MashapeがそのAPI管理プラットホームKongをオープンソース化

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APIを管理するプラットホームで、APIのマーケットプレースでもある、最近ますます人気のMashapeが今日(米国時間4/28)、そのサービスを動かしている中核的な技術の一つをオープンソースにした。それはMashapeのサービスを現在利用している15万名近くのデベロッパの、APIリクエストを扱うプラットホームKongだ。同社はKongについて、“高価でプロプライエタリなAPI管理システムに換えて、今からすぐにでも使いはじめることができる”、と説明している。

MashapeのCEOで協同ファウンダのAugusto Mariettiによると、KongはデベロッパがマイクロサービスやAPIを一点集中型で管理できるレイヤであり、Kongが提供する中央集権型ディスパッチャーによりデベロッパは自分のアプリケーションやAPIを動かしているマイクロサービスと対話できる。そのAPIはパブリックでもプライベートでもどちらでもよい。

MashapeはもちろんAPIの管理についてそのメインプロダクトの運用から多くを学んでいるので、Kongを使うデベロッパは、認証の管理、データの暗号化、ログ記録、使用量制限など、API管理システムにあるべき標準的な機能のすべてにアクセスできる。これらすべてが単純明快なRESTful APIで提供され、プラットホーム本体はNGINXプロキシサーバとApache Cassandraデータベース管理システムの上に構築されている。

なお、Kongはクラウドとオンプレミス、どちらのプラットホームでも利用でき、また複数のデータセンターを使う前提でもセットアップできる。

Kongのアーキテクチャは、暗号化、ログ記録、レート制限など主要機能をそれぞれプラグインとしてサポートしている。NGINXもすでにプラグインを提供しており、それによってKongを動かすNGINX Plusのインスタンスのモニタリングを行っている。Mariettiによると、プラグインシステムは近く拡張され、プライベート/パブリックなプラグインのサポートや、商用プラグインなどが導入される。将来的には、Mashapeがエンタプライズ向けの有料のKongのサポートを提供することも、ありえる。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa

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TechCrunch Japan

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