コンテンツ・クリエイターたちのネット上の事業化を助けるPodiaがシード資金を調達

一年半あまり前に本誌で取り上げたCoachは、個人教師(tutor, チューター)やそのほかのフリーランサーに、ネット上で自分のビジネスを成り立たせるためのツールを提供していた。しかしその後同社は方向を大きく変えるとともに、最近300万ドルのシード資金を獲得したことを発表した

そして、名前をPodiaに変えた。

CEO Spencer Fryの説明によると、Coachのユーザーは個人教師がそんなに多くなくて、むしろいろんなタイプのコンテンツ・クリエイターが多かった。したがってスケジューリングとか請求事務など、個人教師のための機能はあまり利用されなかった。そこでFryは、“コンテンツ・クリエイターのためのデジタルショップを作るサービス”、に特化することにした。

“収益源としては、最近の広告はコンテンツ・クリエイターにあまり向いていないし、アフィリエイトは小さなニッチビジネスにとどまっている。売上は、コンテンツを売ることから得るべきだ”、と彼は語る。

PodiaのWebサイトでクリエイターたちのプロフィールを見ると、同社の顧客の多くは今でもオンラインのクラスやハウツーのコンテンツを売っている。そのテーマは、マーケティングプログラミング食べ物(健康食など)などさまざまだ。Podiaに登録しているクリエイターは今7500名あまり、そのうちのほんのひとにぎりが、昨年10万ドル以上を稼いでいる。

コンテンツ・クリエイターたちの収益化を助けるツールはほかにもあるが、でもFryによると、GumroadやPatreonなどは、ニッチ的なビジネスモデルにのみフォーカスしている。それに対してPodiaは、クリエイターたちがオンラインのコースに課金したり、何かのダウンロードを有料にしたり、また有料会員制を設けたり、どんなビジネスモデルでも展開できる。また、自分の顧客リストを利用して簡単なメールマーケティングを繰り広げるツールも提供している。

Podia

Fryの主張によると、Podiaのやり方は全体的に“とってもクリエイターフレンドリーである”。何よりもまず、それは完全にホワイトレーベルのソリューションなので、各人が自分のWebサイトやドメインでビジネスを展開できる。

そして決済も、支払いは直接、クリエイターのPayPalやStripeのアカウントへ行き、手数料はない(Patreonは最近、それで失敗した)。Podiaの収入は、月額39ドル(初回のみ)または79ドルの会費のみだ。だからPodia経由で数十万ドル稼いでも、月に79ドル払うだけだ。

ところでシード資金を提供した投資家は、Zelkova Ventures, Designer Fund, そしてNotation Capitalだ。

名前を変えたことについてFryは、“Coachという名前はすぐに嫌いになった。そもそもGoogleの検索で‘うちのCoach’がなかなか見つからない”、という。podium(土台)の複数形であるPodiaなら、その問題もないだろう。

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LINEアプリで自転車レンタルが可能に——自転車シェア「Mobike」とLINEが資本業務提携

北京発の自転車シェアリングサービス「Mobike(モバイク)」が、日本でのサービスを札幌で開始したのは今年の8月のこと。2015年1月創業、2016年4月から上海でサービスを開始したモバイクは現在、世界の200を超える都市でサービスを展開し、登録ユーザー数も2億人以上へと大きく成長。日本のサービスローンチに先駆け、6月には日本法人モバイク・ジャパンも設立されている。

このモバイク・ジャパンと手を組み、自転車シェアリング事業に新たに参入を表明したのがLINEだ。LINEは12月20日、日本国内の自転車シェアリング事業展開に向け、モバイク・ジャパンと資本業務提携契約を締結したことを明らかにした。2018年上半期を目標として「LINE」アプリ内からMobikeの利用を可能にすべく準備を進める、としている。

Mobikeは、近くにあるGPS・スマートロックが搭載された自転車をスマートフォンアプリで確認し、予約。QRコードのスキャンで解錠して利用を始める仕組みだ。目的地に到着後は、最寄りの駐輪スペースに使用した自転車を停めて施錠すれば利用が完了する。

モバイクのライバルは、自転車シェアリングサービスで初のユニコーン企業となったOfoだ。Ofoは既にソフトバンク コマース&サービスとの協業を発表している。OfoとMobikeはいずれも基本的には「ドックレス」、つまり決まった駐輪スペースを必ずしも利用しなくても自転車を使えるサービスを提供している。

このほか、国内企業ではNTTドコモが2014年10月から千代田区など自治体と共同でコミュニティーサイクルの実証実験を開始。2017年9月には、メルカリが「メルチャリ」で、DMMが「DMM sharebike(仮)」で自転車シェアリングサービスへの参入を相次いで表明。2018年初頭のサービス開始を目指すとしていた(ただしDMM sharebikeの方はすでにサイトもなく、サービス自体がなくなっているようだ)。

