Google Content Experimentsという無料のLPOツールがあるからDLPOなどの有料LPOツールは不要というコメントを時々頂いています。
はい、簡単なA/Bテストを行いたい場合、Google Content Experimentsだけでは十分かもしれません。しかし、自社のコンバージョンアップではなく、コンバージョンの最大化をめざすならば, DLPOをおすすめします。
最初に簡単にGoogle Content Experiments の長所と短所をまとめさせて頂きます:
良い!
■ A/Bテストを簡単にセットアップ。
■ Google Analyticsとの連携。
ちょっと残念…。
■ A/Bテストは5ページ限定。
■ テストを途中で停止することはできません。
■ テスト期間は90日まで。
ちなみにDLPOのA/Bテストはどうですか?
◎ A/Bテストのページ数の制限はありません。
◎ 途中でテストを停止することができます。
◎ テスト期間は無制限。
では、Google Content ExperimentsとDLPOを比べてみます。DLPOにはあって、Google Content Experimentsにないものは大きく2つ:
多変量テスト
この差は大きい。非常に大きい。 A/Bテストでページ内の複数のユニットを同時に変更した場合、各ユニットの情報は全く得られません。一方多変量テストでは:
① コンバージョンに影響のある重要なユニットが分かります。
② 各ユニットのコンバージョン改善に対する貢献度が分かります。
(ユニット:ヘッドライン、商品写真、アクションボタン、フッター等の、ページ全体を構成する一つ一つの要素)
多変量テストを重ねることで、最終到達CVRはA/Bテストを大幅に上回る場合が多いです。要するに多変量テストではコンバージョン率の改善だけでなく、重要な知見も得られます。その知見をWEB以外のプロモーション活動にも活かせます。例えば:
■ セールスポイントAよりセールスポイントBの方はコンバージョン率が高いという知見。
⇒ セールスポイントBを広告などWEB以外のプロモーションにも使用。
■ 商品写真Aより商品写真Eの方はコンバージョン率が高いという知見。
⇒ 商品写真EをDMなどのプロモーション資料に使用。
ターゲティング配信
サイト訪問者のユーザー環境、流入元、行動履歴、外部データからターゲティングセグメントを作成してターゲティング配信を設定する事が可能です。簡単に言えば、各ユーザーにより合ったページを表示することが出来ます。
例
■ エリアターゲティング:関西在住の人に関西限定の情報を表示する。
■ 時間ターゲティング:午前10時:ページA | 午後3時: ページB | 午後10時:ページCを表示する。
■ 法人ターゲティング: メーカー企業にページA | 飲食企業にページB | 教育機関にページCを表示する。
最後に
Google Content Experimentsはセットアップが簡単でわかりやすいテストツールだとは言えます。しかし、
① コンバージョンを最大限まで伸ばしたい
② 参考となるマーケティングデータ(知見)を得たい
③ 各ユーザーにより合ったコンテンツを提示したい
④ 柔軟性のあるテストを行いたい
という「No.1」を目指す企業様にはDLPOがやはり一押しになります。当社のサポートで安心してテストを実施することが出来ます。メールだけではなく、電話によるご相談も、もちろんOKです。
あ、もうひとつ、DLPOはPCだけではなく、スマートフォンと携帯電話にも対応しています。PCだけという時代が終わりつつあり、スマートフォンの利用者が日々増えています。昼間はPC、夜はスマートフォン/タブレットというトレンドもみられます。
是非、DLPOをご検討下さい。DLPOは御社のコンバージョンアップ・売上アップを応援しています。