YouTubeアプリがiOSデバイスのバッテリーを空にするバグ、Googleが修正を確認

GoogleはiOS版YouTubeアプリのバグを修正したと確認した。これはYouTubeアプリがたとえバックグラウンドでアイドル状態であってもiOSデバイスのバッテリーを過早に消耗させてしまうという問題だ。一部のユーザーの場合、デバイス自体が過熱状態になったという。ただしこれはすべてのユーザーで観察された現象ではない。

報告からするとこの現象はiOSとYouTubeの特定のバージョンの相性の悪さに起因するらしいが、正確な範囲は不明だ。ある報告では、15分のビデオクリップを再生したところ、バッテリーの10%を使ってしまったという。別の例では、iPhone Xで30分のビデオを見たところバッテリーの20%を消費したという。いずれにせよ多くのユーザーがYouTubeアプリはバッテリーを使いすぎるとTwitterやRedditで苦情を言っていた。

しかしTechCrunch編集長のMatthew PanzarinoはiPhone Xの長文のレビューでYouTubeを長時間再生しているが、そうした現象は経験していない。

われわれの調査ではYouTube 12.42と12.43の場合、iOSのバージョンによらず問題が起きている。つまりiOS 11にアップデートしたデバイスに限って起きる問題ではない。またiPhone X特有の問題でもない。

ユーザーの不満に対して、YouTubeは今月初めに対策を講じているとツイートしていた。

YouTubeアプリの12.44がバグ修正版で、これは今月14日にリリースされていた。しかしGoogleではバグ修正について触れず、今日(米国時間11/27)発表されたバージョン12.45で正式にバグ修正を確認した(そのため、バッテリーのバグの修正記事になったのは今日となった)。

スマートフォンの利用法の中でもビデオ視聴はポピュラーなものだ。影響を受けたユーザーには大いに苛立たしい経験となったことだろう。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

Facebook、フォローしているロシアの選挙妨害アカウントがわかるツールを提供へ

Facebookは、ユーザーがフォローしているFacebookページやInstagramアカウントがロシアの選挙ゴロと関係しているかどうかを知らせるツールを開発している。今年末までにFacebookヘルプセンターで提供予定のツールは、ユーザーがフォローしている、ロシアのInternet Research Agency(IRA)に関係のあるアカウントを表示する。

IRAはロシアのサンクトペテルブルグに拠点を置くグループで、ロシア政府と密接につながっている。2016年の米国大統領選挙で虚偽の情報を流して国の分断を促した組織として知られる。Facebookは将来の選挙への干渉を阻止するとともに、前回の選挙妨害についてもできる限り情報を明らかにしようとしている。

ただし、このツールはユーザーが実際にロシア人選挙ゴロの広告や投稿を読んだかどうかは教えてくれない。選挙妨害コンテンツに遭遇したFacebookとInstagramユーザーは1.46億人にのぼる。Facebookによると、ロシアの偽情報をフィードで直接見た米国ユーザーは2900万人だが、シェアされた記事を見た人が1.26億人、広告を見た人が1000万人いる。Instagramでは広告と記事をあわせて2000万人の米国ユーザーが偽情報を見ている。

ユーザーが見たり反応した妨害記事の全リストが提供されればもっと役立つだろう。それでもこのツールは、ユーザーがフォローしていなくても、記事を見たりクリックしたことのあるアカウントのリストを見ることができる。選挙妨害に関する上院聴聞会でFacebookの法務顧問 Colin Stretchは、「問題のコンテンツに接したかどうかを個別に特定して正確にユーザー伝えるのははるかに困難な作業だ」と語った。

議会はFacebookとGoogleとTwitterに対して、今日までに選挙妨害に関わる透明性の改善計画を提出するよう要求しているので、GoogleとTwitterがどのように情報を公開するかに注目したい。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

Google Lensが多機能化してPixelスマートフォンのGoogle Assistantにやってくる

今や時間の問題だと誰もが思っていたGoogle Lens、それがついに今日(米国時間11/21)、Google Assistantの機能としてPixelスマートフォンに搭載される。そのことはすでにGoogleのハードウェアイベントで発表されていたが、今日までその日時等は不明だった。

Google Assistantを開いてLensが見えない人も心配ご無用。この機能の展開は徐々に進める、とGoogleも言っているが、とにかく“数週間以内に”アメリカとイギリス、オーストラリア、カナダ、インド、そしてシンガポールのPixelフォーンにやってくる。Assistantの画面の右下にLensのロゴが見えたら(右図)、Lensがある、使える、という意味だ。

これまでは、Lensを使う唯一の方法が、Pixelフォーンの上のGoogle Photosからだったから、まず写真を撮ってPhotosを開き、その写真を見ながらLensのアイコンをタップする必要があった。

それはとても面倒だったし、しかも多くの場合Lensは、ユーザーがすでに知ってることを教えるか、あまり多くのことに答えられないか、どちらかのケースだ(それがシドニーのオペラハウスであることを、知らない人はいないよ!)。だからGoogle Photosから使うLensには、かなりがっかりした(デザインは良かったけど)。

