Facebook、未成年をグラフ検索しようとする変質者をブロック

Facebookは、いかがわしい大人たちが子供たちに忍び寄らないよう、グラフ検索に特別なルールをいくつか組み込んでいる。今日(米国時間2/14)Facebookは、見知らぬ大人たちによる18歳未満の子供を年齢や場所で特定する検索が、結果を返さないことを明確にした

Facebookは、グラフ検索を発表した際にも未成年に対する特別な対策に言及したが、グラフ検索が広く公開されるのに先立ち、子供たちの安全を守るために同社が実施している対策の詳細を一部公開した。このグラフ検索における制限は、既にFacebookが大人と子供の間に設けている防壁や、未成年による公開書き込み禁止を拡張したものだ。

「Facebookでは、未成年によるタイムラインへの情報の追加や近況アップデートの書き込みは、最大限友達の友達までしかシェアされない。また、年齢や場所から未成年を識別できるような検索結果は、その人物と同じ13~17歳の友達または友達の友達にしか表示されない」

Facebook raph Search Protections

Facebookはグラフ検索に関する他の安全対策も説明した。メンバーは自分のアクティビティーログや個人情報を調べ、適切な情報が適切な人々と共有されていることを確認すべきである。また、Facebook上で何か不審なことを見つけたら通報すべきである。

グラフ検索に対する世間の激しい非難はまだあまり耳にしいないが、それは同機能がごくわずかな割合のユーザーにしか提供されていないからだ(ここで登録すれば早期に利用できる)。Facebookは賢明にも一気に世界中に公開して反発が加速することを避けている。しかし、ひとたび利用範囲が広がれば、何らかの反発や、プライバシー侵害の大げさな噂や、Facebookを永久退会すると叫ぶ人たちが出てくるだろう。

殆どの人々は例えそう言ったとしても退会はしないだろう。今やFacebookは、多くの人々の主要な連絡手段だ。むしろ問題なのは、果たしてグラフ検索が、情報のシェア、少なくとも全体公開でシェアすることに対して微妙な萎縮効果をもたらすかどうかだ。

これからも喜んでシェアする人たちはいるだろうし、自分の書き込みによって友達が地元の店や旅行先を見つけたり懐しい思い出をたどることができるならと、今までより頻繁にシェアするようになるかもしれない。以前私が書いたように、ある意味でグラフ検索はプライバシーを利己的に、シェアを寛容に感じさせる。しかし、自分のコンテンツを他人が見ることに対して薄気味悪く感じる人たちもいる ― たとえそれが、どこの歯医者がいい、などの当たり障りのない内容であっても。そういう人たちは、誰に見られるかを心配するくらいならコンテンツを隠すか、書き込むことをやめてしまうだろう。

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(翻訳:Nob Takahashi)

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TechCrunch Japan

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