今回のLINEとモバイクの資本業務提携により、モバイクはサービス運営、自転車提供・メンテナンス、アプリおよび業務システム開発を担当、LINEは自社ユーザーの活用のほか、官公庁・自治体・企業などとのネットワークを活かしたインフラベースの整備サポートなどを行うことで、Mobikeのサービス展開を拡大していくという。また2018年1月5日にLINEからモバイク・ジャパンへの出資を実施し、取締役を1名派遣する予定だ。

カーネギーメロン大学のAIは不完全情報ゲームに挑戦、ポーカーの最強のプロたちに勝つ

今日(米国時間12/18)発行されたScience誌上の研究論文によると、カーネギーメロン大学コンピューターサイエンス部の研究者たちが開発したAI Libratusが、もっとも難しいポーカーとされる無制限テキサスホールデム(No-limit Texas Hold’em)で、最強のプロたちに勝った。この形のポーカーはとくに2000年代の初期から中期にかけてのバブル期に、全国的に流行った。

このニュース(?)が重要なのは、無制限テキサスホールデムが“不完全情報ゲーム”と呼ばれているからだ。それは、ゲームプレイのすべての要素に関するすべての情報が、終始すべてのプレーヤーにわかっていない(==未知の情報が必ずある)、という意味だ。それは囲碁やチェスなどのゲームとは対照的で、これらのゲームでは盤上のピースとそれらの位置がゲーム情報のすべてなので、両方の対戦者に完全にわかっている。

CMUのチームは今年の1月にLibratusとその初期の成功について詳しいペーパーを発表しているが、今日の完全な科学論文では、その後の進歩を説明し、このきわめて人間的なゲームでどうやって人間に勝てたかを詳しく述べている。

Libratusがとくにおもしろいのは、ポーカーではブラフ(はったり)が勝負の鍵を握っているからだ。いつどんなブラフをかませるかで、プロとアマの違いがわかる。そしてブラフは、それぞれのブラフに明確な意味がないから、不完全情報の典型だ。ブラフの意味は、客観的な情報ではなく、予想や推測という人間の主観に依存している。

しかもポーカーは、多くの手(hands, 持ち札)を経過することによって成立し、最終的に勝つためには途中でわざと負けることもある。これもやはり、コンピューターには苦手(にがて)な複雑性だ。

プロの賭博師たちvs.Libratusの勝負には20日間を要し、手数の総数は12万手、賭け金総額は20万ドルに達した。Libratusが最強のプロたちを打ち負かしたテクニックは、研究者たちの言葉によると、必ずしもポーカーでしか役に立たないテクニックではなく、一般的にそのほかの不完全情報ゲームにも応用できる。

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Apple AirPodsをホリデー前に入手できる人は幸運

Appleのワイヤレスイヤホンが発売されてから1年が過ぎたところだが、このホリデーシーズンにはテク系ギフトの最大人気商品のひとつになりそうだ。事実、多くの大規模オンライン商店では品切れ状態だ。Amazon、Best Buy、Target、Walmartの各サイトとも在庫がなくなっている —— そして現在Appleでさえも品切れだ。

Apple公式サイトには、AirPodsの出荷予定時期が1月5日と表示されている。これは多くの小売店と同じ時期だ。Appleのサイトで調べたところ、多くの実店舗でもおなじく1月5日入荷となっていた。ただし、いくつか在庫のある店もあるようだ。

ニューヨークに住んでいる人なら、休み前にAirPodsを手に入れることができるかもしれない。それ以外の人は、ツリーの下の予約票をお楽しみに —— あるいは、SamsungかGoogleのイヤホンもいいかもしれない。

AirPodsは昨年10月から12月13日へと発売時期がずれ込んだ —— 最近のハイエンドスピーカー、HomePodと同じく、Appleは製品出荷には「もう少し時間」が必要と言っていた。今年、AirPodsは同社のホリデー向け広告の主役のひとつになっている。どうやら作戦は成功したようだ —— たぶん少々行きすぎ。

最近の報道によると、来年AirPodsの出荷台数は倍増するらしいが、ホリデーギフトにと考えていた人は、乗り遅れたかもしれない。

【日本語版注: 2017/12/19 10 am 現在日本のApple Storeで注文した場合の配送予定日は12/29日。店舗ではApple 福岡天神ストアのみ本日受け取り可能。】

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レシピ動画の「クラシル」が1000万ダウンロード突破、サービス開始から2年弱

レシピ動画サービス「kurashiru(クラシル)」を運営するdelyは12月15日、同アプリのダウンロード数が12月で1000万ダウンロードを突破したことを明らかにした。