でもAssistantに載ったLensは、やや多機能になった。名刺(古語か?)の情報を保存したり、URLをフォローしたり、電話番号を呼び出したり、アドレスを認識したりする。ランドマークも認識するが、誰もが知ってるランドマークであることが多いだろう。背表紙やポスターを見て、映画や本に関する情報を教えてくれる。バーコードのスキャンもできる。どれぐらい上手にできるか、早く実機で試してみたいね。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa

YouTube TVがピクチャー・イン・ピクチャーに対応

GoogleのYouTube TVに、最新のアップデートでピクチャー・イン・ピクチャー機能が追加された。AndroidのNougatまたはOreoが動作している機種で利用できる。

Googleは今年の2月にYouTube TVを発表し、4月に米国主要5都市でサービスを開始したYouTube TVは、ケーブルTVを倒すことを目標にABC、Fox、CBS、CW、NBC、Disney、ESPNほか40以上の人気チャンネルを月額わずか35ドルで提供している。チャンネルは最大6アカウントで利用可能で、デバイス3台まで同時にストリーミングできる。

公開以来、Googleはサービス地域を拡大し、現在米国世帯の50%をカバーしている。専用アプリはスマートTV、ゲーム機、およびストリーミングデバイス向けに用意されている。

ピクチャー・イン・ピクチャーがAndroid 8.0の主要な特徴の一つであることを考えると、PIPがYouTube TVに入るのは自然な流れだ。

使い方は簡単だ。番組放映中にホームボタンを押すとプレーヤーウィンドウが小さくなって、別のことができるようになる。PIPを使っている間も、巻き戻し、早送り、一時停止、全画面に戻る、などの制御が可能だ。

PIPに興味のない人は設定メニューで無効にできる。

[via Android Police]

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

任天堂の「どうぶつの森 ポケットキャンプ」モバイル版1日早く公開

クリスマス休暇のモバイル・トラフィックはさらに混雑しそうだ。任天堂は最新のモバイルゲーム、 どうぶつの森 ポケットキャンプ(Animal Crossing: Pocket Camp) のiOS、Android版を予定より1日早く公開した。任天堂のゲームの中でも特にかわいいこのゲームのモバイル化のスケジュールは先月発表されていた。

一部からは懐疑的な声が出ていたものの、これまでの反応を見る限り非常に有望そうだ。モバイルゲームといってもスーパーマリオラン(Super Mario Run)などに比べて、『どうぶつの森』はゲーム機バージョンにもっと忠実なようだ。

また、マリオと異なり、このゲームは無料で遊べる。いかに大量のダウロードがあっても無料では最終的に収益に貢献しないはずだ。『どうぶつの森』では任天堂はアプリ内課金で収益化を図るもようだ。『リーフチケット』を購入するとユーザーは時間を省略していろいろな機能を利用してプレイできるようになる。

こうした収益化の方策があれば、任天堂は長期にわたってゲームのサポートと改良を続けることができるだろう。今後、ローンチ時点よりもすぐれたユーザー体験が発表されるだろう。ただし、短時間試しただけだが、このゲームは現在すでに任天堂のモバイルゲームでもっとも優れたものだと思えた。キャンプ場というテーマも先行ゲームの世界観をよく継いでいる。前述のリーフチケットを活用するとさらに楽しい世界を構築できるようだ。

熱心なユーザーから「サーバーのエラーが出てダウンロードできない」という苦情が出ているが、何度かトライする価値があるゲームだ。こういうことを報告しても役に立たないかもしれないが、上のスクリーンショットで分かるように、私は一回でダウンロードに成功した。というわけで外出中もiPhoneを取り出せば楽しいゲームができると期待している。

〔日本版〕どうぶつの森ポケットキャンプ、iOS版Android版。サーバーエラーは復旧したもよう。。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

企画書や台本などの書記作品を二次元線形でなく自由な構造として扱うワープロScrivenerがVup

書くという技芸は古代からあるが、コンピューターを利用して書くための優れたアプリケーションはまだまだ不十分だ。その数少ない秀作のひとつがScrivenerだが、今日(米国時間11/20)はそのメジャーアップデートがあった。

Scrivenerは、プロとホビイストのどちらが使ってもよい。いろんなオプションが揃っているので、映画の脚本を書く、小説を書く、などなどいろんな書き仕事に便利だ。またそのインタフェイスには、書いてる人が気を散らさずに書くことに集中できるための工夫が凝らされている。

カスタム化は、ほとんど無限に自由だ。使い方によっては、Scrivenerは書くだけでなくプランニングのツールとしても優れている。たとえばコルクボード(ピンボード)機能を使うと、シーンや章の着想をメモカードに書いておいて、それらを自由に並べ替えできる。

また、書いたものをほかのアプリケーションやデバイスのフォーマットへエクスポートすることも、自由にできる。

今度のScrivener 3で、インタフェイスが新しくなり、コードは64ビットに対応、そしてMac OSのTouch Barのサポートが拡大された。新しいツールとしては、プロジェクト中のドキュメントを見つけるQuick Search、インデクスカードの色付きスレッド(ストーリーラインの追跡用など)、Inspectorからドキュメントを素早く見るためのBookmarksなどが加わった(従来のProject Notes, References, Favoritesをリプレース)。

