あなたが書いた記事をCNETが公開しないなら、うちが公開しよう

【本稿はJohn OrlinとAlexia Tsotsisによる共同執筆】
編集権の独立は、TechCrunchでは一種の論争だ。本誌の親会社姉妹サイトアドバイザーにとって都合の悪いかもしれない記事でも、われわれは構わず書く。そこで、CNETのライターたちに提案がある。

彼らの親会社であるCBSは、何か変更がない限り、CNETのAereoの最新レビューが、Aereoに関する最後の記事になると宣言した。最近のAereoに関するニュース記事であからさまに言っている。

「CNETの親会社であるCBSは、現在Aereo社と同社サービスの違法性に関して係争中である。それに起因する利益相反により、CNETは今後同サービスのレビューを書くことができない。」

CNETスタッフへ。われわれは、みなさんが書きたいAereoやDish AutoHopその他CNETで公開が禁止されているものに関する記事やレビューを、喜んで公開する。投稿は匿名で構わないので、身元は完全に守られる。個人を特定されないために、本誌への問い合わせは会社アドレスから送る必要はないが、何らかの方法で身分を明らかにすれる必要がある。また記事に対しては、ささやかながら本誌規定によるフリーランス料金の原稿料をお支いする。

ここにいる全員が自分をジャーナリストだと考えているわけではないが、真実を報道することに対して極めて真剣に取り組んでいる。もしあなたの会社がそのための場を与えてくれないなら、われわれが提供する。

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi)

投稿者:

TechCrunch Japan

TechCrunchは2005年にシリコンバレーでスタートし、スタートアップ企業の紹介やインターネットの新しいプロダクトのレビュー、そして業界の重要なニュースを扱うテクノロジーメディアとして成長してきました。現在、米国を始め、欧州、アジア地域のテクノロジー業界の話題をカバーしています。そして、米国では2010年9月に世界的なオンラインメディア企業のAOLの傘下となりその運営が続けられています。 日本では2006年6月から翻訳版となるTechCrunch Japanが産声を上げてスタートしています。その後、日本でのオリジナル記事の投稿やイベントなどを開催しています。なお、TechCrunch Japanも2011年4月1日より米国と同様に米AOLの日本法人AOLオンライン・ジャパンにより運営されています。