クラシルの事業開始は2016年の2月。その後同年5月にiOSアプリ、7月にAndroidアプリをリリースしている。1000万ダウンロードまではアプリリリースからだと約1年半、事業開始からでも2年弱というスピードだ。ちなみにフリマアプリの「メルカリ」は創業から2年で(サービスリリースからは約1年半)、ニュースアプリ「SmartNews」はリリースから2年弱で1000万ダウンロードを突破している。

delyはもともと2014年2月の創業後、当初はフードデリバリーサービスを展開していた。そこから2015年に入って女性向けのキュレーションメディア事業へのピボット。2016年初からは料理や美容などの動画コンテンツに取り組み始め、後に「料理レシピ動画」へ注力している。

2016年11月下旬から12月上旬にかけて、クラシルはApp Store ランキングのフード部門で約2週間連続で1位、総合ランキングでも5日連続5位を記録。2017年3月には無料カテゴリにて総合1位を獲得するなど注目を集めた。同じく2017年3月には30億円の資金調達も実施し、4月からは女優の木村文乃さんを起用したテレビCMを開始している。

dely代表取締役の堀江氏によると「デジタル広告への出稿やテレビCMなどに過去のベンチャーにないレベルで投資をしてきたこと」「分散型メディアとして始まっているのでSNSでのリーチ数が多く、合わせてオーガニックでもユーザーを獲得できたこと」が1000万ダウンロードの大きな要因だという。

初期は若いユーザーが多かったが、ダウンロード数が増えるに連れて幅広い世代に使われるようになるなどユーザー層についても変化があったそうだ。「記事と画像ベースに慣れているユーザーさんが、1年かけて動画慣れしてきたのではないかと考えている」(堀江氏)

9月には広告配信プラットフォームの提供を開始するなど新たな取り組みも始めているが、今後もまずは基礎的な部分に注力してサービスを磨いていく方針だ。

「まだまだ市場は立ち上がり始めたばかりであり、やれることは無限にあるが未だに基礎的なことが大切なフェーズ。しっかりと世界で一番料理の作り方が分かりやすいサービスを作ることにフォーカスしていきたい」(堀江氏)

楽天が携帯キャリア事業参入を正式表明、2019年中のサービス開始目指す

楽天は12月14日、携帯キャリア事業へ新規参入を目指すことを表明した。同社では第4世代携帯電話システム(4G)用周波数について、総務省に割当の申請を行うことを決議。認められた場合には新会社を設立し、2019年中のサービス開始を計画する。

楽天ではこれまでコマースを始め旅行予約サイトやクレジットカード、オンライン銀行、決済サービスなど様々な事業を展開してきた。世界で12億人を超える会員基盤を持ち、日本国内においても楽天ID数は約1億、楽天スーパーポイントの累計発行額も1兆円を超える。

近年は楽天市場でモバイル端末経由の取扱高が6割を超えるなど、各サービスにおいてユーザーがモバイルシフトが進んでいる。同社でも2014年10月よりMVNO事業「楽天モバイル」を展開。2016年11月にはプラスワン・マーケティングからMVNO事業を買収するなど力を入れており、現在は140万人のユーザーを抱える。

今後は総務省が公表している予定に従って申請を進める方針で、承認された場合サービスの開始は2019年中を予定している。携帯電話基地局の設置工事など設備投資のために2019年に約2000億円、2025年に最大6000億円の資金調達を計画。1500万人以上のユーザー獲得を目指すという。

Googleアシスタントが古いAndroid端末にも対応

Googleアシスタントが古いAndroid端末にも対応
Google AssistantはSiriやCortina、Alexaに対抗するキャラクターに愛称のないサービスで、最近のスマートフォンとタブレットのほとんどに搭載されている。しかしAndroidエコシステムの断片化ゆえに、多くの旧機種ではAssistant機能を内蔵した新しいバージョンのAndroidを利用できなかった。しかし、このたびGoogleは、Android 5.0 Lollipopの動くスマートフォンと、Android 7.0 Nougat、6.0 Marshmallowの動くタブレットで、音声認識アシスタントに対応した

Lollipopが公開されたのは2014年なので、ずいぶん古いモバイルOSの話をしているが(Google自身のスマートフォン製品であるPixelではAndroid 8.1が標準)、Googleによると全Androidユーザーの26%が今もAndroid 5.0 Lollipopのいずれかのバージョンを使っている。Android 6.0 Marshmallowが30%強だ。それでも、Google Playサービスがアップデートされた結果、こうした旧機種でも、Google Assistantの約束する(その多くは届けられる)お楽しみが利用できるようになった。