そしてDialogue Focus機能は、プロジェクト内の会話の部分(台詞部分)を素早く取り出せる。ツールバーにはドラフトとセッションの進捗が表示される。

Epub 3と、改良されたKindleエクスポートもある。

Scrivener 3は、アップグレードユーザーには25ドル、新規ユーザーなら45ドルだ。30日の無料試用もある。30日とは、あくまでも実際に使った日の計だ。

ニューバージョンは今はMacOS用のみだが、“もうすぐ”Windows版も出る。

Scrivener 3について詳しく知りたい人はここへどうぞ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa

言語学習のDuolingo、中国語コースを開設

語学学習アプリケーションのDuolingoは、今年に入って「日本語コース」を設けていた。これは、アジア系言語として初めて登場した学習コースとなった。以来、韓国語コースも開講し、そしてついには中国語(標準中国語:Modern Standard Mandarin)コースも開講することになった(モバイル版、ウェブ版の双方で利用できる)。

Duolingoによれば、中国語コースの開設には以前から多くのリクエストがあったとのこと。日本語のコースを設ける際にDuolingoは、アジア系言語のサポートには時間がかかると話していた。しかしどうやら、アジア系言語をサポートするための基本技術を構築することに成功したようだ。

Duolingoによると、中国語というのは英語ネイティブにとって学ぶのがもっとも難しい言語のひとつであるとのこと。しかし、Duolingoのコースにより、一般的な中国語コースでのかなりの時間分の内容を学ぶことができるとしている。

英語ネイティブにとって、中国語が声調言語であることも、学習を難しくする要因だ。声調により単語の意味がまったく変わってしまうのだ。Duolingoのコースでも、中国語学習のポイントとして強調されている。文字についていえば、開設されたコースでは1000語/1000文字程度にまずは注力している。マスターすれば、「漢語水平考試」(中国語検定試験)の6級から4級程度の実力を身につけることできるとのこと。

他のコース同様に、内容は食事や文化、旅行ないしビジネスおよびファイナンスに関するものが多くなっている。

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(翻訳:Maeda, H

書字障害の子でも宿題でみんなに後れないSnapType、すでに150万回ダウンロード

とてもシンプルなアイデアが、大きな違いを作り出すことがある。SnapTypeも、その例だ。BenとAmberlynnのSlavin夫妻が作ったこのアプリは、宿題を画面に映して、書字障害などの子どもが答を手書きでなくタイプして答える。

小児科のセラピスト(作業療法士)であるAmberlynnは毎日、ADHDや自閉症、ダウン症、失読症などの子どもたちの相手をしている。その子たちの多くは、いろんな理由で、学校のワークシート(問題用紙)に答を書くことができない。そんな子たちの宿題を助けるために、彼女と夫は、シートを画像として映し出し、答を指タップでタイプできるアプリを作った。

二人の会社は、World Domination Summit Foundationからの1万ドルの助成金以外は完全に自己資本のみだ。Benはプログラマーで、アプリは全体を彼一人で作った。

アプリは無料で、これまでに150万回ダウンロードされている。ぼくが二人に会ったのは、今月上旬に本誌が小規模なミートアップを行ったオマーンの首都マスカットで、彼らはそのとき、4か月の中東横断自転車旅行の最終4か月めに入っていた。彼らは嬉々として、SnapTypeのことを話した。

“Amberlynnは、セラピストの資格を取るための勉強の卒業研修のとき、SnapTypeを思いついた。彼女はそのとき、5年生の書字障害の子を診ていたが、その子は、文字の手書きがまったくだめな子だった”、とBenは語り始めた。“彼の作業療法士は、彼がまともな文字を書けるようにいろんなことを試したが、どれもだめだった。その熱心な作業療法士は、問題用紙をスキャンしてコンピューターに表示し、彼が答をタイプできるようにさえしたが、その方法は時間がかかりすぎるので、やめてしまった。その子は、クラスで自分だけが時間内に問題用紙を終えられないので、悩んでいた”。

このアプリは、その名前が示すように、とてもシンプルだ。Proバージョンでは、児童生徒と先生がインターネットに接続して宿題をやり取りするが、リアルタイムでなく、メールやそのほかのファイル共有システムを使ってもよい。しっかりとした、シンプルなアイデアだが、教える側と教わる側で十分に心が通い合う。

SnapTypeを使うようになって、子どもは変わったか?

