食料品の次はワイン、Amazonが海外ワイナリーから直接仕入れる「ワイナリーダイレクト」をオープン

2017年4月、Amazonは日本で野菜や精肉などの食料品や日用品をオンラインで購入できる「Amazonフレッシュ」を開始したが、Amazonはお酒の販売でも確固たる地位を築きたいようだ。

Amazonは日本でも海外産のワインを手軽に楽しめるよう、自社で海外ワイナリーから直輸入して販売する「winery direct(ワイナリーダイレクト)」をオープンした。

ワインの販売自体は、2014年4月から展開しているAmazonお酒ストア内のAmazonワインストアからこれまでも行ってきた。ただ、今回オープンしたwinery directは、Amazonが直接ワイナリーから輸入しているのが特徴だ。Amazonはワインを自社で直接仕入れることで中間流通を省き、消費者にお手頃な価格でワインを提供したい考えだ。また、ワインの味わいを保つには温度管理が重要になるが、Amazonは定温輸送を行うことで品質を管理するという。

現時点で取り扱いがあるのはチリとフランスの2ヶ国のワインだが、Amazonは独自のルートで日本では手に入りづらい品種も揃えるという。winery directのサイトを見てみたところ現時点で赤ワイン27種、白ワイン4種、ロゼワイン1種、スパークリングワイン10種が並んでいた。今後はイタリア、アメリカ、アルゼンチン、オーストラリア、スペイン、ドイツを中心に品揃えを広げる予定だという。

Amazonワインストアでは他にも、 ワインの相談にメールと電話で答えてくれる「Amazonソムリエ」や、3ヶ月間のワインの定期購入サービス「Amazonワインクラブ」なども展開している。

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TechCrunch Japan

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