古いLollipop端末をまだ持っている人は、近いうちにアップデートがくるはずだ。ただし利用できるのは言語を英語に設定してる米国、英国、インド、オーストラリア、カナダ、シンガポールのユーザー、および米国、メキシコ、スペインでデフォルト言語をスペイン語にしているユーザーのみ。Googleは、イタリア、日本、ドイツ、ブラジル、および韓国のユーザーにも提供すると言っている。

しかし旧機種のAssistantはランチャーに直接内蔵されていないので、道案内や天気やレシピやジョーク(つらい気分のとき)を頼む時には、事前にGoogle Assistantアプリを立ち上げておく必要がある。

MarshmallowとNougatのタブレットユーザーは、米国在住で言語が英語に設定されていれば来週中にはアップデートされる。

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Googleマップが、電車やバスを降りる時を知らせてくれるようになる

Googleは近々、Googleマップに小さいながらも役に立つ新機能を追加しそうだ。移動中にリアルタイムの対話型通知を行う。

これは、移動中にリアルタイムで最新情報を通知しようというもので、
情報はGoogleマップに表示されるほか、おそらくこちらの方が重要だろうが、Androidのロック画面でも見られる。

まず、いつもどおりGoogleマップで行き先を検索する。ここまでは変わらない。新しいのは、経路の詳細が書かれた画面下端の「スタート」ボタンをタップしたあと、歩いたりバスや電車で移動している間、リアルタイムで情報が更新されることだ。

われわれが理解したところによると、Googleマップはバスや電車が目的地に近づくと、そろそろ降りるようにと利用者を促すらしい。これは、初めて行く場所では(あるいは眠いときに)間違いなく便利だ。

ロック画面の通知も新しい。対話型になっているので、スクロールして経路をたどることができるのも気が利いている。

現在Googleはテスト用コミュニティー以外でもテストを始めているので、公開は近いと思われる。

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HeptioとMicrosoftが共同でKubernetesのバックアップ/災害復旧ソリューションに取り組む

オープンソースのツールKubernetesがコンテナオーケストレーションのデファクトスタンダードになるにつれて、当然ながらそのまわりには、さまざまな新進企業からなるエコシステムが形成されてきた。Heptioもそういう企業のひとつだが、創業者がKubernetesの協同ファウンダー(Joe BedaとCraig McLuckie)であることがとくに関心を招(よ)んでいる。そのHeptioが今日(米国時間12/7)、この夏ローンチした同社のHeptio ArkプロジェクトでMicrosoftと協働する、と発表した。

Heptio Arkはバックアップと災害復旧を管理するユーティリティで、データセンターで大きな問題が起きたときに、Kubernetesのクラスターとボリュームをバックアップする。

計画では、Arkの能力の強化で両社は協働するが、並行してKubernetesを使っているアプリケーションをオンプレミスや、当然ながらMicrosoft AzureとAzure Container Serviceへ移すためのツールも作る(Microsoftはまだ後者を、‘Azure Kubernetes Service’に改名していない)。

HeptioのCEO Craig McLuckieはこう言う: “パブリッククラウドだけで生きてるような企業は、実はほどんどいない。だからワークロードをパブリッククラウドとオンプレミスに正しく振り分けるためのツールと方法がきわめて重要だ。Microsoftが今回のようにオープンソースのコミュニティと本気で協働することは、Azureの顧客の利益になるだけでなく、Kubernetesのコミュニティも強くする”。

さらにおもしろいのは、この共同事業が、Kubernetesの協同ファウンダーたちの同窓会になることだ。HeptioのBedaとMcLuckie、そしてMicrosoftのBrendan Burnsは、共にGoogleでKubernetesプロジェクトをオープンソースで立ち上げ、その後もしばらくGoogleで、その開発とメンテを担当した。

そのBurnsは曰く、“HeptioとMicrosoftが一緒になって、Kubernetesのエコシステムが抱える未対応のニーズを満たす強力なソリューションを作っていくことは、すごくワクワクする。Heptioと共同でArkとAzureを統合すればそれは、オンプレミスのKubernetesクラスターをクラウドへバックアップするための由緒正しいソリューションに、確実になるだろう”。

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チケットキャンプがサービスを一時停止、商標法および不正競争防止法違反の容疑

ミクシィは12月7日、子会社のフンザが運営するチケット二次流通マーケットプレイス「チケットキャンプ」内での新規出品、新規会員登録、新規購入申し込みを一時停止することを発表した。

チケットキャンプのサイト上の表示について、商標法違反および不正競争防止法違反の容疑で捜査当局による捜査を受けており、詳細については現在捜査中。操作には全面的に協力をするとしている。またミクシィでは事実の確認および原因の究明のため、外部の弁護士を交えた調査委員会の設置を決定。委員会の構成等の詳細や調査結果の公表日程は決定し次第公表するという。

フンザでは本日よりチケットキャンプにおける新規出品、新規会員登録、新規購入申し込みを一時停止するとともに、現在出品中で取引が開始していないチケットについては運営事務局が出品取り下げの手続きをする。

現在出品中のチケットで取引が進行中のものについては通常通りサービスを利用できるほか、チケキャンダンクシートとXFLAG JAMシートは購入できる。また売上金についても、振込依頼をすれば通常通り受け取り可能だという。

 

Firefoxのデフォルト検索がGoogleに戻り、OathとMozillaが訴訟合戦

MozillaがYahooからGoogleに切り換えると発表した数週間後、Firefoxのデフォルト検索エンジンは激しい法廷闘争の対象になった。12月1日、Yahooの新しい親会社のOathは、Mozillaが契約に違反したとしてカリフォルニア州裁判所に訴えた。そして今度はMozillaが反対訴訟を起こし、検索エンジンの変更は二社間の契約に沿っていると主張した。

大したことではないと思うかもしれないが、これは数億ドルの話だ。2014年、Yahooは自社の検索エンジンを、Mozillaの苦戦中の人気ブラウザーのデフォルトにするために、年間3.75億ドル支払う契約を結んだ

契約の詳細が明らかにされたのはつい昨年のことで、CEO Marissa Mayerが会社をVerizonに売却する準備のために詳細な調査が行われたときだった。いくつものトラブルありながらもVerizonの契約は完了し、Oathが誕生した(Yahoo/AOLが合体し、その傘下にTechCrunchがいる)。それに伴いVerizonは年間3.75億ドルの支払いを2019年まで引き継いだ。

Mozillaにとって悪くない取引だ。しかも、Yahoo(あるいはYahooの親会社)はたとえMozillaがYahooをデフォルト検索エンジンから外しても支払い続ける義務があるというならなおさらだ。契約上Mozillaは、何らかの理由でYahooが不適当だと判断したときには契約を終了できる権利を与えられている。

数週間前まさにそれが起きた。Mozillaは新ブラウザーQuantumを公開したタイミングで検索エンジンをGoogleに戻した。Firefoxの最新バージョンは、これまでChromeに市場を奪われ続けてきた同社が基本に立ち返ったと多くの人たちから暖かく迎えられた。当然、Oath/Yahooは黙っていなかった。

昨日の反訴でMozillaは、Verizon買収後の契約をじっくりと検討した結果、Yahooをデフォルト検索エンジンにした選択を撤回したと説明した。

「われわれはYahooの買収直後から数カ月間をかけて、Yahooおよびその買収者から成功の保証を得られるかどうか検討を重ねてきた」と同社はブログで説明した。「デフォルト検索エンジンとしてYahooを使い続けることは、上記のあらゆる点に悪影響を与えることが明らかになったため、契約を終了する権利を行使して別の提供者と契約した」。

Oathは、Mozillaの公式回答に対する公式回答を発表していない。

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PiTunnelはお手元のRaspberry Piを世界に結びつけるネットワークサーバーにする

Raspberry Pisは、いつも孤独だ。この小さなシングルボードコンピュータは、デスクの下や3Dプリントで作ったケースの中に静かに座って、せつなく何かを待っている。しかし今回は、Dimitri Raftopoulosというプログラマーのサイドプロジェクト、PiTunnelアプリのおかげで、孤独からおさらばできた。

このプロジェクトは、Piを外界に安全に露出する。そしてターミナルやWebからのわずかなコマンドで、この、おちびさんにアクセスできる。ユニークなのは、ブラウザーの画面にコマンドプロンプトが出ることだ。Dataplicityのような類似のプロジェクトもあるけど、Raftopoulos独自の工夫もいくつかある。

“個人的なプロジェクトをやってるとき、Raspberry Piを初めて知ったが、驚いたのはリモートアクセスの機能がどこにもないことだった。そこで、PiTunnelを作ったんだ”、とRaftopoulosは言っている。彼は、プログラマーといっても、長年ほとんど組み込み専門で食ってきたベテランだ。

このプロジェクトの資金は、自分のポケットマネーだ。

“これまでは、Piのリモートターミナルタイプの使い方が多かったし、PiTunnelはそれもできるけど、でもあえて「トンネル」と呼んでいるのは、こっちのRaspberry Piの上でいろんなネットワークサービスを動かして、それに世界中のどこからでもアクセスできるからだ。httpでもよいし、独自のプロトコルでもよい。ネットワークの複雑なルーティングとか静的IPなどで悩む必要がない”、とRaftopoulosは述べる。“その上でどんなサービスでも動かせるし、世界中の誰もがアクセスできる。セキュリティのために、自分にしかアクセスできないようにもできるね”。

PiTunnelがあれば、小さな孤独なコンピューターがリモートモニタリングのためのステーションやセキュリティシステムに昇進する。もちろん、本格的なWebサーバーを動かしてもよい。ずっと寂しかったPiくんの、幸せな笑顔が見えるね。

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新しい宇宙服の‘無事にお家(うち)に帰る’機能は、宇宙飛行士の生命を救うだろう

VCの老舗Draperは最近、研究開発部門を作ったが、そこから産み落とされる最初の卵は、船外作業をした宇宙飛行士が安全に帰船できるための宇宙服だ。すでに特許を申請しているその技術は、本船に帰還する際の宇宙飛行士自身による、ぎごちない‘手作業ナビ’をなくして自動化する。

その機能を宇宙飛行士自身やそばにいるほかのクルー、あるいは地上にいるスタッフがonにすると、宇宙服が内蔵している補助エンジンが作動し、自動的に、指定された安全な場所までガイドする。宇宙ではGPSが使えないから、本船帰還のナビで間違うと、酸素不足など生命の危険にさらされる可能性もある。本製品は、そういうヒューマンエラーを自動的に防ぐ。

そのシステムは帰還過程の100%をコントロールするわけではないが、宇宙服の中にいる飛行士のHUD(ヘッドアップディスプレイ)上に、視覚的な情報や指示を表示する。また進行方向を変えるべき箇所では音声による指示も行われる。さらに、船外活動中で起きた異状に関しては、触覚へのフィードバックも行われる。それらのサインが、最初から決まっているプランからの逸脱を緊急要請する場合もある。

応用範囲は宇宙だけでなく、地上での危険作業やスカイダイビングなどにも利用できる。またブーツやグラブについても研究が進められており、それらの末梢器具からのさらに精密な位置/動き情報を期待できる。

多くの場合、これまでの宇宙服は着用者にとって邪魔物である。しかしこのような研究によって機能が強化され、邪魔物を卒業できるかもしれない。火星の植民地化など、宇宙の適正な商用化が軌道に乗るためには、多機能で安全性の高い宇宙服がどうしても必要だ。

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ついに「AbemaTV」が通販参入へ、CAがテレビ朝日などと共同で売れるAbemaTV社を設立

サイバーエージェントは12月1日、「AbemaTV」を通じてインターネットテレビショッピング事業を行う子会社、売れるAbemaTV社をテレビ朝日およびロッピングライフとの共同出資にて設立した。2018年1月からAbemaTVの番組と連動した通販番組を放送する予定だという。

出資比率はサイバーエージェントが55%、テレビ朝日が40%、ロッピングライフが5%。なおロッピングライフはテレビ朝日のグループ会社で、テレビショッピング総合通販サイト「Ropping」の運営などを行っている。

10月にサイバーエージェントが通期決算を発表した際にも紹介したが、AbemaTVは同社が約200億円を投資し次の柱として期待が集まる事業だ。2016年4月の本開局からオリジナルの生放送コンテンツや、ニュース、ドラマなど多彩な番組が楽しめる約25チャンネルを全て無料で提供。2017年11月時点でダウンロード数は2300万を突破している。

今回設立した売れるAbemaTV社は、AbemaTVの番組と連動したインターネットテレビショッピング会社として、AbemaTVにて通販番組の放送、商品の販売を行う。これまでのAbemaTVではCMの広告収入と過去に放送した番組を視聴できる「Abemaビデオ」の課金収入が収益源となっていたが、新たな収益源の確立を目指すことになる。

最近ライブコマース関連のニュースがよく話題になるが、SNSなどの反応を見ていると「AbemaTVはいつ参入するのか」という声も度々目にする。ただこの点については、サイバーエージェントの広報によると「インタラクティブ性はそこまでなく、ライブコマースよりはテレビショッピングに近くなる」ということだ。

 

スタートアップが手がける紛失防止IoTタグ「MAMORIO​」、小型で高性能の上級モデルが登場

紛失防止IoTタグ「MAMORIO(マモリオ)」を提供するMAMORIOは12月1日、新製品となる上級モデル「MAMORIO S」を発表した。本日から公式サイトや各種ECサイトにて予約受付を開始し、12月7日より一般販売も始める予定だ。

MAMORIOはBluetoothを活用した小さなタグとスマートフォンを連携することで、大切なものの紛失を防ぐサービス。スマホとタグを付けた貴重品との距離が離れた際に、場所と時間をアプリに通知する。加えて手元から離れたMAMORIOと他のユーザーがすれちがった時にその場所を通知する機能や、駅や街に設置されているMAMORIO SpotにMAMORIOが届くと通知する機能も備える。

今回発表されたMAMORIO Sでは従来モデルの機能を継承しながら、さらなる小型化と高性能化を実現した。重さを3.0gから2.4gへ、厚みを3.4mmから2.8mmへと約20%の小型化を行い、よりつけやすいサイズになっている。

性能面では紛失時に発見率の指標となるアドバタイズインターバル(電波の発信間隔)が2.53倍向上。従来モデルでは最大30mだった有効距離も約2倍の最大60m程度まで拡大するなど性能があがった。本体の電池寿命は約1年間で価格が税抜きで3980円。カラーはビジネスシーンでも使いやすい表裏ブラック1色だ。

MAMORIOはスタートアップのプロダクトのみを取り扱う特設ストア「Amazon Launchpad」に、日本版ローンチ時の2017年1月から掲載。本日発表されたAmazonランキング大賞2017Amazon Launchpadストア部門では年間1位に輝いている。

Google Homeがマルチタスキングを学習した、二つの仕事を同時にできる

Googleのスマートスピーカーが今週すこしおりこうになり、マルチタスクができるようになった。これからの彼(彼女)は、二つの仕事を同時にできる。Googleからの発表はなくて、CNETが最初に気づいた。もちろん本誌も、そのことを現物で確認した。

GoogleはHome製品に力を入れているはずだから、なにも発表がないのは意外だ。でもこれは、本来愚直なデバイスの、便利な進化だ。数か月前のPixel 2の発表イベントでは、一つのコマンドに複数のアクションを結びつけて複数の場面を作る、Routinesという機能を予告した(SiriやAlexaにはすでにある)が、それとこれとは違う。

今回のマルチタスク機能では、あらゆるものをアプリからロードしなくても、単純に二つの仕事を頼むだけでよい。マルチといっても、今のところ二つだけだ。三つも四つも仕事を頼むと、彼(彼女)は混乱するかもしれない。二つの場合も、一つのセンテンスの中に二つのコマンドを入れたらいけない。別々のコマンドでないと、彼(彼女)は理解できない。いろいろ制約はあっても、Routinesのように事前設定が要らないから、とても便利な機能だ。

今はまだAlexaに相当差をつけられているが、スキルの機能で追いつこうとするGoogleの努力は悪くない。来月はHomeの高級機バージョンHome Maxが、発売される予定だ。

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Volvoの新定額プランは、新型XC40を手に入れるお得な方法

Volvoには定額サービスというものがあり、毎月決まった料金を払うと新車が手に入り、保険や保守サービスなども込みになっている。自動車メーカーがこの種の新しい形の所有方法を提供するのはVolvoが初めてではないが、XC40 SUV新モデルのために用意された”Care by Volvo” は、現時点で業界一のお買い得かもしれない。

しくみはこうだ。毎月600ドルからの月極め料金を払うと、2019年型XC40がやってくる。追加料金を払えば豊富なオプションやアップグレードも可能だ。料金には、自動車保険、諸サービスのほかメンテナンスもすべて含まれている。利用者は地方税と州で定められた登録費用を払うだけでいい。あとガソリン代も。

現在の私のリース状況と比べて、これはかなり素敵な買い物だ。基本タイプの契約で、買えば3万5200ドルの車が毎月600ドルで手に入り、メンテナンスや保険やローンの費用も気にしなくてよい。

XC40は、都市生活者向けに設計されたコンパクトSUVで、この種の定額サービスの主要製品だ。料金には、路上サービスと年間1万5000マイルの許容走行距離が含まれている。契約期間はわずか24カ月で、初期契約から1年後には新たな24カ月契約をすることで新車に乗り換えることもできる。

定額プランの申し込みは現在Volvoのウェブサイトで受け付け中で、初回の配車は2018年春のはじめの予定。現在リースを利用中で、比較的頻繁に新車が手に入ることの価値を認めながらも、全部込みの料金を払うだけでもう少し簡単にアップグレードできる選択肢が欲しかった私としては、このサービスが人気となって、いっそう広まっていくことを期待したい。

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Amazon Transcribeは、AWS向けの高度な書き起こしサービス

今日(米国時間11/29)Amazonは、AWS専門のデベロッパー会議、AWS Re:INVENTを主催している。同社はそこで期待の新サービス、Amazon Transcribeを発表した。このサービスは現在プレビュー版が公開されており、数ある自動書き起こしサービスとは一線を画している。

ビデオやオーディオがウェブの多くを占めるようになった今、メディア内の情報を解析することは益々困難になっている。一つの方法はオーディオ部分を書き起こしてテキストに変換することだ。テキストはインデックス化や検索が可能なので新たな可能性が開かれる。

Amazon Transcribeのために、同社は音声認識エンジンを開発した。Amazon S3アカウントに保存されているオーディオファイルを文法的に正しいテキストに変換する。

Amazon Transcribeは、現在英語とスペイン語で利用できる。同社は数週間のうちにもっと多くの言語を追加すると約束した。

Amazon Transcribeの隠し味ともいえるのが、賢い書式設定と句読点の追加だ。複数の話者も識別し、タイムスタンプを付加するので会話の区別がしやすくなる。

Amazonはいくつかの利用場面を紹介した。たとえば、オンラインビデオに自動で字幕をつけることができる。カスタマーサポートへの電話を記録して分析するのにも適している。

同サービスは通話録音などビットレートの低いオーディオファイルでも利用できるほか、システムが製品名を理解しやすくするために、独自の語彙を追加することもできる。

Amazon Transcribeは、 本日発表されたAmazon TranslateとAmazon Comprehendという2つの新サービスと合わせて使うのにも便利だ。こうしてオーディオ録音を意味のあるデータに変えられるようになる。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

メルカリが法人向けビジネス開始、ライブコマース機能「メルカリチャンネル」を11社に提供へ

メルカリはフリマアプリ「メルカリ」の一部機能を法人企業向けにも開放していくことを明らかにした。対象になるのはライブ配信形式で商品の販売や購入ができるライブコマース機能「メルカリチャンネル」。12月1日より伊藤久右衛門やインプローブスなど食品やアパレル領域を中心に11社が参画する。

メルカリチャンネルは7月6日にリリースされた機能で、視聴者と販売者が相互にコミュニケーションがとれること、写真や文章だけでは伝わらない商品のイメージをライブ配信形式で紹介できることが特徴。主婦が空いた時間に子供服を販売したり、ハンドメイド作家が作品を作りながら販売したりといった形で利用が増え、急速に成長しているという。

今回から法人企業にも提供することで、法人ならではの商品やものづくりの過程など新たな切り口のコンテンツを拡充させていく狙い。法人企業はメルカリチャンネルを通じて全国のメルカリユーザーにアプローチできるチャンスとなる。

初期費用や月額利用料は無料で、販売手数料が10%。メルカリでは「食品メーカーが商品を使って実際に調理している様子をライブ配信したり、アパレルメーカーが衣服を着用した様子やコーディネートの方法を見せながら販売したり等の活用」を見込む。

先日開催したTechCrunch Tokyo 2017でもライブコマースに関するセッションを開催したが、この領域はここ数ヶ月だけでもかなり動きが激しくなっている。9月にはBASEが店舗向けにライブコマース機能をリリース。11月にはヤフーが「Yahoo!ショッピング」の法人出店者向けに「Yahoo!ショッピング LIVE」を始めている。今後法人向けのライブコマースも活発になっていきそうだ。

今回メルカリチャンネルに参画するのは以下の11社。利用状況を見ながら参画企業を拡大していく方針だ。

  • 伊藤久右衛門(抹茶スイーツ・宇治茶)
  • インプローブス(メンズアパレル)
  • 携帯市場(中古スマホ・スマホアクセサリー)
  • コージィコーポレーション(子供服)
  • ズーティー(レディースアパレル)
  • ネオグラフィック(レディースアパレル)
  • 日本株式会社(飲料品、ドルチェグスト等)
  • ピービーアイ(メンズアパレル、レディースアパレル)
  • ポケットマルシェ(野菜、魚介類)
  • マイティー(レディースアパレル)
  • 夢展望(レディースアパレル)

Amazonが基本的なIoT機器のためのリアルタイムOS(Amazon FreeRTOS)を発表

IoTデバイスについて検討する際に、カメラやセンサーの接続を考える可能性は高い。これらのデバイスのほとんどは、非常に基本的なCPUを搭載していて、Linuxやそれに類似するオペレーティングシステムを実行している。しかし、すべてのIoTデバイスが本物のCPUを実際に搭載しているわけではない。その代わりに、基本的なマイクロコントローラによって動作するものも多い。そうしたデバイス(例えば煙探知器などを想像して欲しい)は、しばしば古いものであり、クラウドに直接接続することはできない。そして、そうしたものたちは、FreeRTOSオペレーティングシステムとカーネルのいずれかのバージョンを使っていることが多い。

AWSのCEO Andy Jassyは、開催中のre:Invent会議で、同社はこの問題を考えて新しいオペレーティングシステムをAmazon FreeRTOSという形で実現することを発表した。これは非常に基本的なIoTデバイスの、開発とセキュリティを簡素化するために用意される「マイクロコントローラーオペレーティングシステム」である。これはクラウドに接続することが可能な、低電力コネクテッドデバイスの上で実行されることが想定されている。クラウドとは直接接続したり、AWS Greengrassを経由したりして接続することが可能だ。

Amazon FreeRTOSは、その名前が示すように、ローカルとクラウド接続用のライブラリを追加したFreeRTOSオペレーティングシステムの拡張版である。無線を使ったアップデート機能もこの先追加される予定だ。

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(翻訳:Sako)