“子どもも、その子の療法士も、教師も、そして親も、とても喜んでいる”、とAmberlynnは語る。“それに、子どもがそのアプリを使ってるところを見るのも、楽しいわ。その子自身がワークシートの写真を撮り、iPadのキーボードを使って質問に答えていく。もう、クラスで自分だけが後れることはないし、自分の能力に自信を持てるようになる”。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa

Facebook、グループとイベントでストーリーズのコラボレーションを可能に

Facebookは同社のSnapchat Storiesクローンに、Snapchatにはまねできない機能を合体させて利用を促進しようとしている。今日(米国時間11/13)からFacebookグループとイベントのユーザーは、メンバー全員が見るFacebook Storyを寄稿できるようになる。調整役は管理者が担当する。これはパーティーや結婚式や仲間の集まりなどに使うと楽しそうだ。このコラボレーションストーリーズはプライベートなハッシュタグのようなしくみで、複数のメンバーがコンテンツを追加できて、メンバーだけが見られる。

Facebookのプロダクトマネージャー、Conoor Hayesはこの機能について「複数の人たちが複数の異なるアングルからストーリーを語る機会を提供する」と私に言った。ユーザーはイベントかグループのページでストーリーを見られるほか、ニュースフィードにも現れる。投稿はイベントやグループの中からでも、Facebook Storiesのシェア画面でシェア先を選んでもよい。

Snapchatには独自のグループ機能があるが、これはストーリーを送れるグループチャットという意味合いが強い。Facebookは趣味、専門、思想、および地域などにまつわるグループで、友達にはアピールしないかもしれないけど共通の関心事のある仲間が喜びそうなニッチなストーリーを作らせようとしている。

協力してイベントのストーリーを作っているビデオをご覧あれ。

Facebookは、途上国向けに機能を削ったアプリ、Facebook Lite用にもFacebook Storiesを提供開始した。これまで少量データ版Facebookアプリのユーザーはストーリーを見ることしかできなかったが、近く投稿もできるようになると同社は言っている。

新機能はFacebook Stories関連製品大改訂のニュースとともに発表された。Messenger DayはFacebook Storiesで置き換えられ、両者の間で相互に投稿、閲覧が可能になる。さらに短期消滅メッセージ機能のFacebook Directも廃止され、ストーリーへの返信とメッセージをMessenger経由で扱うかたちになる。

ストーリーの投稿は、通常のウォールへの投稿用に管理者が定めたルールに従う。つまり管理者は全員に投稿を許して嫌いなものを削除するか、投稿に承認を必要とするかどちらかを選ぶ。そしてFacebookは、ストーリーの利用を促進すべく、今起きているイベントに参加表明しているユーザーにはニュースフィードのトップに投稿用の吹き出しを表示する。

イベントとグループにストーリーを統合したことで、FacebookはSnapchatの模倣から一歩前進した。ストーリーに長期にわたって取り組む姿勢も明らかにした。Facebookは単にストーリー機能を追加しただけでなく、Facebookアプリを横断して機能を融合させようとしている。こうすることでFacebookは、Snapchatにはないシェアの機会を生み出し、さまざまな年齢層の利用を加速し、単なるリンクのシェアではないオリジナルコンテンツのシェアを促進しようとしている。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

もうすぐInstagramでハッシュタグをフォローできるようになる

Instagramは少人数のユーザーを対象に新機能をテストしている。 Pippa AkramThe Next Webの報告によると、一部のユーザーはハッシュタグを検索してそのタグをフォローできるようになった。

かつてのInstagramは、コンテンツが注意深く収集されたコミュニティーという雰囲気だった。今やアルゴリズムによるフィードのおかげで、面白い投稿や風変わりなアカウントやニッチなコンテンツなどはフィードの奥深くに追いやられているように思われる。

代わりにInstagramは、ユーザーを引きつけるような投稿を前面に押し出そうとしている。赤ちゃんの写真や奇想天外な出来事、テイラー・スウィフトのニューアルバムのティーザー広告などだ。言い換えると、InstagramはちっちゃなFacebookになった。

これは解決策ではないかもしれないが、もしあなたが@ihavethisthingwithfloorsのファンで、それなのに画像がフィードに流れてこないというなら、もうすぐハッシュタグの#ihavethisthingwithfloorsをフォローできるようになる。

上のスクリーンショットにある通り、Instagramはフィードを大きく変えようとしているわけではない。これからも人気がある最新記事を選択していくだろう。しかしこれでユーザーはふたたび、ソーシャルグラフではなく自分の興味に基づいて何かをフォローできるようになる。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

iOSデバイスのほとんど(52%)がiOS 11になった…もうすぐ11.2がリリース

AppleがApp Storeのサポートページをアップデートして、いくつかの数字を新しくした。それによると、2017年11月6日現在では、iOS 11は今や、現時点で使われているiPhoneとiPadの52%にインストールされている。38%のデバイスがまだiOS 10で、わずか10%の人たちがもっと初期のバージョンのiOSを使っている。

AppleはiOSのメジャーなアップデートがリリースされると、すぐにこのページをアップデートするのが常だった。しかし今年は先週のiPhone Xのリリースまで待ち、iOS 11のユーザー数を大きくした。

でも、今年は採用のペースがやや遅いようだ。昨年のAppleの報告では、10月11日時点でユーザーの54%がiOS 10を使っていた。

ペースが遅かった理由の一部は、iPhone Xだろう。でも、ぼくの理論によれば、iOSのアップデートに関しては絵文字が大きな動機になる。

昨年のiOS 10.0は、発売時に新しい絵文字が数十個もあった。今年は、新しい絵文字がiOS 11.1に加わり、そのリリースは先週だった。

多くのユーザーが、絵文字だけは人に遅れたくない!という根性だ。それはポップカルチャーの重要な要素になってしまったから、もう、誰も彼もが、すべての絵文字を使いたい、文字の代わりにクェスチョンマークを書くのはださい!、と信じているのだ。

