄って短い会話を交わしたとする。通常その瞬間を探しだすのは困難なので、非常に刹那的な体験となるだろう。

近々Facebookは、この瞬間を自動的にインデクス化して、友達の名前を検索するだけで見つけられるようにする。そうなれば友達が立ち寄った瞬間の場面に飛ぶことができる。

Facebookはビデオの自動キャプションにも取り込んでおり、静止画像で物体を検出するのに使用している画像認識技術をビデオで利用することも考えられる。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

Facebook LiveがAPIを公開、早速パートナーしたライブビデオカメラMevoのLivestreamに話を聞く

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Facebook Liveは、ライブビデオを一気に大々々大衆化した。そしてこれからは、サードパーティのデベロッパーもその波に乗れる。

FacebookのデベロッパーカンファレンスF8で今日(米国時間4/12)、Facebook Liveを利用したいデベロッパーのためにそのAPIを公開する、と発表された。発表の中で、すでに決まっている最初のパートナーの名前…Livestream(Mevoカメラのメーカー), BuzzFeed, Vidpresso, ドローンメーカーのDJI…も明かされた。

FacebookのChris Cox(上図)によると、その目標は“何百人もの人たちが同じ瞬間を同じタイミングで経験できること”、だ。Coxは、このAPIによってハードウェアメーカーもソフトウェアメーカーも共にFacebook Liveを自己のプロダクトに統合できる、とも言った。

Livestreamから、Facebookとの関係について聞いた。同社のMevoカメラは最初、Moviという名前だったが、まるで複数のカメラで撮ったかのようなイリュージョンを作り出す。iPhoneの上でビデオを現場でエディットできるし、特定の部分だけを取り出す自動編集もできる。

Movi iPhone

Mevoは、ライブのブロードキャストしかできないデバイスではないが、ライブで使うとなったらFacebook Liveが恰好の場所だろう…Livestream自身のWebサイトもあることはあるけど。CEOのJesse Hertzbergによると、Livestreamのねらいは、企業がビデオを簡単に共有できるようになること、しかもLivestreamのサイトに限定されずに。

しかも彼によると、ユーザーからの要望でいちばん多いのが、“あのね、FacebookとかTwitchとか、自分の好きなところへストリーミングしたいんだけど”、だった。Livestreamも、この要望は無視できない。

“カメラはできるだけたくさん売りたいから、Facebook Liveを使えることは、拡販の良い機会だよ”、とHertzbergは語る。

さらにHertzbergによると、アーチストや企業などにとって、Facebookはライブイベントをファンや顧客に通知するための絶好の場所だ。LivestreamはすでにパブリッシャーのTastemadeとパートナーして、初のMevoによるブロードキャストをFacebook Live上に作った。そのビデオはこのページの下にあったけど、ライブだから今はない。上のビデオは、このブロードキャスト機能の使い方の宣伝だ。

Mevoカメラは今は予約販売のみで、値段は299ドルだ。発売は、7月を予定している。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

Facebook、新しいデベロッパーツールを発表。アカウントキット、プッシュ、引用シェア等

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今日のF8カンファレンスの主役はチャットボットかもしれないが、Facebookは様々な開発ツールを公開して、デベロッパーがアプリを開発し、成長させ、そして収益化する手助けをしようとしている。Facebookは、開発プラットフォームのPasreを閉鎖する予定だが、新たなウィジェットやボタン、API等を追加している。

アカウントキットは、アプリ用の新しいプラグインで、ユーザーはFacebookアカウントだけでなく、電話番号またはメールアドレスを使ってサインアップできる。これは、ダウンロード後にサインアップするコンバージョン率が高くなることを意味している。インドの音楽サービス、Saavnは、アカウントキットで電話番号によるサインアップを追加してから、アカウントサインアップが33%増加したという。

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ユーザーはFacebookでリンクを投稿する時、テキストを引用するのが大好きだ。Facebookがウェブやモバイルサイト向きに作った新しいプラグインを使うと、引用部分が強調された特別なタイプのニュースフィード記事を作ることができる。デベロッパーは、自動的に引用したり、テキストを選択するとポップアップするボタンを置いて、ユーザーがコピー&ペーストしなくて済むようにできる。

Account Kit_phone number login_2デベロッパーはカスマイズ可能なプッシュ通知とアプリ内通知を使って、キャンペーンをプッシュしてユーザーをアプリに引き込んだり、既にアプリ内にいるユーザーを新たなコンテンツやオプションに誘導することができる。

Facebookは、デベロッパー向けドキュメントを新たに16ヵ国語に翻訳して、翻訳の手間を省いて開発に時間を費やせるようにした。

またFacebookのAnalytics for Appsが強化され、デベロッパーはプライバシーに配慮した匿名の方法でユーザー情報を得られるようになった。年齢、性別、国、言語だけでなく、いいね!や関心事、教育レベル、職位等も収集できる。

さらにデベロッパーは、既に自社アプリを使っているユーザーからこれらの情報を収集して、同様の層をターゲットにしたFacebook広告を買えるようになった。例えば、ソフトウェアエンジニアに特に人気のあるアプリがあれば、Analytics for Appsを使ってそのことを知り、同様の人たちをターゲットにした広告を打ってユーザーを獲得することができる。

全体的に見て、これらのツールはデベロッパーをFacebookエコシステムに引き寄せ、それを強化してFacebookアカウントの価値を高めるよう説得すると共に、Facebook広告を買う気にさせようとするものだ。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook