30分以内でHIVのレベルを検査できるUSBスティックが登場、自宅検査も十分に可能

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ロンドンのインペリアル・カレッジの科学者たちとイギリスのバイオテク企業DNA Electronicsのチームが、標準的な検査の数分の一の時間でHIVの高精度な検査ができるUSBスティックを開発した

この、コンピューターにプラグインして使うデバイスは、試料としてわずか一滴の血液があれば、HIV-1のレベル、すなわち酸性度の変化を測定して、結果を電気信号でコンピューターやモバイルデバイスに送る。検査は30分以下で終わり(これまでの平均は21分)、専門検査機関と数日の時間を要するそのほかの検査よりも、ずっと短い。

初めてのHIV検査のためには市販のキットがすでにいろいろあるので、現在の形のこの検査は、自分がウィルス保有者であることを知っている患者にとって、いちばん便利と思われる。この検査は血液中のウィルスのレベルを検出し、抗体の存在には依存しないので、レトロウイルス薬を使っている患者に有益であり、薬によってHIVのレベルが下がっているか、あるいはウィルスが薬への耐性を持つに至っているかを検出できる。

このような技術があれば患者はHIVのレベルを自宅でモニタでき、しかも糖尿病患者が血糖値を測るときのように、使い捨てのデバイスを使える。また専門医療機関が近くにない僻地の人びとにとっても、貴重な技術だ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

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TechCrunch Japan

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