でも、たった2週間で52%に達するのだから、すごいといえばすごい。Androidユーザーは今でも、2年以上前のAndroid 6.0 Marshmallowを使ってる人がほとんどだ

Appleは今iOS 11.2を作っている。これは数週間後にリリースされて、アメリカの顧客には、重要な新しい機能Apple Pay Cashが同時に提供される。そしてそれが、アップデートの大きな動機になるだろうね。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa

Niantic、ポケモンGOの次はハリー・ポッターと発表――噂のARゲームは来年リリースへ

Niantic LabsのポケモンGOは世界的ヒットとなった。モバイルデバイスで作動するロケーション・ベースのAR〔拡張現実〕テクノロジーと膨大なファンを持つIP〔知的財産〕を組み合わせたことが同社の大成功のカギだった。ならばハリー・ポッター・シリーズをテーマにしても同様の熱狂的なファンの反応を期待してもよいはずだ。

Harry Potter: Wizards Unite〔ハリー・ポッター:ウィザーズ・ユナイト〕と題されたARゲームは2018年にリリースされる。開発はNianticとWarner Bros. Interactiveおよびその新たな子会社のPortkey Gamesだ。

NianticがポケモンGOスタイルのハリー・ポッター・ゲームを開発しているという噂は昨年、同社がハリー・ポッターのゲーム化ライセンスを取得したときから出ていた。しかし近くゲームが公開されるという噂はすぐに否定され、オリジナル記事もウェブから削除された。

ハリー・ポッター・ゲームの存在はついに公式のものとなったが、詳細はまだ明かされていない。リリース時期についても「来年のいつか」というだけだ。ただし内容についてはNianticのARゲーム、Ingressの影響を強く受けたものになる。このゲームではプレイヤーは2つの陣営のいずれかに所属し、現実世界を広く歩き回り、パワーアップ・アイテムを集め、ポータル地点を守り、コントロール範囲を広げていく。

このIngressの仕組みはハリー・ポッターの世界観に非常にうまく適合する。IngressのSF的設定を剥がせばその骨格はハリー・ポッターをARゲーム化するために生まれたといっていいぐらいだ。また当初Ingressで(後にポケモンGOで)収集された位置情報データベースがそのままゲーム化に活用できるはずだ。

アップデート: Nianticの公式発表はこちら。Harry Potter: Wizards Unite

画像:Warner Bros.

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

Google、検索とマップでレストランの待ち時間を表示。食料品店にも対応へ

本日(米国時間11/7)Googleは、Google検索の新機能として地元レストランの待ち時間を表示すると発表した。Googleマップも後日対応する。これは現在店舗などの混雑時間帯を表示している機能を拡張するもので、食事をする客が店を選ぶ際に重宝するだろう。

ここ数年にわたりGoogleは、この種の予測データを提供するためにGoogleマップユーザーからデータを集めてきた。たとえば2015年夏から、地元店舗の一番混み合う曜日と時間帯をグラフ表示している。

昨年この機能を改善し、同じ情報をリアルタイムで提供するようになった。

Googleのレストラン待ち時間は、Googleロケーション履歴にオプトインしているユーザーの匿名データに基づいている。混雑時間帯や待ち時間、滞在時間の算出に使用しているのと同じデータだ。

レストランの検索結果では、混雑時間帯チャートのある時間帯をクリックするとボックスがポップアップするようになった。ボックスには「混雑している」「通常混雑している」「通常混雑していない」などの履歴データとともに待ち時間が表示される。

混雑時間帯チャートの下には、ピーク時の待ち時間と滞在時間も表示される(例:通常の滞在時間は45分~2時間)。

新しい待ち時間機能は世界の100万近いレストランに対応する予定で、当初はGoogle検索から。

この機能追加によって、Googleは既存のNoWaitなどのレストラン待ち時間アプリに少なくとも部分的には対抗することになる。ただしNoWaitは、Googleと異なり予約をとらないレストランでもウェイティングリストに名前を載せることができる。

Googleによると同機能は本日公開され、モバイルとデスクトップの両方で待ち時間を見ることができる。後日GoogleマップとAndroidにも対応予定で、その時には食料品店も対象になると言っている。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

Google、AirDrop対抗のファイルマネージャー、Files Goを提供へ

Googleは新しいモバイルアプリ、Files Goを近々公開しようとしている。Androidユーザーはモバイル端末上のファイルを(オフラインでも)簡単に転送できるようになり、必要に応じて端末のストレージも解放できる。アプリは12月始めから全世界で公開予定。

Files Goを最初に見つけたのは9to5Googleで、Play Storeにテスト用の早期アクセスプログラムの一つとして置かれていた。テストはすでに締め切られていたが、9to5Googleは説明書きとスクリーンショットからアプリの機能を垣間見ることができた。

基本的にFiles Goは、ファイルマネージャー、兼ファイル転送ツール、兼クリーンアップ・ウィザードのようだ。メイン画面には現在使用中のストレージ容量が表示されアプリのキャッシュを解放したり、チャットアプリなどで受信したファイルが蓄積されている場所を確認するためのツールがある。

別の画面には、画像、ビデオ、オーディオなどのファイルタイプごとのリストや、「受信済み」ファイルのセクションもある。

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Files Goのスクリーンショット/ 出典:9to5Google

各セクションではファイルを出所別にフィルターして、発見、アクセス、削除がやりやすくなっている。たとえば、カメラで撮った画像、スクリーンショット、チャットアプリで受信したファイルなどだけを表示できる。

もちろんGoogleはGoogleフォトの一機能としてクリーンアップツールをすでに提供しているが、Files Goは写真とビデオ以外にも対象を広げている。

そしてFiles Goで最も注目すべき機能はBluetoothを利用したファイル共有だ。ユーザーはオフライン状態でも他ユーザーとファイルを共有できる。これは同じくBluetooth経由で写真やビデオ、文書、連絡先などを近くのApple端末と共有できるAppleのAirDropをAndroid風にしたともいえる。
ただし、Files Goのスクリーンショットを見る限り、ファイルを送受信する際には両方のユーザーがアプリを開いておく必要があるようだ。

一部の報道はオフライン機能と”Go” のブランディングから、新アプリは途上国市場専用と推測している。Googleは、低価格端末用の軽量版AndroidをAndroid Goの名前で提供している。

しかし本紙は、Files Goは12月始めから全世界で公開されると理解している。

コメントを要求したところ、Google広報は以下の声明でアプリの存在を認めた

「当社はユーザーがスマートフォンを最大限に活用するための方法を常に探求しています。現時点で具体的に発表できるものはありません。

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Apple、絶好調の四半期決算で時価総額9000億ドルを超える

Appleは1兆ドルに向かって前進を続けている。そして好調な会計第4四半期決算が株価を引き上げ、時価総額は瞬間的に9000億ドルを超えた ―― その後はそのわずか下で安定している。

Appleあらゆる部門でウォール街予測だけでなく自身の予測をも上回った。詳しくは別稿に譲るが、注目すべきは第3四半期以来Appleが、1兆ドル企業を目指すトーンを打ち出していることだ。すでに絶好調の今年、Appleは新たな消費者の波を作るべく、iPhone Xとそれに付随するAirPods、iPod、HomePodなどの製品を売り込みにかかっている。

その結果株価は新たな高みに達した。グラフをご覧あれ。

時価総額1兆ドル到達というのは、もちろん多分に象徴的な出来事だ。しかし、Appleの成長エンジンは停滞したとする2016年いっぱい続いた物語の後、iPhone Xの膨大な需要とスケジュール通りに出荷されたiPhone 8はウォール街にとってもApple自身にとっても歓迎すべき兆候だ。Appleは前回のビッグジャンプ ―― iPhone 6とiPhone 6 Plus ―― のようにただ波に乗るのではなく、新たな消費者需要を開拓する意欲を見せている。

売上の62%が海外からと言っている同社にとって、米国の需要を開拓するだけでは十分ではない。もしAppleが中国本土でも成長エンジンに火をつけるつもりなら、市場の需要を突き止める必要がある。中国での売上は前年比12%の100億ドルと大きく伸びている。

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音楽ストリーミングでPandora健闘――アメリカのアプリ内購入、売上8000万ドルでトップに

音楽ストリーミングのPandoraはSpotifyとApple Musicと激しい競争を繰り広げながら売上を大きく拡大することに成功した。Sensor Towerの新しいデータによると、アメリカ市場の2017年第3四半期におけるアプリ内課金(ゲームを除く)でランキングのトップに立った。パンドラがアプリ内課金の1位になったのは2015年第3四半期四半期以来だ。

Pandoraアプリの拡大を今年に入って後押ししたのはPremium契約の導入だ。このサービスは3月に「招待オンリー」で開始された後、4月には広く一般公開された。

Pandora PremiumはPandoraを特長づける音楽ラジオ番組的サービスに加えて好みの楽曲を検索してストリーミング再生し、プレイリストに追加するサービスとを追加したオンデマンド音楽ストリーミングとなっている。料金は月額9.99ドルでPandoraのライバル、SpotifyとApple
Musicの料金と等しい。

Pandoraではこのフラグシップ・サービスに加えて、Pandora Plusというミドルクラスのサービスも用意されている。こちらは2016年の秋にスタートしており、料金は月に4.99ドルだ。この有料サービスに加入すると広告が挿入されず、楽曲のスキップやオフラインでの再生などの快適なオプションが提供される。

Pandoraはアメリカの第3四半期のアプリ内課金で8000万ドルを売上げ Netflixを押しのけて1位となった。

Netflixはアプリア内課金でここ1年ほど首位をキープしていた。ただしNetflixは全世界ベースの売上では第3四半期も依然トップだ(ゲームを除く)。

Pandoraの(推定)売上8000万ドルは前年同期の3500万ドルから142%のアップだ。ただしSensor Towerのデータはアプリ・ストアに関するデータなので、ここで捕捉されている売上はアプリ内課金の分だけだ。Pandoraのビジネス全体については別の視点が必要になる。サブスクリプション契約はアプリ内だけでなくウェブからも可能だし、無料版は広告収入を得ている。Pandoraの7月の決算報告によれば、広告売上の伸びは対前年比5%だったものの、サブスクリプション売上の伸びは25%にもなっていた。

Pandoraは今年に入ってかなりの混乱を経験し、CEOのTim Westergrenの辞任などトップの入れ替えもあったが、7月の決算はアナリストの予想を上回った。会社売却が検討されたこともあったが、Pandoraは別の道を選び、SiriusXMから4億8000万ドルの資金を引き出した。

Pandoraは今日(米国時間11/2)、新しいCEO、Roger Lynchの下での第3四半期の決算を発表する予定だ。これにはPandoraがラジオ・ビジネスに一層注力するという方針の発表も含まれるだろうとBarron’sは予測している。

またこの記事によれば、アナリストはPandoraの損失を1株あたり8セント、売上を3億8000万ドルと予想しているという。

非ゲームアプリでの売上増が見られたのはPandoraのみではない。 Sensor Towerによれば、世界ベースでのアプリ内売上は 2016年第3四半期の17億ドルから2017年第3四半期には28億ドルに増加している(Google PlayとiOS App Storeの合算)。

App Annieも世界のアプリ売上の増大のトレンドを報じていた。ゲームを含むアプリ売上の総額は170億ドル弱だという。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

Amazon、iOSアプリにARショッピング機能を追加

本日(米国時間11/1)Amazonは、AR Viewと呼ばれる新機能を公開した。ユーザーはスマートフォンのカメラを使ってオンラインの製品を実生活空間の中で見ることができる。AR Viewは今日からiOSデバイス用Amazonアプリに追加され、家庭やオフィス向け製品数千種類 ―― 家具、電子機器、おもちゃ、ゲーム、室内装飾等々 ―― を拡張現実の中で見られる機能を提供する。

同社は以前にも自社アプリでAR技術に手を出したことはあったが、AR stickerという方式だった。この”shoppable stickers”は対象商品が少なく、太くて白い縁取りがなされたマンガ的デザインはまるで本物のステッカーのようで、あまり役に立つとはいえなかった。

しかし他の多くの小売業者がARの導入に力を入れており、中でも家具販売では特に積極的なのは、実際に家に置いたときどう見えるかがわからないのでオンラインでの販売が難しいからだ。多くの客はショウルームへ行ってランプやじゅうたんなどの装飾品とあわせて部屋に置かれている家具を見ることを好む。

拡張現実(AR)はこうした行動を変える可能性を秘めている。消費者は展示用に作られた部屋ではなく、自分の部屋に置いたところを想像できるからだ。

最近、TargetWayfairIKEAなどいくつかの小売業者が、ウェブサイトやアプリにARショッピング機能を導入している。

IKEAの実装方法と同じく、AmazonのAR ViewはAppleのARKitを利用している ―― サードパーティー開発者がモバイルアプリにAR機能を簡単に付加できるソフトウェアだ。このため、AmazonアプリのAR ViewはiPhone 6s以降のハードウェアで最新オペレーティングシステムのiOS 11が動作していないと使用できない。

新機能を使ってみるには、まずAmazonアプリのカメラアイコンをタップする ―― これまでバーコードをスキャンしたりビジュアル検索していたのと同じアイコンだ。次に表示されたメニューで “AR View” を選ぶ(AR ViewはAR stickersを置き換えたのではないようで、まだ残っている)。

表示された画面でトップメニューをスワイプしていくと、リビングルーム、室内装飾、ベッドルーム、キッチン、電子機器、おもちゃとゲーム、などのカテゴリーを選べる。”top pick”[厳選]セクションもあって現在はEchoスピーカーも入っている。

ただし、商品セレクションの中にはどこまで役に立つのかわからないものもある ―― 黄色いおもちゃのトラックやEcho Dotを買う前に、ビジュアル化する必要があるか?しかし家具などの大きなものやキッチン家電などカウンタートップに置くものに関しては便利かもしれない。

AR Viewの画面では、商品を移動、回転させて360度ビューで見ることができるとAmazonは言っている。

AR Viewは現在iOSデバイス向けに公開中で、Amazonのブラックフライデーセールニュースとともに発表された。

発表文の中で同社は、これでAmazonにはARを含め様々なショッピング方法が揃ったことを強調した。おすすめ商品を一覧できるInteresting Findsや、実際に町を走る “Treasure Trucks” 、リアル世界のAmazon書店、ホリデー・トイ・リストギフトガイドハンドメイドショップなどが用意されている。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

楽天/SliceのUnroll.Meはジャンクメールの購読を解除する――iOSに続いてAndroidアプリが登場

Androidユーザーに代わってジャンクメールが届かないよう処理してくれるUnroll.Meという新しいアプリ が登場した。

正確にいえば、このサービスはこれまでもプラットフォームによらずモバイル・ユーザーなら誰でも恩恵に浴することができた。ただしまず最初にUnroll.Meにメール・アカウントを登録する必要があった。するとUnroll.meは不要なメール購読を解除し、それ以外のメールを1日分まとめてダイジェストで通知してくれるようになる。

まずiOS、続いて今回リリースされたAndroidアプリをCEOのJojo Hedayaは大いに自慢にしている。なるほどインターフェイスがオンライン・デート・アプリのTinderに似ており操作が愉快だ。メールの購読を解除したい場合は左にスワイプすればよい。上にスワイプするとUnroll.meからの毎日のダイジェストに追加される。右にスワイプすればそのまま受信トレイに残される。

Hedayaは「受信トレイの大混乱を整理するのにこれがベストな方法だと思う」と語っている。

しかし普通のユーザーはスワイプで購読解除が必要になるほどほどたくさんのメールを購読しているのだろうか? Unroll.Meの調査によるとイェスだ。平均して62件も購読しているという。しかもこのアプリは単に購読を解除するだけでなく、購読しているメールを毎日Rollupにまとめてくれる。

Unroll.me unsubscribe

Unroll.Meにはいろいろな機能があるがHedayaは「これは従来のメール・クライアントを代替するものではない」と強調する。

「私の見るところではこれまでメール・アプリは受信トレイのごたごたを解決する試みとして、いいところで75%程度の成功だ。われわれは伝統的なやり方とは違ったアプローチで受信トレイの混雑を処理する」とHedayaは言う。

Unroll.Meの他のサービスと同様、Androidアプリも無料だ。同社は楽天/Sliceの傘下にあり、ビジネスモデルはユーザーデータの販売だ(実はUnroll.Meは今年、この点に関して批判を浴びたことがある。Hedayaは今後事業の透明性を確保することを約束した)。

画像: dvs/Flickr UNDER A CC BY 2.0 LICENSE

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

Apple,iOS 11.1で絵文字を追加。便利なジェスチャーの復活と追加も!

新しい絵文字が出た。それ以上何か聞く必要ある?Appleはつい先ほどiOSのアップデートを公開した。iOS 11.1はiOS 11で最初の機能追加を伴うアップデート(feature update)だ。いくつか新しいものが追加されたが、まずは新しい絵文字から。

すでにAppleは新しい絵文字の一部をプレビュー公開していたが誰もが使えるわけではなかった。魔法使い、妖精、人魚、吸血鬼などの神話上の生物が入っている。ロッククライミングやカーリングといった新しい活動の絵文字もある。

冬に間に合わせるかのように、手袋、スカーフ、トレンチコートなど新しい衣類も見つかった。新しい動物たちや新しい表情も増えた。爆発する頭は私のお気に入りになるかもしれない。

Appleは全部で70種類の新しい絵文字を加え、これでiOSはUnicode 10.0準拠になる。蜂のようにデザイン変更された絵文字もある。

例によって、動物や物を除き、それぞれの絵文字には性別や肌の色によって数多くのバリエーションがある。また今回初めて性的に中立のキャラクターが加わった。

このアップデートには適用率を高める大きな効果がある。多くの人は新しい絵文字を使いたくてiOSをアップデートするからだ。こと絵文字に関してみんな遅れを取りたくないようだ。

別のニュース。Appleは殆どの人がおそらく使っていないであろう細かい機能を復活させた。再び、画面の左端を強押しすると現在のアプリが中断してアプリスイッチャーが出てくるようになった。新たなジェスチャーも追加された。左端を強押ししてスワイプすると、直接次のアプリに移動する。この方がホームボタンをダブルタップするよりずっと効率的だ。

そして、iOSにはバグ修正とセキュリティーアップデートもたくさん入っている。中でも重要なのはKRACK脆弱性が修正されたことだ。すでにiOS 11を使っている人は、このバージョンの方が以前よりよいので今すぐアップデートするべきだ。バッテリー寿命も改善するかもしれない。

iPhoneをアップデートする前にはiCloudかiTuneにバックアップするのをお忘れなく。それから、設定アプリを開き、一般、ソフトウェアアップデートをタップすればよい。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

セキュリティ重視のメッセージングアプリSignalにスタンドアローンのデスクトップアプリケーションが出た

EFFが高く評価し、あの、国家による国民の盗聴をあばいたEdward Snowdenも推奨する‘もっとも安全な’メッセージングサービスSignalは、本誌読者にも愛用者が多いと思われるけど、このほどついに、デスクトップアプリケーションが出た。というか、前からあった“デスクトップアプリケーションもどき”は実はChromeアプリなので、使うにはGoogleのChromeブラウザーが必要だった。しかし今日(米国時間10/31)、その悪夢も終わった。今回Signalがリリースしたスタンドアローンアプリケーションは、巨大テクノロジー企業に依存している不安感がないのだ。

今日から提供されるそのアプリケーションは、64ビットのWindows 7以上、MacOS 10.9以上、そしてLinuxの人気ディストリビューションの多くで使える。

Chrome Appをこれまで使っていたユーザーは、データをこのアプリケーションのセットアップの時点でインポートできる。ただし、認証ID等が両者で同じであることを、確認しよう。

この夏の本誌主催Disruptカンファレンスに、Signalを作ったMoxie Marlinspikeが登場した。そのとき彼は、もうすぐ重要なアップデートがある、と言っていたが、詳細を明らかにしなかった。それが、これなのだ!

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa